JP2007105714A - 超音波霧化ユニットにフロートガイドをつけた超音波噴霧装置 - Google Patents

超音波霧化ユニットにフロートガイドをつけた超音波噴霧装置 Download PDF

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JP2007105714A
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Keizo Inai
圭三 井内
Yasuhiko Arao
靖彦 荒生
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JAPAN ECOLOGIA CO Ltd
WAIZU CORP KK
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JAPAN ECOLOGIA CO Ltd
WAIZU CORP KK
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Abstract

【課題】この発明はフロートと一体化した超音波噴霧ユニットに上下にスムースに移動が可能なようにガイドを設けた超音波噴霧装置である。
【解決手段】フロートと一体化した超音波噴霧ユニットに溶液のレベルに応じてスムーズに移動が可能なようにガイドを設け、フロートを収納する収納スペースを水槽内に設けまた水槽内にはパイプをたてそのパイプにはファンにて空気を強制的に供給しパイプ上部より排出する。
発生した霧状の溶液はパイプ上部より排出された空気と共に水槽のカバーに設けられた出口より広範囲に、強力に押し出される。
超音波霧化ユニットは溶液のレベルによって、最後は収納スペースに収まる位置までさがるため、水槽内に入れられた溶液は無駄なく噴霧できる。水槽部の下に電気品を納める電気室部を設け両者を一体化すれば縦長の噴霧装置の製作が可能となる。
【選択図】図2

Description

発明の詳細な説明
この発明は超音波霧化ユニットの噴霧状態が一番効率的となるように超音波霧化ユニットとフロートを一体化し、一体化した霧化ユニットが噴霧させようとする液体中で、そのレベル関わらず、常に一番効率的に液体を霧化させるよう、液体のレベルに応じて、スムーズに上下できるようガイドを設けた構造を持つ超音波霧化噴霧装置である。
従来の噴霧装置は噴霧しようとする液体を入れた水槽部の底に霧化ユニットを取付け、液体を噴霧させるか、あるいはフロート着きの複数個の霧化ユニットをガイドなしで水槽内にいれて噴霧させていた。
水槽部の底部に霧化ユニットを取り付ける構造をもつ噴霧装置は、超音波霧化ユニットが効率的に液体を噴霧するのに必要な液体の高さが限られている(霧化ユニットの振動板から4ないし5センチメートル程度)ことから、大量の液体を霧化させるためには、広い面積を持つ水槽部分を設けるか、あるいは広い底面積の装置を避けるため、多量の液体を入れたタンクを逆さにして気圧差を応用して適当なレベルの液体をタンクより逐次霧化ユニットに供給する方式を採用していた。 この場合多量の液体が入ったタンクを液体の交換や液体の補充のたび毎に液体タンクを逆さにして噴霧装置に取り付けるため、液体が漏れるなどの問題があった。
一方フロート着きの霧化ユニットは、複数の霧化ユニットを大きなフロートで浮かせるような構造であった。単体での霧化ユニットで、その最適な噴霧レベルを想定したフロートと一体化した構造をもつ霧化ユニットはなく、そのため出来るだけ簡単な構造で、縦長の水槽部を持ち、溶液の補充が簡単且つ補充時に溶液をこぼさないで、溶液を無駄なく利用する噴霧装置を作ることが難しかった。
発明が解決しようとする課題
出来るだけ簡単な構造で、縦長の構造を持ち、溶液の補充が簡単且つ溶液の補充時に溶液をこぼさないで、溶液を無駄なく利用する噴霧装置の製作
課題を解決するための手段
(イ)1個の超音波霧化ユニットを一番良い状態で霧化でき且つユニットと一体となって液体中に浮かべることが出来るるフロートを製作する
(ロ)超音波霧化ユニットと一体となったフロートが、液体中をスムーズに上下できるよう霧化ユニットに取り付ける電線はユニットの下部から取り出し、またユニットの保守点検を考慮した長さの蛇腹構造とする。
(ハ)霧化しようとする溶液を入れる水槽には、例えば4本の棒を底部よりたて、あらかじめフロートに開けられたこの4本の棒に余裕を持って入る穴にいれれば、フロートと一体化した霧化ユニットはこの4本のガイド棒に沿って液体のレベルに応じて上下に動くことが可能となる。
(二)フロートの大きさを1個の超音波霧化ユニットと一体にして狭い面積に抑えることが出来るので、液体タンクと兼用となる水槽は広い面積を必要とせず、フロートとの面積よりも多少広めの面積をもった縦長で背の高い噴霧装置とすることが可能となる。
(ニ)溶液の補充は、液体タンクと兼用で溶液を噴霧させる水槽の上部に、例えば蓋を設ければ、蓋を開けて溶液を注ぐだけですむ。
(ヘ)フロートつき超音波霧化ユニットは溶液のレベルに応じて、ガイドにより常に最適な霧化レベルに移動させられるため、フロートが水槽の底に到達し、超音波霧化ユニットが働かなくなる溶液レベルまで溶液を無駄なく霧化することが出来る。
さらに、水槽底部にこのフロート付超音波霧化ユニットが収納できる構造とすれば、さらに溶液を無駄にすることなく霧化することが可能となる。
次に本発明の実施の形態を図1,図2の図面を追いながら説明すれば、図1の本考案に使用するフロート図に示すように、超音波霧化ユニットは一番良い状態で霧化でき且つユニットと一体になって液体中に浮かべることが出来るフロート(1)付霧化ユニットである。フロートには、溶液のレベルに応じて均一に上下移動可能となるようあらかじめガイド受け(例えば穴)(2)をあける。
図2のフロートガイドをつけた超音波噴霧装置の概念図に示すように、噴霧しようとする溶液を入れるための溶液タンク兼用の水槽(3)を準備し水槽の底部にフロートの上下移動を助けるガイド(例えば棒)(4)を立てる。
水槽下部にはフロート収納スペース部分(5)を設ける水槽の上部は霧化された溶液の放出口(6)を設けた蓋(9)でカバーされる。水槽には電気室に取り付けられたファン(7)から供給された空気により、霧状の溶液を放出するためにパイプ(8)を取り付ける。このパイプの口径を細くしてガイド棒の代わりに使用しガイド兼用の空気放出パイプとすることも可能である。
放出口(6)は付着した水滴が外部に飛び散らないで水槽内に戻るように角度をもって取り付けられる。
水槽部の下部には、超音波噴霧装置を動作させるトランス,スイッチ等の電気品を収納する電気室(11)部分を設け、水槽部分とは一体品となるよう組み立てる。
超音波霧化ユニットから出る電線は水槽下部で、液が漏れないようにとりつけられたブッシング(12)を介して下の電気室に導かれ、コネクターにより駆動電源に接続する。
発明の効果
フロートガイドの噴霧装置を利用することで、簡単な構造で縦長の噴霧装置の製作が可能となった。霧化ユニットと一体となったフロートの収納スペースを設けることで、水槽内の霧化しようとする溶液を無駄なく噴霧しまた溶液の補充に際しては、噴霧装置上部の溶液を噴霧する放出口を設けた蓋を外して注ぐだけで容易に且つ溶液をこぼすことなく補充することが出来る。また電気室に取り付けられたファンにより空気を供給され,広範囲に霧状の溶液を噴霧できることから、超音波噴霧ユニットがフロートと一体化し、溶液の水位によってスムースに上下するガイドを設けた超音波噴霧装置は、使用する溶液により害虫駆除噴霧装置に、バラ水、ラベンダー等の芳香水噴霧装置にまた加湿器にとひろくその応用範囲を広げることが可能となった。
本発明に使用するフロート図
符号の説明
(1) フロート (2)ガイド穴
図2
フロートガイドをつけた超音波噴霧装置の概念図
符号の説明
(1)フロート (2)ガイド穴 (3)水槽部
(4)ガイド棒 (5)フロート収納スペース
(6)ファン (8)パイプ (9)蓋
(10)トランス (11)電気室 (12)ブッシング

Claims (1)

  1. 超音波霧化ユニットの噴霧状態が一番効率的となるようフロートで一体化した超音波霧化ユニットを霧化させようとする液体のレベルに応じて上下させるガイドを設けた構造を持つ超音波噴霧装置
JP2005328076A 2005-10-14 2005-10-14 超音波霧化ユニットにフロートガイドをつけた超音波噴霧装置 Pending JP2007105714A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013070169A1 (en) * 2011-11-08 2013-05-16 Antibac Laboratories Pte Ltd Nutrient delivery device and method thereof
US20200096213A1 (en) * 2018-09-20 2020-03-26 Jingqing Liang Humidifier with a top water-feeding structure

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