JPH0753189Y2 - 診断機能を有する音響機器 - Google Patents

診断機能を有する音響機器

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JPH0753189Y2
JPH0753189Y2 JP1990046222U JP4622290U JPH0753189Y2 JP H0753189 Y2 JPH0753189 Y2 JP H0753189Y2 JP 1990046222 U JP1990046222 U JP 1990046222U JP 4622290 U JP4622290 U JP 4622290U JP H0753189 Y2 JPH0753189 Y2 JP H0753189Y2
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JP
Japan
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mode
microcomputer
switch
diagnostic
diagnosis
Prior art date
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JP1990046222U
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JPH03124390U (ja
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利弘 和栗
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は診断機能を有する音響機器に関するものであ
る。
(ロ)従来の技術 コンパクトディスクプレーヤ・ラジオ付カセットテープ
レコーダ(以下CDラジカセ)においては、コンパクトデ
ィスク演奏用メカニズム及びテープ演奏用メカニズムを
有している。この様な機器を製造する場合、各メカニズ
ム単体の動作チェックを行った後に、これらを機器キャ
ビネットに取り付け、機器が完成したら再度動作チェッ
クを行うのが普通である。
(ハ)考案が解決しようとする過大 そして機器の完成後に再度動作チェックを行った時、何
らかの動作の異常があれば機器を分解して再度各メカニ
ズムの動作チェックをする必要があった。これは各メカ
ニズムのどの部分に異常が発生しているかが分からない
からである。
然し乍ら、この方法では機器を分解するといった手間を
必要とし、大量生産においては作業工数の増加等の不都
合を招いていた。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上記問題点に鑑み成されたものであり、記録
媒体を再生する再生装置と、該再生装置を制御するマイ
コンと、表示装置とを備えた音響機器において、正常な
動作が行われたか否かを前記表示装置によって表示する
診断モードおよび該診断モードに切換えるモード切換手
段とを備えることによって前記課題を解決する。
(ホ)作用 上記の如く構成したので、モード切換手段によって機器
を診断モードに切換えた状態で、記録媒体を再生する再
生装置が正常に動作するか否かを表示装置によって表示
する。
(ヘ)実施例 以下、図面を参照しつつ本考案の実施例について説明す
る。
第1図及至第4図は本考案の第1の実施例を示してお
り、第1図は診断機能を有する音響機器(CDラジカセ)
の構成を示すブロック図である。図において(1)はコ
ンパクトディスクプレーヤ部、(2)はカセットテープ
レコーダ部、(3)はラジオ部である。(4)は前記コ
ンパクトディスクプレーヤ部(1)、カセットテープレ
コーダ部(2)、ラジオ部(3)をコントロールするマ
イコン、(5)は液晶表示板で構成されるディスプレイ
部である。該ディスプレイ部(5)は前記コンパクトデ
ィスクプレーヤ部(1)がコンパクトディスクを再生す
る時にトラックナンバー(曲番)や演奏時間を表示する
ためのものであり、例えば第2図(a)に示すように、
一般に知られる7セグメントの素子からなる表示体(5
a)、(5b)を備えたものである。ここで表示体(5a)
はトラックナンバー表示用、表示体(5b)は演奏時間表
示用である。
本実施例においては、コンパクトディスクを再生する時
にトラックナンバー(曲番)や演奏時間を表示するため
の前記ディスプレイ部(5)を利用して診断結果の表示
を行うものである。
次に前記カセットテープレコーダ部(2)において
(6)はカセットメカニズム(図示せず)を再生状態に
移行するための第1プランジャ、(7)は前記第1プラ
ンジャ(6)のドライバ、(8)はFF(カセットテープ
の早送り)/REW(カセットテープの巻戻し)状態にカセ
ットメカニズムを移行するための第2プランジャ、
(9)は前記第2プランジャ(8)のドライバ、(10)
はカセットメカニズム駆動用のモータ、(11)は前記モ
ータ(10)のドライバである。
次に(12)〜(17)は前記カセットメカニズムに動作指
示を行うためのスイッチであり、(12)はPLAY(再生)
スイッチ、(13)はFF(早送り)スイッチ、(14)はRE
W(巻戻し)スイッチ、(15)はREC(録音)スイッツ
チ、(16)はカセットテープの有無検出スイッチ、(1
7)はSTOP(停止)スイッチである。
(18)は診断モード端子であり、該端子を接地すること
によって前記マイコン(4)は診断処理を行うものであ
る。前記診断モード端子(18)及び該端子を接地するス
イッチ(19)とでモード切換手段を構成している。
尚、スイッチ(19)の代わりにジャンパー線を用いても
よい。
続いて第3図及び第4図に示すフローチャートを参照し
ながら診断モードにおける動作について説明する。
診断モードへの切換え 先ず最初に診断モード端子(18)をスイッチ(19)によ
って接地する。これによりマイコン(4)は診断処理モ
ードに移行する(ステップ1)。そして作業者によって
カセットテープが装着されると前記有無検出スイッチ
(16)がONとなる(ステップ2)。
再生の診断 作業者が再生スイッチ(12)を操作すると(ステップ
3)、正常であればPLAYスイッチ(12)がONとなると共
に第1プランジャ(6)がONとなって再生モードになる
が、もしマイコン(4)が第1プランジャ(6)のONを
検出できなかった場合には、再生エラーと判断する(ス
テップ4)と共に前記ディスプレイ部(5)に“no1"と
表示する[第2図(b)参照](ステップ5)。
そして作業者がSTOPスイッチ(17)を押すと再生の診断
が終了する(ステップ6)。
早送りの診断 作業者がFFスイッチ(13)を操作すると(ステップ
7)、正常であればFFスイッチ(13)がONとなると共に
第2プランジャ(8)がONとなって早送りモードになる
が、もしマイコン(4)が第2プランジャ(8)のONを
検出できなかった場合には、早送りエラーと判断する
(ステップ8)と共に前記ディスプレイ部(5)に“no
2"と表示する(ステップ9)。
そして作業者がSTOPスイッチ(17)を押すと早送りの診
断が終了する(ステップ10)。
巻戻しの診断 作業者がREWスイッチ(14)を操作すると(ステップ1
1)、正常であればREWスイッチ(14)がONとなると共に
第2プランジャ(8)がONとなって巻戻しモードになる
が、もしマイコン(4)が第2プランジャ(8)のONを
検出できなかった場合には、巻戻しエラーと判断する
(ステップ12)と共に前記ディスプレイ部(5)に“no
3"と表示する(ステップ13)。
そして作業者がSTOPスイッチ(17)を押すと早送りの診
断が終了する(ステップ14)。
録音の診断 作業者がRECスイッチ(15)を操作すると(ステップ1
5)、正常であればRECスイッチ(15)がONとなると共に
第1プランジャ(6)がONとなって録音モードになる
が、もしマイコン(4)が第1プランジャ(6)のONを
検出できなかった場合には、録音エラーと判断する(ス
テップ16)と共に前記ディスプレイ部(5)に“no4"と
表示する(ステップ17)。
そして作業者がSTOPスイッチ(17)を押すと早送りの診
断が終了する(ステップ18)。
診断の終了 以上の診断が終了し、そして全ての診断においてエラー
が検出されなかったどうかを判断し(ステップ19)、エ
ラーが無かった場合にはマイコン(4)は異状なしと判
断して前記ディスプレイ部(5)に“good"と表示する
[第2図(c)参照](ステップ20)。
然るに、上記〜の診断のうち一つでもエラーが検出
された場合にはディスプレイ部(5)に“Err"と表示す
る(ステップ21)。
このように診断結果によって、異常個所が容易にチエッ
クできるので、異常個所の発見及び修理・調整が簡単で
ある。
上記実施例では、診断を手動操作で行ったが、これをマ
イコンによって自動的に行ってもよい。
以下に自動診断の場合の動作について第5図及び第6図
のフローチャートに基づいて説明する。
尚、ハードウェア構成は、第1図に示した第1の実施例
と同様であり、マイコンのソフトウェアが異なるのみな
ので、ここではハードウェア構成の説明は割愛する。
診断モードへの切換え 先ず最初に診断モード端子(18)をスイッチ(19)によ
って接地する。これによりマイコン(4)は自動診断処
理モードに移行する(ステップ1)。そして作業者によ
ってカセットテープが装着されると前記有無検出スイッ
チ(16)がONとなる。該有無検出スイッチ(16)がONと
なることによってマイコン(4)は診断の開始と判断す
る(ステップ2)。
再生の診断 次にマイコン(4)が再生モードに切換えようとモード
切換処理を行い(ステップ3)、正常であれば第1プラ
ンジャ(6)がONとなって再生モードになるが、もしマ
イコン(4)が第1プランジャ(6)のONを検出できな
かった場合には、再生エラーと判断する(ステップ4)
と共に前記ディスプレイ部(5)に“no1"と表示する。
[第2図(b)参照](ステップ5)。
一方、マイコン(4)が第1プランジャ(6)のONを検
出した場合には異常無しと判断し、再生の診断が終了す
る。
早送りの診断 次にマイコン(4)が早送りモードに切換えようとモー
ド切換処理を行い(ステップ6)、正常であれば第2プ
ランジャ(8)がONとなって早送りモードになるが、も
しマイコン(4)が第2プランジャ(8)のONを検出で
きなかった場合には、早送りエラーと判断する(ステッ
プ7)と共に前記ディスプレイ部(5)に“no2"と表示
する(ステップ8)。
一方、マイコン(4)が第2プランジャ(8)のONを検
出した場合には異常無しと判断し、早送りの診断が終了
する。
巻戻しの診断 次にマイコン(4)が巻戻しモードに切換えようとモー
ド切換処理を行い(ステップ9)、正常であれば第2プ
ランジャ(8)がONとなって巻戻しモードになるが、も
しマイコン(4)が第2プランジャ(8)のONを検出で
きなかった場合には、巻戻しエラーと判断する(ステッ
プ10)と共に前記ディスプレイ部(5)に“no3"と表示
する(ステップ11)。
一方、マイコン(4)が第2プランジャ(8)のONを検
出した場合には異常無しと判断し、巻戻しの診断が終了
する。
録音の診断 次にマイコン(4)が録音モードに切換えようとモード
切換処理を行い(ステップ12)、正常であれば第1プラ
ンジャ(6)がONとなって録音モードになるが、もしマ
イコン(4)が第1プランジャ(6)のONを検出できな
かった場合には、録音エラーと判断する(ステップ13)
と共に前記ディスプレイ部(5)に“no4"と表示する
(ステップ14)。
一方、マイコン(4)が第1プランジャ(6)のONを検
出した場合には異常無しと判断し、巻戻しの診断が終了
する。
診断の終了 以上の診断が終了し、そして全ての診断においてエラー
が検出されなかったかどうかを判断し(ステップ15)、
エラーが無かった場合にはマイコン(4)は異状なしと
判断して前記ディスプレイ部(5)に“good"と表示す
る[第2図(c)参照](ステップ16)。
然るに、上記〜の診断のうち一つでもエラーが検出
された場合にはディスプレイ部(5)に“Err"と表示す
る(ステップ17)。
尚、上記各実施例においてはカセットテープレコーダ部
(2)の診断についてのみ説明したが、コンパクトディ
スクプレーヤ部(1)についても同様に診断が可能であ
ることは言うまでもない。
また、第2図(d)はディスプレイ部の他の実施例を示
している。同図に示すディスプレイ部においては、時間
表示用の表示体(5b)とミュージックカレンダ(5c)を
利用した場合であり、診断の結果、異常と判断されたも
のを第2図(d)の如くミュージックカレンダ(5c)に
点灯表示するとともに時間表示用の表示体(5b)に“Er
r"と表示するように構成したもので、複数個所のエラー
を一度に表示できるので便利である。
さらに診断結果の表示方法は上記の実施例に限定される
ものではなく、その他のディスプレイ部(例えばラジオ
の同調周波数表示部など)を利用してもよい。
(ト)考案の効果 以上の如く本考案に依れば、記録媒体を再生する再生装
置と、該再生装置を制御するマイコンと、表示装置とを
備えた音響機器において、正常な動作が行われたか否か
を前記表示装置によって表示する診断モードおよび該診
断モードに切換えるモード切換手段とを備えたので、再
生装置の異常個所が表示手段によって容易に確認するこ
とが出来ると共に該異常個所の修理・調整が短時間に行
えるので、実用上極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図及至第4図は本考案の第1の実施例を示し、第1
図は音響機器の構成を示すブロック図、第2図は音響機
器における表示装置を示す図、第3図及び第4図は診断
モード時における診断処理を示すフローチャートであ
る。 第5図及至第6図は本考案の第2の実施例を示し、診断
モード時における自動診断処理を示すフローチャートで
ある。 (2)……カセットテープレコーダ部(再生装置)、
(4)……マイコン、(5)……ディスプレイ部(表示
装置)、(12)……PLAY(再生)スイッチ、(13)……
FF(早送り)スイッチ、(14)……REW(巻戻し)スイ
ッチ、(15)……REC(録音)スイッチ、(18)……診
断モード端子(モード切換手段)、(19)……スイッチ
(モード切換手段)。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体を再生する再生装置と、該再生装
    置を制御するマイコンと、表示装置とを備えた音響機器
    において、正常な動作が行われたか否かを前記表示装置
    によって表示する診断モードおよび該診断モードに切換
    えるモード切換手段とを備えたことを特徴とする診断機
    能を有する音響機器。
  2. 【請求項2】前記音響機器において、再生装置の動作指
    示を行うためのスイッチ手段と、該スイッチ手段の操作
    を前記マイコンにより検出するように構成し、前記モー
    ド切換手段によって診断モードに切換えられた状態で、
    前記スイッチ手段の操作に応じて正常な動作が行われた
    か否かを前記表示装置によって表示することを特徴とす
    る請求項第1項記載の診断機能を有する音響機器。
  3. 【請求項3】前記音響機器において、前記モード切換手
    段によって診断モードに切換えられた状態で、前記再生
    装置の動作モードを前記マイコンにより順次切り換える
    と共に正常な動作が行われたか否かを前記表示装置によ
    って表示することを特徴とする請求項第1項記載の診断
    機能を有する音響機器。
JP1990046222U 1990-02-23 1990-04-26 診断機能を有する音響機器 Expired - Lifetime JPH0753189Y2 (ja)

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JP2-17581 1990-02-23
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JPH03124390U JPH03124390U (ja) 1991-12-17
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9245428B2 (en) 2012-08-02 2016-01-26 Immersion Corporation Systems and methods for haptic remote control gaming

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558666A (en) * 1978-07-04 1980-01-22 Mitsubishi Electric Corp Video signal reproducing device
JPS6079560A (ja) * 1983-10-06 1985-05-07 Tokyo Electric Co Ltd デイスク記録装置
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