JPH0756210A - カメラ装置 - Google Patents

カメラ装置

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JPH0756210A
JPH0756210A JP20334993A JP20334993A JPH0756210A JP H0756210 A JPH0756210 A JP H0756210A JP 20334993 A JP20334993 A JP 20334993A JP 20334993 A JP20334993 A JP 20334993A JP H0756210 A JPH0756210 A JP H0756210A
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JP
Japan
Prior art keywords
release switch
switch
operation state
state
stroke
Prior art date
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Pending
Application number
JP20334993A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Matsubara
弘明 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0756210A publication Critical patent/JPH0756210A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、レリーススイッチを操作する際に
誤操作が発生しにくく、使用者にとっての取り扱いを便
利にし得るカメラ装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】自動露出制御手段及び自動焦点調整手段のうち
少なくとも一方の手段を備えるとともに、第1の操作状
態で自動露出制御手段及び自動焦点調整手段を駆動さ
せ、第2の操作状態で撮影動作を実行させるレリースス
イッチ21を有するカメラ装置において、レリーススイ
ッチ21に対してストロークのない略接触された状態を
検知して、第1の操作状態を実現する第1のスイッチ2
3と、レリーススイッチ21に対してストロークを伴な
う押圧操作が行なわれたことを検知して、第2の操作状
態を実現する第2のスイッチ25とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レリーススイッチの
操作機能を改善したカメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近時のカメラには、自動
露出制御機能や自動焦点調整機能等が搭載されている。
自動露出制御機能は、カメラ本体に内蔵された露出セン
サの出力に基づいて、最適露出となるように絞りやシャ
ッター速度を自動制御するものである。自動焦点調整機
能は、カメラ本体に内蔵された側距センサの出力に基づ
いて、合焦点状態となるように焦点距離を自動調整する
ものである。
【0003】この場合、通常のカメラでは、そのレリー
ススイッチが2段階に押圧操作可能な2段ストローク構
造となっており、1段目まで押圧操作された状態で自動
露出制御や自動焦点調整等が行なわれて撮影待機状態と
なり、2段目まで押圧操作されることで実際の撮影動作
が実行されるようになっている。
【0004】図4は、このようなレリーススイッチの2
段ストローク構造を示している。すなわち、カメラ筐体
11に対して図中下方に押圧操作自在に支持されたレリ
ーススイッチ12には、その底面12aにコモン電極1
3が設置されている。コモン電極13の図中下方には、
該コモン電極13とともに第1のスイッチ14を構成す
る接片15が設置されている。この接片15の図中下方
には、該接片15とともに第2のスイッチ16を構成す
る接片17が設置されている。
【0005】レリーススイッチ12は、図中下方に押圧
操作されて、そのコモン電極13が接片15に接触され
第1のスイッチ14がオン状態になったとき、1段目の
操作状態となり、さらに、図中下方に押圧操作されて、
接片15が接片17に接触され第2のスイッチ16がオ
ン状態になったとき、2段目の操作状態となる。
【0006】図5は、第1及び第2のスイッチ14,1
6の接続状態を示している。直流電圧Vccが印加された
電源端子18は、第1のスイッチ14,第2のスイッチ
16及び抵抗R1を介して接地されている。第1のスイ
ッチ14と第2のスイッチ16との接続点は、抵抗R2
を介して接地されるとともに、出力端子19に接続され
ている。第2のスイッチ16と抵抗R1との接続点は、
出力端子20に接続されている。
【0007】このため、レリーススイッチ12の1段目
の操作状態で第1のスイッチ14のみがオンされている
状態では、出力端子19にのみ直流電圧Vccが現われ
る。また、レリーススイッチ12を2段目まで操作して
第1及び第2のスイッチ14,16が共にオンされてい
る状態では、出力端子19,20に共に直流電圧Vccが
現われる。カメラ本体では、このような出力端子19,
20の電圧変化を検知して、レリーススイッチ12の操
作状態を判別している。
【0008】しかしながら、このようなレリーススイッ
チ12の2段ストローク構造では、高速のシャッタ速度
に対応するために、レリーススイッチ12のコモン電極
13が接片15に接触されるまでの1段目の操作ストロ
ークと、接片15が接片17に接触されるまでの2段目
の操作ストロークとが、それぞれ非常に短く設定されて
いるため、1段目の操作状態で止めるつもりが2段目の
操作状態にまで容易に行き過ぎてしまい、撮影者の意図
しない撮影動作が行なわれ易いという問題が生じてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
カメラでは、レリーススイッチが2段ストローク構造で
1段目と2段目の操作ストロークがそれぞれ非常に短く
設定されているため、撮影者の意図しない撮影動作が行
なわれ易く取り扱いが不便であるという問題を有してい
る。
【0010】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、レリーススイッチを操作する際に誤操作
が発生しにくく、使用者にとっての取り扱いを便利にし
得る極めて良好なカメラ装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカメラ装
置は、自動露出制御手段及び自動焦点調整手段のうち少
なくとも一方の手段を備えるとともに、第1の操作状態
で自動露出制御手段及び自動焦点調整手段を駆動させ、
第2の操作状態で撮影動作を実行させるレリーススイッ
チを有するものを対象としている。そして、レリースス
イッチに対してストロークのない略接触された状態を検
知して、第1の操作状態を実現する第1のスイッチと、
レリーススイッチに対してストロークを伴なう押圧操作
が行なわれたことを検知して、第2の操作状態を実現す
る第2のスイッチとを備えるようにしたものである。
【0012】
【作用】上記のような構成によれば、レリーススイッチ
に対してストロークのない略接触された状態で、自動露
出制御手段及び自動焦点調整手段のうち少なくとも一方
の手段を駆動させ、レリーススイッチに対してストロー
クを伴なう押圧操作が行なわれた状態で、撮影動作を実
行させるようにした、つまり、レリーススイッチに撮影
者が指を略接触させるという動作と、撮影者が指でレリ
ーススイッチをストロークを伴なって押圧操作するとい
う動作とに分けるようにしたので、レリーススイッチを
操作する際に、従来のように撮影者の意図しない撮影動
作が行なわれるという誤操作が発生しにくく、使用者に
とっての取り扱いを便利にすることができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、レリーススイッ
チ21は、その操作部21aがカメラ筐体22に形成さ
れた透孔22aに挿通された状態で、図示しないスプリ
ングにより図中上方に付勢されており、図中下方に押圧
操作自在に支持されている。カメラ筐体22内のレリー
ススイッチ21が支持されている近傍には、第1のスイ
ッチを構成する無焦点型の光学的反射型センサ23が設
置されている。
【0014】この光学的反射型センサ23は、カメラ筐
体22に形成された透孔22bを介して外部に検出光を
照射し、該検出光が非検出物に当たった反射光を受光す
るか否かによってスイッチ動作を行なうものである。こ
の場合、光学的反射型センサ23は、レリーススイッチ
21の操作部21aの上端面21bに撮影者の指が触れ
た(レリーススイッチ21はまだ図中下方に押圧操作さ
れていない)状態、または、レリーススイッチ21の操
作部21aの上端面21bの近傍に撮影者の指が接近し
た状態、つまり、レリーススイッチ21に対してストロ
ークのない略接触された状態を検知するように設定され
ている。
【0015】このような設定は、検出光の投光角θ、光
学的反射型センサ23内の発光素子の指向性と放射強度
及び受光素子の受光感度等の各要素によって決定され
る。また、レリーススイッチ21の底面21cには、コ
モン電極24が設置されている。このコモン電極24の
図中下方には、該コモン電極24とともに第2のスイッ
チ25を構成する接片26が設置されている。
【0016】第1のスイッチとなる光学的反射型センサ
23は、図2(a)に示すように、発光素子であるLE
D(発光ダイオード)23aと、受光素子であるNPN
型のフォトトランジスタ23bとから構成されている。
LED23aは、そのアノードが直流電圧Vccの印加さ
れた電源端子27に接続され、カソードが抵抗R3を介
して接地されることにより、上記検出光を発生してい
る。
【0017】フォトトランジスタ23bは、そのコレク
タが出力端子28に接続されるとともに、抵抗R4を介
して直流電圧Vccの印加された電源端子29に接続され
ており、エミッタが接地され、ベースに反射光が受光さ
れる。このため、撮影者の指がレリーススイッチ21の
上端面21bに略接触されていないとき、フォトトラン
ジスタ23bは、そのベースに反射光が受光されないた
めオフ状態となり、出力端子28には直流電圧Vccが現
われる。
【0018】また、撮影者の指がレリーススイッチ21
の上端面21bに略接触されているとき、フォトトラン
ジスタ23bは、そのベースに反射光が受光されるため
オン状態となり、出力端子28は略接地電位となる。つ
まり、カメラ側では、撮影者の指がレリーススイッチ2
1の上端面21bに略接触されたか否かを、出力端子2
8の出力電圧レベルで判別することができる。
【0019】第2のスイッチ25は、図2(b)に示す
ように、その一端が直流電圧Vccの印加された電源端子
30に接続されており、他端が出力端子31に接続され
るとともに、抵抗R5を介して接地されている。そし
て、レリーススイッチ21が図1中下方に押圧操作され
ずコモン電極24が接片25に接触されていないとき、
第2のスイッチ25はオフ状態となり、出力端子31は
略接地電位となる。
【0020】また、レリーススイッチ21が図1中下方
に押圧操作されコモン電極24が接片25に接触された
とき、第2のスイッチ25はオン状態となり、出力端子
31には直流電圧Vccが現われる。つまり、カメラ側で
は、レリーススイッチ21が押圧操作されたか否かを、
出力端子31の出力電圧レベルで判別することができ
る。
【0021】図3は、カメラ側における自動露出制御手
段及び自動焦点調整手段を示している。すなわち、上記
出力端子28,31は、マイクロコンピュータ等を内蔵
してなる制御回路32に接続されている。この制御回路
32は、撮影者の指がレリーススイッチ21の上端面2
1bに略接触され、出力端子28が略接地電位になった
とき、露出センサ33の出力を側光回路34を介して読
み取り、その読み取った値に基づいて、駆動回路35を
介して絞りモータ36や図示しないシャッタ速度を制御
するブロック等を駆動することにより、最適露出となる
ように自動制御を行なっている。
【0022】その後、上記制御回路32は、側距センサ
37の出力を側距回路38を介して読み取り、その読み
取った値に基づいて、駆動回路39を介してAF(オー
ト・フォーカス)モータ40を駆動することにより、合
焦点となるように自動調整を行なっている。
【0023】そして、制御回路32は、上記のような自
動露出制御及び自動焦点調整が完了し、かつ、レリース
スイッチ21が押圧操作されて第2のスイッチ25がオ
ン状態になり、出力端子31に直流電圧Vccが現われた
とき、実際の撮影動作を実行するようにカメラを制御し
ている。
【0024】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、レリーススイッチ21に対して撮影者が指を略接
触させることで自動露出制御及び自動焦点調整が行なわ
れ、レリーススイッチ21に対してストロークを伴なう
押圧操作が行なわれることで撮影動作が実行されるよう
にした、つまり、レリーススイッチ21に撮影者が指を
略接触させるという動作と、撮影者が指でレリーススイ
ッチ21をストロークを伴なって押圧操作するという動
作とに分けるようにしたので、レリーススイッチ21を
操作する際に、従来のように撮影者の意図しない撮影動
作が行なわれるという誤操作が発生しにくく、使用者に
とっての取り扱いを便利にすることができる。なお、こ
の発明は上記実施例に限定されるものではなく、この外
その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
レリーススイッチを操作する際に誤操作が発生しにく
く、使用者にとっての取り扱いを便利にし得る極めて良
好なカメラ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカメラ装置の一実施例を示す側
面図。
【図2】同実施例におけるレリーススイッチに使用され
ている第1及び第2のスイッチの詳細を示す回路構成
図。
【図3】同実施例における自動露出制御手段及び自動焦
点調整手段の詳細を示すブロック構成図。
【図4】従来のカメラに使用されているレリーススイッ
チの2段ストローク構造を示す側面図。
【図5】同2段ストローク構造における第1及び第2の
スイッチの接続状態を示す回路構成図。
【符号の説明】
11…カメラ筐体、12…レリーススイッチ、13…コ
モン電極、14…第1のスイッチ、15…接片、16…
第2のスイッチ、17…接片、18…電源端子、19,
20…出力端子、21…レリーススイッチ、22…カメ
ラ筐体、23…光学的反射型センサ、24…コモン電
極、25…第2のスイッチ、26…接片、27…電源端
子、28…出力端子、29,30…電源端子、31…出
力端子、32…制御回路、33…露出センサ、34…側
光回路、35…駆動回路、36…絞りモータ、37…側
距センサ、38…側距回路、39…駆動回路、40…A
Fモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動露出制御手段及び自動焦点調整手段
    のうち少なくとも一方の手段を備えるとともに、第1の
    操作状態で前記自動露出制御手段及び自動焦点調整手段
    を駆動させ、第2の操作状態で撮影動作を実行させるレ
    リーススイッチを有するカメラ装置において、前記レリ
    ーススイッチに対してストロークのない略接触された状
    態を検知して、前記第1の操作状態を実現する第1のス
    イッチと、前記レリーススイッチに対してストロークを
    伴なう押圧操作が行なわれたことを検知して、前記第2
    の操作状態を実現する第2のスイッチとを具備してなる
    ことを特徴とするカメラ装置。
JP20334993A 1993-08-17 1993-08-17 カメラ装置 Pending JPH0756210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20334993A JPH0756210A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 カメラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20334993A JPH0756210A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 カメラ装置

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JPH0756210A true JPH0756210A (ja) 1995-03-03

Family

ID=16472564

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JP20334993A Pending JPH0756210A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 カメラ装置

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JP (1) JPH0756210A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007164133A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Renei Kagi Kofun Yugenkoshi シャッタ制御装置及び方法並びにカメラ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007164133A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Renei Kagi Kofun Yugenkoshi シャッタ制御装置及び方法並びにカメラ装置
US7722266B2 (en) 2005-12-16 2010-05-25 Novatek Microelectronics Corp. Camera apparatus having shutter control apparatus

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