JPH0755397Y2 - 作業機の伝動装置 - Google Patents

作業機の伝動装置

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JPH0755397Y2
JPH0755397Y2 JP1988016927U JP1692788U JPH0755397Y2 JP H0755397 Y2 JPH0755397 Y2 JP H0755397Y2 JP 1988016927 U JP1988016927 U JP 1988016927U JP 1692788 U JP1692788 U JP 1692788U JP H0755397 Y2 JPH0755397 Y2 JP H0755397Y2
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JP
Japan
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drive pulley
belt
stay
gap
transmission case
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988016927U
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JPH01121332U (ja
Inventor
俊彦 浜田
和夫 鮫島
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、モアー等の作業機の伝動装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば走行車両に装置されるモアーにおいては、
モアーデッキ内に刈草用の複数のカッタが設けられ、モ
アーデッキ上には各カッタに走行車両の動力取出軸から
の動力を伝達する伝動装置が設けられている。
前記伝動装置はベルト伝動とされ、第7図に示すよう
に、モアーデッキ4上に軸着された駆動プーリ10を有
し、この駆動プーリ10の上方に位置する伝動ケース22内
を通して駆動プーリ10に動力取出軸からの動力が伝達さ
れ、駆動プーリ10が図中矢印方向に回転駆動される。前
記駆動プーリ10の両側にはその外周面に対向して伝動ケ
ース22を支持するステー26が配置され、駆動プーリ10に
はベルト12が巻掛けられている。このベルト12は駆動プ
ーリ10と一側のステー26との間を通り、その一側のステ
ー26は幅w方向中央部で駆動プーリ10に最も近接してい
る。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のものにあっては、一側のステー26は幅w方向
中央部で駆動プーリ10に最も近接、すなわち、駆動プー
リ10と一側のステー26との間隙28はステー26の幅w方向
中央部で最も狭くなっている。このため、前記間隙28に
ベルト12の進行方向後方から石等がかみ込まれると、石
等は間隙28の中央部に向かうに従ってかむ込みが強くな
り、間隙28から抜け出ない状態となる。これによって、
ベルト12が石等と擦れ合い、損傷及び破損するという問
題がある。
そこで、本考案は駆動プーリとステーとの間隙に石等が
かみ込んでも、その間隙からすぐに石等が抜け出る作業
機の伝動装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案が前記問題点を解決するために講じた技術的手段
は、駆動プーリ10の上方に配置した伝動ケース22を支持
するステー26を前記駆動プーリ10の外周面に対向して備
え、駆動プーリ10に巻掛けられるベルト12が駆動プーリ
10とステー26との間を通り、前記伝動ケース22内と駆動
プーリ10とが連動連結された作業機の伝動装置におい
て、 前記駆動プーリ10と、ステー26のベルト12対向部分との
間隙28を、全範囲に亘ってベルト12の進行方向前方に向
かうに従って大となるように形成すると共に、ステー26
のベルト12対向部分の、駆動プーリ10に最も近接する端
部を、駆動プーリ10に対するベルト26の巻掛け部分の始
端と終端との中間部分に位置させた点にある。
(作用) 伝動ケース22を介して駆動プーリ10に動力が伝達される
と、駆動プーリ10は回転してそれに巻掛けられるベルト
12が循環回走される。
駆動プーリ10の回転中において、駆動プーリ10と伝動ケ
ース22を支持するステー26との間隙28にベルト12の進行
方向後方から石等をかみ込んだ際、前記間隙28はベルト
12の進行方向前方に向かうに従って大とされているの
で、前記かみ込んだ石はベルト12の進行方向前方にすぐ
に抜け出る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図乃至第4図は第1実施例を示し、1は走行車両2
に連結装置3を介して昇降自在に装着されたフロントマ
ウントモアーで、車両2の前方下方側に位置する。
前記モアー1は、モアーデッキ4と、モアーデッキ4内
に並設された3個のカッタ5と、刈高さ調整用のゲージ
輪6と、高さ制限をするリミットゲージ輪7等とから構
成されている。
前記モアーデッキ4の左右方向中央部と、左右両側部に
は、夫々カッタ軸8が回転自在に縦設され、これらカッ
タ軸8の下部に、夫々前記カッタ5が固設されている。
また、各カッタ軸8はモアーデッキ4上方に突出され、
中央側のカッタ軸8の上部に駆動プーリ10が、左右両側
のカッタ軸8の上部に従動プーリ11が夫々固設されてい
る。これらプーリ10,11にはベルト12が巻掛けられ、こ
のベルト12はテンション機構13によりテンションが付与
されている。前記ベルト12は2本のVベルトが連続状に
連設されて成り、幅方向中央部にV字状溝14が形成され
ている。
前記テンション機構13は、第1図及び第4図に示すよう
に、一端がモアーデッキ4上に枢支されたアーム15と、
このアーム15の他端に設けた縦軸16と、この縦軸16に軸
受17を介して回転自在に設けたプーリ18と、一端がアー
ム15の中途部に引掛けられ他端がモアーデッキ4側に固
定された引張コイルバネ19等とから成る。そして、コイ
ルバネ19の弾性力によりプーリ18がベルト12の外周面を
押圧してそれにテンションを付与する。前記プーリ18の
外周部18aは幅方向中央部が外方に向けて湾曲状とさ
れ、縦軸16上の上端には板材を折曲して成るスクレーパ
20の一端がボルト21固定され、スクレーパ20の他端はベ
ルト12の溝14内に位置するようにされている。これらに
より、ベルト12の溝14に小石等が挟み込まれた際、プー
リ18の外周部18aにより溝14が拡開状とされると共に、
小石がスクレーパ20の他端により掻き出される。
前記中央側のカッタ軸8の上端は駆動プーリ10の上方に
配置された伝動ケース22内に挿入されて、入力軸23と連
動している。この入力軸23は車両2の動力取出軸24と軸
継手装置25を介して連動連結されて、動力取出軸24の動
力が駆動プーリ10に伝達され、第2図矢印方向に駆動プ
ーリ10が回転駆動される。
駆動プーリ10の左右両側には伝動ケース22を支持する一
対のステー26が配置されている。このステー26はL字状
とされてモアーデッキ4上にボルト27固定され、ステー
26の立壁26aは駆動プーリ10の外周面に対向している。
また、第2図中右側のステー26の立壁26aと駆動プーリ1
0との間にベルト12が通過している。そして、ベルト12
の進行方向後方側の立壁26aの端部が駆動プーリ10に最
も近接して配置され、これにより駆動プーリ10と立壁26
aとの間隙28はベルト12の進行方向前方に向けて大とさ
れている。したがって、前記間隙28に石等がかみ込んで
も、石等はすぐに抜け出るようになっている。
第5図及び第6図は本考案の第2実施例を示し第1実施
例と相違する点を説明する。
ステー26は立壁26aの幅w方向中央部で駆動プーリ10に
最も近接され、立壁26aには、幅w方向中央部からベル
ト12の進行方向後方側に亘って、駆動プーリ10に対応す
る切欠部29が形成されている。これにより、駆動プーリ
10と立壁26aとの間隙28はベルト12の進行方向前方に向
けて大とされている。
(考案の効果) 本考案によれば、前記駆動プーリ10と、ステー26のベル
ト12対向部分との間隙28を、全範囲に亘ってベルト12の
進行方向前方に向かうに従って大となるように形成した
ので、前記間隙28に石等がかみ込んでも、その石等はベ
ルト12の進行方向前方側にすぐに抜け出る。これによ
り、ベルト12の損傷及び破損を防止することができる。
また、ベルト12が撓んだり、ベルト12のテンションが緩
んだり、緩めたりした場合にあっては、該ベルト12は駆
動プーリ10に対する巻掛け部分の中間部を支点に動く
が、本考案では、特に、ステー26のベルト12対向部分
の、駆動プーリ10に最も近接する端部を、駆動プーリ10
に対するベルト26の巻掛け部分の始端と終端との中間部
分に位置させたので、ベルト12が撓んだり、ベルト12の
テンションが緩んだり、緩めたりした場合でも、ステー
26のベルト12対向部分の駆動プーリ10に最も近接する端
部(エッジ部分)にベルト12が接触する惧れがなく、ス
テー26を駆動プーリ10に近接させても問題がないという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の実施例を示し、第1図は第
1実施例を示すモアーの平面図、第2図は同要部の拡大
平面図、第3図は同全体の側面図、第4図は同第1図の
IV-IV線矢視断面図、第5図は第2実施例を示す要部の
平面図、第6図は同第5図のVI-VI線矢視図、第7図は
従来例を示す要部の平面図である。 1……モアー、4……モアーデッキ、10……駆動プー
リ、12……ベルト、22……伝動ケース、26……ステー、
28……間隙、29……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動プーリ10の上方に配置した伝動ケース
    22を支持するステー26を前記駆動プーリ10の外周面に対
    向して備え、駆動プーリ10に巻掛けられるベルト12が駆
    動プーリ10とステー26との間を通り、前記伝動ケース22
    内と駆動プーリ10とが連動連結された作業機の伝動装置
    において、 前記駆動プーリ10と、ステー26のベルト12対向部分との
    間隙28を、全範囲に亘ってベルト12の進行方向前方に向
    かうに従って大となるように形成すると共に、ステー26
    のベルト12対向部分の、駆動プーリ10に最も近接する端
    部を、駆動プーリ10に対するベルト26の巻掛け部分の始
    端と終端との中間部分に位置させたことを特徴とする作
    業機の伝動装置。
JP1988016927U 1988-02-09 1988-02-09 作業機の伝動装置 Expired - Lifetime JPH0755397Y2 (ja)

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JP1988016927U JPH0755397Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09 作業機の伝動装置

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JPH01121332U JPH01121332U (ja) 1989-08-17
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844557U (ja) * 1981-09-11 1983-03-25 トヨタ自動車株式会社 ベルトとプ−リの食い込み部の保護カバ−
JPS6023354U (ja) * 1983-07-22 1985-02-18 株式会社クボタ モアの巻掛伝動装置のテンシヨン調整機構

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JPH01121332U (ja) 1989-08-17

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