JPH0754487A - 外装カーテンウォールの取付け施工法 - Google Patents

外装カーテンウォールの取付け施工法

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JPH0754487A
JPH0754487A JP20405693A JP20405693A JPH0754487A JP H0754487 A JPH0754487 A JP H0754487A JP 20405693 A JP20405693 A JP 20405693A JP 20405693 A JP20405693 A JP 20405693A JP H0754487 A JPH0754487 A JP H0754487A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工性が向上され、取付精度が改善され、省
力化と作業の安全性が図られる外装カーテンウォールの
取付け施工法を提供する。 【構成】 外装カーテンウォールBを取付ける建物Aの
外壁面の地上部に、外装カーテンウォール組立作業施設
Cにおける昇降架台D上に1階層分のカーテンウォール
Bを組立て、組立架台と同架台上で組立てられたカーテ
ンウォールを昇降手段Pによって建物の所定位置に上昇
して建物本体に緊結したのち両者の緊締を解除し昇降手
段Pを介して下降し、元の位置に戻すことによって1層
分のカーテンウォールを建物外壁面に取付け、以下前記
同様の工程を下層階にも反復して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属製パネル系,プレキ
ャストコンクリート系,アルミニウムカーテンウォール
系で構成された外装カーテンウォールの建物外壁面に対
する取付け施工法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の外装壁は構造的には非耐力
壁で、金属製パネル系,プレキャストコンクリート系,
アルミカーテンウォール系で構成され、パネル化された
カーテンウォールが外装壁として用いられている。これ
らのカーテンウォールは、現場で築造するものではな
く、予め工場でカーテンウォールパネルユニットとして
製作され、現場施工の進捗状況に応じて現場に搬送し、
建物躯体の建ち上りに合わせて取付けられている。
【0003】前記カーテンウォールパネルユニットは、
屋上に設置されているクレーンなどを利用して、直接地
上、あるいはトラック上より吊り上げて、下方から順次
外壁面に取付けている。また、アルミニウムカーテンウ
ォールは、そのカーテンウォール枠材とガラスは一旦各
階に配置し、同各階で枠材にガラスを入れ、シール材を
装填し完全にパネル化して上階より揚重手段によって取
付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建物の
外装壁に金属製パネル系,プレキャストコンクリート
系,アルミカーテンウォール系で構成されたカーテンウ
ォールは無足場工法を採用し、屋上に設置されているク
レーンなどを利用して、直接地上あるいはトラック上よ
り吊り上げて下方から順次外壁面に対する取付け作業を
行なうが前記工法には次のような問題がある。
【0005】即ちカーテンウォールは予め工場で製作さ
れ、施工現場の進捗状況に応じて現場に搬送するため、
搬送するための大きさが制限され、カーテンウォールパ
ネルユニットの単体として一枚一枚揚重して取り付ける
ため、パネルユニットの数だけ反復して取り付け作業を
行うこととなり、作業が煩雑で、その間、クレーンによ
る他の建て方作業が中断し工程が遅延する要因となる。
【0006】また、前記のように屋上に設置されている
クレーン等により、直接地上あるいはトラック上より吊
り上げて所定の取付け位置まで搬送しカーテンウォール
部材を建物内から作業員が取り込むので、その姿勢が不
安定となり、高所での作業では危険性が多く、防護柵や
安全ロープ等による安全対策を講じるが、熟練した作業
員が必要になるため、作業要員の確保が困難である。
【0007】さらに、共通的には、カーテンウォール部
材を揚重機等で地上より上げて所定の取り付け位置に搬
送するため、天候に左右され易く、特に強風時にはカー
テンウォール部材の吊り上げが不安定となり、作業を中
断せざるを得なくなり、工程が遅延する原因となる。ま
たカーテンウォール部材取付け後の部材間の目地シーリ
ングの作業が多く残り、これは高所作業を伴うため作業
効率が低下し、更には環境によっては均一なシーリング
を施すことが困難で、品質管理が困難になる場合があ
る。
【0008】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とする処は、施工性が
向上され、取付精度が改善され、省力化と作業の安全性
が図られる外装カーテンウォールの取付け施工法を提供
する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る外装カーテンウォールの取付け施工法
によれば外装カーテンウォールを取付ける建物外壁面の
地上部に外装カーテンウォール組立作業施設を設置し、
昇降手段によって前記建物の外壁面に沿って昇降架台を
昇降自在に装架した外装カーテンウォールの組立装置に
おいて、前記外装カーテンウォール組立作業施設におけ
る前記昇降架台上に建物外壁面の1層階分の外装カーテ
ンウォールを組立てる工程と、前記昇降架台及び同架台
上で組立てられた外装カーテンウォールを前記昇降手段
によって建物の所定位置に上昇する工程と、同所定の位
置に上昇した外装カーテンウォールを建物本体に緊結す
る工程と、建物本体に緊結された外装カーテンウォール
と前記昇降架台との緊結を解除して同架台を前記昇降手
段を介して降下して元の位置に復元する工程とによって
1層分のカーテンウォールを建物外壁面に取付け、以下
前記同様の工程を下層階にも反復するものである。
【0010】請求項2の発明によれば、前記昇降手段に
よって前記建物の外壁面に沿って前記昇降架台を任意の
長さに分割し、夫々の昇降架台を独立して昇降し、前記
組立て工程によってカーテンウォール取付けて施工する
ものである。請求項3の発明によれば、外装カーテンウ
ォール取付位置を通過し、建物側の頂部から下部に亘っ
て延びるPC鋼棒を緊張し、前記外装カーテンウォール
縦軸方向の立枠中空部にPC鋼棒を挿通して組立てるも
のである。
【0011】請求項4の発明によれば、前記昇降架台の
左右に高さ検出センサーと、同センサーのデータを入力
して昇降架台の姿勢、高さを制御する制御装置、及び同
制御装置が異常値を示したとき警報を発し、自動停止す
る操作装置によって架台昇降手段を操作、制御するもの
である。
【0012】
【作用】本発明によれば前記したように、建物外壁面の
地上部に設けた外装カーテンウォール組立作業施設にカ
ーテンウォールを取り込んで、昇降手段によって建物の
外壁面に沿って昇降自在な昇降架台上に、一層階分のカ
ーテンウォールを組立て、前記昇降手段により所定の位
置まで上昇せしめて、同カーテンウォールを建物本体に
緊結固定した後、昇降架台とカーテンウォールの緊結を
解除し、昇降架台を再び元の位置に降下、復元して、一
層階の外装カーテンウォールを取付け、以下下層階にも
前記の作業を繰り返すことによって外装カーテンウォー
ルの取付けを効率よく、安全に遂行するものである。
【0013】請求項2の発明によれば、昇降架台を建物
外壁面全長に亘って架装するか、または、任意の長さに
分割してそれぞれの架台が独立して昇降するようにした
ことにより、工区割がし易く、組立加工、カーテンウォ
ール間のシーリング作業、同養生、吊り上げ取付作業の
サイクル工程により、工区別にタクト工程によって労務
が簡素化し、作業効率が向上する。また、昇降架台を分
割してそれぞれの架台を独立して昇降することによっ
て、壁面に凹凸に対応して配設することができる。
【0014】請求項3の発明によれば、カーテンウォー
ル取付け位置の建物側に頂部から下部に亘りPC鋼棒を
緊張し、カーテンウォール縦軸方向の立枠中空部にPC
鋼棒を挿通するようにしたことによってカーテンウォー
ルの組立が容易になり、かつ、既に取付けられたカーテ
ンウォールの立枠中空部とが同軸に位置することによっ
て、精度の高い取付が行なわれ、特に多少の風圧でも揺
れることがない。
【0015】請求項4の発明によれば、昇降手段によっ
て昇降架台が昇降する際、その高さを監視する高さ検出
センサーを昇降架台の左右に設置して常に昇降高さを検
出しそのデータを制御装置に入力して、制御装置により
現在高さ、姿勢を表示、監視し水平位置が異常値に達す
ると警報を発し自動停止せしめるとともに、作業員が危
険を察知して無線機により非常停止する安全機能を有
し、作業の安全性を確保することができる。
【0016】また、操作員は常に制御装置のモニターを
目視して昇降架台の状況を把握し、操作装置によって昇
降手段を操作して所定の位置に確実に昇降架台を昇降操
作するので精度の高い取付けができる。
【0017】
【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明す
る。先ずカーテンウォールの取付施工の概要を図1によ
って説明する。Aは建物で、外壁面の外装にアルミニウ
ムのカーテンウォールBが使用されている。
【0018】建物の外壁面の地上部に高床のカーテンウ
ォール組立作業施設Cが設けられ、同施設Cに昇降架台
Dが設置され、同昇降架台Dは夫々昇降手段Pを具えて
おり、外装を施す外壁面を分割したA工區,B工區及び
C工區の各工區に配設されている。昇降手段Pとしては
例えば電動チエンブロックが採用され、建物Aの上部階
に配置され、チエーンSを介して前記昇降架台Dを懸架
している。
【0019】カーテンウォール組立作業施設Cは地上部
に設置された高床の構台aと、同構台a上に設置された
カーテンウォール組立足場bと、同足場上部のトロリー
ホイストcとより構成され、地上部と高床の構台aとの
間に荷揚装置dが設置されている。(図2参照) 図1中、A工區においては、カーテンウォール組立作業
施設Cの昇降架台DにおけるカーテンウォールBの組立
が完了し、C工區では昇降架台D1 で組立てられたカー
テンウォールBを昇降手段によって上昇中であり、B工
區ではA工區及びC工區より外壁面が後退しており、既
に上方のカーテンウォールBの建物Aに対する緊締、固
定が完了し、昇降架台D2 はカーテンウォールBと切り
離されて降下している状態を示す。
【0020】図2はカーテンウォール組立作業施設Cの
断面図で、昇降手段Pは吊下げ架台P1 に懸吊され、昇
降架台DをチェーンSで懸吊している。1は昇降架台D
の電動チェーンの吊フック2の係止部である。図3は昇
降架台Dの上部と上部において建物躯体に固定した係着
部3,4間にPC鋼棒Eが緊張され、図4,図5に示す
ように、カーテンウォールBの裏面に取付けられた軸受
5に遊貫されている。図中Fは建物Aに取付けられた中
空立枠状の方立である。かくして前記とは他の実施例、
例えばPCパネル、金属パネル、石材パネル等のカーテ
ンウォールに本発明の適用を可能ならしめたものであ
る。
【0021】図6は本方法の適用される建物外壁の立面
図で、Gは昇降架台Dのガイドレール、5′は同昇降架
台Dに設けたガイドローラで、左右の同昇降架台Dには
計測ワイヤー6を介して高さ検出センサーHが連結され
ている。同センサーHの検出信号による制御手段は後述
する。次にカーテンウォールBの組立について説明す
る。
【0022】図7及び図8はアルミニウム製のカーテン
ウォールBの典型的なもので、方立Fにサッシ立枠7を
固定し、同立枠に横枠8が組立てられ、次いでガラス
8′とアルミパネル9が前記枠材に納まっている。10
はコーナー壁である。前記カーテンウォールの組立に際
しては、カーテンウォール組立作業施設Cの荷揚装置に
よって、地上部から資材を作業構台に供給し、そして昇
降架台Dは最下部に設置し、図9(イ)及び図5に示す
ように、緊張されているPC鋼棒Eを一部外して方立F
の中空孔にPC鋼棒Eを挿通して再び取り外したPC鋼
棒Eを取付け緊張状態に戻す。(図9(ロ)参照)その
後、通常のサッシの組立て要領で昇降架台上で組立てガ
ラス、アルミパネル取付けとガラス、アルミパネルまわ
りのコーキングを済まして硬化養生する。
【0023】次に、昇降手段Pで昇降架台Dを所定の高
さに上昇させて上階のカーテンウォールBを建物Aの本
体に緊結する。(図9(ハ)(ニ)参照) 次に、カーテンウォールBと建物本体に緊結されたカー
テンウォールBと切り放し、昇降架台Dのみを下降して
もとの位置に戻す。図9(ホ)(ヘ)は取付けが完了し
たところである。
【0024】カーテンウォールBと建物本体との緊結状
態は図10に示す如く、建物本体に予めファスナー11
と緩衝材12を取付け方立F側の取付金物13とをボル
ト14で緊結し、高さ調整アングル15のボルト16に
よって高さを調整して取付けが完了する。その際、既に
取り付けられている方立Fと上昇して取り付ける方立F
とは図11のように上部がテーパーが付き芯にPC鋼棒
Eを貫通した補助具17を方立F頂部に取付け、上昇す
る方立Fと既に取り付けられている方立Fとが狂い無く
案内されて点線部分まで精確に差し込まれる。18は上
端が三角錐に形成された上昇時のスライドパッキンでフ
ァスナー11の緩衝材12とには隙間の余裕がなくスラ
イド時に緩衝材12をスライドパッキンのテーパーによ
りかわしてスライドし、用が終れば取り外す。(図1
0,11参照) 前記の工程によりカーテンウォールBが取付けられ、さ
らに、図1に示す如く建物の横方向に工区割をして、カ
ーテンウォールBを組立て、ガラスの取付け、シール、
シールの養生、ファスナーの取付け、をサイクル工程と
しこれを工区順に取付けることによって作業の無駄が省
くことができ、工期短縮、労務コストの逓減が出来る。
また、昇降架台の揺れもなく、さらに、方立Fの中空孔
にPC鋼棒Eを挿通して緊張状態に保持するので風によ
って揺れることなく安全に、かつ、既に取付けられた方
立Fに精確に接合する。
【0025】図13は本方法のシステム図で、前記カー
テンウォールBの取付け施工にあたり昇降装置の操作
は、昇降架台Dの左右両端に設けた高さ検出センサーH
(デイスタンスセンサー)と変換器102とデジタルカ
ウンター103を経由してコンピューターとモニターと
に接続されて、さらに、操作装置と接続され分電盤より
電源を送電するように構成されている。図中101は計
測ワイヤーである。
【0026】昇降架台Dの操作に際して、昇降架台Dの
高さ検出センサーH(デイスタンスセンサー)が昇降架
台Dの昇降によって計測ワイヤー6が伸び縮みし、セン
サーで昇降値を検出して変換器102でデジタル変換
し、その数値をデジタルカウンター103に表示し、ケ
ーブル104を介して制御装置105に送られ、制御装
置105で予め設定された水平の傾斜値の監視や制限高
さの監視をして、初期設定値の範囲を越えると警報を発
するとともに自動停止して安全を図っている。モニター
106には前記数値が表示されて、操作装置107は初
期設定値の範囲でスイッチ操作を手動で行ない、所定の
位置に操作する。無線器108は、カーテンウォール取
付け作業をしている作業員が非常停止リモコンスイッチ
109を携行し、カーテンウォールの取付け作業中に異
常が発生した場合に作業員が自ら非常停止リモコンスイ
ッチ109の停止ボタンを押して無線器108に直接信
号を送り、非常停止させて作業の安全を図っている。図
中110は分電盤である。
【0027】
【発明の効果】建物の外装のカーテンウォールの取付け
施工に当たり、組立装置によってカーテンウォール組立
作業施設にカーテンウォール部材を供給し、昇降架台上
にカーテンウォールを組み立てられ、各工区別に巻き上
げ機によって所定の位置にカーテンウォールを取り付
け、取り付けが終了したら、昇降架台を元の位置に戻
し、次位の階も前記と同様の手順を繰り返してカーテン
ウォールが順次取り付けられることにより都市の市街地
の狭小な立地条件においても精度の高く、施工性がよ
く、しかも従来のような危険性も無く、安全、かつ省力
化が図られるカーテンウォールの取付施工が行なわれ
る。
【0028】請求項2の発明は、前記昇降手段によって
前記建物の外壁面に沿って昇降架台を任意の長さに分割
し、夫々の昇降架台を独立してカーテンウォールを組立
てるようにしたことにより、建物の外壁施工面の工区割
が容易になり、カーテンウォールの組立加工、同カーテ
ンウォール間のシーリング作業、養生、吊上げ取付作業
のサイクル工程によって労務が簡略化し、施工性が向上
し、前記各架台を互いに独立して昇降させることによっ
て壁面の凹凸に対応した施工が可能となり、建物の外観
に変化を持たせ、高級観のある建物を構成しうるもので
ある。
【0029】請求項3の発明によれば外装カーテンウォ
ール取付位置を通過して、建物側の頂部から下部に亘っ
て延びるPC鋼棒を緊張し、外装カーテンウォール縦軸
方向の中空部に挿通して組立てることによって精度の高
い取付けが行なわれ、多少の風圧にも揺れることなく昇
降し、作業の迅速化と安全性とが図られる。請求項4の
発明は、前記昇降架台の左右に高さ検出センサー、同セ
ンサーのデータを入力し昇降架台の姿勢を制御する制御
装置及び、同制御装置が異常値を示したとき警報を発し
自動停止する操作装置によって架台昇降手段を操作、制
御するようにしたので作業の安定性が確保され、精度の
高い取付作業が行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外装カーテンウォールの取付け施
工法の一実施例を示す斜視図である。
【図2】前記カーテンウォールの取付装置の縦断面図で
ある。
【図3】昇降架台とPC鋼棒の設置を説明する縦断面図
である。
【図4】昇降架台とPC鋼棒との関係を示す拡大斜視図
である。
【図5】本発明のPCカーテンウォールへの適用例を示
す縦断面図である。
【図6】図2の正面図である。
【図7】外装カーテンウォールの一層分の立面図で一部
を欠截して示している。
【図8】図7の平面図である。
【図9】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)は外装
カーテンウォール一層分の取付工程を説明する縦断面図
である。
【図10】外装カーテンウォール取付部の拡大縦断面図
である。
【図11】外装カーテンウォールの取付部の詳細を示す
斜視図である。
【図12】前記カーテンウォールの取付本体部の斜視図
である。
【図13】昇降架台の操作システム図である。
【符号の説明】 A 建物 B カーテンウォール C カーテンウォール組立作業施設 D,D1 ,D2 昇降架台 E PC鋼棒 F,F′ 方立 G ガイドレール H 高さ検出センサー J 制御装置 P 昇降手段 P1 吊下げ架台 S チェーン a 構台 b カーテンウォール組立足場 c トロリーホイスト d 荷揚装置 1 係止部 2 吊フック 3 係着部 4 係着部 5 軸受 5′ ガイドローラー 6 計測ワイヤー 7 サッシ立枠 8 横枠 8′ ガラス 9 アルミパネル 10 コーナー壁 11 ファスナー 12 緩衝材 13 取付金物 14 ボルト 15 高さ調整アングル 16 ボルト 17 補助具 18 スライドパッキン 101 計測ワイヤー 102 変換器 103 デジタルカウンター 104 ケーブル 105 制御装置 106 モニター 107 操作装置 108 無線器 109 非常停止リモコンスイッチ 110 分電盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉武 義高 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装カーテンウォールを取付ける建物外
    壁面の地上部に外装カーテンウォール組立作業施設を設
    置し、昇降手段によって前記建物の外壁面に沿って昇降
    架台を昇降自在に装架した外装カーテンウォールの組立
    装置において、前記外装カーテンウォール組立作業施設
    における前記昇降架台上に建物外壁面の1層階分の外装
    カーテンウォールを組立てる工程と、前記昇降架台及び
    同架台上で組立てられた外装カーテンウォールを前記昇
    降手段によって建物の所定位置に上昇する工程と、同所
    定の位置に上昇した外装カーテンウォールを建物本体に
    緊結する工程と、建物本体に緊結された外装カーテンウ
    ォールと前記昇降架台との緊結を解除して同架台を前記
    昇降手段を介して降下して元の位置に復元する工程とに
    よって1層分のカーテンウォールを建物外壁面に取付
    け、以下前記同様の工程を下層階にも反復することを特
    徴とする外装カーテンウォールの取付け施工法。
  2. 【請求項2】 前記昇降手段によって前記建物の外壁面
    に沿って前記昇降架台を任意の長さに分割し、夫々の昇
    降架台を独立して昇降し、前記組立て工程によってカー
    テンウォール取付けて施工する請求項1記載の外装カー
    テンウォールの取付け施工法。
  3. 【請求項3】 外装カーテンウォール取付位置を通過
    し、建物側の頂部から下部に亘って延びるPC鋼棒を緊
    張し、前記外装カーテンウォール縦軸方向の立枠中空部
    にPC鋼棒を挿通して組立てる請求項1または2記載の
    外装カーテンウォールの取付け施工法。
  4. 【請求項4】 前記昇降架台の左右に高さ検出センサー
    と、同センサーのデータを入力して昇降架台の姿勢、高
    さを制御する制御装置、及び同制御装置が異常値を示し
    たとき警報を発し、自動停止する操作装置によって架台
    昇降手段を操作、制御する請求項1または2記載の外装
    カーテンウォールの取付け方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015071879A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 清水建設株式会社 カーテンウォール取付方法及びこれに用いるカーテンウォール揚重ボックス
CN114215235A (zh) * 2021-12-06 2022-03-22 中建八局第二建设有限公司 一种超高层倾斜双层异形幕墙施工装置及方法

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