JPH0752705A - コンライト装置のインストゥルメントパネルへの組付 構造 - Google Patents

コンライト装置のインストゥルメントパネルへの組付 構造

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JPH0752705A
JPH0752705A JP19746493A JP19746493A JPH0752705A JP H0752705 A JPH0752705 A JP H0752705A JP 19746493 A JP19746493 A JP 19746493A JP 19746493 A JP19746493 A JP 19746493A JP H0752705 A JPH0752705 A JP H0752705A
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JP
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conlite
decorative member
opening
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JP19746493A
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Tomohiro Uchida
智洋 内田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンライト装置のインストゥルメントパネル
への組付作業性を向上させ、更にサービス性をも向上さ
せる。 【構成】 コンライト装置10のケース12の上端部に
は爪部26Cを備えた化粧部材26が取り付けられてい
る。このため、コンライト装置10をインストゥルメン
トパネル28の開口部30に挿入させるだけで組付作業
が完了すると共に、コンライト装置10をインストゥル
メントパネル28に組付けるためのブラケット等の部品
が不要となる分組付作業性の向上が図れる。また、コン
ライト装置10を取り外す場合にも爪部26Cの開口部
30への係合状態をドライバー等を使って解除するだけ
で簡単にコンライト装置10を取り外すことができるの
で、サービス性の向上が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車外の照度に応じて車
両用ライトを自動的に点灯あるいは消灯させるコンライ
ト装置のインストゥルメントパネルへの組付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、車外の照度を検出して、薄暮
時にはテールランプ系を自動的に点灯させ、又夜間やト
ンネル内を走行する際にはヘッドランプを自動的に点灯
させる所謂コンライト装置を搭載した車両がある。この
種のコンライト装置は、インストゥルメントパネルに配
設されることが多い。ここで、実公平4−48990号
公報には、コンライト装置のインストゥルメントパネル
への組付構造の一例が開示されている。以下、この構造
について簡単に説明する。
【0003】図4に示されるように、コンライト装置1
00は、扁平直方体形状の制御部102と、この制御部
102の頂面中央に配置された円柱形の光検出部104
と、から成る。
【0004】制御部102の底面中央には小径の突起1
06が形成されており、更に突起106の両側には底面
との間に所定の隙間を有するステー108が各々一体に
形成されている。
【0005】一方、制御部102の受け側となる取付用
ブラケット110は、帯状の底板112と、この底板1
12の長手方向両端部を各々直角に屈曲させることによ
り形成した一対の側板114、116と、を備えてい
る。これらの一対の側板114、116の屈曲高さは制
御部102の厚みにほぼ等しく、またそれぞれ適宜箇所
に矩形の係合孔118が形成されている。さらに、取付
用ブラケット110の底板112の長手方向中間部には
前記突起よりも一回り大きい円孔120が形成されてい
ると共に、円孔120の両側には底板112を切起こす
ことにより形成された板バネ122がそれぞれ形成され
ている。
【0006】また、図5には、コンライト装置100が
インストゥルメントパネル124に組み付けられた状態
が示されている。この図に示されるように、インストゥ
ルメントパネル124はその一部に壁124Aを有し、
この壁124Aに爪126が形成されている。なお、こ
の図では取付用ブラケット110の一方の側板114に
対応する壁124Aが図示されているのみであるが、他
方の側板116に対応する壁及び爪も前記壁124A及
び爪126と同様の構成で設けられている。また、イン
ストゥルメントパネル124及びデフロスタガーニッシ
ュ128には、これらを同軸に貫通する開口部130が
形成されている。
【0007】上述した構成によれば、図4から判るよう
に、取付用ブラケット110の底板112を制御部10
2の一対のステー108上の隙間に挿入させることによ
り、制御部102の突起106が取付用ブラケット11
0の円孔120内に位置されると共に、一対の板バネ1
22の付勢力によって制御部102が取付用ブラケット
110に弾性的に保持される。そして、この状態で、イ
ンストゥルメントパネル124の裏面側から、コンライ
ト装置100を取付用ブラケット110ごと挿入させ
る。これにより、コンライト装置100の光検出部10
4がインストゥルメントパネル124及びデフロスタガ
ーニッシュ128の開口部130内に配置されると共
に、取付用ブラケット110の係合孔118内にインス
トゥルメントパネル124の壁124Aの爪126が係
合されて組付が終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この公
報に開示された構造による場合、コンライト装置100
をインストゥルメントパネル124に組付けるのに取付
用ブラケット110を用いるため、取付用ブラケット1
10をコンライト装置100に組付ける作業及び取付用
ブラケット110の係合孔118をインストゥルメント
パネル124の爪126に係合させる作業が必要にな
る。このため、コンライト装置100のインストゥルメ
ントパネル124への組付作業性が低下する。
【0009】さらに、この構造による場合、コンライト
装置100がインストゥルメントパネル124の裏面側
から組み付けられ、光検出部104のみがデフロスタガ
ーニッシュ128の開口部130から露出する構成であ
るので、光検出部104や制御部102に故障が生じサ
ービスマンが部品交換等を行う場合、爪126を係合孔
118から離脱させる作業をインストゥルメントパネル
124の表面側から行うことができず、仮にできたとし
てもコンライト装置100の制御部102が開口部13
0の裏面側に干渉してしまう。このため、インストゥル
メントパネル124を取り外さないことには、コンライ
ト装置100をインストゥルメントパネル124から離
脱させることができない。従って、サービス性が低下す
る。
【0010】なお、サービス性を向上させるべく、光検
出部と制御部とを分離することも可能であるが、この場
合光検出部と制御部とを接続するワイヤハーネスやコネ
クタ等が必要となり構造が複雑化する。さらに、この場
合において、両者の接続不良やコネクタのインストゥル
メントパネルへの当接音が生じるのを防止するべく、イ
ンストゥルメントパネルの裏面にてコネクタを固定する
と、インストゥルメントパネルを取り外さずにコンライ
ト装置をインストゥルメントパネルから離脱させること
はできないという前述した問題点が残る。
【0011】本発明は上記事実を考慮し、コンライト装
置のインストゥルメントパネルへの組付作業性を向上さ
せることができ、更にサービス性をも向上させることが
できるコンライト装置のインストゥルメントパネルへの
組付構造を得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両のインス
トゥルメントパネルの所定位置に設けられた開口部に配
置され車外の照度を検出する検出手段と、この検出手段
の検出信号に基づいて車両用ライトの点灯及び消灯を制
御する制御手段と、この制御手段と車両用ライトとを電
気的に接続する接続部材と、を備えたコンライト装置
の、前記インストゥルメントパネルへの組付構造であっ
て、前記検出手段、前記制御手段、前記接続部材が組み
込まれるケースを、前記開口部を挿通可能な細型に形成
し、さらに、このケースにおける前記検出手段側の端部
の外周面に前記開口部の室内側周縁を覆う化粧部材を取
り付ける場合にはこの化粧部材に若しくは前記検出手段
側の端部における前記化粧部材の近傍位置に、或いは前
記検出手段側の端部の外周面に前記化粧部材を取り付け
ない場合には前記検出手段側の端部の外周面に、前記開
口部に離脱可能に係合される係合部を設けた、ことを特
徴としている。
【0013】
【作用】以下、コンライト装置のインストゥルメントパ
ネルへの組付手順を通して、本発明の作用を説明する。
【0014】コンライト装置の組付作業は、インストゥ
ルメントパネルの表面側(車両室内側)から行われる。
まず、コンライト装置の接続部材によって、コンライト
装置の制御手段と車両用ライトとが電気的に接続され
る。次いで、この状態で、コンライト装置をインストゥ
ルメントパネルの開口部内へ挿入させる。なお、検出手
段、制御手段、接続部材が組み込まれるコンライト装置
のケースは、開口部を挿通可能な細型に形成されている
ため、コンライト装置のインストゥルメントパネルの開
口部内への挿入操作は容易である。
【0015】次に、爪部の開口部への係合がなされる。
すなわち、コンライト装置のケースにおける検出手段側
の端部の外周面に化粧部材を取り付ける場合において
は、化粧部材に若しくは当該端部における化粧部材の近
傍位置に設けられた係合部をインストゥルメントパネル
の開口部に係合させる。これにより、コンライト装置が
インストゥルメントパネルへ組付けられる。なお、この
場合においては、化粧部材によってインストゥルメント
パネルの開口部の室内側周縁が覆われ、意匠的効果が得
られる。また、コンライト装置のケースの前記端部の外
周面に化粧部材を取り付けない場合においては、コンラ
イト装置のケースの当該端部の外周面に設けられた係合
部をインストゥルメントパネルの開口部に係合させるこ
とにより、コンライト装置がインストゥルメントパネル
へ組付けられる。
【0016】上述した構成によってコンライト装置をイ
ンストゥルメントパネルに組付けることにより、従来用
いられていたコンライト装置取付用のブラケットを廃止
することができる。このため、部品点数が削減されると
共にコンライト装置とブラケットとの組付作業を廃止す
ることができるので、その分コンライト装置のインスト
ゥルメントパネルへの組付作業性が向上される。なお、
コンライト装置をインストゥルメントパネルの表面側か
ら開口部内へ挿入するだけでコンライト装置をインスト
ゥルメントパネルに組付けることができる点も、前記組
付作業性の向上に資する。
【0017】ところで、コンライト装置の検出手段や制
御手段に故障が生じ、サービスマンがコンライト装置を
インストゥルメントパネルから離脱させる場合には、以
下の如く離脱作業が行われる。まず、係合部と開口部と
の係合状態が解除される。この作業は、係合部が化粧部
材若しくはケースにおける化粧部材の近傍位置或いはケ
ースの検出手段側の端部の外周面に設けられており、こ
の係合部が開口部に係合される構成であることから、イ
ンストゥルメントパネルの表面側から簡単に行うことが
できる。次いで、コンライト装置が開口部からインスト
ゥルメントパネルの表面側へ抜き取られる。そして最後
に、接続部材による制御手段と車両用ライトとの電気的
な接続状態が解除される。これにより、コンライト装置
は、インストゥルメントパネルから離脱される。
【0018】このことから判るように、従来ではインス
トゥルメントパネルの裏面内方側にてコンライト装置が
インストゥルメントパネルに組み付けられている等のた
め、インストゥルメントパネルを取り外さないことには
コンライト装置をインストゥルメントパネルから離脱さ
せることができないが、本発明ではインストゥルメント
パネルを取り外さなくても簡単にコンライト装置をイン
ストゥルメントパネルから離脱させることができる。こ
のため、サービス性が著しく向上される。
【0019】
【実施例】以下、図1〜図3を用いて、本発明の一実施
例について説明する。
【0020】図1に示されるように、コンライト装置1
0は、長手直角断面形状が矩形とされかつ全体としては
縦長のケース12(樹脂製)を備えている。ケース12
の内部は中空とされており、その一方の端部には図示し
ないフィルタ部が回転可能に配設されている。なお、フ
ィルタ部を回転させることにより、作動感度を調整する
ことができる。
【0021】ケース12の長手方向中間部内には、プリ
ント基板14が配設されている。プリント基板14は、
その中央部に制御回路16を有している。また、プリン
ト基板14のフィルタ側の端部には、フィルタ部に近接
してフォトダイオード18が取り付けられている。さら
に、プリント基板14における制御回路16を挟んでフ
ォトダイオード18と反対側の端部には、L字形に屈曲
された端子20の一端が固定されている。端子20の他
端は、ケース12の他方の端部(フィルタ部と反対側の
端部)に突出している。
【0022】このケース12の他方の端部内へは、コネ
クタ22が離脱可能に嵌合されている。コネクタ22
は、ワイヤハーネス24を介して図示しないヘッドラン
プ、テールランプ等の車両用ランプに接続されている。
【0023】上述したコンライト装置10におけるケー
ス12の一方の端部(フィルタ部側の端部)の外周面に
は樹脂製の化粧部材26が予め取り付けられている。化
粧部材26は、平面視で矩形状とされた薄肉の基部26
Aと、この基部26Aの中央部から面直角方向(基部2
6Aの肉厚方向)に対して所定角度傾斜した方向(図2
の矢印A方向)へ突出するボス26Bと、このボス26
Bの突出方向側の端部に設けられた一対の爪部26C
と、から成る。
【0024】この内、コンライト装置10のボス26B
内にコンライト装置10が挿入されている。挿入された
状態では、コンライト装置10のフィルタ部の表面が化
粧部材26の基部26Aの表面と面一になっている。な
お、基部26Aの表面には意匠が施されており、意匠的
効果を奏す。また、爪部26Cは断面「く」字形とされ
ており、ボス26Bの端部から一体に形成されている。
従って、爪部26Cは、互いに接近及び離反する方向へ
弾性変形することができる。
【0025】一方、車両のインストゥルメントパネル2
8の上部には、矩形状の開口部30が形成されている。
この開口部30の開口幅は、化粧部材26のボス26B
の幅よりも若干大きく設定されている。従って、コンラ
イト装置10を他方の端部側(端子20側)から開口部
30内へ挿入させた場合、化粧部材26の爪部26Cの
先端側が開口部30の周縁に干渉するが、弾性変形する
ことにより爪部26Cが開口部30を乗り越え、開口部
30の裏面側に弾性的に係合されるようになっている。
【0026】図2及び図3に示されるように、上述した
コンライト装置10の一方の端部(フィルタ部側の端
部)は、インストゥルメントパネル28の運転席側の上
部であってウインドシールドガラス32の近傍に配置さ
れている。より詳しくは、図3に示される如く、直線的
に設けられたデフロスタ吹出口34の延長線上に配置さ
れている。
【0027】以下に、コンライト装置10のインストゥ
ルメントパネル28への組付作業を通して、本実施例の
作用を説明する。
【0028】まず、インストゥルメントパネル28の開
口部30からコネクタ22が引き出される。なお、コネ
クタ22は、ワイヤハーネス24の弛み分だけ開口部3
0から引き出すことができる。次いで、コンライト装置
10のケース12の他方の端部側に突出状態で配置され
ている端子20に引き出したコネクタ22を嵌合させ
る。次に、コンライト装置10の化粧部材26を把持し
て、これをインストゥルメントパネル28の表面側から
開口部30内へ斜めに挿入させる。この際、化粧部材2
6の一対の爪部26Cの先端側が開口部30の内周縁に
干渉するが、更にコンライト装置10をインストゥルメ
ントパネル28の開口部30内へ押し込むことにより、
一対の爪部26Cは互いに近接する方向へ弾性変形した
後、開口部30を乗り越える。これにより、爪部26C
はその弾性復元力によって開口部30つまりインストゥ
ルメントパネル28に係合されて、コンライト装置10
がインストゥルメントパネル28に組付けられる。な
お、組付後の状態では、化粧部材26の基部26Aの表
面によって意匠的効果が得られる。
【0029】組付後、車両走行状態になると、フォトダ
イオード18によって車外の照度の検出が開始される。
この状態において、例えばトンネルに入ると、電流値が
変化し、制御回路16によってヘッドランプ等が点灯さ
れる。トンネルを通過すると、再び電流値が変化するの
で、制御回路16によってヘッドランプ等が消灯され
る。
【0030】ところで、コンライト装置10のフォトダ
イオード18や制御回路16が故障したような場合に
は、これを交換すべくコンライト装置10をインストゥ
ルメントパネル28から離脱させる必要がある。この作
業は、以下の手順によって行われる。
【0031】まず、サービスマンがドライバー等の工具
を用いることにより、化粧部材26の爪部26Cと開口
部30との係合状態が解除される。具体的には、例えば
ドライバーの先端部を化粧部材26の基部26Aとイン
ストゥルメントパネル28との隙間36(図1参照)に
差込み、梃の原理でこれを室内側へ押し上げる。このと
きの操作力によって、一対の爪部26Cは、互いに近接
する方向へ弾性変形しながら開口部30を通過する。こ
れにより、爪部26Cと開口部30との係合状態は解除
される。従って、コンライト装置10をインストゥルメ
ントパネル28の開口部30から抜き取ることができ
る。そして最後に、コネクタ22を端子20から引き抜
けば、コンライト装置10のみをインストゥルメントパ
ネル28から離脱させることができる。
【0032】このように本実施例では、コンライト装置
10を縦長に形成してインストゥルメントパネル28の
開口部30を挿通可能とし、更にコンライト装置10に
予め取り付けられる化粧部材26に爪部26Cを設けて
これを開口部30に弾性的に係合させることにより、コ
ンライト装置10をインストゥルメントパネル28に組
付ける構成としたので、コンライト装置10の開口部3
0への挿入作業だけで簡単にコンライト装置10をイン
ストゥルメントパネル28に組付けることができる。こ
の点、従来では、コンライト装置100(図4参照)を
インストゥルメントパネル124に組付けるために取付
用ブラケット110を要し、このためコンライト装置1
00と取付用ブラケット110との組付作業も必要であ
ったが、本実施例によれば、取付用ブラケット110を
廃止することができるので、部品点数を削減することが
できるのみならず、コンライト装置100と取付用ブラ
ケット110との組付作業をも廃止することができる。
従って、本実施例による場合、コンライト装置10のイ
ンストゥルメントパネル28への組付作業性を向上させ
ることができる。なお、インストゥルメントパネル28
の表面側からコンライト装置10を開口部30内へ挿入
するだけでコンライト装置10をインストゥルメントパ
ネル28に組付けることができる点も、コンライト装置
10のインストゥルメントパネル28への組付作業性の
向上に資する。
【0033】さらに、本実施例では、部品交換等の為、
コンライト装置10をインストゥルメントパネル28か
ら離脱させる場合にも、化粧部材26の爪部26Cを弾
性変形させるだけでコンライト装置10をインストゥル
メントパネル28から離脱させることができる。つま
り、コンライト装置10をインストゥルメントパネル2
8から離脱させる場合においても、前記場合と同様にイ
ンストゥルメントパネル28を取り外すことなく、コン
ライト装置10をインストゥルメントパネル28から離
脱させることができる。従って、サービス性を著しく向
上させることができる。
【0034】また、一般に車種が異なるとインストゥル
メントパネルの形状も異なるので、従来のような組付構
造を採用すると、異なるインストゥルメントパネルごと
にコンライト装置100(図4、図5参照)の設置位置
を変更した上で取付用ブラケット110の係合孔118
と係合される爪126を設けなければならないが、本実
施例によれば、インストゥルメントパネル28側の構成
としては開口部30さえ設けておけばよく、コンライト
装置10側の構成としても化粧部材26の形状をインス
トゥルメントパネルの表面形状に合わせて若干変更する
だけで、コンライト装置10をインストゥルメントパネ
ル28に組付けることができる。従って、化粧部材26
の形状は変更する必要があるとしても、コンライト装置
10自体は異なる車種に共用することができる。
【0035】さらに、本実施例では、デフロスタ吹出口
34の延長線上にコンライト装置10を配置しているの
で、意匠上の違和感がない。すなわち、直線的なデフロ
スタ吹出口34の意匠の一部としてコンライト装置10
の化粧部材26の意匠面を位置づけることができる。
【0036】また、本実施例では、コンライト装置10
が縦長形状とされているため、メータ38(図1参照)
等のインストゥルメントパネル28の構成部品との干渉
を容易に避けることができ、コンライト装置10の設置
自由度を高めることができる。
【0037】さらに、本実施例では、図2に示されるよ
うに、コンライト装置10の挿入抜出し方向が、インス
トゥルメントパネル28の一般面に対して面直角方向で
はなく斜めに傾斜した方向(矢印A方向)であるため、
コンライト装置10のインストゥルメントパネル28か
らの離脱時にコンライト装置10とウインドシールドガ
ラス32との干渉を避けることができる。
【0038】なお、本実施例では、係合部としての爪部
26Cを備えた化粧部材26を予めコンライト装置10
のケース12に取り付けておく構成を採ったが、これに
限らず、係合部の形成部位としては種々選択することが
可能である。
【0039】例えば、化粧部材を予めコンライト装置の
ケースに取り付ける構成を採るものの、係合部は化粧部
材に設けずにケースの外周面に設ける構成を採ってもよ
い。この場合、化粧部材は、意匠的効果のみを奏す。
【0040】また例えば、化粧部材を予めコンライト装
置に取り付けるのではなく、コンライト装置の組付時に
化粧部材をケースに嵌入させる構成を採ってもよい。こ
の場合において、係合部を備えた化粧部材を用いたなら
ば、化粧部材のケースへの嵌入と同時にインストゥルメ
ントパネルの開口部に係合部を係合させることができ、
また係合部を化粧部材に設けずにケースに設ける構成を
採ったならば、コンライト装置の挿入と同時にコンライ
ト装置のインストゥルメントパネルへの組付が完了する
(従って、化粧部材は後付けとなる)他、係合状態を開
口部の隙間から視認することができる。
【0041】さらに例えば、コンライト装置のケースに
係合部を設ける構成を採った上で、化粧部材を廃止して
もよい。なおこの場合、化粧部材を用いないため、ケー
スの露出部分自体が意匠的効果を奏すようにするのが好
ましい。
【0042】上述したいずれの例においても、本発明の
効果(組付作業性及びサービス性の向上)は得られる。
【0043】またさらに、係合部の構成としては必ずし
も弾性変形する樹脂性の爪を用いる必要はなく、線ばね
や板ばね等のバネ部材を用いてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコンラ
イト装置のインストゥルメントパネルへの組付構造は、
インストゥルメントパネルの開口部を挿通可能な細型に
コンライト装置のケースを形成し、さらに、このケース
における検出手段側の端部の外周面に開口部の室内側周
縁を覆う化粧部材を取り付ける場合にはこの化粧部材に
若しくは当該端部における化粧部材の近傍位置に、或い
は検出手段側の端部の外周面に化粧部材を取り付けない
場合には当該端部の外周面に、開口部に離脱可能に係合
される係合部を設けたので、コンライト装置のインスト
ゥルメントパネルへの組付作業性を向上させることがで
き、更にサービス性をも向上させることができるという
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る化粧部材付きのコンライト装置
がインストゥルメントパネルに組み付けられた状態を示
す断面図である。
【図2】図1に示されるコンライト装置の挿入抜出し方
向をウインドシールドガラスとの関係で説明するための
断面図である。
【図3】図1に示されるコンライト装置がインストゥル
メントパネルに組み付けられた状態の外観を示す外観斜
視図である。
【図4】従来例に係るコンライト装置のインストゥルメ
ントパネルへの組付構造を示す斜視図である。
【図5】図4に示されるコンライト装置がインストゥル
メントパネルに組み付けられた状態を示す図1に対応す
る端面図である。
【符号の説明】
10 コンライト装置 12 ケース 16 制御回路(制御手段) 18 フォトダイオード(検出手段) 20 端子(接続部材) 26 化粧部材 26C 爪部(係合部) 28 インストゥルメントパネル 30 開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のインストゥルメントパネルの所定
    位置に設けられた開口部に配置され車外の照度を検出す
    る検出手段と、この検出手段の検出信号に基づいて車両
    用ライトの点灯及び消灯を制御する制御手段と、この制
    御手段と車両用ライトとを電気的に接続する接続部材
    と、を備えたコンライト装置の、前記インストゥルメン
    トパネルへの組付構造であって、 前記検出手段、前記制御手段、前記接続部材が組み込ま
    れるケースを、前記開口部を挿通可能な細型に形成し、 さらに、このケースにおける前記検出手段側の端部の外
    周面に前記開口部の室内側周縁を覆う化粧部材を取り付
    ける場合にはこの化粧部材に若しくは前記検出手段側の
    端部における前記化粧部材の近傍位置に、或いは前記検
    出手段側の端部の外周面に前記化粧部材を取り付けない
    場合には前記検出手段側の端部の外周面に、前記開口部
    に離脱可能に係合される係合部を設けた、 ことを特徴とするコンライト装置のインストゥルメント
    パネルへの組付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008057432A1 (de) * 2008-11-07 2010-05-12 Dr.Ing.H.C.F.Porsche Aktiengesellschaft Anordnung eines Scheinwerfertopfes, eines Sensors und eines Schutzbleches für den Sensor bei einem Fahrzeug

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102008057432A1 (de) * 2008-11-07 2010-05-12 Dr.Ing.H.C.F.Porsche Aktiengesellschaft Anordnung eines Scheinwerfertopfes, eines Sensors und eines Schutzbleches für den Sensor bei einem Fahrzeug

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