JP5052437B2 - 加湿機 - Google Patents

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本発明は、加湿ユニットと、該加湿ユニットに供給する水を貯水する貯水タンクと、該貯水タンクを着脱可能に収容する収容室とを備える加湿機に関する。
近年、健康志向の高まりにより、室内の空気に適正な湿度を与える加湿機が広く普及されている。このような加湿機には、超音波によって水を微細な粒子にして放出する超音波式、加熱により水を沸騰させ、その際に発生するスチームを送風手段によって放出・拡散させるスチーム式、及び水を含んだ不織布のような加湿フィルタに、送風手段を用いて空気を通して加湿させ、加湿された空気を放出する気化式等があり、前記気化式は、スチーム式及び超音波式に比べて省エネ、かつ静音であるという利点を有している。
このような気化式加湿機は、前記加湿フィルタを有し、空気を加湿する加湿ユニットと、該加湿ユニットによって加湿された空気を対象空間に送風する送風手段と、前記加湿ユニット及び送風手段を内装するハウジングと、該ハウジングの一部に収容され、前記加湿ユニットに供給する水を貯水する貯水タンクとを備えている。また、前記貯水タンク内の水を前記加湿フィルタに供給する給水路及び加湿フィルタからの水を貯水タンクに戻す帰水路を備えており、前記給水路及び帰水路の一部は前記加湿ユニットの一部を成すように構成されている。
更に、加湿機においては、使用者の使い勝手の向上を図る製品開発が進められており、例えば、特許文献1には、専用の給水タンクを用いることなく、ペットボトル等の飲料容器を給水タンクとして有効活用できる加湿機が開示されている。
特開2003−185197号公報
さて、多くの加湿機は、水の補充を随時行うために、前記貯水タンクをハウジングに設けた収容室に着脱可能とし、この着脱の際、前記給水路及び帰水路も連結/分離され、前記貯水タンクが分離された場合には、通水が停止されるように構成されている。
しかしながら、前述したように、前記貯水タンクが前記ハウジングに着脱可能に構成された加湿機においては、前記貯水タンクをハウジングに取り付ける際、前記ハウジングへの前記貯水タンクの取り付けが正しくされず、加湿機の外見の見栄えを悪くする虞があるうえに、分離されていた前記給水路及び帰水路が的確に連結されず、ズレが生じる虞もあり、前記貯水タンクが正しく着脱するように案内する案内手段が必要である。
なお、前記貯水タンクにおいては、頻繁に水の補充を行うことによる煩雑さを緩和するために貯水タンクの貯水容量を大きくする必要があり、貯水容量を大きくした貯水タンクの場合は、それを持ち運ぶ利用者の便宜を図るため、前記貯水タンクに把手を設ける必要がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてされたものであり、その目的とするところは、前記貯水タンクに突設した把手と、前記貯水タンク及び加湿ユニットを繋ぐ通水路とを備え、該通水路は、前記把手と一体に形成され、前記加湿ユニットに連結/分離可能に構成することにより、構造をよりコンパクト化出来るうえ、前記貯水タンクを着脱する1つの操作によって、前記通水路の前記加湿ユニットへの連結/分離が共に出来る加湿機を提供することにある。
本発明に係る加湿機は、加湿ユニットを内装するハウジングに、前記加湿ユニットに供給する水を貯める貯水タンクを着脱可能に収容する収容室を備える加湿機において、前記貯水タンクに突設された把手と、前記貯水タンク及び加湿ユニットを繋ぐ通水路とを備え、該通水路は、前記把手と一体に形成され、前記加湿ユニットに連結/分離可能に構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、前記貯水タンク着脱に伴って、前記把手と一体に形成された前記通水路も共に前記加湿ユニットへ連結/分離される。
本発明に係る加湿機は、前記把手が、前記貯水タンクに取り付けられた着脱可能な蓋部材に設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、前記蓋部材は前記貯水タンクへ着脱可能に取り付けられている。蓋部材を取り外した場合は、一体に形成された前記通水路も外され、貯水タンク内に何もない状態になるので、前記貯水タンク内の清掃、水の入れ替え等が容易になる。
本発明に係る加湿機は、前記把手は、握り棒を有しており、前記通水路は、前記握り棒の軸長方向に沿って、前記握り棒の一端側に延設された連結管を備えていることを特徴とする。
本発明にあっては、前記貯水タンクを着脱する際に、使用者によって把持される把手の握り棒の一端部に設けた連結管が前記通水路を構成するから、該通水路の前記加湿ユニットへの連結/分離が的確に行われる。
本発明に係る加湿機は、前記貯水タンクが、前記ハウジングの側面に設けた開口を経て、前記収容室に収容されるように構成され、前記貯水タンクの着脱の際に、前記把手に係合し、前記貯水タンクを移動案内する案内溝を前記収容室に備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記貯水タンクを着脱する場合、前記把手が前記収容室に設けた案内溝に係合し、前記案内溝に沿った方向に移動が強制されるので、前記把手が突設された前記貯水タンクも前記案内溝に沿った方向に移動することとなり、前記貯水タンクの着脱が案内される。従って、前記貯水タンクを前記収容室内に正しく装着することが出来る。
また、本発明に係る加湿機は、前記案内溝は、前記収容室の天井面に設けてあり、前記把手は、前記貯水タンクの上部に設けてあることを特徴とする。
本発明によれば、前記通水路が前記把手と一体に形成されているので、構造をよりコンパクト化出来るうえ、前記貯水タンクを着脱する1つの操作によって、前記通水路の前記加湿ユニットへの連結/分離が共に出来る。
(実施の形態1)
以下、本発明をその実施の連結/分離形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明の実施の形態1に係る加湿機の模式的正面図、図2は図1のII―II線による縦断面図、図3は図2のIII―III線による縦断面図である。
本発明の実施の形態1に係る加湿機は、加湿対象となる室内に軸心を縦向きとして設置される円筒形のハウジング1を備えている。ハウジング1は、上部の送風ハウジング1a及び下部のタンクハウジング1bに分割されている。
送風ハウジング1aの周壁には、後述する集水作用をなすべく内側に横架された集水パン10の上位置であって全周に亘って並設された複数の吸気孔25,25,25,…からなる吸気口20が開設されている。また、送風ハウジング1aの上端には送気口21が開設されており、送風ハウジング1aの内部には、空気を加湿する加湿ユニット7が設けてあり、吸気口20から入り込み、加湿ユニット7によって加湿された空気を送気口21まで導く送風路2(図中、点線にて表示)が形成されている。加湿ユニット7は、加湿フィルタ4、集水パン10、バッファタンク19、ポンプ17、給水パン15、給水管13、吸水管9a及び連結部5を備えている。一方、タンクハウジング1bの内部にはタンク室11が形成されており、タンク室11には貯水タンク3が着脱可能に収容される。
送風ハウジング1aには、吸気口20の開設位置よりも上に送風ファン22が配してある。図2及び図3にて示すように、送風ファン22は、ファンモータ23の上下両端に突出する出力端に2つの軸流羽根車24、24を夫々取り付けてなる軸流ファンであり、ファンモータ23は送風ハウジング1aと同心的に設けられている。軸流羽根車24、24は、ファンモータ23の駆動に応じて送風ハウジング1aの内部で同軸上にて回転し、上方に向かう気流を生ぜしめるように構成されている。
加湿ユニット7は、吸気口20から入り込む外気を加湿する加湿フィルタ4を備えている。加湿フィルタ4は、例えば、不織布製のシート材を、蛇腹状に折り重ね円筒形に丸めて構成されている。また、加湿フィルタ4は吸気口20の内側に面して、送風ハウジング1aの全周に対向するように配しており、吸気孔25,25,25,…が並設された高さ範囲の全体に臨むように、集水パン10により下部を支えられて設けられている。
加湿フィルタ4の下部を支える集水パン10は、周縁を上向きに立ち上げて皿形に成形され、加湿フィルタ4から流下する水を適宜量貯留し得るようになしてある。集水パン10の下には、バッファタンク19が配されている。集水パン10に設けられたオーバフロー管(図示せず)により、集水パン10及びバッファタンク19は連通されており、前記適宜量以上の水は前記オーバフロー管に流れ込んでバッファタンク19に受け入れられ、集水パン10の水位が調整されるようになしてある。
一方、加湿フィルタ4の上側には、加湿フィルタ4に水を供給する給水パン15が設けられている。給水パン15は、適宜量の水を上部に貯留すると共に、送風ファン22による気流を中央部に通し得るようにリング状に成形された皿体である。給水パン15の底面には、小径の水落ち孔(図示せず)が複数個所に開設されている。給水パン15上に貯留された水は前記水落ち孔を通って流れ落ちて加湿フィルタ4に供給され、加湿フィルタ4に供給された水は加湿フィルタ4に含浸される。含浸されなかった水は下に落ち集水パン10に溜まる。
送風路2は、吸気口20、加湿フィルタ4、給水パン15、送風ファン22及び送気口21を経由するものである。つまり、送風ファン22が駆動された場合、吸気口20を経て送風ハウジング1a内に外気が流入される。該外気は加湿フィルタ4を通過し、円筒形の加湿フィルタ4の内側を通って送気口21に流れる(図2の点線参照)。前記外気が加湿フィルタ4を通過する際、加湿フィルタ4に含浸されていた水は、前記外気との接触により気化して前記外気中に混入し、前記外気は湿り空気となる。このような湿り空気は、送風ファン22により形成される気流によって、給水パン15の内側及び送風ファン22を経由して送気口21から加湿対象となる室内に送り出され、前記室内を加湿することが出来る。
集水パン10の下部のバッファタンク19内には、貯水タンク3の水を吸い上げるためのポンプ17が設けられている。ポンプ17の吐出口には、ポンプ17及び給水パン15を繋ぐ給水管13の一端が連結されており、給水管13の他端は給水パン15に連結されている。ポンプ17の吸込口には吸水管9aの一端が連結されており、吸水管9aの他端は連結部5に連結されている。
連結部5は、貯水タンク3から給水パン15に供給される水が通る給水室5Aと、該給水室5Aに併設されており、貯水タンク3に戻る水が通る帰水室(図示せず)とを備えている。給水室5Aの出口には吸水管9aの他端が連結されており、入口には後述の吸水管9b(連結管)の一端が挿脱可能に連結される。また、前記帰水室の入口はバッファタンク19に連通されており、出口には後述の戻り管33(連結管)の一端が挿脱可能に連結される。また、給水室5A及び帰水室には夫々逆止弁が内蔵されており、各逆止弁は弁座への付勢により弁座に着座する弁体を夫々備えている。
一方、送風ハウジング1aの下側に連設されたタンクハウジング1bの内部には、前述したように、貯水タンク3が収容されるタンク室11が設けられており、タンク室11には貯水タンク3が着脱可能に収容される。タンク室11の上部には前述したバッファタンク19が位置しており、タンク室11に取り付けられた貯水タンク3は連結部5を介してバッファタンク19と連通するように構成されている。タンク室11はタンクハウジング1bの正面側に開口18を有して設けられている。貯水タンク3が後述する台車40に載置された状態で、開口18を経てタンク室11に着脱できるように構成されている。
図4は貯水タンク3がハウジング1から外された場合を説明する説明図、図5は貯水タンク3がハウジング1から外された状態を示す縦断面図、図6は貯水タンク3及び台車40の関係を示す縦断面図、図7は貯水タンク3の平面図、図8は貯水タンク3の背面図である。
貯水タンク3は、内部に水を貯留する中空の水槽31と、蓋32とを備えている。水槽31は底を有する略円筒形である。蓋32は板状であって水槽31に着脱可能に構成されており、蓋32の外側面には槽把手34が突設されている。また、台車40は、貯水タンク3が上部に載置される載置台41と、載置台41の一側の縁部から略垂直に立ち上がるカバー板42とを備えている。
水槽31は上部全面に開口を有し、外周一側に切欠面35が形成されている。一方、蓋32は水槽31の前記開口に倣う切欠円板状であり、水槽31は蓋32を閉めることによって水密にされるように構成されている。
蓋32には、前述したように槽把手34が設けられている。槽把手34は、蓋32の正面側及び中央部に夫々立設された支柱34a、34cの間に握り棒34bを架設して構成されている。支柱34a、支柱34c及び握り棒34bは一体形成されている。握り棒34bは四角柱状であり、貯水タンク3の着脱、運搬等の取り扱いの際、使用者によって用いられる。
支柱34cは蓋32を厚み方向に貫通して下方に延設されており、上端部は握り棒34bと連設され、下端部は水槽31の底付近に位置している。支柱34cの上端部からは、吸水管9b及び戻り管33(連結管)が握り棒34bの軸長方向の延長線に沿って延設されている。また、支柱34cには軸長方向、つまり、上下方向に延びる2つの管状の中空部P1,P1が併設されている。中空部P1,P1の下端は水槽31の底付近にて開口しており、中空部P1,P1の上端は、吸水管9b及び戻り管33の一端と夫々連結している。戻り管33及び吸水管9bは、支柱34c(槽把手34)と一体にして構成されている。
タンク室11の内部には、貯水タンク3の着脱を案内する案内部材50が設けられている。案内部材50は前記バッファタンク19の底板を天板とする箱体であり、案内部材50及びバッファタンク19は一体成型されている。また、案内部材50の底板51には、該底板51の中央を通って前後方向に延びる案内溝52が凹設されている。案内溝52は両端に開口端53,53を有する。また、案内溝52は、貯水タンク3の着脱の際における、貯水タンク3の移動方向に対して垂直方向の握り棒34b(槽把手34)の輪郭に倣う形状を有している。
台車40は、前述したように、載置台41及びカバー板42を備えている。載置台41は底板の周縁を上向きに立ち上げて皿形に成形されており、カバー板42は、載置台41の正面側の縁部から上方向に立ち上げてなる。カバー板42は、湾曲形状を有しており、載置台41の上に貯水タンク3を載置してタンク室11内に押し入れた場合には、開口18を覆い、タンクハウジング1bの正面側周壁の一部をなすように構成されている。このようなカバー板42の外側には、台車40を出し入れる際に把持するための側把手43が凹設されている。
以下、貯水タンク3の着脱手順について説明する。
例えば、貯水タンク3をハウジング1のタンク室11に取り付ける場合、使用者は、蓋32を閉めた貯水タンク3を、水槽31の切欠面35を正面側にして台車40に載置し、タンク室11内に押し入れる。この際、槽把手34(握り棒34b)が、案内溝52の正面側の開口53を経て案内溝52に嵌入される。前述したように、案内溝52は貯水タンク3の移動方向に対して垂直方向の握り棒34bの輪郭に倣う形状を有するので、握り棒34bは案内溝52に係合した状態で案内溝52に沿って摺動するようになる。つまり、握り棒34bは遊びがない状態で案内溝52に係合し、案内溝52に沿う方向への摺動のみが可能となる。従って、槽把手34が突設された貯水タンク3のタンク室11内への移動が案内されるようになり、貯水タンク3はタンク室11の正位置に正しく位置決めされて収容される。
なお、前述したように、戻り管33及び吸水管9bが槽把手34(支柱34c)と一体にして形成されている。従って、槽把手34(握り棒34b)が案内溝52に案内され、貯水タンク3のタンク室11内への移動が正しく行われる場合、戻り管33及び吸水管9bの先端は的確に接合部5の給水室5A及び前記帰水室に夫々挿入されるようになる。吸水管9b及び戻り管33の各端部が、給水室5A及び前記帰水室に夫々挿入された場合、吸水管9b及び戻り管33の各端部が給水室5A及び前記帰水室の各弁体を付勢に抗して夫々押圧し、各弁体を各弁座から離座させた状態となる。これにより、給水室5A及び前記帰水室はそれぞれ開状態となる。
使用者が貯水タンク3をハウジング1のタンク室11から取り外す場合は、台車40の側把手43を用いて台車40を正面側に引き出す。この場合、前述したように、握り棒34bは案内溝52に係合した状態で案内溝52に沿って摺動するので、貯水タンク3の取り外しが案内される。また、これにより、槽把手34に設けられた吸水管9b及び戻り管33の各端部が連結部5の給水室5A及び前記帰水室から外され、給水室5A及び前記帰水室の各弁体が各弁座に着座した状態となり、給水室5A及び前記帰水室はそれぞれ閉状態となる。その後、使用者は、槽把手34を用いて貯水タンク3を持ち上げて台車40から取り外す。
以下、本発明の実施の形態1に係る加湿機の運転について説明する。電源スイッチ(図示せず)をオンにすることにより、ポンプ17が駆動される。この場合、上流側が負圧となり、貯水タンク3内の水が吸水管9bに吸い上げられ、給水室5A及び吸水管9aを順に経てポンプ17に吸い込まれる。ポンプ17は水を昇圧して吐出口に送り出し、水は給水管13を経て給水パン15に供給され貯水される。給水パン15に貯水された水は、前記水落ち孔から流れ落ちて加湿フィルタ4に供給される。加湿フィルタ4に供給された水は加湿フィルタ4に含浸し、吸気口20を経て送風ハウジング1a内に流入される空気との接触により気化する。気化した水分を含む加湿された空気は、送風ファン22によって、送気口21を通して対象空間に送風される。
一方、加湿フィルタ4に含浸しきれない余分な水は、集水パン10に貯留される。集水パン10に貯留できる所定量以上の水は前記オーバフロー管を通ってバッファタンク19に流れ込む。その後、水はバッファタンク19から連結部5の前記帰水室に流れ込む。該帰水室に流れ込んだ水は戻り管33を経て貯水タンク30内に戻る。
なお、貯水タンク3に貯留される貯留水は、カルシウム、マグネシウム等の硬度成分を含んでおり、この硬度成分は、水分の気化により加湿フィルタ4に残るが、本発明の実施の形態1に係る加湿機においては、加湿フィルタ4に残留する硬度成分の多くは、加湿フィルタ4の上部から新たに供給される水に溶けて集水パン10上に流れ落ち、貯水タンク3に戻される。従って、使用時間の経過と共に、貯水タンク3には硬度成分が溜まるようになるので、これを除去する必要がある。本発明の実施の形態1に係る加湿機は、蓋32が水槽31に着脱可能に構成されているので、蓋32を外して水槽31の内部清掃、貯留水の入れ替え等を簡単に行うことができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る加湿機は、台車40の載置台41の底に4つの車輪6,6,6,6が取り付けられている。4つの車輪6,6,6,6は正面側及び背面側に一対ずつ、並設されている。
図9は貯水タンク3及び台車40の関係を示す説明図であり、図10は台車40に設けた車輪6,6,6,6及びタンクハウジング1bの底60に設けた車輪案内溝61を拡大して示す拡大縦断面図であり、図11は貯水タンク3を台車40から外した状態を示す説明図である。
台車40の載置台41は板状をなしており、該載置台41の下面には、4個所の凹部61,61,61,61が設けてある。車輪6,6,6,6は、大部分が凹部61,61,61,61に収容され、一部が凹部61,61,61,61から突出するように取り付けられている。車輪6,6,6,6は、貯水タンク3の移動方向と直交する各別の車軸62,62,62,62によって夫々回動可能に支持されている。
一方、タンク室11の底60には、車輪6,6,6,6に対応する車輪案内溝61,61が凹設されている。車輪案内溝61,61は、タンク室11の正面側から奥側に向けて平行に延びている。車輪案内溝61,61は、車輪6,6,6,6の幅に略等しい幅を有している。従って、車輪6,6,6,6は、車輪案内溝61,61に係合し、車輪案内溝61,61に沿ってのみ移動可能であり、台車40の移動が案内される。
本発明の実施の形態2に係る加湿機においては、貯水タンク3を着脱する場合、つまり、貯水タンク3が載置され、タンクハウジング1bのタンク室11内に取り付けられている台車40を正面側に引き出し、又はタンク室11内に押し入れる場合、車輪6,6,6,6は車輪案内溝61,61に沿って転動する。従って、台車40の引き出し及び押し入れが容易になる。
なお、前述したように、車輪案内溝61,61は車輪6,6,6,6の幅に略等しい幅を有し、貯水タンク3を着脱する際には、車輪6,6,6,6が車輪案内溝61,61に係合される。従って、車輪6,6,6,6は車輪案内溝61,61に沿った方向への転動のみに強制され、台車40の引き出し及び押し入れが案内され、ひいては、実施の形態1に記載したような、槽把手34(握り棒34b)及び案内溝52による貯水タンク3の着脱の案内を補助することが出来る。
実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本発明の実施の形態1に係る加湿機の模式的正面図である。 図1のII―II線による縦断面図である。 図2のIII―III線による縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿機の貯水タンクがハウジングから外された場合を説明する説明図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿機の貯水タンクがハウジングから外された状態を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿機の貯水タンク及び台車の関係を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿機の貯水タンクの平面図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿機の貯水タンクの背面図である。 本発明の実施の形態2に係る加湿機の貯水タンク及び台車の関係を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る加湿機の台車に設けた車輪及びタンクハウジングの底に設けた車輪案内溝を拡大して示す拡大縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る加湿機の貯水タンクを台車から外した状態を示す説明図である。
符号の説明
1 ハウジング
3 貯水タンク
7 加湿ユニット
9b 吸水管
11 タンク室(収容室)
32 蓋(蓋部材)
33 戻り管
34b 握り棒
34 槽把手(把手)
52 案内溝

Claims (5)

  1. 加湿ユニットを内装するハウジングに、前記加湿ユニットに供給する水を貯める貯水タンクを着脱可能に収容する収容室を備える加湿機において、
    前記貯水タンクに突設された把手と、
    前記貯水タンク及び加湿ユニットを繋ぐ通水路とを備え、
    該通水路は、
    前記把手と一体に形成され、
    前記加湿ユニットに連結/分離可能に構成されていることを特徴とする加湿機。
  2. 前記把手は、前記貯水タンクに取り付けられた着脱可能な蓋部材に設けてあることを特徴とする請求項に記載の加湿機。
  3. 前記把手は、握り棒を有しており、
    前記通水路は、
    前記握り棒の軸長方向に沿って、前記握り棒の一端側に延設された連結管を備えていることを特徴とする請求項又は請求項に記載の加湿機。
  4. 前記貯水タンクは、前記ハウジングの側面に設けた開口を経て、前記収容室に収容されるように構成され、
    前記貯水タンクの着脱の際に、前記把手に係合し、前記貯水タンクを移動案内する案内溝を前記収容室に備えることを特徴とする請求項1に記載の加湿機。
  5. 前記案内溝は、前記収容室の天井面に設けてあり、
    前記把手は、前記貯水タンクの上部に設けてあることを特徴とする請求項4に記載の加湿機。
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