JPH0756080Y2 - 手品具 - Google Patents
手品具Info
- Publication number
- JPH0756080Y2 JPH0756080Y2 JP1993029422U JP2942293U JPH0756080Y2 JP H0756080 Y2 JPH0756080 Y2 JP H0756080Y2 JP 1993029422 U JP1993029422 U JP 1993029422U JP 2942293 U JP2942293 U JP 2942293U JP H0756080 Y2 JPH0756080 Y2 JP H0756080Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front panel
- panel
- slit
- opening
- cutting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63J—DEVICES FOR THEATRES, CIRCUSES, OR THE LIKE; CONJURING APPLIANCES OR THE LIKE
- A63J21/00—Conjuring appliances; Auxiliary apparatus for conjurers
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばクレジットカー
ドや紙幣等の紙葉(以下、単に紙葉と称する)を切断し
たり元に戻したりして遊ぶ手品具に関するものである。
ドや紙幣等の紙葉(以下、単に紙葉と称する)を切断し
たり元に戻したりして遊ぶ手品具に関するものである。
【0002】
【考案の目的】本考案の目的は、操作が簡単な手品具を
提供することにある。
提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するために、紙葉を切断する演技を行なうための切
断部材を備え、枠体の前面側及び後面側を開口し、前面
パネルの後面側を開口し、その前面パネルの上面側に前
記紙葉を挿入するための開口部を設け、その前面パネル
の前面側にスリットを設け、この前面パネルを前記枠体
の前面側の開口部に固定し、後面パネルの前面側を開口
し、その後面パネルの後面側にスリットを前記前面パネ
ルのスリットと対応して設け、この後面パネルを前記枠
体,前記前面パネルのうち少なくと何れか一方の後面側
に回動可能に取り付け、その後面パネルの前面側に中板
を固定して、その後面パネルと中板との間に前記前面パ
ネルの上面側の開口部と連通する紙葉収納用の空間を形
成し、前記枠体,前記前面パネルのうち少なくとも何れ
か一方と前記後面パネル,前記中板のうち少なくとも何
れか一方との間に弾性部材を介装して、前記枠体及び前
記前面パネル側に対して前記後面パネル及び前記中板側
を常時開状態となし、ダミー切断部材の基部を前記中板
に前記前面パネル及び前記後面パネルのスリット方向に
スライド可能に取り付け、そのダミー切断部材の基部を
前記紙葉の後面側から前記中板の前面側に迂回させ、そ
の基部から延設し、前記切断部材に真似た前記ダミー切
断部材のダミー部を、前記後面パネル及び前記中板を前
記弾性部材の弾性力に抗して前面パネル側に回動させた
際に前記前面パネルのスリットから外部に突出するよう
に構成したことを特徴とする。
達成するために、紙葉を切断する演技を行なうための切
断部材を備え、枠体の前面側及び後面側を開口し、前面
パネルの後面側を開口し、その前面パネルの上面側に前
記紙葉を挿入するための開口部を設け、その前面パネル
の前面側にスリットを設け、この前面パネルを前記枠体
の前面側の開口部に固定し、後面パネルの前面側を開口
し、その後面パネルの後面側にスリットを前記前面パネ
ルのスリットと対応して設け、この後面パネルを前記枠
体,前記前面パネルのうち少なくと何れか一方の後面側
に回動可能に取り付け、その後面パネルの前面側に中板
を固定して、その後面パネルと中板との間に前記前面パ
ネルの上面側の開口部と連通する紙葉収納用の空間を形
成し、前記枠体,前記前面パネルのうち少なくとも何れ
か一方と前記後面パネル,前記中板のうち少なくとも何
れか一方との間に弾性部材を介装して、前記枠体及び前
記前面パネル側に対して前記後面パネル及び前記中板側
を常時開状態となし、ダミー切断部材の基部を前記中板
に前記前面パネル及び前記後面パネルのスリット方向に
スライド可能に取り付け、そのダミー切断部材の基部を
前記紙葉の後面側から前記中板の前面側に迂回させ、そ
の基部から延設し、前記切断部材に真似た前記ダミー切
断部材のダミー部を、前記後面パネル及び前記中板を前
記弾性部材の弾性力に抗して前面パネル側に回動させた
際に前記前面パネルのスリットから外部に突出するよう
に構成したことを特徴とする。
【0004】また、本考案は、前面パネルのスリットの
側部に開口部を設けると共に、その開口部を覆い得る大
きさのドアを前記開口部の縁に開閉可能に取り付け、一
方中板に開口部を前記前面パネルの開口部に対応して設
けたことを特徴とする。
側部に開口部を設けると共に、その開口部を覆い得る大
きさのドアを前記開口部の縁に開閉可能に取り付け、一
方中板に開口部を前記前面パネルの開口部に対応して設
けたことを特徴とする。
【0005】さらに、本考案は、前面パネルのスリット
の縁に弾性薄膜を張設してそのスリットを覆い、その弾
性薄膜に切れ目を前記スリットに沿って設けたことを特
徴とする。
の縁に弾性薄膜を張設してそのスリットを覆い、その弾
性薄膜に切れ目を前記スリットに沿って設けたことを特
徴とする。
【0006】
【作用】本考案は、上記の構成により、まず紙葉を前面
パネルの上面側の開口部から枠体及び前面パネル及び後
面パネルからなる容器の中に収納する。このとき、紙葉
は後面パネルと中板との間の空間であって、中板とその
中板から迂回させたダミー切断部材の基部との間に収納
されている。次に、切断部材を外部から後面パネルのス
リット中に差し込んでダミー切断部材の基部に係合さ
せ、その切断部材を押して後面パネル及び中板を弾性部
材の弾性力に抗して前面パネル側に回動させて、ダミー
切断部材のダミー部を前面パネルのスリットから外部に
突出させる。さらに、切断部材を後面パネルのスリット
に沿って移動させて、前面パネルのスリットから外部に
突出したダミー切断部材のダミー部を前面パネルのスリ
ットに沿って移動させる。すると、後面パネル側から前
記容器の中に差し込んだ切断部材がその容器の中の紙葉
を突き破って前面パネル側から外部に突出し、さらにそ
の切断部材が移動して前記容器の中の紙葉を切断したか
のように見える。このとき、後面パネルのスリットから
容器の中に差し込んだ切断部材がダミー切断部材の基部
に係合し、一方紙葉の後面側から中板の前面側に迂回さ
せた前記ダミー切断部材のダミー部が前面パネルのスリ
ットから外部に突出するものであるから、切断部材が紙
葉を突き破りかつ切断したかのように見えるが、実際に
はその紙葉は中板の後面側とダミー切断部材の基部との
間の隙間に位置していて、突き破られかつ切断されては
いない。そして、切断部材を後面パネルのスリットから
抜き取ると共に、後面パネル及び中板を元の状態に戻
し、前記容器の中から紙葉を取り出すと、切断部材によ
り突き破られかつ切断された紙葉が再生されて元の状態
に戻ったように見える。このように、紙葉を容器の中に
収納したりその容器の中から取り出したり、また切断部
材を後面パネルのスリットに差し込んだりそのスリット
に沿って移動させたりかつそのスリットから抜き取った
りするだけで、操作が簡単で、手品を楽しむことができ
る。
パネルの上面側の開口部から枠体及び前面パネル及び後
面パネルからなる容器の中に収納する。このとき、紙葉
は後面パネルと中板との間の空間であって、中板とその
中板から迂回させたダミー切断部材の基部との間に収納
されている。次に、切断部材を外部から後面パネルのス
リット中に差し込んでダミー切断部材の基部に係合さ
せ、その切断部材を押して後面パネル及び中板を弾性部
材の弾性力に抗して前面パネル側に回動させて、ダミー
切断部材のダミー部を前面パネルのスリットから外部に
突出させる。さらに、切断部材を後面パネルのスリット
に沿って移動させて、前面パネルのスリットから外部に
突出したダミー切断部材のダミー部を前面パネルのスリ
ットに沿って移動させる。すると、後面パネル側から前
記容器の中に差し込んだ切断部材がその容器の中の紙葉
を突き破って前面パネル側から外部に突出し、さらにそ
の切断部材が移動して前記容器の中の紙葉を切断したか
のように見える。このとき、後面パネルのスリットから
容器の中に差し込んだ切断部材がダミー切断部材の基部
に係合し、一方紙葉の後面側から中板の前面側に迂回さ
せた前記ダミー切断部材のダミー部が前面パネルのスリ
ットから外部に突出するものであるから、切断部材が紙
葉を突き破りかつ切断したかのように見えるが、実際に
はその紙葉は中板の後面側とダミー切断部材の基部との
間の隙間に位置していて、突き破られかつ切断されては
いない。そして、切断部材を後面パネルのスリットから
抜き取ると共に、後面パネル及び中板を元の状態に戻
し、前記容器の中から紙葉を取り出すと、切断部材によ
り突き破られかつ切断された紙葉が再生されて元の状態
に戻ったように見える。このように、紙葉を容器の中に
収納したりその容器の中から取り出したり、また切断部
材を後面パネルのスリットに差し込んだりそのスリット
に沿って移動させたりかつそのスリットから抜き取った
りするだけで、操作が簡単で、手品を楽しむことができ
る。
【0007】また、本考案は、前面パネル及び中板に開
口部を設けたので、ダミー切断部のダミー部が前面パネ
ルのスリットから外部に突出しているときに、ドアを開
けて紙葉が容器の中に実際に収納されている様子を見せ
ることにより、切断部材で紙葉を突き破ったり切断した
りする錯覚がよりリアリティーに見える効果がある。
口部を設けたので、ダミー切断部のダミー部が前面パネ
ルのスリットから外部に突出しているときに、ドアを開
けて紙葉が容器の中に実際に収納されている様子を見せ
ることにより、切断部材で紙葉を突き破ったり切断した
りする錯覚がよりリアリティーに見える効果がある。
【0008】さらに、本考案は、前面パネルのスリット
の縁に弾性薄膜を張設してスリットを覆ったので、スリ
ットから容器の中が見えるのを防ぐことができ、たねが
明らかにされるのを防ぐことができ、より楽しく遊ぶこ
とができる。
の縁に弾性薄膜を張設してスリットを覆ったので、スリ
ットから容器の中が見えるのを防ぐことができ、たねが
明らかにされるのを防ぐことができ、より楽しく遊ぶこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案に係る手品具の一実施例を添付
図面を参照して説明する。図において、Pは例えばクレ
ジットカードや紙幣等の紙葉である。図において、9は
前記紙葉Pを切断する演技を行なうための切断部材であ
る。この切断部材9は、図18に示すように、剣を模擬
したものであって、金属製の剣部90と、不透明な合成
樹脂製の柄部91とからなり、その剣部90と柄部91
とを一体に構成する。
図面を参照して説明する。図において、Pは例えばクレ
ジットカードや紙幣等の紙葉である。図において、9は
前記紙葉Pを切断する演技を行なうための切断部材であ
る。この切断部材9は、図18に示すように、剣を模擬
したものであって、金属製の剣部90と、不透明な合成
樹脂製の柄部91とからなり、その剣部90と柄部91
とを一体に構成する。
【0010】図において、1は枠体である。この枠体1
は、図1及び図8に示すように、例えば不透明な合成樹
脂製からなり、正面から見てロ形状をなし、かつ側面か
ら見て台形形状をなす。この枠体1の前面側及び後面側
及び上面側に開口部10及び11及び12をそれぞれ設
ける。この枠体1の前面側開口部10の下縁(枠体1の
底板)の内面に2個の係合爪13をそれぞれ設ける。こ
の枠体1の左右両側板及び底板の内面に段部14を、前
記上面側開口部12の後縁(枠体1の後板)の内面と面
一にそれぞれ設ける。また、この枠体1の左右両側板及
び底板の内面であって、前記段部14より後面側開口部
11にかけてテーパとなす。さらに、この枠体1の上面
側開口部12の後縁の内面の下部に段部15を設ける。
は、図1及び図8に示すように、例えば不透明な合成樹
脂製からなり、正面から見てロ形状をなし、かつ側面か
ら見て台形形状をなす。この枠体1の前面側及び後面側
及び上面側に開口部10及び11及び12をそれぞれ設
ける。この枠体1の前面側開口部10の下縁(枠体1の
底板)の内面に2個の係合爪13をそれぞれ設ける。こ
の枠体1の左右両側板及び底板の内面に段部14を、前
記上面側開口部12の後縁(枠体1の後板)の内面と面
一にそれぞれ設ける。また、この枠体1の左右両側板及
び底板の内面であって、前記段部14より後面側開口部
11にかけてテーパとなす。さらに、この枠体1の上面
側開口部12の後縁の内面の下部に段部15を設ける。
【0011】図において、2は前面パネルである。この
前面パネル2は、図1及び図9及び図10及び図11に
示すように、例えば不透明な合成樹脂製からなり、薄形
のケース形状をなす。この前面パネル2の後面側及び上
面側に開口部20及び21をそれぞれ設ける。この前面
パネル2の前板の上部に係合凸部22を一体に突設す
る。この前面パネル2の後面側開口部20の左右両側縁
(前面パネル2の左右両側板)の上部に半円形の軸受孔
23をそれぞれ設ける。この前面パネル1の後面側開口
部20の上縁(前面パネル2の後板の上部)に段部24
を設ける。前記前面パネル2の前板の中央にスリット2
5を設けると共に、そのスリット25の縁に弾性薄膜2
50を張設してそのスリット25を覆い、かつその弾性
薄膜250に切れ目251をスリット25に沿って設け
る。前記前面パネル2の前板のスリット25の右側に開
口部26を設ける。この開口部26の全周縁部に立ち壁
260を後方に一体に突設する。この開口部26の前面
側の右側縁の上下に軸受部261をそれぞれ一体に突設
し、かつこの開口部26の前面側の左側縁の中央に係合
凸部262を一体に突設する。前記前面パネル2の前板
のスリット25の左側に前記切断部材9を保持する保持
具27を設ける。かかる前面パネル2の上部を前記枠体
1の上面側開口部12に挿入すると共に、その前面パネ
ル2の係合凸部22を前記枠体1の前面側開口部10の
上縁に係合させておき、この状態で前記前面パネル2を
前記枠体1の前面側開口部10中に圧入して、前記前面
パネル2の後面側開口部20の縁を前記枠体1の段部1
4に圧接させると共に、その前面パネル2の前板の下縁
を前記枠体1の係合爪13に係合させて、前記前面パネ
ル2を前記枠体1の前面側開口部10に固定する。
前面パネル2は、図1及び図9及び図10及び図11に
示すように、例えば不透明な合成樹脂製からなり、薄形
のケース形状をなす。この前面パネル2の後面側及び上
面側に開口部20及び21をそれぞれ設ける。この前面
パネル2の前板の上部に係合凸部22を一体に突設す
る。この前面パネル2の後面側開口部20の左右両側縁
(前面パネル2の左右両側板)の上部に半円形の軸受孔
23をそれぞれ設ける。この前面パネル1の後面側開口
部20の上縁(前面パネル2の後板の上部)に段部24
を設ける。前記前面パネル2の前板の中央にスリット2
5を設けると共に、そのスリット25の縁に弾性薄膜2
50を張設してそのスリット25を覆い、かつその弾性
薄膜250に切れ目251をスリット25に沿って設け
る。前記前面パネル2の前板のスリット25の右側に開
口部26を設ける。この開口部26の全周縁部に立ち壁
260を後方に一体に突設する。この開口部26の前面
側の右側縁の上下に軸受部261をそれぞれ一体に突設
し、かつこの開口部26の前面側の左側縁の中央に係合
凸部262を一体に突設する。前記前面パネル2の前板
のスリット25の左側に前記切断部材9を保持する保持
具27を設ける。かかる前面パネル2の上部を前記枠体
1の上面側開口部12に挿入すると共に、その前面パネ
ル2の係合凸部22を前記枠体1の前面側開口部10の
上縁に係合させておき、この状態で前記前面パネル2を
前記枠体1の前面側開口部10中に圧入して、前記前面
パネル2の後面側開口部20の縁を前記枠体1の段部1
4に圧接させると共に、その前面パネル2の前板の下縁
を前記枠体1の係合爪13に係合させて、前記前面パネ
ル2を前記枠体1の前面側開口部10に固定する。
【0012】図において、263はドアである。このド
ア263は、図1及び図16に示すように、例えば不透
明な合成樹脂製からなり、前記前面パネル2の開口部2
6を覆い得る大きさの板形状をなす。このドア263の
一側の上下両端面に小円柱形状の回転軸264を一体に
突設する。このドア263の前面側の他側の中央に取手
265を一体に設ける。かつ、このドア263の後面側
の他側の中央に係合孔266を前記係合凸部262に対
応して設ける。かかるドア263の回転軸264を前記
前面パネル2の軸受部261に回転可能に取り付ける。
このドア263の係合孔266を前記前面パネル2の係
合凸部262に係合させて、ドア263を閉めて、前記
前面パネル2の開口部26を閉塞しておく。
ア263は、図1及び図16に示すように、例えば不透
明な合成樹脂製からなり、前記前面パネル2の開口部2
6を覆い得る大きさの板形状をなす。このドア263の
一側の上下両端面に小円柱形状の回転軸264を一体に
突設する。このドア263の前面側の他側の中央に取手
265を一体に設ける。かつ、このドア263の後面側
の他側の中央に係合孔266を前記係合凸部262に対
応して設ける。かかるドア263の回転軸264を前記
前面パネル2の軸受部261に回転可能に取り付ける。
このドア263の係合孔266を前記前面パネル2の係
合凸部262に係合させて、ドア263を閉めて、前記
前面パネル2の開口部26を閉塞しておく。
【0013】図において、3は後面パネルである。この
後面パネル3は、図1及び図12に示すように、例えば
不透明な合成樹脂製からなり、前記前面パネル2の後面
側開口部20に収納し得る大きさで、かつ薄形のケース
形状をなす。この後面パネル3の前面側に開口部30を
設ける。この後面パネル3の前面側開口部の上縁(後面
パネル3の上板)の中央に切欠31を設ける。この後面
パネル3の左右両側板の上部に回転軸32を外側にそれ
ぞれ一体に突設する。また、この後面パネル3の前板の
後面の4隅に小円柱形の係合凸部33をそれぞれ一体に
突設する。前記後面パネル3の後板の中央に断面三角形
の中空状の凸部34を後方に一体に突設し、その凸部3
4の三角形の頂点にスリット35を前記前面パネル2の
スリット25と対応して設ける。かかる後面パネル3の
回転軸32を前記前面パネル2の軸受孔23に回転可能
に軸支させて、この後面パネル3を前記枠体1の後面側
開口部11及び前記前面パネル2の後面側開口部20側
に回動可能に取り付ける。
後面パネル3は、図1及び図12に示すように、例えば
不透明な合成樹脂製からなり、前記前面パネル2の後面
側開口部20に収納し得る大きさで、かつ薄形のケース
形状をなす。この後面パネル3の前面側に開口部30を
設ける。この後面パネル3の前面側開口部の上縁(後面
パネル3の上板)の中央に切欠31を設ける。この後面
パネル3の左右両側板の上部に回転軸32を外側にそれ
ぞれ一体に突設する。また、この後面パネル3の前板の
後面の4隅に小円柱形の係合凸部33をそれぞれ一体に
突設する。前記後面パネル3の後板の中央に断面三角形
の中空状の凸部34を後方に一体に突設し、その凸部3
4の三角形の頂点にスリット35を前記前面パネル2の
スリット25と対応して設ける。かかる後面パネル3の
回転軸32を前記前面パネル2の軸受孔23に回転可能
に軸支させて、この後面パネル3を前記枠体1の後面側
開口部11及び前記前面パネル2の後面側開口部20側
に回動可能に取り付ける。
【0014】図において、4は中板である。この中板4
は、図1及び図13に示すように、例えば不透明な合成
樹脂製からなり、前記後面パネル3の前面側開口部30
に収納し得る大きさで、板形状をなす。この中板4の後
面側の左右両側縁及び下縁に凸部40を後方に一体に突
設する。この凸部40の4隅に小円形の係合孔41を前
記後面パネル3の係合凸部33と対応して設ける。この
中板4の右側に開口部42を前記前面パネル2の開口部
26に対応して設ける。また、この中板4の左側の上部
に板ばね固定孔43を設ける。また、この中板4の左側
縁の中央に切欠45を設ける。かかる中板4の係合孔4
1に前記後面パネル3の係合凸部33を係合させると共
に、この中板4の凸部40の端面を前記後面パネル3の
後板の前面側に当接させて、その中板4を前記後面パネ
ル3の前面側開口部30に固定する。この中板4の後面
と前記後面パネル3の後板の前面との間に、前記前面パ
ネル2の上面側開口部21と連通し、かつ前記紙葉Pを
収納するための空間44が形成される。
は、図1及び図13に示すように、例えば不透明な合成
樹脂製からなり、前記後面パネル3の前面側開口部30
に収納し得る大きさで、板形状をなす。この中板4の後
面側の左右両側縁及び下縁に凸部40を後方に一体に突
設する。この凸部40の4隅に小円形の係合孔41を前
記後面パネル3の係合凸部33と対応して設ける。この
中板4の右側に開口部42を前記前面パネル2の開口部
26に対応して設ける。また、この中板4の左側の上部
に板ばね固定孔43を設ける。また、この中板4の左側
縁の中央に切欠45を設ける。かかる中板4の係合孔4
1に前記後面パネル3の係合凸部33を係合させると共
に、この中板4の凸部40の端面を前記後面パネル3の
後板の前面側に当接させて、その中板4を前記後面パネ
ル3の前面側開口部30に固定する。この中板4の後面
と前記後面パネル3の後板の前面との間に、前記前面パ
ネル2の上面側開口部21と連通し、かつ前記紙葉Pを
収納するための空間44が形成される。
【0015】図において、5は弾性部材としての板ばね
である。この板ばね5は、図17に示すように、細長い
長方形をなし、かつ薄い金属板からなり、レの字形に折
り曲げてなる。この板ばね5の一端部を前記中板4の固
定孔43に互い違いに差し込んで固定し、かつこの板ば
ね5の他端部を前記前面パネル2の前板の後面側に圧接
させる。このようにして、前記板ばね5を前記前面パネ
ル2側と前記中板4側との間に介装して、前記枠体1及
び前記前面パネル2側に対して前記後面パネル3及び前
記中板4側を常時開状態となすものである。
である。この板ばね5は、図17に示すように、細長い
長方形をなし、かつ薄い金属板からなり、レの字形に折
り曲げてなる。この板ばね5の一端部を前記中板4の固
定孔43に互い違いに差し込んで固定し、かつこの板ば
ね5の他端部を前記前面パネル2の前板の後面側に圧接
させる。このようにして、前記板ばね5を前記前面パネ
ル2側と前記中板4側との間に介装して、前記枠体1及
び前記前面パネル2側に対して前記後面パネル3及び前
記中板4側を常時開状態となすものである。
【0016】図において、6はダミー切断部材である。
このダミー切断部材6は、図1及び図14に示すよう
に、例えば細長くかつ薄い金属板からなる。このダミー
切断部材6は、前記紙葉P収納用の空間44の幅とほぼ
等しい長さを有する後面側基部60と、その後面側基部
60の先端部をコの字形に折り曲げて迂回部61を設
け、その迂回部61の先端部を前記後面側基部60と平
行に延設して前面側基部2を設け、その前面側基部62
の先端部を直角に折り曲げて、前記切断部材9の剣部9
0に真似て設けたダミー部63とからなる。前記後面側
基部60のほぼ中央の上下に係合段部64をそれぞれ設
ける。かかるダミー切断部材6のうち、前記後面側基部
60を前記中板4の後面側に、また前記迂回部61を前
記中板4の左側の切欠45に、さらに前記前面側基部6
2を前記中板4の前面側に、それぞれ配置させて、前記
ダミー切断部材6の基部60及び61及び62を前記空
間44中に収納された紙葉Pの後面側から前記中板4の
前面側に迂回させる。また、前記ダミー切断部材6のダ
ミー部63を前記前面パネルのスリット25に対向させ
て、前記後面パネル3及び前記中板4を前記板ばね5の
ばね力に抗して前面パネル2側に回動させてた際に前記
前面パネル2のスリット25から外部に突出するように
構成する。
このダミー切断部材6は、図1及び図14に示すよう
に、例えば細長くかつ薄い金属板からなる。このダミー
切断部材6は、前記紙葉P収納用の空間44の幅とほぼ
等しい長さを有する後面側基部60と、その後面側基部
60の先端部をコの字形に折り曲げて迂回部61を設
け、その迂回部61の先端部を前記後面側基部60と平
行に延設して前面側基部2を設け、その前面側基部62
の先端部を直角に折り曲げて、前記切断部材9の剣部9
0に真似て設けたダミー部63とからなる。前記後面側
基部60のほぼ中央の上下に係合段部64をそれぞれ設
ける。かかるダミー切断部材6のうち、前記後面側基部
60を前記中板4の後面側に、また前記迂回部61を前
記中板4の左側の切欠45に、さらに前記前面側基部6
2を前記中板4の前面側に、それぞれ配置させて、前記
ダミー切断部材6の基部60及び61及び62を前記空
間44中に収納された紙葉Pの後面側から前記中板4の
前面側に迂回させる。また、前記ダミー切断部材6のダ
ミー部63を前記前面パネルのスリット25に対向させ
て、前記後面パネル3及び前記中板4を前記板ばね5の
ばね力に抗して前面パネル2側に回動させてた際に前記
前面パネル2のスリット25から外部に突出するように
構成する。
【0017】図において、7は前記切断部材9の受部で
ある。この受部7は、図1及び図15に示すように、例
えば不透明な合成樹脂製からなる。この受部7は、前記
ダミー切断部材6に係合する前部と、前記後面パネル3
の凸部34中に収納される後部とからなる。前記前部に
差し込み溝70を設け、前記後部に前記切断部材9の受
け用の切欠71を設ける。かかる受部7の差し込み溝7
0に前記ダミー切断部材6の後面側基部60を前記係合
段部64まで差し込んで、その受部7を前記ダミー切断
部材6に固定する。この受部7の後部を前記後面パネル
3の凸部34中にスライド可能に収納する。 この実施
例における本考案の手品具は、以上の如き構成からな
り、以下その操作について説明する。まず、図2に示す
ように、ドア263を閉じ、かつ切断部材9を前面パネ
ル2の保持具27に保持させておく。次に、紙葉Pを前
面パネル2の上面側の開口部21から枠体1及び前面パ
ネル2及び後面パネル3からなる容器の中に収納する。
このとき、図4及び図5に示すように、紙葉Pは後面パ
ネル3と中板4との間の空間44であって、中板4とそ
の中板4から迂回させたダミー切断部材6の後面側基部
60との間に収納されている。
ある。この受部7は、図1及び図15に示すように、例
えば不透明な合成樹脂製からなる。この受部7は、前記
ダミー切断部材6に係合する前部と、前記後面パネル3
の凸部34中に収納される後部とからなる。前記前部に
差し込み溝70を設け、前記後部に前記切断部材9の受
け用の切欠71を設ける。かかる受部7の差し込み溝7
0に前記ダミー切断部材6の後面側基部60を前記係合
段部64まで差し込んで、その受部7を前記ダミー切断
部材6に固定する。この受部7の後部を前記後面パネル
3の凸部34中にスライド可能に収納する。 この実施
例における本考案の手品具は、以上の如き構成からな
り、以下その操作について説明する。まず、図2に示す
ように、ドア263を閉じ、かつ切断部材9を前面パネ
ル2の保持具27に保持させておく。次に、紙葉Pを前
面パネル2の上面側の開口部21から枠体1及び前面パ
ネル2及び後面パネル3からなる容器の中に収納する。
このとき、図4及び図5に示すように、紙葉Pは後面パ
ネル3と中板4との間の空間44であって、中板4とそ
の中板4から迂回させたダミー切断部材6の後面側基部
60との間に収納されている。
【0018】それから、切断部材9を保持具27から取
り外し、その切断部材9の剣部90を外部から後面パネ
ル3のスリット35中に差し込んでダミー切断部材6の
後面側基部60と一体の受部7の切欠71に係合させ
る。次に、その切断部材9を押して後面パネル3及び中
板4を板ばね5のばね力に抗して前面パネル2側に回動
させ、ダミー切断部材6のダミー部63を前面パネル2
のスリット25から弾性薄膜250の切れ目251を介
して外部に突出させる。さらに、切断部材9を後面パネ
ル3のスリット35に沿って移動させて、その切断部材
9と受部7を介して一体に係合したダミー切断部材6で
あって、前面パネル2のスリット25から外部に突出し
たダミー部63を前面パネル2のスリット25に沿って
移動させる。すると、見ている者にとっては、後面パネ
ル3側から前記容器の中に差し込んだ切断部材9がその
容器の中の紙葉Pを突き破って前面パネル2側から外部
に突出し、さらにその切断部材9が移動して前記容器の
中の紙葉Pを切断したかのように見える。
り外し、その切断部材9の剣部90を外部から後面パネ
ル3のスリット35中に差し込んでダミー切断部材6の
後面側基部60と一体の受部7の切欠71に係合させ
る。次に、その切断部材9を押して後面パネル3及び中
板4を板ばね5のばね力に抗して前面パネル2側に回動
させ、ダミー切断部材6のダミー部63を前面パネル2
のスリット25から弾性薄膜250の切れ目251を介
して外部に突出させる。さらに、切断部材9を後面パネ
ル3のスリット35に沿って移動させて、その切断部材
9と受部7を介して一体に係合したダミー切断部材6で
あって、前面パネル2のスリット25から外部に突出し
たダミー部63を前面パネル2のスリット25に沿って
移動させる。すると、見ている者にとっては、後面パネ
ル3側から前記容器の中に差し込んだ切断部材9がその
容器の中の紙葉Pを突き破って前面パネル2側から外部
に突出し、さらにその切断部材9が移動して前記容器の
中の紙葉Pを切断したかのように見える。
【0019】このとき、図6及び図7に示すように、後
面パネル3のスリット35から容器の中に差し込んだ切
断部材9がダミー切断部材6の後面側基部60と一体の
受部7に係合し、一方後面側基部60及び迂回部61及
び前面側基部62を介して紙葉Pの後面側から中板4の
前面側に迂回させた前記ダミー切断部材6のダミー部6
3が前面パネル2のスリット25から外部に突出するも
のであるから、切断部材9が紙葉Pを突き破りかつ切断
したかのように見えるが、実際にはその紙葉Pは中板4
の後面側とダミー切断部材6の後面側基部60との間の
隙間に位置していて、突き破られかつ切断されてはいな
い。
面パネル3のスリット35から容器の中に差し込んだ切
断部材9がダミー切断部材6の後面側基部60と一体の
受部7に係合し、一方後面側基部60及び迂回部61及
び前面側基部62を介して紙葉Pの後面側から中板4の
前面側に迂回させた前記ダミー切断部材6のダミー部6
3が前面パネル2のスリット25から外部に突出するも
のであるから、切断部材9が紙葉Pを突き破りかつ切断
したかのように見えるが、実際にはその紙葉Pは中板4
の後面側とダミー切断部材6の後面側基部60との間の
隙間に位置していて、突き破られかつ切断されてはいな
い。
【0020】そして、切断部材9を後面パネル3のスリ
ット35から抜き取ると共に、後面パネル3及び中板4
を板ばね5のばね復帰力により元の状態に戻し、前記容
器の中から紙葉Pを取り出すと、見ている者にとって
は、切断部材9により突き破られかつ切断された紙葉P
が再生されて元の状態に戻ったように見える。
ット35から抜き取ると共に、後面パネル3及び中板4
を板ばね5のばね復帰力により元の状態に戻し、前記容
器の中から紙葉Pを取り出すと、見ている者にとって
は、切断部材9により突き破られかつ切断された紙葉P
が再生されて元の状態に戻ったように見える。
【0021】このように、紙葉Pを容器の中に収納した
りその容器の中から取り出したり、また切断部材9を後
面パネル3のスリット35に差し込んだりそのスリット
35に沿って移動させたりかつそのスリット35から抜
き取ったりするだけで、操作が簡単で、手品を楽しむこ
とができる。
りその容器の中から取り出したり、また切断部材9を後
面パネル3のスリット35に差し込んだりそのスリット
35に沿って移動させたりかつそのスリット35から抜
き取ったりするだけで、操作が簡単で、手品を楽しむこ
とができる。
【0022】また、この実施例における本考案の手品具
は、前面パネル2及び中板4に開口部26及び42を設
け、かつその前面パネル2にドア263を設けたので、
図3に示すように、ダミー切断部6のダミー部63が前
面パネル2のスリット25から外部に突出しているとき
に、図3及び図6に示すように、ドア263を開けて前
記開口部26及び42から紙葉Pが容器の中に実際に収
納されている様子を見せることにより、切断部材9で紙
葉Pを突き破ったり切断したりする錯覚がよりリアリテ
ィーに見える効果がある。
は、前面パネル2及び中板4に開口部26及び42を設
け、かつその前面パネル2にドア263を設けたので、
図3に示すように、ダミー切断部6のダミー部63が前
面パネル2のスリット25から外部に突出しているとき
に、図3及び図6に示すように、ドア263を開けて前
記開口部26及び42から紙葉Pが容器の中に実際に収
納されている様子を見せることにより、切断部材9で紙
葉Pを突き破ったり切断したりする錯覚がよりリアリテ
ィーに見える効果がある。
【0023】さらに、この実施例における本考案の手品
具は、前面パネル2のスリット25の縁に弾性薄膜25
0を張設してスリット25を覆ったので、スリット25
から容器の中が見えるのを防ぐことができ、たねが明ら
かにされるのを防ぐことができ、より楽しく遊ぶことが
できる。
具は、前面パネル2のスリット25の縁に弾性薄膜25
0を張設してスリット25を覆ったので、スリット25
から容器の中が見えるのを防ぐことができ、たねが明ら
かにされるのを防ぐことができ、より楽しく遊ぶことが
できる。
【0024】
【考案の効果】以上から明らかなように、本考案の手品
具は、操作が簡単で、楽しく遊ぶことができる。
具は、操作が簡単で、楽しく遊ぶことができる。
【図1】本考案に係る手品具の一実施例を示し、構成部
品の分解斜視図である。
品の分解斜視図である。
【図2】紙葉を容器の中に収納する状態を示した斜視図
である。
である。
【図3】ダミー切断部材を前面パネルから外部に突出さ
せ、かつドアを開けた状態の斜視図である。
せ、かつドアを開けた状態の斜視図である。
【図4】紙葉を容器の中に収納した状態を示した図2に
おけるIV−IV線断面図である。
おけるIV−IV線断面図である。
【図5】同じく紙葉を容器の中に収納した状態を示した
図2におけるV−V線断面図である。
図2におけるV−V線断面図である。
【図6】ダミー切断部材を前面パネルから外部に突出さ
せ、かつドアを開けた状態を示した図3におけるVI−
VI線断面図である。
せ、かつドアを開けた状態を示した図3におけるVI−
VI線断面図である。
【図7】同じくダミー切断部材を前面パネルから外部に
突出させ、かつドアを開けた状態を示した図3における
VII−VII線断面図である。
突出させ、かつドアを開けた状態を示した図3における
VII−VII線断面図である。
【図8】(A)は枠体の平面図、(B)は正面図、
(C)は右側面図、(D)は(B)におけるD−D線断
面図、(E)は(B)におけるE−E線断面図である。
(C)は右側面図、(D)は(B)におけるD−D線断
面図、(E)は(B)におけるE−E線断面図である。
【図9】(A)は前面パネルの平面図、(B)は正面
図、(C)は右側面図、(D)は背面図である。
図、(C)は右側面図、(D)は背面図である。
【図10】図9(B)におけるE−E線断面図である。
【図11】図9(B)におけるF−F線断面図である。
【図12】(A)は後面パネルの平面図、(B)は正面
図、(C)は右側面図、(D)は(B)におけるD−D
線断面図、(E)は(B)におけるE−E線断面図であ
る。
図、(C)は右側面図、(D)は(B)におけるD−D
線断面図、(E)は(B)におけるE−E線断面図であ
る。
【図13】(A)は中板の平面図、(B)は正面図、
(C)は右側面図、(D)は(B)におけるD−D線断
面図、(E)は(B)におけるE−E線断面図、(F)
は背面図である。
(C)は右側面図、(D)は(B)におけるD−D線断
面図、(E)は(B)におけるE−E線断面図、(F)
は背面図である。
【図14】(A)はダミー切断部材の平面図、(B)は
正面図、(C)は右側面図である。
正面図、(C)は右側面図である。
【図15】(A)は受部の正面図、(B)は右側面図、
(C)は(A)におけるC−C線断面図である。
(C)は(A)におけるC−C線断面図である。
【図16】(A)はドアの正面図、(B)は背面図であ
る。
る。
【図17】中板の固定孔に板ばねを固定した状態の一部
断面図である。
断面図である。
【図18】切断部材の側面図である。
1…枠体、10…前面側の開口部、11…後面側の開口
部、2…前面パネル、20…後面側の開口部、21…上
面側の開口部、25…スリット、250…弾性薄膜、2
51…切れ目、26…開口部、263…ドア、27…保
持具、3…後面パネル、30…前面側の開口部、35…
スリット、4…中板、42…開口部、44…空間、5…
板ばね(弾性部材)、6…ダミー切断部材、60…後面
側基部、61…迂回部、62…前面側基部、63…ダミ
ー部、7…受部、9…切断部材。
部、2…前面パネル、20…後面側の開口部、21…上
面側の開口部、25…スリット、250…弾性薄膜、2
51…切れ目、26…開口部、263…ドア、27…保
持具、3…後面パネル、30…前面側の開口部、35…
スリット、4…中板、42…開口部、44…空間、5…
板ばね(弾性部材)、6…ダミー切断部材、60…後面
側基部、61…迂回部、62…前面側基部、63…ダミ
ー部、7…受部、9…切断部材。
Claims (5)
- 【請求項1】 カードや紙幣等の紙葉を切断する演技を
行なうための切断部材と、 前面側及び後面側が開口した枠体と、 後面側が開口し、前面側にスリットを設け、上面側に紙
葉挿入用の開口部を設け、前記枠体の前面側の開口部に
固定した前面パネルと、 前面側が開口し、後面側に前記切断部材の差し込み用の
スリットを前記前面パネルのスリットと対応して設け、
前記枠体の後面側,前記前面パネルの後面側のうち少な
くと何れか一方に回動可能に取り付けた後面パネルと、 その後面パネルの前面側に固定して、その後面パネルと
の間に前記前面パネルの上面側の開口部と連通する紙葉
収納用の空間を形成する中板と、 前記枠体,前記前面パネルのうち少なくとも何れか一方
と前記後面パネル,前記中板のうち少なくとも何れか一
方との間に介装して、前記枠体及び前記前面パネル側に
対して前記後面パネル及び前記中板側を常時開状態とな
す弾性部材と、 基部を前記中板に前記前面パネルのスリット及び前記後
面パネルのスリットの設けた方向にスライド可能に取り
付け、かつその基部を前記紙葉の後面側から前記中板の
前面側に迂回させ、その基部から延設し、前記切断部材
に真似たダミー部であって、そのダミー部が前記後面パ
ネル及び前記中板を前記弾性部材の弾性力に抗して前面
パネル側に回動させてた際に前記前面パネルのスリット
から外部に突出するように構成したダミー切断部材と、 を備えたことを特徴とする手品具。 - 【請求項2】 前面パネルのスリットの側部に紙葉を視
認させるための開口部を設けると共に、その開口部を覆
い得る大きさのドアを前記開口部の縁に開閉可能に取り
付け、一方中板に同じく紙葉を視認させるための開口部
を前記前面パネルの開口部に対応して設けたことを特徴
とする請求項1に記載の手品具。 - 【請求項3】 前面パネルのスリットの縁に弾性薄膜を
張設してそのスリットを覆い、その弾性薄膜に切れ目を
前記スリットに沿って設けたことを特徴とする請求項1
又は2に記載の手品具。 - 【請求項4】 前面パネルに、切断部材を着脱可能に保
持するための保持具を、設けたことを特徴とする請求項
1又は2又は3に記載の手品具。 - 【請求項5】 切断部材は模擬剣で、ダミー切断部材の
ダミー部は前記模擬剣の剣先を真似たものであることを
特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載の手品
具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993029422U JPH0756080Y2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 手品具 |
US08/252,514 US5456636A (en) | 1993-06-02 | 1994-06-01 | Magical trick device for card slashing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993029422U JPH0756080Y2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 手品具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07500U JPH07500U (ja) | 1995-01-06 |
JPH0756080Y2 true JPH0756080Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=12275701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993029422U Expired - Lifetime JPH0756080Y2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 手品具 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5456636A (ja) |
JP (1) | JPH0756080Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4086711B2 (ja) * | 2003-05-15 | 2008-05-14 | 株式会社テンヨー | コイン増加トリック手品具 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5779Y2 (ja) * | 1975-09-13 | 1982-01-05 | ||
US4068841A (en) * | 1976-02-12 | 1978-01-17 | Marvin Glass & Associates | Illusion apparatus |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP1993029422U patent/JPH0756080Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-06-01 US US08/252,514 patent/US5456636A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5456636A (en) | 1995-10-10 |
JPH07500U (ja) | 1995-01-06 |
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