JPH0756211Y2 - 折本用カバー - Google Patents
折本用カバーInfo
- Publication number
- JPH0756211Y2 JPH0756211Y2 JP1992029785U JP2978592U JPH0756211Y2 JP H0756211 Y2 JPH0756211 Y2 JP H0756211Y2 JP 1992029785 U JP1992029785 U JP 1992029785U JP 2978592 U JP2978592 U JP 2978592U JP H0756211 Y2 JPH0756211 Y2 JP H0756211Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- folded
- book
- folding
- held
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は経本、経典、画帖、戸
帖、書帖、文帖、法帖、墨帖、古文書等の如く屏風式に
折り畳むようになった折本のカバーの改良に関するもの
である。
帖、書帖、文帖、法帖、墨帖、古文書等の如く屏風式に
折り畳むようになった折本のカバーの改良に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の折本に使用されているカバーは、
左右に開く通常の背板本のカバーに使用されている構
成、即ちカバー本体の左右に裏表紙と表表紙の側縁をそ
れぞれ挿入保持するサック状体を設けたもの（例えば、
実開昭５９−４９５８号公報）で、表紙をサック状体内
に差し込み保持してカバー掛けしている。
左右に開く通常の背板本のカバーに使用されている構
成、即ちカバー本体の左右に裏表紙と表表紙の側縁をそ
れぞれ挿入保持するサック状体を設けたもの（例えば、
実開昭５９−４９５８号公報）で、表紙をサック状体内
に差し込み保持してカバー掛けしている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところが上記のよう
に、通常の背板本用カバーを折本に使用すると、一方向
への開帳は可能であるが逆方向の開帳ができないので、
一々折本をカバー本体から外さなければならず、また折
本の表表紙を一方のサック状保持部に、裏表紙を他方の
サック状保持部にそれぞれ保持させた場合には、表表紙
を一々サック状保持部から抜かないと、経文等の表題を
確認することができない点に解決すべき課題があった。
に、通常の背板本用カバーを折本に使用すると、一方向
への開帳は可能であるが逆方向の開帳ができないので、
一々折本をカバー本体から外さなければならず、また折
本の表表紙を一方のサック状保持部に、裏表紙を他方の
サック状保持部にそれぞれ保持させた場合には、表表紙
を一々サック状保持部から抜かないと、経文等の表題を
確認することができない点に解決すべき課題があった。
【０００４】本考案はカバー本体に折本を保持させたま
まで、表題が確認できるとともに、左右いずれにでも開
帳できるところの折本用カバーを提供することを目的と
している。
まで、表題が確認できるとともに、左右いずれにでも開
帳できるところの折本用カバーを提供することを目的と
している。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案の折本用カバー
は、折本を中央部に置いて左右から折り被せられるサイ
ズとしたカバー本体の横長方向中間部に、左右いずれか
らも折本裏表紙を挿入保持できる帯状体又は紐状体から
なる保持部を設けたことを特徴とするものであり、保持
部については、請求項２に記載したように、左右いずれ
かから折本裏表紙を挿入保持できるサック状体としても
良い。
は、折本を中央部に置いて左右から折り被せられるサイ
ズとしたカバー本体の横長方向中間部に、左右いずれか
らも折本裏表紙を挿入保持できる帯状体又は紐状体から
なる保持部を設けたことを特徴とするものであり、保持
部については、請求項２に記載したように、左右いずれ
かから折本裏表紙を挿入保持できるサック状体としても
良い。
【０００６】
【作用】上記のように構成することにより、裏表紙のみ
を保持手段により保持するようにしたから、カバー本体
を開けば即座に経本の表題が確認できるとともに、これ
を外すことなく、左右いずれにでも開帳することができ
るようになり、内容を見終わった場合には、そのままの
状態で左右から包み込むようにカバー本体を被せて折本
を保護することができるようになる。
を保持手段により保持するようにしたから、カバー本体
を開けば即座に経本の表題が確認できるとともに、これ
を外すことなく、左右いずれにでも開帳することができ
るようになり、内容を見終わった場合には、そのままの
状態で左右から包み込むようにカバー本体を被せて折本
を保護することができるようになる。
【０００７】
【実施例１】図１の平面図に示すように、折本１を中央
部に置いて左右から折り被せるサイズとしたカバー本体
２の横長方向中央部に、左右いずれからも折本裏表紙を
挿入保持できる帯状体３からなる保持手段を設けた折本
用カバーの構造。
部に置いて左右から折り被せるサイズとしたカバー本体
２の横長方向中央部に、左右いずれからも折本裏表紙を
挿入保持できる帯状体３からなる保持手段を設けた折本
用カバーの構造。
【０００８】
【実施例２】図３の平面図に示すように、折本１を中央
部に置いて左右から折り被せるサイズとしたカバー本体
２の横長方向中央部に、左右いずれからも折本裏表紙を
挿入保持できるゴム製の紐状体４からなる保持手段を設
けた折本用カバーの構造。
部に置いて左右から折り被せるサイズとしたカバー本体
２の横長方向中央部に、左右いずれからも折本裏表紙を
挿入保持できるゴム製の紐状体４からなる保持手段を設
けた折本用カバーの構造。
【０００９】
【実施例３】図４の平面図に示すように、折本１を中央
部に置いて左右から折り被せるサイズとしたカバー本体
２の横長方向中間部に、左右いずれかから折本裏表紙を
挿入保持できるサック状体５からなる保持手段を設けた
折本用カバーの構造。
部に置いて左右から折り被せるサイズとしたカバー本体
２の横長方向中間部に、左右いずれかから折本裏表紙を
挿入保持できるサック状体５からなる保持手段を設けた
折本用カバーの構造。
【００１０】なおカバー本体２については特に材質は限
定しないが、合成樹脂シート部材、布地シート部材、強
化紙シート部材、補強芯介在シート部材、皮革、和紙等
が好ましい。
定しないが、合成樹脂シート部材、布地シート部材、強
化紙シート部材、補強芯介在シート部材、皮革、和紙等
が好ましい。
【００１１】また図面上７は雄ホックであり、これに対
応するカバー本体２の表面位置には雌ホック８が取付け
てある。
応するカバー本体２の表面位置には雌ホック８が取付け
てある。
【００１２】
【考案の効果】以上説明したように本考案の折本用カバ
ーは、折本を中央部に置いて左右から折り被せるサイズ
としたカバー本体の横長方向中間部に、左右いずれから
も又はいずれかから折本裏表紙を挿入保持する保持手段
を設けた構成としたから、裏表紙をカバー本体の保持手
段から外すことなく、カバー本体を開けば即座に経本の
表題を確認することができ、また左右いずれにでも開帳
て見読することができるようになるとともに、内容を見
終わった場合には、そのままの状態で左右から折本を包
み込むようにカバー本体を被せて折本が保護できるよう
になり、非常に使い勝手の良い折本用カバーが提供でき
る。
ーは、折本を中央部に置いて左右から折り被せるサイズ
としたカバー本体の横長方向中間部に、左右いずれから
も又はいずれかから折本裏表紙を挿入保持する保持手段
を設けた構成としたから、裏表紙をカバー本体の保持手
段から外すことなく、カバー本体を開けば即座に経本の
表題を確認することができ、また左右いずれにでも開帳
て見読することができるようになるとともに、内容を見
終わった場合には、そのままの状態で左右から折本を包
み込むようにカバー本体を被せて折本が保護できるよう
になり、非常に使い勝手の良い折本用カバーが提供でき
る。
【図１】実施例１に係る折本用カバーの正面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線における端面構成略図である。
【図３】実施例２に係る折本用カバーの正面図である。
【図４】実施例３に係る折本用カバーの正面図である。
１ 折本 ２ カバー本体 ３ 帯状体 ４ 紐状体 ５ サック状体 ７ 雄ホック ８ 雌ホック
Claims (2)
- 【請求項１】 折本を中央部に置いて左右から折り被せ
られるサイズとしたカバー本体の横長方向中間部に、左
右いずれからも折本裏表紙を挿入保持できる帯状体又は
紐状体からなる保持部を設けたことを特徴とする折本用
カバー。 - 【請求項２】 保持部を、左右いずれかから折本裏表紙
を挿入保持できるサック状体に形成した請求項１記載の
折本用カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992029785U JPH0756211Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 折本用カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992029785U JPH0756211Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 折本用カバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0674360U JPH0674360U (ja) | 1994-10-21 |
| JPH0756211Y2 true JPH0756211Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=12285661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992029785U Expired - Lifetime JPH0756211Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 折本用カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0756211Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59114958U (ja) * | 1983-01-25 | 1984-08-03 | 川口 晃 | 経書カバ− |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP1992029785U patent/JPH0756211Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0674360U (ja) | 1994-10-21 |
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