JPH0756612A - 連続位置測定方式 - Google Patents

連続位置測定方式

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JPH0756612A
JPH0756612A JP19942393A JP19942393A JPH0756612A JP H0756612 A JPH0756612 A JP H0756612A JP 19942393 A JP19942393 A JP 19942393A JP 19942393 A JP19942393 A JP 19942393A JP H0756612 A JPH0756612 A JP H0756612A
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JP
Japan
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JP19942393A
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Toshiaki Otsuki
俊明 大槻
Haruhiko Kozai
治彦 香西
Soichiro Ide
聡一郎 井出
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御装置の連続位置測定方式に関し、指令プ
ログラムに従って被測定物の複数の測定点の位置を連続
して測定できるようにする。 【構成】 指令手段2は、加工プログラムなどの指令プ
ログラムに従って、指令信号及び位置情報を出力する。
検出手段5は指令手段からの指令信号を受けて、検出さ
れた距離が所定値を超えたときに測定位置到達信号を出
力する。格納手段3は、検出手段5から出力される測定
位置到達信号を入力するごとに、指令手段2から出力さ
れる位置情報を記憶手段4の所定の領域に格納する。検
出手段5は非接触型距離検出器と比較器とから構成され
る。非接触型距離検出器は指令手段2から出力される指
令信号を受けて、検出手段5との間の距離を測定する。
そして、比較器が測定された距離とあらかじめ設定した
所定値とを比較し、その距離が所定値を超えた場合に測
定位置到達信号を出力する。その後、測定方向に検出手
段5を所定の距離だけ移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御装置及びロボッ
ト制御装置などの制御装置における連続位置測定方式に
関し、特に被測定物までの距離をある測定方向に沿って
測定しながら特定値の測定位置における座標値を連続的
に記憶してワークの仕上げ形状の確認などを数値制御装
置を利用して精密に行うこと可能にした連続位置測定方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、制御装置の一つである数値制御装
置による位置測定では、接触型検出器を用いた測定が行
われている。
【0003】たとえば、工具長の補正量を求める場合を
例にとって説明すると、まず工具を被測定物としてのワ
ークへ向かって移動させる。ワークに近づくと、工具や
ワークの損傷を防止するために、途中で移動速度を落と
し、接触型検出器からスキップ信号が出力されるまで移
動を続行する。工具の先端がワークに接触すると、接触
型検出器はこの接触を検知し、スキップ信号を出力す
る。数値制御装置はそのスキップ信号を受けると、測定
方向におけるその測定点の位置を所定の記憶領域に記憶
する。
【0004】こうして測定された測定点の座標値は、こ
れと指令された位置の座標値との差を求めるのに使用さ
れ、その差が工具長の補正量として求められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、接触型検出器
から出力されるスキップ信号は検出器が被測定物に接触
した時の一回だけであるので、被測定物の複数の位置を
測定するためにはその数だけ繰り返す必要があり、相当
の労力と時間を要するという問題点があった。
【0006】また、指令プログラムとしての加工プログ
ラムのブロックで測定を行う場合、スキップ信号を受け
ると当該ブロックは終了されるため、被測定物の複数の
位置を測定することができないという問題点があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、指令プログラムに従って被測定物の複数の測
定点の位置を連続して測定する連続位置測定方式を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、数値制御装置により被測定物の測定方向
位置を連続的に測定する連続位置測定方式において、指
令プログラムに従って指令信号及び位置情報を出力する
指令手段と、前記指令信号を受けて、検出された被測定
物との距離が所定値を超えた場合に測定位置到達信号を
出力する検出手段と、前記位置情報を格納する記憶手段
と、前記測定位置到達信号を入力するごとに前記被測定
物と前記検出手段との相対位置を表す前記位置情報を前
記記憶手段の所定の領域に格納する格納手段とを備えて
いることを特徴とする連続位置測定方式が提供される。
【0009】
【作用】指令手段からの指令信号を受けて、検出手段は
検出された距離が所定値を超えたときに測定位置到達信
号を出力する。格納手段は、その測定位置到達信号を入
力するごとに、測定位置到達信号が出力された位置に対
応する指令手段からの位置情報を記憶手段の所定の領域
に格納する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図8は、本発明を実施するための制御装置の1
つである対話形数値制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0011】数値制御用のプロセッサ11は読み取り専
用メモリ12に格納されたシステムプログラムに従って
数値制御装置全体を制御する。読み取り専用メモリ12
にはEPROMあるいはEEPROMが使用される。ラ
ンダムアクセスメモリ13にはSRAMなどが使用さ
れ、各種のデータあるいは入出力信号が格納される。不
揮発性メモリ14には図示されていないバッテリによっ
てバックアップされたCMOSが使用され、電源切断後
も保持すべき被測定物の位置情報、加工プログラム、カ
スタムマクロ変数、パラメータ、ピッチ誤差補正量、工
具補正量などのデータが格納される。
【0012】グラフィック制御回路21はディジタル信
号を表示用の信号に変換し、表示装置22に与える。表
示装置22にはCRT(Cathode Ray Tube)あるいは液
晶表示装置が使用される。表示装置22は対話形式で加
工プログラムを作成していくときに、形状及び加工条件
などを表示する。グラフィック制御回路21に送られる
ディジタル信号は、不揮発性メモリ14に格納されてい
る加工プログラムについて、プロセッサ11が読み取り
専用メモリ12に格納された画面表示処理プログラムを
実行することによって送られる信号である。キーボード
23はカーソルキー、形状要素キー、数値キーなどから
なり、必要な図形データ、加工データなどをこれらのキ
ーを使用して入力する。ソフトウェアキー24はシステ
ムプログラムなどによって機能が変化するキーである。
これらのグラフィック制御回路21、表示装置22、キ
ーボード23及びソフトウェアキー24の各要素はCR
T/MDI(マニュアル・データ・インプット)パネル
20に備えられる。
【0013】軸制御回路15はプロセッサ11から軸の
移動指令を受けて、軸の指令をサーボアンプ16に出力
する。サーボアンプ16はこの軸の指令を受けて、工作
機械40内に設けられたサーボモータを駆動する。入出
力インタフェース17はフロッピーディスク装置(FD
D)、プリンタ、紙テープリーダ(PTR)などの外部
機器との入出力を制御し、NCデータなどのディジタル
データを外部機器との間で入出力する。
【0014】プログラマブル・マシン・コントローラ1
8は加工プログラムの実行時に、T機能信号(工具選択
指令)などを受け取る。そして、この信号をシーケンス
・プログラムで処理するとともに動作指令を信号で出力
し、工作機械40を動作を制御する。また、工作機械4
0から状態信号を受けて、シーケンス処理を行い、プロ
セッサ11に必要な入力信号を転送する。
【0015】インタフェース25はたとえばA/Dコン
バータなどのインタフェース回路であって、工作機械4
0に設けられたセンサ41へ動作信号又は停止信号を送
り、またセンサ41からの測定位置到達信号を受けてプ
ロセッサ11へ送る。このセンサ41はプロセッサを中
心に構成され、レーザ光を被測定物に照射して検出器と
被測定物との間の距離を求める非接触型のレーザ距離検
出器を備えている。
【0016】なお、上記各構成要素はサーボアンプ1
6、表示装置22及び工作機械40を除いて、いずれも
バス19に互いに接続されている。このバス19には、
別のバス30が接続されており、このバス30には数値
制御用のプロセッサ11とは別の対話用のプロセッサ3
1と、読み取り専用メモリ32と、ランダムアクセスメ
モリ33と、不揮発性メモリ34とがそれぞれ接続され
ている。
【0017】ここで、表示装置22に表示される対話形
データの入力画面は、読み取り専用メモリ32に格納さ
れている。この対話形データの入力画面において、加工
プログラム作成時にバックグラウンドアニメーションと
して、工具の全体の動作軌跡などが表示される。また、
表示装置22には、その入力画面により設定可能な作業
又はデータがメニュー形式で表示される。メニューのう
ちどの項目を選択するかは、メニューに対応して、画面
下部に配置されたソフトウェアキー24により行う。ソ
フトウェアキー24の意味は各画面毎に変化する。な
お、ランダムアクセスメモリ33にはSRAMなどが使
用され、ここに対話用の各種データが格納される。
【0018】上記構成において、入力されたデータは対
話用のプロセッサ31により処理され、ワーク加工プロ
グラムが作成される。作成されたプログラムデータは、
対話形式で使用される表示装置22に、逐次にバックグ
ラウンドアニメーション表示される。また、不揮発性メ
モリ34にNC文として格納されたワーク加工プログラ
ムは、工作機械40の加工シミュレーションの際にも実
行され、フォアグラウンドアニメーション表示される。
【0019】図1は、本発明の原理説明図である。本発
明の連続位置測定方式は、指令手段2、格納手段3、記
憶手段4及び検出手段5から構成され、このうち、指令
手段2、格納手段3及び記憶手段4は制御装置1に設け
られている。検出手段5は被測定物であるワーク6との
距離を連続して測定するよう測定方向にワーク6に対し
て相対移動するよう設置されている。ワーク6としては
表面に同一高さの複数の凸部を持ったもので、この連続
位置測定の結果はワークの仕上げ形状の確認に適用され
る。
【0020】指令手段2は、加工プログラムなどの指令
プログラムに従って、距離測定のための指令信号及びワ
ーク6の測定方向の位置情報を出力する。検出手段5は
指令手段2からの指令信号を受けてワーク6の表面まで
の距離、すなわちY方向の距離を測定方向、すなわちX
方向に測定していき、測定した距離をあらかじめ設定し
た所定値と比較し、測定した距離がその所定値を超えた
ときに、測定位置到達信号を出力する。
【0021】なお、検出手段5による距離測定は、実際
には測定原点における距離からワーク6の表面までの距
離を差し引いた測定位置におけるワーク6の高さを測定
し、この高さが所定値より高いとき測定位置到達信号を
出力するが、ここでは説明を簡単にするため、単に測定
した距離がその所定値を超えたとき測定位置到達信号を
出力すると表現する。
【0022】格納手段3は、検出手段5から出力される
測定位置到達信号を入力するごとに、指令手段2から出
力されるX方向の座標値を表した位置情報を記憶手段4
の所定の領域に順次格納していく。ここで、記憶手段4
は図8の不揮発性メモリ14に相当し、また所定の領域
はマクロ変数領域に相当する。なお、これらの指令手段
2及び格納手段3は、図8の読み取り専用メモリ12に
格納された計測プログラムをプロセッサ11が実行する
ことによって実現される機能である。
【0023】図2は検出手段5の構成例を示すブロック
図である。この図において、検出手段5は、ワーク6と
の間の距離を非接触方式で測定する非接触型距離検出器
51と、測定された距離を所定値と比較する比較器52
と、所定値を出力する設定器53とで構成されている。
【0024】非接触型距離検出器51は、たとえば測定
精度の高いレーザ距離検出器とすることができ、指令手
段2から出力される指令信号を受けて、レーザ光をワー
ク6へ照射して、検出手段5との間の距離を測定する。
測定された距離は比較器52の一方の入力に供給され
る。比較器52の他方の入力には設定器53によってあ
らかじめ設定された所定値が入力されており、比較器5
2はこれら2つの入力を比較して、測定された距離が所
定値を超えたときに測定位置到達信号を出力する。設定
器53は、外部から供給される設定信号によって、比較
器52にて比較のための基準値である所定値を設定する
ことができる。その設定信号は、また、数値制御装置か
ら供給することもでき、数値制御装置によって所定値を
設定するよう構成することもできる。
【0025】検出手段5は、非接触型距離検出器51に
よって検出手段5との間の距離が測定され、比較器52
によってその距離の評価がなされると、次に、ワーク6
に対して測定方向(X方向)に相対移動される。この移
動距離は、たとえば1μmとすることができる。このよ
うにして、測定方向に順次移動しながら検出手段5とワ
ーク6との間の距離が連続的に測定される。
【0026】次に、本発明の動作を図3〜図5を用いて
説明する。図3は、加工プログラムの一例を示す図であ
る。この図において、加工プログラム100は5行の指
令から構成されている。行101ではアドレス「O」に
よってプログラム番号が指令される。行102ではG機
能「G90」によって絶対位置指令がなされ、G機能
「G00」によってX座標が「0」まで早送り位置決め
がなされる。
【0027】行103では本発明の連続位置測定方式を
指令するための指令がG機能「G31」によってなされ
ている。なお、パラメータとしてアドレス「P」には測
定点数を格納するマクロ変数番号の「3」が指定され、
アドレス「Q」には位置情報(座標値)を格納するカス
タムマクロ変数の先頭番号が「100」で指定されてい
る。また、アドレス「X」には図1の検出手段5をどこ
まで移動させるかを表すX座標値「100.」が指定さ
れ、アドレス「F」には送り速度「50.」が指定され
ている。
【0028】行104ではG機能「G00」によってX
座標が「0」、すなわち原点まで早送り位置決めがなさ
れる。最後に、行105ではM機能「M02」によって
プログラムの終了が指令される。
【0029】図4は、ワーク6と検出手段5との位置関
係を示す図である。検出手段5は最初、図3の行102
の指令によって、X座標「0」に位置決めされる。ま
た、行103の指令によって所定の移動量ごとに距離を
測定し、X座標が「100」の位置まで移動する。この
間、検出手段5内のレーザ距離検出器によって、常に検
出手段5とワーク6との間の距離が測定され、比較器5
2によって所定値Yaとの比較がなされる。比較の結
果、測定された距離が所定値Yaを超えた場合、測定位
置到達信号がアドレス「P」によって指定された測定点
数の数だけ出力される。たとえば、図示の例では、X座
標が「30」,「50」,「70」の3点の位置におい
て、検出手段5は測定位置到達信号を出力する。
【0030】こうして、出力された測定位置到達信号を
受けた図1の格納手段3は、このときに指令手段2から
出力されているX座標値を位置情報として記憶手段4に
格納する。以下、この位置情報について説明する。
【0031】図5は、位置情報の対応表を示す図であ
る。対応表200にはカスタムマクロ変数番号と図4に
示す手順によって格納された位置情報の数値とが示され
ている。図において、カスタムマクロ変数番号はアドレ
ス「Q」によって指定された位置情報格納変数先頭番号
の「100」番から開始し、測定位置到達信号を受けた
順にこれに対応する位置情報の数値が順次格納されてい
る。すなわち、X座標値「30」,「50」,「70」
がそれぞれ格納されている。
【0032】こうして、1回の測定で被測定物の複数の
位置が測定されるので、測定のための労力と時間を大幅
に低減させることができる。また、測定された位置情報
はカスタムマクロ変数として格納されるので、簡単な操
作で容易に位置情報を表示させ、確認することができ
る。
【0033】図6は本発明の処理手順を示すフローチャ
ートであって、検出手段5の処理手順を示すフローチャ
ートである。図において、Sの後に続く数字はステップ
番号を示す。 〔S61〕制御装置1の指令手段2から開始信号が入力
されたか否かを判別する。もし、開始信号が入力された
(YES)ならばステップS62に進み、開始信号が入
力されない(NO)ならば本ステップを繰り返す。 〔S62〕非接触型距離検出器51により検出手段5と
被測定物であるワーク6との間の距離を測定する。 〔S63〕非接触型距離検出器51によって測定された
距離と設定器53によって設定された所定値Yaとの比
較処理を行う。 〔S64〕ステップS63の比較処理により測定距離が
あらかじめ設定された所定値Yaを超えたか否かを判別
する。もし、所定値Yaを超えた(YES)ならばステ
ップS65に進み、所定値Yaを超えない(NO)なら
ばステップS66に進む。 〔S65〕測定位置到達信号を制御装置1の格納手段3
へ出力する。 〔S66〕制御装置1の指令手段2から停止信号が入力
されたか否かを判別する。もし、停止信号が入力された
(YES)ならば本処理手順を終了し、停止信号が入力
されない(NO)ならばステップS62に戻り、別の測
定位置での距離測定が再開される。
【0034】図7は本発明の処理手順を示すフローチャ
ートであって、制御装置1内の処理手順を示すフローチ
ャートである。図において、Sの後に続く数字はステッ
プ番号を示す。 〔S71〕検出手段5を作動させるために開始信号を出
力する。 〔S72〕検出手段5からの測定位置到達信号が入力さ
れたか否かを判別する。もし、測定位置到達信号が入力
された(YES)ならばステップS73に進み、測定位
置到達信号が入力されない(NO)ならば本ステップを
繰り返す。 〔S73〕測定位置到信号が入力された時の位置情報を
指令手段2から入力する。 〔S74〕ステップS73で入力した位置情報を、指令
プログラムで指定されたマクロ変数領域へ格納する。 〔S75〕指令プログラムで指定された位置に達したか
否かをを判別する。もし、指定された位置に達した(Y
ES)ならばステップS76に進み、指定された位置に
達していない(NO)ならばステップS72に戻る。 〔S76〕検出手段5を停止させるために停止信号を出
力する。
【0035】以上の説明では、本発明を対話形数値制御
装置に適用したが、他の数値制御装置及びプログラム作
成装置にも同様に適用することができる。さらに、検出
手段5をロボットアームの先端などに設けることによ
り、ロボット制御装置にも同様に適用することができ
る。
【0036】また、本発明では測定位置到達信号を求め
るための手段を検出手段5に設けたが、検出手段5は常
に距離情報を出力するだけとし、制御装置1内の格納手
段3にそのような手段を設けて測定位置到達信号を求め
るように構成することもできる。
【0037】さらに、格納手段3は位置情報としてX座
標値のみを記憶手段4に格納したが、検出手段5が測定
位置到達信号と同時に、検出手段5と被測定物との間の
距離あるいはY座標値も格納手段3へ送るように構成し
て、位置情報としてX座標値とY座標値とを記憶手段4
に格納するようにすることもできる。この場合には、図
3に示す加工プログラム100の行103に、さらにア
ドレス「R」を設けて測定距離(Y座標値)を格納する
マクロ変数の先頭番号を指定する必要がある。こうする
ことによって、1回の計測で2次元の位置情報を得るこ
とができる。
【0038】それから、非接触型距離検出器51として
レーザ距離検出器を適用した例を示したが、音波距離検
出器も同様に適用することができる。また、本発明の好
適な実施例では、同一高さを有する複数の凸部を持った
ワークの仕上げ形状の確認に適用したが、たとえば歯車
のようなワークの仕上げ形状の確認にも適用することが
できる。この場合、検出手段5の測定位置は固定し、歯
車を回転するよう構成して、歯車の仕上げ形状が確認さ
れる。もちろん、位置情報としてのX座標値は回転角度
値が記憶手段4に格納されることになる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、検出手
段が指令手段からの指令信号を受けて、測定された距離
が所定の変化値を超えた場合は測定位置到達信号を出力
し、格納手段にこの測定位置到達信号が入力されるごと
に、指令手段からの位置情報を記憶手段の所定の領域に
格納するように構成したので、指令プログラムに従って
被測定物の複数の位置を測定することができる。
【0040】このため、1回の測定で被測定物の複数の
位置が測定されるので、測定のための労力と時間を大幅
に低減させることができる。また、測定された位置情報
はマクロ変数として格納されるので、容易に位置情報を
表示させ、確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】検出手段の構成例を示すブロック図である。
【図3】加工プログラムの一例を示す図である。
【図4】被測定物と非接触型センサとの位置関係を示す
図である。
【図5】位置情報の対応表を示す図である。
【図6】本発明の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】対話形数値制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 制御装置 2 指令手段 3 格納手段 4 記憶手段 5 検出手段 51 非接触型距離検出器 52 比較器 53 設定器 6 ワーク 11,31 プロセッサ 12,32 読み取り専用メモリ 13,33 ランダムアクセスメモリ 14,34 不揮発性メモリ 21 グラフィック制御回路 22 表示装置 23 キーボード 24 ソフトウェアキー 25 インタフェース 41 センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御装置により被測定物の測定方向
    位置を連続的に測定する連続位置測定方式において、 指令プログラムに従って指令信号及び位置情報を出力す
    る指令手段と、 前記指令信号を受けて、検出された被測定物との距離が
    所定値を超えた場合に測定位置到達信号を出力する検出
    手段と、 前記位置情報を格納する記憶手段と、 前記測定位置到達信号を入力するごとに前記被測定物と
    前記検出手段との相対位置を表す前記位置情報を前記記
    憶手段の所定の領域に格納する格納手段と、 を備えていることを特徴とする連続位置測定方式。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、レーザ距離検出器又は
    音波距離検出器などの非接触型距離検出器と、前記検出
    された距離と前記所定値とを比較して前記距離が前記所
    定値を超えたときに測定位置到達信号を出力する比較器
    とを有していることを特徴とする請求項1記載の連続位
    置測定方式。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記所定値を設定する
    設定器を有することを特徴とする請求項1記載の連続位
    置測定方式。
  4. 【請求項4】 前記設定器は、前記所定値を外部から設
    定するように構成したことを特徴とする請求項3記載の
    連続位置測定方式。
  5. 【請求項5】 前記設定器は、前記所定値を数値制御装
    置から設定するように構成したことを特徴とする請求項
    3記載の連続位置測定方式。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、不揮発性メモリで構成
    したことを特徴とする請求項1記載の連続位置測定方
    式。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段の所定の領域は、マクロ変
    数領域であるように構成したことを特徴とする請求項1
    記載の連続位置測定方式。
JP19942393A 1993-08-11 1993-08-11 連続位置測定方式 Withdrawn JPH0756612A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101416787B1 (ko) * 2008-08-27 2014-07-08 마쉬넨파브릭 레인하우센 게엠베하 탭 변압기의 권선 탭들 사이를 연속 전환하는 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101416787B1 (ko) * 2008-08-27 2014-07-08 마쉬넨파브릭 레인하우센 게엠베하 탭 변압기의 권선 탭들 사이를 연속 전환하는 방법

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