JPH0754744Y2 - 加湿器 - Google Patents

加湿器

Info

Publication number
JPH0754744Y2
JPH0754744Y2 JP1989125063U JP12506389U JPH0754744Y2 JP H0754744 Y2 JPH0754744 Y2 JP H0754744Y2 JP 1989125063 U JP1989125063 U JP 1989125063U JP 12506389 U JP12506389 U JP 12506389U JP H0754744 Y2 JPH0754744 Y2 JP H0754744Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
passage
case
ion exchange
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989125063U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0367830U (ja
Inventor
純一 井田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP1989125063U priority Critical patent/JPH0754744Y2/ja
Publication of JPH0367830U publication Critical patent/JPH0367830U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0754744Y2 publication Critical patent/JPH0754744Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Air Humidification (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、室内に水分を放散して適度の湿気を与える
加湿器に関する。
(従来の技術) 例えば超音波式の加湿器においては、加湿器の本体内に
給水タンクが挿脱自在に収納され、この給水タンクから
貯水部内に一定の水位レベルを保って水が供給され、こ
の水が超音波振動子の動作で順次室内に噴霧され、この
噴霧された水分で室内が加湿される。そして貯水部内に
供給する水としては、一般に水道水や井戸水が使用され
ている。
(考案が解決しようとする課題) ところが水道水や井戸水中には、カルシウム塩やマグネ
シウム塩などの無機質塩が溶解しており、このためこの
ような水が長時間に亘って室内に噴霧されると、その後
に水分が蒸発してその無機質塩が室内の家具や壁面など
に白粉状の異物として残り、家具や壁面を汚してしまう
という問題があった。
この考案は、このような点に着目してなされたもので、
その目的とするところは、貯水部内に供給される水を、
無機質塩を含まない純水に変換して室内に噴霧すること
ができる加湿器を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案はこのような目的を達成するために、給水タン
クから貯水部内に水を供給して貯留し、この貯水部内の
水を霧化して室内に放散する加湿器において、給水タン
クから貯水部への水の供給経路の途中に純水変換装置を
設け、この純水変換装置は、横長のケース内にその一端
側から他端側に亘って所定間隔をあけて並列する複数枚
の仕切板を設け、これら仕切板を前記ケースの一方の側
面側と他方の側面側とに交互に偏位させることにより、
前記ケース内にその一端側から他端側に向って左右に蛇
行しながら屈曲する長尺の通水路を形成してなり、前記
通水路内にイオン交換樹脂を密に充填し、前記給水タン
クからの水を前記通水路の一端側の端部から他端側の端
部に流通させて前記貯水部内に供給するようにしたもの
である。
(作用) 通水路内にイオン交換樹脂が充填されているため、給水
タンクからこの通水路内に供給された水がイオン交換樹
脂と順次接触し、このような接触で前記水に含まれてい
た無機質塩のイオンがイオン交換樹脂とイオン交換を果
たし前記水がほぼ純水の状態に変換され、このような純
水の水が貯水部内に供給される。そしてこの純水の水が
霧化されて室内に放散され、したがってその水分が蒸発
しても家具や壁面などに無機質塩による白粉状の異物が
残るようなことがない。
前記通水路は蛇行状に曲る長尺な通路として構成され、
このような長尺の通水路内にイオン交換樹脂が密に充填
されており、このため通水路内を通過する水がイオン交
換樹脂と接触する機会が極めて高く、したがってイオン
交換が高効率で行われ、純水への変換が確実に達成され
る。特に、通水路が左右に蛇行して屈曲する状態にある
から、この通水路の全長区間に亘ってイオン交換樹脂を
均一かつ密に、空白部分を残すことなく配置させること
ができ、したがってより一層水とイオン交換樹脂との接
触効率が向上する。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
図中1は加湿器の本体、2はこの本体1内に挿脱自在に
収納された給水タンクである。本体1内には貯水部3が
形成され、この貯水部3の底部に超音波振動子4が設け
られている。また本体1の上面には噴霧ノズル5が設け
られ、この噴霧ノズル5と貯水部3との間にガイド筒6
が設けられ、このガイド筒6の側面に送風口7が形成さ
れ、図示しない送風装置を介してこの送風口7からガイ
ド筒6内に空気が順次送風されるようになっている。
貯水部3の内底部には純水変換装置10が設けられ、この
純水変換装置10について述べると、11が上面開口のケー
スで、このケース11内にその一端側から他端側に亘って
複数枚の仕切板12…が一定の間隔をあけて並列するよう
に設けられている。これら仕切板12…は、ケース11の一
方の側面側と他方の側面側とに交互に偏位して配置し、
これによりケース11の内部にその一端側から他端側に向
って左右に蛇行しながら屈曲する長尺の通水路14が構成
され、この通水路14内の全体にイオン交換樹脂15が密に
充填されている。
ケース11の上端の開口部には蓋板18が嵌着され、この蓋
板18は一定の深さを有する皿形状に形成されている。そ
してこの蓋板18に、前記通水路14の一端側の端部に通じ
る流入口19が形成され、またケース11の底面に、前記通
水路14の他端側の端部に通じる流出口20が形成され、こ
れら流入口19および流出口20にそれぞれ網状のシート2
1,22が設けられている。ケース11の外底面にはダボ状の
複数の支持脚23…が突出形成され、これら支持脚23…を
介してケース11が貯水部3の内底部に支持され、前記支
持脚23…によりケース11の底面と貯水部3の底面との間
に一定の隙間24が確保されている。なお、25は蓋板18に
取り付けられた空気抜き管である。
貯水部3の底部には押し棒27が垂直に起立するように設
けられ、この押し棒27が前記ケース11および蓋板18を貫
通してその上方側に突出している。
一方、前記給水タンク2は下端面に給水口30を有し、こ
の給水口30に給水キャップ31が着脱可能に装着されてい
る。この給水キャップ31には吐出口32が形成され、この
吐出口32の内側に支持板33が設けられ、この支持板33を
貫通して操作棒34が上下動自在に設けられ、この操作棒
34の上端に前記吐出口32の端面を開閉する弁体35が取り
付けられているとともに、下端に受板36が設けられてい
る。そして受板36と支持板33との間にスプリング37が設
けられ、このスプリング37により操作棒34と一体的に弁
体35が下方に弾性的に付勢されている。なお、前記支持
板33には給水タンク2内の水を流通させる複数の通水孔
38…が穿孔されている。
加湿器の本体1内に給水タンク2が収納されている状態
においては、給水キャップ31が純水変換装置10における
蓋板18の上面側の内側に配置して受板36が押し棒27に当
接し、この当接で操作棒34と一体的に弁体35がスプリン
グ37に抗して押し上げられ、これにより吐出口32が開放
状態に保持され、給水タンク2内の水が吐出口32を通し
て蓋板18の内側に流出する。さらにこの水は、流入口19
からケース11内の通水路14内に流入し、この通水路14内
を流通して流出口20から流出し、貯水部3内に順序貯留
される。そして貯水部3内に一定の水が溜り、蓋板18の
上面側の水位レベルおよび貯水部3内の水位レベルが給
水キャップ31の下端面に一致すると、給水タンク2内へ
の空気の流入が阻止されて給水タンク2内の水の流出が
停止する。
このような状態でスタートスイッチ(図示せず)が投入
されると、超音波振動子4が振動し、この振動で貯水部
3内の水面上の水が順次霧化され、この霧化された水分
が送風口7から送風される空気とともにノズル5を通し
て室内に放散される。そして貯水部3内の水位が低下す
ると、これに応じて給水タンク2から前述と同様に純水
変換装置10の通水路14を通して貯水部3内に水が順次補
給される。
通水路14内にはイオン交換樹脂15が充填されており、こ
のため給水タンク2からこの通水路14内に供給された水
がイオン交換樹脂15と順次接触し、このような接触で前
記水に含まれていたカルシウム塩やマグネシウム塩のイ
オンがイオン交換樹脂15とイオン交換を果たし前記水が
ほぼ純水の状態に変換され、このような純水の水が貯水
部3内に供給される。そしてこの純水の水が霧化されて
室内に放散され、したがってその水分が蒸発しても家具
や壁面などにカルシウム塩やマグネシウム塩などによる
白粉状の異物が残るようなことがない。
そして前記通水路14は、ケース11内に複数の仕切板12…
を互い違いに配設してケース11の一端側から他端側に向
って左右に蛇行しながら屈曲する長尺な通路として構成
してあり、このためこの通水路14内を通過する水がイオ
ン交換樹脂15と接触する機会が極めて高く、したがって
イオン交換が高効率で行われ、純水への変換が確実に達
成される。特に、通水路14が左右に蛇行して屈曲する状
態にあるから、この通水路14の全長区間に亘ってイオン
交換樹脂15を均一かつ密に、空白部分を残すことなく配
置させることができ、したがってより一層水とイオン交
換樹脂15との接触効率が向上する。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、左右に蛇行しな
がら屈曲する長尺の通水路を形成し、この通水路内にイ
オン交換樹脂を密に充填し、給水タンクからこの通水路
を通して貯水部内に順次水を供給するようにしたから、
貯水部内へ供給する水を効率よく純水に変換し、この純
水を霧化して室内に放散することができ、したがって室
内の家具や壁面に無機質塩による白粉状の異物が残るよ
うなこがない利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は加湿器の要
部の断面図、第2図は加湿器の全体の断面図、第3図は
純水変換装置の斜視図、第4図は純水変換装置のケース
の平面図である。 2…給水タンク、3…貯水部、10…純水変換装置、14…
通水路、15…イオン交換樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水タンクから貯水部内に水を供給して貯
    留し、この貯水部内の水を霧化して室内に放散する加湿
    器において、給水タンクから貯水部への水の供給経路の
    途中に純水変換装置を設け、この純水変換装置は、横長
    のケース内にその一端側から他端側に亘って所定間隔を
    あけて並列する複数枚の仕切板を設け、これら仕切板を
    前記ケースの一方の側面側と他方の側面側とに交互に偏
    位させることにより、前記ケース内にその一端側から他
    端側に向って左右に蛇行しながら屈曲する長尺の通水路
    を形成してなり、前記通水路内にイオン交換樹脂を密に
    充填し、前記給水タンクからの水を前記通水路の一端側
    の端部から他端側の端部に流通させて前記貯水部内に供
    給することを特徴とする加湿器。
JP1989125063U 1989-10-27 1989-10-27 加湿器 Expired - Lifetime JPH0754744Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989125063U JPH0754744Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 加湿器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989125063U JPH0754744Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 加湿器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0367830U JPH0367830U (ja) 1991-07-03
JPH0754744Y2 true JPH0754744Y2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=31672950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989125063U Expired - Lifetime JPH0754744Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 加湿器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0754744Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5248846B2 (ja) * 2007-07-23 2013-07-31 シャープ株式会社 加湿装置
JP5348086B2 (ja) * 2010-07-21 2013-11-20 パナソニック株式会社 小型加湿機および静電霧化手段搭載の小型加湿機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01107885A (ja) * 1987-10-19 1989-04-25 Matsushita Seiko Co Ltd 加湿機用純水器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS648142U (ja) * 1987-07-03 1989-01-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01107885A (ja) * 1987-10-19 1989-04-25 Matsushita Seiko Co Ltd 加湿機用純水器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0367830U (ja) 1991-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5034162A (en) High capacity portable humidifier
US6248155B1 (en) Combination humidifier and air purifier
JP5052437B2 (ja) 加湿機
JP2002066198A (ja) 衣料リフレッシュ用機器のための流体供給源及びリザーバ
JPH0754744Y2 (ja) 加湿器
JP2012149812A (ja) 滴下式気化機
JP5412854B2 (ja) 加湿器
KR20110079945A (ko) 살균기능을 갖는 가습기
WO2008002123A1 (en) Air humidifier
US20050133942A1 (en) Cartridge humidifier
JP5847043B2 (ja) 加湿機構
KR100616612B1 (ko) 이온 교환 수지를 사용한 카트리지 및 가습장치
KR20170028242A (ko) 기화식 가습기 및 이에 사용된 가습필터
JP2002228211A (ja) 加湿器
RU183064U1 (ru) Увлажнитель воздуха
KR20090000927U (ko) 친환경 식물가습기
JP5830922B2 (ja) 加湿器の吹出構造
KR101293540B1 (ko) 소음 방지형 산소 토출기
CN111174361A (zh) 一种静音加湿器
KR102103749B1 (ko) 탈취청정기
KR101283721B1 (ko) 가습기
JPH0243393Y2 (ja)
JP3174123U (ja) 加湿器フィルター
JP2007105714A (ja) 超音波霧化ユニットにフロートガイドをつけた超音波噴霧装置
JPH02135120A (ja) 脱臭機

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term