JPH075377Y2 - フリーフローセンサ - Google Patents
フリーフローセンサInfo
- Publication number
- JPH075377Y2 JPH075377Y2 JP5748889U JP5748889U JPH075377Y2 JP H075377 Y2 JPH075377 Y2 JP H075377Y2 JP 5748889 U JP5748889 U JP 5748889U JP 5748889 U JP5748889 U JP 5748889U JP H075377 Y2 JPH075377 Y2 JP H075377Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- free flow
- sound wave
- gate
- flow sensor
- transducer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案、はダム放流設備制御装置のダム諸量演算に於
て、オリフィスフロー(部分開放流)状態とフリーフロ
ー(自由越流)状態を検出するためのセンサに関する。
て、オリフィスフロー(部分開放流)状態とフリーフロ
ー(自由越流)状態を検出するためのセンサに関する。
(従来の技術) 従来、オリフィスフロー状態とフリーフロー状態の検出
に当っては、第3図に示すように水位計21から得たダム
水位と、開度計22から得たゲート開度の値をダム放流設
備制御装置23へ入力し、所定の計算式に基づき演算して
上記の状態を判断すると共に放流量の値を求め、流入量
等の計算を行っていた。
に当っては、第3図に示すように水位計21から得たダム
水位と、開度計22から得たゲート開度の値をダム放流設
備制御装置23へ入力し、所定の計算式に基づき演算して
上記の状態を判断すると共に放流量の値を求め、流入量
等の計算を行っていた。
(考案が解決しようとする課題) しかい乍ら、このような2種の情報による計算のみの方
式では、実際にフリーフロー状態になっているか否かが
確認できず、往々にしてゲートからの放流量が実際の値
と異なり、流入量計算やゲートの制御を行う上で問題が
あった。
式では、実際にフリーフロー状態になっているか否かが
確認できず、往々にしてゲートからの放流量が実際の値
と異なり、流入量計算やゲートの制御を行う上で問題が
あった。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような背景のもとになされたもので、所定
長のトランスデューサ付音波管をゲート本体に取り付
け、ゲート操作時に音波管の開口端からの反射波を受信
して、反射波の位相からオリフィスフロー状態とフリー
フロー状態の識別を可能にしたもので、以下実施例につ
き図面により詳細に説明する。
長のトランスデューサ付音波管をゲート本体に取り付
け、ゲート操作時に音波管の開口端からの反射波を受信
して、反射波の位相からオリフィスフロー状態とフリー
フロー状態の識別を可能にしたもので、以下実施例につ
き図面により詳細に説明する。
(実施例) 第1図はフリーフローセンサの実施例を示す構成図であ
る。11はパルス状の音波を出力し反射音を受信するトラ
ンスデューサ、12はトランスデューサ11から発射したパ
ルス状の音波と反射音を伝送する音波管であり、所定の
長さ(例えば1.4m)を有し他端は開口とされる。13はト
ランスデューサ11から受信信号を入力して送受間の位相
差を検出するフリーフロー検出装置であり、検出信号は
放流量計算部へ出力される。
る。11はパルス状の音波を出力し反射音を受信するトラ
ンスデューサ、12はトランスデューサ11から発射したパ
ルス状の音波と反射音を伝送する音波管であり、所定の
長さ(例えば1.4m)を有し他端は開口とされる。13はト
ランスデューサ11から受信信号を入力して送受間の位相
差を検出するフリーフロー検出装置であり、検出信号は
放流量計算部へ出力される。
トランスデューサ11及び音波管12は、ゲート扉体に取り
付けられ、フリーフロー検出装置13によりオリフィスフ
ロー状態とフリーフロー状態を反射信号より検出する。
音波管12の下端は、ゲート下端と同一レベルに設置さ
れ、オリフィスフロー時は、音波管12の下端が水面下に
没し、フリーフロー時は水面上で開放状態となる。音波
管先端開放状態の反射信号は、音波管先端が水面により
閉鎖された状態に比べ、位相が180°ずれたものとな
る。
付けられ、フリーフロー検出装置13によりオリフィスフ
ロー状態とフリーフロー状態を反射信号より検出する。
音波管12の下端は、ゲート下端と同一レベルに設置さ
れ、オリフィスフロー時は、音波管12の下端が水面下に
没し、フリーフロー時は水面上で開放状態となる。音波
管先端開放状態の反射信号は、音波管先端が水面により
閉鎖された状態に比べ、位相が180°ずれたものとな
る。
フリーフロー検出装置13では、この位相の差からオリフ
ィスフロー状態とフリーフロー状態を検出し、検出信号
を放流量計算部へ出力する。
ィスフロー状態とフリーフロー状態を検出し、検出信号
を放流量計算部へ出力する。
第2図は本考案のフリーフローセンサを用いたフリーフ
ロー検出方式の構成図である。
ロー検出方式の構成図である。
ダム放流設備制御装置23には前記の放流量計算部が設け
てあり、水位計21のダム水位の値、開度計22のゲート開
度の値を放流量計算部に入れると共に、フリーフローセ
ンサ24の検出信号を入力して演算し、越流状態の判定を
行いゲート放流量を求め、かつゲート等の制御信号を発
生する。
てあり、水位計21のダム水位の値、開度計22のゲート開
度の値を放流量計算部に入れると共に、フリーフローセ
ンサ24の検出信号を入力して演算し、越流状態の判定を
行いゲート放流量を求め、かつゲート等の制御信号を発
生する。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のフリーフローセンサを使
用して、ダム放流設備制御装置のダム諸量演算を行った
場合、計算のみで越流状態を判定する方式とは異なり、
実際の越流状態を検出してゲート放流量を求めるため、
より正確な放流量の把握が可能となり、ダム諸量演算値
の総合的な精度の向上が図れるという利点がある。
用して、ダム放流設備制御装置のダム諸量演算を行った
場合、計算のみで越流状態を判定する方式とは異なり、
実際の越流状態を検出してゲート放流量を求めるため、
より正確な放流量の把握が可能となり、ダム諸量演算値
の総合的な精度の向上が図れるという利点がある。
第1図は本考案の実施例を示すフリーフローセンサの構
成図、第2図は第1図のフリーフローセンサを用いたフ
リーフロー検出方式の構成図、第3図は従来のフリーフ
ロー検出方式の構成図である。 11……トランスデューサ、12……音波管、13……フリー
フロー検出装置、24……フリーフローセンサ。
成図、第2図は第1図のフリーフローセンサを用いたフ
リーフロー検出方式の構成図、第3図は従来のフリーフ
ロー検出方式の構成図である。 11……トランスデューサ、12……音波管、13……フリー
フロー検出装置、24……フリーフローセンサ。
Claims (1)
- 【請求項1】パルス状音波の送受を行うトランスデュー
サを一端に設け、他端を開口端としてその区間音波を伝
達する音波管と、前記トランスデューサにより受信した
音波の位相を検出するフリーフロー検出装置とから成
り、前記音波管をダム堰のゲート本体に取り付け、ゲー
ト操作時に於て開口端からの反射音を受信してオリフィ
スフロー状態かフリーフロー状態かの検出を行うことを
特徴とするフリーフローセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5748889U JPH075377Y2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | フリーフローセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5748889U JPH075377Y2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | フリーフローセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02148422U JPH02148422U (ja) | 1990-12-17 |
JPH075377Y2 true JPH075377Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31582240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5748889U Expired - Lifetime JPH075377Y2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | フリーフローセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075377Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-18 JP JP5748889U patent/JPH075377Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02148422U (ja) | 1990-12-17 |
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