JPH0755595Y2 - 琴演奏用立奏台 - Google Patents
琴演奏用立奏台Info
- Publication number
- JPH0755595Y2 JPH0755595Y2 JP6388692U JP6388692U JPH0755595Y2 JP H0755595 Y2 JPH0755595 Y2 JP H0755595Y2 JP 6388692 U JP6388692 U JP 6388692U JP 6388692 U JP6388692 U JP 6388692U JP H0755595 Y2 JPH0755595 Y2 JP H0755595Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- koto
- stand
- drum
- contact pieces
- performance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は琴を立姿勢にて演奏する
とき使用する琴演奏用立奏台に関する。
とき使用する琴演奏用立奏台に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来琴を演奏する場合、殊に立奏の場
合、立奏台に琴胴が載置されているが立奏台と琴胴との
取付状態が不安定なために演奏中、琴胴がずれてしまい
爪を正確に操作できずしばしば演奏に狂いが生ずること
があった。本考案者の考案に係る実願平３ー２４３０３
号にありては、床の高さに凹凸があると、立奏台の脚部
が前記凹凸にて傾き、琴載台部が水平とならないため
に、調整ねじを立奏台に立設し、この調整ねじ頭部に琴
胴の底面を載置して琴の水平を保持させようとしてい
る。しかし前記考案は、琴胴を水平に保持するためには
適切であるが、立奏台と琴胴との固定はできない欠点が
ある。
合、立奏台に琴胴が載置されているが立奏台と琴胴との
取付状態が不安定なために演奏中、琴胴がずれてしまい
爪を正確に操作できずしばしば演奏に狂いが生ずること
があった。本考案者の考案に係る実願平３ー２４３０３
号にありては、床の高さに凹凸があると、立奏台の脚部
が前記凹凸にて傾き、琴載台部が水平とならないため
に、調整ねじを立奏台に立設し、この調整ねじ頭部に琴
胴の底面を載置して琴の水平を保持させようとしてい
る。しかし前記考案は、琴胴を水平に保持するためには
適切であるが、立奏台と琴胴との固定はできない欠点が
ある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、前記の立奏
台に琴胴を固定し、しかも立奏台と琴胴との固定と分解
操作を簡単迅速に行うことができる立奏台と琴胴との固
定構造を提供することを目的とする。
台に琴胴を固定し、しかも立奏台と琴胴との固定と分解
操作を簡単迅速に行うことができる立奏台と琴胴との固
定構造を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】琴胴の左端部と右端部に
それぞれ配設される琴演奏用立奏台本体において、該立
奏台本体の上端部に琴胴を載置してその前方部に琴胴の
前面部に当接する接触片を配設し、該接触片にて琴胴を
立奏台の後方係止部に圧接すべく琴演奏台の前方壁の凹
所に嵌合した回転子を前記接触片を押圧するねじにねじ
付け、左端部と右端部の琴演奏台を間隔板にて連結し、
琴演奏用立奏台の琴載台部に琴胴の高さ調整ねじをそれ
ぞれねじ付けてなる琴演奏用立奏台である。
それぞれ配設される琴演奏用立奏台本体において、該立
奏台本体の上端部に琴胴を載置してその前方部に琴胴の
前面部に当接する接触片を配設し、該接触片にて琴胴を
立奏台の後方係止部に圧接すべく琴演奏台の前方壁の凹
所に嵌合した回転子を前記接触片を押圧するねじにねじ
付け、左端部と右端部の琴演奏台を間隔板にて連結し、
琴演奏用立奏台の琴載台部に琴胴の高さ調整ねじをそれ
ぞれねじ付けてなる琴演奏用立奏台である。
【０００５】
【作用】琴胴の左端部と右端部を支持する立奏台本体に
おいて、該立奏台本体の両端前方部に琴胴の前面部に当
接する固体接触片又は弾性接触片を配設し、これらの接
触片をねじにて琴胴の前面部に圧接し、琴胴の後面部
を、立奏台の後方係止部に係止して琴胴を立奏台に取付
け取外しできるように固定するものである。
おいて、該立奏台本体の両端前方部に琴胴の前面部に当
接する固体接触片又は弾性接触片を配設し、これらの接
触片をねじにて琴胴の前面部に圧接し、琴胴の後面部
を、立奏台の後方係止部に係止して琴胴を立奏台に取付
け取外しできるように固定するものである。
【０００６】
【実施例】本考案の実施例を図について説明する。図１
は立奏台全体の斜視図、図２は琴胴を組付けた状態の立
奏台の拡大側面図、図３は分解した接触片とねじと回転
子の拡大斜視図である。Ａは琴胴、１及び２は琴胴Ａの
左端部と右端部の底面を支持する立奏台本体であって、
これらの立奏台本体１と２の前方部にそれぞれ凹み１ａ
と２ａを設けた立壁部１ｂ，１ｃと２ｂ，２ｃをそれぞ
れ設ける。３と３ａはゴム質状弾性体、その他の材料か
らなる接触片であって、その一側にねじ７と７ａを突設
してあって、これらのねじ７と７ａを立壁部１ｂ，１ｃ
及び２ｂ，２ｃに横穿した貫通穴１ｄ，２ｄ及び１ｅ，
２ｅにそれぞれ内側から貫通させ、かつ凹み１ａ，２ａ
に嵌合した回転子６，６ａのめねじ６ｂにそれぞれねじ
込んでなるものである。立奏台本体１，２の前方の接触
片３，３ａと対向する後方係止部４，４ａとの間に琴胴
Ａを図２の如く配設して、回転子６を回転して接触片
３，３ａを琴胴Ａの前面部に圧接して立奏台本体１，２
と琴胴Ａとを固定する。
は立奏台全体の斜視図、図２は琴胴を組付けた状態の立
奏台の拡大側面図、図３は分解した接触片とねじと回転
子の拡大斜視図である。Ａは琴胴、１及び２は琴胴Ａの
左端部と右端部の底面を支持する立奏台本体であって、
これらの立奏台本体１と２の前方部にそれぞれ凹み１ａ
と２ａを設けた立壁部１ｂ，１ｃと２ｂ，２ｃをそれぞ
れ設ける。３と３ａはゴム質状弾性体、その他の材料か
らなる接触片であって、その一側にねじ７と７ａを突設
してあって、これらのねじ７と７ａを立壁部１ｂ，１ｃ
及び２ｂ，２ｃに横穿した貫通穴１ｄ，２ｄ及び１ｅ，
２ｅにそれぞれ内側から貫通させ、かつ凹み１ａ，２ａ
に嵌合した回転子６，６ａのめねじ６ｂにそれぞれねじ
込んでなるものである。立奏台本体１，２の前方の接触
片３，３ａと対向する後方係止部４，４ａとの間に琴胴
Ａを図２の如く配設して、回転子６を回転して接触片
３，３ａを琴胴Ａの前面部に圧接して立奏台本体１，２
と琴胴Ａとを固定する。
【０００７】９，９ａは立奏台本体１，２の琴載台部で
あって、これらの琴載台部９，９ａの前方部に前部凹所
１０，１０ａを、又、後方部に後部凹所１１，１１ａを
形成し、これらの前部凹所１０，１０ａと後部凹所１
１，１１ａに頭部がゴム質材、その他の材料からなる調
整ねじ１２，１２ａ，１３，１３ａを直立させてねじ付
け、立奏台本体１，２が床面に垂直面に対して傾斜した
状態で載置されたとき、これらの調整ねじ１２，１２
ａ，１３，１３ａをそれぞれ回転して頭部の高さを水平
に位置した状態で、琴胴１，２の底面を載置するように
構成したものである。８は間隔板であって、その両端部
を立奏台本体１と２に取付け取外し自由に組付け固定し
たことにより立奏台本体１と２を確りと枠組みすること
ができるように構成したものである。立奏台立奏台
あって、これらの琴載台部９，９ａの前方部に前部凹所
１０，１０ａを、又、後方部に後部凹所１１，１１ａを
形成し、これらの前部凹所１０，１０ａと後部凹所１
１，１１ａに頭部がゴム質材、その他の材料からなる調
整ねじ１２，１２ａ，１３，１３ａを直立させてねじ付
け、立奏台本体１，２が床面に垂直面に対して傾斜した
状態で載置されたとき、これらの調整ねじ１２，１２
ａ，１３，１３ａをそれぞれ回転して頭部の高さを水平
に位置した状態で、琴胴１，２の底面を載置するように
構成したものである。８は間隔板であって、その両端部
を立奏台本体１と２に取付け取外し自由に組付け固定し
たことにより立奏台本体１と２を確りと枠組みすること
ができるように構成したものである。立奏台立奏台
【０００８】
【考案の効果】本考案は前記した如く構成したことによ
り、琴胴Ａの前端面と後端面が琴胴の両端部の４ケ所に
おいて接触片と立奏台の後方係止部にて挟着されるか
ら、立奏台本体に琴胴が動かないように確りと止めるこ
とができると共に、接触片の進出と後退操作を立奏台本
体の左右の前方上部において回転子により行うことがで
きるから、琴胴の固定と取外しを極めて簡単迅速に行う
ことができる。又、立奏台本体に設けた調整ねじにて琴
胴の底面を支持させたことにより琴胴の水平保持と、床
面より立奏台本体に伝わる振動や衝撃を琴胴に及ぼす事
が無い等の優れた効果がある。
り、琴胴Ａの前端面と後端面が琴胴の両端部の４ケ所に
おいて接触片と立奏台の後方係止部にて挟着されるか
ら、立奏台本体に琴胴が動かないように確りと止めるこ
とができると共に、接触片の進出と後退操作を立奏台本
体の左右の前方上部において回転子により行うことがで
きるから、琴胴の固定と取外しを極めて簡単迅速に行う
ことができる。又、立奏台本体に設けた調整ねじにて琴
胴の底面を支持させたことにより琴胴の水平保持と、床
面より立奏台本体に伝わる振動や衝撃を琴胴に及ぼす事
が無い等の優れた効果がある。
【図１】図１は、本考案の一の実施例の全体斜視図であ
る。
る。
【図２】図２は、琴胴を組付けた状態の立奏台の拡大側
面図である。
面図である。
【図３】図３は、分解した接触片とねじと回転子との拡
大斜視図である。
大斜視図である。
Ａ 琴胴 １，２ 琴演奏用立奏台本体 ３，３ａ 接触片 ４，４ａ 後方係止部 ５，５ａ 凹所 ６ 回転子 ７，７ａ ねじ ８ 間隔板 ９，９ａ 琴載台部 １０，１０ａ 琴載台部の前部凹所 １１，１１ａ 琴載台部の後部凹所 １２，１２ａ，１３，１３ａ 調整ねじ
Claims (3)
- 【請求項１】 琴胴Ａの左端部と右端部に配設される琴
演奏用立奏台本体１と２において、該立奏台本体１と２
との上端部に琴胴Ａを載置してその前方部に琴胴Ａの前
面部に当接する接触片３と３ａを配設し、該接触片３と
３ａにて琴胴Ａを立奏台本体１と２の後方係止部４と４
ａにそれぞれ圧接すべく、立奏台本体１と２の前方壁１
ａと２ａの凹所５と５ａにそれぞれ嵌合した回転子６と
６ａを前記接触片３と３ａを押圧するねじ７と７ａにね
じ付けてなる琴演奏用立奏台。 - 【請求項２】 左端部の琴演奏用立奏台本体１と右端部
の琴演奏用立奏台本体２とを間隔板８にて連結してなる
請求項１記載の琴演奏用立奏台。 - 【請求項３】 琴演奏用立奏台１と２の琴載台部９と９
ａのそれぞれの前部凹所１０，１０ａと後部凹所１１，
１１ａとに、琴胴の高さ調整ねじ１２，１２ａと１３，
１３ａとをそれぞれねじ付けてなる請求項１又は請求項
２記載の琴演奏用立奏台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6388692U JPH0755595Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 琴演奏用立奏台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6388692U JPH0755595Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 琴演奏用立奏台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0673797U JPH0673797U (ja) | 1994-10-18 |
| JPH0755595Y2 true JPH0755595Y2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=13242222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6388692U Expired - Lifetime JPH0755595Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 琴演奏用立奏台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755595Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP6388692U patent/JPH0755595Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0673797U (ja) | 1994-10-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5246120A (en) | Bicycle rack | |
| JP2003205987A (ja) | 板材収納枠 | |
| JPH0755595Y2 (ja) | 琴演奏用立奏台 | |
| JPS6028876Y2 (ja) | 多用途三脚 | |
| JPH0614590Y2 (ja) | 画 架 | |
| JPH0114446B2 (ja) | ||
| JPS62185552U (ja) | ||
| JP3095974U (ja) | テーブル用支脚の取付け金具 | |
| JPS62540Y2 (ja) | ||
| JP2581355Y2 (ja) | ブラケット等の壁面に対する取付構造 | |
| JPH0344023Y2 (ja) | ||
| JPS5837755Y2 (ja) | ボ−トのオ−ル支持具 | |
| JP3059797U (ja) | モニター上部用棚 | |
| JPS5843031Y2 (ja) | ドラム用ツインフツトペダル | |
| JP3493799B2 (ja) | ユニットの支持装置 | |
| JPH035268Y2 (ja) | ||
| JPH0614636Y2 (ja) | 額縁の裏板掛止具 | |
| JPH0477341U (ja) | ||
| JP2575723Y2 (ja) | 画 架 | |
| JP3009714U (ja) | 椅子載置台 | |
| JPH034558Y2 (ja) | ||
| JPS587188Y2 (ja) | 三脚 | |
| JP2556048Y2 (ja) | テーブル脚の固着装置 | |
| JPH0616147Y2 (ja) | 作業台兼用の高さ調節可能な梯子 | |
| JPS6324191Y2 (ja) |