JPH0753934B2 - 回転式のドビ− - Google Patents

回転式のドビ−

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JPH0753934B2
JPH0753934B2 JP61141551A JP14155186A JPH0753934B2 JP H0753934 B2 JPH0753934 B2 JP H0753934B2 JP 61141551 A JP61141551 A JP 61141551A JP 14155186 A JP14155186 A JP 14155186A JP H0753934 B2 JPH0753934 B2 JP H0753934B2
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パウル・ズールカンプ
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カイザー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイートゲゼルシヤフト
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C1/00Dobbies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/21Elements
    • Y10T74/211Eccentric
    • Y10T74/2114Adjustable

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回転式のドビーであって、偏心板と、該偏心
板を保持しかつシャフト(綜絖)の連桿との結合のため
の連結ジョイントを備えた連結棒とから成る、シャフト
運動のための偏心装置と、駆動軸との間に切換え可能な
連結くさびが設けられており、偏心板において半径方向
に延びているくさび案内と、駆動軸において又は該駆動
軸と結合された円板において直径方向で対向して位置し
ている、連結くさびのための2つの係止溝と、駆動軸、
偏心板及び連結棒の休止位置において連結くさびを切り
換える、パターンに応じて制御可能な切換え装置とが設
けられている形式のものに関する。
従来の技術 このような形式の回転式ドビーには、作業速度の上昇の
妨げとなる切換えに関する問題が存在する。
休止位置における偏心板と連結棒との相対運動を阻止す
るために、連結を解離された連結くさびを用いて偏心板
を連結棒に対してロックすることは既に汎用の技術であ
る。
しかしながら連結くさびの切換え時には高められた摩擦
ひいては摩耗が生じる。連結くさびが短時間のうちに行
われねばならない切換え時にロック位置にもたらされな
いと、連結くさびが許容できないほど運動することによ
って、誤った切換えが生じるか又は機械が破損してしま
う。このことを回避するために、連結くさびが係止する
ばね弾性的に変位可能な係止手段が既に提案されている
が、しかしながらこれによって連結くさびの誤切換えを
回避することは不可能である。
発明の課題 ゆえに本発明の課題は、作業速度を上げることができ、
連結くさびの切換えを摩耗なしにかつ運転確実性を損な
うことなしに行うことができ、しかもこの場合同時に連
結棒をその休止位置において固定することができる、回
転式のドビーを提供することである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、連結棒を
その両休止位置において固定する係止手段が設けられて
おり、該係止手段が連結ジョイントと駆動軸の回転軸線
と連結くさびとその係止溝とを休止位置において貫いて
延びている平面に位置している。
発明の効果 本発明のように構成されていると、連結棒は運転に応じ
てほぼ前記平面において負荷されているか又は負荷され
得るので、偏心板及び連結棒も休止位置において岐点位
置を占め、従って連結棒ひいては偏心板を休止位置にお
いて固定するには、比較的小さな力しか必要としない。
実施態様 本発明の有利な実施態様では、係止手段が互いに噛合い
可能な部分から成っていて、そのうちの一方の部分が連
結棒にかつ他方の部分が連結棒の外に配置されており、
噛合い可能な部分のうちの少なくとも1つの部分がばね
弾性的にたわみ可能に残りの部分に接触可能である。
このように構成されていると、連結くさびの連結後に係
止手段のばね弾性的にたわみ可能な部分は偏位すること
ができるので、この部分は一方の休止位置から他方の休
止位置への連結棒の運動を不都合なく阻止する。
別の有利な実施態様は特許請求の範囲第3項〜第10項に
記載されている。
連結くさびの連結解離時に誤切換え及び誤ったロックは
もはや生じ得ない。連結くさびは簡単に解除され、解除
された状態においてはもはやまったくロックを生ぜしめ
ない。連結状態では連結くさびは先行技術のように、同
連結くさびがパターンに応じて制御可能な切換え装置に
よって再びロックを解除されるまで、連結位置において
ロックされ得る。
実施例 次に図面につき本発明の実施例を説明する。
第1図ではシャフト(綜絖)1は連桿2を介して連結棒
3によって下口位置にもたらされている。連結棒3は偏
心板4に支承されている。第1図では連結くさび5はち
ょうど連結解離位置を占めており、この場合駆動軸6は
偏心板4を連行することなしに自由に回転することがで
きる。各半回転後に駆動軸6は短時間停止し、これによ
って必要な場合には連結くさび5を切換えることができ
る。
連結くさび5が駆動軸6の係止溝7に係止するように半
径方向においてシフトされると、偏心板は駆動軸6と一
緒に180゜だけ運動する。連結棒3はこの場合第1図に
示された休止位置から第2図に示された休止位置に移動
する。連結棒3はこの際にシャフト1を第2図に示され
た上口位置に移動させ、いまや連結くさび5が再び連結
を解離させられると、駆動軸6は再び自由に回転するこ
とができる。
第3図〜第8図に示されているように連結くさび5は開
放した切換え溝10を有しており、この切換え溝10には第
10図からわかるように切換え棒13,14の2つの切換え部
材11,12のうちの1つが係合することができる。連結く
さび5の詳細については後でさらに述べる。
第10図に示されているように両切換え棒13,14は位置固
定の軸15,16に旋回可能に支承されており、その外端部
において滑り軸受17,18を介して長手方向シフト可能な
制御棒19と結合されている。制御棒19は2腕レバー20と
枢着結合されている。この2腕レバー20には、それぞれ
検出ニードル23,24と結合された2つの短冊金物21,22が
枢着されている。検出ニードル23,24はペーパカード25
を検出し、ペーパカード25は、検出ニードルが貫通検出
するための開口を備えたカードシリンダ26を介して案内
されている。
検出ニードル23,24がペーパカード25における孔を貫い
て貫通検出する場合、検出ニードル23,24はカードシリ
ンダ26内に進入し、交互に往復運動させられる連行体2
7,28に向かって短冊金物21,22を落下させる。
制御棒19は圧縮ばね29によって左に向かって終端位置に
引張られる。圧縮ばね29は位置固定の支持30と滑り軸受
18とに支持されている。突子31〜34によって滑り軸受1
7,18は圧縮ばね35,36を介在させて制御棒19にばね弾性
的に固定されており、これによって検出ニードル23,24
の検出結果が連結くさび5に伝達される。2腕レバー20
は位置固定の2つの支持37,38のうちの少なくとも1つ
において休止位置を見い出す。
特に第3図〜第9図に示されているころがり軸受40を用
いて偏心板4はスムースに回転可能に連結棒3に支承さ
れている。。第10図からわかるように駆動軸6にはくさ
び42を用いて円板43が固定されており、この円板43の外
縁部には、連結くさび5のための互いに直径方向で対向
して位置している2つの係止溝44,45が設けられてい
る。偏心板4は特に第4図、第5図、第7図〜第9図に
示されたころがり軸受41を用いて円板43の同心的な肩46
(第5図参照)にスムースに回転可能に支承されてい
る。
上に述べた部材はケーシングの内部に配置されており、
このケーシングからは連結棒3の端部における連結ジョ
イント47が連桿2との結合のために突出している。
連結ジョイント47と駆動軸6の回転軸線8と連結くさび
5とその係止溝44,45とを貫いて延びる平面9(1点鎖
線参照)には、連結棒3をその両休止位置において固定
する係止手段が設けられている。係止手段は互いに係合
可能な部分から成っており、これらのうちの一方の部分
は連結棒3に、かつ他方の部分は連結棒3の外に配置さ
れている。
一方の係止手段はローラ48から成っており、このローラ
48は、連結棒3と結合された軸46に回転可能に支承され
ている。ローラ48は連結棒3の一端部に、かつ連結ジョ
イント47は連結棒3の反対側端部に位置している。
別の係止手段としては、鞍部50を備えたレバー39が設け
られており、このレバー39はばね弾性的にたわみ可能に
ローラ48に当接している。レバー39は位置固定の軸51を
中心にして旋回可能に配置されている。後で生じる摩耗
を考慮したとしても遊びなしの係止を保証するために、
鞍部50はローラ48のための互いに間隔をおいて位置する
2つの支持箇所50a,50bを有している。
第10図に示されているように、フレームに対して不動に
配置されたブラケット52はレバー39の軸51を保持し、か
つ同じくフレームに不動に配置されたブラケット53は連
桿2の回転軸54を保持している。
ばね装置は次のように、すなわち、レバー39の鞍部50を
ローラ48に接触させる力が第10図に実線で示された下口
位置において1点鎖線で示された上口位置つまり連結棒
3の他方の休止位置におけると同じ大きさであるよう
に、なっている。このことを達成するために圧縮ばね56
はレバー運動の程度に応じて旋回可能である。圧縮ばね
56はケーシングに対して不動のジョイント58を、腕57に
設けられたジョイント59と結合している。第10図に示さ
れているように圧縮ばね56は下口位置では不作用も同然
である。なぜならば、ジョイント58,59及びレバー39の
軸51はほぼ同一平面に位置しているからである。圧縮ば
ね55は、下から腕57を押すことによってレバー39を負荷
している。
いまやレバー39が位置交換時に1点鎖線で示された位置
に旋回すると、圧縮ばね55は次第に作用しなくなり、こ
れに対して圧縮ばね56の作用はそれが弛緩するにもかか
わらず次第に強くなる。なぜならば圧縮ばね56は腕57に
おいて次第に大きくなるレバーアームに作用するからで
ある。
連結棒3は確かになお下口位置を占めているが、パター
ンに応じて制御可能な切換え装置の切換え部材11は既に
連結くさび5を円板43の係止溝44に係合させており、こ
の結果駆動軸6の再始動時に偏心板4が連行され、これ
によって連結棒3も動かされて、最終的には上口位置に
達する。上口位置では連結ジョイント47は位置47aを、
かつローラ48は位置48aを占める。
連結くさび5は偏心板4における連結状態において次の
ように、すなわち連結くさび5が偏心板4の回転運動中
に連結された位置から解離し得ないように、ロックされ
る。
特に第3図〜第9図に示された連結くさび5は偏心板4
のくさび案内49において長手方向シフト可能に支承され
ている。くさび案内49は偏心板4においてほぼ方形の切
欠きを形成しており、この切欠きは第4図に示されてい
るように幅を制限されていて半径方向外側へ向かって延
びた滑り面60に移行している。この滑り面60は第5図か
らわかるように係止爪62の係止突起61の滑動のために役
立つ。係止爪62は軸63を中心にして旋回可能に連結くさ
び5の切欠き64に支承されていて、圧縮ばね65によって
負荷されている。係止爪62はさらに切換え突子66を有し
ている。
いくつかの部分で連結くさび5は偏心板4もしくは連結
棒3に支持されている。これは、案内のために働く側部
分67,68及び突起69である。第7図及び第9図からわか
るように連結くさび5は2つの長孔を有しており、両長
孔には圧縮ばね70,71が配置されている。圧縮ばね70,71
は片側で連結くさび5に支持され、かつ他方の側ではく
さび案内49の半径方向外側に位置している壁に支持され
ており、連結くさび5を駆動軸6に向かってシフトしよ
うとしている。
第10図に示された下口位置では検出ニードル23,24はペ
ーパカード25において孔を見い出しているので、短冊金
物21,22は連行体27,28に向かって引き下げられる。つま
り連行体27,28は、2腕レバー20に作用して該2腕レバ
ーを交互に支持37,38から持ち上げることができる。こ
の際に制御棒19は第10図に示されているように右に向か
って引張られる。この時制御棒19は切換え棒13,14を連
行し、これによって連結くさび5は円板43の係止溝44に
係合させられる。この係合動作は円板43の停止時に行わ
れる。なぜならば駆動軸6は各半転後にその回転運動を
短時間停止するからである。第7図〜第9図には連結状
態における連結くさび5の位置、つまり切換え溝10から
切換え部材11,12が滑り出した後における連結くさび5
の位置が示されている。係止爪62の係止突起61はくさび
案内49の半径方向外側に位置している制限面の後ろにお
いて係止されており、この結果連結くさび5は圧縮ばね
70,71の力によってだけではなく、係止溝44における機
械的な錠止によってもしっかりと保持され、これは、次
いで行われる偏心板4の回転運動時に遠心力が連結くさ
び5に作用した場合にも保証されている。
偏心板4が半回転した後で切換え部材12は連結くさび5
の切換え溝10に係合し、この際に切換え突子66の押下げ
によって係止爪62のロックを解除し、連結くさび5を係
止溝から走出させる。これによって、第3図に示された
上口位置が得られる。
上口位置は、パターンに応じて検出ニードル23,24がカ
ードシリンダ26から押し除けられてペーパカード25に接
触するまで維持される。この結果短冊金物21,22は連行
体27,28との係合外にもたらされ、これによって2腕レ
バー20は圧縮ばね29の作用下で支持37,38に当接する。
同時に圧縮ばね29は制御棒19を左に向かってシフトさ
せ、これによって両切換え棒13,14は逆時計回り方向に
旋回する。この際に切換え棒14の切換え部材12は連結く
さび5を両係止溝44,45の一方に進入させる。連結くさ
び5及び偏心板4はいまや回転する円板43によって連行
され、上口位置は再び第10図に示された下口位置に変わ
る。両検出ニードル23,24が貫通検出し得ない限り、再
び得られた下口位置は不変かつ安定的に保たれる。
第5図は切換え部材12が係合されている連結くさび5を
示している。切換え部材12は切換え突子66の押下げによ
って係止爪62のロックを解除している。圧縮ばね65の作
用下でしかしながら係止爪62は、切換え部材11,12が連
結くさび5の連結後に該連結くさびの切換え溝10から離
れるやいなや、いつでも再び係止する。
第11図に示された実施例では連結棒3は連結ジョイント
47とは反対側に位置する端部に、鞍部72の形の第1の係
止手段を備えている。この鞍部72は、連結棒3の休止位
置において連結ジョイント47と駆動軸6の回転軸線8と
連結くさび5とその係止溝44,45とを貫いて延びる平面
9に位置している。鞍部72にはローラ73の形の第2の係
止手段がばね弾性的にたわみ可能に進入可能である。ロ
ーラ73はレバー74に配置されている。レバー74は位置固
定の軸75を中心にして旋回可能である。
レバー74は圧縮ばね76によって負荷可能である。圧縮ば
ね76はレバー運動の程度に応じて旋回可能であり、この
場合レバー74に作用するばね力の方向及び強さを変え
る。このことを達成するために以下の手段が設けられて
いる。
レバー74はピン77を有し、このピン77にはばね保持体78
が回転可能に支承されている。ばね保持体78は棒79を有
し、この棒79によって下方のばね受け80、圧縮ばね76及
び上方のばね受け81が貫通されている。棒79はさらに横
棒82における開口を滑動できるように貫通しており、横
棒82は位置固定にに配置されたフォーク83の開口に回転
可能に支承されている。上方のばね受け81は横棒82に支
持されている。
連結棒3の位置交換時ににレバー74が位置74aに旋回さ
せられると、圧縮ばね76も旋回し、この際にレバー74に
作用するばね力の方向及び強さも変化する。この場合、
ローラ73を鞍部72に押し付ける力は連結棒3の両方の休
止位置においてほぼ等しい。
第12図に示された実施例では連結棒3はちょうど下口位
置を占めている。連結くさび5はちょうど連結を解除さ
れているので、下口位置は、駆動軸6が矢印84の方向に
さらに回転した場合でもそのまま維持される。
この実施例では連結棒3は連結ジョイント47とは反対側
の端部に第1の鞍部85を備えている。この鞍部85は同様
に再び、連結ジョイント47と駆動軸6の回転軸8と連結
くさび5とその係止溝44,45とを休止位置において貫い
て延びる平面9に位置している。
第1の鞍部85に対向して同一平面に第1の鞍部85に向け
られた第2の鞍部86が、連結棒3と結合されたアーム87
に配置されている。
ローラ88はばね弾性的にたわみ可能に選択的に第1の鞍
部85か又は第2の鞍部86に進入可能である。どちらのロ
ーラ88が鞍部に進入するかは連結棒3のその都度の位置
つまり休止位置によって決まる。
ローラ88は、位置固定の軸89を中心にして旋回可能なレ
バー90に回転可能に配置されている。
レバー90はばね負荷されたO位置装置91を有している。
O位置装置91はシーソ体92を有しており、このシーソ体
92は圧縮ばね93によって下から位置固定のストッパ94,9
5及びレバー90の底面96に押し付けられている。レバー9
0の底面96は平らではなく歯状に形成されている。シー
ソ体92は、レバー90の歯97をそれに適合する歯溝98で取
り囲むことによって、レバー90と噛み合っている。
O位置装置91の構造は、レバー90が左右にに向かってば
ね弾性的に偏位できることを保証している。
連結棒3が上口位置に運動させられると、アーム87は位
置87aに移動し、アーム87の鞍部86はこの場合ローラ88
に接触している。
所定の力で鞍部85,86にローラ88を遊びなしに確実に接
触させるために、レバーはその都度ばね93の力に抗して
鉛直線から左又は右に向かって小さな角度だけしか偏位
しないように配置されている。
第13図に示された実施例では、連結棒3は連結ジョイン
ト47とは反対側の端部にローラ99を備えている。このロ
ーラ99は同様に平面9に位置しており、連結棒3と結合
された横材100によって保持されている。
位置固定の軸101を中心にして旋回可能なレバー102は、
連結棒3のローラ99を取り囲む2つのアーム103,104を
有している。アーム103には鞍部105が、かつアーム104
には鞍部106が設けられている。鞍部105は右側から、他
方の鞍部106は左側からローラ99に接触する。
第12図の実施例同様この場合でもレバー102のためのO
位置装置107が設けられている。
O位置装置107はシーソ体108を有しており、このシーソ
体108は圧縮ばね109の作用下で下から位置固定の2つの
ストッパ110,111に接触することができる。さらにシー
ソ体108はレバー102の底面112にも接触可能である。底
面112の一部は、シーソ体108の歯溝114に適合する歯113
を形成している。。
レバー102はばね109の力に抗してしか第13図に示された
O位置から左又は右に向かって運動することができな
い。この運動は、ローラ99が鞍部105か又は鞍部106に接
触する度毎に、制限された程度で行われる。
連結棒3が上口位置に達するやいなや、ローラ99は位置
99aを占める。
第14図に示された実施例は第12図の実施例と以下の点に
おいて異なっている:すなわち第14図の実施例では連結
棒3は連結ジョイント47とは反対側の端部に横材115を
備えていて、この横材115が第1のローラ116を有してい
る。このローラ116もまた平面9に位置している。同一
平面において第1のローラ116に対向して第2のローラ1
17が、連結棒3と結合されたアーム118に配置されてい
る。両側に鞍部119,120を備えかつ位置固定の軸89を中
心にして旋回可能なレバー121は、ばね弾性的にたわみ
可能に選択的に一方のローラ又は他のローラに接触可能
である。この場合レバー121がどちらのローラに接触す
るかは連結棒3のその都度の位置によって決定される。
レバー121には既に第12図で説明したO位置装置91が設
けられている。繰返しを避けるために、ここではO位置
装置91についての詳しい説明は省く。
レバー121の底面96はレバー90の底面とまったく同じに
構成されており、レバー121の歯97もレバー90の歯をま
ったく同じに構成されている。
本発明はもちろん図示及び記載の実施例に限定されるも
のではない。
係止手段を負荷する力をもたらすために上記実施例では
圧縮ばねが設けられているが、択一的に別のばね例えば
引張りばねを用いることもできる。
さらにまた択一的にニューマチック式の圧縮装置を用い
て、係止手段を保持するための力をもたらすことも可能
である。ニューマチック式の手段を用いると、所望の力
を一定に保つこと並びに係止手段のばね弾性的な偏位を
保証することが同時に特に容易に達成され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はシャフト駆動装置を下口位置において示す概略
図、第2図はシャフト駆動装置を上口位置において示す
概略図、第3図は嵌め込まれた連結くさびを示す正面
図、第4図は連結くさびの背面図、第5図は連結くさび
の縦断面図、第6図は連結状態における連結くさびの正
面図、第7図は連結状態における連結くさびの背面図、
第8図は連結状態における連結くさびの縦断面図、第9
図は第7図のIX−IX線に沿った連結くさびの縦断面図、
第10図、第11図、第12図、第13図及び第14図は連結棒の
ための係止手段の種々異なった実施例を示す図である。 1……シャフト(綜絖)、2……連桿、3……連結棒、
4……偏心板、5……連結くさび、6……駆動軸、7…
…係止溝、8……回転軸線、9……平面、10……切換え
溝、11,12……切換え部材、13,14……切換え棒、15,16
……軸、17,18……滑り軸受、19……制御棒、20……2
腕レバー、21,22……短冊金物、23,24……検出ニード
ル、25……ペーパカード、26……カードシリンダ、27,2
8……連行体、29……圧縮ばね、30……支持、31〜34…
…突子、35,36……圧縮ばね、37,38……支持、39……レ
バー、40,41……ころがり軸受、42……くさび、43……
円板、44,45……係止溝、46……肩、47……連結ジョイ
ント、48……ローラ、49……くさび案内、50……鞍部、
51……軸、52,53……ブラケット、54……回転軸、55,56
……圧縮ばね、57……腕、58,59……ジョイント、60…
…滑り案内、61……係止突起、62……係止爪、63……
軸、64……切欠き、65……圧縮ばね、66……切換え突
子、67,68……側部分、69……突起、70,71……圧縮ば
ね、72……鞍部、73……ローラ、74……レバー、75……
軸、76……圧縮ばね、77……ピン、78……ばね保持体、
79……棒、80,81……ばね受、82……横棒、83……フォ
ーク、84……矢印、85,86……鞍部、87……アーム、88
……ローラ、89……軸、90……レバー、91……O位置装
置、92……シーソ体、93……圧縮ばね、94,95……スト
ッパ、96……底面、97……歯、98……歯溝、99……ロー
ラ、100……横材、101……軸、102……レバー、103,104
……アーム、105,106……鞍部、107……O位置装置、10
8……シーソ体、109……圧縮ばね、110,111……ストッ
パ、112……底面、113……歯、114……歯溝、115……横
材、116,117……ローラ、118……アーム、119,120……
鞍部、121……レバー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転式のドビーであって、偏心板(4)
    と、該偏心板を保持しかつシャフト(1)の連桿(2)
    との結合のための連結ジョイント(47)を備えた連結棒
    (3)から成る、シャフト運動のための偏心装置と、駆
    動軸(6)との間に切換え可能な連結くさび(5)が設
    けられており、偏心板(4)において半径方向に延びて
    いるくさび案内(49)と、駆動軸(6)において又は該
    駆動軸と結合された円板(43)において直径方向で対向
    して位置している、連結くさび(5)のための2つの係
    止溝(7;44,45)と、駆動軸(6)、偏心板(4)及び
    連結棒(3)の休止位置において連結くさび(5)を切
    り換える、パターンに応じて制御可能な切換え装置とが
    設けられている形式のものにおいて、連結棒(3)をそ
    の両休止位置において固定する係止手段(48,39;72,73;
    85,86,88;99,102;116,117,121)が設けられており、該
    係止手段が連結ジョイント(47)と駆動軸(6)の回転
    軸線(8)と連結くさび(5)とその係止溝(7;44,4
    5)とを休止位置において貫いて延びている平面(9)
    に位置していることを特徴とする回転式のドビー。
  2. 【請求項2】係止手段(48,39;72,73;85,86,88;99,102;
    116,117,121)が互いに噛合い可能な部分から成ってい
    て、そのうちの一方の部分(50;72;85,86;99;116,117)
    が連結棒(3)にかつ他方の部分(39;73;88;102;121)
    が連結棒(3)の外に配置されており、そのうちの少な
    くとも1つの部分(39;73;88;102;121)がばね弾性的に
    たわみ可能に残りの部分(50;72;85;86;99;116,117)に
    接触可能である、特許請求の範囲第1項記載のドビー。
  3. 【請求項3】係止手段がローラ(48,73;88;99;116;11
    7)から成っており、この係止手段に適合する係止手段
    (39;72;85;86;102;121)がローラ(48;73;88;99;116,1
    17)に適合する鞍部(50;72;85,86;105,106;119,120)
    を有している、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    ドビー。
  4. 【請求項4】連結棒(3)が第1の係止手段としてロー
    ラ(48;99;116,117)を有していて、該ローラに、同ロ
    ーラ(48;99;116,117)に適合合する鞍部(50;105,106;
    119,120)を備えたレバー(39;102;121)がばね弾性的
    に接触可能であり、レバー(39;102;121)が位置固定の
    軸(51,101,89)を中心にして旋回可能に配置されてい
    る、特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1
    項記載のドビー。
  5. 【請求項5】レバー(102)が連結棒(3)のローラ(9
    9)を取り囲むアーム(103,104)を有していて、各アー
    ムに鞍部(105,106)が設けられており、一方の鞍部(1
    05)が片側からかつ他方の鞍部(106)が他方の側から
    ローラ(99)に接触可能である、特許請求の範囲第4項
    記載のドビー。
  6. 【請求項6】連結棒(3)が第1の係止手段として鞍部
    (72;85,86)を有していて、該鞍部に、ローラ(73,8
    8)の形の第2の係止手段がばね弾性的にたわみ可能に
    接触可能である、特許請求の範囲第1項から第3項まで
    のいずれか1項記載のドビー。
  7. 【請求項7】連結棒(3)に第1の鞍部(85)が設けら
    れており、この第1の鞍部に対向して該鞍部に向いた第
    2の鞍部(86)が、連結棒(3)と結合されたアーム
    (87)に配置されており、ローラ(88)がばね弾性的に
    たわみ可能に選択的にどちらか一方の鞍部(85,86)に
    進入可能である、特許請求の範囲第1項から第3項まで
    のいずれか1項記載のドビー。
  8. 【請求項8】ローラ(73)が位置固定の軸(75)を中心
    にして旋回可能なレバー(74)に配置されており、レバ
    ー(39,74)が、レバー運動の程度に応じて旋回可能で
    かつこの場合同レバー(39,74)に作用するばね力の方
    向及び力を変化させる少なくとも1つのばね(56,76)
    を備えたばね装置を有している、特許請請求の範囲第6
    項又は第7項記載のドビー。
  9. 【請求項9】連結棒(3)に第1のローラ(116)が設
    けられており、該第1のローラに対向して第2のローラ
    (117)が連結棒(3)と結合されたアーム(118)に配
    置されており、両側に鞍部(119,120)を備えていて位
    置固定の軸(89)を中心に旋回可能なレバー(121)
    が、ばね弾性的にたわみ可能に選択的にどちらか一方の
    ローラ(116,117)に接触可能である、特許請求の範囲
    第1項から第3項までのいずれか1項記載のドビー。
  10. 【請求項10】レバー(102,90,121)がばね負荷された
    O位置装置(107,91)を有しており、該O位置装置がレ
    バー(90,102)の底面(96,112)及び位置固定のストッ
    パ(94,95;110,111)にばね力によって接触可能なシー
    ソ体(92,108)を有しており、該シーソ体が案内を目的
    としてレバー(90,102)を備えた歯(98,114)を有して
    いる、特許請求の範囲第5項、第8項及び第9項のうち
    のいずれか1項記載のドビー。
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