JPH0755760Y2 - 記録・再生装置 - Google Patents

記録・再生装置

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JPH0755760Y2
JPH0755760Y2 JP1990089230U JP8923090U JPH0755760Y2 JP H0755760 Y2 JPH0755760 Y2 JP H0755760Y2 JP 1990089230 U JP1990089230 U JP 1990089230U JP 8923090 U JP8923090 U JP 8923090U JP H0755760 Y2 JPH0755760 Y2 JP H0755760Y2
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base
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ホドゥリク ヴォルフガング
リュイテン ヘンリクス
Original Assignee
エヌ ベー フィリップス フルーイランペンファブリケン
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/06Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using web-form record carriers, e.g. tape
    • G11B25/063Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using web-form record carriers, e.g. tape using tape inside container
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案はハウジングと、実質上板形の機台を備え、上記
機台は装置部品を収容すると共に、3点支持式に離間配
置された3つの連結構造により機台から或る距離を置い
た所でこの機台と実質上平行に延びるハウジング部分に
連結されて成る記録・再生装置に関する。
磁気テープのビデオ信号やオーディオ信号を記録、再生
するためのビデオレコーダーとする上述の一般型式の市
販されている既知装置の場合、各連結構造は固定スリー
ブをもち、このスリーブはハウジング基部に一体に連結
され、前記基部から両側に突き出し、一側では装置の内
部で板形機台に隣接し、他側では装置の外部から間隔ス
リーブが挿入され、前記間隔スリーブは装置内部のその
端で機台に載り、機台とは反対側のその他端にカラーを
もち、前記カラーと固定スリーブのカラーに面した端の
間に公差補整用の環状ゴム板を挿入し、その上に機台の
穴に間隔スリーブを通して螺入したねじのねじヘッドが
掛合する。この種の連結構造は構成が比較的複雑であ
り、比較的複雑な据え付け作業を要する。更に、機台中
の穴と固定スリーブの相対的位置が公差のために相互に
異なることに起因して、またハウジング基部に機台を連
結した後にはハウジングと機台の寸法の種々の変化例え
ば温度による変化に起因して、機台をハウジング基部に
連結する間、例えばねじを機台の穴に螺入するときモー
メントがこの連結構造を経てハウジング基部から機台へ
伝わるという欠点がある。この結果、板状機台の捩じれ
や曲げの如き変形が起こり、機台に取付けた装置部品の
位置が変化し、装置の満足な機能を低下又は劣化させ
る。然し乍ら、かかるビデオレコーダーの場合、テープ
案内、静止した磁気ヘッド、回転駆動される磁気ヘッド
を含むドラム形走査ユニットの如く磁気テープと直接作
用する部品は常に相互に同じ位置を占めることが特に重
要である。というのは、これらの部品の位置はたとえ僅
かに変化しても記録や再生の質を低下させる欠点がある
からである。
(考案の目的) 本考案の目的は上記欠点を除去し、簡単な手段により、
ハウジングに起因する機台の変化がハウジング部分に機
台を連結する間及び機台がハウジング部分い連結された
後に連結構造により起こされることがないことを保証す
ることにある。
(発明の開示及び効果) 上記目的を達成するため、本考案は3つの連結構造の各
々が支持部をもち、前記支持部はハウジング部分にしっ
かり連結されかつ機台に向いた凸状の球形支持面と、対
応部をもち、前記対応部は機台に連結されると共に、ハ
ウジング部分に向かって連続的に拡大する回転対称形の
番い面をもち、対応部は前記番い面により傾斜自在に前
記凸状支持面上に載り、2つの対応部は実質上板形機台
に平行な予定の方向で互に相対的に動けるように機台に
連結され、第三の対応部と2つの他の対応部は実質上板
状機台に平行な予定の方向と、実質上前記方向に直角を
なしかつ板形機台に平行な方向の両方向において互に相
対的に動けるように機台に連結されたことを特徴とす
る。この構成では、特に簡単な手段により、機台をハウ
ジング部分に連結する間及び機台をハウジング部分に連
結した後でも、力やモーメントを加えられることなく、
従って、ハウジングから機台へのモーメントの伝達が連
結構造によりなされることなく、対応部はハウジング部
分上の支持部の位置に対して正確な機台上の位置を占め
る結果、機台の変形が起こらない。従って、機台に取付
けた部品の位置に不利な変化が起こらないため、装置の
満足な機能が何時でも保証される。更に、このようにす
れば、機台を据え付ける簡単な据え付け作業が可能にな
る。というのは、機台は対応部によって支持部上に実質
上その機台板面に直角に簡単に載せることができ、機台
上の対応部は力とモーメントが加えられないようにして
それらの位置をハウジング部分上の支持部の位置に正確
に適合させることができるからである。かかる据え付け
作業は簡単に機械化できる。機械化すれば特にコストの
面で有利である。更に、本考案は連結構造の構造が簡単
で部品数が少ないため、生産性の点で経済的に有利であ
る。
ドイツ国特許第2,522,270号には、両方とも同じレベル
にある第一板と第二板の連結法を開示しているが、これ
らは3つの支承部により連結されて、第二板が捩じれて
も第一板を変形させる力が第一板に伝わらないようにな
している。この装置では、支承部の構造が複雑になり、
各支承部はボール素子と、ボール素子用の中空円錐形の
第一対応部をもち、更に、1つの支承部はボール素子用
の中空円錐形の第二対応部をもち、2つの他の支承部の
各々はボール素子用の2つの案内レールにより形成され
た第二対応部をもつ。この種の支承部は製作が困難であ
るため高価になる。更に、この種の支承部を用いるとき
には、第一板を第二板上に据え付けるために複雑な据え
付け作業を要する。これに反して、本考案の装置では、
板形機台と板形機力から或る距離を置いてそれと平行に
延在するハウジング部を連結する連結装置は構成部品の
数が特に少なくて構造が簡単になり、このため経済的に
生産性が高く、機台をハウジング部に据え付ける組立て
作業が簡単になる利点がある。
本考案装置では、2つの対応部が第一方向に互に相対的
に動けるように機台に連結され、第三対応部と2つの他
の対応部が第二方向及びこの第二方向と直角をなす方向
に互に相対的に動けるように機台に連結される。然し乍
ら、好適には、2つの対応部は実質上これら2つの対応
部間の結合線の方向にのみ動けるように機台に連結さ
れ、第三の対応部は実質上この結合線の方向に直角をな
す方向にのみ動けるように機台に連結される。これは、
3つのすべての対向部を機台に可動状に連結することが
できる簡単な構造を提供し、3つのすべての対応部に同
じ設計の可動連結部を提供できる点で有利である。
更に、好適には、1つの対応部が機台に不動状に連結さ
れ、1つの対応部が実質上それと、機台に不動状にに連
結された対応部との間の結合線の方向にのみ動けるよう
に機台に連結され、第三の対応部はこの結合線の方向
と、実質上その結合線の方向に直角をなしす方向との両
方向に動けるように機台に連結される。このようにすれ
ば、3つの対応部の内の2つだけを動けるように機台に
連結し、1つの対応部を不動状に即ち、しっかりと機台
に連結するようになすことができ、機台にしっかり連結
された対応部をもつ連結構造がハウジング部に対して機
台を位置決めするための固定基準点を形成することがで
きるので有利である。
可動の対応部を機台に可動状に連結するため、関連する
対応部は突き出るアームをもつことができ、前記アーム
はあらゆる方向に剛性であり、それらの自由端で機台上
に回動自在に据え付けられる。然し乍ら、可動の対応部
を機台に可動状にに連結するため、可動の対応部が突き
出るアームをもち、前記アームがその縦延長方向に剛性
であるが、前記縦延長方向を横切る方向に弾性的に撓む
よう構成し、かつ機台にそれらの自由端によりしっかり
連結されるよう構成すれば特に好適である。これは構造
が簡単になり、機台への連結が簡単となる利点がある。
この構成では、それらのアームを含む対応部はプラスチ
ックから構成し、対応部又はそれらのアームを機台にア
ウトサート成形法により特に有利に連結することができ
る。
対応部は機台と機台に取付けた部品の重量作用を受けて
支持部の支持面上にそれらの番い面によってリセットさ
れ、そのとき機台は装置の空間位置の限定された範囲で
のみ連結構造によりハウジング部にしっかり連結され
る。それ故、好適には、各連結構造は機台の開口及び機
台に連結された対応部中の前記開口と実質上同軸の開口
を貫通しかつ支持部の穴に螺入されるねじと、ねじのね
じヘッド上に支持され、機台に掛合しかつ機台を支持部
に向かって弾性的に押圧するばねとをもち、機台に連結
された対応部はばね素子の力によりその番い面を支持部
の支持面に衝合させて保持される。このようにすれば、
機台を3つの連結構造によりハウジング部にしっかり連
結することが装置の空間位置の如何に拘らず何時でも確
実になされ、この連結は如何なるモーメントも伝えな
い。
この構造では、好適には、支持部がスリーブをもち、前
記スリーブは前記穴と同軸であると共にそれから突き出
ておりかつ対応部と機台中の開口を貫通し、その自由端
にねじヘッドがばね素子を介在させて支持される。この
ようにすれば、ねじの螺入深さはスリーブにより決ま
り、ねじヘッドに支持されたばね素子により機台に及ぼ
される力は螺入深さにより決まる一定値に固定される。
対応部の番い面は例えば中空円錐形をなす。しかし好適
には、対応部の番い面は球形となす。こうすれば、支持
部空間位置に対する対応部空間位置の正確な順応が対応
部の比較的大きな傾斜範囲について達成される。
本考案を図示の実施例につき説明する。
(実施例) 第1図はテレビジョン信号とオーディオ信号を磁気テー
プに記録、再生するための、通常はビデオレコーダーと
略称されている記録・再生装置を示す。磁気テープは第
1図に示すカセット2に収容する。カセット2は開口4
を通して矢印5の方向に手で挿入でき、前記開口は装置
内部に旋回して入るカバー3により閉鎖できる。開口4
は装置1のハウジング7の正面壁6に設ける。カセット
2は装置1に挿入されるとき変位自在のカセットホルダ
ーに押し込められる。カセットは前記カセットホルダー
に完全に挿入された後前記ホルダーにより装置内に実質
上カセット主壁と直角に作動位置へ下げられる。この作
動位置でカセットは該装置上の位置決めピンにより所定
位置に置かれ、磁気テープをカセット外へ案内する変位
自在のテープ案内がカセットに入り込む。磁気テープは
静止したテープ案内、静止した磁気ヘッド、及び磁気ヘ
ッドに接触するドラム形の回転駆動される走査ユニット
に連動せしめられる。これらはすべて該装置内にある。
“記録”、“プレーバック、正規順方向回転”、“フリ
ーズフレーム”、“高速順方向プレーバック”、“高速
逆方向プレーバック”、“高速順方向”、“高速巻戻
し”等の如き装置1の作動モードに切り換えるため、装
置1はハウジング正面壁6にボタンの第一の組8をも
つ。装置1をプログラミングするため、追加のデータを
入力するため、例えば、時計を設定するためやプログラ
ミング可能の始動時間を設定するため、装置1はハウジ
ングの正面壁6にボタンの第二の組9をもつ。更に、装
置1はハウジング正面壁6に2つのディスプレイユニッ
ト10、11をもち、それらのディスプレイ素子は夫々例え
ば7つの区分から構成され、例えば、使用したテープを
測定するためや日時を表示するためのカウンターの計数
値を表示する働きをする。
装置内の作動位置にカセット2を位置決めするための前
記位置決めピン、変位自在のテープ案内、静止したテー
プ案内、静止した磁気ヘッド、ドラム形走査ユニット及
び装置1の複数の他の構成部品は装置1の実質上板形の
機台12に取付ける。この機台12は第2図に示す。前記構
成部品、その他の開口、補強リブ又は補強ビード等は簡
明のため図示していないが、機台12に設ける。本実施例
の場合、機台12は鋼で作るが、アルミニュームダイカス
ト鋳物でもよい。
機台12は3点支持方式で離間配置させた3つの連結構造
13、14、15によりハウジング7の基部16に連結される。
前記基部は機台12から或る距離を置いてそれに平行に延
在する。装置1のハウジング7について、ハウジング後
壁17は基部16と共に第2図に断面図で示す。
第2、3、4図に示すように、3つの連結構造13、14、
15の各々は夫々基部16にしっかり結合された支持部18、
19、20をもつ。本実施例の場合、支持部18、19、20と基
部16は一体構造であり、基部16と支持部18、19、20はプ
ラスチックからなる。然し乍ら、支持部18、19、20は分
離した部品として構成し、例えばハウジングの基部にし
っかり螺着してもよい。3つの支持部18、19、20の各々
は実質上キュウポラ状をなし、夫々機台12に向いた凸状
球形支持面21、22、23をもつ。この支持部は閉じたキュ
ウポラ状となす必要はなく、互いに均一な角度だけ位置
ずれさせたアーチ状リブを設け、支持部のリブのすべて
が一緒に凸状球形支持面を作るようにしてもよい。
3つの連結構造13、14、15の各々は更に対応部24、25、
26をもち、対応部は夫々機台12に連結され、夫々基部16
に向かって連続的に拡大する回転対称形の番い面27、2
8、29をもつ。番い面27、28、29により各対応部24、2
5、26は夫々関連する支持部18、19、20の凸状支持面2
1、22、23に傾斜自在に載る。本実施例の場合、対応部2
4、25、26の番い面27、28、29は球形とし、対応部が支
持部に対して比較的大きく傾斜できるようになす。然し
乍ら、番い面は中空円錐形又はパラボラ形とすることも
できる。
3つの対応部24、25、26の内の2つの対応部、即ち対応
部24、25は機台12に連結して、板形機台12に平行に実質
上二重矢印30で示す予定方向に、この場合2つの対応部
24、25間の結合線31の方向と一致する予定方向30に、互
いに相対的に動くようになすが、必ずしもこのようにし
なくてもよい。上記のようにするため、2つの対応部2
4、25の内の1つ、例えば対応部24はこの実施例では機
台12に不動に連結し、他の対応部25は対応部25と機台に
不動に連結した対応部24との間を結ぶ線31の方向30にだ
け実質上動けるように機台12に連結する。更に、第三の
対応部26と2つの他の対応部24、25はこの場合二重矢印
30で示す方向に一致する板形機台12に平行な予定方向
と、実質上この方向30に直角をなすと共に板状機台12と
平行で二重矢印32で示される方向との両方向に互いに相
対的に動けるように機台12に連結する。このようになす
ため、第三の対応部26はこの場合、実質上結合線31の方
向30と、実質上結合線31の方向30に直角をなす方向32の
両方向に動けるように機台12に連結する。3つの対応部
24、25、26はすべてプラスチックからなり、アウトサー
ト成形法により機台12に結合する。
対応部24を不動状に機台12に連結するため、対応部24は
一体に結合した3つの横に突き出たプラスチックアーム
33をもち、その各自由端に正方形断面の留めくぎ34を備
え、前記留めくぎは機台12中のこのくぎに一致する正方
形断面の開口35を通して突き出て、機台12を通して突き
出る端の円形断面のヘッド26で終端する。対応部24とア
ーム33は支持部18とは反対側の境界面で機台12に衝合す
る。
対応部25を可動状に機台12に連結するため、対応部25は
それに一体に結合されたアーム37をもち、前記アームは
前記対応部から方向32で横に突出し、プラスチックから
なり、その縦延長方向に剛性であるがその縦延長方向を
横切る方向に弾性的に撓むように構成し、その自由端に
より機台12にしっかり固定する。そのようにするため、
正方形断面の留めくぎ38をアーム37の自由端に備え、前
記留めくぎは機台12中のくぎに一致する正方形断面の開
口39を通して突き出て、機台12を通して突き出る端で円
形断面のヘッド40により終端する。対応部25とアーム37
は支持部19とは反対側の境界面で機台12に衝合する。
第三の対応部26を機台12に可動状に連結するために、対
応部26はアーム41をもち、前記アームは前記対応部の横
に連結し、前記対応部から横に突出し、プラスチックか
らなり、同様に、その縦延長部の方向に剛性であると共
にこの縦延長方向を横切る方向に弾性的に撓み、その自
由端により機台12にしっかり固定する。アーム41はL形
湾曲形状をもち、かつ結合線31の方向に延びるアーム部
分42と、結合線31と直角をなす方向32に延びるアーム部
分43をもつ。こうして対応部26は機台12に連結して、方
向30と、この方向と直角をなす方向32の両方向に他の2
つの対応部24、25に対して相対的に動けるようになす。
アーム41のアーム部分43の自由端には同様に、正方形断
面の留めくぎ44を備え、前記留めくぎは機台12中のその
くぎに対応する正方形断面の開口を通して突出し、機台
12を通して突出する端で円形断面のヘッド45により終端
する。対応部26とアーム41は支持部20とは反対側の境界
面で機台12に衝合する。
各連結構造13、14、15は夫々ねじ49とばね素子51をも
ち、前記ねじは機台12の開口46と、前記開口と実質上同
軸の、夫々機台12に結合された対応部24、25、26中の開
口47を通過し、夫々支持部18、19、20の穴48に螺入さ
れ、前記ばね素子はねじ49のねじヘッド50に支持され
る。前記ばね素子51はベレヴィルばねとして構成する
が、例えば螺旋状圧縮ばねとして構成してもよい。ばね
素子51は機台12に掛合し、機台12を弾性的に支持部18、
19、20に向かって夫々押圧し、夫々機台12に連結されか
つ機台12に衝合する対応部24、25、26はばね素子51の力
によりその番い面27、28、29を夫々支持部18、19、20の
支持面21、22、23に当てて保持される。各支持部18、1
9、20はスリーブ52をもち、前記スリーブは穴48と同軸
であってそれら突出し、夫々対応部24、25、26中の開口
47、46を通過し、機台12内に及び機台12のレベルよりや
や上に突き出るその自由端上にねじヘッド50がばね素子
51を介在して支持される。
装置1のハウジング7の基部16上に機台12を据え付ける
ためには、機台12は対応部24、25、26により支持部18、
19、20上に機台板面に直角に置くだけでよい。好適に
は、これは機械化作業で行う。この操作中、機台12にし
っかり連結した対応部24をもつ連結構造13は装置1のハ
ウジング7の基部16に対して機台12を位置決めするため
の固定基準点をなす。これらは対応部24に対してかつ互
いに相対的に動くよう上述の仕方で機台12に連結するの
で、他の2つの連結構造14、15の対応部25、26は力を加
えられることなくかつ関連する支持部19、20の位置にモ
ーメントが加えられることなくそれらの特定位置を占め
ることができ、その結果、対応部24、25、26が支持部1
8、19、20上に置かれるとき、モーメントが機台12に伝
えられず、それ故、機台12の変形が起らない。対応部2
4、25、26が支持部18、19、20上に置かれた後、ばね素
子51を前もって置いた後にねじ49を穴48に螺入する。こ
のことも好適には機械化作業で行う。ねじヘッド50がば
ね素子51を介在させて支持部18、19、20のスリーブ52の
自由端に支持されるまで螺入される。こうして、装置1
の空間場所の如何に拘らず、3つの連結構造13、14、15
を用いて機台12をハウジング7の基部16へモーメントを
伝えることなく常に確実に連結することができる。ねじ
ヘッド50はばね素子51を介在させてスリーブ52の自由端
上に支持するので、ねじ49を螺入する深さは正確に決ま
り、それ故、ねじヘッド50上に支持されたばね素子51に
より機台12に加えられる力は螺入深さに対応して一定値
に設定される。3つの連結構造13、14、15の上記構成に
より、対応部24、25、26はたとえ機台12が既に基部16に
連結されていても、常に支持部18、19、20の位置に対す
るそれらの位置をモーメントを加えられることなく占め
ることができ、その結果、機台12に変形が起こらない。
このことはハウジング基部16の及び上記基部に連結され
た機台12の色々な温度による寸法変化を補整するために
重要である。上記の如く、機台12の変形は機台12をハウ
ジング基部16に据え付ける間にも、また機台12が既にハ
ウジング基部16に連結されているときにも起こらないの
で、機台12上に備えた部品は常に相対的に同じ位置の留
まり、そのため装置1の完全な機能が常に保証される。
このことは特にビデオレコーダーの場合に重要である。
というのはこの装置の場合、例えばドラム形走査ユニッ
トに対する又は静止磁気ヘッドに対するテープ案内の位
置の僅かな変化ですら例えばテレビジョン信号の再生に
おいて著しい質の低下や、外乱をもたらすことになるか
らである。
第5図は他の実施例の記録・再生装置1を示し、その板
形機台12は3つの連結構造13、14、15により装置1のハ
ウジング7の基部16に連結する。これらの連結構造13、
14、15の各々は同様に、機台12に向いた凸状球形支持面
21、22、23を夫々もつ支持部18、19、20と、機台12に連
結されかつ基部16に向かって連結的に拡大する回転対称
形の球形番い面27、28、29を夫々もつ対応部24、25、26
をもつ。
第5図の装置の場合、2つの対応部即ち、2つの対応部
24、25は実質上これらの2つの対応部24、25間の結合線
31の方向30に動けるように機台12に連結し、第三の対応
部26は実質上この連結線31の方向30と直角をなす方向32
に動けるように機台12に連結する。
3つの対応部24、25、26を機台12に可動状に連結するた
めに、3つの対応部の各々は夫々アーム53、54、55を一
体に結合されており、前記アームは対応部から横に突き
出し、プラスチックから作られる。アーム53、54、56の
自由端に円形ヘッド59、60、61をもつ正方形留めくぎ5
6、57、58により第1図乃至第4図の装置の場合と同様
にして機台12にしっかり連結される。前記アーム53、5
4、55は縦延長方向に剛性となすが、前記縦延長方向を
横切る方向には弾性的に撓むようになす。2つの対応部
24、25のアーム53、54は2つの対応部24、25間の結合線
31に直角をなす方向32に延びる。この結果、これら2つ
の対応部24、25は実質上結合線31の方向30で互に相対的
に動けるように機台12に連結する。第三の対応部26のア
ーム55は結合線31の方向30に延び、この結果、第三の対
応部26と2つの他の対応部25は実質上結合線31の方向30
と、実質上結合線31の方向30と直角をなす方向の両方向
に相対的に動けるように機台12に連結する。
第1〜4図の装置の場合と同様に、第5図の装置の場合
も、各連結構造13、14、15は夫々機台12の開口及びこの
開口と実質上同軸の対応部24、2、26中の開口を貫通し
て支持部18、19、20の穴に夫々螺入されるねじと、前記
ねじのねじヘッド50上に支持されるばね素子51をもつ。
第5図の場合、3つの連結構造13、14、15の上記構成に
よれば、機台12の変形はハウジング7の基部16に機台12
を連結する間にも、また機台12を基部16に連結した後に
も起こらず、その結果、機台に備えた部品間の相対位置
が変化しないため、装置の満足な機能が何時でも保証さ
れることになる。
本考案は上記実施例のみに限定されるものではない。可
動の対応部を機台に可動状に連結するために、アームを
縦延長方向を横切る方向にその全長にわたって弾性的に
撓むように構成する代わりに、あらゆる方向に剛性とす
るがフイルムヒンジを備えたアームを設けることもでき
る。本考案は上述の如きビデオレコーダーの場合のみな
らず、例えばコンパクトディスクプレートや、アナログ
又はデジタルオーディオ信号を記録、再生する磁気テー
プレコーダーの如き他の記録・再生装置にも利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のテレビジョン信号やオーディオ信号用
の、磁気テープの入ったカセットを挿入できる記録・再
生装置の縮尺斜視図、 第2図は第1図の装置の一部の部分断面、平面図で、板
形機台が3つの連結構造により装置ハウジングの基部に
連結される状態を示す図; 第3図は第1、2図の装置の連結構造の1つの第2図の
線III−III上の断面図; 第4図は第1、2図の装置の連結構造の他の1つの第2
図の線IV−IV上の断面図; 第5図は他の実施例の装置の一部の第2図と同様の図
で、板形機台を3つの連結構造によりハウジングの基部
に連結した状態を示す図である。 2…カセット、4…開口 6…正面壁 10,11…ディスプレイユニット 12…機台、13,14,15…連結構造 16…基部、18,19,20…支持部 21,22,23…凸状支持面 24,25,26…対応部、27,28,29…番い面 31…結合線、33,37,41…アーム 34,38…留めくぎ、45…ヘッド 46,47…開口、49…ねじ 51…ばね素子、52…スリーブ 53,54,55…アーム、56,57,58…留めくぎ 59,60,61…円形ヘッド

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、実質上板形の機台を備え、
    上記機台は装置部品を収容すると共に、3点支持式に離
    間配置された3つの連結構造により機台から或る距離を
    置いた所でこの機台と実質上平行に延びるハウジング部
    分に連結されて成る記録・再生装置において、3つの連
    結構造の各々が支持部をもち、前記支持部はハウジング
    部分にしっかり連結されかつ機台に向いた凸状の球形支
    持面と、対応部をもち、前記対応部は機台に連結される
    と共に、ハウジング部分に向かって連続的に拡大する回
    転対称形の番い面をもち、対応部は前記番い面により傾
    斜自在に前記凸状支持面上に載り、2つの対応部は機台
    に実質上板形機台に平行な予定の方向で互に相対的に動
    けるように連結され、第三の対応部と2つの他の対応部
    は実質上板形機台に平行な予定の方向と、実質上前記方
    向に直角をなしかつ板状機台に平行な方向の両方向にお
    いて互に相対的に動けるように機台に連結されたことを
    特徴とする記録・再生装置。
  2. 【請求項2】2つの対応部が実質上これら2つの対応部
    間の結合線の方向にのみ動けるように機台に連結され、
    第三の対応部は実質上この結合線の方向に直角をなす方
    向にのみ動けるように機台に連結される、請求項1に記
    載の装置。
  3. 【請求項3】1つの対応部が機台に不動状にに連結さ
    れ、1つの対応部が実質上それと、機台に不動状にに連
    結された対応部との間の結合線の方向にのみ動けるよう
    に機台に連結され、第三の対応部はこの結合線の方向
    と、実質上その結合線の方向に直角をなしす方向との両
    方向に動けるように機台に連結される、請求項1に記載
    の装置。
  4. 【請求項4】可動の対応部を機台に可動状にに連結する
    ため、可動の対応部は突き出るアームをもち、前記アー
    ムはその縦延長方向に剛性であるが、前記縦延長方向を
    横切る方向に弾性的に撓むよう構成し、かつ機台にそれ
    らの自由端によりしっかり連結される、請求項1から3
    の何れか1項に記載の装置。
  5. 【請求項5】各連結構造は機台の開口及び機台に連結さ
    れた対応部中の、前記開口と実質上同軸の開口を貫通し
    かつ支持部の穴に螺入されるねじと、ねじのねじヘッド
    上に支持され、機台に掛合しかつ機台を支持部に向かっ
    て弾性的に押圧するばねとをもち、機台に連結された対
    応部はばね素子の力によりその番い面を支持部の支持面
    に衝合させて保持される、請求項1から4の何れか1項
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】支持部はスリーブをもち、前記スリーブは
    前記穴と同軸であると共にそれから突き出ておりかつ対
    応部と機台中の開口を貫通し、その自由端にねじヘッド
    がばね素子を介在させて支持される、請求項5に記載の
    装置。
  7. 【請求項7】対応部の番い面が球形をなす、請求項1か
    ら6の何れか1項に記載の装置。
JP1990089230U 1989-08-29 1990-08-28 記録・再生装置 Expired - Fee Related JPH0755760Y2 (ja)

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