JPH0752543Y2 - 冷却飲料ディスペンサ装置 - Google Patents

冷却飲料ディスペンサ装置

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JPH0752543Y2
JPH0752543Y2 JP12148589U JP12148589U JPH0752543Y2 JP H0752543 Y2 JPH0752543 Y2 JP H0752543Y2 JP 12148589 U JP12148589 U JP 12148589U JP 12148589 U JP12148589 U JP 12148589U JP H0752543 Y2 JPH0752543 Y2 JP H0752543Y2
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JP
Japan
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beverage
tank
tank body
beverage tank
refrigerating chamber
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JP12148589U
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JPH0361278U (ja
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武明 船橋
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、顧客に冷たい飲物を提供するのに使用する冷
却飲料ディスペンサ装置に関する。
(従来の技術) この種の冷却飲料ディスペンサ装置は、例えば実開昭56
−175684号公報に開示された技術のように、飲料を冷却
する冷却器が飲料タンクに設けられており、また冷却飲
料の成分が底部に沈澱しないように攪拌する装置が一体
的に組み付けられている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながらこのような従来技術では、冷却器や攪拌装
置を取り外すことが困難であるので飲料タンクの内部形
状がきわめて複雑になり、その内部を掃除することが困
難である。従って、飲料タンクの内部を衛生的に保つた
めに相当な手間を要する。
本考案は、飲料タンクの内部の掃除が容易で、手間を要
することなく内部を衛生的に保つことができる冷却飲料
ディスペンサ装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このために、本考案による冷却飲料ディスペンサ装置
は、第1図〜第4図に例示するごとく、 冷却された飲料を容れる飲料タンクと、断熱性の壁によ
り構成され扉を設けた開口から前記飲料タンクを出し入
れ可能に収納する冷蔵室を内部に形成した箱体と、前記
冷蔵室内を冷却する冷凍ユニットを備えてなり、 前記飲料タンクは、上面が解放された角形のタンク本体
と、このタンク本体の両側板の上縁付近に着脱可能に両
端が係止されて揺動可能に支持され前記両側板の上縁よ
りも上方に突出する延長部を有する攪拌板と、前記タン
ク本体の上面を着脱可能に覆うと共に前記攪拌板の延長
部を通す開口を設けた上蓋よりなり、 前記冷蔵室内には電動機により回転駆動される回転軸
と、この回転軸に固定され前記冷蔵室内に収納された前
記飲料タンクから上方に突出する延長部に当接して前記
攪拌板を揺動させる突起部を有する駆動部材を設けてな
るものである。
(作用) 冷却された飲料を容れた飲料タンクは冷蔵室内に収納さ
れて低温に保たれる。従って飲料タンク冷却器を設ける
ことは不要である。
攪拌板は、上方に突出する延長部が回転軸に設けた駆動
部材の突起部により周期的に押されて揺動し、飲料タン
ク内の冷却飲料を攪拌して沈澱を防止する。
飲料タンクは冷蔵室から取り出すことができ、また上蓋
及び攪拌板はタンク本体から取り外すことができる。
(考案の効果) 上述のごとく本考案によれば、飲料タンクに冷却器を設
けることは不要であり、また攪拌板はタンク本体から容
易に取り外すことができるので、タンク本体の内部の形
状はきわめて単純となる。従って、飲料タンクの内部の
掃除がきわめて容易となるので、手間を要することなく
飲料タンクの内部を衛生的に保つことができる冷却飲料
ディスペンサ装置が得られる。
(実施例) 以下に、添付図面に示す実施例により、本考案の説明を
する。
主として第1図に示すごとく、冷却飲料ディスペンサ装
置Aの外箱は、下側の機械室枠体20と、その上に取り付
けられる箱体10からなり、全体が支持脚25により支持さ
れている。本実施例の冷却飲料ディスペンサ装置Aは、
製氷機B(第2図に一部のみを示す)やコーヒーディス
ペンサ等を有するマルチディスペンサの一部となってい
る。
箱体10は断熱性の壁により構成され、その内部には上部
の冷蔵室12と、下部室11と、仕切壁15により仕切られて
この両室11,12を連通する往路13及び復路14が形成され
ている。この往路13及び復路14を形成する箱体10の部分
は、前後幅が下部室11及び冷蔵室12よりも狭く、これに
より箱体10の前側には全幅にわたる凹部19が形成され
る。冷蔵室12の前側には取手18aを有する扉18により開
閉される上部開口10bが設けられ、冷却された飲料を容
れる3個(第2図参照)の同一の飲料タンク40が、この
上部開口10bから出し入れ可能に冷蔵室12内に収納され
ている。下部室11は前側に下部開口10aが設けられ、引
出し式の貯蔵箱17が挿入される冷蔵庫となっている。
箱体10内を冷却する冷凍ユニット30の各構成部分のうち
圧縮機31、凝縮器32及び冷却ファン33は機械室枠体20内
に設置され、蒸発器34は往路13内の下部に取り付けられ
ている。往路13内の中間部には、下部室11内の空気を往
路13を通して冷蔵室12内に送り、復路14を通して下部室
11内に戻す電動式の循環ファン36が設けられている。ま
た、下部室11内と冷蔵室12内には、それぞれ設定温度を
調整することができるサーモスタット等の下部温度セン
サ38及び上部温度センサ39が設けられている。
冷凍ユニット30及び循環ファン36は制御装置(図示省
略)により制御され、下部温度センサ38により検出され
た下部室11内の温度が設定温度よりも高くなれば冷凍ユ
ニット30が作動し、また上部温度センサ39により検出さ
れた冷蔵室12内の温度が設定温度よりも高くなれば循環
ファン36が作動するようになっている。これにより下部
室11及び冷蔵室12は、一組の冷凍ユニット30と一台の循
環ファン36により、それぞれの設定温度に保たれる。
第1図及び第2図に示すごとく、凹部19の上壁19bに
は、後述するように各飲料タンク40内に着脱可能に連通
される3本のL形の放出パイプ81の上部がソケット80と
ナット82(第3図参照)によりねじ止め固定され、各放
出パイプ81の下部前端には飲料タンク40内の飲料を放出
する電磁弁83が取り付けられている。凹部19の下壁19a
上には電磁弁83からの飲料を受けるコップなどを載せる
受板22が設けられている。また、上壁19bの前端と受板2
2の後端の間には、各電磁弁83の放出ノズルを通す穴を
設けた覆板21が取り付けられている。覆板21の前面に
は、各電磁弁83をそれぞれ開閉するための3個の押ボタ
ンスイッチ84が設けられている。
次に、第3図及び第4図により、冷却飲料を容れる各飲
料タンク40の説明をする。飲料タンク40のタンク本体41
はステンレス鋼の板金製で、扉18側となる前側の上部に
水平方向に突出する張出部42を有する角形に形成され、
その上面は解放されて、上蓋45により着脱可能に覆われ
ている。上蓋45は、後側の大半を占める本体部46と、そ
の前縁に丁番48を介して取り付けられ張出部42の上側を
開閉可能に覆う開閉部47により構成されている。
飲料タンク40に設けられる攪拌板50は略長方形状で、上
端部に位置する延長部52を除く大部分の両側縁には補強
のための折曲部51が設けられている。この両折曲部51の
上端部に設けた小穴に挿通した支持軸53は、その両先端
がタンク本体41の両側板43の上縁から切り込んだ切欠き
部44に係止されている。これにより攪拌板50はその先端
がタンク本体41の底面に接近して揺動可能に支持され
る。攪拌板50の延長部52は、上蓋45の本体部46の中間部
に形成した長方形の開口46aを揺動可能に通り抜けて、
側板43の上縁よりも上方に突出している。
第1図〜第4図に示すごとく、冷蔵室12内には、収納さ
れた各飲料タンク40から上方に突出する攪拌板50の延長
部52のすぐ後方に位置して水平な回転軸55が設けられ、
その両端部は箱体10に回転自在に支持されている。回転
軸55には各攪拌板50の延長部52に対応して3個の駆動部
材56が固定され、電動機57により比較的低速度で回転駆
動されている。駆動部材56は2個の突起部56aを有する
板カム状で、回転軸55と共に回転すれば、攪拌板50の延
長部52は突起部56aにより間欠的に押される。これによ
り攪拌板50は二点鎖線に示すように揺動して、タンク本
体41内の冷却飲料が沈澱しないように穏やかに攪拌す
る。
タンク本体41には、張出部42の底面と、それよりやや後
方となるタンク本体41の下部前面の間に、水位計兼用の
把手部60が設けられている。張出部42の前部底面には下
向きに突出する短い保持筒61が液密に溶着され、タンク
本体41の下部前面にはユニオンねじ62がリングナットに
より液密に締め付けられている。ユニオンねじ62の内孔
に後端の細径部64aが液密に挿入された連通部材64は前
方に突出し、その前端部の上側に形成された開口64bは
保持筒61と鉛直に対向している。保持筒61の内孔と開口
64bには透明管65の上下端が液密に嵌合され、保持筒61
の上側からねじ込んだ押えねじ66により抜止めがなされ
ている。この透明管65は、飲料タンク40を冷蔵室12から
出し入れする際の握りとして使用され、また透明管65を
通して飲料タンク40内の液量を見ることができる。
ユニオンねじ62の直後に位置するタンク本体41の底面前
部には、飲料タンク40と放出パイプ81を結ぶ逆止弁70が
設けられている。逆止弁70の筒体71はタンク本体41の底
板を貫通して液密に溶着され、上端はねじ栓73により閉
じられている。筒体71にはタンク本体41の底板の直上位
置にタンク本体41内と連通する複数の連通孔72が開口さ
れ、下部内周と下端部外周に形成した各環状溝にはそれ
ぞれ弾性材よりなるシール部材74とOリング75が嵌着さ
れている。筒体71内のシール部材74より上方には、シー
ル部材74の内径よりも大径の球状の弁体76が設けられ、
ねじ栓73との間に介装したスプリング77によりシール部
材74に向けて付勢されている。
この逆止弁70は、放出パイプ81の上端にねじ込まれて凹
部19の上壁19bに固定されたソケット80と係合していな
い状態では、スプリング77により弁体76がシール部材74
に当接して閉じられている。しかしながら、飲料タンク
40を冷蔵室12内に入れ、箱体10に固定したアングル部材
16に後部を載せ、筒体71の下部をソケット80内に係合し
て飲料タンク40を支持した状態では、弁体76はソケット
80と一体のロッド80aによりスプリング77に抗して押し
上げられ、逆止弁70は開となる。これと同時に筒体71外
周のOリング75がソケット80の上側開口部の内周面に嵌
合してこの両者71,81は液密に結合されるので、放出パ
イプ81は連通孔72を通してタンク本体41内部と連通され
る。なおソケット80の上側開口部の内部容積は、飲料タ
ンク40着脱の際に漏れる少量の飲料が溢れないように、
充分大にしておくものとする。
本実施例の冷却飲料ディスペンサ装置は、各飲料タンク
40内に予め冷却された各種のジュースやコーヒーなどの
飲料を容れ、冷蔵室12内に冷蔵して使用する。各飲料タ
ンク40に容れる飲料は異なる種類のものでも、同一種類
のものでもよい。所望の冷却飲料を容れた飲料タンク40
に連通された放出パイプ81先端の電磁弁83の下の受板22
上にコップなどをおき、対応する押しボタンスイッチ84
を押せば冷却飲料が放出される。本実施例では放出量は
タイマ(図示省略)により制御しているが、押しボタン
スイッチ84を押している間だけ冷却飲料が放出されるよ
うにしてもよいし、これらを組み合わせてもよい。飲料
タンク40内の冷却飲料が減少すれば、貯蔵箱17内に冷蔵
された飲料のストックを取り出し、冷蔵室12の扉18を開
き、開閉部47を開けて飲料タンク40の上面前側から減少
分を補給する。
飲料タンク40内部の掃除は、飲料タンク40を冷蔵室12内
から取り出し、タンク本体41と上蓋45と攪拌板50に分解
して行う。飲料タンク40には冷却された飲料を容れ、冷
蔵室12内に収納して低温に保たれるので、タンク本体41
に冷却器を設ける必要はなく、タンク本体41内部形状は
きわめて単純である。従ってタンク本体41内部の掃除は
きわめて簡単であり、また上蓋45と攪拌板50の掃除も簡
単であるので、手間を要することなく飲料タンク40の内
部を衛生的に保つことができる。把手部60のユニオンね
じ62を取り外せばタンク本体41の掃除は一層容易とな
る。また把手部60の分解掃除もきわめて容易である。
また本実施例では、冷蔵室12内にそれぞれ攪拌板50を備
えた飲料タンク40を複数個(3個)収納したが、本考案
は1個の飲料タンク40を冷蔵室12内に収納して実施して
もよい。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案による冷却飲料ディスペンサ装置の一
実施例を示し、第1図は全体の側断面図、第2図は上部
の扉を除き覆板の一部を破断した状態の正面図、第3図
は飲料タンク及び関連部分の側断面図、第4図は第3図
のIV−IV断面図である。 符号の説明 10……箱体、10b……開口(上部開口)、12……冷蔵
室、18……扉、30……冷凍ユニット、40……飲料タン
ク、41……タンク本体、43……側板、45……上蓋、46a
……開口、50……攪拌板、52……延長部、55……回転
軸、56……駆動部材、56a……突起部、57……電動機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却された飲料を容れる飲料タンクと、断
    熱性の壁により構成され扉を設けた開口から前記飲料タ
    ンクを出し入れ可能に収納する冷蔵室を内部に形成した
    箱体と、前記冷蔵室内を冷却する冷凍ユニットを備えて
    なり、 前記飲料タンクは、上面が解放された角形のタンク本体
    と、このタンク本体の両側板の上縁付近に着脱可能に両
    端が係止されて揺動可能に支持され前記両側板の上縁よ
    りも上方に突出する延長部を有する攪拌板と、前記タン
    ク本体の上面を着脱可能に覆うと共に前記攪拌板の延長
    部を通す開口を設けた上蓋よりなり、 前記冷蔵室内には電動機により回転駆動される回転軸
    と、この回転軸に固定され前記冷蔵室内に収納された前
    記飲料タンクから上方に突出する延長部に当接して前記
    攪拌板を揺動させる突起部を有する駆動部材を設けてな
    る 冷却飲料ディスペンサ装置。
JP12148589U 1989-10-16 1989-10-16 冷却飲料ディスペンサ装置 Expired - Lifetime JPH0752543Y2 (ja)

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JPH0361278U JPH0361278U (ja) 1991-06-17
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