JPH0753737Y2 - 噴射用液体撹拌貯蔵タンク - Google Patents

噴射用液体撹拌貯蔵タンク

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JPH0753737Y2
JPH0753737Y2 JP1988111100U JP11110088U JPH0753737Y2 JP H0753737 Y2 JPH0753737 Y2 JP H0753737Y2 JP 1988111100 U JP1988111100 U JP 1988111100U JP 11110088 U JP11110088 U JP 11110088U JP H0753737 Y2 JPH0753737 Y2 JP H0753737Y2
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一夫 吉田
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、トラック車体に積載のタンク本体内に特殊構
造の攪拌装置を配設して各種液状体を有効、適切に攪拌
可能として、セメント、塗料、防水剤、農芸用の防虫・
殺虫・消毒剤等を能率的に散布しうべくなした噴射用液
体攪拌貯蔵タンクに関するものである。
[従来の技術] 従来、一般的にはセメント、塗料、防水剤その他の薬剤
の散布は、配合した各薬剤の液を圧搾ポンプにより圧力
をかけて噴射しているが、この方法は作業能率が良くな
い。
よって、先に本願考案者が実用新案登録第1220480号
(実願昭49−107880号)で提案したトラック車体上に積
載したタンク本体内へ、中央軸を自動車エンジンにより
回転するようになし、この軸上にはタンク本体の内壁面
に触れて回転するように先端面にゴム板を付設した攪拌
枠を装備しておき、タンク本体上部にはモルタル、防水
剤、その他の薬剤を注入するマンホールを付設し、ま
た、圧搾空気管を二分し、その一部はタンクの上部の受
口に、他の一部は下部にてセメントその他の薬剤を噴出
する吐出口にてこれと合流させて噴出するようになした
噴射用液体攪拌貯蔵タンクがある。
さらに、実願昭46−16572号で提案した二節以上を有す
るように切断した芝茎と肥料、土壌改良剤及び養生剤と
多量の水との混合物を投入して攪拌する内壁を硬質合成
樹脂層にて被覆したタンク本体内に、その中央部より下
方の位置にて軸に支持され約15度の角度にひねった攪拌
羽根を独立モータによりタンク本体底面にすれすれに回
転するように設置し、タンク本体の上部には芝茎を投入
するマンホールと空気圧縮機よりの圧縮空気を圧入する
エアパイプに連結する受口とを付設し、タンク本体の下
部には芝茎を水と共に吐出する排水口を設置し、これに
先端のノズルを取り付けた芝茎を噴出用ホースを付設し
てなる切断芝茎の噴射用液体攪拌貯蔵タンク等が有る。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来の噴射用液体攪拌貯蔵タンクにあっては、車体
上に空気圧縮機を設置しているが、空気圧縮機への雨水
の吸引を防いで故障トラブルを避けるために、空気圧縮
機をカバーで覆わなければならず、設備費が嵩むという
問題もある。
そこで本考案は、かかる問題を解消する噴射用液体攪拌
貯蔵タンクの提供を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 請求項1の噴射用液体攪拌貯蔵タンクは、被攪拌材料を
投入のマンホールを設けたタンク本体をトラック車体上
へ積載し、このタンク本体内に回転可能な中央軸に、前
記タンク本体の内壁面に近接して回転する攪拌体を取付
け、前記タンク本体の底部に内容物を噴射する噴射パイ
プを付設し、車体上に設置したコンプレッサの吐出側に
接続の圧縮空気供給管を前記タンク本体の上部に連結
し、一方、前記コンプレッサの吸入側に接続の吸気管の
他端をトラック車体の運転席の下方に配設したものであ
る。
請求項2は、請求項1の載の噴射用液体攪拌貯蔵タンク
であって、コンプレッサで圧縮された空気を噴射パイプ
に導入するものである。
請求項3は、請求項1又は2の噴射用液体攪拌貯蔵タン
クであって、トラック車体上に給水ポンプを設置し、こ
の給水ポンプから水を供給する給水管をタンク本体に連
結したものである。
[作用] 請求項1の噴射用液体攪拌貯蔵タンクは、マンホールか
らコンクリート等の被攪拌材料や水を注入した後、回転
により中央軸、攪拌部材を回転せしめタンク本体内のコ
ンクリート及び水を攪拌し、つぎに、コンプレッサによ
りタンク本体内に圧縮空気を送って、この圧縮空気によ
り加圧された攪拌内容物を噴射パイプより噴射し、崖な
どに吹き付けて補強するものである。又、コンプレッサ
の吸気管の他端を運転席の下方に配設したので、運転席
で覆われることにより雨水の吸引を回避でき、このた
め、コンプレッサをカバーで覆う必要はなくなる。
請求項2は、コンプレッサで圧縮された空気を噴射パイ
プに導入するので、噴射圧力を高めることが可能とな
る。
請求項3は、給水ポンプにより直接タンク本体内に給水
可能となるほか、この給水ポンプや、独立動力、コンプ
レッサ等のタンク本体に関連した機器を同一車体に設置
しているので、作業現場への移動が容易になる。
[実施例] 以下引き続き、本考案噴射用液体攪拌貯蔵タンクの要旨
をさらに明確にするため、図面を利用して一実施例を説
明する。
第1図に示された第一実施例において、吹付車となるト
ラック10の車体11上にタンク本体20が積載され、これの
前方に運転席12が配設されている。
タンク本体20の中心に配設の中央軸22上には任意数の攪
拌部材23が任意間隔で一つ置きに異方向へ突成されてい
て、該攪拌部材23の先端には攪拌体24が被攪拌部材の粘
度に応じて回転方向の角度を任意に変更可能となってい
て、該中央軸22はサブエンジン等独立動力30により回転
させられ、この回転により攪拌体24はタンク本体20の内
壁面21に極接近して回転する。
また、タンク本体20の上部にはモルタル、防水剤、塗
料、肥料、土壌改良剤、養生剤等の被攪拌材料を投入で
きるマンホール25が設けてあり、及びタンク本体20の底
部には、内容物を噴出する噴射パイプ26が付設されてい
る。
そして、タンク本体20に水を供給するために、作業現場
等に設置の給水設備からマンホール25より供給するよう
にしてもよいが、本例では給水ポンプ40が車載されてい
て、この給水ポンプ40の吸入側にホース42が接続される
と共に、吐出側に給水管41がタンク本体20に連結されて
いる。
さらに、タンク本体20内に圧縮空気を送るため、コンプ
レッサ50も車載されていて、このコンプレッサ50の吐出
側50aに接続の圧縮空気供給管51がタンク本体20の上壁
に連結されている。一方、コンプレッサ50の吸入側50b
には吸気管52が接続してあり、この吸気管52の他端は、
雨水の吸引を避けるため、運転席12の下方にまで配設し
ていて、その吸引口52aが上に向けてある。
以上の構成によりなる本考案の作用につき、以下の通り
説明する。
まず、タンク本体20の上部壁に配設のマンホール25より
コンクリートを投入し、次いで、給水ポンプ40より水を
注入し、さらに、コンプレッサ50により圧縮空気を送
る。そして、独立動力30の回転により中央軸22、攪拌部
材23、攪拌体24を回転せしめタンク本体20内のコンクリ
ート及び水を攪拌し、つぎに、噴射ノズルへの噴射パイ
プ26を介し、圧縮空気により加圧されたコンクリートと
水を崖等に吹き付けて補強する。
このように、トラック10の駆動用エンジンとは別に設け
た独立動力30によりタンク本体20内を攪拌しつつ、コン
プレッサ50の圧縮空気によりコンクリート及び水を噴射
する。また、噴射のための装置全体はトラック10に積載
されているので、噴射する場所へ容易に移動可能であ
り、さらに、作業現場へ到着して即作業が可能となる。
さらに攪拌体24の角度を図示しない可変部材または予め
適正角度にしたものを配設して、適切な回転角度で任意
に調節して使用することができるので、タンク本体20内
の流体の粘度に対応して最適の角度とすることができえ
て、よって、独立動力30を小型にでき、また攪拌体24が
内壁面21に極接近して回転可能にできるから、作業後に
おいてタンク本体20の内壁面を良好に清掃できる。
さらに、コンプレッサ50の吸気管52の他端を運転席12の
下方にまで配設したので、運転席12で覆われることによ
り雨水の吸引を回避でき、このため、コンプレッサ50を
カバーで覆う必要はなくなる。
つぎに、第2図に示された第二実施例ではコンプレッサ
50の圧縮空気をエア分配弁52で二分してタンク本体20と
噴射ノズルへの噴射パイプ26とに送ることができて、こ
のようにすると、噴射ノズルへの圧力を高め、噴射力を
大にすることができ、その他の点に関しては第一実施例
と同様である。
なお、前記実施例において被噴射材料についてコンクリ
ート及び水につき述べたが、これに限定されるものでは
なく、用途に応じてモルタル、防水剤、芝茎、肥料、土
壌改良剤、養生剤等を噴射してもよく、また、攪拌部材
をプロペラ状形態に形成してもよい等、本考案は前記し
た本考案の目的、作用及び後記する考案の効果が達成さ
れる範囲内において、それぞれ任意に定められてよく、
これらの変更はいずれも本考案の要旨を何ら変更するも
のでないことは申すまでもない。
[考案の効果] 本考案の請求項1の噴射用液体攪拌貯蔵タンクによれ
ば、コンプレッサの吸気管の他端を運転席の下方に配設
したので、雨水の吸引回避のためのカバーは不要とな
り、設備費を低減できる。
請求項2によれば、コンプレッサで圧縮された空気を噴
射パイプに導入することによって、請求項1の効果に加
えて、噴射圧力を増大することができるので、作業能力
が向上する。
又、請求項3によれば、給水ポンプを車体上に設置した
ので、請求項1又が2の効果に加えて、作業現場毎に給
水設備を準備する必要はなくなるし、又、この給水ポン
プや独立動力、コンプレッサ等のタンク本体に関連した
機器が同一車体に車載されているから現場への移動が容
易であるので、極めて作業しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案噴射用液体攪拌貯蔵タンクの一実施例を示
したもので、第1図は第一実施例を一部を破断して要部
を示す正面図、第2図は他の配管状態を示す回路図であ
る。 10……トラック、11……車体 12……運転席、20……タンク本体 21……内壁面、22……中央軸 23……攪拌部材、24……攪拌体 25……マンホール、26……噴射パイプ 30……独立動力、40……給水ポンプ 41……給水管、50……コンプレッサ 50a……吐出側、50b……吸入側 51……圧縮空気供給管 52……エア分配弁、53……吸気管

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被攪拌材料投入用のマンホールを設けたタ
    ンク本体をトラック車体上へ積載し、このタンク本体内
    に回転可能な中央軸に、前記タンク本体の内壁面に近接
    して回転する攪拌体を取付け、前記タンク本体の底部に
    内容物を噴射する噴射パイプを付設し、車体上に設置し
    たコンプレッサの吐出側に接続の圧縮空気供給管を前記
    タンク本体の上部に連結し、一方、前記コンプレッサの
    吸入側に接続の吸気管の他端をトラック車体の運転席の
    下方に配設したことを特徴とする噴射用液体攪拌貯蔵タ
    ンク。
  2. 【請求項2】前記コンプレッサで圧縮された空気を噴射
    パイプに導入することを特徴とする請求項1の噴射用液
    体攪拌貯蔵タンク。
  3. 【請求項3】トラック車体上に給水ポンプを設置し、こ
    の給水ポンプから水を供給する給水管をタンク本体に連
    結したことを特徴とする請求項1又は2の噴射用液体攪
    拌貯蔵タンク。
JP1988111100U 1988-08-23 1988-08-23 噴射用液体撹拌貯蔵タンク Expired - Lifetime JPH0753737Y2 (ja)

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JPH0232963U JPH0232963U (ja) 1990-03-01
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