JPH0753733Y2 - 除染スプレー - Google Patents
除染スプレーInfo
- Publication number
- JPH0753733Y2 JPH0753733Y2 JP8796190U JP8796190U JPH0753733Y2 JP H0753733 Y2 JPH0753733 Y2 JP H0753733Y2 JP 8796190 U JP8796190 U JP 8796190U JP 8796190 U JP8796190 U JP 8796190U JP H0753733 Y2 JPH0753733 Y2 JP H0753733Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- cylinder
- container
- cap
- decontamination spray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の除染スプレーの縦断面図であり、第2
図は各部品に分解した斜視図である。
図は各部品に分解した斜視図である。
本考案の除染スプレーは、ガス噴射用加圧ボンベ
(1)、ボンベ(1)を収納した容器本体(6)、容器
本体(6)の下部に着脱自在に取付けられた、薬液を入
れるための下部容器(11)、及びボンベの噴射ノズル
(2)と下部容器(11)を連結したチューブ(3)によ
り構成され、ボンベ内のガスを噴射することにより、前
記チューブを通して、前記薬液を吸引噴射させることを
特徴とするものである。
(1)、ボンベ(1)を収納した容器本体(6)、容器
本体(6)の下部に着脱自在に取付けられた、薬液を入
れるための下部容器(11)、及びボンベの噴射ノズル
(2)と下部容器(11)を連結したチューブ(3)によ
り構成され、ボンベ内のガスを噴射することにより、前
記チューブを通して、前記薬液を吸引噴射させることを
特徴とするものである。
薬液は使用に先立って調合されるが、使用前には調合前
の物質(例えば、薬品とそれを溶解する液)をそれぞれ
別々の小びん(13)、(14)に入れておく。容器本体の
底部下面には、前記小びん(13)、(14)のキャップ
(15)、(16)を嵌合固定するため凹部(7)、(8)
を設けることにより、この内容物入り小びん(13)、
(14)を容器本体(6)の下面に固定し、下部容器(1
1)内に収容することができる。この場合、小びんの底
部と下部容器の底部の間に隙間があるときは、下部容器
の底部に、その隙間に相当する高さの凹部(12)を形成
しておくとよい。
の物質(例えば、薬品とそれを溶解する液)をそれぞれ
別々の小びん(13)、(14)に入れておく。容器本体の
底部下面には、前記小びん(13)、(14)のキャップ
(15)、(16)を嵌合固定するため凹部(7)、(8)
を設けることにより、この内容物入り小びん(13)、
(14)を容器本体(6)の下面に固定し、下部容器(1
1)内に収容することができる。この場合、小びんの底
部と下部容器の底部の間に隙間があるときは、下部容器
の底部に、その隙間に相当する高さの凹部(12)を形成
しておくとよい。
次に、第3図にびんのキャップ(15)を容器本体の底部
下面に設けられた凹部(7)に固定した状態を示す。
下面に設けられた凹部(7)に固定した状態を示す。
びんのキャップ(15)、(16)、それを固定するための
凹部(7)、(8)は、例えば次のような材質及び寸法
が選択される。
凹部(7)、(8)は、例えば次のような材質及び寸法
が選択される。
(びんのキャップ) 材質:フェノール樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂
成形材料、硬質で耐衝撃性のすぐれたものが好ましい。
成形材料、硬質で耐衝撃性のすぐれたものが好ましい。
寸法:高さ 5〜20mm、径 10〜20mm (凹部) 材質:ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹
脂、硬質でやや可撓性があり、耐衝撃性のすぐれたもの
が好ましい。
脂、硬質でやや可撓性があり、耐衝撃性のすぐれたもの
が好ましい。
寸法:深さ 3〜17mm、径10〜20mm 両者の嵌合については、深さ(d)2〜15mm、びんのキ
ャップの外径(a)と凹部の内径(b)の差(a−b)
は0.05〜0.3mmであるが、びんのキャップ(15)は、若
干の先細りの勾配を有し、凹部に嵌合される部分のうち
下部(15a)において凹部内径より上記の値だけ大きく
するのが好ましい。
ャップの外径(a)と凹部の内径(b)の差(a−b)
は0.05〜0.3mmであるが、びんのキャップ(15)は、若
干の先細りの勾配を有し、凹部に嵌合される部分のうち
下部(15a)において凹部内径より上記の値だけ大きく
するのが好ましい。
容器本体の底部には小さな穴(9)が設けられている。
この穴は、通常は栓(10)にて封鎖されており、ガス噴
射による薬液噴射を行う時のみ栓を抜いて、下部容器
(11)内が減圧になるのを防止する。
この穴は、通常は栓(10)にて封鎖されており、ガス噴
射による薬液噴射を行う時のみ栓を抜いて、下部容器
(11)内が減圧になるのを防止する。
ボンベのノズル(2)に取付けられたチューブ(3)は
容器本体(6)の底部を貫通し、その他端は、下部容器
(11)の底面近くに達しており、スクリーン付ホルタン
(4)が取付けられている。容器本体底部をチューブが
貫通する部分とチューブ外側とは密封されている。
容器本体(6)の底部を貫通し、その他端は、下部容器
(11)の底面近くに達しており、スクリーン付ホルタン
(4)が取付けられている。容器本体底部をチューブが
貫通する部分とチューブ外側とは密封されている。
容器本体(6)の上部にはボンベのノズル(2)や噴射
ボタン(5)などの保護のためにキャップ(17)が取付
けられている。
ボタン(5)などの保護のためにキャップ(17)が取付
けられている。
本考案の除梁スプレーの使用方法を説明する。
不使用時には、ボンベ(1)を収納した容器本体(6)
の底部下面の凹部(7)、(8)に、キャップをした内
容物入り小びん(13)、(14)が固定され、この状態で
容器本体(6)に下部容器(11)が取付けられ、容器本
体上部にはキャップ(17)が取付けられている。容器本
体底部の穴(9)は通常栓(10)で封鎖されている。
の底部下面の凹部(7)、(8)に、キャップをした内
容物入り小びん(13)、(14)が固定され、この状態で
容器本体(6)に下部容器(11)が取付けられ、容器本
体上部にはキャップ(17)が取付けられている。容器本
体底部の穴(9)は通常栓(10)で封鎖されている。
本考案の除染スプレーはこのように組み立てられた状態
でバック等に入れられて持ち運びされ、汚染時の使用に
備えられる。
でバック等に入れられて持ち運びされ、汚染時の使用に
備えられる。
汚染が発生し、本考案の除染スプレーを使用する際に
は、容器本体(6)から下部容器(11)を取りはずし、
小びん(13)、(14)のキャップ(15)、(16)を容器
本体下部の凹部(7)、(8)に固定したまま、小びん
本体を取りはずし、その内容物を下部容器(11)に入
れ、再び下部容器を容器本体(6)に取り付ける。次い
でスプレーを軽く振り薬液を調合する。
は、容器本体(6)から下部容器(11)を取りはずし、
小びん(13)、(14)のキャップ(15)、(16)を容器
本体下部の凹部(7)、(8)に固定したまま、小びん
本体を取りはずし、その内容物を下部容器(11)に入
れ、再び下部容器を容器本体(6)に取り付ける。次い
でスプレーを軽く振り薬液を調合する。
容器本体(6)のキャップ(17)を取りはずし、栓(1
0)をぬいてボンベ(1)のボタン(5)を押すことに
よりボンベ内のガスを噴射すると、チューブ(3)内が
減圧となり、下部容器(11)内の薬液がガスと共に噴射
される。
0)をぬいてボンベ(1)のボタン(5)を押すことに
よりボンベ内のガスを噴射すると、チューブ(3)内が
減圧となり、下部容器(11)内の薬液がガスと共に噴射
される。
本考案の除染スプレーは、使用の際薬液調合が容易にで
き、噴射は片手で容器本体を握りながらできるような大
きさとする。即ち、全体の大きさは高さ150〜200mm、径
40〜60mm程度とするのが好ましい。
き、噴射は片手で容器本体を握りながらできるような大
きさとする。即ち、全体の大きさは高さ150〜200mm、径
40〜60mm程度とするのが好ましい。
容器本体、下部容器など、ボンベ以外の主要な部品は、
軽量化のため、耐薬品性、衝撃強度等のすぐれたプラス
チックが好ましい。
軽量化のため、耐薬品性、衝撃強度等のすぐれたプラス
チックが好ましい。
《発明の効果》 本考案の除染スプレーは、このような構造をとることに
より、バック等に入れて持ち運びができ、汚染発生時に
は、前記の一連の動作が簡単に完了する。
より、バック等に入れて持ち運びができ、汚染発生時に
は、前記の一連の動作が簡単に完了する。
除染スプレーは、汚染発生時に短時間で処置する必要が
あり、種々の材料を持ちながらの作業することになるの
で、本考案により実際的に確実な使用が可能となった。
あり、種々の材料を持ちながらの作業することになるの
で、本考案により実際的に確実な使用が可能となった。
第1図は、本考案の除染スプレーの縦断面図であり、第
2図は各部品に分解した斜視図である。 第3図はびんを固定した凹部の拡大縦断面図である。
2図は各部品に分解した斜視図である。 第3図はびんを固定した凹部の拡大縦断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】ガス噴射用ボンベ、該ボンベを収納した容
器本体、該容器本体の下部に着脱自在に取付けられた、
薬液を入れる下部容器、及びボンベの噴射ノズルと下部
容器とを連結したチューブにより構成される除染スプレ
ーにおいて、 薬液を調合する前の各成分を入れた小びんと、該小びん
をそのキャップにおいて固定するため容器本体の底部下
面に設けられた凹部を有し、該凹部は前記キャップに対
し2〜15mmの深さに嵌合し、その内径はキャップ外径よ
り0.05〜0.3mm小さいことを特徴とする除染スプレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8796190U JPH0753733Y2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 除染スプレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8796190U JPH0753733Y2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 除染スプレー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0445559U JPH0445559U (ja) | 1992-04-17 |
JPH0753733Y2 true JPH0753733Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=31820790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8796190U Expired - Fee Related JPH0753733Y2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 除染スプレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0753733Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-24 JP JP8796190U patent/JPH0753733Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0445559U (ja) | 1992-04-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |