JPH0755532Y2 - めがね蝶番 - Google Patents

めがね蝶番

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JPH0755532Y2
JPH0755532Y2 JP1991082152U JP8215291U JPH0755532Y2 JP H0755532 Y2 JPH0755532 Y2 JP H0755532Y2 JP 1991082152 U JP1991082152 U JP 1991082152U JP 8215291 U JP8215291 U JP 8215291U JP H0755532 Y2 JPH0755532 Y2 JP H0755532Y2
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JP
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stop ring
temple
hinge member
screw
hole
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邦夫 手賀
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手賀精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はめがね蝶番の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】めがね枠1の典型的な先行技術は、図6
に示されるように、レンズ枠2の両端に、これと一体的
なヨロイ3を形成し、これに、端部を蝋付けなどによっ
て一体的に取付けた枠蝶番部材5と、テンプル4の基端
部に一体的に取付けた腕蝶番部材6とを蝶番軸ねじ7を
用いて結合して蝶番8とし、この蝶番8を介してテンプ
ル4がレンズ枠2に近接する方向(めがね内側)へ折り
たたみ自在とされている。
【0003】前記腕蝶番部材6に対してテンプル4の基
端部を一体的に組付ける手段は、たとえば図7の断面図
および図8の分解斜視図に示される。
【0004】これら図7および図8によると、めがねを
かけた状態でめがね枠1に横からの強い圧力Aが加わっ
ても、テンプル4がめがね外側へ拡開してめがね枠1が
変形したり損傷したりすることがないよう弾発付勢部材
12が設けられる。この弾発付勢部材12はそれが装着
される腕蝶番部材6の一部とともに、テンプル4の基端
部に固着されたケース9の収容孔10内に収容される。
すなわち、前記腕蝶番部材6のスリット状の摺動空間1
1に、摺動空間11の長手方向に移動可能な摺動体13
と、摺動体13の側面に突設されるガイドピン14と、
ガイドピン14に外装されるコイルばね15とから成る
弾発付勢部材12が装着される。摺動体13には、テン
プル4の内側面に向いて直角なピン孔16が設けられ
る。このピン孔16と、ケース9に設けられるピン孔1
7とに固定用ピン18を嵌合して前記腕蝶番部材6とテ
ンプル4とがケース9を介して組付けられる。ピン18
の代わりにねじ(図示せず)をねじ込んで固定してもよ
い。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のめがね蝶番の構
造によると、前記腕蝶番部材6をケース9内に位置決め
するのに固定用ピンまたはねじを用いている。この固定
用ピンまたはねじは、嵌挿に当り、摺動板13のピン孔
16がケース9のピン孔17に一致するように、コイル
ばね15を圧縮しなければならず、組付けが極めて煩雑
であり、手間がかかる。
【0006】また、前記固定用ピンやねじを使わないで
組立て可能な図9に示すような構造のものもある。この
組立て構造によると、図9において、ケース9の収容孔
10には、ガイドピン14およびコイルばね15からな
る弾発付勢部材12と、収容孔10の内壁の一部に形成
されるロック溝19に係合可能なロックピース20とが
収容される。この構造によると、ロックピース20の一
端部がロック溝19に係合して抜止めされるが、収容孔
10にコイルばね15を圧縮しながらそれぞれ別体のロ
ックピース20およびガイドピン14を装入しなければ
ならず、コイルばね15がロックピース20およびガイ
ドピン14を押出す方向に付勢するので、組立ては極め
て難かしく技巧と手間がかかる。
【0007】本考案はこのような問題点を解決し、構造
が簡単で、従来技術のような固定用のピンやねじを使わ
ないで腕蝶番部材とテンプルとの組付けがワンタッチで
でき、しかも、テンプルがめがね外側へ拡開するのを阻
止するための弾発力を容易に調整できるめがね蝶番を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、(a)ヨロイ
22の先端部に固着される枠蝶番部材24と、 (b)枠蝶番部材24に蝶番軸ねじ26を介して回動自
在に基端部を組付けられ、ねじ孔25cを有し、そのね
じ孔25cが形成される先端部25bの軸線に垂直な断
面が矩形である腕蝶番部材25と、 (c)止ねじ31であって、腕蝶番部材25の先端部2
5bのねじ孔25cに、蝶番軸ねじ26に垂直な軸線を
有して螺着され、そのねじ込み長さを加減調整可能であ
るねじ部分31bを有する軸部31cと、軸部31cの
腕蝶番部材25とは軸線方向の反対側の端部で軸部31
cよりも大径の頭部31aとを有する止ねじ31と、 (d)ばね鋼板から成り、全体の形状が大略的に円筒形
であり、止ねじ31が相対的に変位して摺動可能に挿通
し、周方向一個所にスリット28aを有して弾発的に拡
径可能であるストップリング28と、 (e)止ねじ31が相対的に変位して摺動可能に挿通
し、両端部が前記頭部31aとストップリング28との
間に介在されるコイルばね32と、 (f)テンプル23の基端部に固着されるケース29で
あって、テンプル23の長手方向に延びて形成され、枠
蝶番部材24に臨んで開口する収納孔30を有し、この
収納孔30は、その収納孔30の開口端から長手方向の
途中位置30cまで延びる大径部30aと、この大径部
30aに前記途中位置30cから連続し、大径部30a
よりも小径の小径部30bとを有し、この大径部30a
は、止ねじ31の前記頭部31aとコイルばね32とを
収容し、かつストップリング28の自然状態でストップ
リング28の外径よりも小さい内径を有してストップリ
ング28の外周面が弾発的に円弧状の内周面に圧接し、
かつ引張りによってストップリング28の組付けが解除
可能であるストップリング嵌合部34と、ストップリン
グ嵌合部34から大径孔30aの半径方向外方に延び、
腕蝶番部材25の前記先端部25bが、テンプル23の
長手方向に変位して摺動可能に嵌まり込んで収容される
角孔33とを有するケース29とを含み、ヨロイ22の
先端部とテンプル23の基端部とは、自然状態では、突
き合せとされることを特徴とするめがね蝶番である。
【0009】
【作用】腕蝶番部材に対し、腕蝶番部材の先端部と、こ
の先端部に装着されたストップリングおよび弾発付勢部
材とを覆うようにケースを所定位置まで差し込むことに
よってストップリングが弾発拡径して収容孔のストップ
リング嵌合部に嵌合し、ケースが、該ケースに固着され
たテンプルとともに腕蝶番部材に組付けられる。
【0010】
【実施例】図1は本考案のめがね蝶番の一実施例を示す
断面図であり、図2は図1の切断面線II−IIから見
た断面図であり、図3は分解斜視図である。
【0011】これらの図に示すように、めがね蝶番21
は、ヨロイ22の先端部で、めがね内側(図1の上側)
面に固着される枠蝶番部材24と、蝶番軸ねじ26によ
って枠蝶番部材24と組付けられる腕蝶番部材25と、
この腕蝶番部材25に一体状に装着される弾発付勢部材
27およびストップリング28と、これら弾発付勢部材
27およびストップリング28が収容可能な収容孔30
を有し、テンプル23の基端部のめがね内側面に固着さ
れるケース29とを含む。
【0012】枠蝶番部材24は、その基底面をヨロイ2
2に蝋付けされて固着され、またケース29もその基底
面がテンプル23の内側面23aに蝋付けされて固着さ
れる。
【0013】枠蝶番部材24と腕蝶番部材25とはそれ
ぞれの軸孔24a,25aを合わせ、蝶番軸ねじ26を
螺合してこの軸ねじ周りの所定角度範囲内回動自在に組
付けられる。
【0014】弾発付勢部材27は、腕蝶番部材25の長
手方向で、軸孔25aと反対側の先端に腕蝶番部材と一
体状に装着される。この弾発付勢部材27は前記腕蝶番
部材25に螺着される止ねじ31と、止ねじ31に摺動
可能に外嵌し該止ねじ31の頭部31aによって抜止め
されるコイルばね32とから成る。
【0015】また、前記止ねじ31には、腕蝶番部材2
5と接する位置にストップリング28が止ねじ31に対
し有隙状態に外嵌する。このストップリング28は、図
3に示すように、ばね鋼板を用いて円筒状に形成され、
円周方向一個所にスリット28aを有して弾発的に拡径
可能な円筒状体から成り、自然状態でその外径が、収容
孔30に形成される後述のストップリング嵌合部34の
内径よりも大きく設定されている。そのため、ストップ
リング28は、収容孔30に収容された状態ではストッ
プリング嵌合部34内に弾発状態で圧接する。
【0016】ケース29の収容孔30は、テンプル基端
部側から大径部30aと、大径部30aに連続する小径
部30bとから成り、大径部30aは、腕蝶番部材25
に向いて開口する。大径部30aは、一辺をテンプル2
3の内側面23aを利用し、ケース29の長手方向と直
交する断面形状がめがね内外方向(図2の上下方向)を
長辺とする矩形状の角孔33と、該角孔33の一部に重
なって形成され、前記ストップリング28が内接する円
弧状の面を有し、対向する両円弧状面間距離を内径とす
るストップリング嵌合部34とが組合わされて成る。
【0017】小径部30bは止ねじ31の頭部31aお
よびコイルばね32が遊動可能な内径を有する。
【0018】腕蝶番部材25のねじ孔25cが形成され
る先端部25bは、図1〜図5、特に図3から明らかな
ように、その軸線に垂直な断面が矩形である。止ねじ3
1の軸部31cは、前記ねじ孔25cに螺着され、蝶番
軸ねじ26に垂直な軸線を有しており、そのねじ込み長
さを加減調整可能であるねじ部分31bを有する。止ね
じ31の頭部31aは、軸部31cの腕蝶番部材25と
は軸線方向の反対側(図1、図4および図5の右方)の
端部で軸部31cよりも大径に形成される。ストップリ
ング28は、前述のようにばね鋼板から成り、全体の形
状が大略的に円筒形であり、このストップリング28
は、止ねじ31の軸部31cが相対的に変位して摺動可
能に挿通し、周方向一個所にスリット28aを有して弾
発的に拡径可能である。コイルばね32は、止ねじ31
が相対的に変位して摺動可能に挿通する。コイルばね3
2の両端部は、止ねじ31の頭部31aとストップリン
グ28との間に介在されて当接している。テンプル23
の基端部に固着されるケース29は、収納孔30を有す
る。収納孔30は、テンプル23の長手方向に延びて形
成され、枠蝶番部材24に臨んで開口する。この収納孔
30は、その収納孔30の開口端から長手方向の途中位
置31cまで延びる大径部30aと、この大径部30a
に途中位置30cから連続して大径部30aよりも小径
である小径部30bとを有する。大径部30aは、スト
ップリング嵌合部34と、角孔33とを有する。ストッ
プリング嵌合部34は、頭部31aとコイルばね32と
を収容する。このストップリング嵌合部34は、ストッ
プリング28の自然状態で、ストップリング28の外径
よりも小さい内径を有しており、しかもストップリング
28の外周面が弾発的に円弧状の内周面に圧接し、かつ
引張りによってストップリング28の組付けが解除可能
である。角孔33は、ストップリング嵌合部34から半
径方向外方に延びており、腕蝶番部材25の前記先端部
25bが、テンプル23の長手方向に変位して摺動可能
に嵌まり込んで収容される。ヨロイ22の先端部とテン
プル23の基端部とは、自然状態では、したがってめが
ねを掛けた状態で外力が作用しないときには、突き合せ
状態となっており、したがって図1の状態となってい
る。このような部品、部材を使用してめがね蝶番21を
組付ける手順を図4に示す断面図にしたがって説明す
る。図4において、止ねじ31に、コイルばね32とス
トップリング28とをこの順に装着して止ねじ31のね
じ部分31b(図3参照)を腕蝶番部材25に設けられ
たねじ孔25cに螺合する。続いて、これらストップリ
ング28および弾発付勢部材27を覆うようテンプル付
のケース29を差込むが、この差込み操作にあたって、
ストップリング28を、前記スリット28aを挟む直径
方向外方から押圧し、ストップリング28を縮径状態に
保ちながら該ストップリング28を大径部30a内に挿
入する。ストップリング28は、そのスリット28aが
テンプル23に正対するかあるいは逆方向に向く姿勢で
挿入されることが望ましい。
【0019】このように組付けられることによって、図
1に示すように、ストップリング28は、大径部30a
内において弾発的に拡径し、ストップリング嵌合部34
に内接状態に嵌合して固定される。このようにケース2
9を腕蝶番部材25に対して所定位置まで差込むことに
よって、テンプル23およびケース29がストップリン
グ28を介して腕蝶番部材25に正しく組付けられる。
【0020】本考案のめがね蝶番21によると、腕蝶番
部材25とテンプル23との組付けは、弾発付勢部材2
7およびストップリング28が取付けられた腕蝶番部材
25に、ケース29を被せるように差込むだけで達成で
きる。
【0021】このように組付けられためがね蝶番21に
おいて、弾発付勢部材27は、テンプル23がめがね外
方へ拡がるのを弾発的に制御する役目をする。すなわ
ち、本考案のめがね蝶番21の構造では、図5の断面図
に示すように、めがね外側面からめがね枠1に矢符Aの
圧力がかかった場合でも、コイルばね32の作動によっ
て弾発的にテンプル23がめがね外方へ拡開するので、
めがね枠が変形したり、ヨロイ22の先端とテンプル2
3の基端との接点Pが損傷することがない。
【0022】弾発付勢部材27の弾発力は止ねじ31の
ねじ部分31bの螺合長さを加減することによって調整
できる。
【0023】腕蝶番部材25とテンプル23とを組付け
た後でも、ストップリング28の弾発力によるストップ
リング嵌合部34の圧接力よりも大きい力でケース29
を引張れば、組付けが解除できるので、前述のように、
止ねじ31のねじ部分31bの螺合長さを加減すること
ができる。
【0024】
【考案の効果】本考案は以上のように、ヨロイとテンプ
ルとが枠蝶番部材と腕蝶番部材とを介して組付けられる
めがね蝶番であって、腕蝶番部材の先端部に、弾発的に
拡開するストップリングおよび弾発付勢部材が装着さ
れ、テンプルの基端部には前記腕蝶番部材の先端部と、
ストップリングおよび弾発付勢部材とが収容可能な収容
孔を有するケースが固着される。ストップリングは、自
然状態では、それが収容される収容孔のストップリング
嵌合部の内径よりも大径となるよう設定されている。し
たがって、ストップリングを直径方向外方から挟圧しな
がら腕蝶番部材に対しケースを所定位置まで外嵌状態で
差込むことによってストップリングがケースのストップ
リング嵌合部に弾発状態で内接嵌合して固定され、ワン
タッチで容易に組付けられる。
【0025】また、本考案のめがね蝶番では、止ねじの
ねじ込み長さを加減して弾発付勢部材の弾発力を調整す
ることによって、めがね外側面からの圧力に対して弾発
的に対抗できるので、めがね枠に無理がかからず、ヨロ
イ先端とテンプル基端との接点が損傷することもない。
【0026】さらに本考案のめがね蝶番によると、腕蝶
番部材とケース付テンプルとを組付けるのに、固定ピン
やねじ部材を用いて固定する必要がなく、しかもコイル
ばね、ストップリングは予め止ねじによって一体的に腕
蝶番部材に装着されるので、組付作業が極めて容易であ
る。組付け後でも、ケースを所定以上の力で引張ること
によって組付けが解除可能であるため弾発付勢部材の弾
発力の調整ができる。さらに本考案によれば、腕蝶番部
材25のねじ孔25cが形成される先端部25bは、そ
の軸線に垂直な断面が矩形であり、ケース29に形成さ
れた収容孔30の大径部30aは、角孔33を有し、こ
の角孔33には、前記先端部25bが、テンプル23の
長手方向に変位して摺動可能に嵌まり込んで収容され、
この角孔33は、ストップリング嵌合部34から半径方
向外方に延びているので、腕蝶番部材25の先端部25
bとケース25とは、テンプル23の長手方向の軸線ま
わりに相互に角変位することが防がれ、めがねを掛けた
ときにおけるテンプル23の正確な使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】図1の切断面線II−IIから見た断面図であ
る。
【図3】一実施例の分解斜視図である。
【図4】一実施例の組付け操作を示す断面図である。
【図5】外力による作動状態を示す断面図である。
【図6】めがね枠の斜視図である。
【図7】従来のめがね蝶番の断面図である。
【図8】従来のめがね蝶番の分解斜視図である。
【図9】従来の他のめがね蝶番の断面図である。
【符号の説明】
21 めがね蝶番 24 枠蝶番部材 25 腕蝶番部材 27 弾発付勢部材 28 ストップリング 29 ケース 30 収容孔 34 ストップリング嵌合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ヨロイ22の先端部に固着される
    枠蝶番部材24と、 (b)枠蝶番部材24に蝶番軸ねじ26を介して回動自
    在に基端部を組付けられ、ねじ孔25cを有し、そのね
    じ孔25cが形成される先端部25bの軸線に垂直な断
    面が矩形である腕蝶番部材25と、 (c)止ねじ31であって、 腕蝶番部材25の先端部25bのねじ孔25cに、蝶番
    軸ねじ26に垂直な軸線を有して螺着され、そのねじ込
    み長さを加減調整可能であるねじ部分31bを有する軸
    部31cと、 軸部31cの腕蝶番部材25とは軸線方向の反対側の端
    部で軸部31cよりも大径の頭部31aとを有する止ね
    じ31と、 (d)ばね鋼板から成り、全体の形状が大略的に円筒形
    であり、止ねじ31が相対的に変位して摺動可能に挿通
    し、周方向一個所にスリット28aを有して弾発的に拡
    径可能であるストップリング28と、 (e)止ねじ31が相対的に変位して摺動可能に挿通
    し、両端部が前記頭部31aとストップリング28との
    間に介在されるコイルばね32と、 (f)テンプル23の基端部に固着されるケース29で
    あって、 テンプル23の長手方向に延びて形成され、枠蝶番部材
    24に臨んで開口する収納孔30を有し、 この収納孔30は、 その収納孔30の開口端から長手方向の途中位置30c
    まで延びる大径部30aと、 この大径部30aに前記途中位置30cから連続し、大
    径部30aよりも小径の小径部30bとを有し、 この大径部30aは、 止ねじ31の前記頭部31aとコイルばね32とを収容
    し、かつストップリング28の自然状態でストップリン
    グ28の外径よりも小さい内径を有してストップリング
    28の外周面が弾発的に円弧状の内周面に圧接し、かつ
    引張りによってストップリング28の組付けが解除可能
    であるストップリング嵌合部34と、 ストップリング嵌合部34から大径孔30aの半径方向
    外方に延び、腕蝶番部材25の前記先端部25bが、テ
    ンプル23の長手方向に変位して摺動可能に嵌まり込ん
    で収容される角孔33とを有するケース29とを含み、 ヨロイ22の先端部とテンプル23の基端部とは、自然
    状態では、突き合せとされることを特徴とするめがね蝶
    番。
JP1991082152U 1991-10-09 1991-10-09 めがね蝶番 Expired - Lifetime JPH0755532Y2 (ja)

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