JPH075278B2 - エンジンキーオフ時警報装置 - Google Patents

エンジンキーオフ時警報装置

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JPH075278B2
JPH075278B2 JP1329888A JP1329888A JPH075278B2 JP H075278 B2 JPH075278 B2 JP H075278B2 JP 1329888 A JP1329888 A JP 1329888A JP 1329888 A JP1329888 A JP 1329888A JP H075278 B2 JPH075278 B2 JP H075278B2
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sensor
engine key
alarm device
shift lever
parking brake
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JP1329888A
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Inventor
文博 清遠
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株式会社豊田自動織機製作所
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,フォークリフトトラックにおいて,エンジン
キーをオフ(OFF)としたとき,フォーク,シフトレバ
ー又はパーキングブレーキのいずれかが危険な状態のま
まにある場合,その危険を報らせるための警報装置に関
する。
〔従来技術〕
周知のごとくフォークリフトトラック(以下,フォーク
リフトという)においては,荷物を積載するためのフォ
ーク,該フォークを昇降させるためのリフトシリンダ,
フォークリフト自体の前後方向の走行を操作するための
シフトレバー,フォークリフト自体の駐車を安全にする
パーキングブレーキなどが装備されている。
しかして,通常フォークリフトの作業終了時には,上記
フォークは最下位置に降ろし,シフトレバーは中立位置
に,またパーキングブレーキはそのレバーを駐車位置に
それぞれ終了セットする。
また,エンジンキーはオフとしておく。
〔解決すべき課題〕
しかしながら,フォークリフトのオペレーターは,時と
して多忙等のために上記の終了セットを忘れることがあ
る。この場合,次の運転起動時に,オペレーターがエン
ジンキーをオン(ON)とすると,例えばシフトレバーが
作動位置にあるときには突然にフォークリフトが動き出
して危険である。また,前記フォーク,パーキングブレ
ーキが,前記のごとく終了セットされていない場合にも
同様な危険を生ずる。
本発明は,かかる課題に鑑み,フォーク,シフトレバ
ー,パーキングブレーキのいずれかが前記終了セットさ
れていない場合には,エンジンキーオフ時において,事
前に起動時に生ずる危険を警告することができる警報装
置を提供しようとするものである。
〔課題の解決手段〕
本発明は,フォークリフトトラックにおいて,フォーが
下方に位置していることを検出するリフト揚高センサー
と,シフトレバーが中立の位置にあることを検出するシ
フトレバーセンサーと,パーキングブレーキがパーキン
グ位置にあることを検出するパーキングブレーキセンサ
ーと,これら3種の各位置センサーからの信号が少なく
とも1つ入力されていない場合には信号を発信する判定
手段と,エンジンキーがオフであることを検出するエン
ジンキーセンサーと,前記判定手段及びエンジンキーセ
ンサーから共に信号が入力されたとき一定時間警報装置
を作動させる警報装置作動手段と,警報装置とよりなる
ことを特徴とするフォークリフトトラックにおけるエン
ジンキーオフ時警報装置にある。
本発明において,リフト揚高センサーは,フォークが下
方に位置していることを検出して発信するものである。
この下方位置とは,フォークの下面が地面近くにある場
合とすることが好ましい。そして,該センサーは,実施
例に示すごとく,フォークを保持してインナマストによ
って昇降されるリフトブラケットと,車体に固定された
アウタマストとの間に配設することが好ましい。
また,シフトレバーセンサーは,,シフトレバーが中立位
置にあるときに信号を発生するものである。該センサー
は,シフトレバーの下方近傍に設けることが好ましい。
また,パーキングブレーキセンサーは,例えばパーキン
グブレーキを引いて,該パーキングブレーキがパーキン
グ位置,即ち該ブレーキがロックされているときに信号
を発生するものである。該センサーは,パーキングブレ
ーキシャフトの下方近傍に設けることが好ましい。
また,上記3つの位置センサーは,いずれも上記の状態
を検出して,信号を発するものであれば良いが,リミッ
トスイッチ,光スイッチ,近接スイッチ等を用いること
が好ましい。
また,前記の判定手段は,上記3種の位置センサーから
の信号の入力状況を判定し,これらの信号のうちいずれ
か1つでも入力されていないときには,信号を発する装
置である。かかる判定手段としては,NAND論理回路があ
る。また,エンジンキーセンサーは,オペレーターがフ
ォークリフトの使用を終えてそのエンジンキーをオフと
したとき,これを検出して,発信するものである。該セ
ンサーは,前記3種の位置センサーのところで述べたも
のを用いることもできるが,エンジン停止のためにエン
ジンキーを回動したときその回動状態を検出したり,ま
たエンジンキーオフによりフォークリフトの電気系統が
遮断されたことを検出し,発信させるようにすることも
できる。
次に,警報装置作動手段は,前記エンジンキーがオフに
されたことを示すエンジンキーセンサーからの信号と,
前記判定手段からの信号,即ち前記フォーク,シフトレ
バー,パーキングブレーキが終了セットの状態にないこ
とを示す信号とが共に入力されたときにこれを判断し
て,一定時間(例えば10秒間)警報装置を作動させる装
置である。かかる判断手段としては,D型フリップフロッ
プなどがある。また,上記の警報装置を一定時間作動さ
せる手段としては,マイクロコンピュータなどがある。
また,警報装置としてはブザー,光点滅,音声等があ
る。
〔作用及び効果〕
本発明においては,エンジンキーをオフしたとき,フォ
ークが前記下方位置,シフトレバーが中立位置,パーキ
ングブレーキがパーキング位置にあるとき,つまりこの
3種が全て終了セットの状態にあれば良いが,少なくと
もいずれか1つが終了セットの状態にないときには,警
報装置が一定時間作動する。そして,上記の異常状態
は,前記各センサーからの信号によって前記判定手段に
よって判定する。
したがって,本発明によれば,オペレーターが,フォー
ク,シフトレバー,パーキングブレーキの少なくともい
ずれか1つが終了セット状態にない場合において,エン
ジンキーをオフとしたときには,前記警報装置によって
それに気付くことができる。そして,これによりオペレ
ーターは,上記3種の位置を終了セット状態に修正する
こととなる。そのため,起動時におけるフォークリフト
の異常な危険動作を未然に防止することができる。
また,前記の3種の位置を検出するセンサーとしてリミ
ットスイッチ又は光スイッチを用いる場合には,装置が
簡単であると共に検出が確実である。
〔実施例〕
本発明の実施例にかかる,エンジンキーオフ時警報装置
につき,第1図ないし第5図を用いて説明する。
本例装置の全体は,第1図に示すごとく,エンジンキー
センサーとしてのキースイッチ1と,リフト揚高センサ
ー用のリミットスイッチ5,シフトレバーセンサー用の光
スイッチ7と,パーキングブレーキセンサー用のリミッ
トスイッチ8と,判定手段としてのNAND論理回路31と,
警報装置作動手段としてのD型フリップフロップ(負論
理)32及びコントローラ33と,警報装置としての音声ス
ピーカ35とからなる。また,コントローラ33とスピーカ
35との間には増幅器34を接続する。なお,符号30はバッ
テリーである。
上記3種の位置センサーとしてのリミットスイッチ5,8
及び光スイッチ7は,NAND回路31の入力側に接続され,
該NAND回路の出力側はD型フリップフロップ32に接続す
る。また,該D型フリップフロップ32の出力側はコント
ローラ33,増幅器34を介してスピーカ35に接続する。ま
た,コントローラ33はD型フリップフロップ32のリセッ
トRに接続する。キースイッチ1は,それ自体がエンジ
ンキーセンサーとしての役目を果たし,クロックパルス
入力用として上記D型フリップフロップに接続する。前
記3種の位置センサー及びキースイッチの他端はバッテ
リー30に接続する。
上記において,リフト揚高センサーとしてのリミットス
イッチ5は,第3図及び4図に示すごとく,フォークリ
フトのアウタマスト61にその本体を固定し,先端のロー
ラ接触子51を,リフトブラケット63に設けたドッグ64と
接触するよう突出させてある。つまり,リフトブラケッ
トに設けたフォーク65の下面が,地面に接触する位置ま
で下降したとき,上記接触子51がドッグ64に押され,リ
ミットスイッチ5がオンとなるよう配設されている。な
お,同図の符号62はインナマスト,66はフォークリフト
の車輪である。
次に,シフトレバーセンサーとしての光スイッチ7は,
第5図に示すごとく,光源71と光源素子72とからなる。
そして,シフトレバー75が中立(ニュートラル)位置に
あるときには,該シフトレバー75によって上記光源71か
ら光電素子72への光がさえ切られ,光スイッチ7がオン
となるよう構成してある。なお,同図中,F,N,Rは,車の
前進,停止,後退時のシフトレバーの位置を示す表示で
ある。
次に,パーキングブレーキセンサーとしてのリミットス
イッチ8は,第6図に示すごとく,パーキングブレーキ
用のロッド85の下方において,車体に設けたブラケット
87に固定する。そして,上記ロッド85の下方に設けたド
ッグ86に向けて,リミットスイッチ8のローラ接触子81
を突出させる。該接触子81は,パーキングブレーキのロ
ッド85がブレーキ位置に引かれているとき,そのドッグ
86に押され,該リミットスイッチ8をオンとするよう構
成してある。
本装置は,上記のごとく構成してあるので,次に示す作
用効果を有する。
即ち,まず,フォークリフトの操作終了時において,前
記終了セットが全てなされているときには,上記リミッ
トスイッチ5,8,光スイッチ7は全てオンであるため,NAN
D回路31からはロジック(logic)0の信号がD型フリッ
プフロップ32に入る。そのため,エンジンキーをオフと
してもD型フリップフロップ32は作動しない。
一方,例えば,フォークが上方にあって,シフトレバー
が中立位置,パーキングブレーキがパーキング位置にあ
るときには,リミットスイッチ5はオフ,光スイッチ7
及びリミットスイッチ8はオンの状態にある。そのた
め,NAND回路31には光スイッチ7及びリミットスイッチ
8から信号が入力されるが,リミットスイッチ5からは
入力されない。それ故,NAND回路31からD型フリップフ
ロップ32へは,ロジック1の信号が入っている。このと
き,エンジンキーのキースイッチ1をオフにすると,D型
フリップフロップ32にクロックパルス(ロジック1→
0)が入り,該D型フリップフロップ32に上記NAND回路
より入っていたロジック1の入力が,Qよりロジック1と
して発生される。そのため,コントローラ33が起動さ
れ,音声ROMよりデータを取り,増幅器34を経てスピー
カ35より警告音声(例えば「終了セットが不完全です」
などの合成音声)が発せられる。
この警告音声は,一定時間繰り返し行われる。第2図
は,コントローラ33における警告音声のフローチャート
を示すもので,D型フリップフロップ32より信号が入ると
ステップ401において警告指示有りがYESとなり,ステッ
プ402においてタイマーがスタートし,ステップ403で警
告音声を発するべく発信が行われ,スピーカ35より音声
が発せられる。そして,ステップ404においては,一定
の警告時間(例えば10秒間)が経過しているか否かをチ
ェックし,時間が経過していない場合にはNOとなり,再
びステップ403に戻るリターンループを繰り返す。ま
た,時間が経過しているときにはYESとなり,ステップ4
05に進み,警告指示が解除され,音声が止む。
それ故,オペレーターは,上記音声があったときには,
終了セットの不備を知ることができる。そして,再びフ
ォークリフトに戻り,エンジンキーを入れ,終了セット
を完全状態にすることができる。
なお,上記装置において,フォークリフトを起動する際
に,キースイッチ1をオンとしたとき,ロジック1の信
号がD型フリップフロップ32に入るが,該D型フリップ
フロップ32は負理論であるため,この起動時には作動し
ない。つまり,D型フリップフロップ32はキースイッチ1
をオフにする場合にしか作動しない。そのため,フォー
クリフト操作中に,フォークが上下するなどにより,前
記位置センサーがオフとされても,エンジンキーセンサ
ーとしてのキースイッチ1はオンのままなので,D型フリ
ップフロップ32は作動せず,警告音声は発せられない。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し,第1図は,エンジンキーオ
フ時警報装置の全体構成図,第2図は警告音声発生用の
コントローラにおけるフローチャート,第3図及び第4
図はリフト揚高センサー用リミットスイッチの取付図,
第5図はシフトレバーセンサー用光スイッチの取付図,
第6図はパーキングブレーキセンサー用リミットスイッ
チの取付図である。 1……キースイッチ,32……D型フリップフロップ,5…
…リフト揚高センサー用リミットスイッチ,7……シフト
レバーセンサー用光スイッチ,8……パーキングブレーキ
センサー用リミットスイッチ,

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォークリフトトラックにおいて,フォー
    が下方に位置していることを検出するリフト揚高センサ
    ーと,シフトレバーが中立の位置にあることを検出する
    シフトレバーセンサーと,パーキングブレーキがパーキ
    ング位置にあることを検出するパーキングブレーキセン
    サーと, これら3種の各位置センサーからの信号が少なくとも1
    つ入力されていない場合には信号を発信する判定手段
    と,エンジンキーがオフであることを検出するエンジン
    キーセンサーと,前記判定手段及びエンジンキーセンサ
    ーから共に信号が入力されたとき一定時間警報装置を作
    動させる警報装置作動手段と,警報装置とよりなること
    を特徴とするフォークリフトトラックにおけるエンジン
    キーオフ時警報装置。
  2. 【請求項2】第1請求項に記載の警報装置において,リ
    フト揚高センサー,シフトレバーセンサー,パーキング
    ブレーキセンサーは,リミットスイッチ又は光スイッチ
    であることを特徴とするフォークリフトトラックにおけ
    るエンジンキーオフ時警報装置。
JP1329888A 1988-01-22 1988-01-22 エンジンキーオフ時警報装置 Expired - Lifetime JPH075278B2 (ja)

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