JPH0756305Y2 - フォークリフトの運転席 - Google Patents
フォークリフトの運転席Info
- Publication number
- JPH0756305Y2 JPH0756305Y2 JP3951190U JP3951190U JPH0756305Y2 JP H0756305 Y2 JPH0756305 Y2 JP H0756305Y2 JP 3951190 U JP3951190 U JP 3951190U JP 3951190 U JP3951190 U JP 3951190U JP H0756305 Y2 JPH0756305 Y2 JP H0756305Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driver
- seat
- safety guard
- guard
- fork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は運転席がフォークと一体となって上下するフォ
ークリフト、いわゆるオーダーピッカーに関し、特に、
運転席内の運転者を保護するための手段に関するもので
ある。
ークリフト、いわゆるオーダーピッカーに関し、特に、
運転席内の運転者を保護するための手段に関するもので
ある。
[従来の技術] 第6図は従来一般のオーダーピッカーを示している。図
示するように、オーダーピッカーの運転席1は、マスト
に沿って上下するリフトブラケット(図示しない)に取
り付けられ、運転席1の床板2の下面からはフォーク3
が前方に延びている。従って、運転席1がフォーク3と
一体的に上下するので、運転者が運転席1から落ちない
ように、前部ステイ4、4間、及び前後のステイ4、5
間にはガードバー6,7が設けられている。
示するように、オーダーピッカーの運転席1は、マスト
に沿って上下するリフトブラケット(図示しない)に取
り付けられ、運転席1の床板2の下面からはフォーク3
が前方に延びている。従って、運転席1がフォーク3と
一体的に上下するので、運転者が運転席1から落ちない
ように、前部ステイ4、4間、及び前後のステイ4、5
間にはガードバー6,7が設けられている。
[考案が解決しようとする課題] 前述したような従来構成においては、フォーク3と運転
席1とが隣接しており、且つ、前部ステイ4、4間が開
放されているため、荷役作業時、フォーク3上の荷物が
崩れた場合には、運転席1内の運転者に荷物が接触する
恐れがある。また、荷物の下にフォーク3を差し込む際
にも、運転者の足の位置や荷姿によっては荷物が運転者
に当たる可能性がある。
席1とが隣接しており、且つ、前部ステイ4、4間が開
放されているため、荷役作業時、フォーク3上の荷物が
崩れた場合には、運転席1内の運転者に荷物が接触する
恐れがある。また、荷物の下にフォーク3を差し込む際
にも、運転者の足の位置や荷姿によっては荷物が運転者
に当たる可能性がある。
従って、本考案の目的は、運転者を安全に保護すること
のできるフォークリフトの運転席を提供することにあ
る。
のできるフォークリフトの運転席を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は、運転席がフォー
クと一体に上下するフォークリフトにおいて、前記フォ
ークに隣接する前記運転席の前部ステイ間を閉塞できる
ように伸縮可能な安全ガードを設けたことを特徴として
いる。
クと一体に上下するフォークリフトにおいて、前記フォ
ークに隣接する前記運転席の前部ステイ間を閉塞できる
ように伸縮可能な安全ガードを設けたことを特徴として
いる。
[作用] 上記構成においては、運転者は荷役作業時に必要に応じ
て安全ガードを伸ばして運転席前面を閉じ、荷物から身
を護ることができる。
て安全ガードを伸ばして運転席前面を閉じ、荷物から身
を護ることができる。
[実施例] 以下、図面と共に本考案の好適な実施例について詳細に
説明するが、図中、同一又は相当部分には同一符号が用
いることとする。
説明するが、図中、同一又は相当部分には同一符号が用
いることとする。
第1図及び第2図において、本考案が適用されたオーダ
ーピッカーは、先に説明した従来構成と同様に、運転席
1の床板2の下面から2本のフォーク3が前方に延びて
いる。床板2の4隅にはそれぞれステイ4、5が上方に
延設されており、後部ステイ5は前部ステイ4よりも長
く、その上端にヘッドガード8が設けられ運転者の頭上
を保護している。また、前部ステイ4と後部ステイ5の
間、及び前部ステイ4、5間には、運転者の転落を防止
するためにガードバー6、7が取り付けられている。前
部ステイ4、4間は運転者の乗降口となるため、前部ガ
ードバー6は一端側を支点として揺動可能に前部ステイ
4に取り付けられている。
ーピッカーは、先に説明した従来構成と同様に、運転席
1の床板2の下面から2本のフォーク3が前方に延びて
いる。床板2の4隅にはそれぞれステイ4、5が上方に
延設されており、後部ステイ5は前部ステイ4よりも長
く、その上端にヘッドガード8が設けられ運転者の頭上
を保護している。また、前部ステイ4と後部ステイ5の
間、及び前部ステイ4、5間には、運転者の転落を防止
するためにガードバー6、7が取り付けられている。前
部ステイ4、4間は運転者の乗降口となるため、前部ガ
ードバー6は一端側を支点として揺動可能に前部ステイ
4に取り付けられている。
第1図に示すように、運転席1の左右の前部ステイ4、
運転席1の床板2の前縁部及び前部ガードバー6により
画成される運転席全面には布或は薄鋼板等から成る安全
ガード10が取り付けられている。この安全ガード10は床
板2の前縁部に固定された収容筒11に巻取り収容可能と
なっている。第3図に明示するように、収容筒11の内部
にはその中心軸線上に巻取り軸12が回動自在に設けられ
ており、安全ガード10の下端縁が収容筒11のスリット13
を通ってこの巻取り軸12に固定されている。巻取り軸12
の端部にはねじりコイルばね(図示しない)の一端が取
り付けられ、ばねの他端は収容筒11の内面の適所に固定
されている。安全ガード10を収容筒11から引き出すと、
巻取り軸12の回転によりねじりコイルばねには安全ガー
ド10を巻き戻そうとする力が発生する。従って、安全ガ
ード10はこのねじりコイルばねの力により通常は収容筒
11内に巻き取られている。安全ガード10の自由端縁に
は、収容筒11のスリット13よりも幅広のストッププレー
ト14が取り付けられており、安全ガード10が収容筒11内
に完全に収容されてしまうのを防止している。このスト
ッププレート14には2つの掛合リング15が設けられてお
り、前部ガードバー6の対応位置に取り付けられている
フック16に引っ掛けることができるようになっている。
運転席1の床板2の前縁部及び前部ガードバー6により
画成される運転席全面には布或は薄鋼板等から成る安全
ガード10が取り付けられている。この安全ガード10は床
板2の前縁部に固定された収容筒11に巻取り収容可能と
なっている。第3図に明示するように、収容筒11の内部
にはその中心軸線上に巻取り軸12が回動自在に設けられ
ており、安全ガード10の下端縁が収容筒11のスリット13
を通ってこの巻取り軸12に固定されている。巻取り軸12
の端部にはねじりコイルばね(図示しない)の一端が取
り付けられ、ばねの他端は収容筒11の内面の適所に固定
されている。安全ガード10を収容筒11から引き出すと、
巻取り軸12の回転によりねじりコイルばねには安全ガー
ド10を巻き戻そうとする力が発生する。従って、安全ガ
ード10はこのねじりコイルばねの力により通常は収容筒
11内に巻き取られている。安全ガード10の自由端縁に
は、収容筒11のスリット13よりも幅広のストッププレー
ト14が取り付けられており、安全ガード10が収容筒11内
に完全に収容されてしまうのを防止している。このスト
ッププレート14には2つの掛合リング15が設けられてお
り、前部ガードバー6の対応位置に取り付けられている
フック16に引っ掛けることができるようになっている。
このように安全ガード10は上下方向に伸縮可能となって
いるので、運転者は必要に応じて安全ガード10を収容筒
11から引き出して、先端の掛合リング15をガードバー6
のフック16に掛け、運転席前面を閉じれば良い。例え
ば、荷役作業時に安全ガード10を張設すれば、足のかか
とを不注意により運転席1の床板2からはみ出すことも
なくなり、また、フォーク3上の荷物が荷崩れを起こし
たとしても安全ガード10により荷物が運転席1内に入り
込まず、運転者を安全に保護できる。前方視野を確保す
る場合や乗降時等には、安全ガード10の掛合リング15を
フック16から外し、安全ガード10を収容筒11に巻き取っ
て運転席前面を開放する。
いるので、運転者は必要に応じて安全ガード10を収容筒
11から引き出して、先端の掛合リング15をガードバー6
のフック16に掛け、運転席前面を閉じれば良い。例え
ば、荷役作業時に安全ガード10を張設すれば、足のかか
とを不注意により運転席1の床板2からはみ出すことも
なくなり、また、フォーク3上の荷物が荷崩れを起こし
たとしても安全ガード10により荷物が運転席1内に入り
込まず、運転者を安全に保護できる。前方視野を確保す
る場合や乗降時等には、安全ガード10の掛合リング15を
フック16から外し、安全ガード10を収容筒11に巻き取っ
て運転席前面を開放する。
尚、図中、符号20は前部ガードバー6に取り付けた背も
たれである。オーダーピッカーにおいては、ステアリン
グホイール21や荷役コントロールレバー22が運転席1の
後部に設けられているため運転者は立った状態で後ろ向
きで運転荷役操作を行う。従って、従来、荷役作業が長
時間にわたる場合等には運転者は前部ガードバー6を背
もたれとして用いていた。しかしながら、ガードバー6
は角パイプから作られているので、局部接触となり、運
転者に不快感、疲労感を与える。そこで、図示のような
背もたれ20をガードバー6に取り付けておくのが好まし
い。この背もたれ20は、第4図に明示するように、クッ
ション23が取り付けられたプレート24から成り、その一
側のピン25をガードバー6に固着された円筒体26に挿入
し、プレート24上の磁石27をガードバー6に着けること
で固定される。ピン25は円筒体26に対して上下動可能で
あるので、背もたれ20の位置を運転者各人の体格に合わ
せることができる。また、この背もたれ20はガードバー
6から容易に取り外すこともできる。
たれである。オーダーピッカーにおいては、ステアリン
グホイール21や荷役コントロールレバー22が運転席1の
後部に設けられているため運転者は立った状態で後ろ向
きで運転荷役操作を行う。従って、従来、荷役作業が長
時間にわたる場合等には運転者は前部ガードバー6を背
もたれとして用いていた。しかしながら、ガードバー6
は角パイプから作られているので、局部接触となり、運
転者に不快感、疲労感を与える。そこで、図示のような
背もたれ20をガードバー6に取り付けておくのが好まし
い。この背もたれ20は、第4図に明示するように、クッ
ション23が取り付けられたプレート24から成り、その一
側のピン25をガードバー6に固着された円筒体26に挿入
し、プレート24上の磁石27をガードバー6に着けること
で固定される。ピン25は円筒体26に対して上下動可能で
あるので、背もたれ20の位置を運転者各人の体格に合わ
せることができる。また、この背もたれ20はガードバー
6から容易に取り外すこともできる。
第5図は本考案の別の実施例を示すものである。この実
施例では、安全ガード10を左右に伸縮可能に設けてい
る。即ち、一方の前部ステイ4に安全ガード10の収容筒
11を固定し、他方の前部ステイ4に安全ガード10の掛合
リング15を掛けるフック16を設けている。この実施例で
は伸縮方向が先の実施例と異なっている、その作用効果
は両実施例とも実質的に同じであることは容易に理解さ
れよう。
施例では、安全ガード10を左右に伸縮可能に設けてい
る。即ち、一方の前部ステイ4に安全ガード10の収容筒
11を固定し、他方の前部ステイ4に安全ガード10の掛合
リング15を掛けるフック16を設けている。この実施例で
は伸縮方向が先の実施例と異なっている、その作用効果
は両実施例とも実質的に同じであることは容易に理解さ
れよう。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、安全ガードを前部ステ
イ間に張設することで、運転者に荷物が直接当たるのを
防止することができ、走行中に無意識に足を運転席から
外にはみ出すこともなくなり、安全性が大幅に向上す
る。また、この安全ガードは伸縮可能であるので、乗降
時や広い前方視野を確保したい場合等には、前部ステイ
間を広く開放することができる。
イ間に張設することで、運転者に荷物が直接当たるのを
防止することができ、走行中に無意識に足を運転席から
外にはみ出すこともなくなり、安全性が大幅に向上す
る。また、この安全ガードは伸縮可能であるので、乗降
時や広い前方視野を確保したい場合等には、前部ステイ
間を広く開放することができる。
第1図及び第2図は本考案によるオーダーピッカーの運
転席の一実施例を示す斜視図であり、第1図は安全ガー
ドを張設した状態、第2図は安全ガードを収容筒に収容
した状態を示す図、第3図は安全ガードと収容筒の構成
を詳細に示す一部切欠き斜視図、第4図は前部ガードバ
ーに取り付けられた背もたれを詳細に示す斜視図、第5
図は本考案の第2の実施例を示す斜視図、第6図は従来
のオーダーピッカーを示す斜視図である。図中、 1……運転席、3……フォーク 4……前部ステイ、6……前部ガードバー 10……安全ガード、11……収容筒
転席の一実施例を示す斜視図であり、第1図は安全ガー
ドを張設した状態、第2図は安全ガードを収容筒に収容
した状態を示す図、第3図は安全ガードと収容筒の構成
を詳細に示す一部切欠き斜視図、第4図は前部ガードバ
ーに取り付けられた背もたれを詳細に示す斜視図、第5
図は本考案の第2の実施例を示す斜視図、第6図は従来
のオーダーピッカーを示す斜視図である。図中、 1……運転席、3……フォーク 4……前部ステイ、6……前部ガードバー 10……安全ガード、11……収容筒
Claims (1)
- 【請求項1】運転席がフォークと一体に上下するフォー
クリフトにおいて、前記フォークに隣接する前記運転席
の前部ステイ間を閉塞できるように伸縮可能な安全ガー
ドを設けたことを特徴とするフォークリフトの運転席。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3951190U JPH0756305Y2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | フォークリフトの運転席 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3951190U JPH0756305Y2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | フォークリフトの運転席 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03130297U JPH03130297U (ja) | 1991-12-27 |
JPH0756305Y2 true JPH0756305Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31548484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3951190U Expired - Lifetime JPH0756305Y2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | フォークリフトの運転席 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756305Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014031250A (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-20 | Mitsubishi Nichiyu Forklift Co Ltd | ピッキングリフトの転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフト |
JP2014043285A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Mitsubishi Nichiyu Forklift Co Ltd | ピッキングリフトの転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフト |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006001690A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Nippon Yusoki Co Ltd | オーダピッキングトラック |
-
1990
- 1990-04-16 JP JP3951190U patent/JPH0756305Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014031250A (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-20 | Mitsubishi Nichiyu Forklift Co Ltd | ピッキングリフトの転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフト |
JP2014043285A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Mitsubishi Nichiyu Forklift Co Ltd | ピッキングリフトの転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03130297U (ja) | 1991-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20010035621A1 (en) | Foldable scooter and method of use | |
JP2000510752A (ja) | 自動的に繰り出しおよび引き込み可能なかばん用ホイールアセンブリ | |
JPH0756305Y2 (ja) | フォークリフトの運転席 | |
JP3132418B2 (ja) | 昇降部乗り込み型フォークリフト | |
JPH0647359B2 (ja) | 車両用巻取り式トノウカバー | |
JP6744069B2 (ja) | 車両の乗降用グリップ構造 | |
JP3211716B2 (ja) | 昇降部乗り込み型フォークリフト | |
KR200488257Y1 (ko) | 보행의자 | |
JP2515037Y2 (ja) | 三輪自転車用スタンド | |
JP2004189427A (ja) | オーダピッキングリフトの安全ガード | |
IT201900009027A1 (it) | Monopattino elettrico ripiegabile multifunzione | |
JPH10129992A (ja) | 産業車両の運転台 | |
JPS58606Y2 (ja) | 乳母車 | |
JPH0141329Y2 (ja) | ||
JPH04218476A (ja) | スクーターの同乗者用フートレスト | |
JPS607966Y2 (ja) | 車両のサイドガ−ド | |
JPH0518392Y2 (ja) | ||
JPS5853253Y2 (ja) | 可倒式ハンドブレ−キ装置 | |
JPH0520796Y2 (ja) | ||
JPS6214853Y2 (ja) | ||
JPH0750990Y2 (ja) | シートダンパ | |
JP2555558Y2 (ja) | 梱包装置 | |
JPH0312628Y2 (ja) | ||
JPS623166Y2 (ja) | ||
JP2598231B2 (ja) | ベッド等における格納型側柵 |