JPH0754382Y2 - 側溝用ブロック - Google Patents
側溝用ブロックInfo
- Publication number
- JPH0754382Y2 JPH0754382Y2 JP1991107271U JP10727191U JPH0754382Y2 JP H0754382 Y2 JPH0754382 Y2 JP H0754382Y2 JP 1991107271 U JP1991107271 U JP 1991107271U JP 10727191 U JP10727191 U JP 10727191U JP H0754382 Y2 JPH0754382 Y2 JP H0754382Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit
- block
- wedge piece
- gutter
- gutter block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Sewage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主に道路に沿って多数
のブロックを連続して埋設し、側溝を形成するための側
溝用ブロックに関する。
のブロックを連続して埋設し、側溝を形成するための側
溝用ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】スリットを有する側溝はU字溝に比べて
開口が小さくて安全であり、ごみ等も入りにくいという
メリットがあるため、近年さかんに用いられるようにな
ってきた。スリットは、ブロックの全長にわたって設け
るものと、全長ではなく一部分に設けるものとがある。
開口が小さくて安全であり、ごみ等も入りにくいという
メリットがあるため、近年さかんに用いられるようにな
ってきた。スリットは、ブロックの全長にわたって設け
るものと、全長ではなく一部分に設けるものとがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】スリットをブロックの
全長に設けた場合、ブロックを敷設した際に、土圧や通
行車両等による積載荷重のために側部が内側に傾斜し、
スリットが狭くなってしまうような変形が生じやすい。
スリットを一部分のみとした場合は、強度的に有利にな
るので変形はほとんど生じない反面、掃除がやりにくい
という問題があった。本考案は、変形しにくく、かつ掃
除も簡単な側溝を提供するためになされたものである。
全長に設けた場合、ブロックを敷設した際に、土圧や通
行車両等による積載荷重のために側部が内側に傾斜し、
スリットが狭くなってしまうような変形が生じやすい。
スリットを一部分のみとした場合は、強度的に有利にな
るので変形はほとんど生じない反面、掃除がやりにくい
という問題があった。本考案は、変形しにくく、かつ掃
除も簡単な側溝を提供するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、本体上面に全
長にわたって通水路に連通するスリットを有する側溝用
ブロックにおいて、該スリットにくさび片を着脱自在に
嵌着したことを特徴とする側溝用ブロックである。
長にわたって通水路に連通するスリットを有する側溝用
ブロックにおいて、該スリットにくさび片を着脱自在に
嵌着したことを特徴とする側溝用ブロックである。
【0005】
【作用】本考案側溝用ブロックは、スリットにくさび片
を着脱自在に嵌着したので、土圧や積載加重による変形
がくさび片により防止される。変形しにくいために、ブ
ロック底部の厚みを薄くしたり、鉄筋量を減らしたりす
ることも可能なので、コストダウンにもつながる。掃除
の際は、くさび片を取り外して掃除を行うことにより、
能率よく行うことができる。掃除が終わったら再びくさ
び片をスリットに装着するので、くさび片を取り外して
いるのはきわめて短期間となり、側溝の変形への影響は
きわめて少ないのである。
を着脱自在に嵌着したので、土圧や積載加重による変形
がくさび片により防止される。変形しにくいために、ブ
ロック底部の厚みを薄くしたり、鉄筋量を減らしたりす
ることも可能なので、コストダウンにもつながる。掃除
の際は、くさび片を取り外して掃除を行うことにより、
能率よく行うことができる。掃除が終わったら再びくさ
び片をスリットに装着するので、くさび片を取り外して
いるのはきわめて短期間となり、側溝の変形への影響は
きわめて少ないのである。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を表した図面により本
考案を詳細に説明する。図1に示す側溝用ブロック1
は、卵形の通水路2を有するいわゆる卵形管で、上面に
は全長にわたって通水路に連通するスリット3が形成さ
れている。このスリット3にはくさび片10を嵌着する
ための切欠部4が2カ所設けられている。くさび片10
は塩化ビニル製で、上面が25ミリ×25ミリの正方
形、下面が21ミリ×25ミリの長方形、高さは45ミ
リとなっており、側面には多数の溝11が切り込んであ
るので着脱が容易になっている。くさび片の取り外し
は、バール等の道具を用いて、てこの原理で下から押し
上げれば簡単に行うことができる。
考案を詳細に説明する。図1に示す側溝用ブロック1
は、卵形の通水路2を有するいわゆる卵形管で、上面に
は全長にわたって通水路に連通するスリット3が形成さ
れている。このスリット3にはくさび片10を嵌着する
ための切欠部4が2カ所設けられている。くさび片10
は塩化ビニル製で、上面が25ミリ×25ミリの正方
形、下面が21ミリ×25ミリの長方形、高さは45ミ
リとなっており、側面には多数の溝11が切り込んであ
るので着脱が容易になっている。くさび片の取り外し
は、バール等の道具を用いて、てこの原理で下から押し
上げれば簡単に行うことができる。
【0007】本考案側溝用ブロックは、実施例の卵形管
に限らず、円形管その他の任意の形状について実施でき
る。くさび片の材質は、コストの面からまた適当な弾性
を有することからプラスチック製とするのが最も好適で
あるが、アルミニウム等の金属製とすることもできる。
くさび片の形状、大きさ、個数等はブロックの大きさ、
土圧、積載荷重等の状況を勘案して適宜に設計すればよ
い。
に限らず、円形管その他の任意の形状について実施でき
る。くさび片の材質は、コストの面からまた適当な弾性
を有することからプラスチック製とするのが最も好適で
あるが、アルミニウム等の金属製とすることもできる。
くさび片の形状、大きさ、個数等はブロックの大きさ、
土圧、積載荷重等の状況を勘案して適宜に設計すればよ
い。
【0008】
【考案の効果】本考案側溝用ブロックは、変形しにくい
ために、ブロック底部の厚みを薄くして製品重量を軽減
したり、あるいは鉄筋量を減らすことにより、コストダ
ウンをすることができる。側溝の掃除の際は、くさび片
を取り外し、シャベル状の器具をスリットから通水路内
に差し入れ、スリットにそって移動させることにより能
率よく掃除を行うことができる。くさび片を取り外して
おくのは掃除の際のきわめて短期間であるから、側溝の
変形への影響はきわめて少ない。
ために、ブロック底部の厚みを薄くして製品重量を軽減
したり、あるいは鉄筋量を減らすことにより、コストダ
ウンをすることができる。側溝の掃除の際は、くさび片
を取り外し、シャベル状の器具をスリットから通水路内
に差し入れ、スリットにそって移動させることにより能
率よく掃除を行うことができる。くさび片を取り外して
おくのは掃除の際のきわめて短期間であるから、側溝の
変形への影響はきわめて少ない。
【図1】本考案の1実施例たる側溝用ブロックの斜視図
である。
である。
【図2】くさび片の斜視図である。
1 側溝用ブロック 2 通水路 3 スリット 4 切欠部 10 くさび片 11 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 本体上面に全長にわたって通水路に連通
するスリットを有する側溝用ブロックにおいて、該スリ
ットにくさび片を着脱自在に嵌着したことを特徴とする
側溝用ブロック
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991107271U JPH0754382Y2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 側溝用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991107271U JPH0754382Y2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 側溝用ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0542383U JPH0542383U (ja) | 1993-06-08 |
JPH0754382Y2 true JPH0754382Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=14454837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991107271U Expired - Lifetime JPH0754382Y2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 側溝用ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754382Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5785049B2 (ja) * | 2011-10-26 | 2015-09-24 | ケイコン株式会社 | 側溝用ブロック |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5288264U (ja) * | 1975-12-22 | 1977-07-01 | ||
JPS586921Y2 (ja) * | 1978-07-31 | 1983-02-07 | 井関農機株式会社 | 掘削機 |
JPS5911795Y2 (ja) * | 1979-06-19 | 1984-04-10 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動車用シ−ト |
JPH0521150Y2 (ja) * | 1988-07-18 | 1993-05-31 |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP1991107271U patent/JPH0754382Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0542383U (ja) | 1993-06-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |