JPH0753203B2 - 圧搾濾過方法 - Google Patents

圧搾濾過方法

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JPH0753203B2
JPH0753203B2 JP62194733A JP19473387A JPH0753203B2 JP H0753203 B2 JPH0753203 B2 JP H0753203B2 JP 62194733 A JP62194733 A JP 62194733A JP 19473387 A JP19473387 A JP 19473387A JP H0753203 B2 JPH0753203 B2 JP H0753203B2
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【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、圧搾濾過方法の改良に関するものである。
【従来技術とその解決課題】
従来、圧搾濾過機は、第8図に示す如く、離合可能なケ
ーシング分割片92,92…の接合により内部に圧搾室93,93
…を形成したケーシング91と、周縁部寄り94a,94aがケ
ーシング分割片92,92で挟持された濾布94,94(94,94)
…と、濾布94とケーシング分割片92との間に配置された
ゴム袋95,95…とを備えたものがある。ゴム袋95は、2
枚のゴム板を重ね合わせると共に、重合部の周縁部を接
着シールして形成したもので、適所に空気給排管96が接
合されている。 この様に構成された従来の圧搾濾過機は、濾布94,94で
囲繞された各圧搾室93内に被濾過材供給路97から被濾過
材Aが圧送されると、被濾過材A中の液体成分が濾布94
で濾過され、濾液排出路98から外部へ濾液aを排出す
る。各圧搾室93内に所定含液率の被濾過材Aを充満した
圧搾濾過機は、被濾過材Aの供給を停止した後に、各ゴ
ム袋95に供給された高圧空気で被濾過材Aを圧搾濾過す
る。
【発明が解決しようとする課題】
従来の圧搾濾過機の脱液能力は、ゴム袋95における接着
シール部又は空気給排管96の接合部の耐圧強度に依存す
るところが大であった。この理由から、ゴム袋95に供給
される空気は、高圧でも精々15kg/cm2程度が限界であ
り、被濾過材Aの含液率を極度に低い状態まで圧搾濾過
することが不可能であった。 更に、もしゴム袋95による高圧加圧が可能となったとし
ても、濾液排出路98に面する濾布94の織目が高圧加圧で
開いて目崩れを生じるため、被濾過材A中の固形成分が
液体成分と共に外部に排出されることになり、被濾過材
Aの含液率を極度に低い状態まで圧搾濾過することが不
可能であった。 そのため、従来は、得られた濾液を製品とする場合に
は、濾液の回収率が低く、逆に濾液を排出した残部を製
品とする場合には、後工程における乾燥工程等の負担が
大きくなる等の問題点があった。
【発明の目的】
本発明は、上記問題点に鑑み、従来の圧搾濾過圧より飛
躍的に昇圧させた超高圧の圧搾濾過が可能な圧搾濾過方
法(以下、「本発明方法」という)の提供を目的とす
る。
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨は、可撓性の押圧板の周縁部を水密状に保
持した一方のケーシング分割片と濾液案内面に濾液排出
路の終端口を開口した他方のケーシング分割片との間
に、濾過材を介在させて両ケーシング分割片を接合して
剛体とすることにより、濾過材の周縁部寄りを両ケーシ
ング分割片で挟持し、次に、押圧板と濾過材との間に形
成された圧搾室へ被濾過材を加圧供給することにより、
濾過材で濾過された濾過液を上記濾液排出路を通じて外
部に排出して初期濾過を行い、続けて、前記濾過で含液
率の低下した被濾過材が圧搾室に充満したならば被濾過
材の加圧供給を停止すると共に濾液排出路を閉じた後
に、一方のケーシング分割片の加圧液体案内面と押圧板
との間に供給した加圧液体で押圧板を膨張させて圧搾室
の被濾過材を加圧し、被濾過材中の液体成分を両ケーシ
ング分割片で挟持した濾過材の周縁部寄りで濾過して外
部に排出して圧搾濾過を行い、最後に、加圧液体案内面
と押圧板との間から加圧液体を排出すると共に両ケーシ
ング分割片を分離することにより低含液率のケークを得
ることを特徴とする圧搾濾過方法である。
【作 用】
初期濾過中に圧搾室へ加圧供給された被濾過材は、圧搾
室に面する濾過材の平面的広がりのある部分で、従来同
様に濾過される。 圧搾濾過中は、一方のケーシング分割片に可撓性の押圧
板の周縁部と水密状に保持ししてあるため、一方のケー
シング分割片の加圧液体案内面と押圧板との間に高圧の
加圧液体を供給することが可能となり、高圧の圧搾濾過
ができる。圧搾濾過中に濾過領域となる濾過材の周縁部
寄りは、剛体の両ケーシング分割片で挟持してあるた
め、高圧を受けても変形することはなく、目崩れがない
状態で液体成分のみを濾過する機能を発揮する。
【実施例】
以下、本発明方法を、その実施例を示す図面に基づいて
説明すると次の通りである。 (第1実施例) 第1図乃至第4図は、本発明方法の第1実施例を示すも
のである。本実施例に用いる濾過装置1は、第1図及び
第2図に示す如く、離合可能な上方のケーシング分割片
3及び下方のケーシング分割片2よりなり、内部に圧搾
室5を形成した剛体のケーシング4と、周縁部寄り12a
が両方のケーシング分割片2,3で挟持されると共に外周
縁部12bを圧搾室5の室外に臨ませた濾過材12と、ケー
シング分割片2に周縁部6aが水密状に保持される可撓性
の押圧板6とを備えている。 両方のケーシング分割片2,3を接合する一例としては、
下方のケーシング分割片2の外側に枢支16したボルト17
の複数本を仰起させて、上方のケーシング分割片3の周
縁部に形成された対応する切込み部19に挿入し、各ボル
ト17に螺着したナツト18を緊締して接合する構造があ
る。下方のケーシング分割片2は、凹部2cの側部に横向
きの環状凹溝2a又は下向きの環状凹溝(図示は省略)が
凹設されていると共に、環状凹溝2aより内方側の表面が
加圧流体案内面2bとされ、加圧流体案内面2bの適所に加
圧流体給排口7が開設されている。更に、下方のケーシ
ング分割片2は、凹部2cの周縁部適所に被濾過材供給用
の段部2eが形成されていると共に、段部2eに被濾過材供
給路8の終端口8aが開口されている。被濾過材供給路8
は、その始端口が被濾過材圧送装置(図示は省略)に接
続され、適所に開閉弁9が配置されている。上方のケー
シング分割片3は、圧搾室5と対向する面が平坦面又は
集液用細溝のある濾液案内面3aとされ、濾液案内面3aの
適所に濾液排出路10の始端口10aが開口されている。濾
液排出路10は、適所に開閉弁11が配置されている。接合
されたケーシング4は、圧搾室5の外側に環状排液溝24
が形成されている。環状排液溝24には、シールリング23
が配設されていると共に、第2濾液排出路20の始端口20
aが開口されている。 前記押圧板6は、ネオプレンゴム等の可撓性の素材より
形成され、硬度がJISゴム硬度40〜70度の範囲で選択さ
れる。押圧板6は、下方のケーシング分割片2の環状凹
溝2aに周縁部6aが水密状に保持されていると共に、加圧
流体案内面2bとの対向面が受圧面6bとされている。押圧
板6は、周縁部6aの受圧面6b側に、環状のシールリング
収嵌溝21が凹設されている。シールリング収嵌溝21に
は、第4図に示す如く、ネオプレンゴム等の可撓性素材
より成形された可撓性のシールリング22が、ケーシング
分割片2の環状溝2aを形成する壁面2dに密着するように
収嵌されている。シールリング22は、その硬度がJISゴ
ム硬度40〜70度の範囲で選択される。シールリング22
は、断面O状に限定するものではなく、図示は省略した
が、断面V状又は断面X状等の適宜形状が選択される。
下方のケーシング分割片2の環状凹溝2aの内奥2a−1
は、押圧板6の周縁部6aに形成された内奥部6dをバツク
アツプするように形成されている。押圧板6の押圧面6c
の上には、可撓性の中間押圧板26が押圧板6を保護する
ように必要に応じて載置されている。中間押圧板26は、
上方のケーシング分割片3に形成された段部2eを覆う
(第4図(B)参照)覆蓋金具28が設けられていると共
に、上面に濾布等からなる第2濾過材27が配置されてい
る。なお、中間押圧板26は、第3図(B)に示す如く、
圧搾濾過の際に濾過排出路10の始端口10aを濾過材12を
介して覆蓋する開閉弁機能をもたせることもある。中間
押圧板26又は押圧板6が濾液排出路10の開閉弁機能を有
する場合には、前記開閉弁11を設けなくてよい。 前記濾過材12は、一枚若しくは複数枚の濾布を重ね合せ
た可撓性のもの又は多孔性セラミツク若しくは焼結合金
等よりなる剛体の成形体等が適宜選択される。濾過材12
は、裏面12dと上方のケーシング分割片3の濾過案内面3
aとの間に、排液空間25(第4図(A)参照)を形成し
又は形成することなく配置されると共に、その周縁部12
aが両方のケーシング分割片2,3とで挟持され、環状排液
溝24に外周縁部12bを臨ませてある。 次に、前記濾過機1を用いた本発明方法の実施例を工程
順に説明する。 第1工程(準備工程)において、濾過機1は、第1図に
示す如く、ボルト17,17…に螺着したナツト18,18…を緊
締して、濾過材12の周縁部12aを上下のケーシング分割
片2,3で強圧保持して準備される。 第2工程(初期濾過工程)において、濾過機1は、濾過
液排出路10の開閉弁11及び被濾過材供給路8の開閉弁9
が開かれ、第3図(A)に示す如く、被濾過材供給路8
から圧搾室5にスラリー状の被濾過材Aが適宜圧力で圧
送される。圧搾室5に圧送された被濾過材A中の液体成
分は、濾過材12を通過してい初期濾過された後、他方の
ケーシング3の濾液案内面3aに案内されて濾液排出路10
の始端口10aに導かれ、濾液となって外部に排出され
る。 第3工程(圧搾濾過工程)において、初期濾過で含液率
の低下した被濾過材Aが圧搾室5に充満したならば、開
閉弁9,11(第1図参照)が閉じられ、被濾過材供給路8
及び排出路10が閉塞される。同図(B)に示す如く、押
圧具6の受圧面6bと一方のケーシング分割片2の加圧液
体案内面2bとの間に、加圧流体給排口7から加圧流体13
(例えば、油,グリセリン,ほう酸水,空気等)が供給
されると、押圧板6は、圧搾室5に向かって押圧面6cを
移動させつつ膨張し高圧の圧搾濾過を開始する。加圧流
体13が高圧(例えば、70〜2,000kg/cm2)に達すると、
押圧板6のシールリング収納溝21内に収嵌されたシール
リング22は、第4図(B)に示す如く、押圧板6の周縁
部6aの圧縮変形に伴い、シールリング収嵌溝21内から下
部22aが若干膨出する。シールリング22は、加圧流体13
の押圧力を受けて圧縮変形し、ケーシング分割片2の壁
面2dに膨出部22aを押圧すると共に、シールリング収嵌
溝21を形成する内側面21bを押圧する。シールリング22
は、この両押圧により、水密性を維持する。押圧板6に
おけるシールリング収嵌溝21より内奥部6dは、可撓性の
ため、シールリング22で押圧されて圧縮変形する。この
圧縮変形は、ケーシング分割片2の環状凹溝2aの内奥部
2a−1でバツクアツプされるため、押圧板6の内奥部6d
の表面6d−1とケシーング分割片2の壁面2dとを密着さ
せる。シールリング22の膨出部22aは、ケーシング分割
片2の壁面2d及びシールリング収納溝21を形成する側面
21bで安定保持されるため、何ら破損することはない。
加圧流体13で押圧された押圧板6は、中間押圧板26を介
して押圧面6cで被濾過材Aを圧搾する。被濾過材Aの残
存液体成分は、濾過材12の濾過材層12c内を外周縁部12b
に向かって浸透し、濾過材12の外周縁部12bから圧搾室
5の外部に形成された環状排液溝24に排出される。 第4工程(ケーク排出工程)において、所定の圧搾時間
が経過すると、加圧流体13は、加圧流体排出口7(第1
図参照)から排出される。加圧流体の排出が終了する
と、第3図(C)に示す如く、両方のケーシング分割片
2,3が分離され、圧搾室5内から超低含液率のケーク14
を得る。 なお、シールリング22は、シールリング収嵌溝21内にお
いて全体が前述の如く水密状に安定保持されるため、破
損につながる無理な剪断力を受けることがなく、圧搾操
作を繰返しても疲労破壊することがない。本発明者によ
る確認試験によれば、押圧板6の押圧面6cが3500mmφ
で、加圧流体13の圧力が2,000kg/cm2の場合、104回の圧
搾濾過を行うことができた。 (第2実施例) 第5図は、本発明方法の第2実施例に用いる濾過機の押
圧板6に第2のシール機構32を付加したものを示すもの
である。なお、本実施例の濾過機における第2のシール
構造32を除く他の構成は、前記第1実施例の濾過機1の
構成と同一であり、圧搾濾過方法における工程も前記第
1実施例の第1工程乃至第4工程と実質的に同一であ
る。 第2のシール構造32は、圧搾室5内に圧送される被濾過
材Aが高圧力の場合に、環状凹溝2aの内部に被濾過剤A
が漏洩しないようにするためのものである。第2のシー
ル構造32は、押圧板6の押圧面6c側に環状のシールリン
グ収納溝33が凹設され、シールリング収納溝33に可撓性
のシールリング34が収嵌され、シールリング34の上端部
34aが環状凹溝2aを形成する壁面2fに密着され、押圧板
6の周縁部6aに形成された段部6eがケーシング分割片2
の環状凹溝2aの段部2a−2でバツクアツプされたもので
ある。 (第3実施例) 第6図(A)(B)及び第7図は、本発明方法の第3実
施例を示すものである。本実施例に用いる濾過装置41
は、第6図(A)(B)に示す如く、上方の支持盤42及
び下方の保持盤43を複数本の支柱44,44…で接続した剛
体の本体フレーム45と、支柱44,44…で囲繞された内側
空間に配置された離合可能なケーシング54と、ケーシン
グ54の上方に接合配置された接合板46と、接合板46に出
力端47aを接合した油圧シリンダ等よりなる昇降手段47
と、保持盤43に凹設されたシリンダ48内に挿嵌されたケ
ーシング離合用ピストン49とから構成されている。ケー
シング54は、第7図に示す如く、上方のケーシング分割
片3と、中間のケーシング分割片51,51…と、下方のケ
ーシング分割片2とよりなり、接合状態において内部に
複数の圧搾室5,5…を形成したものである。中間のケー
シング分割片51は、恰もケーシング分割片2とケーシン
グ分割片3とを一体に形成したものであつて、正面側に
押圧板6が配置されると共に、下面側に濾過液案内面51
aが形成されている。なお、図中の符号において前記第
1図乃至第4図に示すものと同一のものは、同一構成部
分である。 各ケーシング分割片2,3,51,52…の外側面の前後には、
第6図に示す如く、逆Y型の連結具55,逆T型の連結具5
6又は複合型の連結具57が取付けられている。連結具55,
57,57…,56は、各連結部に穿設された挿通孔55a,56a,75
a,57bに、ソレノイド等からなる連結操作手段58の突出
した連結ピン58aを挿入することにより連結される。 次に、前記濾過機41を用いた本発明方法の実施例を工程
順に説明する。 第1工程において、第6図(A)に示す如く、下方のシ
リンダー48に加圧流体59を供給してピストン49を上昇さ
せることにより、ケーシング分割片2,51,51…,3を接合
する。 第2工程において、第7図に示す如く、接合されたケシ
ーング54は、前記第1実施例と同様に、各圧搾室5内に
各被濾過材供給路8から供給された被濾過材A(第3図
(A)参照)を初期濾過する。 第3工程において、各圧搾室5内に所定含液率の被濾過
材Aが充満したならば、各押圧板6と加圧流体案内面51
b(2b)との間に各加圧流体給排口7から加圧流体13
(第3図(B)参照)を供給して高圧の圧搾濾過を開始
する。 第4工程において、所定時間の圧搾濾過が終了したなら
ば、加圧流体を加圧流体給排口7から排出した後、ピス
トン49を降下させる。次に、昇降手段47(第6図参照)
操作してケーシング54をピストン49上に降下させる。続
けて、最下位置の連結操作手段58を操作して最下位置の
ケーシング分割片2と下から第2番目の中間ケーシング
分割片51との連結状態を解除した後、第6図(B)に示
す如く、昇降手段47を操作して下から第2番目以上のケ
ーシング分割片51,51…,3を上昇させ、最下位置のケシ
ーング分割片2を分離し、最下位置の圧搾室5内から超
低含液率のケーク14(第3図(C)参照)を排出する。
昇降手段47及び連結操作手段58,58…の順次操作によ
り、下から順番に圧搾室5,5…内のケーク14を排出す
る。
【発明の効果】
以上詳述の如く、本発明方法は、一方のケーシング分割
片に可撓性の押圧板の周縁部を水密状に保持するため、
加圧液体案内面と押圧板との間に高圧の加圧液体を供給
することができ、更に圧搾濾過中に濾過領域となる濾過
材の周縁部寄りを剛体の両ケーシング分割片で挟持して
いるため、濾過領域を変形することなく目崩れのない状
態で濾過できる。その結果、本発明方法は、圧搾力を飛
躍的に昇圧させた超高圧の圧搾濾過ができる優れた効果
を有する。本発明者の確認試験によれば、押圧板の押圧
面が350mmφのとき、加圧流体である加圧水の圧力を2,0
00kg/cm2まで昇圧して圧搾濾過できた。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例を示すものであ
つて、第1図は濾過機の正面図、第2図は第1図のII−
II線で断面した平面断面図、第3図(A)は初期濾過中
の状態を示す正面断面図、第3図(B)は圧搾濾過中の
状態を示す正面断面図、第3図(C)はケークを取出す
直前の状態を示す正面断面図、第4図(A)は初期濾過
状態における押圧板のシール構造を拡大して示す要部断
面図、第4図(B)は圧搾濾過状態における押圧板のシ
ール構造を拡大して示す要部断面図、第5図は本発明の
第2実施例に用いる濾過機の押圧位置のシール構造を拡
大して示す要部断面図、第6図(A)(B)は本発明方
法の第3実施例に用いる濾過機を半截して示すものであ
つて、同図(A)は濾過中の状態を示す正面図、同図
(B)は最下位置のケーシング分割片を分離した状態を
示す正面図、第7図は第3実施例における接合状態のケ
シーングを中間省略して断面した正面断面図、第8図は
従来の圧搾濾過機の要部を示す正面断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性の押圧板の周縁部を水密状に保持し
    た一方のケーシング分割片と濾液案内面に濾液排出路の
    終端口を開口した他方のケーシング分割片との間に、濾
    過材を介在させて両ケーシング分割片を接合して剛体と
    することにより、濾過材の周縁部寄りを両ケーシング分
    割片で挟持し、次に、押圧板と濾過材との間に形成され
    た圧搾室へ被濾過材を加圧供給することにより、濾過材
    で濾過された濾過液を上記濾液排出路を通じて外部に排
    出して初期濾過を行い、続けて、前記濾過で含液率の低
    下した被濾過材が圧搾室に充満したならば被濾過材の加
    圧供給を停止すると共に濾液排出路を閉じた後に、一方
    のケーシング分割片の加圧液体案内面と押圧板との間に
    供給した加圧液体で押圧板を膨張させて圧搾室の被濾過
    材を加圧し、被濾過材中の液体成分を両ケーシング分割
    片で挟持した濾過材の周縁部寄りで濾過して外部に排出
    して圧搾濾過を行い、最後に、加圧液体案内面と押圧板
    との間から加圧液体を排出すると共に両ケーシング分割
    片を分離することにより低含液率のケークを得ることを
    特徴とする圧搾濾過方法。
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