JPH0756069A - 光ファイバケーブル用構成部材 - Google Patents
光ファイバケーブル用構成部材Info
- Publication number
- JPH0756069A JPH0756069A JP5199489A JP19948993A JPH0756069A JP H0756069 A JPH0756069 A JP H0756069A JP 5199489 A JP5199489 A JP 5199489A JP 19948993 A JP19948993 A JP 19948993A JP H0756069 A JPH0756069 A JP H0756069A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- fiber cable
- resin layer
- cord
- tension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/46—Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
- G02B6/56—Processes for repairing optical cables
- G02B6/566—Devices for opening or removing the mantle
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバケーブルを構成する材料を効率よ
く分離し、リサイクル可能とする光ファイバケーブル用
構成部材を提供する。 【構成】 鋼撚り線12と樹脂層13とからなるテンシ
ョンメンバ11において、鋼撚り線12と樹脂層13と
の境界面に沿って材料引き裂き用紐14を一体に挿入し
てなる。
く分離し、リサイクル可能とする光ファイバケーブル用
構成部材を提供する。 【構成】 鋼撚り線12と樹脂層13とからなるテンシ
ョンメンバ11において、鋼撚り線12と樹脂層13と
の境界面に沿って材料引き裂き用紐14を一体に挿入し
てなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバケーブル用構
成部材に関し、特に光ファイバケーブルを構成する材料
を効率よく分離し、リサイクル可能とするように工夫し
たものである。
成部材に関し、特に光ファイバケーブルを構成する材料
を効率よく分離し、リサイクル可能とするように工夫し
たものである。
【0002】
【従来の技術】従来、不要になった光ファイバケーブル
の構成部品(例えばテンションメンバ,スロットロッド
等)をリサイクルするために材料を分離しようとする場
合には、構成部品をカッタ等で切り裂いて例えばスチー
ル線と樹脂とからなるテンションメンバを構成する材料
の分離を行なっていた。
の構成部品(例えばテンションメンバ,スロットロッド
等)をリサイクルするために材料を分離しようとする場
合には、構成部品をカッタ等で切り裂いて例えばスチー
ル線と樹脂とからなるテンションメンバを構成する材料
の分離を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の方法では、材料に切り裂きに多くの人手が必要とさ
れると共に、鋭利な刃物を必要とするため材料の切り分
け作業の安全性についても問題があった。
来の方法では、材料に切り裂きに多くの人手が必要とさ
れると共に、鋭利な刃物を必要とするため材料の切り分
け作業の安全性についても問題があった。
【0004】本発明は、前記従来の問題に鑑み、容易か
つ安全に材料の分離ができる光ファイバケーブル用構成
部材を提供することを目的とする。
つ安全に材料の分離ができる光ファイバケーブル用構成
部材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る光ファイバケーブル用構成部材の構成は、2種
以上の材料を集合させて形成してなり、光ファイバケー
ブルを構成する光ファイバケーブル用構成部材におい
て、上記材料の境界面に沿って紐状の部材を挿入してな
ることを特徴とする。
明に係る光ファイバケーブル用構成部材の構成は、2種
以上の材料を集合させて形成してなり、光ファイバケー
ブルを構成する光ファイバケーブル用構成部材におい
て、上記材料の境界面に沿って紐状の部材を挿入してな
ることを特徴とする。
【0006】前記構成において、上記紐状の部材がアラ
ミド繊維であることを特徴とする。
ミド繊維であることを特徴とする。
【0007】前記構成において、上記紐状の部材がステ
ンレスであることを特徴とする。
ンレスであることを特徴とする。
【0008】
【作用】前記構成によれば、複数の材料を組み合わせか
らなる部品の各材料の境界面に紐状の部品を挿入し、こ
の紐状の部品に張力を加えることにより生じるせん断力
によって材料を切り裂き、材料の分離を行なうことがで
きる。
らなる部品の各材料の境界面に紐状の部品を挿入し、こ
の紐状の部品に張力を加えることにより生じるせん断力
によって材料を切り裂き、材料の分離を行なうことがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る光ファイバケーブル用構
成部材の好適な一実施例について説明する。
成部材の好適な一実施例について説明する。
【0010】図1は本実施例に係る光ファイバケーブル
用構成部材の断面図である。同図に示すように、本実施
例に係る光ファイバケーブル用構成部材としてのテンシ
ョンメンバ11は、光ファイバの布設時に加わる張力を
分担するために用いるものであり、同図中、12は鋼撚
り線、13は鋼撚り線12を集合させて被覆を施す樹脂
層(本実施例ではポリエチレン)、14は紐状の部材と
しての材料引き裂き用紐を各々図示する。 鋼撚り線1
2と樹脂層13とは密着しており、これらの境界面に沿
って材料引き裂き用紐14が一体に設けられている。こ
の境界面に挿入されている引き裂き用紐14には摩擦力
が働いている。従って、図2に示すように、引き裂き用
紐14の一端を引っ張って張力を加えることにより、鋼
撚り線12の周囲を覆っているポリエチレン13に対し
てせん断力が働くこととなる。よって、このせん断力を
利用してポリエチレン13を長手方向に亙って連続的に
引き裂くことができ、この結果、鋼撚り線12とポリエ
チレン13とを容易に分離することができる。
用構成部材の断面図である。同図に示すように、本実施
例に係る光ファイバケーブル用構成部材としてのテンシ
ョンメンバ11は、光ファイバの布設時に加わる張力を
分担するために用いるものであり、同図中、12は鋼撚
り線、13は鋼撚り線12を集合させて被覆を施す樹脂
層(本実施例ではポリエチレン)、14は紐状の部材と
しての材料引き裂き用紐を各々図示する。 鋼撚り線1
2と樹脂層13とは密着しており、これらの境界面に沿
って材料引き裂き用紐14が一体に設けられている。こ
の境界面に挿入されている引き裂き用紐14には摩擦力
が働いている。従って、図2に示すように、引き裂き用
紐14の一端を引っ張って張力を加えることにより、鋼
撚り線12の周囲を覆っているポリエチレン13に対し
てせん断力が働くこととなる。よって、このせん断力を
利用してポリエチレン13を長手方向に亙って連続的に
引き裂くことができ、この結果、鋼撚り線12とポリエ
チレン13とを容易に分離することができる。
【0011】図3は、本発明の他の実施例であり、スロ
ットロッドと称される光ファイバケーブルの構成部材の
断面図を示す。同図中、符号15はスロットロッド、1
6は鋼線、17はポリエチレン材料からなる成形部品、
18は引き裂き用紐を各々図示する。材料の分離方法は
前述した実施例と同様である。ここで、引き裂き用紐1
8は、引き裂きに必要な張力に耐えることが必要なため
高い引っ張り強度を有し、また、光ファイバケーブルは
通常、屋外等の環境で使用されるため耐腐食性に優れた
材料であることが望まれ、上記引き裂き用紐17の材料
としては例えばアラミド繊維、ステンレスなどが上記要
求条件を満足するものであるが、本発明においてはこれ
らに限定されるものではない。
ットロッドと称される光ファイバケーブルの構成部材の
断面図を示す。同図中、符号15はスロットロッド、1
6は鋼線、17はポリエチレン材料からなる成形部品、
18は引き裂き用紐を各々図示する。材料の分離方法は
前述した実施例と同様である。ここで、引き裂き用紐1
8は、引き裂きに必要な張力に耐えることが必要なため
高い引っ張り強度を有し、また、光ファイバケーブルは
通常、屋外等の環境で使用されるため耐腐食性に優れた
材料であることが望まれ、上記引き裂き用紐17の材料
としては例えばアラミド繊維、ステンレスなどが上記要
求条件を満足するものであるが、本発明においてはこれ
らに限定されるものではない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バケーブルの構成部材を用いれば、不要になった光ファ
イバケーブルをリサイクルする場合に、該光ケーブルを
構成すし組み合わせて用いられている材料を容易かつ安
全に分離することが可能である。
バケーブルの構成部材を用いれば、不要になった光ファ
イバケーブルをリサイクルする場合に、該光ケーブルを
構成すし組み合わせて用いられている材料を容易かつ安
全に分離することが可能である。
【図1】本発明の光ファイバケーブル用部品の第一実施
例を示すテンションメンバの断面図である。
例を示すテンションメンバの断面図である。
【図2】材料分離方法を示す図である。
【図3】本発明の光ファイバケーブル用部品の他の実施
例を示すスロットロッドの断面図である。
例を示すスロットロッドの断面図である。
11 テンションメンバ 12 鋼撚り線 13 樹脂層 14 材料引き裂き用紐 15 スロットロッド 16 鋼線 17 成形部品 18 引き裂き用紐
Claims (3)
- 【請求項1】 2種以上の材料を集合させて形成してな
り、光ファイバケーブルを構成する光ファイバケーブル
用構成部材において、 上記材料の境界面に沿って紐状の部材を挿入してなるこ
とを特徴とする光ファイバケーブル用構成部材。 - 【請求項2】 請求項1において、上記紐状の部材がア
ラミド繊維であることを特徴とする光ファイバケーブル
用構成部材。 - 【請求項3】 請求項1において、上記紐状の部材がス
テンレスであることを特徴とする光ファイバケーブル用
構成部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5199489A JPH0756069A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 光ファイバケーブル用構成部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5199489A JPH0756069A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 光ファイバケーブル用構成部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0756069A true JPH0756069A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16408665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5199489A Pending JPH0756069A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 光ファイバケーブル用構成部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756069A (ja) |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP5199489A patent/JPH0756069A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020514 |