JPH075665Y2 - 函体の組み付け装置 - Google Patents

函体の組み付け装置

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JPH075665Y2
JPH075665Y2 JP10612190U JP10612190U JPH075665Y2 JP H075665 Y2 JPH075665 Y2 JP H075665Y2 JP 10612190 U JP10612190 U JP 10612190U JP 10612190 U JP10612190 U JP 10612190U JP H075665 Y2 JPH075665 Y2 JP H075665Y2
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JP
Japan
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cover
chassis
screw
fixing metal
side cover
Prior art date
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Application number
JP10612190U
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English (en)
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JPH0463686U (ja
Inventor
隆志 増田
Original Assignee
マツクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はキーボードを備えた電子機器等に於ける函体
の組み付け装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の電子機器に使用される此種キーボードを備えた函
体を、別紙添付第5図に示す。シヤーシ11の前後に立設
部1a,1aを設けると共にカバー2の前後に垂設部2a,2aを
設け、前記シヤーシの立設部1a,1aの上端縁にカバーの
垂設部2a,2bを重合する。そして、この重合部分にビス
3,3を螺着してシヤーシ1とカバー2とを連結する。
更に、合接したシヤーシ1とカバー2との左右開口部へ
側面カバー4,4を嵌合して、側面カバーの縁部4aとカバ
ー2の重合部分にシヤーシ1側或はカバー2側からビス
3,3を螺着することにより、函体5を組み付けている。
尚、6はキーボード部、7は表示部である。
[考案が解決しようとする課題] 従来の函体は、前述したようにシヤーシとカバーの重合
部分を正面方向或は背面方向からビスにて締結してお
り、且つ、側面カバーの縁部とシヤーシ及びカバーの側
縁の重合部分を上面方向或は下面方向からビスにて締結
している。従って、シヤーシ或はカバーには前後の立設
部又は垂設部に螺子部を設けると共に、上面或は下面の
側縁にも螺子部を設けなくてはならない。而も、双方の
螺子部の螺設方向が異なるため、孔明け及びねじ加工を
二工程行わなくてはならない。
又、シヤーシ及びカバーが薄肉の合成樹脂材である場合
は、補強用のリブを凸設する必要がある。然し、リブの
凸設によつて成形が困難になると共に、ビスを強く緊締
することによつて、該リブや螺子部が破壊する虞れもあ
る。
そこで、螺子部の加工工程を簡素化すると共に、螺子部
の機械的強度を向上させるために解決せられるべき技術
的課題が生じてくるのであり、本考案はこの課題を解決
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記目的を達成するために提案せられたも
のであり、キーボード13を備え、シヤーシ11の前後に立
設部11a,11bを設けると共にカバー17の前後に垂設部17
a,17bを設け、前記シヤーシの立設部11a,11bとカバーの
垂設部17a,17bとを重合して連結した函体に於て、合接
したシヤーシ11とカバー17の左右開口部27へ側面カバー
21を嵌合し、固定金具24の屈曲部24aに螺子部25を設け
ると共に、側面カバー21の外側に凹設した棚部Sへ前記
固定金具24を当接し、固定金具の屈曲部24aを側面カバ
ー21の孔23から内部へ挿入し、前記シヤーシ11の下面の
取付孔16からビス28を挿通して固定金具24の螺子部25へ
螺着し、前記固定金具の下端縁24bとシヤーシ11とで側
面カバー21を挟持したことを特徴とする函体の組み付け
装置を提供せんとするものである。
[作用] シヤーシの立設部とカバーの垂設部を重合してシヤーシ
とカバーを合接し、合接したシヤーシとカバーの左右開
口部へ側面カバーを嵌合する。斯かる状態で、夫々の側
面カバーの外側へ固定金具を当接し、固定金具の屈曲部
を側面カバーの孔から内部へ挿入する。そして、シヤー
シの下面の取付孔からビスを挿通、前記屈曲部に設けた
螺子部へビスを螺着すれば、シヤーシ、カバー及び左右
の側面カバーが一体に結合されて函体の組み付けが為さ
れる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面の第1図乃至
第4図に従って詳述する。第1図は製図機の組立斜視
図、第2図はシヤーシの斜視図、第3図はカバーの斜視
図、第4図は側面カバーの斜視図である。第2図に於
て、シヤーシ11の前後に立設部11a,11bを設けてあり、
側面視略U字状に形成されている。前面側の立設部11a
には、後述するカバーの爪に対峙する位置へ長孔12,12
を開穿してあり、後面側の立設部11bの上端縁は内側へ
段設してある。該シヤーシ11の内部にはキーボード13及
びLCDデイスプレイ14をはじめ、各種電子部品15,15…を
取り付けてある。又、該シヤーシ11の左右開口部側縁に
所定間隔で取付孔16,16を開穿する。この取付孔16の数
は特に限定されるべきではなく、後述する側面カバーの
螺子部に対応した位置へ開穿する。
第3図はカバー17を示し、前後に垂設部17a,17bを設け
てあり、側面視略逆U字状に形成されている。前面側の
垂設部17aの内側面には、前述したシヤーシ11の長孔12,
12に対峙する位置へフツク状の爪18,18を凸設してあ
る。該カバー17の表面に、前記シヤーシ11に取り付けた
キーボード13及びLCDデイスプレイ14用の開口孔19及び2
0を開穿し、該カバー17の左右開口部側縁に段設部17c,1
7cを設ける。
第4図は側面カバー21を示し、断面視略コ字状の側壁21
aを備えており、開口部22の下部に延設した載置部21bへ
孔23,23を開穿する。この孔23,23は、固定金具24の屈曲
部24a,24aを挿入するためのものであり、屈曲部24aにバ
ーリング加工を施して形成した螺子部25の逃げを設けて
開穿してある。更に、載置部21bの外側面に棚部Sを凹
設し、固定金具の下端縁24bが該棚部Sに当接するよう
に形成する。又、開口部22の上部内側面には有隙をもっ
て係合突起26,26…を適宜数設ける。
而して、第1図の組立斜視図に於て函体の組み付け手順
について説明する。先ず、シヤーシ11の立設部11aに開
穿した長孔12,12へ、カバー17の垂設部17aに凹設した爪
18,18を挿入して立設部11aと垂設部17aを合接し、シヤ
ーシ11の後面側の段設した立設部11bへカバー17の垂設
部17bを合接する。
次に、シヤーシ11又はカバー17を横方向へスライドして
前記爪18,18と長孔12,12とを係合させることにより、シ
ヤーシ11とカバー17とが定位置にて連結される。尚、本
実施例ではカバー17へ爪18,18を設けてあるが、これと
は逆に、シヤーシ11へ爪18を凸設し、カバー11へ長孔12
を開穿してもよい。
更に、合接したシヤーシ11とカバー17の左右の開口部2
7,27へ側面カバー21,21を嵌合する。然るとき、カバー1
7の段設部17cが側面カバー21の係合突起26,26…の有隙
部へ嵌入し、側面カバー21の外側から棚部Sへ当接した
固定金具24はその屈曲部24a,24aがシヤーシ11の内側面
の取付孔16,16へ当接する。
而して、シヤーシ11の下面から該取付孔16,16,16,16へ
ビス28,28,28,28を挿入し、夫々のビス28を固定金具24
の螺子部25へ螺着して側面カバー21をシヤーシ11へ固定
すれば、シヤーシ11、カバー17及び左右の側面カバー2
1,21が一体に結合されて函体の組み付けが為される。然
るとき、固定金具の下端縁24bがその全長に亘って側面
カバーの棚部Sに当接し、側面カバー21が固定金具24と
シヤーシ11とに挟持される領域は固定金具の下端縁24b
の全長となるため、側面カバー21が肉薄であっても、十
分なる保持強度が得られる。
尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々
の改変を為す事ができ、そして、この考案が該改変せら
れたものに及ぶことは当然である。
[考案の効果] この考案は上記一実施例に詳述したように、固定金具に
螺子部を設けてシヤーシの下面からビスを螺着するた
め、ねじ加工工程が簡素化されると共に、ビスの螺入方
向がすべて同一であるため、組み付けの作業性も向上す
る。又、固定金具の下端縁は側面カバーの棚部へ接触
し、側面カバーは固定金具の下端縁の全長に亘ってシヤ
ーシとの間に連結されているため、極めて強固な緊締状
態となる。従って、シヤーシ或は側面カバー等を薄肉の
合成樹脂材で形成することができると共に、螺子部の機
械的強度が向上することからリブ等の凸設が不要となつ
て成形加工も容易となる等、正に実用的価値ある考案で
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示したものであ
り、第1図は製図機の組立斜面図、第2図はシヤーシの
斜面図、第3図はカバーの斜面図、第4図は側面カバー
の斜面図である。第5図は従来例を示した斜面図であ
る。 11……シヤーシ11 11a,11b……立設部 13……キーボード 16……取付孔 17……カバー 17a,17b……垂設部 21……側面カバー 23……孔 24……固定金具 24a……屈曲部 24b……下端縁 25……螺子部 27……開口部 28……ビス S……棚部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボード13を備え、シヤーシ11の前後に
    立設部11a,11bを設けると共にカバー17の前後に垂設部1
    7a,17bを設け、前記シヤーシの立設部11a,11bとカバー
    の垂設部17a,17bとを重合して連結した函体に於て、合
    接したシヤーシ11とカバー17の左右開口部27へ側面カバ
    ー21を嵌合し、固定金具24の屈曲部24aに螺子部25を設
    けると共に、側面カバー21の外側に凹設した棚部Sへ前
    記固定金具24を当接し、固定金具の屈曲部24aを側面カ
    バー21の孔23から内部へ挿入し、前記シヤーシ11の下面
    の取付孔16からビス28を挿通して固定金具24の螺子部25
    へ螺着し、前記固定金具の下端縁24bとシヤーシ11とで
    側面カバー21を挟持したことを特徴とする函体の組み付
    け装置。
JP10612190U 1990-10-09 1990-10-09 函体の組み付け装置 Expired - Lifetime JPH075665Y2 (ja)

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JP10612190U JPH075665Y2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 函体の組み付け装置

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JP10612190U JPH075665Y2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 函体の組み付け装置

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JPH0463686U JPH0463686U (ja) 1992-05-29
JPH075665Y2 true JPH075665Y2 (ja) 1995-02-08

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