JPH0752956B2 - ビデオ・プリンタ - Google Patents
ビデオ・プリンタInfo
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- JPH0752956B2 JPH0752956B2 JP63008628A JP862888A JPH0752956B2 JP H0752956 B2 JPH0752956 B2 JP H0752956B2 JP 63008628 A JP63008628 A JP 63008628A JP 862888 A JP862888 A JP 862888A JP H0752956 B2 JPH0752956 B2 JP H0752956B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- cursor
- still image
- monitor device
- designated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Color Image Communication Systems (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はビデオ・プリンタに係り、更に詳しくはフレ
ームメモリに記憶された1静止画をモニタした際、モニ
タ画面全体の色補正や色修正を行い、静止画の色合いを
所定に変えられるようにしたビデオ・プリンタに関する
ものである。
ームメモリに記憶された1静止画をモニタした際、モニ
タ画面全体の色補正や色修正を行い、静止画の色合いを
所定に変えられるようにしたビデオ・プリンタに関する
ものである。
[発明の技術的背景] 近年、テレビ信号あるいはビデオ信号等を入力して1静
止画をプリントアウトするビデオ・プリンタが各メーカ
から提案されるようになった。しかも、技術の進歩には
著しいものがあって、その得られた静止画は極めて鮮明
に色鮮やかにカラープリントされるようになった。
止画をプリントアウトするビデオ・プリンタが各メーカ
から提案されるようになった。しかも、技術の進歩には
著しいものがあって、その得られた静止画は極めて鮮明
に色鮮やかにカラープリントされるようになった。
このビデオ・プリンタにはビデオ出力端子が備えられ、
そのビデオ出力端子に接続されたモニタ装置にてプリン
トアウトする静止画をモニタすることができるようにな
っている。したがって、プリントアウトする前に、モニ
タ装置にてその静止画を確認した上でプリントアウトす
ることができ、非常に便利なものになっている。
そのビデオ出力端子に接続されたモニタ装置にてプリン
トアウトする静止画をモニタすることができるようにな
っている。したがって、プリントアウトする前に、モニ
タ装置にてその静止画を確認した上でプリントアウトす
ることができ、非常に便利なものになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記ビデオ・プリンタは、最近提案されたこ
ともあって、各メーカはその使用のアプリケーションを
模索している段階であり、モニタやプリントアウトする
静止画の色合いを変えることができるものは現在提案さ
れていないのが実情である。
ともあって、各メーカはその使用のアプリケーションを
模索している段階であり、モニタやプリントアウトする
静止画の色合いを変えることができるものは現在提案さ
れていないのが実情である。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その
目的はフレームメモリに記憶された静止画をモニタ画面
にて色補正や色修正することができるように新たな機能
を付加したビデオ・プリンタを提供することにある。
目的はフレームメモリに記憶された静止画をモニタ画面
にて色補正や色修正することができるように新たな機能
を付加したビデオ・プリンタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明は、フレームメモ
リに記憶された静止画をモニタ装置にてモニタする機能
を備えたビデオ・プリンタにおいて、上記モニタ装置の
画面にカーソルを表示するとともに、同カーソルを所定
位置に移動させるカーソル位置指定手段と、上記モニタ
装置の画面の所定領域に複数の異なった色を所定の時間
間隔で順次表示するとともに、その複数の色の内から1
色を指定し、かつ、その指定された1色を順次微細に変
化させて所望とする色を選択するための色指定手段と、
上記カーソル位置指定手段にて指定された位置の色と上
記色指定手段にて選択された色との差を算出し、この差
により上記画面全体の色補正や色修正を行なうために上
記フレームメモリのデータを書き替えるコントロール手
段とを備え、上記静止画を所望とする色合いに変えられ
るようにしたことを特徴としている。
リに記憶された静止画をモニタ装置にてモニタする機能
を備えたビデオ・プリンタにおいて、上記モニタ装置の
画面にカーソルを表示するとともに、同カーソルを所定
位置に移動させるカーソル位置指定手段と、上記モニタ
装置の画面の所定領域に複数の異なった色を所定の時間
間隔で順次表示するとともに、その複数の色の内から1
色を指定し、かつ、その指定された1色を順次微細に変
化させて所望とする色を選択するための色指定手段と、
上記カーソル位置指定手段にて指定された位置の色と上
記色指定手段にて選択された色との差を算出し、この差
により上記画面全体の色補正や色修正を行なうために上
記フレームメモリのデータを書き替えるコントロール手
段とを備え、上記静止画を所望とする色合いに変えられ
るようにしたことを特徴としている。
この場合、上記カーソルにて指定された位置の隣接した
領域に、上記複数の異なった色が表示されることが好ま
しい。
領域に、上記複数の異なった色が表示されることが好ま
しい。
[作用] 上記構成において、フレームメモリに記憶された静止画
がモニタ装置に表示されているとき、位置指定手段にて
そのモニタ装置の画面にカーソルが表示され、このカー
ソルがその画面の静止画の所定位置に移動、停止され
る。そして、色指定手段にてその画面に表示されたカー
ソルに隣接した領域に複数の色が1色ずつ表示、指定
し、さらにその指定した色が微細に変化、表示、決定さ
れる。コントロール手段にてその決定された色と上記静
止画のカーソルにて指定された部分と色との差が算出さ
れ、その色差に基づいて上記フレームメモリに記憶され
た静止画のデータが書き換えられる。すなわち、その静
止画の色補正や色修正が行われることになる。
がモニタ装置に表示されているとき、位置指定手段にて
そのモニタ装置の画面にカーソルが表示され、このカー
ソルがその画面の静止画の所定位置に移動、停止され
る。そして、色指定手段にてその画面に表示されたカー
ソルに隣接した領域に複数の色が1色ずつ表示、指定
し、さらにその指定した色が微細に変化、表示、決定さ
れる。コントロール手段にてその決定された色と上記静
止画のカーソルにて指定された部分と色との差が算出さ
れ、その色差に基づいて上記フレームメモリに記憶され
た静止画のデータが書き換えられる。すなわち、その静
止画の色補正や色修正が行われることになる。
[実 施 例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図において、ビデオ入力端子1を介してテレビ信号ある
いはビデオ信号の1静止画分を記憶するため、フレーム
メモリ装置にはそのテレビ信号あるいはビデオ信号をデ
ィジタルデータに変換するA/D変換部2と、このA/D変換
部2にて変換されたディジタルの静止画データを記憶す
るメモリ部3(フレームメモリが主体となっている)等
が設けられている。また、このフレームメモリ装置には
メモリ部3に記憶されたデータ(静止画)をアナログ信
号に変換するD/A変換部4が設けられている。このアナ
ログ信号がビデオ出力端子5を介してモニタ装置6に入
力されると、そのモニタ装置6には上記メモリ部3が記
憶された1静止画がモニタされる。また、メモリ部3に
記憶されたデータがプリンタ部7に入力されると、その
プリンタ部7では上記静止画をプリントアウトするよう
になっている。
いはビデオ信号の1静止画分を記憶するため、フレーム
メモリ装置にはそのテレビ信号あるいはビデオ信号をデ
ィジタルデータに変換するA/D変換部2と、このA/D変換
部2にて変換されたディジタルの静止画データを記憶す
るメモリ部3(フレームメモリが主体となっている)等
が設けられている。また、このフレームメモリ装置には
メモリ部3に記憶されたデータ(静止画)をアナログ信
号に変換するD/A変換部4が設けられている。このアナ
ログ信号がビデオ出力端子5を介してモニタ装置6に入
力されると、そのモニタ装置6には上記メモリ部3が記
憶された1静止画がモニタされる。また、メモリ部3に
記憶されたデータがプリンタ部7に入力されると、その
プリンタ部7では上記静止画をプリントアウトするよう
になっている。
そのため、ビデオ・プリンタには、上記A/D変換部2の
変換制御、メモリ部3の書き込み、読み出し制御、D/A
変換部4の変換制御、プリンタ部7のプリントアウト制
御のためのコントロール部(コントロール手段、CPU:マ
イクロコンピュータ)8が備えられている。また、コン
トロール部8には、メモリ部3に記憶された静止画をモ
ニタ装置6の画面にてモニタしているとき、その画面に
カーソルの表示指示を出すと共に、そのカーソルを任意
に移動して所定位置を指定するための指示を出す位置指
定手段9と、モニタ装置6の画面の所定領域、例えば上
記位置指定手段9にて移動されたカーソルの位置と隣接
した領域で、そのカーソルの周りあるいはカーソルの上
下左右に複数の色を順次(例えば12色、赤、橙、…、赤
紫、白、黒の順に)表示するための指示を出し、この複
数の色のうち1色を指定するための指示を出すと共に、
この指定された1色を微細に順次変化させるための指示
を出し、この微細変化表示された何れかの色を指定する
ための指示を出す色指定手段10とが接続され、それら位
置指定手段9および色指定手段10からの指示信号にてモ
ニタ装置6の画面に上記静止画に重ねてカーソルおよび
上記所定領域にその色を表示するため、メモリ部3に記
憶された静止画データの書き換え等を行う機能が備えら
れている。
変換制御、メモリ部3の書き込み、読み出し制御、D/A
変換部4の変換制御、プリンタ部7のプリントアウト制
御のためのコントロール部(コントロール手段、CPU:マ
イクロコンピュータ)8が備えられている。また、コン
トロール部8には、メモリ部3に記憶された静止画をモ
ニタ装置6の画面にてモニタしているとき、その画面に
カーソルの表示指示を出すと共に、そのカーソルを任意
に移動して所定位置を指定するための指示を出す位置指
定手段9と、モニタ装置6の画面の所定領域、例えば上
記位置指定手段9にて移動されたカーソルの位置と隣接
した領域で、そのカーソルの周りあるいはカーソルの上
下左右に複数の色を順次(例えば12色、赤、橙、…、赤
紫、白、黒の順に)表示するための指示を出し、この複
数の色のうち1色を指定するための指示を出すと共に、
この指定された1色を微細に順次変化させるための指示
を出し、この微細変化表示された何れかの色を指定する
ための指示を出す色指定手段10とが接続され、それら位
置指定手段9および色指定手段10からの指示信号にてモ
ニタ装置6の画面に上記静止画に重ねてカーソルおよび
上記所定領域にその色を表示するため、メモリ部3に記
憶された静止画データの書き換え等を行う機能が備えら
れている。
なお、コントロール部8には、少なくとも上記複数の色
のデータが記憶されたメモリが設けられ、上記位置指定
手段9には例えば従来よく使われるマウスが用いられ、
色指定手段10には、上記異なった色を順次表示、この異
なった色のうち1色を指定するための指示を出すと共
に、この指定された1色を順次微細に変化させ、この微
細に変化された色が所定色となったときに該色を指定す
るための指示を出す色指定キー10aと、この色指定キー
にて指定された色を決定するための指示を出す決定キー
10bが設けられている。
のデータが記憶されたメモリが設けられ、上記位置指定
手段9には例えば従来よく使われるマウスが用いられ、
色指定手段10には、上記異なった色を順次表示、この異
なった色のうち1色を指定するための指示を出すと共
に、この指定された1色を順次微細に変化させ、この微
細に変化された色が所定色となったときに該色を指定す
るための指示を出す色指定キー10aと、この色指定キー
にて指定された色を決定するための指示を出す決定キー
10bが設けられている。
また、ビデオ・プリンターには上記回路の他、従来と同
様の回路が備えられているが、その説明は省略する。
様の回路が備えられているが、その説明は省略する。
次に、上記構成のビデオ・プリンタの動作を第2図およ
び第3図を参照しながら説明する。
び第3図を参照しながら説明する。
まず、従来同様にビデオ・プリンタの記憶操作にて1静
止画分のデータを記憶する場合、例えばビデオ信号がビ
デオ入力端子1より入力されると、そのビデオ信号はA/
D変換部2にてディジタルデータに変換されてメモリ部
3に記憶される。そして、ビデオ・プリンタのプリント
操作にてその静止画をプリントアウトする場合、メモリ
部3からその静止画データが読み出されてプリンタ部7
に転送され、そのプリンタ部7にてその静止画が所定紙
にプリントアウトされる。
止画分のデータを記憶する場合、例えばビデオ信号がビ
デオ入力端子1より入力されると、そのビデオ信号はA/
D変換部2にてディジタルデータに変換されてメモリ部
3に記憶される。そして、ビデオ・プリンタのプリント
操作にてその静止画をプリントアウトする場合、メモリ
部3からその静止画データが読み出されてプリンタ部7
に転送され、そのプリンタ部7にてその静止画が所定紙
にプリントアウトされる。
ここで、ビデオ・プリンタのビデオ出力端子5にモニタ
装置が接続され、そのモニタ装置6にメモリ部3に記憶
された1静止画がモニタされているものとする。そし
て、位置指定手段9にてカーソル表示の指示が出される
と、メモリ部3に記憶された1静止画データが他の領域
に保存されると共に、モニタ装置6にはその静止画に重
なってカーソルが表示される。さらに、位置指定手段9
の操作に応じてそのカーソルが所定に移動され、その静
止位置にてカーソル位置が決定される。
装置が接続され、そのモニタ装置6にメモリ部3に記憶
された1静止画がモニタされているものとする。そし
て、位置指定手段9にてカーソル表示の指示が出される
と、メモリ部3に記憶された1静止画データが他の領域
に保存されると共に、モニタ装置6にはその静止画に重
なってカーソルが表示される。さらに、位置指定手段9
の操作に応じてそのカーソルが所定に移動され、その静
止位置にてカーソル位置が決定される。
続いて、モニタ装置6に表示された静止画の色を補正す
るため、色指定手段10が所定に操作される。
るため、色指定手段10が所定に操作される。
まず、色指定キー10aが操作されると(ステップST1)、
モニタ装置1の画面の所定領域に12色が順次表示される
と共に、その12色(赤、橙、…、赤紫、白、黒、)のう
ちから1色が選択されるサブルーチンプログラム(第3
図に示す)が実行される。すると、モニタ装置6にその
12色を順次表示するための処理がなされる(ステップST
2・1)。
モニタ装置1の画面の所定領域に12色が順次表示される
と共に、その12色(赤、橙、…、赤紫、白、黒、)のう
ちから1色が選択されるサブルーチンプログラム(第3
図に示す)が実行される。すると、モニタ装置6にその
12色を順次表示するための処理がなされる(ステップST
2・1)。
そして、色指定キーが押されていると(ステップST2・
2)、上記所定領域に12色のうちの1色、例えば最初に
赤を表示するため、コントロール部8のメモリに予め記
憶されている赤のデータが読み出される(ステップST2
・3)。その所定領域の位置に該当するメモリ部3のア
ドレスにその赤のデータが書き込まれ、そのメモリ部3
のデータが読み出されてD/A変換部4にてアナログ信号
に変換される(ステップST2・4)。すると、モニタ装
置6の画面には、静止画、その静止画に重ねられたカー
ソルおよび上記赤の表示がなされる。この表示状態は所
定時間なされる(ステップST2・5)。
2)、上記所定領域に12色のうちの1色、例えば最初に
赤を表示するため、コントロール部8のメモリに予め記
憶されている赤のデータが読み出される(ステップST2
・3)。その所定領域の位置に該当するメモリ部3のア
ドレスにその赤のデータが書き込まれ、そのメモリ部3
のデータが読み出されてD/A変換部4にてアナログ信号
に変換される(ステップST2・4)。すると、モニタ装
置6の画面には、静止画、その静止画に重ねられたカー
ソルおよび上記赤の表示がなされる。この表示状態は所
定時間なされる(ステップST2・5)。
さらに、その所定時間経過後に色指定キー10aが押され
ていると(ステップST2・2)、上記所定領域にその赤
の次の色、例えば橙を表示するため、コントロール部8
のメモリに予め記憶されている橙のデータが読み出され
る(ステップST2・3)。上記赤データが書き込まれた
メモリ部3のアドレスにその橙のデータが書き込まれ、
そのメモリ部3のデータが読み出されてD/A変換部4に
てアナログ信号に変換される(ステップST2・4)。す
ると、モニタ装置6の画面には、静止画、その静止画に
重ねられてカーソルおよび上記橙の表示がなされる。こ
の表示状態は所定時間なされる(ステップST2・5)。
ていると(ステップST2・2)、上記所定領域にその赤
の次の色、例えば橙を表示するため、コントロール部8
のメモリに予め記憶されている橙のデータが読み出され
る(ステップST2・3)。上記赤データが書き込まれた
メモリ部3のアドレスにその橙のデータが書き込まれ、
そのメモリ部3のデータが読み出されてD/A変換部4に
てアナログ信号に変換される(ステップST2・4)。す
ると、モニタ装置6の画面には、静止画、その静止画に
重ねられてカーソルおよび上記橙の表示がなされる。こ
の表示状態は所定時間なされる(ステップST2・5)。
このように、色指定キー10aが押されている間、上記
(ステップST2・2からステップST2・5)により上記所
定領域には12色のうち1色が、例えば赤、橙、…、赤
紫、白、黒の順に表示され、それが繰り返される。そし
て、色指定キー10aが押されなくなった時点に、そのモ
ニタ装置6の画面に表示された色が指定され、12色のう
ちの1色を選択するサブル−チンが終了される。
(ステップST2・2からステップST2・5)により上記所
定領域には12色のうち1色が、例えば赤、橙、…、赤
紫、白、黒の順に表示され、それが繰り返される。そし
て、色指定キー10aが押されなくなった時点に、そのモ
ニタ装置6の画面に表示された色が指定され、12色のう
ちの1色を選択するサブル−チンが終了される。
続いて、再び色指定キー10aが押されたか否かの判定が
なされる(ステップST3)。その色指定キー10aが押され
ている場合、上記サブル−チンにて指定された色、例え
ば橙を僅かづつ、長波長側(赤色)あるいは短波長側
(黄色)に変化させるため、その橙のデータが変換さ
れ、上記所定領域の位置に該当するメモリ部3のアドレ
スにその変換されたデータが書き込まれると共に、その
メモリ部3のデータが読み出されてD/A変換部4にてア
ナログ信号に変換される。すると、モニタ装置6の画面
には、静止画、その静止画に重ねられてカーソルおよび
上記橙が微細に変化された色の表示がなされる(ステッ
プST4)。さらに、その色指定キー10aが押されていると
(ステップST3)、その色を橙よりさらに長波長側ある
いは短波長側に変化させるため、その色のデータが変換
され、その色が表示される所定領域の位置に該当するメ
モリ部3のアドレスにその赤のデータが書き込まれると
共に、そのメモリ部3のデータが読み出されてD/A変換
部4にてアナログ信号に変換される。
なされる(ステップST3)。その色指定キー10aが押され
ている場合、上記サブル−チンにて指定された色、例え
ば橙を僅かづつ、長波長側(赤色)あるいは短波長側
(黄色)に変化させるため、その橙のデータが変換さ
れ、上記所定領域の位置に該当するメモリ部3のアドレ
スにその変換されたデータが書き込まれると共に、その
メモリ部3のデータが読み出されてD/A変換部4にてア
ナログ信号に変換される。すると、モニタ装置6の画面
には、静止画、その静止画に重ねられてカーソルおよび
上記橙が微細に変化された色の表示がなされる(ステッ
プST4)。さらに、その色指定キー10aが押されていると
(ステップST3)、その色を橙よりさらに長波長側ある
いは短波長側に変化させるため、その色のデータが変換
され、その色が表示される所定領域の位置に該当するメ
モリ部3のアドレスにその赤のデータが書き込まれると
共に、そのメモリ部3のデータが読み出されてD/A変換
部4にてアナログ信号に変換される。
このように、色指定キー10aが押されている間に、その
橙の長波長側あるいは短波長側に順次微細に変化され
る。ここで、その微細変化された色が希望の色あるいは
上位カーソル位置に対し本来の色となった時点で、色指
定キー10aが押されず、決定キー10bが押されると(ステ
ップST5)、上記カーソル位置の色と上記決定キー10bに
て決定された色との色差のデータが算出される。このと
き、カーソル位置の色は、退避した静止画データより得
ることができる。その色差のデータに基づいて、例えば
色差に対応する波長差分を長波長側あるいは短波長側に
変化させるように、メモリ部3に記憶されている静止画
データ(R,G,B)が書き換えられる。すると、モニタ装
置6の画面全体が色補正や色修正され、新たな色合いの
静止画が表示される(ステップST6)。そして、上記色
指定手段10にて指定された色によっては、ホワイトバラ
ンスの調整が行われたり、その静止画が昼の風景等であ
る場合、全く異なった夕暮の風景に変えたり(夕暮効
果)、静止画をセピヤ調に変えることができる。
橙の長波長側あるいは短波長側に順次微細に変化され
る。ここで、その微細変化された色が希望の色あるいは
上位カーソル位置に対し本来の色となった時点で、色指
定キー10aが押されず、決定キー10bが押されると(ステ
ップST5)、上記カーソル位置の色と上記決定キー10bに
て決定された色との色差のデータが算出される。このと
き、カーソル位置の色は、退避した静止画データより得
ることができる。その色差のデータに基づいて、例えば
色差に対応する波長差分を長波長側あるいは短波長側に
変化させるように、メモリ部3に記憶されている静止画
データ(R,G,B)が書き換えられる。すると、モニタ装
置6の画面全体が色補正や色修正され、新たな色合いの
静止画が表示される(ステップST6)。そして、上記色
指定手段10にて指定された色によっては、ホワイトバラ
ンスの調整が行われたり、その静止画が昼の風景等であ
る場合、全く異なった夕暮の風景に変えたり(夕暮効
果)、静止画をセピヤ調に変えることができる。
一方、ビデオ・プリンタの利用方法の一つにビデオカメ
ラにて写真のネガを撮らえ、その写真をプリントアウト
やモニタすることができる。この場合、その写真のネガ
は全体にオレンジ色をしているため、ビデオカメラにそ
の色をカットして色補正する特殊なフィルタを付ける必
要がある。
ラにて写真のネガを撮らえ、その写真をプリントアウト
やモニタすることができる。この場合、その写真のネガ
は全体にオレンジ色をしているため、ビデオカメラにそ
の色をカットして色補正する特殊なフィルタを付ける必
要がある。
そこで、上記実施例の変形例として、上記A/D変換部2
の出力を排他的論理和をとり、メモリ部3に記憶した写
真のデータに基づいてその写真をモニタ装置6にてモニ
タする。このとき、ビデオカメラ等にて写真のネガを撮
り、そのビデオ信号をビデオ入力端子1より入力させる
と、フレームメモリ装置にはそのネガが反転されたポジ
の写真データが記憶される。そこで、その写真をモニタ
装置6にてモニタし、位置指定手段9および色指定手段
10を所定に操作して、写真の色ズレを上記実施例同様に
て補正することができる。すなわち、ビデオカメラに特
殊なフィルタ等を取付ける必要がない。
の出力を排他的論理和をとり、メモリ部3に記憶した写
真のデータに基づいてその写真をモニタ装置6にてモニ
タする。このとき、ビデオカメラ等にて写真のネガを撮
り、そのビデオ信号をビデオ入力端子1より入力させる
と、フレームメモリ装置にはそのネガが反転されたポジ
の写真データが記憶される。そこで、その写真をモニタ
装置6にてモニタし、位置指定手段9および色指定手段
10を所定に操作して、写真の色ズレを上記実施例同様に
て補正することができる。すなわち、ビデオカメラに特
殊なフィルタ等を取付ける必要がない。
なお、上記位置指定手段9にてモニタ装置6の画面の所
定位置を決定する場合、できるだけ明るい点を指定すれ
ば、色の差がより正確に出すことができる。
定位置を決定する場合、できるだけ明るい点を指定すれ
ば、色の差がより正確に出すことができる。
また、上記色指定手段10にて指定する色の表示領域は、
カーソルと接近している方が好ましいが、例えばモニタ
装置6の画面の最下部、最上部、最右部および最左部等
の何れであってよい。しかも、その表示領域は、視覚的
に判別可能で、メモリ部3に対して微細変化の色が出せ
るだけあれば十分である。さらに、その色指定手段10と
しては、例えばペンスキャナ等にて外部より色のデータ
を入力するようにしてもよい。
カーソルと接近している方が好ましいが、例えばモニタ
装置6の画面の最下部、最上部、最右部および最左部等
の何れであってよい。しかも、その表示領域は、視覚的
に判別可能で、メモリ部3に対して微細変化の色が出せ
るだけあれば十分である。さらに、その色指定手段10と
しては、例えばペンスキャナ等にて外部より色のデータ
を入力するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、モニタ装置の
画面に表示された静止画の所定位置をとり、その位置の
色に対して希望の色あるいはその位置の本来あるべき色
を指定し、その静止画の色合いをその所定位置の色と指
定した色との差に応じて変えるようにしたので、モニタ
画面にて静止画の色補正や色修正を行うことができ、静
止画を本来の色修正したり、さらにホワイトバランスの
調整だけでなく、種々の利用が考えられ、ビデオ・プリ
ンタの利用拡大を図ることができる。しかも、この発明
では、指定する色が最初複数の色のうち1色を選択し、
さらにその1色を微細変化させて、色指定を行うように
したので、色指定をより木目の細かいものにすることが
でき、しかも画面の静止画の色合いをより良いものとす
ることができる。
画面に表示された静止画の所定位置をとり、その位置の
色に対して希望の色あるいはその位置の本来あるべき色
を指定し、その静止画の色合いをその所定位置の色と指
定した色との差に応じて変えるようにしたので、モニタ
画面にて静止画の色補正や色修正を行うことができ、静
止画を本来の色修正したり、さらにホワイトバランスの
調整だけでなく、種々の利用が考えられ、ビデオ・プリ
ンタの利用拡大を図ることができる。しかも、この発明
では、指定する色が最初複数の色のうち1色を選択し、
さらにその1色を微細変化させて、色指定を行うように
したので、色指定をより木目の細かいものにすることが
でき、しかも画面の静止画の色合いをより良いものとす
ることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示すビデオ・プリンタの
該略的ブロック図、第2図および第3図は上記ビデオ・
プリンタの動作を説明するためのフローチャート図であ
る。 図中、1はビデオ入力端子、2はA/D変換部、3はメモ
リ部(フレームメモリが主体となっている)、4はD/A
変換部、5はビデオ出力端子、6はモニタ装置、7はプ
リンタ部、8はコントロール部、9は位置指定手段、10
は色指定手段、10aは色指定キー、10bは色決定キーであ
る。
該略的ブロック図、第2図および第3図は上記ビデオ・
プリンタの動作を説明するためのフローチャート図であ
る。 図中、1はビデオ入力端子、2はA/D変換部、3はメモ
リ部(フレームメモリが主体となっている)、4はD/A
変換部、5はビデオ出力端子、6はモニタ装置、7はプ
リンタ部、8はコントロール部、9は位置指定手段、10
は色指定手段、10aは色指定キー、10bは色決定キーであ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】フレームメモリに記憶された静止画をモニ
タ装置にてモニタする機能を備えたビデオ・プリンタに
おいて、上記モニタ装置の画面にカーソルを表示すると
ともに、同カーソルを所定位置に移動させるカーソル位
置指定手段と、上記モニタ装置の画面の所定領域に複数
の異なった色を所定の時間間隔で順次表示するととも
に、その複数の色の内から1色を指定し、かつ、その指
定された1色を順次微細に変化させて所望とする色を選
択するための色指定手段と、上記カーソル位置指定手段
にて指定された位置の色と上記色指定手段にて選択され
た色との差を算出し、この差により上記画面全体の色補
正や色修正を行なうために上記フレームメモリのデータ
を書き替えるコントロール手段とを備え、上記静止画を
所望とする色合いに変えられるようにしたことを特徴と
するビデオ・プリンタ。 - 【請求項2】上記カーソルにて指定された位置の隣接し
た領域に、上記複数の異なった色が表示されることを特
徴とする請求項1に記載のビデオ・プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63008628A JPH0752956B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | ビデオ・プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63008628A JPH0752956B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | ビデオ・プリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01183990A JPH01183990A (ja) | 1989-07-21 |
JPH0752956B2 true JPH0752956B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=11698216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63008628A Expired - Lifetime JPH0752956B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | ビデオ・プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752956B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5978349A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-07 | Dainippon Printing Co Ltd | ビデオ画像の製版システム |
US4721951A (en) * | 1984-04-27 | 1988-01-26 | Ampex Corporation | Method and apparatus for color selection and production |
-
1988
- 1988-01-19 JP JP63008628A patent/JPH0752956B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01183990A (ja) | 1989-07-21 |
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