JPH0754396Y2 - 推進工法用の推進装置 - Google Patents

推進工法用の推進装置

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JPH0754396Y2
JPH0754396Y2 JP4312890U JP4312890U JPH0754396Y2 JP H0754396 Y2 JPH0754396 Y2 JP H0754396Y2 JP 4312890 U JP4312890 U JP 4312890U JP 4312890 U JP4312890 U JP 4312890U JP H0754396 Y2 JPH0754396 Y2 JP H0754396Y2
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JP
Japan
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propulsion
head
pipe
gap
bodies
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Application number
JP4312890U
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JPH044990U (ja
Inventor
輝夫 壁内
勝彦 向野
正也 服部
幸雄 今田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、隣接する推進体どうしを屈曲自在に連結して
ある推進工法用の推進装置に関する。
〔従来の技術〕
かかる推進工法用の推進装置にあっては、第3図に示す
ように、推進体(2),(2)どうしを連結する連結部
(12)の外周面と、この連結部(12)に対して相対動作
自在な推進体(2),(2)の内周面との隙間にシール
部材(14)を装入し、推進体(2),(2)内に土砂な
どが入り込むのを防いでいる。
〔考案が解決しようとする課題〕
推進装置を連結部分で屈曲する際、隣接する推進体どう
しの隙間は、屈曲の外側の部分では広がり内側の部分で
は狭まるように変形する。つまりこの隙間は、推進装置
を屈曲するのに確保された空間であり、したがってこの
隙間に土砂が入り込んで詰まると、屈曲し難くなったり
不測の方向へ屈曲してしまうような不都合を生ずる。
ところが従来の推進装置は、推進体内へ土砂が入り込む
のは妨げるものの前記隙間へ土砂が入り込むのは許容す
るので、上述のような不都合に対しては何ら有効に作用
するものではなかった。
本考案の目的は、推進体内への土砂の入り込みを阻止す
るのみならず、隣接する推進体どうしの隙間への土砂の
入り込みを阻止することで、推進装置の屈曲に対して支
障がでないようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る推進工法用の推進装置では、前記推進体の
互いに対向する端面間に、弾性変形可能なシール部材を
圧入してある点を特徴構成にしている。
〔作用〕
推進体の互いに対向する端面間に圧入されたシール部材
は、推進管どうしの隙間に入り込もうとする土砂などを
阻止する。また、このシール部材は、推進体の屈曲に伴
う隙間の変形に対しても、その変形に応ずるように弾性
変形してシール性を保持する。
〔考案の効果〕
シール部材は、推進体内のみならず、隣接する推進体ど
うしの隙間に対しても有効に作用するので、土砂などが
隙間への入り込んで詰まることが原因で推進装置が正常
に屈曲できなくなることもなくなる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に示すように、外面が円筒面状の推進体として
の、推進用ヘッド(1)や複数の推進管(2)が連結部
(J)を介して屈曲自在に予め連結され、推進管(2)
を押圧させるのに、推進管(2)を屈曲しないように保
持しながら押圧して、推進管(2)に連結した推進用ヘ
ッド(1)を地中推進させるために、施工ピット(5)
内に推進管(2)を地中に押し込む推進用ヘッド(1)
推進用押圧装置(3)を設けるとともに、複数の推進管
(2)を地中に侵入させる箇所近くで、その各軸芯がほ
ぼ直線上に並ぶ状態に保持しながら地中に案内するガイ
ド部材(4)を設けて押込装置(A)を形成し、施工ピ
ット(5)の上部外方には、推進管(2)を巻取ってあ
る巻装用ドラム(6)を取外し自在に設置して、推進工
法用の推進装置を構成してある。
尚、図中(16)は、施工ピット(5)の側壁を内側から
支持する支持ジャッキであり、また(15)は、ドラム
(6)から繰り出された推進管(2)を支持して押圧部
材(17)に案内するガイドローラーである。
前記推進用ヘッド(1)は、例えば50〜70mmの小径のヘ
ッド本体(1A)と、ヘッド本体(1A)と同径でヘッド本
体(1A)に対して前後軸芯(P)周りに回転自在に先端
側に取付けてある掘削部(1B)とから成る。そして、前
記掘削部(1B)には、推進用ヘッド(1)を地中推進さ
せるに伴って土圧を受けて、その土圧を受けた方向に推
進用ヘッド(1)の推進方向を片寄らせるための受圧面
(F)を、先端側ほど軸芯(P)に近接する傾斜面に形
成して設けてある。
つまり、前記推進用ヘッド(1)を直進させる時は、ヘ
ッド本体(1A)に対して掘削部(1B)を回転させながら
推進させ、旋回させる時は、旋回させるべき側とは径方
向の反対側に受圧面(F)を向けて推進させれば、受圧
面(F)が土圧を受けて推進用ヘッド(1)の推進方向
が受圧面(F)と反対側に向けられる。
前記推進用ヘッド(1)と推進管(2)との連結部
(J)、及び、推進管(2),(2)どうしの連結部
(J)は、第1図に示すように、次のように構成してあ
る。
つまり、前記推進管(2)の一端側に、継手部材(12)
を取り付けるともに、その一端側に隣接する前記推進管
(2)の他端側に、前記継手部材(12)を推進管(2)
の軸芯(P)と直交する二方向に揺動自在に受け入れる
嵌合受部(13)を形成してある。
前記継手部材(12)は、推進管(2)の長手方向に沿う
姿勢で設けてあり、後部に形成された軸部(12a)と、
その軸部(12a)の前部に形成された球状部(12b)とか
らなる。形成部材(12)の軸部(12a)は推進管(2)
の前部に螺合固定してあり、継手部材(12)の球状部
(12b)は推進用ヘッド(1)又は推進管(2)の後部
に設けた嵌合受部(13)に摺動自在に内嵌してある。前
記嵌合部(13)は、後方からの押し込み力に相当する推
進用のスラスト力を受け止める推進用の受面(13a)
と、推進装置を土中から抜く際の後方からの引っ張り力
に相当する引き抜き用のスラスト力を受け止める抜止用
の受面(13b)を形成してある。
前記球状部(12b)と嵌合受部(13)との間には、隣接
する両推進管(2),(2)の軸芯(P)周りの相対回
動(即ちローリング)を規制する回動規制手段(7)を
設けてある。
前記推進用ヘッド(1)と推進管(2)との隙間と推進
管(2),(2)どうしの隙間には、推進用ヘッド
(1)や推進管(2)の内部に土砂が入り込むのを阻止
するシール部材(14)を圧入してある。このシール部材
(14)は、推進抵抗とならぬように、推進用ヘッド
(1)や推進管(2)よりもやや径の小さいリング状に
形成してあり、更に、屈曲に伴う隙間の変形にも柔軟に
対応して、推進用ヘッド(1)や推進管(2)の端面に
密着してシール性を保持できるよう弾性変形自在な合成
樹脂又はゴム等で製作してある。
〔別実施例〕
前記シール部材(14)を、推進用ヘッド(1)や推進管
(2)よりもやや径を大きく形成しても本考案の趣旨を
変更するものではない。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る推進工法用の推進装置の実施例を示
し、第1図は要部の縦断面図、第2図は押込装置をも含
めた全体側面図であり、第3図は従来例の要部の縦断面
図である。 (2)……推進体、(14)……シール部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 今田 幸雄 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−37297(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接する推進体(2),(2)どうしを屈
    曲自在に連結してある推進工法用の推進装置であって、
    前記隣接する推進体(2),(2)の互いに対向する端
    面間に、弾性変形可能なシール部材(14)を圧入してあ
    る推進工法用の推進装置。
JP4312890U 1990-04-23 1990-04-23 推進工法用の推進装置 Expired - Lifetime JPH0754396Y2 (ja)

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JP4312890U JPH0754396Y2 (ja) 1990-04-23 1990-04-23 推進工法用の推進装置

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JP4312890U JPH0754396Y2 (ja) 1990-04-23 1990-04-23 推進工法用の推進装置

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Publication Number Publication Date
JPH044990U JPH044990U (ja) 1992-01-17
JPH0754396Y2 true JPH0754396Y2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=31555281

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JP4312890U Expired - Lifetime JPH0754396Y2 (ja) 1990-04-23 1990-04-23 推進工法用の推進装置

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JPS5010832Y2 (ja) * 1971-06-05 1975-04-04
JP4795159B2 (ja) * 2006-08-07 2011-10-19 長野油機株式会社 小口径トンネル形成用掘削装置

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JPH044990U (ja) 1992-01-17

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