JPH0754749Y2 - 床下電動換気扇取付け用枠額 - Google Patents
床下電動換気扇取付け用枠額Info
- Publication number
- JPH0754749Y2 JPH0754749Y2 JP7211892U JP7211892U JPH0754749Y2 JP H0754749 Y2 JPH0754749 Y2 JP H0754749Y2 JP 7211892 U JP7211892 U JP 7211892U JP 7211892 U JP7211892 U JP 7211892U JP H0754749 Y2 JPH0754749 Y2 JP H0754749Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- underfloor
- ventilation fan
- frame
- electric ventilation
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Building Environments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、床下の換気を促進し
て白蟻等の害虫の発生を防止し、家屋の耐久性を向上さ
せることを目的とする強制通風用の床下電動換気扇を的
確に取り付けるための床下電動換気扇取付け用枠額に関
するものである。
て白蟻等の害虫の発生を防止し、家屋の耐久性を向上さ
せることを目的とする強制通風用の床下電動換気扇を的
確に取り付けるための床下電動換気扇取付け用枠額に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】現今プレハブ建築を含む木造建築物はす
べてコンクリート基礎を設けることが法制化されてお
り、これに従って現在はコンクリート基礎に床下通風口
が設けられているが、一般に団地等の住宅街では戸別毎
にプライバシー防護のために建物に接近してブロック塀
等の外壁を設けているため床下通風が阻害されている。
これにより床下は多湿となり白蟻やダニその他の害虫ま
たは腐敗菌等が発生して家屋の損傷や環境汚染が進行す
る傾向にあるのが現状である。現今強力な薬剤の製造販
売は許可されないので、白蟻等の害虫の発生を未然に防
止し難い状況にあり、従って近来は床下の強制通風換気
の設備が進められ、その普及率も高く家屋新築時の設置
率も非常に高くなっている状況である。
べてコンクリート基礎を設けることが法制化されてお
り、これに従って現在はコンクリート基礎に床下通風口
が設けられているが、一般に団地等の住宅街では戸別毎
にプライバシー防護のために建物に接近してブロック塀
等の外壁を設けているため床下通風が阻害されている。
これにより床下は多湿となり白蟻やダニその他の害虫ま
たは腐敗菌等が発生して家屋の損傷や環境汚染が進行す
る傾向にあるのが現状である。現今強力な薬剤の製造販
売は許可されないので、白蟻等の害虫の発生を未然に防
止し難い状況にあり、従って近来は床下の強制通風換気
の設備が進められ、その普及率も高く家屋新築時の設置
率も非常に高くなっている状況である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしこの床下電動換
気扇の取り付け方は種々様々であり統一されていないた
め、基礎工事における開口や後からの取付け工事に大変
手数がかかり業者は困惑しているのが実状である。 本考
案はこうした現状に鑑みて、基礎工事に際して事前に基
礎に嵌め込んでおく床下電動換気扇取付け用枠額を提供
することを目的としている。
気扇の取り付け方は種々様々であり統一されていないた
め、基礎工事における開口や後からの取付け工事に大変
手数がかかり業者は困惑しているのが実状である。 本考
案はこうした現状に鑑みて、基礎工事に際して事前に基
礎に嵌め込んでおく床下電動換気扇取付け用枠額を提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めのこの考案は、硬質合成樹脂により長方形の枠額本体
を形成し、この枠額本体の左右両辺外面のほぼ中央部
に、建物基礎に埋め込むための縦長の埋設片を突設する
とともに、左右両辺内面の前後方向のほぼ中央部に上辺
と下辺にわたって、床下電動換気扇取付け用の通風孔付
取付板を固定するための取付桟を形成し、この取付桟に
は金属製の雌ねじを埋め込み、さらに上記枠額本体の下
辺内面の少なくとも前半部を前方に下降傾斜した傾斜面
を形成してなる床下電動換気扇取付け用枠額である。
めのこの考案は、硬質合成樹脂により長方形の枠額本体
を形成し、この枠額本体の左右両辺外面のほぼ中央部
に、建物基礎に埋め込むための縦長の埋設片を突設する
とともに、左右両辺内面の前後方向のほぼ中央部に上辺
と下辺にわたって、床下電動換気扇取付け用の通風孔付
取付板を固定するための取付桟を形成し、この取付桟に
は金属製の雌ねじを埋め込み、さらに上記枠額本体の下
辺内面の少なくとも前半部を前方に下降傾斜した傾斜面
を形成してなる床下電動換気扇取付け用枠額である。
【0005】
【作用】上記のように構成された本考案の床下電動換気
扇取付け用枠額は、基礎工事において床下電動換気扇を
取付ける位置に枠額本体を前側を外側にして型枠に組み
付けておいて埋設片がコンクリート基礎に埋め込んで固
定しておく。次に床下電動換気扇を取付けた通風孔付取
付板を床下電動換気扇を内側にして左右の取付桟に埋め
込まれている雌ねじに4本の取付けねじで固定する。な
お床下電動換気扇は、通常1戸について吸気用1基、排
気用2基、合計3基が一組と成っているが、これらの電
源コードをスイッチとともに1箇所にまとめて集中管理
する。なお枠額本体の下辺内面は前方に下降傾斜してい
るので、降りかかる雨水は速やかに外側に流れるように
なっているため、床下を湿らせることはない。
扇取付け用枠額は、基礎工事において床下電動換気扇を
取付ける位置に枠額本体を前側を外側にして型枠に組み
付けておいて埋設片がコンクリート基礎に埋め込んで固
定しておく。次に床下電動換気扇を取付けた通風孔付取
付板を床下電動換気扇を内側にして左右の取付桟に埋め
込まれている雌ねじに4本の取付けねじで固定する。な
お床下電動換気扇は、通常1戸について吸気用1基、排
気用2基、合計3基が一組と成っているが、これらの電
源コードをスイッチとともに1箇所にまとめて集中管理
する。なお枠額本体の下辺内面は前方に下降傾斜してい
るので、降りかかる雨水は速やかに外側に流れるように
なっているため、床下を湿らせることはない。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
硬質の合成樹脂により横長約40cm.高さ約25c
m.幅約12cm.の長方形の枠額本体(1)を形成
し、左右両辺(2),(2)の外面中央部には縦長の埋
設片(3),(3)が突設してあり、また左右両辺
(2),(2)の内面の前後方向のほぼ中央に、上辺
(4)と下辺(5)との間にわたって床下電動換気扇
(F)を取り付けるための通風孔付取付板(P)を固定
する取付桟(6)を形成し、この取付桟(6)には前側
上下に金属製雌ねじ(7),(7)をそれぞれ埋め込
み、さらに下辺(5)の内面の前半部を前方に下降傾斜
した傾斜面(8)としたものである。この枠額本体
(1)を、基礎を構築するときに床下電動換気扇(F)
を取り付ける位置に、前側を外に向けて左右両辺の外面
に突出している埋設片(3)をコンクリート基礎に埋め
込んであらかじめ取り付けておくものであって、後から
床下電動換気扇(F)を取り付けた通風孔付取付板
(P)を床下電動換気扇(F)を内側にして外側から枠
額本体(1)内に取り付けるものである。
硬質の合成樹脂により横長約40cm.高さ約25c
m.幅約12cm.の長方形の枠額本体(1)を形成
し、左右両辺(2),(2)の外面中央部には縦長の埋
設片(3),(3)が突設してあり、また左右両辺
(2),(2)の内面の前後方向のほぼ中央に、上辺
(4)と下辺(5)との間にわたって床下電動換気扇
(F)を取り付けるための通風孔付取付板(P)を固定
する取付桟(6)を形成し、この取付桟(6)には前側
上下に金属製雌ねじ(7),(7)をそれぞれ埋め込
み、さらに下辺(5)の内面の前半部を前方に下降傾斜
した傾斜面(8)としたものである。この枠額本体
(1)を、基礎を構築するときに床下電動換気扇(F)
を取り付ける位置に、前側を外に向けて左右両辺の外面
に突出している埋設片(3)をコンクリート基礎に埋め
込んであらかじめ取り付けておくものであって、後から
床下電動換気扇(F)を取り付けた通風孔付取付板
(P)を床下電動換気扇(F)を内側にして外側から枠
額本体(1)内に取り付けるものである。
【0007】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、以下記述のような効果を奏するものであ
る。床下電動換気扇の取り付けに際し、堅固な枠額本体
を床下換気口の基礎コンクリート内に埋め込んでおくこ
とによって、床下電動換気扇の取付けを堅固にしかも取
付け作業を簡素化することができる。 また、外見的にも
優れており、下片内面が前方に下降傾斜しているため雨
水が降りかかっても速やかに排除することができる。
ているので、以下記述のような効果を奏するものであ
る。床下電動換気扇の取り付けに際し、堅固な枠額本体
を床下換気口の基礎コンクリート内に埋め込んでおくこ
とによって、床下電動換気扇の取付けを堅固にしかも取
付け作業を簡素化することができる。 また、外見的にも
優れており、下片内面が前方に下降傾斜しているため雨
水が降りかかっても速やかに排除することができる。
【図1】枠額本体を前面から見た斜視図である。
【図2】枠額本体を背面から見た斜視図である。
【図3】枠額本体に床下電動換気扇を取り付けた通風孔
付取付板を固定したものを前面 から見た斜視図である。
付取付板を固定したものを前面 から見た斜視図である。
【図4】図3を裏面から見た斜視図である。
1 枠額本体 2 左右両辺 3 埋設片 4 上辺 5 下辺 6 取付桟 7 雌ねじ 8 傾斜面 F 床下電動換気扇 P 通風孔付取付板
Claims (1)
- 【請求項1】 硬質合成樹脂により長方形の枠額本体を
形成し、この枠額本体の左右両辺外面のほぼ中央部に、
建物基礎に埋め込むための縦長の埋設片を突設するとと
もに、左右両辺内面の前後方向のほぼ中央部に上辺と下
辺にわたって、床下電動換気扇取付け用の通風孔付取付
板を固定するための取付桟を形成し、この取付桟には金
属製の雌ねじを埋め込み、さらに上記枠額本体の下辺内
面の少なくとも前半部を前方に下降傾斜した傾斜面を形
成したことを特徴とする床下電動換気扇取付け用枠額。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7211892U JPH0754749Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 床下電動換気扇取付け用枠額 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7211892U JPH0754749Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 床下電動換気扇取付け用枠額 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628005U JPH0628005U (ja) | 1994-04-15 |
JPH0754749Y2 true JPH0754749Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=13480123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7211892U Expired - Fee Related JPH0754749Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 床下電動換気扇取付け用枠額 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754749Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP7211892U patent/JPH0754749Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0628005U (ja) | 1994-04-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |