JPH0756673A - タッチパネル装置 - Google Patents
タッチパネル装置Info
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- JPH0756673A JPH0756673A JP20079393A JP20079393A JPH0756673A JP H0756673 A JPH0756673 A JP H0756673A JP 20079393 A JP20079393 A JP 20079393A JP 20079393 A JP20079393 A JP 20079393A JP H0756673 A JPH0756673 A JP H0756673A
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Abstract
て変化させ、常に正確な位置情報を得るための補助電極
を、入力有効面積を狭めることなく設けたタッチパネル
装置を提供することを目的とする。 【構成】 両端部に主電極3a、3b、5a、5bを持
ち、該主電極により主軸方向に電位勾配が形成される抵
抗部材1、2を、X軸Y軸と呼ぶ主軸を互いに直角、且
つ、空隙を持たせて配置させたタッチパネル装置におい
て、抵抗部材1、2上で、それぞれの主電極3a、3
b、5a、5bの延長線上に、主電極3a、3b、5
a、5bの電極幅より幅狭な補助電極4a、4b、6
a、6bを主電極3a、3b、5a、5bと分離した状
態で配置する。
Description
によって押圧されたときにその位置を検出するタッチパ
ネル装置に関する。
は、図3に示すように2枚の抵抗膜102、104が所
定のギャップをもって対向するように配置されており、
一方の抵抗膜102はX軸方向の両端に電極101a、
101bを形成し、他方の抵抗膜104はY軸方向の両
端に電極103a、103bが形成されている。
膜102上のある点Pが押圧された場合、このP点の位
置座標を求めるために以下のような動作を行う。先ず、
P点のX座標を求めるために図に示すようにスイッチを
(X1 )(X2)、(X3 )側に切替える。抵抗膜10
2と導体の接触抵抗105、106、及び、導体抵抗1
09、110の抵抗値をx3 、x4 、x5 、x6 とすれ
ばP点で分圧された測定電圧、 〔(x2+x4+x6)/(x1+x2+x3+x4+x5+x6)〕×Vcc ・・・・ (1) が、抵抗膜2のy2 側を通ってアナログ−デジタル変換
器(ADC)113に入力される。また基準電圧もAD
C113に入力される。これらのデータはディジタル値
に変換され、前記(1)の演算により座標値が出力され
る。Y軸座標については、スイッチを(Y1 )(Y2 )
(Y3 )に切替えることで、同様に出力される。
は、接触抵抗105、106、107、108の抵抗値
x3 、x4 、y3 、y4 、導体抵抗109、110、1
11、112の抵抗値x5 、x6 、y5 、y6 は個々に
違い、また経年変化を起こす。このような接触抵抗、及
び導体抵抗の変化は、押圧位置の検出に誤差をもたら
す。このような位置情報の誤差をなくすために、座標位
置の演算の際に測定電圧と比較される基準電圧を接触抵
抗、及び導体抵抗の変化に対応して自動的に変化させ、
常に正確な位置情報を提供することのできるタッチパネ
ルが特開平4−182812号公報に開示されている
(図4参照)。
2、104の両端に設けられた主電極101a、101
b、103a、103bの他に、各主電極101a、1
01b、103a、103bの内側に、平行で略同じ長
さの補助電極114a、114b、115a、115b
を設け、基準電圧を補助電極114a、114b間、ま
たは115a、115b間の電圧とする。これにより、
主電極101a、101b間、または103a、103
b間に印加される電圧が接触抵抗105、106、10
7、108、導体抵抗109、110、111、112
により変化しても、この変化に対応して基準電力が変化
するように構成されている。従って、接触抵抗や導体抵
抗の変化により測定電圧が変化しても、基準電圧もこの
変化に応じて変化するので、正確な位置情報が得られ
る。
チパネル装置を用いた入力機器の手持ち型化が進み、タ
ッチパネル装置の小型化が要求されている。タッチパネ
ル装置の小型化を行う場合、単に縮小したのでは、ユー
ザが入力する面積が小さくなり、使い難いという問題が
でてくるため、限られた面積のなかで、入力有効面積を
大きく取ることが要求されている。
のタッチパネル装置では、主電極の内側に補助電極が設
けられていることから、補助電極をもうけるために広い
面積を必要とし、入力有効面積を狭めることとなり、装
置の小型化の障害となっていた。本発明は、上記問題点
に鑑みなされたものであり、基準電圧を抵抗値の変化に
自動的に対応させて変化させ、常に正確な位置情報を得
るための補助電極を、入力有効面積を狭めることなく設
けたタッチパネル装置を提供することを目的とする。
に、本発明では両端部に主電極を持ち、該主電極により
主軸方向に電位勾配が形成される抵抗部材を、X軸Y軸
と呼ぶ主軸を互いに直角、且つ、空隙を持たせて配置さ
せたタッチパネル装置において、抵抗部材上で、それぞ
れの主電極の延長線上の少なくとも一方に、主電極の電
極幅より幅狭な補助電極を主電極と分離した状態で配置
したことを特徴とする。
されないように、主電極に対して間欠的に電圧を印加
し、電圧を印加された抵抗部材上に設けられた補助電極
では、その抵抗部材上の主電極に印加された電圧を監視
し、一方の抵抗部材上に設けられた補助電極では、当該
抵抗部材に誘起される電圧を監視することを特徴とす
る。
上に設けられた補助電極により監視される電圧を基準電
圧として、他方の補助電極から検出される電圧と比較
し、押圧位置の位置情報を検出することを特徴とする。
に作用する。主電極の他に補助電極を用いることによ
り、特願平4−182812号公報と同様に接触抵抗や
導体抵抗が初めから異なっていたり、経年変化が起こ
り、抵抗部材にかかる電圧が変化しても基準電圧もそれ
に対応して自動的に変化し、常に正確な押圧位置の情報
が得られる。
設けることにより、抵抗部材上での入力有効面積を狭め
ることなく補助電極を設けることができ、これにより、
タッチパネル装置の小型化を行うことができる。
置の概略図であり、2枚の面状抵抗膜1、2を所定のギ
ャップをもって対向させるとともに、一方の抵抗膜1の
Y軸方向両端に主電極3a、bを設け、この両主電極3
a、bの延長線上である抵抗膜の角に主電極3a、bよ
り幅狭の補助電極4a、bを主電極3a、bとは接触し
ていない状態で設ける。
a、bを設け、この両主電極5a、bの延長線上である
抵抗膜の角に主電極5a、bより幅狭の補助電極6a、
bを主電極5a、bとは接触していない状態で設ける。
上記した主電極3a、5aはそれぞれスイッチS0、S
2を介して直流電圧V CCと接続され、もう一方の主電極
3b、5bは、それぞれS1、S3を介してアースと接
続されている。上記スイッチS0、S1が閉じている場
合は、必ずS2、S3は開いた状態であり、逆に、S
2、S3が閉じている場合は、必ずS0、S1が開いた
状態であり、抵抗膜1、2に同時に電圧が印加されるこ
とはない。
常にアナログ−デジタル変換器(ADC)7に接続され
ている。上記、抵抗膜1、2の材料としては、例えばイ
ンジウム−スズ酸化物が用いられる。また、主電極3
a、3b、5a、5bの材料としては、できるだけ比抵
抗が小さく、且つ、抵抗膜1、2を構成する材料との接
触の良好な材料を選ぶ。
るがADCの入力インピーダンスは高くほとんど電流は
流れないので、材料の抵抗値の大きさは主電極ほど問題
ではない。尚、図示していないが実際のタッチパネル装
置では、主電極3a、3b、補助電極4a、4bと、こ
れらの電極と対向する位置に設けられている主電極5
a、5b、補助電極6a、6bとの間には、絶縁層が設
けられており、電気的に分離されている。
サ等が設けられており、非押圧時には絶縁された状態に
なっている。上記のようなタッチパネル装置で押圧位置
のX、Y座標を検出する際には、以下のようにして検出
される。先ず、X方向の押し位置を検出する場合、スイ
ッチS0、S1はオープン(OFF)、S2、S3がク
ローズ(ON)の状態にする。
軸方向の基準電圧となる抵抗膜2の電圧は補助電極6
a、6bと接続されているADCのA2、A3から読め
る。一方、A0またはA1の電圧を読み上記A2、A3
から読みとったX軸方向の基準電圧から比例計算を行う
ことで押圧された点のX座標が計算される。このとき、
主電極5a、5b間に印加される電圧が接触抵抗、導体
抵抗の変化に、より、変化しても、此れに対応して補助
電極6a、6bから出力されるX軸方向の基準電圧も変
化する。
クローズ(ON)、S2、S3がオープン(OFF)の
状態にする。この場合は、A0、A1から読まれるY軸
方向の基準電極と、A2またはA3から読まれる電圧の
比例計算から押圧された点のY軸座標を計算する。ま
た、間違って、2点以上で押された場合(おてつき)検
出側の電圧の差からそれを知り、誤入力も防止できる。 (その他の事項)補助電極の設け方として、上記実施例
以外にも図2に示すように設けることもできる。
接触抵抗や導体抵抗の個々の値が異なっていたり、経年
変化を起こしても、基準電圧がこれに対応して自動的に
変化し、常に押圧位置の正確な座標が得られると共に、
入力有効面積を狭めることなく補助電極をもうけること
ができるため、装置自体の縮小化を図ることができると
いった効果を奏する。また、従来の補助電極と比較し
て、補助電極を作製するのに必要な材料の量を低く押さ
えることができると言った効果も奏する。
図を示すものである。
の設け方を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 両端部に主電極を持ち、該主電極により
主軸方向に電位勾配が形成される抵抗部材を、X軸Y軸
と呼ぶ主軸を互いに直角、且つ、空隙を持たせて配置さ
せたタッチパネル装置において、 抵抗部材上で、それぞれの主電極の延長線上の少なくと
も一方に、主電極の電極幅より幅狭な補助電極を主電極
と分離した状態で配置したことを特徴とするタッチパネ
ル装置。 - 【請求項2】 上記両抵抗部材に同時に電圧が印加され
ないように、主電極に対して間欠的に電圧を印加し、 電圧を印加された抵抗部材上に設けられた補助電極で
は、その抵抗部材上の主電極に印加された電圧を監視
し、一方の抵抗部材上に設けられた補助電極では、当該
抵抗部材に誘起される電圧を監視することを特徴とする
請求項1記載のタッチパネル装置。 - 【請求項3】 上記の電圧が印加された抵抗部材上に設
けられた補助電極により監視される電圧を基準電圧とし
て、他方の補助電極から検出される電圧と比較し、押圧
位置の位置情報を検出することを特徴とする請求項2記
載のタッチパネル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20079393A JP3419837B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | タッチパネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20079393A JP3419837B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | タッチパネル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0756673A true JPH0756673A (ja) | 1995-03-03 |
JP3419837B2 JP3419837B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=16430287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20079393A Expired - Fee Related JP3419837B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | タッチパネル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3419837B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100300433B1 (ko) * | 1999-06-24 | 2001-11-01 | 김순택 | 터치패널 |
KR100313108B1 (ko) * | 1999-10-02 | 2001-11-03 | 김순택 | 터치 패널 장치 |
-
1993
- 1993-08-12 JP JP20079393A patent/JP3419837B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100300433B1 (ko) * | 1999-06-24 | 2001-11-01 | 김순택 | 터치패널 |
KR100313108B1 (ko) * | 1999-10-02 | 2001-11-03 | 김순택 | 터치 패널 장치 |
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JP3419837B2 (ja) | 2003-06-23 |
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