JPH0757032A - ハンディターミナル - Google Patents

ハンディターミナル

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JPH0757032A
JPH0757032A JP5222835A JP22283593A JPH0757032A JP H0757032 A JPH0757032 A JP H0757032A JP 5222835 A JP5222835 A JP 5222835A JP 22283593 A JP22283593 A JP 22283593A JP H0757032 A JPH0757032 A JP H0757032A
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JP
Japan
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plate
information
contact plate
detected
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5222835A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Tomaki
健治 戸蒔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0757032A publication Critical patent/JPH0757032A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検出プレートに設置されている情報を熟練
を要することなく正確に読み取ることのできるハンディ
ターミナルを提供する。 【構成】 ターミナルケース1に検出開口窓4を開口
し、当接板5にて閉鎖する。当接板5より検出面側に段
部11a,11bを形成する。このターミナルケース1内に
は、磁気センサ2をその情報検出面6が当接板5に対向
配置するよう収容し、さらに、この磁気センサ2を当接
板5に沿って平行に走査移動するセンサ走査機構を7を
収容する。ハンディターミナル17の当接板5を情報を設
置した被検出プレート3に当てがってから、センサ走査
機構7の駆動により磁気センサ2が当接板5に沿って平
行移動し、被検出プレート3の全面に亙って情報を正確
に読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性材料等によりプレ
ート等に設置される情報を読み取るハンディターミナル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】倉庫等において、鮮魚や野菜等の生鮮物
を冷凍保存する冷凍庫には、これらの生鮮物が発砲スチ
ロール製等の箱に入れられて保存されており、その箱の
側面等にバーコードを印刷したラベルを貼付したり、あ
るいは油性インク等で手書きすることにより、生鮮物を
管理するための様々な情報、例えば、製造年月日、生鮮
物の種類、個数等が表示されている。しかし、このよう
な管理情報を付与したバーコードを光学的に読み取る
際、バーコードの表面が氷結してしまうと管理情報を正
確に読み取ることができないという問題があった。ま
た、手書きにより管理情報が記されている場合には、1
箱1箱人間が情報を読み取り、それを管理帳簿に書き記
すことは大変な作業であり、転記ミスも多く生じてい
た。
【0003】そこで、本出願人は、上記のように管理情
報を光学的に読み取る方式と異なり、磁気的に読み取る
方式を提案しており、例えば、鉄等の磁性体よりなる被
検出プレートに穴をコード状に開口して管理情報を設置
し、この被検出プレートを磁気センサを内蔵したハンデ
ィターミナルで読み取る方式を提案している。このハン
ディターミナルは、被検出プレートの上面を一端側から
他端側へとなぞることによって管理情報を読み取るもの
である。このように、磁性体により管理情報を構成した
被検出プレートを磁気センサで読み取るようにしたもの
にあっては、被検出プレートの表面が氷結しても管理情
報を読み取ることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷凍庫
内には前記のような箱が所狭しとばかりに山積みとなっ
ており、狭い場所にハンディターミナルを持った手を差
し入れて、ハンディターミナルを移動させて被検出プレ
ート面をなぞるという読み取り操作は大変行いづらいも
のであった。そのため、ハンディターミナルを被検出プ
レートの全面に亙ってなぞることをせず、被検出プレー
トの途中位置からなぞり始めたり、あるいは、途中位置
でなぞり終わったり、あるいは、斜めになぞったりする
ことも多く、読み取りエラーが多く発生した。したがっ
て、ハンディターミナルを被検出プレートの全面に亙っ
て正確に読み取れるようになるには熟練を要した。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、読み取り操作を簡単にして
熟練を要することなく、被検出プレートに設置されてい
る情報を正確に読み取ることのできるハンディターミナ
ルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、持ち運び自在のターミナルケース内に情報読み
取りセンサが収容され、この情報読み取りセンサによっ
て被検出プレートに設置されている情報を読み取るハン
ディターミナルにおいて、前記ターミナルケースには情
報読み取り用の検出開口窓が形成され、この検出開口窓
は前記被検出プレートに当てがわれる非磁性体の当接板
によって閉鎖されており、前記ケース内に収容される情
報読み取りセンサの情報検出面は前記当接板に対向して
配置され、ターミナルケースには情報読み取りセンサを
当接板に沿って該当接板に対し平行に走査移動するセン
サ走査機構が設けられていることを特徴として構成され
ている。
【0007】
【作用】上記構成の本発明において、ハンディターミナ
ルの当接板を被検出プレートに当てがってから、センサ
走査機構を駆動することにより情報読み取りセンサが当
接板に沿って当接板に対し平行に走査移動して、被検出
プレートに設置されている情報を全面に亙って正確に読
み取る。
【0008】このように、本発明はハンディターミナル
を被検出プレート面上に固定したままの状態で情報の読
み取り検出が行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1の(a),(b)には、本発明に係るハンデ
ィターミナルの一実施例の斜視図が示されている。同図
の(a)において、持ち運び自在のほぼ直方体のターミ
ナルケース1の上面側には、手からハンディターミナル
17が滑らないよう指の形状に合わせた波形の握り部12が
形成されている。このターミナルケース1の検出面側に
は、情報読み取り用の検出開口窓4が同図の(b)に示
す被検出プレート3とほぼ同じ大きさに開口されてお
り、この検出開口窓4は非磁性体よりなる当接板5によ
り閉鎖されている。ターミナルケース1の下端面と当接
板5との間には被検出プレート3の暑さより少し小さめ
の段部11a,11bが形成されている。被検出プレート3
は鉄等の磁性体より形成されており、所定位置に穴13を
多チャンネルのコード状に開口することにより管理情報
等の情報が設置されている。
【0010】ターミナルケース1内には、被検出プレー
ト3に設置されている情報を読み取る情報読み取りセン
サとしての磁気センサ2が収容されており、この磁気セ
ンサ2は情報検出面6側に磁気抵抗素子を多数配列した
多チャンネル方式の構成となっている。
【0011】この磁気センサ2の左右両側にはワイヤ10
が固定されており、このワイヤ10は駆動プーリ9aと従
動プーリ9bに順に架け渡されている。駆動プーリ9a
はモータ8の回転軸に固定されており、モータ8を所望
方向に回転することにより、磁気センサ2が当接板5に
沿って当接板5に対し一端側5aから他端側5bへと平
行に移動し、被検出プレート3の情報を読み取った後、
所望の手段によりモータ8を逆回転させて磁気センサ2
が定位置に復帰するよう構成されている。これらワイヤ
10と、駆動プーリ9aと、従動プーリ9bと、モータ8
とはセンサ走査機構7を形成している。モータ8等の駆
動を行う電源(図示せず)は電池等より構成されてお
り、ハンディターミナル17をコードレスで持ち運びでき
るようにしている。なお、電池(図示せず)はターミナ
ルケース1内に収容されている。また、ターミナルケー
ス1の外側面上部には、センサ走査機構7の駆動をスイ
ッチオン・オフするためのスイッチ15が配設されてい
る。
【0012】また、ターミナルケース1内には、磁気セ
ンサ2からの信号を受けて信号処理を行う図2に示すよ
うな回路構成の信号処理部25が形成されている。磁気セ
ンサ2が被検出プレート3の情報を読み取ると、読み取
り信号を出力し、この読み取り信号は比較増幅回路21に
よって増幅されて、さらに、パルス波に変換され、信号
処理制御回路22により所望の情報信号に変換され、この
情報信号は情報蓄積回路23によりメモリ等に記憶されて
から、出力インタフェース24に加えられて所定の出力形
式に変換されてパソコンやオフコン等の外部装置に加え
られる。
【0013】本実施例によれば、生鮮物を収容した発砲
スチロール箱の外面に配設した被検出プレート3にハン
ディターミナル17を近づけ、この被検出プレート3をハ
ンディターミナル17の段部11a,11b間に嵌合させて位
置決めを行い、当接板5に当てがって固定してからスイ
ッチをオンすると、センサ走査機構7が駆動し、磁気セ
ンサ2が当接板5に沿って一端側5aから他端側5bへ
平行に走査移動し、被検出プレート3に配設されている
情報が全面に亙って読み取られる。読み取られた後、所
望の手段によりモータ8が逆回転し、磁気センサ2が定
位置に復帰する。この読み取られた情報の読み取り検出
信号は信号処理部25に加えられてパソコン等に加えるこ
とのできる出力形式に変換されて、パソコン等により所
望の信号処理が行われる。
【0014】このように、被検出プレート3に本実施例
のハンディターミナル17を当てがって固定してからスイ
ッチ15をオンするだけの簡易操作で、被検出プレート3
の全面に亙って情報が読み取られることになるので、提
案例のように、被検出プレート3の全面に亙って情報が
読み取られずに読み取りエラーが発生するようなことが
ない。また、提案例では、被検出プレート3を全面に亙
って正確に読み取るためには熟練を要したが、本実施例
では、上記のように簡易操作で済むため、熟練を要する
ことなく被検出プレート3を正確に読み取ることができ
る。
【0015】さらに、検出開口窓4が当接板5により閉
鎖されているため、雨の中でも使用でき、また、埃等が
入り込むことがない等、防水、防塵性に優れており、耐
久性に優れたものとなる。
【0016】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、磁気センサ2を磁気抵抗素子で構成した
が、コイル等で構成してもよい。
【0017】また、上記実施例では、スイッチ15をター
ミナルケース1の外側面上部に配設したが、点線の18部
分に示すように、外側面下部に配設してもよく、その位
置はスイッチ15のオン・オフ操作が行い易い箇所であれ
ば何処でもよい。
【0018】さらに、駆動電源を電池にて構成したが、
ハンディターミナル17にAC電源引込み口を配設してA
C電源を利用できるようにしてもよい。
【0019】さらに、ターミナルケース1の内側面に磁
気センサ2の平行移動をガイドするガイドレールやガイ
ド溝を取り付ければ、より精度よく磁気センサ2の平行
移動が制御できるようになり、情報の読み取り検出がよ
り正確に行われるようになる。
【0020】さらに、上記実施例では、ターミナルケー
ス1の検出面側に段部11a,11bを設けて当接板5を配
設したが、段部11a,11bを設けず当接板5をターミナ
ルケース1と同一面上に配設してもよい。
【0021】さらに、被検出プレート3に当接板5を当
てがってから、スイッチ15をオンしてセンサ走査機構7
を駆動させたが、被検出プレート3に当接板5を当てが
ったときに、これを検出するセンサを設け、このセンサ
の信号により自動的にセンサ走査機構7が駆動し、磁気
センサ2が平行移動するようにしてもよい。この場合に
は、読み取り操作がより容易となる。
【0022】さらに、上記実施例では、磁気センサ2が
当接板5の一端側5aから他端側5bへ平行移動すると
きに読み取り検出を行い、その後、定位置に復帰するだ
けで読み取り検出を行わなかったが、この復帰するとき
にも読み取り検出を行うことによって、2度読み取り検
出を行わせてもよい。この場合、それぞれの読み取り検
出信号を所望の読み取り信号に変換して、図2に示す情
報蓄積回路23のメモリ等に記憶し、最初の読み取り信号
と次の読み取り信号を比較して、両方が一致したときの
み正確な読み取り検出が行われたとするように信号処理
部25の回路を構成すれば、読み取り検出の信頼性が高く
なる。
【0023】さらに、上記実施例では、被検出プレート
3と検出開口窓4の大きさをほぼ同じに構成したが、検
出開口窓4の大きさは、被検出プレート3に設置されて
いる情報が読み取れる大きさであればよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、ハンディターミナルの当接板
を被検出プレートに当てがって固定した状態のままで、
センサ走査機構により情報読み取りセンサが当接板に沿
って平行移動し、被検出プレートの情報を全面に亙って
読み取るよう構成しているので、当接板を被検出プレー
トに当てがうだけの簡易操作で正確な読み取り検出が行
われる。したがって、読み取り操作に従来のような熟練
を要することがない。
【0025】また、提案例のように、被検出プレートが
全面に亙って読み取られないことによる読み取りエラー
が発生することもなく、正確な読み取り検出が行われ
る。
【0026】さらに、ハンディターミナルの検出開口窓
は、当接板により閉鎖されているため、防水、防塵性に
優れており、したがって、耐久性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハンディターミナルの一実施例を
示す斜視図である。
【図2】同実施例における信号処理部の回路構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ターミナルケース 2 磁気センサ(情報読み取りセンサ) 3 被検出プレート 4 検出開口窓 5 当接板 6 情報検出面 7 センサ走査機構 17 ハンディターミナル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 持ち運び自在のターミナルケース内に情
    報読み取りセンサが収容され、この情報読み取りセンサ
    によって被検出プレートに設置されている情報を読み取
    るハンディターミナルにおいて、前記ターミナルケース
    には情報読み取り用の検出開口窓が形成され、この検出
    開口窓は前記被検出プレートに当てがわれる非磁性体の
    当接板によって閉鎖されており、前記ケース内に収容さ
    れる情報読み取りセンサの情報検出面は前記当接板に対
    向して配置され、ターミナルケースには情報読み取りセ
    ンサを当接板に沿って該当接板に対し平行に走査移動す
    るセンサ走査機構が設けられていることを特徴とするハ
    ンディターミナル。
JP5222835A 1993-08-16 1993-08-16 ハンディターミナル Pending JPH0757032A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5222835A JPH0757032A (ja) 1993-08-16 1993-08-16 ハンディターミナル

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JP5222835A JPH0757032A (ja) 1993-08-16 1993-08-16 ハンディターミナル

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JPH0757032A true JPH0757032A (ja) 1995-03-03

Family

ID=16788660

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5222835A Pending JPH0757032A (ja) 1993-08-16 1993-08-16 ハンディターミナル

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JP (1) JPH0757032A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005059173A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Yoshioka Seiko:Kk 吸着装置及びチャックテーブル
JP2006326731A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Light Seiki Kk ネジ山修正用工具

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JP2005059173A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Yoshioka Seiko:Kk 吸着装置及びチャックテーブル
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