JPH0752750A - シートベルト用巻取装置 - Google Patents

シートベルト用巻取装置

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JPH0752750A
JPH0752750A JP5218007A JP21800793A JPH0752750A JP H0752750 A JPH0752750 A JP H0752750A JP 5218007 A JP5218007 A JP 5218007A JP 21800793 A JP21800793 A JP 21800793A JP H0752750 A JPH0752750 A JP H0752750A
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rope
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートベルトの引き出し量の変化に関係なく
シートベルト引き出し力を設定し、安定したシートの引
き出しを実現する。 【構成】 第2のローププーリ14を回転駆動可能な渦
巻バネ装置16を第2のローププーリ14内に形成され
た中空室21内に収容する。さらに第2のローププーリ
14の表面の少なくとも一部に案内溝18を刻設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシートベルト用巻取装置
に係り、特にシートベルトの引き出し度合いが異なる場
合にもベルト引き出し力がほぼ一定となるようにしたシ
ートベルト用巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等に搭載されているシート
ベルトをバネ駆動式により巻き取るシートベルト用巻取
装置の場合には、シートベルト等の安全ベルトの引き出
し量が増すにつれてバネ張力が増大するという問題があ
った。例えば開始時に張力が2(N)であったシートベ
ルト巻取り力はベルトを完全に引き出した状態では18
(N)まで増大した例もある。巻取り力がこのように増
大する別の原因は巻取り軸上のベルトウェビング巻きの
直径がベルトの引き出し量が増えるにつれて小さくな
り、ベルトにますます大きな力が伝達されてしまうこと
にもある。
【0003】この欠点を除去するために、ベルト巻取り
軸とこの軸の回転によって付勢される渦巻バネとの間に
互いに平行で側方位置となるように配置された2個のロ
ーププーリからなる伝動装置を接続配置したシートベル
ト用巻取装置が考案されている(米国特許第39971
26号明細書)。この装置のローププーリは反対向きに
円錐状に先細になっていて、そのローププーリの表面に
巻き取られたロープによって相対回転しないように互い
に連結されている。このとき渦巻バネに連結されたロー
ププーリの外周面にはらせん状の案内溝が形成され、ベ
ルト巻取り軸に連結された他方のローププーリの外周面
は滑らかな表面を有している。
【0004】ローププーリに形成されたの案内溝によ
り、渦巻バネに連結されたローププーリは任意の回転位
置でローププーリの所定の直径のときにロープがこのロ
ーププーリから延出して、その位置から反対側の溝のな
い他方のローププーリへ確実に延ばされるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の巻取
装置では、滑らかな表面を有するローププーリ上でロー
プがローププーリの軸線方向に滑るおそれがある。この
ため変速比が変化し、更にロープが渦巻バネを有するロ
ーププーリの案内溝から離脱してしまうという危険もあ
る。ところで、このような構成の伝動装置の構造におい
て、渦巻バネに連結されたローププーリの案内溝の傾斜
角度やローププーリの円錐形状の円錐角を適切に設定す
ることによりあらゆる引き出し度合いにおいてシートベ
ルトの引き出し力をほぼ一定にすることが可能である。
そこで、本発明の目的は、シートベルトのあらゆる引き
出し度合いにおいて、変速比が予め定められたできるだ
け一定の値を取れ、案内溝からのロープの離脱およびま
たは滑りの危険を取り除くことができるシートベルト用
巻取装置提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明ではシートベルトが巻回されるベルトリール
が回転軸に対して相対回転しないように同軸的に連結さ
れ、外周面にらせん状の案内溝が刻設された第1のロー
ププーリと、前記案内溝に巻付けられ、その一端が前記
第1のローププーリの所定定着点に定着された帯状体が
掛け渡された前記第1ローププーリに対して回転軸が平
行にかつ側方に離隔して配置された第2のローププーリ
と、この第2のローププーリに相対回転しないよう連結
され、バネ装置によって前記第2のローププーリが前記
帯状体と前記シートベルトの巻取り方向に付勢され、前
記第1のローププーリと第2のローププーリの少なくと
も一方がそれぞれの回転軸の軸線方向に沿って反対方向
に径変化するようなシートベルト用巻取装置において、
前記バネ装置は前記第2のローププーリ内に形成された
中空室内に収容されるとともに、該第2のローププーリ
の表面の少なくとも一部に案内溝が刻設されたことを特
徴とするものである。
【0007】また、前記中空室は前記第2のローププー
リの前面側に向いて開口し、その内部に前記バネ装置が
収容されることが好ましい。さらに、前記中空室は前記
第2のローププーリの側面に所定の直径寸法がとられて
あらかじめ備えられるようにすることが好ましい。加え
て、前記中空室は前記第2のローププーリと同軸的に配
置されるようにすることが好ましい。その他、前記第2
のローププーリはハウジング内の回転軸に回転自在に取
り付けられ、その内部に形成された前記中空室には渦巻
バネからなる前記バネ装置が収容されるようにすること
が好ましい。前記バネ装置はその一端が前記第2のロー
ププーリを支持する回転軸の直径より大きな直径を有
し、前記回転軸を保持するピンに定着されることが好ま
しい。前記第1のローププーリと第2のローププーリと
は反対向きの円錐形状をなすことが好ましい。前記第1
のローププーリと第2のローププーリの母線は反対向き
の曲率が設定され、互いに延長されることが好ましい。
前記第1のローププーリと第2のローププーリの母線は
反対向きの曲率が設定され、非実効範囲で前記帯状体の
引張伸長動作が生じた場合にはシートベルトの引き出し
力は僅かに大きくなるが、引き出し量が大きくなり実効
範囲に入ると前記引き出し力は急激に減少するように設
定することが好ましい。前記ベルトリールを支持する第
1のローププーリの平均直径が渦巻バネが連結された前
記第2のローププーリの平均直径より小さくすることが
好ましい。前記第1のローププーリの大径部の直径が前
記第2のローププーリの小径部の直径とほぼ等しくする
ことが好ましい。前記第2のローププーリに形成された
案内溝の軸線間間隔は等しく、かつ前記第1のローププ
ーリに形成された案内溝の等しい間隔よりも大きく設定
することが好ましい。
【0008】
【作用】この構成に基づいて、ロープが両ローププーリ
上で渦巻状の案内溝内を申し分なく案内されることが保
証される。場合によっては、案内溝内に配置される帯状
体またはその他の可撓性引張り要素を使用してもよい。
案内溝からのロープの離脱は、この案内溝の配置のみな
らず、接線個所で案内溝の傾斜が常に同じであること
と、案内溝の延長線が両ローププーリの両挿入個所で互
いに直線状をなすようにすることによって達成される。
換言すると、両案内溝の巻きの軸方向間隔がそれぞれ異
なっていて、ロープが常に折れ曲がることなく、ロープ
によって互いに連結された両案内溝内に挿入されてい
る。一方のローププーリでは案内溝の巻ができるだけ間
隔を詰めて設けられている。
【0009】
【実施例】次に、添付図面に基づいて本発明によるシー
トベルト用巻取装置について説明する。図1において、
本発明によるシートベルト用巻取装置はベルトリール1
1を有し、このベルトリール11上には、同図にその一
部が示されたシートベルト17を巻取ることができる。
ベルトリール11は回転軸19によってハウジング28
の内部に回転可能に軸支されている。また、ハウジング
28内の回転軸19のベルトリール11と反対側の端部
には円錐状に形成された第1のローププーリ12が固着
されている。この第1のローププーリ12の外周面には
らせん状の案内溝15が刻設されている。この案内溝の
延長形状は図4に明示されている。
【0010】一方、第2のローププーリ14がハウジン
グ28内の一部に固着された回転軸20に回転可能に軸
支されている。この回転軸20は回転軸19に対して平
行にかつ側方位置に所定の離隔をとってハウジング28
内面に固着されている。第2のローププーリ14には図
1に示したように回転軸20と同軸的な円筒形状の中空
室21が形成されている。この中空室21内には渦巻バ
ネ装置16が装着されている。この渦巻バネ装置16は
一端は回転軸20を支えるハウジング固定のピン22に
定着され、他端は第2のローププーリ14の中空室21
の内周位置の一部に定着されている。
【0011】したがって、渦巻バネ装置16によって第
2のローププーリ14の案内溝18に挿入されかつ図4
に示された定着点23に定着されたロープ13を巻取ろ
うとする回転モーメントが第2のローププーリ14に伝
達される。ロープ13は図1と図4とに示したように、
ローププーリ14の最小直径部から第1のローププーリ
12の案内溝15の一部へ延びている。この第1のロー
ププーリ12において、ロープ13は定着点24におい
て第1のローププーリ12の外周面に定着されている。
【0012】図1と図4に示した巻取り状態では、ロー
プ13が第2のローププーリ14上にほぼ完全に巻き取
られ、第1のローププーリ12からほぼ完全に巻戻され
ている。この状態で第1のベルトリール11上のベルト
巻体25は最も厚くなっている。すなわち、第1のベル
トリール11上にベルト長さが最も長く巻き取られ、シ
ートベルト17はその状態で長さが最も短くなってい
る。シートベルト17が図1に矢印で示した巻取り力K
に抗して引き出されると、第1のローププーリ12が所
定回転方向に回転し、ロープ13が第1のローププーリ
12上に徐々に巻き取られる。この場合、ロープ13は
案内溝15に挿入されながら、第1のローププーリ12
上に巻回される。これと同時にロープ13は第2のロー
ププーリ14から徐々に巻戻される。
【0013】本発明によれば、ロープ13が案内溝15
に挿入される個所における両案内溝15,18の傾斜角
度α、すなわち直線状のロープ部分13´が溝内に挿入
される個所における両案内溝15,18に沿った直線状
延長線と、回転軸19,20に対してそれぞれ垂直な平
面26との間の角度が等しく設定されている。さらに定
着点23,24でロープ13の端部が適当な手段で定着
されて、第1のローププーリ12と第2のローププーリ
14の間に拘束されずにまっすぐな状態で掛け渡された
ロープ部分13´が折れ曲がることなく両案内溝15,
18に挿入されるので、第1のローププーリ12の案内
溝15の軸線間間隔Aが一定である場合には、大きな直
径を有する第2のローププーリ14の案内溝18の軸線
間間隔Bは、図4からも明らかなように大径部の方へ向
かって軸方向に増大している。
【0014】第1ローププーリ12のらせん状の案内溝
15の巻きが等しい軸方向距離Aだけずらされているこ
とは、案内面の傾斜角度が大径部から小径部に向かって
αからβへ増大することを意味する。傾斜角度αが一定
になるように、案内溝15を第1のローププーリ12の
外周面に沿って案内することも考えられる。しかし、こ
れは案内溝15の隣接する巻きの軸線間間隔Aが、プー
リ直径が小さくなるにつれて減少することを意味する。
これに相応して第2のローププーリ14の案内溝18の
隣接する巻きの軸線間間隔Bを小さくし、傾斜角度を一
定にすることもできる。図2には反対向きの円錐形状を
なす両第1のローププーリ12,第2のローププーリ1
4の配置状態が概略的に示されている。このとき案内溝
15,18は図示していない。
【0015】図3は二つの実施例において、第1のロー
ププーリ12または第2のローププーリ14に完全に巻
き取られ、あるいは完全に巻戻されたロープ13の両端
位置の状態を示している。図3には一つの実施例におい
て、実線で示したロープ13が交叉して接線方向から隣
の第1のローププーリ12と第2のローププーリ14に
案内されるように示されている。これに対して第1のロ
ーププーリ12から第2のローププーリ14へ交叉しな
いで同じ方向に回転するよう案内されるロープ13の完
全に巻取られた状態または完全に巻戻された状態が一点
鎖線で示されている。このように本発明ではいずれのロ
ープの掛け渡し方法による巻取装置(交叉または同じ方
向の回転)が可能である。
【0016】なお、本実施例では第1のローププーリ1
2の小径部の直径は例えば15mmであるかまたはそれ
より幾分大きく、大径部の直径は30〜35mmに設定
されている。これに対応して第2のローププーリ14の
小径部の直径は30〜35mmに、大径部の直径は10
0〜120mmに設定されている。
【0017】図5は図1に示した実施例の変形例を示し
た変形例である。同図において、一端にベルトリール1
1が固着されハウジング26内に収容された第1のロー
ププーリ12の外周面を構成する面の母線は凸状をな
し、この第1のローププーリ12と隣合って設けられた
第2のローププーリ14の母線が構成する周面は第1の
ローププーリ12の前記凸状の周面と補完するような凹
状面が形成されている。プーリの大きさとしては回転軸
19に嵌着された第1のローププーリ12の直径の方が
小さく設定されている。
【0018】図6は他の変形例として第1のローププー
リ12と第2のローププーリ14の母線が構成する周面
が一点鎖線で輪郭を図示したように小径部から凹状面を
構成し、中間部で変曲して凸状面を形成するようになっ
ている。両方のプーリの周面形状は補完するように対向
している。
【0019】図7〜図9は引き出し力Kとシートベルト
引き出し量Lとの関係を示した特性曲線図である。図7
に示した特性曲線図は図1〜図4に示した実施例による
シートベルト用巻取装置の場合の特性曲線図である。こ
の場合特性曲線36は所定の一定勾配をなす直線を示
し、特性曲線33は引き出し量Lの増加に関わらず引き
出し力Kが一定となることを示している。このとき符号
27で示された領域は非実効境域で実効領域は符号28
で示されている。図8は図5に示した変形例によるシー
トベルト用巻取装置の引き出し力Kと引き出し量Lとの
関係を示した特性曲線図である。特性曲線34は所定の
関数で示されている。図9は図6に示したシートベルト
用巻取装置の特性曲線図である。同図において、同装置
によれば、引き出し力K−引き出し量L関数が曲線35
で設定されるが、同曲線によれば、引き出し当初は引き
出し力は7N程度であるが、引き出し量Lが1000m
mを越えると急激に低下し、4N程度まで減少すること
が分かる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなようにシートベ
ルトの引き出し量に関わらず引き出し力を所定の値に保
持することができ、安定したシートベルトの引き出しを
実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシートベルト用巻取装置を部分的
に切断して示した断面図。
【図2】図1に示されたローププーリがロープによって
相互連結された状態を模式的に示した概略斜視図。
【図3】ローププーリ回転の両最終段階を示すための図
2及び図4の矢印III方向に両ローププーリを見た部分
正面図。
【図4】ローププーリにおける案内溝の異なる軸線間隔
を示すために、ロープを巻き取ったローププーリだけを
示した部分拡大図。
【図5】図1に示したシートベルト用巻取装置の変形例
を示した部分断面図。
【図6】シートベルト用巻取装置の他の変形例を示した
部分断面図。
【図7】図1に示したシートベルト用巻取装置における
引き出し力Kとシートベルト引き出し量Lとの関係を示
した特性曲線図。
【図8】図5に示したシートベルト用巻取装置における
引き出し力Kとシートベルト引き出し量Lとの関係を示
した特性曲線図。
【図9】図6に示したシートベルト用巻取装置における
引き出し力Kとシートベルト引き出し量Lとの関係を示
した特性曲線図。
【符号の説明】
11 ベルトリール 12 第1のローププーリ 13 ロープ 14 第2のローププーリ 15,18 案内溝 16 渦巻バネ装置 21 中空室 23,24 定着点 26,28 ハウジング 29,30 母線面

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートベルトが巻回されるベルトリールが
    回転軸に対して相対回転しないように同軸的に連結さ
    れ、外周面にらせん状の案内溝が刻設された第1のロー
    ププーリと、前記案内溝に巻付けられ、その一端が前記
    第1のローププーリの所定定着点に定着された帯状体が
    掛け渡された前記第1ローププーリに対して回転軸が平
    行にかつ側方に離隔して配置された第2のローププーリ
    と、この第2のローププーリに相対回転しないよう連結
    され、バネ装置によって前記第2のローププーリが前記
    帯状体と前記シートベルトの巻取り方向に付勢され、前
    記第1のローププーリと第2のローププーリの少なくと
    も一方がそれぞれの回転軸の軸線方向に沿って反対方向
    に径変化するようなシートベルト用巻取装置において、 前記バネ装置は前記第2のローププーリ内に形成された
    中空室内に収容されるとともに、該第2のローププーリ
    の表面の少なくとも一部に案内溝が刻設されたことを特
    徴とするシートベルト用巻取装置。
  2. 【請求項2】前記中空室は前記第2のローププーリの前
    面側に向いて開口し、その内部に前記バネ装置が収容さ
    れたことを特徴とする請求項1記載のシートベルト用巻
    取装置。
  3. 【請求項3】前記中空室は前記第2のローププーリの側
    面に所定の直径寸法がとられてあらかじめ備えられたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のシートベ
    ルト用巻取装置。
  4. 【請求項4】前記中空室は前記第2のローププーリと同
    軸的に配置されたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれか一項に記載のシートベルト用巻取装置。
  5. 【請求項5】前記第2のローププーリはハウジング内の
    回転軸に回転自在に取り付けられ、その内部に形成され
    た前記中空室には渦巻バネからなる前記バネ装置が収容
    されことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか
    一項に記載のシートベルト用巻取装置。
  6. 【請求項6】前記バネ装置はその一端が前記第2のロー
    ププーリを支持する回転軸の直径より大きな直径を有
    し、前記回転軸を保持するピンに定着されたことを特徴
    とする請求項5に記載のシートベルト用巻取装置。
  7. 【請求項7】前記第1のローププーリと第2のローププ
    ーリとは反対向きの円錐形状をなしたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のシートベ
    ルト用巻取装置。
  8. 【請求項8】前記第1のローププーリと第2のローププ
    ーリの母線は反対向きの曲率が設定され、互いに延長さ
    れたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか
    一項に記載のシートベルト用巻取装置。
  9. 【請求項9】前記第1のローププーリと第2のローププ
    ーリの母線は反対向きの曲率が設定され、非実効範囲で
    前記帯状体の引張伸長動作が生じた場合にはシートベル
    トの引き出し力は僅かに大きくなるが、引き出し量が大
    きくなり実効範囲に入ると前記引き出し力は急激に減少
    することを特徴とする請求項8記載のシートベルト用巻
    取装置。
  10. 【請求項10】前記ベルトリールを支持する第1のロー
    ププーリの平均直径が渦巻バネが連結された前記第2の
    ローププーリの平均直径より小さいことを特徴とする請
    求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載のシートベル
    ト用巻取装置。
  11. 【請求項11】前記第1のローププーリの大径部の直径
    が前記第2のローププーリの小径部の直径とほぼ等しい
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一
    項に記載のシートベルト用巻取装置。
  12. 【請求項12】前記第2のローププーリに形成された案
    内溝の軸線間間隔は等しく、かつ前記第1のローププー
    リに形成された案内溝の等しい間隔よりも大きく設定さ
    れたことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれ
    か一項に記載のシートベルト用巻取装置。
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JP2017007748A (ja) * 2015-06-16 2017-01-12 株式会社Lixil 巻き取り装置

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