JPH075271A - 時 計 - Google Patents
時 計Info
- Publication number
- JPH075271A JPH075271A JP14233893A JP14233893A JPH075271A JP H075271 A JPH075271 A JP H075271A JP 14233893 A JP14233893 A JP 14233893A JP 14233893 A JP14233893 A JP 14233893A JP H075271 A JPH075271 A JP H075271A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- alarm
- design
- triangular prism
- drive mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Electromechanical Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 文字盤を含む前面の意匠を状況に応じて、あ
るいは好みに応じて切り替えることができる。 【構成】 文字盤または前面における文字盤を囲む部分
を、軸回りに回転自在な複数の三角柱3を平行に並べた
ものとして形成するとともに、各面に異なる意匠が施さ
れたこれら三角柱を120°毎に回転させる駆動機構を
設ける。駆動機構による三角柱の回転によって、文字盤
または前面における文字盤を囲む部分に3種の異なる意
匠を得ることができる。
るいは好みに応じて切り替えることができる。 【構成】 文字盤または前面における文字盤を囲む部分
を、軸回りに回転自在な複数の三角柱3を平行に並べた
ものとして形成するとともに、各面に異なる意匠が施さ
れたこれら三角柱を120°毎に回転させる駆動機構を
設ける。駆動機構による三角柱の回転によって、文字盤
または前面における文字盤を囲む部分に3種の異なる意
匠を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時計に関するものであ
る。
る。
【0002】
【従来の技術】時計における文字盤やこの文字盤を囲ん
でいる前面部分の意匠は、通常、固定されたものとなっ
ている。
でいる前面部分の意匠は、通常、固定されたものとなっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、文字盤を含
む前面の意匠は固定的であり、変化のないものとなって
いる。本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは文字盤を含む前面の意匠を
状況に応じて、あるいは好みに応じて切り替えることが
できる時計を提供するにある。
む前面の意匠は固定的であり、変化のないものとなって
いる。本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは文字盤を含む前面の意匠を
状況に応じて、あるいは好みに応じて切り替えることが
できる時計を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、文字
盤または前面における文字盤を囲む部分を、軸回りに回
転自在な複数の三角柱を平行に並べたものとして形成す
るとともに、各面に異なる意匠が施されたこれら三角柱
を120°毎に回転させる駆動機構を備えていることに
特徴を有している。
盤または前面における文字盤を囲む部分を、軸回りに回
転自在な複数の三角柱を平行に並べたものとして形成す
るとともに、各面に異なる意匠が施されたこれら三角柱
を120°毎に回転させる駆動機構を備えていることに
特徴を有している。
【0005】
【作用】本発明によれば、駆動機構による三角柱の回転
によって、文字盤または前面における文字盤を囲む部分
に3種の異なる意匠が得られるものである。この時、駆
動機構がアラーム機構におけるアラームセットとアラー
ム作動とアラーム解除とによって三角柱を夫々120°
回転させるものとなっておれば、アラーム機構が現在ど
の状態になっているかを三角柱におけるどの面が前面に
あるかで判別することができるものとなる。
によって、文字盤または前面における文字盤を囲む部分
に3種の異なる意匠が得られるものである。この時、駆
動機構がアラーム機構におけるアラームセットとアラー
ム作動とアラーム解除とによって三角柱を夫々120°
回転させるものとなっておれば、アラーム機構が現在ど
の状態になっているかを三角柱におけるどの面が前面に
あるかで判別することができるものとなる。
【0006】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図示例は、アラーム機構を備えた目覚まし時計で
あって、そのケース1の上面にはアラーム一時止め釦4
1、側面にはアラーム設定解除ダイアル42が配されて
いる。そして透明板で覆われた前面部は、その中央部を
除いて、上下に且つ平行に並んでいるとともに軸回りに
回転自在とされた複数本の三角柱3の各一面で形成され
ており、中央部は小型の文字盤20で形成されている。
図中21は時針、22は分針、23は秒針、24は目安
針である。
ると、図示例は、アラーム機構を備えた目覚まし時計で
あって、そのケース1の上面にはアラーム一時止め釦4
1、側面にはアラーム設定解除ダイアル42が配されて
いる。そして透明板で覆われた前面部は、その中央部を
除いて、上下に且つ平行に並んでいるとともに軸回りに
回転自在とされた複数本の三角柱3の各一面で形成され
ており、中央部は小型の文字盤20で形成されている。
図中21は時針、22は分針、23は秒針、24は目安
針である。
【0007】そして上記ケース1内の中央部には、ムー
ブメント2が配設されており、両側には、上記複数本の
三角柱3を回転させるための駆動機構5が納められてい
る。ここにおける駆動機構は、図5に示すように、三角
柱3の端部に固着された歯車55と、隣接する一対の歯
車55,55に噛み合って歯車55,55を連結する複
数個の歯車54と、ある歯車54に噛合する歯車53が
一体となっているゼネバ52と、このゼネバ52に係合
するピンを備えた回転板51と、回転板51をウォーム
等による減速出力で回転させるモータ50とからなるも
ので、回転板51の180°の回転でゼネバ52と各歯
車53,54,55及び三角柱3は120°の回転を行
うとともに、モータ50停止時は、回転板51における
凸円弧部57とゼネバ52における凹円弧部58とによ
って、複数本の三角柱3における一面が平面として並ぶ
状態に位置決め保持されるようになっている。
ブメント2が配設されており、両側には、上記複数本の
三角柱3を回転させるための駆動機構5が納められてい
る。ここにおける駆動機構は、図5に示すように、三角
柱3の端部に固着された歯車55と、隣接する一対の歯
車55,55に噛み合って歯車55,55を連結する複
数個の歯車54と、ある歯車54に噛合する歯車53が
一体となっているゼネバ52と、このゼネバ52に係合
するピンを備えた回転板51と、回転板51をウォーム
等による減速出力で回転させるモータ50とからなるも
ので、回転板51の180°の回転でゼネバ52と各歯
車53,54,55及び三角柱3は120°の回転を行
うとともに、モータ50停止時は、回転板51における
凸円弧部57とゼネバ52における凹円弧部58とによ
って、複数本の三角柱3における一面が平面として並ぶ
状態に位置決め保持されるようになっている。
【0008】ここにおいて、これら三角柱3の各三面の
うちの一面には、図1に示すように、通常の時計の文字
盤と同じような時刻表示の昼用の文字盤意匠を、他の一
面にはたとえば星や月のマークを30°間隔の時刻表示
位置に配した夜用の文字盤意匠を、残る一面にはたとえ
ば太陽の光条を模した線が30°間隔の時刻表示位置に
くるようにした朝用の文字盤意匠を設けてある。各面が
文字盤としての機能をもつ意匠となっているために、中
央の小型の文字盤20は、実際上、目安針24を回転さ
せることによるアラーム合わせ用として機能する。な
お、上記意匠はあくまで一例であり、文字盤としての機
能を持たないような意匠であってもよいのはもちろんで
ある。
うちの一面には、図1に示すように、通常の時計の文字
盤と同じような時刻表示の昼用の文字盤意匠を、他の一
面にはたとえば星や月のマークを30°間隔の時刻表示
位置に配した夜用の文字盤意匠を、残る一面にはたとえ
ば太陽の光条を模した線が30°間隔の時刻表示位置に
くるようにした朝用の文字盤意匠を設けてある。各面が
文字盤としての機能をもつ意匠となっているために、中
央の小型の文字盤20は、実際上、目安針24を回転さ
せることによるアラーム合わせ用として機能する。な
お、上記意匠はあくまで一例であり、文字盤としての機
能を持たないような意匠であってもよいのはもちろんで
ある。
【0009】また、前記駆動機構5におけるモータ50
は、ここではアラーム機構におけるアラームセットがさ
れた時、つまりアラーム設定解除ダイアル42によるア
ラームセットがなされた時と、目安針24で設定される
時刻になった時のアラーム作動時と、アラーム設定解除
ダイアル42によるアラーム解除がなされた時に、夫々
180°の回転、つまりは三角柱3を120°回転させ
ることになる回転を行う。なお、モータ50を回転させ
るためのアラーム設定解除ダイアル42のオンオフ情報
は図2に示すスイッチ45によって得ており、アラーム
作動情報はムーブメント2内のアラーム接点を利用して
得ている。
は、ここではアラーム機構におけるアラームセットがさ
れた時、つまりアラーム設定解除ダイアル42によるア
ラームセットがなされた時と、目安針24で設定される
時刻になった時のアラーム作動時と、アラーム設定解除
ダイアル42によるアラーム解除がなされた時に、夫々
180°の回転、つまりは三角柱3を120°回転させ
ることになる回転を行う。なお、モータ50を回転させ
るためのアラーム設定解除ダイアル42のオンオフ情報
は図2に示すスイッチ45によって得ており、アラーム
作動情報はムーブメント2内のアラーム接点を利用して
得ている。
【0010】しかして、この目覚まし時計においては、
就寝前のアラームセットの時に、三角柱3が回転して夜
用文字盤が前面に現れるものであり、目安針24をセッ
トした時刻になってアラームが作動すれば、三角柱3が
回転して朝用文字盤が前面に現れ、さらにアラーム設定
解除ダイアル42によるアラーム解除(鳴り止め)を行
えば、三角柱3がさらに回転して、昼用の文字盤意匠が
現れるものである。この場合、アラームの設定状態に応
じて異なる意匠の文字盤を楽しむことができる時計とな
るとともに、文字盤の意匠の違いによってアラームの設
定状態を判別することができるものとなる。
就寝前のアラームセットの時に、三角柱3が回転して夜
用文字盤が前面に現れるものであり、目安針24をセッ
トした時刻になってアラームが作動すれば、三角柱3が
回転して朝用文字盤が前面に現れ、さらにアラーム設定
解除ダイアル42によるアラーム解除(鳴り止め)を行
えば、三角柱3がさらに回転して、昼用の文字盤意匠が
現れるものである。この場合、アラームの設定状態に応
じて異なる意匠の文字盤を楽しむことができる時計とな
るとともに、文字盤の意匠の違いによってアラームの設
定状態を判別することができるものとなる。
【0011】図4中の6は三角柱3を強制的に回転させ
るための操作スイッチ、7は電池ボックス、8は報知ス
ピーカーである。なお、ここではアラームの三状態に応
じて三角柱3を回転させたが、個別にセットすることが
できる時刻となる毎に三角柱の各回転がなされるように
してもよい。また、三角柱3のみで文字盤が構成される
ものや、三角柱3が文字盤を構成しないものであっても
よい。
るための操作スイッチ、7は電池ボックス、8は報知ス
ピーカーである。なお、ここではアラームの三状態に応
じて三角柱3を回転させたが、個別にセットすることが
できる時刻となる毎に三角柱の各回転がなされるように
してもよい。また、三角柱3のみで文字盤が構成される
ものや、三角柱3が文字盤を構成しないものであっても
よい。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明においては、駆動機
構による三角柱の回転によって、文字盤または前面にお
ける文字盤を囲む部分に3種の異なる意匠が得られるも
のであって、文字盤を含む前面の意匠を状況に応じて、
あるいは好みに応じて切り替えて楽しむことができる。
構による三角柱の回転によって、文字盤または前面にお
ける文字盤を囲む部分に3種の異なる意匠が得られるも
のであって、文字盤を含む前面の意匠を状況に応じて、
あるいは好みに応じて切り替えて楽しむことができる。
【0013】また、駆動機構がアラーム機構におけるア
ラームセットとアラーム作動とアラーム解除とによって
三角柱を夫々120°回転させるものとなっておれば、
アラームの状況に応じた意匠を楽しむことができるとと
もに、アラーム機構が現在どの状態になっているかを三
角柱におけるどの面が前面にあるかで判別することがで
きるものとなって、使い勝手が向上するものである。
ラームセットとアラーム作動とアラーム解除とによって
三角柱を夫々120°回転させるものとなっておれば、
アラームの状況に応じた意匠を楽しむことができるとと
もに、アラーム機構が現在どの状態になっているかを三
角柱におけるどの面が前面にあるかで判別することがで
きるものとなって、使い勝手が向上するものである。
【図1】一実施例の斜視図である。
【図2】同上の水平断面図である。
【図3】同上の縦断面図である。
【図4】同上の破断背面図である。
【図5】同上の駆動機構を示す側面図である。
3 三角柱
Claims (5)
- 【請求項1】 文字盤または前面における文字盤を囲む
部分を、軸回りに回転自在な複数の三角柱を平行に並べ
たものとして形成するとともに、各面に異なる意匠が施
されたこれら三角柱を120°毎に回転させる駆動機構
を備えていることを特徴とする時計。 - 【請求項2】 アラーム機構を備えるとともに、駆動機
構はアラーム機構におけるアラームセットとアラーム作
動とアラーム解除とによって三角柱を夫々120°回転
させるものであることを特徴とする請求項1記載の時
計。 - 【請求項3】 三角柱で構成される文字盤と、この文字
盤で囲まれたアラーム合わせ用の文字盤とを備えている
ことを特徴とする請求項2記載の時計。 - 【請求項4】 三角柱の三面の意匠が昼用意匠と朝用意
匠と夜用意匠となっていることを特徴とする請求項2記
載の時計。 - 【請求項5】 駆動機構による三角柱の120°回転を
行わせる操作スイッチを備えていることを特徴とする請
求項1記載の時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5142338A JP2978369B2 (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 時 計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5142338A JP2978369B2 (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 時 計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075271A true JPH075271A (ja) | 1995-01-10 |
JP2978369B2 JP2978369B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=15313039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5142338A Expired - Fee Related JP2978369B2 (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 時 計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2978369B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7129607B2 (en) | 1999-07-23 | 2006-10-31 | Nidec Copal Corporation | Motor |
JP2007151653A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Samii Kk | 灰皿清掃装置 |
JP2009085742A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Rhythm Watch Co Ltd | 時計装置 |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP5142338A patent/JP2978369B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7129607B2 (en) | 1999-07-23 | 2006-10-31 | Nidec Copal Corporation | Motor |
JP2007151653A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Samii Kk | 灰皿清掃装置 |
JP2009085742A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Rhythm Watch Co Ltd | 時計装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2978369B2 (ja) | 1999-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990831 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 Year of fee payment: 9 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |