JPH0756033B2 - 潤滑基油の製法 - Google Patents
潤滑基油の製法Info
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- JPH0756033B2 JPH0756033B2 JP58067915A JP6791583A JPH0756033B2 JP H0756033 B2 JPH0756033 B2 JP H0756033B2 JP 58067915 A JP58067915 A JP 58067915A JP 6791583 A JP6791583 A JP 6791583A JP H0756033 B2 JPH0756033 B2 JP H0756033B2
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- kpa
- dewaxing
- catalyst
- hydrocracking
- oil
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J29/00—Catalysts comprising molecular sieves
- B01J29/04—Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
- B01J29/06—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
- B01J29/70—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of types characterised by their specific structure not provided for in groups B01J29/08 - B01J29/65
- B01J29/72—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of types characterised by their specific structure not provided for in groups B01J29/08 - B01J29/65 containing iron group metals, noble metals or copper
- B01J29/74—Noble metals
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2229/00—Aspects of molecular sieve catalysts not covered by B01J29/00
- B01J2229/10—After treatment, characterised by the effect to be obtained
- B01J2229/26—After treatment, characterised by the effect to be obtained to stabilize the total catalyst structure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2229/00—Aspects of molecular sieve catalysts not covered by B01J29/00
- B01J2229/30—After treatment, characterised by the means used
- B01J2229/42—Addition of matrix or binder particles
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G2400/00—Products obtained by processes covered by groups C10G9/00 - C10G69/14
- C10G2400/10—Lubricating oil
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は低流動点潤滑基油の製法に関する。
この発明は更に、343℃以上で沸とうする炭化水素原料
を水素化分解触媒の存在下で260℃〜482℃の温度、6996
KPa〜20786kPa(70〜210kg/cm2)計器圧、1000〜3000ps
ig)の圧力及び0.1〜約5のLHSVを含む水素化分解条件
下で水素化分解して水素化分解油を造り、得られた水素
化分解油を結晶性ゼオライトZSM−23含有脱ロウ触媒及
び水素の存在下で260℃〜482℃の温度、1480kPa〜20786
kPa(14〜210kg/cm2計器圧、200〜3000psig)の圧力及
び0.2〜20のLHSVを含む脱ロウ条件下で脱ロウして水素
化分解脱ロウ油を造り、前記水素化分解脱ロウ油を水素
化処理触媒の存在下で176℃〜371℃の温度、6996kpa〜2
0786kpa(70〜210kg/cm2計器圧、1000〜3000psig)の圧
力及び0.1〜10のLHSVを含む水素化処理条件下で水素化
処理することからなる方法を提供するものである。
を水素化分解触媒の存在下で260℃〜482℃の温度、6996
KPa〜20786kPa(70〜210kg/cm2)計器圧、1000〜3000ps
ig)の圧力及び0.1〜約5のLHSVを含む水素化分解条件
下で水素化分解して水素化分解油を造り、得られた水素
化分解油を結晶性ゼオライトZSM−23含有脱ロウ触媒及
び水素の存在下で260℃〜482℃の温度、1480kPa〜20786
kPa(14〜210kg/cm2計器圧、200〜3000psig)の圧力及
び0.2〜20のLHSVを含む脱ロウ条件下で脱ロウして水素
化分解脱ロウ油を造り、前記水素化分解脱ロウ油を水素
化処理触媒の存在下で176℃〜371℃の温度、6996kpa〜2
0786kpa(70〜210kg/cm2計器圧、1000〜3000psig)の圧
力及び0.1〜10のLHSVを含む水素化処理条件下で水素化
処理することからなる方法を提供するものである。
発明の背景 潤滑油の製造に不適であると通常考えられている原油留
分を、好収率で潤滑油を得ることができる留分に品位向
上することが望ましいことは長らく認められてきた。い
わゆる「水素化分解法」は時折業界では「苛酷な水素化
処理」と呼ばれ、上述のような品位向上を達成するもの
として提案されてきた。この方法では低品位の原油、例
えばカリフオルニア産原油の適当な留分を加圧下に水素
と接触反応させる。この方法では油は若干は分子量が低
減されて潤滑油として不適当になるが、同時に多核芳香
族のかなりの割合が水素化されてナフテン及びパラフイ
ンを形成する点でこの水素化分解法は複雑である。処理
条件及び触媒は原料油の多核芳香族の最適転化率を与え
るように選択される。この理由は多核芳香族成分は原料
油の粘度指数及び安定性を劣化させるからである。また
水素化分解法ではパラフインが異性化されて最終潤滑油
生成物へ良好な粘度指数特性を付与する。この発明の目
的に対して「水素化分解」とは上述の工程に対して用い
られ、以下に記載する「水素化処理」(この水素化処理
工程の目的は水素化分解によつて製造した潤滑基油を安
定化するにある)から区別するためのものである。この
発明の目的に対して水素化分解工程と水素化処理工程と
は消費水素量によつても区別される。すなわち水素化分
解工程では代表例として約178〜356H2/原料〔1000
−2000SCF/bbl(水素標準立方フイート/1バレル原
料)〕であるが、水素化処理工程では約17.8−35.6/
(10−200SCF/bbl)の水素を消費するのにすぎない。
分を、好収率で潤滑油を得ることができる留分に品位向
上することが望ましいことは長らく認められてきた。い
わゆる「水素化分解法」は時折業界では「苛酷な水素化
処理」と呼ばれ、上述のような品位向上を達成するもの
として提案されてきた。この方法では低品位の原油、例
えばカリフオルニア産原油の適当な留分を加圧下に水素
と接触反応させる。この方法では油は若干は分子量が低
減されて潤滑油として不適当になるが、同時に多核芳香
族のかなりの割合が水素化されてナフテン及びパラフイ
ンを形成する点でこの水素化分解法は複雑である。処理
条件及び触媒は原料油の多核芳香族の最適転化率を与え
るように選択される。この理由は多核芳香族成分は原料
油の粘度指数及び安定性を劣化させるからである。また
水素化分解法ではパラフインが異性化されて最終潤滑油
生成物へ良好な粘度指数特性を付与する。この発明の目
的に対して「水素化分解」とは上述の工程に対して用い
られ、以下に記載する「水素化処理」(この水素化処理
工程の目的は水素化分解によつて製造した潤滑基油を安
定化するにある)から区別するためのものである。この
発明の目的に対して水素化分解工程と水素化処理工程と
は消費水素量によつても区別される。すなわち水素化分
解工程では代表例として約178〜356H2/原料〔1000
−2000SCF/bbl(水素標準立方フイート/1バレル原
料)〕であるが、水素化処理工程では約17.8−35.6/
(10−200SCF/bbl)の水素を消費するのにすぎない。
潤滑油を入手しやすくするための水素化分解法は直ちに
はわからない魅力ある特長をもつ。一般に水素化分解油
の組成及び性状は原油の産地別及び性質によつて特に影
響を受けない。すなわちそれらは慣用の手段によつて異
種の原油から造つた潤滑油留分よりはるかに互に似かよ
つている。従つてこの水素化分解法は精油業者が特定の
原油にだけ頼ることを不要とし、この原油選択の自由性
が意味する利益のすべてを享有できる。
はわからない魅力ある特長をもつ。一般に水素化分解油
の組成及び性状は原油の産地別及び性質によつて特に影
響を受けない。すなわちそれらは慣用の手段によつて異
種の原油から造つた潤滑油留分よりはるかに互に似かよ
つている。従つてこの水素化分解法は精油業者が特定の
原油にだけ頼ることを不要とし、この原油選択の自由性
が意味する利益のすべてを享有できる。
しかし、水素化分解潤滑基油は太陽光に曝露されると空
気の存在において不安定となる傾向がある。このような
太陽光のへの曝露により時により非常に急速に、且つか
なりの量のスラツジが生成する。潤滑油におけるこの傾
向は好ましくない。加えて、若干の水素化分解潤滑油は
暗色化する傾向があり、濁りが生ずる。
気の存在において不安定となる傾向がある。このような
太陽光のへの曝露により時により非常に急速に、且つか
なりの量のスラツジが生成する。潤滑油におけるこの傾
向は好ましくない。加えて、若干の水素化分解潤滑油は
暗色化する傾向があり、濁りが生ずる。
上述の不安定性を改良するためにいくつもの方法が提案
された。米国特許第4,031,016号は水素化分解油にある
種の酸化防止剤を添加することを提唱している。第2の
提案された試みは水素化分解油を水素化処理することに
ある。この試みの変形法は米国特許第3,666,657号(こ
の特許は水素化処理段階用の周期律表鉄族金属及び第VI
族金属の硫化物の混合物を教えている)、米国特許第3,
530,061号〔これは791kPa(7kg/cm2計器圧、100psig)
までの水素圧で周期律表第II B族、第VI B族及び第VIII
族から選ばれた1種またはそれ以上の元素を含む水素化
処理触媒を使用している〕及び米国特許第4,162,962号
(これは所定の気孔寸法をもつ触媒を使用して200℃〜3
00℃の範囲の温度で水素化分解油を水素化処理すること
を教えている)に記載されている。前記米国特許第3,53
0,061号は水素化処理段階用の非クラツキング担体を教
えている。米国特許第3,852,207号は、酸化物上に担持
された貴金属水素化成分を用いて水素化処理することを
教えている。
された。米国特許第4,031,016号は水素化分解油にある
種の酸化防止剤を添加することを提唱している。第2の
提案された試みは水素化分解油を水素化処理することに
ある。この試みの変形法は米国特許第3,666,657号(こ
の特許は水素化処理段階用の周期律表鉄族金属及び第VI
族金属の硫化物の混合物を教えている)、米国特許第3,
530,061号〔これは791kPa(7kg/cm2計器圧、100psig)
までの水素圧で周期律表第II B族、第VI B族及び第VIII
族から選ばれた1種またはそれ以上の元素を含む水素化
処理触媒を使用している〕及び米国特許第4,162,962号
(これは所定の気孔寸法をもつ触媒を使用して200℃〜3
00℃の範囲の温度で水素化分解油を水素化処理すること
を教えている)に記載されている。前記米国特許第3,53
0,061号は水素化処理段階用の非クラツキング担体を教
えている。米国特許第3,852,207号は、酸化物上に担持
された貴金属水素化成分を用いて水素化処理することを
教えている。
水素化分解潤滑油は一般に好ましくない高流動点をも
ち、脱ロウ処理を必要とする。溶媒脱ロウ処理は周知で
あり、有効な方法であるが、しかし高価につく。最近、
接触脱ロウ法が提案された。米国再発行特許第28,398号
は特定の結晶性ゼオライトを使用する接触脱ロウ法を記
載している。すぐれた耐酸化性をもつ潤滑油及び専問用
途油を得るために米国特許第4,137,148号に説明されて
いるように接触脱ロウ後の油を水素化処理することが屡
々必要である。米国特許第4,283,271号及び第4,283,272
号は炭化水素原料を水素化分解し、得られた水素化分解
油を接触脱ロウし、脱ロウ水素化分解油を水素化処理す
ることを包含する脱ロウ潤滑基油の連続式製法に教えら
れている。後の2つの特許は業界における進歩であると
して認識され、脱ロウ段階での触媒としてゼオライトZS
M−5またはZSM−11を使用することを教えている。
ち、脱ロウ処理を必要とする。溶媒脱ロウ処理は周知で
あり、有効な方法であるが、しかし高価につく。最近、
接触脱ロウ法が提案された。米国再発行特許第28,398号
は特定の結晶性ゼオライトを使用する接触脱ロウ法を記
載している。すぐれた耐酸化性をもつ潤滑油及び専問用
途油を得るために米国特許第4,137,148号に説明されて
いるように接触脱ロウ後の油を水素化処理することが屡
々必要である。米国特許第4,283,271号及び第4,283,272
号は炭化水素原料を水素化分解し、得られた水素化分解
油を接触脱ロウし、脱ロウ水素化分解油を水素化処理す
ることを包含する脱ロウ潤滑基油の連続式製法に教えら
れている。後の2つの特許は業界における進歩であると
して認識され、脱ロウ段階での触媒としてゼオライトZS
M−5またはZSM−11を使用することを教えている。
発明の概要 この発明は水素化分解法のエネルギー効率のよい脱ロウ
方法、従つて減圧蒸留軽油のような約343℃(650゜F)
以上で沸とうする炭化水素油原料及びアスフアルテンを
実質上含まない残さ油から安定化され脱ロウされた水素
化分解潤滑基油の製法を提供するものである。この発明
の方法は水素化分解操作からの流出流をゼオライトZSM
−23含有触媒を備えた接触脱ロウ操作工程に通すことか
らなる。この発明の方法は更に原料を、水素化分解帯
域、ゼオライトZSM−23含有脱ロウ触媒を備えた接触脱
ロウ帯域及び水素化処理帯域の各帯域を高圧力条件下に
保ちながら、それら各帯域に上記順序で順次に通すこと
からなる。
方法、従つて減圧蒸留軽油のような約343℃(650゜F)
以上で沸とうする炭化水素油原料及びアスフアルテンを
実質上含まない残さ油から安定化され脱ロウされた水素
化分解潤滑基油の製法を提供するものである。この発明
の方法は水素化分解操作からの流出流をゼオライトZSM
−23含有触媒を備えた接触脱ロウ操作工程に通すことか
らなる。この発明の方法は更に原料を、水素化分解帯
域、ゼオライトZSM−23含有脱ロウ触媒を備えた接触脱
ロウ帯域及び水素化処理帯域の各帯域を高圧力条件下に
保ちながら、それら各帯域に上記順序で順次に通すこと
からなる。
この発明の方法の脱ロウ反応器中でゼオライトZSM−23
含有触媒を使用することにより先行技術にまさる幾多の
利点が得られる。その一つの利点は所望の流動点を達成
するのに必要な温度が例えばZSM−5触媒のような標準
触媒使用の場合より高く、水素化分解反応器に必要な温
度にほとんど一致することである。このことは水素化分
解段階からの水素化分解反応帯域流出流を冷却する必要
性を最少となし、著るしいエネルギー節減になる。ま
た、脱ロウ油の収率は従来法よりも同等の操作上の労作
では一層高収率である。更に別の利点は脱ロウ油の粘度
指数は脱ロウ工程の触媒としてZSM−23以外のゼオライ
ト(例えばZSM−5)を使用する従来法によつて得た粘
度指数よりも高い。
含有触媒を使用することにより先行技術にまさる幾多の
利点が得られる。その一つの利点は所望の流動点を達成
するのに必要な温度が例えばZSM−5触媒のような標準
触媒使用の場合より高く、水素化分解反応器に必要な温
度にほとんど一致することである。このことは水素化分
解段階からの水素化分解反応帯域流出流を冷却する必要
性を最少となし、著るしいエネルギー節減になる。ま
た、脱ロウ油の収率は従来法よりも同等の操作上の労作
では一層高収率である。更に別の利点は脱ロウ油の粘度
指数は脱ロウ工程の触媒としてZSM−23以外のゼオライ
ト(例えばZSM−5)を使用する従来法によつて得た粘
度指数よりも高い。
以下にこの発明の実施態様を第1図を参照して説明す
る。
る。
原料は脱アスファルト残さ油などの約343℃(650゜F)
以上の沸点を有する炭化水素原料であってよく、この原
料を導管1を経て導管2からの水素と水素化分解器3に
導入する。水素化分解器3は原料炭化水素を一回通過後
に原料の少くとも20%を原料の初期沸点より低い沸点を
もつ物質に転化できる状態の接触水素化分解帯域を含
む。
以上の沸点を有する炭化水素原料であってよく、この原
料を導管1を経て導管2からの水素と水素化分解器3に
導入する。水素化分解器3は原料炭化水素を一回通過後
に原料の少くとも20%を原料の初期沸点より低い沸点を
もつ物質に転化できる状態の接触水素化分解帯域を含
む。
水素化分解器3からの流出流は過剰の水素を含み、遊離
硫化水素及び場合によりアンモニアで汚染されている。
この理由は水素化分解工程では芳香族化合物の飽和に加
えて脱硫及び脱窒素も行われてからである。この流出流
は導管4を経て高圧気液分離器(O/L分離器)5に導か
れ、ここで水素化分解された物質は汚染物含有水素から
分離される。汚染物含有水素は気液分離器5から導管6
を経て高圧吸収区域7に導かれ、ここで硫化水素及びア
ンモニアは実質上導管8を経て除かれる。
硫化水素及び場合によりアンモニアで汚染されている。
この理由は水素化分解工程では芳香族化合物の飽和に加
えて脱硫及び脱窒素も行われてからである。この流出流
は導管4を経て高圧気液分離器(O/L分離器)5に導か
れ、ここで水素化分解された物質は汚染物含有水素から
分離される。汚染物含有水素は気液分離器5から導管6
を経て高圧吸収区域7に導かれ、ここで硫化水素及びア
ンモニアは実質上導管8を経て除かれる。
吸収区域7から出た水素は導管9を経て高圧分離区域10
に導かれ、ここで水素は軽質炭化水素から分離され、軽
質炭化水素は導管11を経て除かれる。
に導かれ、ここで水素は軽質炭化水素から分離され、軽
質炭化水素は導管11を経て除かれる。
気液分離器5で分離された水素化分解物は導管12を経
て、導管14から導入される補充水素と共に、接触脱ロウ
器13に導入される。接触脱ロウ器13へ供給される水素だ
けが約34.5kPa(0.35kg/cm2、5psig)以下の分圧の硫化
水素及び100ppm以下のアンモニアを含有する新鮮な水素
であることに留意することが大切である。導管14を経て
供給される水素の量はこの発明の方法で消費された量に
ほぼ等しい量までの量である。こうして補充水素量の全
量は導管14を経て供給される。或はまた、接触脱ロウ器
への水素の供給量を系の補充必要量より少量にしたい時
は残余の補充水素量は導管15を経て水素化分解器へ供給
してもよく、或は系の他の任意の点で供給してもよい。
て、導管14から導入される補充水素と共に、接触脱ロウ
器13に導入される。接触脱ロウ器13へ供給される水素だ
けが約34.5kPa(0.35kg/cm2、5psig)以下の分圧の硫化
水素及び100ppm以下のアンモニアを含有する新鮮な水素
であることに留意することが大切である。導管14を経て
供給される水素の量はこの発明の方法で消費された量に
ほぼ等しい量までの量である。こうして補充水素量の全
量は導管14を経て供給される。或はまた、接触脱ロウ器
への水素の供給量を系の補充必要量より少量にしたい時
は残余の補充水素量は導管15を経て水素化分解器へ供給
してもよく、或は系の他の任意の点で供給してもよい。
接触脱ロウ器13で使用するゼオライト脱ロウ触媒成分
(これは水素化成分を含んでいても含んでいなくてもよ
い)はゼオライトZSM−23である。ゼオライトZSM−23は
米国特許第4,076,842号及び第4,104,151号に記載されて
いる。脱ロウ触媒のZSM−23と結合した水素化成分は元
素周期律表第VIII族から選ばれた金属またはそれらの金
属だけの混合物または前記第VIII族金属と元素周期律表
VI族からの金属またはそれら金属の混合物との混合物で
ある。この目的のための第VIII族金属の例には白金、パ
ラジウム、イリジウム、ルテニウム、コバルト及びニツ
ケルが含まれる。第VI族金属はクロム、モリブデン及び
タングステンである。
(これは水素化成分を含んでいても含んでいなくてもよ
い)はゼオライトZSM−23である。ゼオライトZSM−23は
米国特許第4,076,842号及び第4,104,151号に記載されて
いる。脱ロウ触媒のZSM−23と結合した水素化成分は元
素周期律表第VIII族から選ばれた金属またはそれらの金
属だけの混合物または前記第VIII族金属と元素周期律表
VI族からの金属またはそれら金属の混合物との混合物で
ある。この目的のための第VIII族金属の例には白金、パ
ラジウム、イリジウム、ルテニウム、コバルト及びニツ
ケルが含まれる。第VI族金属はクロム、モリブデン及び
タングステンである。
過剰の水素を含む接触脱ロウ器13からの流出流は導管16
を経て水素処理器17へ通される。接触水素化処理器17は
安定化条件下で水素化処理帯域中に水素化処理触媒を含
む。水素化触媒の例は無機酸化物例えばアルミナまたは
シリカーアルミナにより担持された元素周期律表第VIII
族の金属(例えばコバルト及びニツケル)及び元素周期
律表第VI族の金属(例えばモリブデン及びタングステ
ン)からの1種またはそれ以上の金属である。
を経て水素処理器17へ通される。接触水素化処理器17は
安定化条件下で水素化処理帯域中に水素化処理触媒を含
む。水素化触媒の例は無機酸化物例えばアルミナまたは
シリカーアルミナにより担持された元素周期律表第VIII
族の金属(例えばコバルト及びニツケル)及び元素周期
律表第VI族の金属(例えばモリブデン及びタングステ
ン)からの1種またはそれ以上の金属である。
水素化処理器からの流出流は導管18を経て高圧分離器10
に通され、ここで流出流から軽質炭化水素が分離され、
この軽質炭化水素は逸出(ブリード)水素と一緒に導管
11を経て排出される。安定化され且つ脱ロウされた水素
化分解潤滑基油からなる炭化水素混合物も分離されて導
管19を経て回収される。潤滑基油含有炭化水素混合物は
導管19を経て潤滑基油回収のための他の装置に送られる
が、この他の装置はこの発明の一部ではない。高圧水素
分離器10で分離された補充水素及び再循環水素は導管20
を経てコンプレツサ21に送られ、ここで圧力を高められ
て導管2を水素化分解器3へ送られる。
に通され、ここで流出流から軽質炭化水素が分離され、
この軽質炭化水素は逸出(ブリード)水素と一緒に導管
11を経て排出される。安定化され且つ脱ロウされた水素
化分解潤滑基油からなる炭化水素混合物も分離されて導
管19を経て回収される。潤滑基油含有炭化水素混合物は
導管19を経て潤滑基油回収のための他の装置に送られる
が、この他の装置はこの発明の一部ではない。高圧水素
分離器10で分離された補充水素及び再循環水素は導管20
を経てコンプレツサ21に送られ、ここで圧力を高められ
て導管2を水素化分解器3へ送られる。
この発明の好適な実施態様ではコンプレツサ21の下流側
の導管20中の圧力とコンプレツサ21の上流側の導管2中
の圧力は約5272kpa(52.5kg/cm2計器圧、750psig)以上
は違わない)。
の導管20中の圧力とコンプレツサ21の上流側の導管2中
の圧力は約5272kpa(52.5kg/cm2計器圧、750psig)以上
は違わない)。
第1図に示したこの発明の実施態様例は、水素化分解、
接触脱ロウ及び安定化工程をこの順序の連続工程で行
い、新鮮な水素を接触脱ロウ器だけに供給して炭化水素
油を処理する方法を説明するための例である。水素化分
解それ自体では不安定な油を生成し、接触脱ロウも場合
によつて不安定油の生成の原因となることは既知であ
る。この実施態様に記載のように接触脱ロウ工程を水素
化分解工程と安定化工程との間に配置することによつて
非常に効率的な全体の方法が得られ、安定化され脱ロウ
され水素化分解された潤滑基油が得られる。
接触脱ロウ及び安定化工程をこの順序の連続工程で行
い、新鮮な水素を接触脱ロウ器だけに供給して炭化水素
油を処理する方法を説明するための例である。水素化分
解それ自体では不安定な油を生成し、接触脱ロウも場合
によつて不安定油の生成の原因となることは既知であ
る。この実施態様に記載のように接触脱ロウ工程を水素
化分解工程と安定化工程との間に配置することによつて
非常に効率的な全体の方法が得られ、安定化され脱ロウ
され水素化分解された潤滑基油が得られる。
高圧で行われる種々の分離工程が第1図の工程図に有利
に組入れられていることは当業者により理解されよう。
例えば高圧分離装置は例えば最終潤滑基油中には適して
いない低分子量留分を除きそれによつて次の操作帯域へ
の炭化水素装入量を減少させるために導管12または導管
16に配置してもよい。
に組入れられていることは当業者により理解されよう。
例えば高圧分離装置は例えば最終潤滑基油中には適して
いない低分子量留分を除きそれによつて次の操作帯域へ
の炭化水素装入量を減少させるために導管12または導管
16に配置してもよい。
ここに記載の接触工程の反応条件を下記第1表にまとめ
る: 種々の水素化分解触媒がこの発明の方法で使用するのに
適する。一般にこのような触媒はニツケル−タングステ
ンまたはパラジウムまたは白金またはコバルト−モリブ
デンまたはニツケルモリブデン成分と結合したシリカ−
アルミナまたはシリカ−ジルコニアのような多孔質酸性
酸化物により例示されるように、酸官能と水素化官能と
をもつ。一般に、シリカ−アルミナまたはシリカ−ジル
コニア上に沈着した、酸化物または硫化物としての元素
周期律表第VIII族金属または元素周期律表VIII族金属と
第VI族金属との組合わせが水素化分解触媒として使用で
きる。水素化分解自体は最初の段階の一部として原料の
前処理と共に2段階またはそれ以上の段階で行われる。
脱ロウ工程と水素化処理工程とに適した触媒は既に記載
した。
る: 種々の水素化分解触媒がこの発明の方法で使用するのに
適する。一般にこのような触媒はニツケル−タングステ
ンまたはパラジウムまたは白金またはコバルト−モリブ
デンまたはニツケルモリブデン成分と結合したシリカ−
アルミナまたはシリカ−ジルコニアのような多孔質酸性
酸化物により例示されるように、酸官能と水素化官能と
をもつ。一般に、シリカ−アルミナまたはシリカ−ジル
コニア上に沈着した、酸化物または硫化物としての元素
周期律表第VIII族金属または元素周期律表VIII族金属と
第VI族金属との組合わせが水素化分解触媒として使用で
きる。水素化分解自体は最初の段階の一部として原料の
前処理と共に2段階またはそれ以上の段階で行われる。
脱ロウ工程と水素化処理工程とに適した触媒は既に記載
した。
ゼオライトZSM−23脱ロウ触媒成分は温度及び他の圧力
条件に耐える物質からなる母材または結合剤に配合して
もよい。
条件に耐える物質からなる母材または結合剤に配合して
もよい。
有用な母材物質には合成及び天然産の物質ならびに粘
土、シリカ及び/または金属酸化物のような無機物質が
含まれる。後者は天然産のものでも、或はシリカ及び金
属酸化物を含むゼラチン状沈殿またはゲルの形態のもの
でもよい。ゼオライトと複合できる天然産粘土にはモン
モリロナイト及びカオリン族のものが含まれ、この族に
は通常デイクシー、アクナメー、ジヨージア及びフロリ
ダ粘土として知られる亜ベントナイト及びカオリン類及
び主鉱物成分がハロイサイト、カオリナイト、デツカイ
ト、ナクライトまたはアナウキシツトである他の粘土が
含まれる。このような粘土は最初に採堀した粗製の状態
で、または予め焼成、酸処理または化学変成した状態で
使用できる。
土、シリカ及び/または金属酸化物のような無機物質が
含まれる。後者は天然産のものでも、或はシリカ及び金
属酸化物を含むゼラチン状沈殿またはゲルの形態のもの
でもよい。ゼオライトと複合できる天然産粘土にはモン
モリロナイト及びカオリン族のものが含まれ、この族に
は通常デイクシー、アクナメー、ジヨージア及びフロリ
ダ粘土として知られる亜ベントナイト及びカオリン類及
び主鉱物成分がハロイサイト、カオリナイト、デツカイ
ト、ナクライトまたはアナウキシツトである他の粘土が
含まれる。このような粘土は最初に採堀した粗製の状態
で、または予め焼成、酸処理または化学変成した状態で
使用できる。
上述の物質のほかに、ここに使用するゼオライトZSM−2
3はアルミナ、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシ
ア、シリカ−ジルコニア、シリカ−トリア、シリカ−ベ
リリヤ、シリカ−チタニアならびに三元組成物例えばシ
リカ−アルミナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジルコニ
ア、シリカ−アルミナ−マグネシア及びシリカ−マグネ
シア−ジルコニアのような多孔質母材物質と複合するこ
ともできる。母材はコゲルの形態であつてもよい。ゼオ
ライトZSM−23成分と無機酸化物ゲル母材との無水状態
を基準とした相対割合はゼオライト含量について乾燥複
合体の重量の1〜99重量%、更に普通には5〜80重量%
の範囲で広く変えることができる。
3はアルミナ、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシ
ア、シリカ−ジルコニア、シリカ−トリア、シリカ−ベ
リリヤ、シリカ−チタニアならびに三元組成物例えばシ
リカ−アルミナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジルコニ
ア、シリカ−アルミナ−マグネシア及びシリカ−マグネ
シア−ジルコニアのような多孔質母材物質と複合するこ
ともできる。母材はコゲルの形態であつてもよい。ゼオ
ライトZSM−23成分と無機酸化物ゲル母材との無水状態
を基準とした相対割合はゼオライト含量について乾燥複
合体の重量の1〜99重量%、更に普通には5〜80重量%
の範囲で広く変えることができる。
脱ロウ触媒と結合した上述の水素化成分は上述のように
ゼオライト成分上にあつても、母材成分上にあつても、
或はそれら両者の上にあつてもよい。
ゼオライト成分上にあつても、母材成分上にあつても、
或はそれら両者の上にあつてもよい。
以下に例を掲げてこの発明を説明する。
例1 水素化分解反応器からの水素化分解油流出流は少くとも
371℃(700゜F)の温度であるから、水素化分解工程の
下流側の接触脱ロウ段階は所望の潤滑油収率及び粘度を
得ると同時にできるだけ371℃(700゜F)に近い温度で
操作することが望ましい。この例ではこの発明の方法と
例えば米国特許第4,283,271号及び第4,283,272号の実施
例とを比較し、更に高潤滑油収率と粘度指数とを与える
高価につく非接触、溶媒脱ロウ法とを比較する。
371℃(700゜F)の温度であるから、水素化分解工程の
下流側の接触脱ロウ段階は所望の潤滑油収率及び粘度を
得ると同時にできるだけ371℃(700゜F)に近い温度で
操作することが望ましい。この例ではこの発明の方法と
例えば米国特許第4,283,271号及び第4,283,272号の実施
例とを比較し、更に高潤滑油収率と粘度指数とを与える
高価につく非接触、溶媒脱ロウ法とを比較する。
水素化分解油装入原料の性状は下記の通りである: 比重゜API 30.7 比重 0.8724 流動点℃ 46 動粘度〔100℃センチストークス(CS)〕 7.29 硫黄(重量%) 0.06 以下 窒素(ppm) 1 以下 蒸留試験(℃)(D−2887) 0.5% 283 1 293 5 330 10 364 30 446 50 482 70 505 90 531 95 539 98 552 アルミナ65重量%及びHZSM−23 35重量%からなる触媒
押出成形物を含む脱ロウ反応器に上記水素化分解油装入
原料を装入した。HZSM−23は合成反応混合物中の陽イオ
ン源としてピロリドンを使用して米国特許第4,076,842
号に記載のようにして造つた。上記水素化分解油を上記
触媒上に2859kpa(28kg/cm2計器圧、400psig)の圧力、
445H2/1原料(2500SCF H2/バレル原料)及びLHSV
0.5で通した。下記第2表において、触媒のゼオライト
含量に基ずく接触時間が同じになるように標準脱ロウ触
媒(米国特許第4,283,271号及び第4,283,272号)上にLH
SV1.0で通すことによつて得た結果と比較した。第2表
はまた、同じ水素分解油を−23℃(−10゜F)で60/40体
積比のメチルエチルケトン(MEK)/トルエン混合溶媒
を使用し混合溶媒/水素化分解油体積比を3/1で溶媒脱
ロウにより得た結果をも示した。
押出成形物を含む脱ロウ反応器に上記水素化分解油装入
原料を装入した。HZSM−23は合成反応混合物中の陽イオ
ン源としてピロリドンを使用して米国特許第4,076,842
号に記載のようにして造つた。上記水素化分解油を上記
触媒上に2859kpa(28kg/cm2計器圧、400psig)の圧力、
445H2/1原料(2500SCF H2/バレル原料)及びLHSV
0.5で通した。下記第2表において、触媒のゼオライト
含量に基ずく接触時間が同じになるように標準脱ロウ触
媒(米国特許第4,283,271号及び第4,283,272号)上にLH
SV1.0で通すことによつて得た結果と比較した。第2表
はまた、同じ水素分解油を−23℃(−10゜F)で60/40体
積比のメチルエチルケトン(MEK)/トルエン混合溶媒
を使用し混合溶媒/水素化分解油体積比を3/1で溶媒脱
ロウにより得た結果をも示した。
上述の比較から−12.2℃の流動点を与えるためにHZSM−
23触媒にとつて必要な温度は標準触媒の場合よりも約38
℃高く、水素化分解反応器からの流出流の温度により接
近していることがわかる。またHZSM−23により得られる
潤滑油収率と粘度指数とは標準触媒により得られる収率
及び粘度指数よりはるかに高く、溶媒脱ロウにより得ら
れる値とほぼ同じである。
23触媒にとつて必要な温度は標準触媒の場合よりも約38
℃高く、水素化分解反応器からの流出流の温度により接
近していることがわかる。またHZSM−23により得られる
潤滑油収率と粘度指数とは標準触媒により得られる収率
及び粘度指数よりはるかに高く、溶媒脱ロウにより得ら
れる値とほぼ同じである。
例2 この例で使用したZSM−23脱ロウ触媒は白金アミン錯体
を用いて0.5%の白金を含浸させて含む以外は例1で使
用したのと同じである。例1で使用した装入原料をこの
触媒上に10443kpa(105kg/cm2)計器圧、1500psig)及
び2859kpa(28kg/cm2計器圧、400psig)で通し、他の条
件は例1と同じにした。例1の標準脱ロウ触媒及び溶媒
脱ロウ触媒上の同等の条件下で得た結果と比較したpt/Z
SM−23触媒上で得た結果を第2図、第3図及び第4図に
示した。第2図、第3図及び第4図において印はpt/Z
SM−23触媒(105kg/cm2計器圧、1500paig)使用による
結果、・印はpt/ZSM−23触媒(28kg/cm2計器圧、400psi
g)使用による結果及び□印は標準触媒(28kg/cm2計器
圧、400psig)使用による結果を示す。また第3図及び
第4図における×印は溶媒脱ロウによる結果を示す。第
2図は類似の生成物流動点に対して標準触媒の平均触媒
温度に比較した場合にpt/ZSM−23触媒の方がより高い平
均触媒温度を達成できることを示し、第3図は標準触媒
及び溶媒脱ロウにより達成される潤滑油収率に比べてpt
/ZSM−23により一層高い潤滑油収率が得られることを示
し、第4図は標準触媒により得られる粘度指数に比べて
pt/ZSM−23触媒により得られる粘度指数は類似の流動点
においてはより高いことを示す。
を用いて0.5%の白金を含浸させて含む以外は例1で使
用したのと同じである。例1で使用した装入原料をこの
触媒上に10443kpa(105kg/cm2)計器圧、1500psig)及
び2859kpa(28kg/cm2計器圧、400psig)で通し、他の条
件は例1と同じにした。例1の標準脱ロウ触媒及び溶媒
脱ロウ触媒上の同等の条件下で得た結果と比較したpt/Z
SM−23触媒上で得た結果を第2図、第3図及び第4図に
示した。第2図、第3図及び第4図において印はpt/Z
SM−23触媒(105kg/cm2計器圧、1500paig)使用による
結果、・印はpt/ZSM−23触媒(28kg/cm2計器圧、400psi
g)使用による結果及び□印は標準触媒(28kg/cm2計器
圧、400psig)使用による結果を示す。また第3図及び
第4図における×印は溶媒脱ロウによる結果を示す。第
2図は類似の生成物流動点に対して標準触媒の平均触媒
温度に比較した場合にpt/ZSM−23触媒の方がより高い平
均触媒温度を達成できることを示し、第3図は標準触媒
及び溶媒脱ロウにより達成される潤滑油収率に比べてpt
/ZSM−23により一層高い潤滑油収率が得られることを示
し、第4図は標準触媒により得られる粘度指数に比べて
pt/ZSM−23触媒により得られる粘度指数は類似の流動点
においてはより高いことを示す。
例3 この例で脱ロウ反応器への装入原料は下記の性状の水素
化分解油である: 比重゜API 33.1 比重 0.8597 流動点℃ 29.4 動粘度(100℃)(CS) 4.25 硫黄(重量%) 0.02 窒素(ppm) 0.2 以下 蒸留試験(℃)(D−2887) 0.5% 282 1 291 5 321 10 344 30 389 50 415 70 436 90 466 95 479 98 493 上記水素化分解油をpt/ZSM−23触媒及び米国特許第4,28
3,271号及び第4,283,272号で使用した標準触媒上で1044
3kpa(105kg/cm2計器圧、1500psig)及び2859kpa(28kg
/cm2計器圧、400psig)で接触脱ロウした結果を第3表
にまとめた。この例で使用した他の条件は例1及び例2
で使用した条件と同じである。
化分解油である: 比重゜API 33.1 比重 0.8597 流動点℃ 29.4 動粘度(100℃)(CS) 4.25 硫黄(重量%) 0.02 窒素(ppm) 0.2 以下 蒸留試験(℃)(D−2887) 0.5% 282 1 291 5 321 10 344 30 389 50 415 70 436 90 466 95 479 98 493 上記水素化分解油をpt/ZSM−23触媒及び米国特許第4,28
3,271号及び第4,283,272号で使用した標準触媒上で1044
3kpa(105kg/cm2計器圧、1500psig)及び2859kpa(28kg
/cm2計器圧、400psig)で接触脱ロウした結果を第3表
にまとめた。この例で使用した他の条件は例1及び例2
で使用した条件と同じである。
上述の結果はこの装入原料の場合でさえ、ZSM−23は再
び標準触媒より高温度を必要とし、標準触媒より高粘度
指数の脱ロウ生成物を高収率で与えることを示す。
び標準触媒より高温度を必要とし、標準触媒より高粘度
指数の脱ロウ生成物を高収率で与えることを示す。
第1図はこの発明の方法の概略フローシートを示す図、
第2図は水素化分解油を0.5%pt/ZSM−23触媒及び標準
触媒を使用した時の平均触媒温度と生成物流動点との関
係を示す図、第3図は第2図と同じ原料及び触媒を使用
した時の生成物の流動点と潤滑油の収率との関係を示す
図、第4図は第2図と同じ原料及び触媒を使用した時の
生成物の流動点と粘度指数との関係を示す図である。 図中: 1……(原料導入)導管、2……(水素導入)導官、3
……水素化分解器、5……気液分解器、6……(汚染水
素)導管、7……吸収区域、9……(汚染物質不含水
素)導管、10……高圧分離器、11……(軽質炭化水素排
出)導管、12……(水素化分解物)導管、13……接触脱
ロウ器、14……(補充水素導入)導管、15……(水素導
入)導管、17……水素化処理器、19……(潤滑基油含有
炭化水素混合物排出)導管、21……コンプレツサ。
第2図は水素化分解油を0.5%pt/ZSM−23触媒及び標準
触媒を使用した時の平均触媒温度と生成物流動点との関
係を示す図、第3図は第2図と同じ原料及び触媒を使用
した時の生成物の流動点と潤滑油の収率との関係を示す
図、第4図は第2図と同じ原料及び触媒を使用した時の
生成物の流動点と粘度指数との関係を示す図である。 図中: 1……(原料導入)導管、2……(水素導入)導官、3
……水素化分解器、5……気液分解器、6……(汚染水
素)導管、7……吸収区域、9……(汚染物質不含水
素)導管、10……高圧分離器、11……(軽質炭化水素排
出)導管、12……(水素化分解物)導管、13……接触脱
ロウ器、14……(補充水素導入)導管、15……(水素導
入)導管、17……水素化処理器、19……(潤滑基油含有
炭化水素混合物排出)導管、21……コンプレツサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・イヴレツト・ガ−ウツド アメリカ合衆国ニユ−ジヤ−ジ−州ハドン フイ−ルド・ウア−ウイツク・ロ−ド125 (56)参考文献 特開 昭55−131091(JP,A)
Claims (6)
- 【請求項1】343℃以上で沸とうする炭化水素原料を水
素化分解触媒の存在において260℃〜482℃、6996kPa〜2
0786kPaの圧力及び0.1〜5の液体時間空間速度を含む水
素化分解条件下で水素化分解して水素化分解油を造り、
得られた水素化分解油を冷却することなく水素及び結晶
性ゼオライトZSM−23含有脱ロウ触媒の存在下で260℃〜
482℃の温度、1480kPa〜20786kPaの圧力及び0.2〜20の
液体時間空間速度を含む脱ロウ条件下で脱ロウして水素
化分解脱ロウ炭化水素油を生成させ、水素化分解脱ロウ
炭化水素油を水素化処理触媒の存在において176℃〜371
℃の温度、6996kPa〜20786kPaの圧力及び0.1〜10の液体
時間空間速度を含む水素化条件下で水素化処理すること
からなる安定化及び脱ロウした潤滑基油の製法。 - 【請求項2】脱ロウ触媒が水素化成分と結合したもので
ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項3】水素化成分が元素周期律表第VIII族からの
金属またはこれら金属類だけの混合物またはこれら金属
と元素周期律表第VI族からの金属またはこれら金属混合
物との混合物である特許請求の範囲第2項記載の方法。 - 【請求項4】脱ロウ触媒が結合剤を含むものである特許
請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項5】結合剤がアルミナである特許請求の範囲第
4項記載の方法。 - 【請求項6】水素化分解条件が343℃〜427℃の温度、10
443kPa〜17338kPaの圧力および0.5〜2の液体時間空間
速度を含み、脱ロウ条件が343℃〜427℃の温度、10443k
Pa〜17338kPaの圧力および0.5〜5の液体時間空間速度
を含み、水素化処理条件が204℃〜316℃の温度、10443k
Pa〜17338kPaの圧力および0.2〜3の液体時間空間速度
を含む特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに
記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/369,852 US4414097A (en) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | Catalytic process for manufacture of low pour lubricating oils |
US369852 | 1982-04-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58189294A JPS58189294A (ja) | 1983-11-04 |
JPH0756033B2 true JPH0756033B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=23457189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58067915A Expired - Lifetime JPH0756033B2 (ja) | 1982-04-19 | 1983-04-19 | 潤滑基油の製法 |
Country Status (11)
Country | Link |
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US (1) | US4414097A (ja) |
EP (1) | EP0092376B1 (ja) |
JP (1) | JPH0756033B2 (ja) |
AT (1) | ATE41026T1 (ja) |
AU (1) | AU559044B2 (ja) |
BR (1) | BR8301979A (ja) |
CA (1) | CA1192518A (ja) |
DE (1) | DE3379273D1 (ja) |
DK (1) | DK168883A (ja) |
NZ (1) | NZ203903A (ja) |
ZA (1) | ZA832645B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US4743355A (en) * | 1979-10-15 | 1988-05-10 | Union Oil Company Of California | Process for producing a high quality lube oil stock |
US4561967A (en) * | 1981-04-23 | 1985-12-31 | Chevron Research Company | One-step stabilizing and dewaxing of lube oils |
US5128024A (en) * | 1982-05-18 | 1992-07-07 | Mobil Oil Corporation | Simultaneous catalytic hydrocracking and hydrodewaxing of hydrocarbon oils with zeolite beta |
US5284573A (en) * | 1982-05-18 | 1994-02-08 | Mobil Oil Corporation | Simultaneous catalytic hydrocracking and hydrodewaxing of hydrocarbon oils with zeolite beta |
US4610778A (en) * | 1983-04-01 | 1986-09-09 | Mobil Oil Corporation | Two-stage hydrocarbon dewaxing process |
JPS60212487A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-24 | モ−ビル オイル コ−ポレ−ション | Zsm‐11ゼオライトを使用する接触脱ロウ方法 |
EP0161833B1 (en) * | 1984-05-03 | 1994-08-03 | Mobil Oil Corporation | Catalytic dewaxing of light and heavy oils in dual parallel reactors |
US4574043A (en) * | 1984-11-19 | 1986-03-04 | Mobil Oil Corporation | Catalytic process for manufacture of low pour lubricating oils |
US4648957A (en) * | 1984-12-24 | 1987-03-10 | Mobil Oil Corporation | Lube hydrodewaxing method and apparatus with light product removal and enhanced lube yields |
US4695364A (en) * | 1984-12-24 | 1987-09-22 | Mobil Oil Corporation | Lube or light distillate hydrodewaxing method and apparatus with light product removal and enhanced lube yields |
US4720337A (en) * | 1984-12-24 | 1988-01-19 | Mobil Oil Corporation | Hydrodewaxing method with interstage separation of light products |
US4749467A (en) * | 1985-04-18 | 1988-06-07 | Mobil Oil Corporation | Lube dewaxing method for extension of cycle length |
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