JPH0752603A - 自動車の車輪軸受ユニット - Google Patents
自動車の車輪軸受ユニットInfo
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- JPH0752603A JPH0752603A JP6160094A JP16009494A JPH0752603A JP H0752603 A JPH0752603 A JP H0752603A JP 6160094 A JP6160094 A JP 6160094A JP 16009494 A JP16009494 A JP 16009494A JP H0752603 A JPH0752603 A JP H0752603A
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- bearing unit
- wheel bearing
- wheel
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/04—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
- B60K17/043—Transmission unit disposed in on near the vehicle wheel, or between the differential gear unit and the wheel
- B60K17/046—Transmission unit disposed in on near the vehicle wheel, or between the differential gear unit and the wheel with planetary gearing having orbital motion
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B27/00—Hubs
- B60B27/02—Hubs adapted to be rotatably arranged on axle
- B60B27/04—Hubs adapted to be rotatably arranged on axle housing driving means, e.g. sprockets
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/14—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
- F16C19/18—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls
- F16C19/181—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact
- F16C19/183—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles
- F16C19/184—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles in O-arrangement
- F16C19/185—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles in O-arrangement with two raceways provided integrally on a part other than a race ring, e.g. a shaft or housing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2326/00—Articles relating to transporting
- F16C2326/01—Parts of vehicles in general
- F16C2326/02—Wheel hubs or castors
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の車輪軸受ユニットにおいて、該ユニ
ットを省スペース的かつコスト的に有利な形式で伝動装
置と組み合わせることができるようにする。 【構成】 このため、両転がり軸受(4,5)の間で軸
ケーシング(1)の内側に中空歯車(7)が配置されて
いて、少くとも1つの伝動歯車(8)に噛み合ってお
り、該伝動歯車(8)は少くとも部分的に、軸ジャーナ
ル(3)の半径方向の切欠き(9)内に配置されて、両
側で軸ジャーナル(3)に支承されている中間軸(1
0)に回動不能に結合されており、また中間軸(10)
は、軸ジャーナル(3)の少くとも一方の側において軸
ジャーナル(3)から外方に突き出ていて、車輪軸受ユ
ニットの回転軸線に対し同軸的に配置された駆動軸(1
1)に駆動可能に結合されている。
ットを省スペース的かつコスト的に有利な形式で伝動装
置と組み合わせることができるようにする。 【構成】 このため、両転がり軸受(4,5)の間で軸
ケーシング(1)の内側に中空歯車(7)が配置されて
いて、少くとも1つの伝動歯車(8)に噛み合ってお
り、該伝動歯車(8)は少くとも部分的に、軸ジャーナ
ル(3)の半径方向の切欠き(9)内に配置されて、両
側で軸ジャーナル(3)に支承されている中間軸(1
0)に回動不能に結合されており、また中間軸(10)
は、軸ジャーナル(3)の少くとも一方の側において軸
ジャーナル(3)から外方に突き出ていて、車輪軸受ユ
ニットの回転軸線に対し同軸的に配置された駆動軸(1
1)に駆動可能に結合されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車輪軸受ユニ
ットであって、軸ジャーナルと、軸ジャーナル上に配置
されて軸方向で相互に離反している2つの転がり軸受
と、転がり軸受を取り囲んでいる軸ケーシングとを備え
ており、かつ軸ジャーナル又は軸ケーシングが駆動され
る車輪ハブとして形成されている形式のものに関する。
ットであって、軸ジャーナルと、軸ジャーナル上に配置
されて軸方向で相互に離反している2つの転がり軸受
と、転がり軸受を取り囲んでいる軸ケーシングとを備え
ており、かつ軸ジャーナル又は軸ケーシングが駆動され
る車輪ハブとして形成されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車輪軸受ユニットにあっては多
種多様な構成のものが公知である。ドイツ国特許出願公
開公報第2843597号明細書には、2列のアンギュ
ラ軸受装置として形成されている冒頭の形式の車輪軸受
ユニットが開示されており、その際両転がり軸受列の外
方走行面が軸ケーシングの内側に1体成形されており、
該軸ケーシングは、不動のハブ支持体を有しかつ1体成
形された固定フランジも有している。この種の構造によ
って高い集積度が達成されている。つまり構造部材の少
ない配置が達成されている。多数の部品で製造されたこ
の公知の車輪軸受ユニットの欠点は一般的に、自動車の
駆動電動機と駆動されるべき車輪との間の回転モーメン
トの倍力装置が別個に配置された伝動構造部材を備えて
いる車輪軸受ユニットの前方で終っているという点であ
り、この形式には多くのスペースが必要であって、しか
も重量が重くてコストの嵩む仕上げと組立とが必要であ
る。更に伝動装置の大きな回転モーメントは、これを例
へば高価な継手軸によって車輪に伝達しなければならな
い。
種多様な構成のものが公知である。ドイツ国特許出願公
開公報第2843597号明細書には、2列のアンギュ
ラ軸受装置として形成されている冒頭の形式の車輪軸受
ユニットが開示されており、その際両転がり軸受列の外
方走行面が軸ケーシングの内側に1体成形されており、
該軸ケーシングは、不動のハブ支持体を有しかつ1体成
形された固定フランジも有している。この種の構造によ
って高い集積度が達成されている。つまり構造部材の少
ない配置が達成されている。多数の部品で製造されたこ
の公知の車輪軸受ユニットの欠点は一般的に、自動車の
駆動電動機と駆動されるべき車輪との間の回転モーメン
トの倍力装置が別個に配置された伝動構造部材を備えて
いる車輪軸受ユニットの前方で終っているという点であ
り、この形式には多くのスペースが必要であって、しか
も重量が重くてコストの嵩む仕上げと組立とが必要であ
る。更に伝動装置の大きな回転モーメントは、これを例
へば高価な継手軸によって車輪に伝達しなければならな
い。
【0003】ドイツ国特許出願公開公報第274493
6号明細書によれば、伝動装置が作業機械の車輪駆動部
の内方に配置されている形式のものが公知である。この
例では、自動車の大量生産の場合に公知である車輪軸受
ユニットとは完全に別の構造形が使用されている。その
際車輪ハブとして設けられた軸ケーシングが、ハブ支持
体として役立つ軸ジャーナルに回転可能に支承されてお
り、該軸ジャーナルは車輪に近い端面において遊星歯車
伝動装置のウエブとして形成されている。遊星歯車伝動
装置はハブ支持体の軸方向の延長部に配置されている。
この配置にあっては長い構造長さと大きな構造容積が必
要である。更に、自動車が二重タイヤで構成されている
場合には転がり軸受に極めて大きな負荷が掛けられる。
それは、大きなレバーアームがあって、該アームに車輪
力が作用するからである。
6号明細書によれば、伝動装置が作業機械の車輪駆動部
の内方に配置されている形式のものが公知である。この
例では、自動車の大量生産の場合に公知である車輪軸受
ユニットとは完全に別の構造形が使用されている。その
際車輪ハブとして設けられた軸ケーシングが、ハブ支持
体として役立つ軸ジャーナルに回転可能に支承されてお
り、該軸ジャーナルは車輪に近い端面において遊星歯車
伝動装置のウエブとして形成されている。遊星歯車伝動
装置はハブ支持体の軸方向の延長部に配置されている。
この配置にあっては長い構造長さと大きな構造容積が必
要である。更に、自動車が二重タイヤで構成されている
場合には転がり軸受に極めて大きな負荷が掛けられる。
それは、大きなレバーアームがあって、該アームに車輪
力が作用するからである。
【0004】ドイツ国特許第3644143号明細書に
は、農業用トラクタの駆動前車輪のための車輪ヘッドが
開示されており、この例では同じ様に軸ケーシングが不
動の軸ジャーナルに回転可能に支承されており、かつ回
転する軸ケーシングの内側には、減速伝動装置の中空歯
車が軸方向で相互に離隔した2つの転がり軸受の間で固
定されている。中空歯車ひいては軸ケーシング(車輪ハ
ブ)は、不動の軸ジャーナル(ハブ支持体)に支承され
た2つの中間歯車を介し偏心的に配置された駆動軸によ
って回転運動を行うようになっている。この特殊な構造
にあっては、大きな構造スペースが必要であり、更には
軸ジャーナルが静止して軸ケーシングが回転するような
配置に限定されている。
は、農業用トラクタの駆動前車輪のための車輪ヘッドが
開示されており、この例では同じ様に軸ケーシングが不
動の軸ジャーナルに回転可能に支承されており、かつ回
転する軸ケーシングの内側には、減速伝動装置の中空歯
車が軸方向で相互に離隔した2つの転がり軸受の間で固
定されている。中空歯車ひいては軸ケーシング(車輪ハ
ブ)は、不動の軸ジャーナル(ハブ支持体)に支承され
た2つの中間歯車を介し偏心的に配置された駆動軸によ
って回転運動を行うようになっている。この特殊な構造
にあっては、大きな構造スペースが必要であり、更には
軸ジャーナルが静止して軸ケーシングが回転するような
配置に限定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の車輪軸受ユニットを改良して、該ユニッ
トを省スペース的かつコスト的に有利な形式で伝動装置
と組み合わせることができるようにすることにある。
で述べた形式の車輪軸受ユニットを改良して、該ユニッ
トを省スペース的かつコスト的に有利な形式で伝動装置
と組み合わせることができるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、両転がり軸
受の間で軸ケーシングの内側に中空歯車が配置されてい
て、少くとも1つの伝動歯車に噛み合っており、該伝動
歯車は少くとも部分的に、軸ジャーナルの半径方向の切
欠き内に配置されて、両側で軸ジャーナルに支承されて
いる中間軸に回動不能に結合されており、また中間軸
は、軸ジャーナルの少くとも一方の側において軸ジャー
ナルから外方に突き出ていて、車輪軸受ユニットの回転
軸線に対し同軸的に配置された駆動軸に駆動可能に結合
されていることによって、上記課題を解決することがで
きた。
受の間で軸ケーシングの内側に中空歯車が配置されてい
て、少くとも1つの伝動歯車に噛み合っており、該伝動
歯車は少くとも部分的に、軸ジャーナルの半径方向の切
欠き内に配置されて、両側で軸ジャーナルに支承されて
いる中間軸に回動不能に結合されており、また中間軸
は、軸ジャーナルの少くとも一方の側において軸ジャー
ナルから外方に突き出ていて、車輪軸受ユニットの回転
軸線に対し同軸的に配置された駆動軸に駆動可能に結合
されていることによって、上記課題を解決することがで
きた。
【0007】
【発明の効果】本発明の基本的な考え方は、車輪軸受ユ
ニットの中心部に回転モーメント強化装置を組み込むこ
とにある。その際例へば小さな構造スペース、小さな重
畳及び低廉なコストといった、車輪軸受ユニットの利点
は保持したままで、伝動装置と車輪軸受ユニットとが分
離されていた従来の配置に比較して、構造スペース、重
量及びコストの顕著な削減を達成することが可能であ
る。
ニットの中心部に回転モーメント強化装置を組み込むこ
とにある。その際例へば小さな構造スペース、小さな重
畳及び低廉なコストといった、車輪軸受ユニットの利点
は保持したままで、伝動装置と車輪軸受ユニットとが分
離されていた従来の配置に比較して、構造スペース、重
量及びコストの顕著な削減を達成することが可能であ
る。
【0008】本発明に基いて構成された車輪軸受ユニッ
トにあっては、軸ケーシングが(回転している)車輪ハ
ブとして設けられ、かつそれに対応して軸ジャーナルが
(不動の)ハブ保持体として設けられていても宜く、ま
た軸ジャーナルが車輪ハブとして設けられ、かつそれに
対応して軸ケーシングがハブ保持体として設けられてい
ても宜い。本発明の有利な構成によれば、軸ジャーナル
が回動可能な車輪ハブとして構成され、かつ軸ケーシン
グが自動車に固定されたハブ支持体として構成されてい
る。これによって有利な形式で、市販の車輪軸受体とし
ても、また「ユニット」として特徴づけられている車輪
軸受ユニットとしても、広範囲に亘る互換性が達成可能
である。
トにあっては、軸ケーシングが(回転している)車輪ハ
ブとして設けられ、かつそれに対応して軸ジャーナルが
(不動の)ハブ保持体として設けられていても宜く、ま
た軸ジャーナルが車輪ハブとして設けられ、かつそれに
対応して軸ケーシングがハブ保持体として設けられてい
ても宜い。本発明の有利な構成によれば、軸ジャーナル
が回動可能な車輪ハブとして構成され、かつ軸ケーシン
グが自動車に固定されたハブ支持体として構成されてい
る。これによって有利な形式で、市販の車輪軸受体とし
ても、また「ユニット」として特徴づけられている車輪
軸受ユニットとしても、広範囲に亘る互換性が達成可能
である。
【0009】駆動軸と中間軸との間の駆動可能な結合
は、例へば牽引機構伝動装置として形成されている。し
かし駆動軸が、遊星歯車と噛み合う遊星伝動装置の太陽
歯車として形成されており、該遊星歯車は、軸ジャーナ
ルから外方に突き出て遊星伝動装置のウエブを形成して
いる中間軸の端部に固定されている場合は更に有利であ
る。つまりこの構成によれば遊星伝動装置のウエブに2
つの遊星歯車が配置されており、その際一方の遊星歯車
は太陽歯車に噛み合い、かつ軸ジャーナルの内方に配置
された他方の遊星歯車は中空歯車に噛み合っている。太
陽歯車は最初に述べた遊星歯車と共に付加伝動装置を形
成し、該付加伝動装置は各転がり軸受の間に配置された
最終伝動装置に直列接続されている。この構造形式は、
最終伝動装置における減速比が異なった使用例に対して
も常に同一であるという利点を有しており、それは、全
体の減速比が付加伝動装置の減速比を適合させることに
よって可変であるからである。太陽歯車は駆動軸に回動
不能に結合されていても、また駆動軸に直接1体成形さ
れていても宜い。
は、例へば牽引機構伝動装置として形成されている。し
かし駆動軸が、遊星歯車と噛み合う遊星伝動装置の太陽
歯車として形成されており、該遊星歯車は、軸ジャーナ
ルから外方に突き出て遊星伝動装置のウエブを形成して
いる中間軸の端部に固定されている場合は更に有利であ
る。つまりこの構成によれば遊星伝動装置のウエブに2
つの遊星歯車が配置されており、その際一方の遊星歯車
は太陽歯車に噛み合い、かつ軸ジャーナルの内方に配置
された他方の遊星歯車は中空歯車に噛み合っている。太
陽歯車は最初に述べた遊星歯車と共に付加伝動装置を形
成し、該付加伝動装置は各転がり軸受の間に配置された
最終伝動装置に直列接続されている。この構造形式は、
最終伝動装置における減速比が異なった使用例に対して
も常に同一であるという利点を有しており、それは、全
体の減速比が付加伝動装置の減速比を適合させることに
よって可変であるからである。太陽歯車は駆動軸に回動
不能に結合されていても、また駆動軸に直接1体成形さ
れていても宜い。
【0010】遊星伝動装置が平歯車伝動装置として形成
されていて、共通のウエブに配置された両遊星歯車の歯
数が異なっている場合は、遊星伝動装置が所謂1 1/
2段の遊星伝動装置である。
されていて、共通のウエブに配置された両遊星歯車の歯
数が異なっている場合は、遊星伝動装置が所謂1 1/
2段の遊星伝動装置である。
【0011】中空歯車が軸ケーシングの内側に1体成さ
れている場合は、製作技術上及び組立技術上有利であ
る。
れている場合は、製作技術上及び組立技術上有利であ
る。
【0012】中間軸は原理的には、軸ジャーナルの夫々
の両側部(軸方向端部)上で軸ジャーナルの外方に突き
出ているか又は両側部上に突き出ている。捩り剛性的で
あって可能な限り短い駆動軸という観点から、中間軸が
軸ピンの車輪から離れた端部において軸ジャーナルから
外方に突き出るような配置が好都合である。更に軸ジャ
ーナルはこの配置の場合、内方に位置する遊星歯車(伝
動歯車)の領域においても高い曲げ強度及び回転強度を
有している。
の両側部(軸方向端部)上で軸ジャーナルの外方に突き
出ているか又は両側部上に突き出ている。捩り剛性的で
あって可能な限り短い駆動軸という観点から、中間軸が
軸ピンの車輪から離れた端部において軸ジャーナルから
外方に突き出るような配置が好都合である。更に軸ジャ
ーナルはこの配置の場合、内方に位置する遊星歯車(伝
動歯車)の領域においても高い曲げ強度及び回転強度を
有している。
【0013】本発明の有利な別の構成によれば、駆動軸
がブレーキ装置と協働している。
がブレーキ装置と協働している。
【0014】その際ブレーキ装置は、夫々中間軸が軸ジ
ャーナルのどちらの側で軸から外方に突き出るかに応じ
て、内方又は外方に位置するように配置されている。し
かし中間軸が軸ジャーナルの車輪に近い側で軸ジャーナ
ルの外方に突き出ており、かつ軸ジャーナルが駆動軸に
よって同心的に貫通されており、また中間軸と駆動軸と
が軸ジャーナルの車輪に近い側で駆動可能に相互に連結
されており、かつ駆動軸と車輪ハブとの間にはブレーキ
装置が配置されているような構成の場合は、特に有利で
あることが判明した。これによってブレーキ装置及び付
加伝動装置には保守の目的で容易にアクセスすることが
できる。
ャーナルのどちらの側で軸から外方に突き出るかに応じ
て、内方又は外方に位置するように配置されている。し
かし中間軸が軸ジャーナルの車輪に近い側で軸ジャーナ
ルの外方に突き出ており、かつ軸ジャーナルが駆動軸に
よって同心的に貫通されており、また中間軸と駆動軸と
が軸ジャーナルの車輪に近い側で駆動可能に相互に連結
されており、かつ駆動軸と車輪ハブとの間にはブレーキ
装置が配置されているような構成の場合は、特に有利で
あることが判明した。これによってブレーキ装置及び付
加伝動装置には保守の目的で容易にアクセスすることが
できる。
【0015】有利にはブレーキ装置が、流体的に解離可
能な薄板ばね負荷ブレーキとして形成されており、かつ
車輪リムと一緒に、車輪ハブに螺着可能なブレーキ支持
体内に配置されている。これによって車輪リムを取外し
た後にはブレーキ装置に容易にアクセスすることができ
る。
能な薄板ばね負荷ブレーキとして形成されており、かつ
車輪リムと一緒に、車輪ハブに螺着可能なブレーキ支持
体内に配置されている。これによって車輪リムを取外し
た後にはブレーキ装置に容易にアクセスすることができ
る。
【0016】駆動軸がブレーキ装置の作動のために圧力
媒体をブレーキ薄板に供給するための長手方向通路を有
している場合には、損傷の危険及び腐食作用に晒されて
外方に位置しているブレーキ導管が全く必要でない。
媒体をブレーキ薄板に供給するための長手方向通路を有
している場合には、損傷の危険及び腐食作用に晒されて
外方に位置しているブレーキ導管が全く必要でない。
【0017】可能な限り広幅の軸受ベースを得るため本
発明の構成にあっては、転がり軸受が同一の公称直径を
備えたアンギュラ玉軸受として形成されていて、O形配
置で組み込まれている。
発明の構成にあっては、転がり軸受が同一の公称直径を
備えたアンギュラ玉軸受として形成されていて、O形配
置で組み込まれている。
【0018】組み込むべき部分の数を可能な限り少くす
るという観点から、転がり軸受の外輪が軸ケーシングに
1体成形されていると有利である。
るという観点から、転がり軸受の外輪が軸ケーシングに
1体成形されていると有利である。
【0019】このためハブ支持体として軸ケーシングを
構成する際、ハブ支持体が外方側部に1体成形された固
定フランジを有していると有利である。
構成する際、ハブ支持体が外方側部に1体成形された固
定フランジを有していると有利である。
【0020】更に軸ケーシングが、軸受外輪の機能及び
遊星伝動装置の中空歯車の機能並びに固定フランジの機
能を、対応する面が軸ケーシングに1体成形されている
ような形式で、総て受容している場合には、車輪軸受ユ
ニットが僅かの構成部分だけを有している最もコンパク
トな構造形式を達成することができる。
遊星伝動装置の中空歯車の機能並びに固定フランジの機
能を、対応する面が軸ケーシングに1体成形されている
ような形式で、総て受容している場合には、車輪軸受ユ
ニットが僅かの構成部分だけを有している最もコンパク
トな構造形式を達成することができる。
【0021】本発明のその他の利点及び詳細について
は、概略の図面に図示された実施例に基いてこれを詳細
に説明することにする。
は、概略の図面に図示された実施例に基いてこれを詳細
に説明することにする。
【0022】
【実施例】図1に図示された本発明の車輪軸受ユニット
は軸ケーシング1を有し、該軸ケーシング1はこの実施
例では、不動のハブ支持体として形成されており、その
外方側部には固定フランジ2が設けられている。軸ケー
シング1の内方には軸ジャーナル3が配置されており、
該軸ジャーナル3は、軸方向で相互に離隔した2つのア
ンギュラ玉軸受4及び5によってO形配置で回転可能に
支承されて、車輪ハブを形成している。アンギュラ玉軸
受4及び5の外輪は、軸ケーシング1及び固定フランジ
2に1体に形成されている。アンギュラ玉軸受4及び5
の内輪は、軸受ナット6によって相互に調節され乃至は
緊締されている。
は軸ケーシング1を有し、該軸ケーシング1はこの実施
例では、不動のハブ支持体として形成されており、その
外方側部には固定フランジ2が設けられている。軸ケー
シング1の内方には軸ジャーナル3が配置されており、
該軸ジャーナル3は、軸方向で相互に離隔した2つのア
ンギュラ玉軸受4及び5によってO形配置で回転可能に
支承されて、車輪ハブを形成している。アンギュラ玉軸
受4及び5の外輪は、軸ケーシング1及び固定フランジ
2に1体に形成されている。アンギュラ玉軸受4及び5
の内輪は、軸受ナット6によって相互に調節され乃至は
緊締されている。
【0023】本発明によればアンギュラ玉軸受4及び5
の間の空間には、中空歯車7が軸ケーシング1に配置さ
れていて、有利には軸ケーシング1の内側に1体成形さ
れている。中空歯車7は伝動歯車8に噛み合っており、
該伝動歯車8は、軸ジャーナル3のポケット状の半径方
向の切欠き9内に配置されていて、回動不能に(例へば
収縮によって)中間軸10に固定されている。中間軸1
0は両側で支承されており、かつ図の左側に向って即ち
軸ジャーナル3の車輪から離れた側(内側)に向って軸
ジャーナル3から外方に突き出ている。その位置で中間
軸10は駆動軸11に駆動可能に結合されている。この
目的に対して駆動軸11は、この実施例では1 1/2
段である遊星伝動装置の太陽歯車として構成されて遊星
歯車12を駆動しており、該遊星歯車12はウエブとし
て役立っている中間軸10に配置されている。つまり軸
ジャーナル3の切欠き9内に位置する伝動歯車8が第2
の遊星歯車であり、該伝動歯車8は同一のウエブに遊星
歯車12と同じ様に固定されている。太陽歯車は遊星歯
車12と協働して付加伝動装置を形成し、一方遊星歯車
10と回転同期的に回転している伝動歯車8は、中空歯
車7と協働して最終伝動装置を形成している。この伝動
装置の組合せは、1 1/2段の遊星伝動装置として特
徴づけられている。遊星伝動装置は有利には、夫々3つ
の遊星歯車12及び伝動歯車8によって構成されてい
る。
の間の空間には、中空歯車7が軸ケーシング1に配置さ
れていて、有利には軸ケーシング1の内側に1体成形さ
れている。中空歯車7は伝動歯車8に噛み合っており、
該伝動歯車8は、軸ジャーナル3のポケット状の半径方
向の切欠き9内に配置されていて、回動不能に(例へば
収縮によって)中間軸10に固定されている。中間軸1
0は両側で支承されており、かつ図の左側に向って即ち
軸ジャーナル3の車輪から離れた側(内側)に向って軸
ジャーナル3から外方に突き出ている。その位置で中間
軸10は駆動軸11に駆動可能に結合されている。この
目的に対して駆動軸11は、この実施例では1 1/2
段である遊星伝動装置の太陽歯車として構成されて遊星
歯車12を駆動しており、該遊星歯車12はウエブとし
て役立っている中間軸10に配置されている。つまり軸
ジャーナル3の切欠き9内に位置する伝動歯車8が第2
の遊星歯車であり、該伝動歯車8は同一のウエブに遊星
歯車12と同じ様に固定されている。太陽歯車は遊星歯
車12と協働して付加伝動装置を形成し、一方遊星歯車
10と回転同期的に回転している伝動歯車8は、中空歯
車7と協働して最終伝動装置を形成している。この伝動
装置の組合せは、1 1/2段の遊星伝動装置として特
徴づけられている。遊星伝動装置は有利には、夫々3つ
の遊星歯車12及び伝動歯車8によって構成されてい
る。
【0024】本発明の車輪軸受ユニットは次のように機
能する。先づ駆動軸11(太陽歯車)遊星歯車12を駆
動し、ひいては中間軸10(ウエブ)を駆動する。中間
軸10に連結された伝動歯車8(内方に位置する第2遊
星歯車)は、中空歯車7と噛み合っていて中空歯車7を
支持しており、そのため反作用として、その内方で中間
軸11を支承している軸ジャーナル(車輪ハブ)が駆動
されるようになり、ひいては軸ジャーナル3に結合され
た車輪が回転し、図面には該車輪のうち車輪リム13だ
けが図示されている。更に本発明に基いて構成された車
輪軸受ユニット内ではその後、回転数の減速と、駆動軸
11に導入された回転モーメントの強化とが行われる。
前記実施例に図示された構造形式は、駆動軸11の回転
数と車輪回転数との間の減速比がほぼ16:1であるよ
うな場合に適している。
能する。先づ駆動軸11(太陽歯車)遊星歯車12を駆
動し、ひいては中間軸10(ウエブ)を駆動する。中間
軸10に連結された伝動歯車8(内方に位置する第2遊
星歯車)は、中空歯車7と噛み合っていて中空歯車7を
支持しており、そのため反作用として、その内方で中間
軸11を支承している軸ジャーナル(車輪ハブ)が駆動
されるようになり、ひいては軸ジャーナル3に結合され
た車輪が回転し、図面には該車輪のうち車輪リム13だ
けが図示されている。更に本発明に基いて構成された車
輪軸受ユニット内ではその後、回転数の減速と、駆動軸
11に導入された回転モーメントの強化とが行われる。
前記実施例に図示された構造形式は、駆動軸11の回転
数と車輪回転数との間の減速比がほぼ16:1であるよ
うな場合に適している。
【0025】図2には、図1の本発明の車輪軸受ユニッ
トの場合と同一のリム直径を有している、回転モーメン
ト強化装置なしの、従来技術で駆動可能な車輪軸受ユニ
ットが図示されている。その際同一の構造部材は同じ符
号で表わされている。本発明の車輪軸受ユニットの寸法
は、回転モーメント強化装置なしの従来技術の車輪軸受
ユニットの寸法にほぼ等しいことがよく判るであろう。
その際支持能力は同じ大きさである。それは、本発明の
車輪軸受ユニットの転動体の寸法は小さいけれども、該
転動体が調整のために軌道輪上により大きな直径で配置
されているからである。図1と図2とを比較することに
よって、同じ大きさの回転モーメントを本発明の車輪軸
受ユニットに伝達する場合には、駆動軸の直径が遥かに
小さくて宜いことが判るであろう。このため省スペース
及び省ウエイト的な構造という観点から大きな利点を得
ることができる。
トの場合と同一のリム直径を有している、回転モーメン
ト強化装置なしの、従来技術で駆動可能な車輪軸受ユニ
ットが図示されている。その際同一の構造部材は同じ符
号で表わされている。本発明の車輪軸受ユニットの寸法
は、回転モーメント強化装置なしの従来技術の車輪軸受
ユニットの寸法にほぼ等しいことがよく判るであろう。
その際支持能力は同じ大きさである。それは、本発明の
車輪軸受ユニットの転動体の寸法は小さいけれども、該
転動体が調整のために軌道輪上により大きな直径で配置
されているからである。図1と図2とを比較することに
よって、同じ大きさの回転モーメントを本発明の車輪軸
受ユニットに伝達する場合には、駆動軸の直径が遥かに
小さくて宜いことが判るであろう。このため省スペース
及び省ウエイト的な構造という観点から大きな利点を得
ることができる。
【0026】図3の場合には、本発明の車輪軸受ユニッ
トが電気的な駆動軸14の終端駆動部として使用されて
いる。車輪軸受ユニットが極めてコンパクトな構造形式
であるため大きな電動機を使用することができ、そのた
め全体で小さな構造スペースであり乍ら、高い出力密度
を備えた電気的な駆動軸が達成可能である。勿論本発明
の車輪軸受ユニットを別の駆動装置に接続することも可
能である。
トが電気的な駆動軸14の終端駆動部として使用されて
いる。車輪軸受ユニットが極めてコンパクトな構造形式
であるため大きな電動機を使用することができ、そのた
め全体で小さな構造スペースであり乍ら、高い出力密度
を備えた電気的な駆動軸が達成可能である。勿論本発明
の車輪軸受ユニットを別の駆動装置に接続することも可
能である。
【0027】図4には本発明の車輪軸受ユニットの変化
態様が図示されており、この例では駆動軸11と軸ジャ
ーナル3(ハブ部)との間にブレーキ装置が配置されて
いる。中間軸10は、車輪軸受ユニットの車輪に近い側
に突き出ている。つまり軸ジャーナル3(ハブ部)から
外方側に突き出て、ブレーキ支持体15を支承するため
に遊星歯車12を超えて外方に延びており、該ブレーキ
支持体15は車輪リム13と一緒に軸ジャーナル3に螺
着されている。ブレーキ支持体を独自の固定手段によっ
て軸ジャーナル3に結合することも勿論可能である。ブ
レーキ支持体15内ではブレーキ薄板16が、相互に回
動不能であるが、ブレーキ支持体15乃至は駆動軸11
に回動不能に固定された薄板支持体17と共に長手方向
に運動可能に配置されている。ブレーキ薄板16は、ば
ね18の力に抗し流体的に作動可能なピストン19によ
って負荷されている。ピストン19の作動のために設け
られた圧力室20は、駆動軸11内の長手方向通路21
に接続されている。太陽歯車及び遊星歯車12から形成
された付加伝動装置と、ブレーキ薄板とは共通のオイル
バス内を走行している。
態様が図示されており、この例では駆動軸11と軸ジャ
ーナル3(ハブ部)との間にブレーキ装置が配置されて
いる。中間軸10は、車輪軸受ユニットの車輪に近い側
に突き出ている。つまり軸ジャーナル3(ハブ部)から
外方側に突き出て、ブレーキ支持体15を支承するため
に遊星歯車12を超えて外方に延びており、該ブレーキ
支持体15は車輪リム13と一緒に軸ジャーナル3に螺
着されている。ブレーキ支持体を独自の固定手段によっ
て軸ジャーナル3に結合することも勿論可能である。ブ
レーキ支持体15内ではブレーキ薄板16が、相互に回
動不能であるが、ブレーキ支持体15乃至は駆動軸11
に回動不能に固定された薄板支持体17と共に長手方向
に運動可能に配置されている。ブレーキ薄板16は、ば
ね18の力に抗し流体的に作動可能なピストン19によ
って負荷されている。ピストン19の作動のために設け
られた圧力室20は、駆動軸11内の長手方向通路21
に接続されている。太陽歯車及び遊星歯車12から形成
された付加伝動装置と、ブレーキ薄板とは共通のオイル
バス内を走行している。
【図1】本発明の車輪軸受ユニットの横断面図である。
【図2】従来技術の車輪軸受ユニットの横断面図であ
る。
る。
【図3】電気的な駆動軸の終端駆動部としての、図1に
基く本発明の車輪軸受ユニットの図である。
基く本発明の車輪軸受ユニットの図である。
【図4】図1の車輪軸受ユニットの変化態様の図であ
る。
る。
1 軸ケーシング 2 固定フランジ 3 軸ジャーナル 4,5 アンギュラ玉軸受 6 軸受ナット 7 中空歯車 8 伝動歯車 9 切欠き 10 中間軸 11 駆動軸 12 遊星歯車 13 車輪リム 14 駆動軸 15 ブレーキ支持体 16 ブレーキ薄板 17 薄板支持体 18 ばね 19 ピストン 20 圧力室 21 長手方向通路
Claims (12)
- 【請求項1】 自動車の車輪軸受ユニットであって、軸
ジャーナルと、軸ジャーナル上に配置されて軸方向で相
互に離反している2つの転がり軸受と、転がり軸受を取
り囲んでいる軸ケーシングとを備えており、かつ軸ジャ
ーナル又は軸ケーシングが駆動される車輪ハブとして形
成されている形式のものにおいて、 両転がり軸受(4,5)の間で軸ケーシング(1)の内
側に中空歯車(7)が配置されていて、少くとも1つの
伝動歯車(8)に噛み合っており、該伝動歯車(8)は
少くとも部分的に、軸ジャーナル(3)の半径方向の切
欠き(9)内に配置されて、両側で軸ジャーナル(3)
に支承されている中間軸(10)に回動不能に結合され
ており、また中間軸(10)は、軸ジャーナル(3)の
少くとも一方の側において軸ジャーナル(3)から外方
に突き出ていて、車輪軸受ユニットの回転軸線に対し同
軸的に配置された駆動軸(11)に駆動可能に結合され
ていることを特徴とする、自動車の車輪軸受ユニット。 - 【請求項2】 軸ジャーナル(3)が回動可能な車輪ハ
ブとして構成され、かつ軸ケーシング(2)が自動車に
固定されたハブ支持体として構成されていることを特徴
とする、請求項1記載の車輪軸受ユニット。 - 【請求項3】 駆動軸(11)が、遊星歯車(12)と
噛み合う遊星伝動装置の太陽歯車として形成されてお
り、該遊星歯車(12)は、軸ジャーナル(3)から外
方に突き出て遊星伝動装置のウエブを形成している中間
軸(10)の端部に固定されていることを特徴とする、
請求項1又は2記載の車輪軸受ユニット。 - 【請求項4】 中空歯車(7)が軸ケーシング(1)の
内側に1体成形されていることを特徴とする、請求項1
から3までのいづれか1項記載の車輪軸受ユニット。 - 【請求項5】 中間軸(10)が軸ジャーナル(3)の
車輪から離反した側で、軸ジャーナル(3)から外方に
突き出ていることを特徴とする、請求項1から4までの
いづれか1項記載の車輪軸受ユニット。 - 【請求項6】 駆動軸(11)がブレーキ装置と協働し
ていることを特徴とする、請求項1から5までのいづれ
か1項記載の車輪軸受ユニット。 - 【請求項7】 中間軸(10)が軸ジャーナル(3)の
車輪に近い側で軸ジャーナル(3)の外方に突き出てお
り、かつ軸ジャーナル(3)が駆動軸(11)によって
同心的に貫通されており、また中間軸(10)と駆動軸
(11)とが軸ジャーナル(3)の車輪に近い側で駆動
可能に相互に連結されており、かつ駆動軸(11)と車
輪ハブとの間にはブレーキ装置が配置されていることを
特徴とする、請求項1から4までのいづれか1項記載の
車輪軸受ユニット。 - 【請求項8】 ブレーキ装置が、流体的に解離可能な薄
板ばね負荷ブレーキとして形成されており、かつ車輪リ
ム(13)と一緒に、車輪ハブに螺着可能なブレーキ支
持体(15)内に配置されていることを特徴とする、請
求項1から4までのいづれか1項記載の車輪軸受ユニッ
ト。 - 【請求項9】 駆動軸(11)が、圧力媒体を薄板ブレ
ーキ装置に供給するための長手方向通路(21)を有し
ていることを特徴とする、請求項8記載の車輪軸受ユニ
ット。 - 【請求項10】 転がり軸受(4,5)が同一の公称直
径を備えたアンギュラ玉軸受として形成されていて、O
形配置で組み込まれていることを特徴とする、請求項1
から9までのいづれか1項記載の車輪軸受ユニット。 - 【請求項11】 転がり軸受(4,5)の外輪が軸ケー
シング(1)に1体成形されていることを特徴とする、
請求項10記載の車輪軸受ユニット。 - 【請求項12】 ハブ支持体が外方側部に1体成形され
た固定フランジ(2)を有していることを特徴とする、
請求項2から11までのいづれか1項記載の車輪軸受ユ
ニット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4323539A DE4323539C1 (de) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | Radlagereinheit eines Kraftfahrzeugs |
DE4323539.5 | 1993-07-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0752603A true JPH0752603A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=6492764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6160094A Pending JPH0752603A (ja) | 1993-07-14 | 1994-07-12 | 自動車の車輪軸受ユニット |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5588931A (ja) |
JP (1) | JPH0752603A (ja) |
DE (1) | DE4323539C1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112498011A (zh) * | 2020-12-04 | 2021-03-16 | 吉林大学 | 一种用于电动汽车的同轴式模块化驱动桥结构 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP3877465B2 (ja) * | 1999-05-20 | 2007-02-07 | ナブテスコ株式会社 | 動力伝達機構 |
US6616567B2 (en) | 2000-10-10 | 2003-09-09 | Terex Corporation | Two speed gear box |
US7073620B2 (en) | 2003-06-06 | 2006-07-11 | Oshkosh Truck Corporation | Vehicle steering system having a rear steering control mechanism |
US7913816B2 (en) * | 2005-07-15 | 2011-03-29 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Transaxle with brake |
JP4894215B2 (ja) * | 2005-10-05 | 2012-03-14 | 日産自動車株式会社 | インホイールドライブユニット |
ITMI20100104A1 (it) * | 2010-01-27 | 2011-07-28 | Apex Dynamics Inc | Ingranaggio planetario riduttore di velocita'. |
WO2013023369A1 (zh) * | 2011-08-17 | 2013-02-21 | 长沙中联重工科技发展股份有限公司 | 轮边减速器框架、轮边减速器和车辆 |
AU2013202301B2 (en) | 2012-10-25 | 2015-10-01 | Auburn Gear, Inc. | Wheel drive transmission unit |
JP6170321B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2017-07-26 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
CN103272849A (zh) * | 2013-05-10 | 2013-09-04 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 一种热轧带钢轧机的轧辊定心装置及其装配方法 |
DE102016115017B4 (de) * | 2016-08-12 | 2021-04-29 | Zollern Gmbh & Co. Kg | Winde mit einer Windentrommel und einem davon separaten Lagerzapfen |
EP3496967B1 (en) | 2016-08-15 | 2021-03-24 | Auburn Gear, Inc. | Wheel drive transmission |
DE102021104641A1 (de) | 2021-02-26 | 2022-09-01 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Getriebevorrichtung mit einer über Wälzlager gelagerten Welle |
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CH371694A (fr) * | 1961-07-17 | 1963-08-31 | Berliet Automobiles | Roue motrice électrique pour véhicule à pneu |
US3519247A (en) * | 1968-03-25 | 1970-07-07 | Gearmatic Co Ltd | Freewheel final drive assembly |
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-
1993
- 1993-07-14 DE DE4323539A patent/DE4323539C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-07-06 US US08/271,144 patent/US5588931A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-12 JP JP6160094A patent/JPH0752603A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112498011A (zh) * | 2020-12-04 | 2021-03-16 | 吉林大学 | 一种用于电动汽车的同轴式模块化驱动桥结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4323539C1 (de) | 1994-11-10 |
US5588931A (en) | 1996-12-31 |
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