JPH0755639Y2 - データ読取り装置 - Google Patents

データ読取り装置

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JPH0755639Y2
JPH0755639Y2 JP1989066196U JP6619689U JPH0755639Y2 JP H0755639 Y2 JPH0755639 Y2 JP H0755639Y2 JP 1989066196 U JP1989066196 U JP 1989066196U JP 6619689 U JP6619689 U JP 6619689U JP H0755639 Y2 JPH0755639 Y2 JP H0755639Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、記録媒体上に形成された明暗による符号化
画像から画像データを読取るデータ読取り装置に関す
る。
[従来の技術とその問題点] 従来より、記録媒体上に形成される画像データのパター
ンとしてバーコードが知られているが、これはデータの
記録密度が低いという欠点がある。
そこで、この欠点を解決するために、記録媒体上に網状
パターン、すなわち、網目の選択的明暗を縦横に多数配
列し、この明(白)または暗(黒)を1ビットとした符
号化画像からデータを復号化する技術が本件出願人より
提案されている(特願昭63−200227号)。この出願の実
施例によるデータ読取り装置によると、横方向の両側に
ガイドラインが形成された網状パターンからイメージデ
ータを読取るには、網状パターンのガイドライン間に縦
方向にイメージセンサーを置き、イメージセンサーの線
状の検出素子アレイの出力を走査しながら、イメージセ
ンサーを網状パターンの横方向に移動させる。ここで、
検出素子アレイの出力に対する1回の走査で1ライン分
のイメージデータが読取られ、網状パターンの横方向へ
のイメージセンサーの移動につれ、順次各ラインのイメ
ージデータが読取られる。そしてイメージデータの読取
り後、網状パターンの各網目の明暗を識別することによ
ってイメージデータが解読(復号)される。
しかし、残念ながらこの装置によると、符号化画像の大
きさ(データの分解能)に関わらず一定の高さの解像度
でイメージデータを読取って、これをそのままイメージ
RAM等に記憶し、この後、解読処理を行っているので、
この符号化画像の分解能とイメージRAM等の記憶容量と
のバランスが悪い。
すなわち、符号化画像の分解能が低ければ、RAM等の記
憶容量は小さくてすむにも関わらず、これを必要な解像
度以上で読取ってイメージRAM等に記録しているので、
大きな容量のイメージRAM等を必要とするという問題が
あった。
[考案の目的] この考案は上述のような実情に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、符号化画像を最適解像度
で読取り、イメージRAM等のメモリに必要な容量を大幅
に小さくすることにある。
[考案の要点] この考案は上記目的を達成するために、イメージセンサ
ー手段が読取るイメージデータの間引きの割合を設定す
る間引き設定手段と、この間引き設定手段により設定さ
れた割合で、イメージセンサー手段が読取ったイメージ
データを間引きするデータ間引手段と、このデータ間引
き手段により間引きされたデータを除き、イメージセン
サー手段が読取ったイメージデータが記憶されるデータ
記憶装置とを備え、前記間引き設定手段は前記イメージ
センサー手段が読取るイメージデータの分解能を当該イ
メージデータ自身から判定し、その分解能に応じて次に
前記データ記憶手段に記憶されるイメージデータの間引
きの割合を自動的に設定することを特徴とするデータ読
取り装置を構成する。
そして、その一態様として、前記データ間引き手段は、
前記検出素子アレイの出力のうち前記間引き設定手段に
より設定された間引きの割合に対応する所定間隔ごとの
検出素子からの出力をサンプリングして主走査方向のイ
メージデータの間引きを行うことを特徴とする。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を第1図から第8図に基づい
て詳細に説明する。
第1図は、この考案の一実施例に係るデータ読取り装置
の全体構成を示す図である。
このデータ読取り装置は、記録媒体1−1上の符号化画
像を読取るイメージセンサー手段としてのスキャナーモ
ジュール1−2と、スキャナーモジュール1−2が読み
取ったイメージデータをデジタル化する2値化回路1−
3と、デジタル化されたイメージデータの間引きを行う
データ間引き手段としての間引き回路1−4と、間引き
されて短縮されたイメージデータが記録されるデータ記
録手段としてのRAM(random access memory)1−5
と、スキャナーモジュール1−2を駆動させるスキャナ
ー駆動回路1−6並びにステッピングモータ1−7と、
各種要部の制御を行うCPU(中央演算装置)1−8とか
ら構成されている。
記録媒体1−1は、第2図に示すように、例えば紙等か
ら形成されたシート状の部材であり、表面には、符号化
画像として網状パターン2−1が形成されている。この
網状パターン2−1は、選択的明暗を網目状に組合せ、
これを縦横に多数配列したもので、例えば明を白セル、
暗を黒セルとし、各々1ビットとしている。そして、縦
に64ビット、横に128ビット配列され、合計で8Kビット
の明暗による情報が記録されている。また、この網状パ
ターン2−1の図において上下の両縁には、明暗が交互
に形成された上下一対のクロックマーク2−2が形成さ
れ、かつその双方の外側には、所定間隔をあけて直線状
のガイドライン2−3が形成されている。網状パターン
2−1からイメージデータを読取るには、スキャナーモ
ジュール1−2が上下のガイドライン2−3を微小幅で
縦方向に横切って主走査を行い、かつスキャナーモジュ
ール1−2をガイドライン2−3に沿って横方向に移動
させ、各ラインごとの主走査を順次繰返すことにより行
われる。
スキャナーモジュール1−2は、第3図に示すように構
成されている。すなわち、モジュールケース3−1内に
イメージセンサー(検出素子アレイ)3−2と、この下
方にセルホックレンズアレイ3−3と、この横にLED(L
IGHT EMITTING DIODE)アレイ3−4とを収納し、さら
に底面側にガラス窓3−5を装着して構成されている。
スキャナー駆動回路1−6が稼動すると、このスキャナ
ーモジュール1−2中のLEDアレイ3−4が点灯し、イ
メージセンサー3−2にはセルホックレンズアレイ3−
3を垂直に透過してきた光、すなわち、記録媒体1−1
上の網状パターン2−1から反射して、その箇所(微小
幅の縦方向の1ライン)の明暗の度合いが識別可能とな
った光が結像される。そしてイメージセンサー3−2で
は、結像されたイメージデータを第5図に示すクロック
信号cと同期したアナログ信号として出力する。
また、スキャナーモジュール1−2は第4図に示す記録
媒体ケース4−1上に載置されている。この記録媒体ケ
ース4−1はスキャナーモジュール1−2を載置するレ
ール4−2と、このモジュール1−2を送行させるステ
ッピングモータ1−6とを備えており、記録媒体(図示
省略)上に載置されるか、あるいは記録媒体を収納する
ように構成されている。この構成によると、ステッピン
グモータ1−6がCPU(図示省略)の指令によって駆動
すれば、スキャナーモジュール1−2がレール4−2上
を矢印A方向に向って走行する。この時、スキャナーモ
ジュール1−2は、前述した主走査を極めて高速に繰返
しつつ走行し、各主走査ラインごとのアナログ信号dを
順次2値化回路1−3に伝送し、網状パターン2−1全
体のイメージデータを読取って行く。
2値化回路1−3は、アナログ信号dとスレッシュホー
ルド電圧が入力されるオペアンプなどから構成されてお
り、アナログ信号dのうち、スレッシュホールド電圧よ
りも高ければ“1"、低ければ“0"を示すデジタル信号e
を生成し、これを次の間引き回路1−4に伝送する。
間引き回路1−4は第5図に示すように間引き設定手段
としてのDIPスイッチを備えた分周回路(PLD)5−1と
直・並列変換器としてのシフトレジスタ5−2から構成
されている。分周回路5−1は抵抗群5−3を備えたDI
Pスイッチ群5−4が接続されており、このDIPスイッチ
群5−4に応じてクロック信号cを分周して、このクロ
ック信号cより遅い周期のサンプリングクロック信号q
を生成する。そして、このサンプリングクロック信号q
はシフトレジスタ5−2に供給される。シフトレジスタ
5−2には前述したデジタル信号eがシリアル信号sと
して入力されるが、その取込のタイミングをはかるのが
サンプリング信号qであるから、このシフトレジスタ5
−2に入力されるシリアル信号sも間引きされる。そし
て例えば分周回路5−1によるクロック信号cを2回に
つき1回間引きするようにすれば、シリアル信号sとし
てのデジタル信号eも、2個に付き1個の割合で間引き
されることになる。そして、約半分に間引きされたデジ
タル信号eは、シフトレジスタ5−2の並列出力素子か
らパラレル信号fとして出力され、CPU1−8の制御の下
にRAM1−5に書込まれて行く。
この間引き回路1−4を用いることにより、RAM1−5に
記録されるイメージデータの主走査方向の間引きを行う
ことができる。従って、この分RAM1−5の容量を節約す
ることができる。
CPU1−8では、間引き回路1−4で間引きされ、かつシ
リアル、パラレル変換されたパラレル信号fをRAM1−5
に記録する際のタイミングやアドレスを指定する他、RA
M1−5に記録されたイメージデータの解読処理などを行
う。この解読処理を行うには、各網目の中心位置を検出
し、この中心位置におけるイメージデータの値を得るこ
とによって行われる。
第6図はタイミングが制御用の主な信号とRAM1−5に書
込まれるイメージデータとの関係を示すタイムチャート
である。図中、スキャンスタート信号aは走査の開始を
示すパルスであり、スキャナーモジュール1−2のスイ
ッチ(図示省略)がオンされた際に出力される。信号b
はアドレスリセットを示す立下りパルスであり、イメー
ジセンサー3−2が主走査において最初に取込み、各主
走査ライン間の区切りを示す信号である。クロック信号
cはイメージデータを取込むタイミングを図るクロック
であり、走査を行う間出力される。アナログ信号dはイ
メージセンサー3−2が取込んだ各主走査におけるイメ
ージデータである。デジタル信号eはアナログ信号dの
うち、スレッシュホールド電圧よりも高い部分で“H"と
なっと白セルを表わし、“L"を黒セルとして表わす信号
である。
〈変形例1〉 次に第7図に基づいてCPU1−8によって自動的に間引き
の設定を行う場合のフローチャートについて説明する。
まず、CPU1−8はステップ7−1にて後述するフラグF
を0に設定する。続いてステップ7−2において信号b
を検出すると、スキャナーモジュール1−2が主走査を
開始する。そして、ステップ7−3において、スキャナ
ーモジュール1−2が読取った主走査1ラインのイメー
ジデータをRAM1−4に記憶して行く。この後、ステップ
7−3aに進み、RAM1−4がイメージデータで満杯である
か否かを判断する。YESと判断すると、このフローチャ
ートを終了するが、NOと判断すると次のステップ7−4
において、フラグF=1であるか否か、つまりフラグの
処理がなされているか否かを判断する。ここではまだフ
ラグFの処理がなされていないのでNOと判断し、ステッ
プ7−5に進む。
ステップ7−5において、主走査1ラインのイメージデ
ータを読出し、符号化画像の横幅、つまり両ガイドライ
ン2−3a、2−3b間の距離cを測定する。すなわち、主
走査において、最初に白セルから黒セルに変った位置の
アドレスAと最後に黒セルから白セルに変った位置のア
ドレスBを検出し、このアドレスBからアドレスAを減
算することにより、両ガイドライン2−3a、2−3b間の
距離cを測定する。そして、次のステップ7−6におい
て、ドット数Nをテーブルなどから調べ、これを基に1
ドットの大きさD(1辺の距離)を検出する。すなわ
ち、数式D=C/Nの計算を行い、1ドットの大きさDを
算出する。これにより、符号化画像、つまり網状パター
ン2−1の分解能が判る。
この後、ステップ7−7においてフラグF=1に規定
し、上述のフラグが終了したことを示して次のステップ
7−8に進む。そして、ステップ7−8以降において、
前述の値Dを基に、網状パターン2−1の最適解像度を
判定する。
すなわち、ステップ7−8において前述の値Dが数値3
以下であるか否かを判断する(ここで数値とはイメージ
センサー3−2中での検出素子の個数に対応する)。YE
Sと判断すると。ステップ7−8aに進み間引き設定を行
わずにメインルーチンにリターンするが、NOと判断する
と次のステップ7−9に進む。ステップ7−9において
前述の値Dが数値6以下であるか否かを判断する。YES
と判断すると、ステップ7−9aに進み、間引き設定を2
回につき1回(ここで回数とはイメージセンサー3−2
が主走査を行う際のクロック信号cの発振回数であ
る。)としメインルーチンにリターンするが、NOと判断
すると、次のステップ7−10に進む。ステップ7−10に
おいて前述の値Dが数値9以下であるか否かを判断す
る。YESと判断すると、ステップ7−10aに進み間引き設
定を3回につき2回としメインルーチンにリターンする
が、NOと判断すると、次のステップ7−11に進む。ステ
ップ7−11において前述の値Dが数値12以下であるか否
かを判断する。YESと判断すると、ステップ7−11aに進
み、間引き設定を4回につき3回としメインルーチンに
リターンするが、NOと判断すると、ステップ7−11bに
進み間引き設定を5回につき4回としメインルーチンに
リターンする。
このように間引き割合の割合の設定を自動化しておけ
ば、多数の異なる符号化画像からデータ読取り作業を行
う際、個々の符号化画像のサイズ(分解能)を調べなく
ともそれぞれ最適解像度を得ることができる。
なお、符号化画像の横幅、つまりガイドライン2−3a、
2−3b間の距離c及び1ドット数Dは予め符号化画像の
サイズを知らされることにより、このサイズに対応する
値c、Dをテーブルなどから調べるようにしても良い。
そしてステップ7−11以降には、前述の値Dを判定する
ステップをさらに段階的に多数増設し、かつそれに伴っ
て間引き設定を行うステップもさらに多くの割合の間引
き設定ができるようにして多数増設しても良い。
また、このフローチャートによって自動的に設定された
間引きの割合によって、実際に網状パターン2−1の主
走査方向の間引きを行う場合について説明すると、上述
のステップ7−8以降で設定された間引きの割合の値を
既述した間引き回路1−4の分周回路5−1に入力す
る。ここで分周回路5−1はこの間引きの割合の値に基
づいてクロック信号cを間引きしてタイミングクロック
信号qをシフトレジスタ5−2に入力する。この動作と
共にスキャナーモジュール1−2が主走査1ラインのイ
メージデータを読取り、これをシリアル信号sとしてシ
フトレジスタ5−2に入力する。そして、このシフトレ
ジスタ5−2は、前述のタイミングクロック信号qに基
づいてイメージデータをパラレル信号fとして生成し、
これをRAM1−5に入力する。
従って、ここでRAM1−5に記憶されるイメージデータは
主走査方向において間引きされることになり、このRAM1
−5の容量を節約することができる。
〈変形例2〉 次に網状パターン2−1の副走査方向の間引きを行う場
合について第8図のフローチャートに基づき説明する。
まず、CPU1−8はステップ8−1においてDIPスイッチ
の値Aを読込む。このDIPスイッチの値Aはイメージデ
ータをRAM1−5に書込む割合いを示すものであり、この
値Aを例えばここでは2と設定されているものとする。
続いてステップ8−2において主走査1ラインにおける
イメージデータを副走査に伴って何回読取ったかを示す
ラインカウンタの値Bをゼロに設定する。この後、ステ
ップ8−3において第1回目の信号bを検出すると、次
のステップ8−4に進みラインカウンタの値BとDIPス
イッチの設定値Aとが等しいか否かを判断する。NOと判
断すると、ステップ8−4aに進み、ラインカウンタの値
BをB+1=1に設定し、ステップ8−3にリターンす
る。ステップ8−3において第2回目の信号bを検出す
ると、次のステップ8−4において、ラインカウンタの
値BとDIPスイッチの値Aが等しいか否かを判断する。N
Oと判断すると、ステップ8−4aに進みラインカウンタ
の値BをB+1=2に設定し、ステップ8−3にリター
ンする。ステップ8−3において第3回目の信号bを検
出すると、次のステップ8−4においてラインカウンタ
−の値BとDIPスイッチの値Aが等しいか否かを判断す
る。ここではラインカウンタの値Bは2でありDIPスイ
ッチの値Aと等しくなっているからNOと判断することは
ない。つまり、YESと判断すると、次のステップ8−5
において第3回目の1ラインのイメージデータをRAM1−
5に書込む。そして、この後ステップ8−6においてRA
M1−5が満杯になったか否かを判断し、YESと判断する
と、このフローチャートを終了するが、NOと判断する
と、メインルーチンにリターンする。
このフローチャートによると、DIPスイッチの値Aが2
に設定されているので、ステップ8−4aが2回作動し
て、ラインカウンタの値Bが2になった後の主走査ライ
ン、つまり第3回目の現1ラインのイメージデータにつ
いてのみRAM1−5に記録されるようになる。すなわち、
副走査に伴う3回の主走査のうち2回分の主走査ライン
を間引きすることになる。
従って、RAM1−5には網状パターン2−1の横方向のイ
メージデータが縮小されて記録されることになり、RAM1
−5の容量を節約できる。
なお、このフローチャートでは、ステップ8−1におい
てDIPスイッチを用いて間引き設定を行っているが、こ
こではCPU1−8によって自動的に間引き設定を行っても
良い。
また本実施例では記録媒体上の符号化画像から読取った
イメージデータの間引きを行うには、主走査方向と副走
査方向とで別々に区別して説明してきたが、この両者を
同時に用いれば、よりRAM1−5の容量を節約できること
は勿論である。
[考案の効果] 以上、詳述したようにこの考案のデータ読取り装置によ
れば、イメージセンサー手段が符号化画像から読取った
イメージデータは、間引き設定手段によって設定された
割合に基づきデータ間引き手段により、主走査方向、あ
るいは副走査方向、もしくはこの双方において間引きさ
れ、ここで間引きされていないデータのみが、データ記
憶手段に記憶されるようにしたので、このデータ記憶手
段を効率よく節約して利用できる。
殊に、間引き設定手段は符号化画像の分解能に対応した
間引きの割合を設定できるので、イメージセンサー手段
は符号化画像からその分解能とバランスのとれた最適解
像度のイメージデータを読取ることができ、データ記憶
手段に記憶されるイメージデータの量が大幅に少なくな
り、データ記憶手段の容量を大幅に小さくすることがで
きる。また、このことにより、データの解読処理に要す
る時間を短縮できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例における全体構成を示すブ
ロック図、第2図は記録媒体上の網状パターンの一例を
示す図、第3図はスキャナーモジュールの概略構成を示
す内部側面図、第4図は記録媒体ケース及びスキャナー
モジュールを示す上面図、第5図は間引き回路を示す
図、第6図は主な信号のタイムチャート、第7図は間引
き設定手段の変形例の動作を示すフローチャート、第8
図はデータ間引き手段の変形例の動作を示すフローチャ
ートである。 1−1……記録媒体、1−2……スキャナーモジュー
ル、1−3……2値化回路、1−4……間引き回路、1
−5……RAM、1−8……CPU。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上に形成された符号化画像からイ
    メージデータを読取る検出素子アレイを有したイメージ
    センサー手段と、 前記イメージセンサー手段が読取るイメージデータの間
    引きの割合を設定する間引き設定手段と、 前記間引き設定手段により設定された割合で、前記イメ
    ージセンサー手段が読取ったイメージデータを間引きす
    るデータ間引き手段と、 前記データ間引き手段により間引きされたデータを除
    き、前記イメージセンサー手段が読取ったイメージデー
    タが記憶されるデータ記憶手段と、 を備え、 前記間引き設定手段は前記イメージセンサー手段が読取
    るイメージデータの分解能を当該イメージデータ自身か
    ら判定し、その分解能に応じて次に前記データ記憶手段
    に記憶されるイメージデータの間引きの割合を自動的に
    設定することを特徴とするデータ読取り装置。
  2. 【請求項2】前記データ間引き手段は、前記検出素子ア
    レイの出力のうち前記間引き設定手段により設定された
    間引きの割合に対応する所定間隔ごとの検出素子からの
    出力をサンプリングして主走査方向のイメージデータの
    間引きを行うことを特徴とする請求項1記載のデータ読
    取り装置。
JP1989066196U 1989-06-08 1989-06-08 データ読取り装置 Expired - Lifetime JPH0755639Y2 (ja)

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