JPH0754703A - エンジン回転数信号の検知方法 - Google Patents

エンジン回転数信号の検知方法

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JPH0754703A
JPH0754703A JP5203495A JP20349593A JPH0754703A JP H0754703 A JPH0754703 A JP H0754703A JP 5203495 A JP5203495 A JP 5203495A JP 20349593 A JP20349593 A JP 20349593A JP H0754703 A JPH0754703 A JP H0754703A
Authority
JP
Japan
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signal
engine speed
time
edge
detecting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5203495A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Imamiya
隆英 今宮
Hiromi Honda
博己 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外来ノイズによるエンジン回転数の誤算出を
防止することができるエンジン回転数信号の検知方法を
提供すること。 【構成】 エッジ入力があれば該エッジをエンジン回転
数信号として検知するエンジン回転数信号の検知方法に
おいて、判定区間を設け、該判定区間に入力されたエッ
ジのみをNE信号として検知することを特徴とするエン
ジン回転数信号の検知方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジン回転数信号の検
知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジン回転数信号の検知方法に
おけるNE割込み処理を図4および図5に基づいて説明
する。図4は前記割込み処理を示したフローチャートで
あり、図5はNE信号を示したタイミングチャートであ
る。
【0003】NE割込みはNE信号の立ち下がりエッジ
(あるいは立ち上がりエッジ)で発生する。図5に示し
たNE信号において、時刻t1 の立ち下がりエッジで今
回の割込みが発生し、時刻t0 で前回の割込みが発生し
たとすると、ステップ1では、今回の割込み発生時刻t
1 から前回の割込み発生時刻t0 が減算され、NE信号
の最新の周期T180 が算出される。次にステップ2で
は、前記今回の割込み時刻t1 の記憶処理が行なわれ、
時刻t2 で発生するであろう次回のNE割込みに備え
る。そして、ステップ2の処理が終ると、処理ルーチン
は本NE割込み処理からメイン処理にリターンする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにNE割
込みはNE信号の立ち下がりエッジで発生する。このこ
とは、NE信号の立ち下がりエッジが入力されると、該
エッジがNE信号として検知されることを意味してい
る。しかし、このような方法でNE信号を検知する場
合、例えば図6に示したように、前回のNE信号の立ち
下がりエッジE0 と今回のNE信号の立ち下がりエッジ
1 との間にノイズが混入すると、該ノイズの立ち下が
りエッジEN がNE信号の立ち下がりエッジであると誤
って検知され、NE割込みが発生してしまう虞れがあ
る。もし、前記ノイズが混入して該ノイズの立ち下がり
エッジEN でNE割り込みが発生すると、本来は今回の
NE割り込み発生時刻t1 と前回のNE割り込み発生時
刻t0 との時間差がNE信号の周期T180 となるべきと
ころ、前記ノイズの立ち下がりエッジEN が入力された
時刻tN と前記時刻t0 との時間差TN0がNE信号の周
期T180 として算出され、エンジン回転数が誤算出され
てしまうことになる。
【0005】上記した従来のエンジン回転数信号の検知
方法でNE信号を検知しているかぎり、前記エンジン回
転数の誤算出は避けられない。その理由を、図7を用い
て簡単に説明する。
【0006】図7はEFI(電子制御燃料噴射)・EC
U90におけるNE信号処理部91を概略的に示したブ
ロック図である。NE信号処理部91は抵抗Rとコンデ
ンサC等で構成されたフィルタ回路92、インターフェ
イスIC93およびマイクロコンピュータ94等を含ん
で構成されており、コネクタ95からNE信号処理部9
1に入力されたNE信号は、フィルタ回路92およびイ
ンターフェイスIC93を介してマイクロコンピュータ
94に入力されるようになっている。
【0007】上記NE信号処理部91において、フィル
タ回路92とインターフェイスIC93との通信間およ
びインターフェイスIC93とマイクロコンピュータ9
4との(デジタル)通信間に、無線機ノイズ等の電磁妨
害ノイズ(EMI)、静電気ノイズおよびサージノイズ
等の外来ノイズが混入することがよくある。これらのノ
イズはフィルタ回路92を通過せずに直接NE信号に混
入するので、マイクロコンピュータ94で何らかの除去
対策を実行する必要がある。しかし、上記した従来のエ
ンジン回転数信号の検知方法では、外来ノイズの立ち下
がりエッジであるか、あるいはNE信号の立ち下がりエ
ッジであるかに関わりなく、とにかく立ち下がりエッジ
入力があれば該エッジをNE信号として検知する検知方
法をとっているので、前記外来ノイズの立ち下がりエッ
ジをNE信号として誤検知してしまう可能性が高くな
る。
【0008】以上説明したように従来のエンジン回転数
信号の検知方法には、NE信号に混入した外来ノイズを
NE信号として検知してしまい、エンジン回転数を誤算
出してしまうという課題がある。
【0009】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、外来ノイズによるエンジン回転数の誤算出を防止す
ることができるエンジン回転数信号の検知方法を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るエンジン回転数信号の検知方法は、エッ
ジ入力があれば該エッジをエンジン回転数信号として検
知するエンジン回転数信号の検知方法において、判定区
間を設け、該判定区間内に入力されたエッジのみをNE
信号として検知することを特徴としている。
【0011】
【作用】上記方法によれば、前記判定区間内に入力され
たエッジのみがNE信号として検知されるので、NE信
号のエッジが入力されるであろうと予想される時点の前
後に前記判定区間を設けておけば、例え、NE信号のエ
ッジとエッジとの間に外来ノイズが混入しても該外来ノ
イズのエッジをNE信号として誤検知することを防止す
ることが可能になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るエンジン回転数信号の検
知方法の実施例を図面に基づいて説明する。図1は実施
例に係るエンジン回転数信号の検知方法を示したタイミ
ングチャートである。図1に示したように実施例に係る
エンジン回転数信号の検知方法においては、入力された
エッジがNE信号の立ち下がりエッジか、それとも外来
ノイズの立ち下がりエッジかを判定するための判定用信
号として、ゲ−ト信号が設けられている。実施例では、
前記ゲート信号がオフされている期間(判定期間)に入
力されたエッジのみがNE信号として検知され、前記ゲ
ート信号がオンされている期間、すなわち前記判定区間
以外の期間αに入力されたエッジは検知されないように
なっている。前記判定区間はNE信号のエッジが入力さ
れるであろうと予想される時点の前後に設定され、その
区間の長さは、表1に示したようにエンジンの回転数に
応じて変更されるようになっている。
【0013】
【表1】
【0014】次に、図2及び図3に基づいて実施例に係
るエンジン回転数信号の検知方法を説明する。図2は実
施例に係るエンジン回転数信号の検知方法におけるNE
割込み処理を示したフローチャートであり、図3はゲー
ト信号のオン/オフ制御を示したフローチャートであ
る。まず、図2に基づいてNE割込み処理を説明する。
【0015】NE割込みは立ち下がりエッジが入力され
ると発生する。立ち下がりエッジが入力されてNE割込
みが発生すると、まず、ステップ1でゲート信号のオン
/オフが判断される。ゲート信号がオンされている場
合、前記立ち下がりエッジは外来ノイズであると判断さ
れて検知されず、メイン処理にリタ−ンする。一方、ゲ
ート信号がオフされている場合には、前記立ち下がりエ
ッジがNE信号の立ち下がりエッジであると判断されて
ステップ2に進む。そして、表1に示したマップに従っ
てエンジン回転数に応じた判定時間(判定区間)が算出
される。次にステップ3において、<ゲ−ト信号がオフ
された時刻>に前記<判定時間>を加算した時刻が、前
記入力された立ち下がりエッジによる<今回の割込み発
生時刻>よりも大きいかどうか、つまり、前記立ち下が
りエッジが前記<ゲート信号がオフされた時刻>から前
記<判定時間>内に入力されたエッジであるかどうかが
判断される。ステップ3における判断がノーであれば、
本NE割込み処理は行なわれずメイン処理にリターン
し、ステップ3における判断がイエスであれば、ステッ
プ4に移る。
【0016】ステップ4では、<今回の割込み発生時刻
>から<前回の割込み発生時刻>が減算され、エンジン
回転数信号の最新の周期T180 が算出される。次いでス
テップ5に移り、次回のNE割込みの発生に備えて前記
<今回の割込み発生時刻>が記憶される。この後、処理
はメイン処理にリタ−ンする。
【0017】次に、図3のフローチャートに基づいてゲ
ート信号のオン/オフ制御を説明する。まずステップ1
1で、最新のT180 に基づいてエンジン回転数が算出さ
れ、該エンジン回転数に応じた判定時間が表1に示した
マップにしたがって求められる。次にステップ12にお
いて、(後述するステップ16において)ゲート信号が
オフされた時刻から前記判定時間が経過したかどうかが
判断される。前記判定時間が経過すると、ステップ13
においてゲート信号がオンされる。
【0018】次にステップ14では、エンジン回転数信
号の最新の周期T180 と前記判定時間とに基づいてゲー
ト信号のオン時間αが算出される。ステップ15では、
ステップ13でゲート信号がオンされた時刻からα時間
経過したかどうかが判断され、α時間経過すると、ステ
ップ16においてゲート信号がオフされる。ステップ1
7では、図2で示したNE割込み処理が終了したかどう
かが判断され、NE割込み処理が終了するとステップ1
1に戻る。
【0019】以上説明したように実施例に係るエンジン
回転数信号の検知方法は、ゲート信号における判定区間
内に入力された立ち下がりエッジのみをNE信号として
検知する方法であるので、NE信号に混入した外来ノイ
ズをNE信号として誤検知するのを防止することができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るエンジ
ン回転数信号の検知方法を用いれば、NE信号に混入し
た外来ノイズをNE信号として誤検知するのを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るエンジン回転数信号の検
知方法を示したタイミングチャートである。
【図2】実施例に係るエンジン回転数信号の検知方法に
おけるNE割込み処理を示したフローチャートである。
【図3】実施例に係るエンジン回転数信号の検知方法に
おけるゲート信号のオン/オフ制御を示したフローチャ
ートである。
【図4】従来のエンジン回転数信号の検知方法における
NE割込み処理を示したフローチャートである。
【図5】NE信号を示したタイミングチャートである。
【図6】外来ノイズが混入した場合におけるNE信号を
示したタイミングチャートである。
【図7】EFI・ECUにおけるNE信号処理部を概略
的に示したブロック図である。
【符号の説明】
90 EFI・ECU 91 NE信号処理部 92 フィルタ回路 93 インターフェイスIC 94 マイクロコンピュータ T180 エンジン回転数信号の周期 α ゲート信号のオン時間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エッジ入力があれば該エッジをエンジン
    回転数(以下、NEと記す)信号として検知するエンジ
    ン回転数信号の検知方法において、判定区間を設け、該
    判定区間内に入力されたエッジのみをNE信号として検
    知することを特徴とするエンジン回転数信号の検知方
    法。
JP5203495A 1993-08-17 1993-08-17 エンジン回転数信号の検知方法 Withdrawn JPH0754703A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5203495A JPH0754703A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 エンジン回転数信号の検知方法

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JP5203495A JPH0754703A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 エンジン回転数信号の検知方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0754703A true JPH0754703A (ja) 1995-02-28

Family

ID=16475108

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5203495A Withdrawn JPH0754703A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 エンジン回転数信号の検知方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121397A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Mitsubishi Electric Corp 回転体の位置検出方法及びその装置、並びに内燃機関の制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121397A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Mitsubishi Electric Corp 回転体の位置検出方法及びその装置、並びに内燃機関の制御装置
JP4615004B2 (ja) * 2007-11-16 2011-01-19 三菱電機株式会社 回転体の回転方向判別方法及びその装置、並びにその装置を用いた内燃機関の制御装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20001031