JPH0757061A - 取引媒体処理装置 - Google Patents

取引媒体処理装置

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Publication number
JPH0757061A
JPH0757061A JP21799093A JP21799093A JPH0757061A JP H0757061 A JPH0757061 A JP H0757061A JP 21799093 A JP21799093 A JP 21799093A JP 21799093 A JP21799093 A JP 21799093A JP H0757061 A JPH0757061 A JP H0757061A
Authority
JP
Japan
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card
medium
processor
power
transaction
Prior art date
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Pending
Application number
JP21799093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Nakagawa
一也 中河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP21799093A priority Critical patent/JPH0757061A/ja
Publication of JPH0757061A publication Critical patent/JPH0757061A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】例えば、ATMやCD等のような自動取引機に
内蔵される取引媒体処理装置において、停電等の電源異
常によって装置が不測に停止した時に、装置内の媒体を
操作者が取出せるようにすること。 【構成】装置本体内にカード3を取込んでデータの読出
しや書込み等の所定の処理を行なった後、カードを放出
するカード搬送機構4に、この媒体搬送機構4をカード
3の放出方向へ駆動するカード排出機構5を、電磁クラ
ッチ6を介して接離可能に接続し、停電等の電源異常時
に両機構4,5が相互に接続するようにして、装置本体
の接客面12に突出して設けた操作部11を回転するこ
とでカード搬送機構4を駆動できるようにした取引媒体
処理装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、ATMやC
D等のような自動取引機に内蔵される取引媒体処理装置
に関し、より詳しくは、電源電圧降下や停電等の電源異
常によって装置が不測に停止した時に、装置内の媒体を
操作者が取出せるような取引媒体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述したような不測の電源断時に、装置
内にあるカードや通帳、帳票などの媒体を取出せるよう
に、従来は、バッテリやコンデンサを備え、これらに蓄
えられた電力を利用してモータを回転するようにしてい
た。
【0003】しかし、上述の取出し作業は係員が行なわ
なければならないため、時間が掛かって大変不便であ
る。また、バッテリやコンデンサは、モータを駆動する
ためかなり大型のものが必要となり、装置の大型化を免
れない。さらに、大型のバッテリやコンデンサは高くつ
くとともに、電源断後、電気エネルギが長時間蓄えられ
ているので、係員によるメンテナンス時には感電事故や
短絡による故障を起こしやすい欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、不
測の電源断時に、顧客が操作するこで装置内にある媒体
を速やかに取出すことができ、装置の小型化やコストダ
ウンも図れるような取引媒体処理装置の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段を説明すると、その構成は、装置本体内の媒
体からデータの読出しや書込み等の所定の処理を行ない
媒体搬送機構で媒体を放出する取引媒体処理装置であっ
て、上記媒体搬送機構に、該媒体搬送機構を媒体の放出
方向へ駆動する媒体排出機構を設け、該媒体排出機構を
手動で駆動する操作部を、装置本体の接客面に設け、上
記媒体排出機構を電源異常時に駆動可能とする制御手段
を設けた取引媒体処理装置であることを特徴とする。
【0006】
【作用】すなわち、上述の構成によれば、取引中に不測
の電源断のような電源異常が起こった場合、制御手段が
媒体排出機構を駆動可能とするので、操作者は接客面に
設けられた操作部を手動で操作することで媒体搬送機構
を駆動し、媒体の取出しを行なえばよい。
【0007】
【発明の効果】上述の結果、この発明によると、例えば
取引中に不測の電源断が起こった場合でも、操作者が投
入したカードや通帳等の自分自身が保管したい媒体の取
出しを行なうことが、係員なくしてできる。このため、
係員が待機していないような規模の小さい設置場所にあ
る自動取引機でも円滑な処理が行なえ、都合がよい。
【0008】また、従来のようなバックアップ用の大型
のバッテリやコンデンサを必要としないため、装置の小
型化を図ることができ、さらに、これらバッテリやコン
デンサを用いないためコストダウンを図ることもでき
る。そしてまた、従来ではメンテナンス時に発生し得た
危険を回避することもできる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。 (第1実施例)図1は、ATMやCDなどのような自動
取引機に内蔵するカード処理装置1を示す概略構成図で
あって、カード挿入口2より投入されるカード3を搬入
し搬出するカード搬送機構4と、このカード搬送機構4
をカード3の放出方向へ駆動するカード排出機構5とを
設け、これらカード搬送機構4とカード排出機構5と
は、通常の電源ON状態では動力伝達を切り、電源OF
F状態では動力伝達を行なう電磁クラッチ6を介して接
続している。
【0010】上述のカード搬送機構4は、ベルト7とロ
ーラ8…とで構成し、図2のブロック図に示すように、
カード搬送モータ9によって正逆回転する。このカード
搬送モータ9はカード3をカードリーダ(図示せず)へ
搬送すべくカードリーダ制御部10により制御されてい
る。またこのカードリータ制御部10は、入力信号に基
づいて前述した電磁クラッチ6をON・OFF制御す
る。
【0011】前述のカード排出機構5は、このカード排
出機構5を手動で駆動するカード排出つまみ11を装置
本体の接客面12に露出して設け、このカード排出つま
み11の回転に伴って回転するベルト13とローラ14
とで構成している。
【0012】そして、これらカード搬送機構4とカード
排出機構5とを接続する電磁クラッチ6は、カード搬送
機構4の端部に接続したプーリ4aと、カード排出機構
5の端部に接続したプーリ5aとをコイルへの通電で駆
動伝達可能または不可能にする。すなわち、コイルに通
電され、クラッチ板が離れた状態のときにはプーリ4
a,5a間の接続は断たれ、カード排出つまみ11をい
くら回転してもカード搬送機構4を駆動することはでき
ない状態となる。また、コイルへの通電が切れ、電磁ク
ラッチ6内のばねの付勢力でクラッチ板が接触した状態
のときは、プーリ4a,5a間の接続がなされ(図3参
照)、カード排出つまみ11を回転させればカード搬送
機構4を駆動することができる状態となる。
【0013】また、この電磁クラッチ6は、電源断検知
部15により電源断が検知されたときに、CPU16が
この検知信号を入力し、カードリーダ制御部10を駆動
することでON・OFF切換えされる。なお、上述のC
PU16はROM18に格納したプログラムにしたがっ
て各部を駆動制御し、RAM17は必要なデータを記憶
し、また、伝送制御部19は、上位のコンピュータとの
交信を行なう。また、図2に破線で示したように、音声
・表示用バックアップ電源20、音声制御部21、スピ
ーカ22、表示制御部23、表示器24を組み込むもよ
い。このようにすれば、電源断検知部15により電源断
が検知された時に、スピーカ22や表示器24によっ
て、操作者による所定の手動操作でカード3の取出しが
行なえる旨の案内がきる。また、上述のような場合に使
用するバックアップ電源20は、モータ駆動用のものよ
りも小型でよく、装置の大型化を回避することが可能で
ある。
【0014】このように構成したカード処理装置1の作
用および効果をつぎにを説明する。
【0015】例えば、取引中に不測の電源断が起こった
場合、電源断検知部15がそれを検知し、CPU16が
その検知信号に基づいてカードリーダ制御部10を駆動
して電磁クラッチ6をOFF状態にし、図3に示した状
態にし、カード排出機構5の駆動がカード搬送機構4に
伝達できるようにする。このため、操作者は接客面12
に設けられたカード排出つまみ11を手動で操作してカ
ード搬送機構4を駆動し、カード3の取出しを行なえば
よい。
【0016】したがって、操作者は投入したカード3の
ように自分自身が保管したい媒体の取出しを行なうこと
が、係員なくしてできる。このため、係員が待機してい
ないような規模の小さい設置場所にある自動取引機でも
円滑な処理が行なえ、都合がよい。
【0017】また、従来のようなバックアップ用の大型
のバッテリやコンデンサを必要としないため、装置の小
型化を図ることができ、さらに、これらバッテリやコン
デンサを用いる必要がなくコストダウンを図ることもで
きる。その上、メンテナンス時に危険が発生するような
ことも回避できる。
【0018】さらに媒体は、上述したようなカード3の
みでなく、通帳や帳票等であるもよい。 (第2実施例)図4は、ATMやCDなどのような自動
取引機に内蔵するカード処理装置31を示す概略構成図
であり、カード挿入口32より投入されるカード33を
搬入し搬出するカード搬送機構34に、このカード搬送
機構34をカード33の放出方向へ駆動するカード排出
機構35を動力伝達可能に接続している。そしてこのカ
ード排出機構35の端には、装置本体の接客面36に露
出するカード排出つまみ37を設けて、これを回転する
ことでカード搬送機構34を駆動できるようにしてい
る。
【0019】接客面36にはカード排出つまみ37を被
覆するカバー38を枢着して、電磁ソレノイド39で開
放できるようにしている。すなわち、図5に示したよう
にカバー38は開放方向にばね40で付勢しており、電
源のON状態時に電磁ソレノイド39の係止爪41でカ
バー38の内面に垂設した垂設片42の先端に係止し
て、カバー38の閉状態を保持している。電源がOFF
の時には、電磁ソレノイド39の係止爪41が垂設片4
2から外れ、ばね40の付勢力によってカバー38は上
方へ開放される。なお、他の部分の構成については第1
実施例の場合と同様であるのでその部分の説明は省略
し、その部分については同一の符号を付しておく。
【0020】このように構成したカード処理装置31の
作用および効果を、第1実施例の同様の部分については
省略してつぎに説明する。
【0021】例えば、取引中に不測の電源断が起こった
場合、電源断検知部15がそれを検知し、CPU16が
その検知信号に基づいてカードリーダ制御部10を駆動
し、電磁ソレノイド39をOFF状態にしてカバー38
を開放する。すると、カード排出つまみ37が露出して
回転可能となり、これを回転することで、カード排出機
構35が駆動し、カード搬送機構34を駆動できる。こ
のため、操作者は接客面36に設けられたカード排出つ
まみ37を手動で操作してカード搬送機構34を駆動
し、カード33の取出しを行なえばよい。
【0022】なお、カード搬送機構34内に媒体(この
例ではカード33)があるか否かを検知する媒体検知セ
ンサ(図示せず)を設けて媒体がある場合のみにカバー
38を開放するようにするもよい。すなわち、電源断検
知部15で電源断が検知された場合、媒体検知センサが
駆動して媒体有りの信号があった場合にのみ、電源が完
全に切れる前に電磁ソレノイド39を駆動してカバー3
8を開放する。
【0023】この発明の構成と上述の実施例との対応に
おいて、この発明の取引媒体処理装置は、実施例のカー
ド処理装置1,31に対応し、以下同様に、媒体搬送機
構は、カード搬送機構4,34に対応し、媒体排出機構
は、カード排出機構5,35に対応し、操作部は、カー
ド排出つまみ11,37に対応し、制御手段は、電磁ク
ラッチ6と、カードリーダ制御部10と、電源断検知部
15と、CPU16と、カバー38と、電磁ソレノイド
39とに対応するも、この発明は、上述の実施例のみに
限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード処理装置を示す概略構成図。
【図2】制御回路ブロック図。
【図3】作用状態を示す説明図。
【図4】第2実施例のカード処理装置を示す概略構成
図。
【図5】図4の要部を示す拡大図。
【図6】第2実施例の制御回路ブロック図。
【符号の説明】
1,31…カード処理装置(取引媒体処理装置) 3,33…カード(媒体) 4,34…カード搬送機構 5,35…カード排出機構 6…電磁クラッチ 10…カードリーダ制御部 11,37…カード排出つまみ(操作部) 12,36…接客面 15…電源断検知部 16…CPU 38…カバー 39…電磁ソレノイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体内の媒体からデータの読出しや書
    込み等の所定の処理を行ない媒体搬送機構で媒体を放出
    する取引媒体処理装置であって、上記媒体搬送機構に、
    該媒体搬送機構を媒体の放出方向へ駆動する媒体排出機
    構を設け、該媒体排出機構を手動で駆動する操作部を、
    装置本体の接客面に設け、上記媒体排出機構を電源異常
    時に駆動可能とする制御手段を設けた取引媒体処理装
    置。
JP21799093A 1993-08-09 1993-08-09 取引媒体処理装置 Pending JPH0757061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21799093A JPH0757061A (ja) 1993-08-09 1993-08-09 取引媒体処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21799093A JPH0757061A (ja) 1993-08-09 1993-08-09 取引媒体処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0757061A true JPH0757061A (ja) 1995-03-03

Family

ID=16712898

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21799093A Pending JPH0757061A (ja) 1993-08-09 1993-08-09 取引媒体処理装置

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JP (1) JPH0757061A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020135303A (ja) * 2019-02-18 2020-08-31 三菱重工機械システム株式会社 カード処理機及び料金収受システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020135303A (ja) * 2019-02-18 2020-08-31 三菱重工機械システム株式会社 カード処理機及び料金収受システム

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