JPH075664U - 金属バット - Google Patents

金属バット

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Publication number
JPH075664U
JPH075664U JP036230U JP3623093U JPH075664U JP H075664 U JPH075664 U JP H075664U JP 036230 U JP036230 U JP 036230U JP 3623093 U JP3623093 U JP 3623093U JP H075664 U JPH075664 U JP H075664U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bat
cap
bat body
metal
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP036230U
Other languages
English (en)
Inventor
雅樹 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Light Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority to JP036230U priority Critical patent/JPH075664U/ja
Publication of JPH075664U publication Critical patent/JPH075664U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バット本体の先端開口部にキャップを装着す
る場合、キャップをバット本体に係止する突起をバット
本体に形成するに際し、バット本体の内側を切削する必
要がなく、肉薄のバット本体にも適用でき、従来のよう
に内削が原因でバット本体がさらに肉薄になり打撃時の
衝撃に耐えられなくなる不都合が解消できる。 【構成】 バット本体2の開口端にキャップ3を装着す
る金属バット1において、前記バット本体2の開口端を
曲成してバット本体2の内方に突出する巻縁9に形成
し、該巻縁9を介してキャップ3を開口端に係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、野球用金属バットで、特にキャップの固定構造に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
金属バットには、図5に示すように中空のバット本体2の先端開口部をキャッ プ3で閉塞するものがある。かかるタイプの金属バットとして、従来、例えば図 6に示すものがあり、これはバット本体21の先端の開口の内壁面に係止突起22を 形成し、キャップ23の先端には前記係止突起22に係合する係止爪24を設けている 。そして、係止突起22を形成する方法として、従来は、バット本体21の先端近傍 の内壁面を切削して溝25を形成し、この溝25により結果として先端部に形成され る凸部を係止突起22としている。
【0003】 キャップ23をバット本体21に固定するにはバット本体21の側の係止突起22及び 溝25の内壁面に接着剤20を薄く塗布し、キャップ23の側の係止爪24を前記溝25に 嵌合することにより係止突起22に係止し、係止突起22と係止爪24の係合と、接着 剤20の使用によってキャップ23をバット本体21に固定する方式が採られている。 この場合、キャップ23がバット本体21から外れないようにするには、溝25の深さ 、すなわち係止突起22の高さは1mm以上必要とする。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
軟式やソフトボール用の金属バットには、バット本体側の肉厚が2.0mm 程度の 肉薄のものがあり、かかる金属バットではバット本体側に前記のように1mm以上 の深さの溝を内削してしまうと、この部分の残余の肉厚が非常に薄くなり、打撃 の衝撃に耐えられなくなるおそれがある。
【0005】 本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、バット本体に溝を内削せずにキ ャップを装着するための係止用の突出部を形成でき、バット本体が肉薄のもので あっても打撃に充分に耐えることのできる金属バットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、バット本体の開口端にキャップを装着する 金属バットにおいて、前記バット本体の開口端を曲成してバット本体の内方に突 出する巻縁に形成し、該巻縁を介してキャップを開口端に係止すること、および 、巻縁外面を削成して角形係止突起を形成し、該係止突起に係合する係止爪をキ ャップに形成し、接着剤を介して係止爪を係止突起に係合してキャップを開口端 に装着すること、および、バット本体をアルミニウム合金の薄肉材で形成し、キ ャップを合成樹脂またはアルミニウム合金のいずれかで形成することを要旨とす るものである。
【0007】
【作用】
請求項1記載の本考案によれば、バット本体の開口端に形成した巻縁が係止用 の突出部となり、この巻縁を介してキャップが開口端に係止するから、従来のよ うにバット本体に溝を形成する必要がなく、溝を形成することでバット本体が肉 薄になることがなく、打撃の際の衝撃に対して強いものとなる。
【0008】 請求項2記載の本考案によれば、前記作用に加えて、巻縁の外面に形成した角 形係止突起がキャップに形成した係止爪と接着剤を介して係合するから、バット 本体とキャップの結合がより強固なものとなる。
【0009】 請求項3記載の本考案によれば、前記作用に加えて、バット本体にはキャップ を係合するための溝が形成されないから、バット本体を肉薄材で形成する場合に 特に効果的なものとなる。
【0010】
【実施例】
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。図1は本考案の金属バ ットの実施例を示す要部の一部切欠いた側面図で、本考案の金属バット1はアル ミニウム合金製の薄肉材による中空のバット本体2と、該バット本体2の先端開 口部に装着するウレタン樹脂等の合成樹脂製またはアルミニウム合金製のキャッ プ3とにより構成する。
【0011】 バット本体2は図5に示すように、先端部を先端に向かって漸次に減径するリ バース部4に形成し、該リバース部4に続く後方の部分を順次、平行部5、後方 に向かって減径するテーパー部6、グリップ部7に形成し、前記リバース部4と 平行部5とで打撃部を形成し、成型により別途製作したグリップエンド部8をグ リップ部7に溶接により取り付ける。
【0012】 かかる金属バット1において、図2に示すように定寸切断したバット本体2の 先端の開口端を、図3に示すようにスピニング加工またはプレス加工等により内 側に彎曲させて丸く曲げ、バット本体2の内方に突出する巻縁9を形成し、この 巻縁9の外面を図4のように削成して角形係止突起10に形成する。
【0013】 キャップ3には、前記角形係止突起10に係合する係止爪11を設ける。そして、 バット本体2にキャップ3を装着するには、角形係止突起10の外面に接着剤を塗 布し、ここにキャップ3の係止爪11を係合する。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の金属バットは、バット本体の先端開口部にキャップ を装着する場合、キャップをバット本体に係止する突起をバット本体に形成する に際し、バット本体の内側を切削する必要がないから、肉薄のバット本体にも適 用でき、従来のように内削が原因でバット本体がさらに肉薄になり打撃時の衝撃 に耐えられなくなる不都合が解消できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の金属バットの実施例を示す要部の一部
切欠いた側面図である。
【図2】本考案の金属バットの本体の切断工程を示す要
部の一部切欠いた側面図である。
【図3】本考案の金属バットの本体の曲げ加工工程を示
す要部の一部切欠いた側面図である。
【図4】本考案の金属バットの本体の内削工程を示す要
部の一部切欠いた側面図である。
【図5】本考案の金属バットの実施例を示す側面図であ
る。
【図6】従来の金属バットの要部の一部切欠いた側面図
である。
【符号の説明】
1…金属バット 2…バット本体 3…キャップ 4…リバース部 5…平行部 6…テーパー部 7…グリップ部 8…グリップエンド
部 9…巻縁 10…角形係止突起 11…係止爪 21…バット本体 22…係止突起 23…キャップ 24…係止爪 25…溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バット本体の開口端にキャップを装着す
    る金属バットにおいて、前記バット本体の開口端を曲成
    してバット本体の内方に突出する巻縁に形成し、該巻縁
    を介してキャップを開口端に係止することを特徴とした
    金属バット。
  2. 【請求項2】 巻縁外面を削成して角形係止突起を形成
    し、該係止突起に係合する係止爪をキャップに形成し、
    接着剤を介して係止爪を係止突起に係合してキャップを
    開口端に装着する請求項1記載の金属バット。
  3. 【請求項3】 バット本体をアルミニウム合金の薄肉材
    で形成し、キャップを合成樹脂またはアルミニウム合金
    のいずれかで形成する請求項1、2記載の金属バット。
JP036230U 1993-07-01 1993-07-01 金属バット Pending JPH075664U (ja)

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JP036230U JPH075664U (ja) 1993-07-01 1993-07-01 金属バット

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JP036230U JPH075664U (ja) 1993-07-01 1993-07-01 金属バット

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JPH075664U true JPH075664U (ja) 1995-01-27

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JP036230U Pending JPH075664U (ja) 1993-07-01 1993-07-01 金属バット

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