JPH0756101B2 - 立体状編物構造体 - Google Patents
立体状編物構造体Info
- Publication number
- JPH0756101B2 JPH0756101B2 JP30629186A JP30629186A JPH0756101B2 JP H0756101 B2 JPH0756101 B2 JP H0756101B2 JP 30629186 A JP30629186 A JP 30629186A JP 30629186 A JP30629186 A JP 30629186A JP H0756101 B2 JPH0756101 B2 JP H0756101B2
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- Japan
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- knitted fabric
- warp knitted
- warp
- yarns
- yarn
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維集合体からなる特殊形状をした立体状編物
構造体に関する。
構造体に関する。
近年、繊維材料を使用した複合材料は、航空、軍事分野
の製品はもちろんのこと、日常品の様々な構造材料に広
く用いられるようになってきた。このような構造材料に
用いられる複合材料は、その目的上さまざまな形状が要
求され、特にその断面形状がI型、T型、Y型等のもの
が望まれている。
の製品はもちろんのこと、日常品の様々な構造材料に広
く用いられるようになってきた。このような構造材料に
用いられる複合材料は、その目的上さまざまな形状が要
求され、特にその断面形状がI型、T型、Y型等のもの
が望まれている。
しかしながら、このような特殊形状を有する構造材料を
複合材料で製造するためには、あらかじめ型枠をつく
り、その上に織物やプリプレグを積層し、樹脂を含浸し
て硬化し、其の後型枠を取り去るといった極めて手工業
的方法がとられたり、板状体を接着によって特殊形状に
する方法が用いられている。これら従来の方法では、製
造するのに多大な時間と労力を必要とするという問題点
を有する。一方これら従来の方法で作られた構造材料
は、積層部での剥離強度が低いという問題点を有すると
共に、接着部においては樹脂の強度が構造材料の破壊強
度となり、繊維の持つ強度を構造材料に十分活かせない
という問題点を有する。
複合材料で製造するためには、あらかじめ型枠をつく
り、その上に織物やプリプレグを積層し、樹脂を含浸し
て硬化し、其の後型枠を取り去るといった極めて手工業
的方法がとられたり、板状体を接着によって特殊形状に
する方法が用いられている。これら従来の方法では、製
造するのに多大な時間と労力を必要とするという問題点
を有する。一方これら従来の方法で作られた構造材料
は、積層部での剥離強度が低いという問題点を有すると
共に、接着部においては樹脂の強度が構造材料の破壊強
度となり、繊維の持つ強度を構造材料に十分活かせない
という問題点を有する。
本発明は従来公知の方法で作られる構造材料の有する欠
点を克服し、接着部の強度や積層部の剥離強度が問題と
なる事なく、全体として強度の高い構造材料を得ること
ができる基材を提供することを目的とする。
点を克服し、接着部の強度や積層部の剥離強度が問題と
なる事なく、全体として強度の高い構造材料を得ること
ができる基材を提供することを目的とする。
本発明の前述の目的は、それぞれが少くとも2列の経編
目列から成り、対峙して配置された2枚の経編地シート
と、該2枚の経編地シートを連結する複数の連結糸と、
前記2枚の経編地シート間で前記連結糸と対角をなし且
つ前記経編地シートのシート面に平行な方向に挿入され
た複数の挿入糸から成る立体状編物構造体であって、前
記複数の挿入糸の少くとも一部の挿入糸を、2枚の経編
地シートのコース方向に隣接している経編目列をそれぞ
れ連結する複数の連結糸を相互に一体に拘束するよう
に、交叉して挿入して形成された壁部が前記経編地シー
トのウェール方向の中央近傍の部分又は中央近傍から経
編地シートのウェール方向一端にかけての部分に形成さ
れており、前記壁部が形成されていない部分では、前記
複数の挿入糸の少くとも一部の挿入糸が、2枚の経編地
シートを隣接する2つの経編目列でそれぞれ2つに分割
するために、分割された経編地シート毎に対応する連結
糸を相互に一体に拘束するように、交叉して挿入されて
いることを特徴とする立体状編物構造体によって達成さ
れる。
目列から成り、対峙して配置された2枚の経編地シート
と、該2枚の経編地シートを連結する複数の連結糸と、
前記2枚の経編地シート間で前記連結糸と対角をなし且
つ前記経編地シートのシート面に平行な方向に挿入され
た複数の挿入糸から成る立体状編物構造体であって、前
記複数の挿入糸の少くとも一部の挿入糸を、2枚の経編
地シートのコース方向に隣接している経編目列をそれぞ
れ連結する複数の連結糸を相互に一体に拘束するよう
に、交叉して挿入して形成された壁部が前記経編地シー
トのウェール方向の中央近傍の部分又は中央近傍から経
編地シートのウェール方向一端にかけての部分に形成さ
れており、前記壁部が形成されていない部分では、前記
複数の挿入糸の少くとも一部の挿入糸が、2枚の経編地
シートを隣接する2つの経編目列でそれぞれ2つに分割
するために、分割された経編地シート毎に対応する連結
糸を相互に一体に拘束するように、交叉して挿入されて
いることを特徴とする立体状編物構造体によって達成さ
れる。
前記壁部が前記経編地シートのウェール方向の中央近傍
の部分にだけ形成されている場合には、その立体状編物
構造体はI型の断面形状を有し、前記壁部が経編地シー
トのウェール方向の中央近傍から編地シートのウェール
方向一端にかけての部分に形成されている場合には、経
編地シートが2つに分割されている部分は経編地シート
のウェール方向一端だけになるので、T型又はY型の断
面形状を有する立体状編物構造体が得られる。
の部分にだけ形成されている場合には、その立体状編物
構造体はI型の断面形状を有し、前記壁部が経編地シー
トのウェール方向の中央近傍から編地シートのウェール
方向一端にかけての部分に形成されている場合には、経
編地シートが2つに分割されている部分は経編地シート
のウェール方向一端だけになるので、T型又はY型の断
面形状を有する立体状編物構造体が得られる。
前記立体状編物構造体を基材としてこれに樹脂を含浸し
て硬化すれば、I型、T型あるいはY型の断面を有する
構造材料を得ることができる。但し用途によっては、立
体状編物構造体自体として用いてもよい。
て硬化すれば、I型、T型あるいはY型の断面を有する
構造材料を得ることができる。但し用途によっては、立
体状編物構造体自体として用いてもよい。
前記立体状編物構造体の経編地シートは少なくとも2列
のウェール方向に連なる経編目列で形成されていること
を要す。但し経編目列の数は形成される立体状編物構造
体の大きさに応じて任意に選定すればよい。前記経編目
列は通常はコース方向に連結されて形成されている。し
かし本発明による立体状編物構造体においては前述のよ
うに対峙する2枚の経編地シートの経編目列を連結糸で
連結し、この連結糸を挿入糸で拘束するように構成して
いるので、経編目列のコース方向の連結の全部又は一部
が無くてもよい。
のウェール方向に連なる経編目列で形成されていること
を要す。但し経編目列の数は形成される立体状編物構造
体の大きさに応じて任意に選定すればよい。前記経編目
列は通常はコース方向に連結されて形成されている。し
かし本発明による立体状編物構造体においては前述のよ
うに対峙する2枚の経編地シートの経編目列を連結糸で
連結し、この連結糸を挿入糸で拘束するように構成して
いるので、経編目列のコース方向の連結の全部又は一部
が無くてもよい。
連結糸によって連結される2枚の経編地シートの編目は
経編地シートの平面に垂直な方向で互いに対応する編目
であってもよく、あるいは前記対応する編目から数コー
スずれた編目に連結されるように連結糸が配置されてい
てもよい。
経編地シートの平面に垂直な方向で互いに対応する編目
であってもよく、あるいは前記対応する編目から数コー
スずれた編目に連結されるように連結糸が配置されてい
てもよい。
前記連結糸は前記経編地シートの経編目列を形成する地
糸自体であってもよく、また地糸とは独立の連結専用の
付加的な糸を用いて連結糸としてもよい。すなわち連結
糸は前記対峙する経編地シートを連結すると同時にシー
トのループ状編目を形成するものであってもよく、また
対峙する経編地シートのループ状編目に単に引掛られる
他の糸であってもよい。
糸自体であってもよく、また地糸とは独立の連結専用の
付加的な糸を用いて連結糸としてもよい。すなわち連結
糸は前記対峙する経編地シートを連結すると同時にシー
トのループ状編目を形成するものであってもよく、また
対峙する経編地シートのループ状編目に単に引掛られる
他の糸であってもよい。
以下本発明の立体状編物構造体の一実施例を示す添付図
面を参照して本発明を以下に詳述する。
面を参照して本発明を以下に詳述する。
第1図は本発明の立体状編物構造体の一実施例を示すモ
デル図である。第1図において対峙する2枚の経編地シ
ート5,5′はそれぞれ4列のウェール方向に連なる経編
目列で形成され、連結糸2-1,2-1,2-3,2-4で連結されて
いる。前記連結糸を拘束する挿入糸は3-1,3-2,3-3,3-4
と4-1,4-2,4-3,4-4である。挿入糸のうち、4-1,4-2,
4-3,4-4は1本の連結糸に対し浮沈状態で挿入されてお
り、3-1,3-2,3-3,3-4は複数の連結糸に対し浮沈状態で
挿入され、経編目列が2つに分割されている非結接部で
は2本、経編目列が一体になって壁部7を形成している
結接部では4本の連結糸に対し浮沈状体を繰返す。第1
図は既に折り開かれI型を形成した例であるが、折り開
く前の状態で連結糸と挿入糸の交絡状態を第2図に示
す。第1図、第2図に示す例では挿入糸によって立体編
物が結合され対峙する2枚の経編地シート5,5′はそれ
ぞれコース方向の連結はない。このように経編地シート
5,5′は1枚の連結された編地でない場合、少なくとも
1本の挿入糸で立体編物を結合させる必要があるが、そ
れ以外挿入糸と連結糸の交絡状態に特に制限がない。ま
た経編地シート5,5′がコース方向に連結された1枚の
編地である場合、挿入糸は特別連結糸と浮沈状態で挿入
される必要はない。ただしこの場合、非結接部に於て経
編地シート5,5′は2つ以上分割されている事が必要と
なる。
デル図である。第1図において対峙する2枚の経編地シ
ート5,5′はそれぞれ4列のウェール方向に連なる経編
目列で形成され、連結糸2-1,2-1,2-3,2-4で連結されて
いる。前記連結糸を拘束する挿入糸は3-1,3-2,3-3,3-4
と4-1,4-2,4-3,4-4である。挿入糸のうち、4-1,4-2,
4-3,4-4は1本の連結糸に対し浮沈状態で挿入されてお
り、3-1,3-2,3-3,3-4は複数の連結糸に対し浮沈状態で
挿入され、経編目列が2つに分割されている非結接部で
は2本、経編目列が一体になって壁部7を形成している
結接部では4本の連結糸に対し浮沈状体を繰返す。第1
図は既に折り開かれI型を形成した例であるが、折り開
く前の状態で連結糸と挿入糸の交絡状態を第2図に示
す。第1図、第2図に示す例では挿入糸によって立体編
物が結合され対峙する2枚の経編地シート5,5′はそれ
ぞれコース方向の連結はない。このように経編地シート
5,5′は1枚の連結された編地でない場合、少なくとも
1本の挿入糸で立体編物を結合させる必要があるが、そ
れ以外挿入糸と連結糸の交絡状態に特に制限がない。ま
た経編地シート5,5′がコース方向に連結された1枚の
編地である場合、挿入糸は特別連結糸と浮沈状態で挿入
される必要はない。ただしこの場合、非結接部に於て経
編地シート5,5′は2つ以上分割されている事が必要と
なる。
第3図は、立体編物のウェール方向に連続して経編地シ
ートに平行して非結接部が形成された例を示す。この場
合、I型のビーム部は経編地シートで形成されるが、折
り開かれた経編地シート面に別の板状物8,8′を貼り合
せた例を第4図に示す。
ートに平行して非結接部が形成された例を示す。この場
合、I型のビーム部は経編地シートで形成されるが、折
り開かれた経編地シート面に別の板状物8,8′を貼り合
せた例を第4図に示す。
第5(a)図、第5(b)図および第5(c)図にコー
ス方向C、ウェール方向Wおよび厚さ方向Aに対する非
結節部6,6′の配置の態様を示す。第5(a)図の非結
節部6,6′の配置は第1図に示した立体状編物構造体の
実施例に相当する。この他に第5(b)図および第5
(c)図に示す方向で非結節部6,6′を配置してI型の
立体状編物構造体を形成させることができる。
ス方向C、ウェール方向Wおよび厚さ方向Aに対する非
結節部6,6′の配置の態様を示す。第5(a)図の非結
節部6,6′の配置は第1図に示した立体状編物構造体の
実施例に相当する。この他に第5(b)図および第5
(c)図に示す方向で非結節部6,6′を配置してI型の
立体状編物構造体を形成させることができる。
本発明に使用される繊維の種類、繊維糸条の形態等特に
限定するものでないが、例えば本発明の立体状編物構造
体を高度工業材料、複合材料として使用する場合には、
アラミド繊維、炭素繊維等高弾性繊維を用いるのが望ま
しい。
限定するものでないが、例えば本発明の立体状編物構造
体を高度工業材料、複合材料として使用する場合には、
アラミド繊維、炭素繊維等高弾性繊維を用いるのが望ま
しい。
本発明の立体状編物を製造するには、2列の針列が対峙
して設置されたダブルラッシェル経編機等を使用でき
る。上記経編地シートは、対峙するおのおのの針列に2
枚の特定の筬から各々糸条を供給する事によって形成で
き、又連結糸を形成させる特定の筬を各々の針列にオー
バーラッピングさせても形成することができる。少なく
とも1本の挿入糸が筬から針列に供給されるが、この場
合オーバーラッピングせず、アンダーラッピングとスイ
ング運動だけを行なう。挿入糸用の筬は、少なくとも1
枚は他の筬のアンダーラッピング運動と異なる運動をさ
せる事により、挿入糸が連結糸に対し、異なった交錯状
態で挿入する事ができる。
して設置されたダブルラッシェル経編機等を使用でき
る。上記経編地シートは、対峙するおのおのの針列に2
枚の特定の筬から各々糸条を供給する事によって形成で
き、又連結糸を形成させる特定の筬を各々の針列にオー
バーラッピングさせても形成することができる。少なく
とも1本の挿入糸が筬から針列に供給されるが、この場
合オーバーラッピングせず、アンダーラッピングとスイ
ング運動だけを行なう。挿入糸用の筬は、少なくとも1
枚は他の筬のアンダーラッピング運動と異なる運動をさ
せる事により、挿入糸が連結糸に対し、異なった交錯状
態で挿入する事ができる。
以下本発明による立体状編物構造体を実施例に基づき詳
述する。
述する。
実施例1 10枚の筬とフロント、バックに緯糸挿入装置を装備する
ダブルラッシェル機を用いて、第6図に示す編組織に従
ってI型断面を呈した立体状編物構造体を形成した。
ダブルラッシェル機を用いて、第6図に示す編組織に従
ってI型断面を呈した立体状編物構造体を形成した。
使用した編機は10ゲージ仕様で、L5,L6から連結部とル
ープ状編目の両方を形成する糸(アラミド繊維570デニ
ール)を供給し、残りL1〜L4,L7〜L10まで挿入糸(炭素
繊維3800デニール)を供給した。また第6図中の(7)
コースから(14)コース編成直前に緯糸挿入装置によっ
てストレートに緯糸を挿入した。
ープ状編目の両方を形成する糸(アラミド繊維570デニ
ール)を供給し、残りL1〜L4,L7〜L10まで挿入糸(炭素
繊維3800デニール)を供給した。また第6図中の(7)
コースから(14)コース編成直前に緯糸挿入装置によっ
てストレートに緯糸を挿入した。
得られた構造体にエポキシ系樹脂を含浸し、非結接部を
押し開いた状態で熱硬化させI型の構造材料が得られ
た。
押し開いた状態で熱硬化させI型の構造材料が得られ
た。
実施例2 10枚の筬を装備するダブルラッシェル機を用いて、第7
図に示す編組織で立体状編物構造体を編成した。糸配列
は、筬L1,L2,L9,L10は14本の糸をそれぞれセットし、対
峙する2枚の経編地シートを編成する。筬L5から連結糸
を供給する。L5の糸配列は4OUT,6IN,4OUTとし、前記経
編地シートの中央部だけ連結する。筬L3,L4,L6,L7,L8か
ら挿入糸を直線又は連結糸に対し浮き沈みした状態で挿
入する。これら筬の糸配列もL5と同様に4OUT,6IN,4OUT
で、前記経編地シートの中央部にだけ挿入した。
図に示す編組織で立体状編物構造体を編成した。糸配列
は、筬L1,L2,L9,L10は14本の糸をそれぞれセットし、対
峙する2枚の経編地シートを編成する。筬L5から連結糸
を供給する。L5の糸配列は4OUT,6IN,4OUTとし、前記経
編地シートの中央部だけ連結する。筬L3,L4,L6,L7,L8か
ら挿入糸を直線又は連結糸に対し浮き沈みした状態で挿
入する。これら筬の糸配列もL5と同様に4OUT,6IN,4OUT
で、前記経編地シートの中央部にだけ挿入した。
使用した編機は18ゲージ仕様を用い、L1,L3,L4,L6,L7,L
8,L10の筬に1100デニール、L2,L5,L9の筬に400デニール
のアラミド繊維を使用した。得られた構造体の両サイド
を折り開きI型構造体を得た。
8,L10の筬に1100デニール、L2,L5,L9の筬に400デニール
のアラミド繊維を使用した。得られた構造体の両サイド
を折り開きI型構造体を得た。
本発明の立体状編物構造体は、I型、T型、Y型等の断
面形状を有する立体構造体であって、構造体の内部で繊
維糸条が複雑に交絡し、一体化されているため、単に積
層板を貼り合せたり成型したものとくらべ層間剥離が発
生しない。従って本発明の立体状編物構造体を基材とし
樹脂含浸した繊維強化複合材料は軽量で強靭な一次構造
部材として最適である。
面形状を有する立体構造体であって、構造体の内部で繊
維糸条が複雑に交絡し、一体化されているため、単に積
層板を貼り合せたり成型したものとくらべ層間剥離が発
生しない。従って本発明の立体状編物構造体を基材とし
樹脂含浸した繊維強化複合材料は軽量で強靭な一次構造
部材として最適である。
第1図、第3図は本発明の立体状編物構造体の一実施例
を示すモデル図。第2図は第1図の説明図。第4図は第
3図をベースにした一実施例。第5図は本発明の実施
例。第6図、第7図は本発明の一実施例の編組織図。 1,1′……編目、2-1〜2-4……連結糸、 3-1〜3-4……挿入糸、4-1〜4-4……挿入糸、 5,5′……経編地シート、 6,6′……非結接部、7……壁部。
を示すモデル図。第2図は第1図の説明図。第4図は第
3図をベースにした一実施例。第5図は本発明の実施
例。第6図、第7図は本発明の一実施例の編組織図。 1,1′……編目、2-1〜2-4……連結糸、 3-1〜3-4……挿入糸、4-1〜4-4……挿入糸、 5,5′……経編地シート、 6,6′……非結接部、7……壁部。
Claims (1)
- 【請求項1】それぞれが少くとも2列の経編目列から成
り、対峙して配置された2枚の経編地シートと、該2枚
の経編地シートを連結する複数の連結糸と、前記2枚の
経編地シート間で前記連結糸と対角をなし且つ前記経編
地シートのシート面に平行な方向に挿入された複数の挿
入糸から成る立体状編物構造体であって、前記複数の挿
入糸の少くとも一部の挿入糸を、2枚の経編地シートの
コース方向に隣接している経編目列をそれぞれ連結する
複数の連結糸を相互に一体に拘束するように、交叉して
挿入して形成された壁部が前記経編地シートのウェール
方向の中央近傍の部分又は中央近傍から経編地シートの
ウェール方向一端にかけての部分に形成されており、前
記壁部が形成されていない部分では、前記複数の挿入糸
の少くとも一部の挿入糸が、2枚の経編地シートを隣接
する2つの経編目列でそれぞれ2つに分割するために、
分割された経編地シート毎に対応する連結糸を相互に一
体に拘束するように、交叉して挿入されていることを特
徴とする立体状編物構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30629186A JPH0756101B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 立体状編物構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30629186A JPH0756101B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 立体状編物構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63159557A JPS63159557A (ja) | 1988-07-02 |
JPH0756101B2 true JPH0756101B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=17955325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30629186A Expired - Lifetime JPH0756101B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 立体状編物構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756101B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2547693B2 (ja) * | 1991-07-17 | 1996-10-23 | 旭土建株式会社 | 立体構造状ネット |
EP1344856A4 (en) * | 2000-12-18 | 2004-03-03 | Asahi Doken Kabushiki Kaisha | KNITTED DOUBLE-SIDED FABRIC |
-
1986
- 1986-12-24 JP JP30629186A patent/JPH0756101B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63159557A (ja) | 1988-07-02 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |