JPH0752455Y2 - スチームトラップにおける流路切換装置 - Google Patents

スチームトラップにおける流路切換装置

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JPH0752455Y2
JPH0752455Y2 JP1989116972U JP11697289U JPH0752455Y2 JP H0752455 Y2 JPH0752455 Y2 JP H0752455Y2 JP 1989116972 U JP1989116972 U JP 1989116972U JP 11697289 U JP11697289 U JP 11697289U JP H0752455 Y2 JPH0752455 Y2 JP H0752455Y2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16T1/00Steam traps or like apparatus for draining-off liquids from enclosures predominantly containing gases or vapours, e.g. gas lines, steam lines, containers
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    • Y10T137/8803Also carries head of other valve

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスチームトラップにおいて、流体の流路を効果
的に形成し得るようにした流路切換装置に関する。
〔従来の技術〕
通常のスチームトラップ装置を配管中に設置する場合に
は、一般に第8図に示したように、一対の止め弁とスト
レーナが設けられると共に止め弁を有するバイパス管が
併設され、このような配管方法により上記ストレーナ及
びスチームトラップ(T)の点検,調整,交換等の作業
に備えることができる。ところが、このように複数の装
置を組合せて構成すると大きな配管スペースが必要にな
ると共に取付け及び配管のために手数が多くなり、その
上、点検その他の作業を行なう都度,各止め弁を個別に
操作しなければならないことから著しく面倒であった。
尚、第9図に示したようなストレーナを内蔵したスチー
ムトラップ(T)を用いたところで、配管構成を僅かに
簡単化し得るに過ぎない。
このような問題に対し、例えば実開昭63−57897号公報
に記載のスチームトラップ装置によれば配管を簡単にす
る上で有効である。即ち、第10図に示したように、略コ
字状の流路を形成するように接続され得る流体入口及び
流体出口を有する弁箱には、該入口及び出口に接続し得
る一対の弁孔とそれらを直接連通せしめるバイパス通路
とが形成された筒状の切換弁体が回動可能に嵌装される
と共に上記流体入口及び流体出口の反対側にはスチーム
トラップ部が接続される。そして、切換弁体を回動させ
ることにより、弁孔を介してスチームトラップ部を経由
する流路と図示されているバイパス通路による流路と、
更に流体入口及び流体出口間を遮断した状態と、を適宜
切換え得るようになっていて、これによりスチームトラ
ップ部等の点検作業等のために必要になっていたバイパ
ス管や止め弁等を省略することができる結果、配管構造
は第11図のように極めて簡単になる(第8図及び第9図
参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記スチームトラップ装置では、切換弁体
の弁孔等と流体入口及び流体出口並びにスチームトラッ
プ部側との接続部分に合計4個もの四フッ化エチレン樹
脂製平板パッキンを設けなければならず、更に弁孔等を
流体入口等に整合させるべく弁体を回動する際、弁孔の
開口端がパッキン表面を横切る時に弁室内への蒸気の漏
出を防ぎ切れないという問題があり、クランドパッキン
を設ける必要があった。又、パッキン自体のへたりが原
因となる漏れやそれが平形であるために弁室の内周面に
倣って装着することが本来的に困難であること等の点か
ら完全なシール効果が得られずこの種装置として致命的
な問題を有していた。一方、第11図から明らかなよう
に、通称“行って来い”式の配管構成であり、一直線状
の配管路を形成し得ないために配管スペースを有効に減
少させることができないという問題の他に、切換弁体部
がスチームトラップ部に比べて大形になってしまった
り、弁箱の機械加工に際して弁室部とスチームトラップ
部の芯が異なる(XX軸及びX′X′軸)ためにチャッキ
ングをし直さなれければならない等の構造の複雑さによ
る種々の問題があった。
本考案はかかる実情に鑑み、バイパス管やストレーナ,
止め弁等を使用することなく弁装置自体により配管中へ
の設置を可能ならしめると共に、切換装置としての適正
な作動を保証し且つ設置のための配管スペースの減少等
を図り得るスチームトラップにおける流路切換装置を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本考案によるスチームトラップにおける流路切換装置
は、配管に接続する流体入口及び流体出口を有する基体
部と制御すべき流体の流入孔及び流出孔を有し上記基体
部に回動可能に嵌装されたスチームトラップ部とから成
り、上記スチームトラップ部には、上記流体入口及び流
入孔間並びに上記流体出口及び流出孔間を夫々連通せし
める一対の流入側連通路及び流出側連通路が形成されて
いる。
従って、スチームトラップ部の回動位置に応じて、上記
流体入口及び流体出口間を、上記一対の連通路を介して
連通状態にし、又は遮断状態にすることができ、このよ
うな流路切換えによりスチームトラップの前後の止め弁
を使用せずに弁装置を形成することが可能になる。
又、上記スチームトラップ部に上記流体入口及び流体出
口間を直接連通するバイパス通路を形成することによ
り、バイパス管や全ての止め弁を使用せずに弁装置を形
成することができ、流路状態を更に多様に変化させるこ
とができる。
更に、上記の場合、流体入口及び流体出口の開口部に位
置する上記基体部の内周面又は底面に形成されたパッキ
ン溝に、上記スチームトラップ部の弁箱の外周面又は下
端面に密着するパッキンを設けることにより、流体の漏
出を有効に防止することができる。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第5図に基づき、本考案のスチームト
ラップにおける流路切換装置の第一実施例を説明する。
第1図は本考案を適用した、蒸気配管中の復水を自動的
に排出し得るスチームトラップ装置を示しているが、図
中、1は蒸気,復水が流入する流体入口2と復水が流出
する流体出口3とが対向する位置に形成された基体部、
4,4′は夫々流体入口2及び流体出口3に嵌着された後
述するパッキンのためのへたり防止用のパッキン案内
管、5は基体部1の嵌合孔1aに回動可能に嵌着された弁
箱6と蓋体7とが固着されて成るスチームトラップ部、
8は図示した弁箱6の回動位置で後述するトラップ室へ
蒸気,復水を送り込むための流入孔9と上記流体入口2
とを連通せしめる流入側連通路、10は弁座口19aから連
なる流出孔11と上記流体出口3とを連通せしめる流出側
連通路である。上記弁箱6の回動位置で流体入口2及び
流体出口3に夫々整合する開口8a及び開口10aを結ぶ方
向と直交する方向にバイパス通路12が弁箱6を貫通して
いる。一方、上記流体入口2及び流体出口3の開口部に
位置する嵌合孔1aの内周面には全周に亘りパッキン溝13
が形成されていて、このパッキン溝13へ上記パッキン案
内管4,4′の先端部を圧入し、パッキン14,14′が嵌着せ
しめられている。パッキン14、14′は柔軟性及び耐熱性
を有する四フッ化エチレン樹脂若しくは膨張黒鉛等によ
り形成されるが、特に四フッ化エチレン樹脂製の場合は
短冊状又はリボン状でよく、第2図及び第3図に示した
ように、パッキン案内管4,4′に挿入すべき孔14aの内径
dは該パッキン案内管4(4′)の外径よりも若干小さ
く、又、両端部の長さl1,l2は開口8a,開口10a及びバイ
パス通路12の開口部の内径d0よりも大きく、そして幅w
及び厚さtは夫々パッキン溝13の幅及び深さよりも僅か
に大きくなるように設定されている。尚、パッキン14,1
4′の両端部の長さl1,l2は長い程、そのへたりを防止す
る上で有効に作用するが、例えば第4図及び第5図に示
したようなパッキン14及びパッキン14′を一体化したも
のを用いることも出来る。
15は蓋体7の内部に形成されたトラップ室、16はストレ
ーナ、17はトラップ室15内に装着されたカプセル、18は
カプセル押え、19は前記弁座口19aが形成されている弁
座体である。カプセル17内には上記弁座口19aを開閉す
る弁体20を担持したダイアフラム21が張架されていて、
このダイアフラム21と上側ケース17aにより画成される
密閉室22に作動媒体(温度に応じて蒸気圧力が変化する
弾発性流体)が封入されている。
本考案によるスチームトラップにおける流路切換装置は
上記のように構成されているから、スチームトラップ部
5を媒体部1に対して適宜回動させることにより流体入
口2及び流体出口3間の流路を自在に切換えることがで
きるが、先づ、弁箱6が第1図に示した回動位置にある
場合、基体部1の嵌合孔1aの内周面に開口する流体入口
2と流入側連通路8の開口8aとが、そして流体出口3と
流出側連通路10の開口10aとが夫々整合し、流体入口2
及び流体出口3間はトラップ室15を介して連通状態にな
る。そしてトラップ室15内の温度が低い場合、カプセル
17の密閉室22内の作動媒体の圧力が低下する結果、弁体
20が弁座体19から離間して弁座口19aを開放状態にす
る。これにより、流体入口2から導入された復水は、流
入側連通路8,流入孔9,トラップ室15,弁座口19a,流出孔1
1及び流出側連通路10を介して流体出口3より弁装置か
ら排出せしめられる。このように形成された流路中のト
ラップ室15内に蒸気が流入して温度が上昇するとカプセ
ル17の密閉室22内の作動媒体圧力が上昇して弁体20が弁
座口19aを閉止するため流体出口3からの蒸気の流出を
阻止する。そして更に、復水がトラップ室15内に滞留し
てその温度が低下するとカプセル17の作動媒体圧力が低
下し、弁座口19aが再び開放されて復水が流体出口3か
ら排出せしめられるが、このように流体入口2と流体出
口3とが流入側連通路8及び流出側連通路10を介して連
通状態にある場合には自動的に復水の排出制御が行われ
る。
次に、弁箱6を上記の状態から右又は左へ90°回動させ
ると、流体入口2及び流体出口3はバイパス通路12と接
続し、一方、流入側連通路8の開口8a及び流出側連通路
10の開口10aは、夫々流体入口2及び流体出口3と整合
しないから閉止状態になり、流体入口2及び流体出口3
間にはかかるバイパス通路12のみを介してのバイパス流
路が形成される。このバイパス流路状態では流体入口2
及び流体出口3は直接連通しているから、例えばこれら
と接続する新設した配管の使用当初のブローオフや停止
後に行なう再通気時の大量の復水排水等に好都合であ
り、又、長時間に亘るトラップ部の分解,点検及び修理
の際の復水の連続排出を可能ならしめる。尚、この場合
のドレン量は比較的少ないので上記弁箱6の回動角度を
90°±αに設定することによりバイパス通路12の開口部
における流路面積を適宜調節(減少)して復水量に応じ
た流路とすることができる。また、スチームトラップ部
は流路から遮断されているためその内部に組込まれてい
るストレーナ16,カプセル17及び弁座体19等の保守,点
検及び整備を行なうことが出来、この場合、バイパス流
路による復水の排出を持続させたままこのような作業を
遂行することが可能である。
又、弁箱6を第1図に示した状態から右又は左へ45°前
後回動すると、これは上記トラップ連通状態と上記バイ
パス流路の場合との中間の回動位置になるが、この場
合、流入側連通路8,流出側連通路10及びバイパス通路12
の全ては夫々流体入口2及び流体出口3と整合しないか
ら全て閉止状態となり、当然に流体は、流体入口2から
スチームトラップ部5へ流入し得ない。従って、この場
合にもストレーナ16,カプセル17等の保守,点検等を行
ない得るのは勿論である。
上記のようにスチームトラップ部5の回動位置に応じて
流路状態を切換えることができるが、この切換えの際、
例えば第1図に示した状態から弁箱6を回動すると流入
側連通路8の開口8aは流体入口2の開口部との整合状態
から外れて次第にパッキン14の表面を横切ってゆく。こ
の場合、パッキン14はパッキン溝13へ隙間なく嵌着し、
しかも弁箱6の外周面により嵌合孔1aの内周面に倣って
圧入状態で装着されているので、パッキン14は回動して
ゆく弁箱6の外周面に密着している。従って、流体入口
2又は流入側連通路8から蒸気等が嵌合孔1aの内周面と
弁箱6の外周面との間に漏れ出すことはなく流路の気密
(液密)が完全に保持されている。このようなシール作
用はパッキン14′においても同様であり、流路の切換中
及び切換後のスチームトラップ部5の各回動位置におい
て完全なシール効果が得られる。
上述したようにスチームトラップ部5を回動させるだけ
の簡単な操作で有効に流路状態を切換えることができ、
実際に配管中に設置する場合にも止め弁やバイパス管等
を使用する必要がなくなるため取扱いが極めて簡単且つ
容易である。更に従来例のスチームトラップ装置につい
て説明した“行って来い”式の配管によらずに、流体入
口2及び流体出口3に配管を接続することにより、一直
線状に配管路を形成してしかも基体部1にスチームトラ
ップ部5を嵌装する構造になっているから配管スペース
は格段に小さくて済む。又、かかる直線流路配管は現場
での取付け作業を容易にするのは勿論であるが、流体入
口2及び流体出口3と配管との接続部分をフランジ式,
溶接式等適宜選択し得るので取付け作業上極めて好都合
である。これらにより配管に要するコストが大幅に節減
されるが、一方、弁装置(スチームトラップ装置)自体
において、従来の場合(第10図)に比べてその数が半減
できた二箇所のパッキンシール部(パッキン14,14′部
分)により完全なシール効果が得られ、又、別個の切換
弁を設ける必要がないことにより弁装置全体を小形軽量
にできたことに加え、機械加工の際の基準軸が単一であ
るから加工も容易になり、従って弁装置の製作コストも
大幅に低減させることができる。そして更に、構造が簡
単で小形軽量且つ安価なものにすることができるから、
流路を形成すべき各通路の径やカプセル17等の径又は容
量を大きくでき、大容量のスチームトラップ装置の製作
が可能になる。
第6図及び第7図は本考案によるスチームトラップにお
ける流路切換装置の第二実施例を示す。この例は、上記
第一実施例と同様スチームトラップ装置であるが、流体
入口2及び流体出口3は嵌合孔1aの底面において同一円
周上の対向する位置に開口していると共にこの円周に沿
って一定の幅と深さを有するパッキン溝23が形成され、
該パッキン溝23へパッキン案内管4,4′の先端部を圧入
し、必要な両端部の長さを有するパッキン24,24′が嵌
着されている。一方、基体部1に嵌着した弁箱6の下端
面には、流体入口2及び流体出口3の夫々開口部と整合
するように、流入側連通路8の開口8aと流出側連通路10
の開口10aが形成されると共に、これらの開口8a,10aと
は同一円周上で且つ直交する直径方向の位置に形成され
た開口25a,25a′を有するバイパス通路25が弁箱6内部
に形成されている。パッキン溝23に隙間なく嵌着された
扇形のパッキン24,24′(尚、これらをC字状又はドー
ナツ板状に一体に形成してもよい)の厚さはパッキン溝
23の深さよりも僅かに大きくなっていて、スチームトラ
ップ部5を基体部1に取付けるためのナット26を板ばね
27を介して締め込むことによってパッキン24,24′が弁
箱6と密着するようになっている。
尚、第6図においては、流入孔9は流入側連通路8と一
緒になっている。
第二実施例において、スチームトラップ部5が第6図に
示した回動位置にあるとき流体入口2及び流体出口3は
流入側連通路8及び流出側連通路10を介して連通状態に
なり、又、この状態から弁箱6を右又は左へ90°回動さ
せるとバイパス通路25の開口25a及び開口25a′が流体入
口2又は流体出口3の開口と整合してバイパス通路25に
よるバイパス流路が形成される。そして、これらの回動
位置の中間位置では流体入口2及び流体出口3間が遮断
せしめられ、このようにスチームトラップ部5の回動位
置に応じて流路を切換えることができ、第一実施例の場
合と同様な効果が得られる。
尚、上記各実施例において、スチームトラップ装置はカ
プセル式の他にベローズ式,バイメタル式,ディスク式
又はバケット式等の型式のものが採用可能である。更
に、前記パッキン14,14′は基本部1側に装着する代わ
りに、弁箱6に装着してもよく、その形状,材質等は上
記実施例に限定されるものではない。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によれば、単体のスチームトラップ
装置自体により流路の遮断及びバイパス流路の切換えを
可能にし、スチームトラップ前後の止め弁やストレーナ
更にバイパス管及びその止め弁が不必要になるので配管
スペースが小さくて済み、又、配管構成が簡単になった
ので配管の作業及び費用を大幅に低減することができ
る。更に、配管構成上、一直線状の配管を容易に実現す
ることができて極めて便利であり、配管との接続部をフ
ランジ形や溶接形等自由に選択することができるので好
都合である。又、流路切換部のパッキンシール配設個所
が半減されている上に、前述したような特殊なパッキン
シール構造により故障発生率も著しく減少し、漏れの心
配をなくすることができる。更に、別個の切換弁が不必
要であるため構造を簡単化することができると共に、小
形・軽量且つ安価である等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例によるスチームトラップ装
置の縦断面図、第2図及び第3図は本考案に係る流路切
換えのためのパッキンの平面図及び側面図、第4図及び
第5図は該パッキンの変形例を示す平面図及び側面図、
第6図は本考案の第二実施例によるスチームトラップ装
置の縦断面図、第7図は第6図のVII−VII線に沿う断面
図、第8図及び第9図は従来のスチームトラップ装置に
よる配管構成例を示す図、第10図は従来の流路切換え可
能なスチームトラップ装置の縦断面図、第11図は該スチ
ームトラップ装置による配管構成例を示す図である。 1……基体部、2……流体入口、3……流体出口、4,
4′……パッキン案内管、5……スチームトラップ部、
6……弁箱、7……蓋体、8……流入側連通路、9……
流入孔、10……流出側連通路、11……流出孔、12,25…
…バイパス通路、13,23……パッキン溝、14,14′,24,2
4′……パッキン、15……トラップ室、16……ストレー
ナ、17……カプセル、18……カプセル押え、19……弁座
体、20……弁体、21……ダイアフラム、22……密閉室、
26……ナット、27……板ばね。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管に接続する流体入口及び流体出口を有
    する基体部と制御すべき流体のための流入孔及び流出孔
    を有し上記基体部に回動可能に嵌装されたスチームトラ
    ップ部とから成り、上記スチームトラップ部には、上記
    流体入口及び上記流入孔間並びに上記流体出口及び上記
    流出孔間を連通せしめる一対の流入側連通路及び流出側
    連通路が形成され、上記スチームトラップ部の回動位置
    に応じて上記流体入口と上記流体出口との間を連通又は
    遮断し得るようにし、上記基体部の上記流体入口及び上
    記流体出口に位置する該基体部の内周面又は底面に形成
    されたパッキン溝に上記スチームトラップ部の弁箱の外
    周面又は下端面に密着するパッキンを圧設したことを特
    徴とするスチームトラップにおける流路切換装置。
  2. 【請求項2】上記スチームトラップ部の内部には、上記
    流体入口と上記流体出口とを直接連通するバイパス通路
    が形成されていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲(1)に記載のスチームトラップにおける流路切換
    装置。
JP1989116972U 1989-10-04 1989-10-04 スチームトラップにおける流路切換装置 Expired - Lifetime JPH0752455Y2 (ja)

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JP1989116972U JPH0752455Y2 (ja) 1989-10-04 1989-10-04 スチームトラップにおける流路切換装置
DE90310744T DE69005576T2 (de) 1989-10-04 1990-10-01 Durchflusswegumschaltungsvorrichtung in einem automatischen Regulierungsventil.
EP90310744A EP0421713B1 (en) 1989-10-04 1990-10-01 Flow path switching apparatus in automatic regulating valve
US07/649,434 US5095943A (en) 1989-10-04 1991-02-01 Flow path switching apparatus in steam trap

Applications Claiming Priority (1)

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JP1989116972U JPH0752455Y2 (ja) 1989-10-04 1989-10-04 スチームトラップにおける流路切換装置

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JPH0355970U JPH0355970U (ja) 1991-05-29
JPH0752455Y2 true JPH0752455Y2 (ja) 1995-11-29

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ID=14700316

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