JPH0752443B2 - 文章処理装置 - Google Patents

文章処理装置

Info

Publication number
JPH0752443B2
JPH0752443B2 JP63191220A JP19122088A JPH0752443B2 JP H0752443 B2 JPH0752443 B2 JP H0752443B2 JP 63191220 A JP63191220 A JP 63191220A JP 19122088 A JP19122088 A JP 19122088A JP H0752443 B2 JPH0752443 B2 JP H0752443B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
text
rewriting
sentence
dictionary
editing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63191220A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0240768A (ja
Inventor
裕 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP63191220A priority Critical patent/JPH0752443B2/ja
Publication of JPH0240768A publication Critical patent/JPH0240768A/ja
Publication of JPH0752443B2 publication Critical patent/JPH0752443B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、日本語ワードプロセッサなどの文書処理装置
に関し、さらに詳細には、文章の一部分を別の表現に書
き換えるための文章書換機能に関する。
(従来の技術) 計算機による文書処理技術の向上に伴い、日本語ワード
プロセッサをはじめとした文書処理装置が一般的に使用
されるようになってきた。文書処理装置の利用者は、各
種機能を使用することにより、効率よく文書を作成する
ことができる。
文書処理機能の一つに、文章書換機能がある。これは、
ある文章表現を別の文章表現に変更する際に、利用者の
手によって書換前の文章表現を削除して別の文章表現を
入力するのではなく、別の文章表現を装置側で自動的に
生成・掲示することにより、利用者の便宜を図るための
ものである。
このとき、書換候補が多数ある場合や書き換えるか否か
を一意に決定できない場合には、利用者による候補選択
や書換の有無の指示を行うこともある。
書換処理の例を以下に示す。
修正する → 訂正する 依頼する → ご依頼になる は類義語への書換、は敬語表現への書換の例であ
る。以下、従来の書換処理の流れについて、図面を参照
して説明する。
第2図は従来の書換処理の一実施例を示すブロック図で
ある。1は、文章テキストを入力するための入力手段で
あり、2は文章テキストの編集および全体の動作を制御
するための編集制御手段であり、3は入力された文章テ
キストを記憶するための記憶手段であり、4は表示手段
であり、5は該文章テキストの部分構成要素を別の部分
構成要素に書き換えるための書換手段であり、6は書換
手段5が書換を行う際に参照するための書換辞書であ
る。入力手段1は、既存テキストの一括入力の場合には
二次記憶読取装置や文字認識装置等が使用され、テキス
トを逐次入力するためには、キーボードや音声認識装置
などが使用される。例えば、日本語ワードプロセッサで
は、フロッピーディスク装置や、キーボード(およびか
な漢字変換機構)がこれに相当する。なお、書換指示な
どの編集コマンドなども、入力手段1から入力されるも
のとする。編集制御手段2は、全体の動作を制御しつつ
各種編集機能を実行するためのもので、日本語ワードプ
ロセッサにおいては編集モジュールとオペレーティング
システムがこれに相当する。記憶手段3は、編集中の文
章テキストを記憶するためのもので、日本語ワードプロ
セッサにおいては、通常は主記憶部が使用される。表示
手段4は文章編集の途中状態や利用者へのメッセージな
どを表示するためのもので、CRT表示装置がその代表的
な実現例である。
また、第3図は、書換手段5および書換辞書6を使用し
た類義語への書換処理の流れの例を示した流れ図であ
り、図中の(301)〜(305)は、説明の便宜上付与した
番号である。また、第4図は書換辞書6の実現例であ
り、「修正する」の類義語として「訂正する」が、「触
れる」の類義語として「接触する」が、それぞれ登録さ
れていることを示している。
ここで、利用者が「文面を修正する」という文章を「文
面を訂正する」に書き換える場合を例にとって説明す
る。ただし、「文面を修正する」を含む文章テキストは
既に入力され、記憶手段3に収められており、書換辞書
6の内容は第4図の通りであるものとする。はじめに利
用者が、文章テキストの部分構成要素である「修正す
る」を指定した上で書換指示を出すと、「修正する」
は、編集制限手段2から書換手段5に渡される(30
1)。ここで書換手段5は、部分構成要素「修正する」
で書換辞書6を検索する(302)。この時「修正する」
が書換辞書6に存在しているので、これに対応する書換
後の部分構成要素候補(第4図の例では「訂正する」1
つのみ)を取り出し、編集制御手段2を介して表示手段
4に提示する(303)。ここで、利用者が「訂正する」
を採用する旨の指示を出す(304)と、編集制御手段2
は、「修正する」を「訂正する」に書き換えて、記憶手
段3に記憶する(305)。これら一連の処理により、文
章の書換が行われる。
また、第5図は、敬語表現への書換処理の流れの例を示
した流れ図であり、図中の(501)〜(504)は、説明の
便宜上付与した番号である。この場合のブロック図は、
書換辞書6を使用しないことを除けば第2図と同じであ
る。例えば、「依頼する」を「ご依頼になる」に書き換
える場合には、次のようになる。はじめに利用者が、文
章テキストの部分構成要素である「依頼する」を指定し
た上で書換指示を出すと、「依頼する」は、編集制御手
段2から書換手段5に渡される(501)。ここで書換手
段5は、部分構成要素「依頼する」をもとに、書換後の
部分構成要素候補(「ご依頼になる」「依頼される」な
ど)を取り出し、編集制御手段2を介して表示手段4に
提示する(502)。ここで利用者が「ご依頼になる」を
採用する旨の指示を出す(503)と、編集制御手段2
は、「依頼する」を「ご依頼になる」に書き換えて、記
憶手段3に記憶する(504)。これら一連の処理によ
り、文章の書換が行われる。
このように、利用者がある文章表現を変更したい場合
に、それに変わる文章表現の候補を装置側で生成し提示
することにより、利用者の文章作成効率を向上させるこ
とができる。なお、文章書換に関する従来技術として
は、特開昭59-197923「文章作成装置」や特開昭62-0022
44「敬語表現への変換装置」などが挙げられる。
(発明が解決しようとする課題) 以上に説明したように、文章書換機能を駆使することに
よって、日本語文書作成の効率化を図ることができる。
しかしながら、中には文章を自由に書き換えてはいけな
い場合もある。例えば、「金属面に触れる」という文章
を「金属面に接触する」に書き換えても文章を大きく損
なうことはないが、「逆鱗に触れる」を「逆鱗に接触す
る」や「逆鱗にお触れになる」に書き換えることはでき
ない。これは「逆鱗に触れる」が慣用的表現として固定
的に使用されるためである。このように、従来の書換処
理では、ある単語(文節)を別の単語(文節)に書き換
える際に、その用法の他の文章表現(上記の例では「逆
鱗に」)との対応関係について関知していなかったか
ら、結果的に不適当な書換結果を生成してしまってい
た。従来の文章処理装置には、このような解決すべき課
題があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前述の従来技術にみられた欠点を克服し、書
換処理の際に、不適当な書換結果を生成しない文章処理
装置を提供する。
本発明によれば、文章テキストを入力する手段と、該文
章テキストを記憶する手段と、前記入力手段または記憶
手段の少なくとも一方から該文章テキストを受けて編集
する手段と、前記編集手段で編集された文章テキストの
少なくとも一部を表示する表示手段と、該文章テキスト
の部分構成要素を別の部分構成要素に書き換える書換手
段とを有する文章処理装置であって、慣用的に使用され
る複数の文章構成要素の対応関係を記述した慣用表現辞
書と、前記文章テキスト内の部分構成要素が前記慣用表
現辞書内の文章構成要素として存在するか否かを調べ、
存在する場合に該文章構成要素と対応関係のある文章構
成要素が前記文章テキスト内に存在するか否かを調べ、
存在する場合に該部分構成要素が書換不可であることを
表す警告を発する検査手段とを備えることを特徴とする
文章処理装置を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。図
において、入力手段1から書換辞書6までの構成要素
は、第2図と同じである。7は書換対象の妥当性を調べ
るための検査手段であり、8は慣用的に使用され、かつ
文章構成要素の表現を別の表現に書き換えることができ
ない複数の文章構成要素の対応関係を記述した慣用表現
辞書である。また、第6図は、検査手段7を使用した際
の書換処理の流れの例を示した流れ図である。第6図に
おいて、(601)〜(605)は、説明の便宜上付与した番
号であり、(301)〜(305)は、第3図の(301)〜(3
05)と同じものである。また、第7図は慣用表現辞書8
の一実現例であり、「逆鱗に触れる」「耳が痛い」「腸
が煮えくり返る」等の慣用表現が区切られて登録されて
いることを示している。
ここで、従来技術の説明で用いた、「文面を修正する」
を「文面を訂正する」に書き換える場合を例にとって説
明する。ただし、書換対象となる文章を含む文章テキス
トは記憶手段3に収められており、書換辞書6および慣
用表現辞書8の内容はそれぞえ第4図および第7図の通
りであるものとする。はじめに、利用者が文章テキスト
の部分構成要素である「修正する」を指定した上で書換
指示を出すと、「修正する」は、編集制御手段2から検
査手段7に渡される(601)。ここで検査手段7は、部
分構成要素「修正する」で慣用表現辞書8を検索する
(602)。ここで、第7図のように「修正する」が慣用
表現辞書8に存在しない場合には、(301)〜(305)の
一連の書換処理を行うことにより、「修正する」が「訂
正する」に書き換えられ、「文面を訂正する」を得るこ
とができる。
次に、「逆鱗に触れる」の「触れる」を「接触する」に
書き換えようと試みる場合について説明する。はじめ
に、利用者が文章テキストの部分構成要素である「触れ
る」を指定した上で書換指示を出すと、「触れる」は、
編集制御手段2から検査手段7に渡される(601)。こ
こで検査手段7は、部分構成要素「触れる」で慣用表現
辞書8を検索する(602)。「触れる」が慣用表現辞書
8に存在しているので、これに対応する「逆鱗に」を取
り出し(603)、記憶手段3内の文章テキストに「逆鱗
に」が存在するか否かを調べる(604)。本例において
は、「逆鱗に」が「触れる」の直前に存在しているた
め、別の表現への書換不可と判断し、警告メッセージを
出すなどの手段を用いて、利用者に注意を与える(60
5)。これら一連の処理により、「逆鱗に触れる」とい
う慣用表現を別の表現に書き換えることを防止すること
ができる。
なお、上記の説明では、抽出した部分要素を類義語に書
き換える場合を例にとっていたが、「逆鱗に触れる」→
「逆鱗にお触れになる」のような敬語表現への書換等の
際にも、第6図の(301)〜(305)が(501)〜(504)
に変わるだけで、全体の処理の流れは同様である。
なお、本発明の実施例では、書換辞書6および慣用表現
辞書8に、一般に慣用句と呼ばれる表現のみ登録してあ
るが、複数(2つとは限らない)の文章表現要素の組合
せであって、その中の少なくとも1つでも書き換えられ
ることで元の意味を持たなくなる組合せであれば、処理
対象を制限するものではない。また、第4図の書換辞書
6および第7図の慣用表現辞書8には、漢字かな混じり
表記の対応のみ記述されているが、読み・品詞・意味分
類などの情報を登録しておき、書換手段5および検査手
段7の処理の際に、これらの情報を使用することも可能
である。また、検査手段7が記憶手段3内を調べる際
に、調べる範囲を、例えば「抽出した部分構成要素が含
まれる分の範囲」や「抽出した部分構成要素の位置から
別途定めた距離範囲以内」などのように、抽出した部分
構成要素の近傍に限定することで、慣用表現の構成要素
が全く別の位置に偶然存在することによる誤検出を防ぐ
こともできる。
(発明の効果) 本発明を用いることにより、慣用的に使用される文章表
現の一部を書き換えることによって、文章テキスト内の
元の意味を失ってしまうことを防止することができる。
また、本実施例では、漢字かな混じり文字列を対象とし
て説明をしていたが、英語など別の言語体系にも適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
書換処理を行う従来の文章処理装置の一例を示すブロッ
ク図、第3図は書換手段5および書換辞書6を使用した
書換処理の流れの例を示した流れ図、第4図は書換辞書
6の一具体例を示す概念図、第5図は書換手段5を使用
した書換処理の流れの例を示した流れ図、第6図は検査
手段7を使用した書換処理の流れの例を示した流れ図、
第7図は慣用表現辞書8の一具体例を示す概念図であ
る。 1……入力手段、2……編集制御手段、3……記憶手
段、4……表示手段、5……書換手段、6……書換辞
書、7……検査手段、8……慣用表現辞書。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文章テキストを入力する手段と、該文章テ
    キストを記憶する手段と、前記入力手段または記憶手段
    の少なくとも一方から該文章テキストを受けて編集する
    手段と、前記編集手段で編集された文章テキストの少な
    くとも一部を表示する表示手段と、該文章テキストの部
    分構成要素を別の部分構成要素に書き換える書換手段と
    を有する文章処理装置において、 慣用的に使用される複数の文章構成要素の対応関係を記
    述した慣用表現辞書と、前記文章テキスト内の部分構成
    要素が前記慣用表現辞書内の文章構成要素として存在す
    るか否かを調べ、存在する場合に該文章構成要素と対応
    関係のある文章構成要素が前記文章テキスト内に存在す
    るか否かを調べ、存在する場合に該部分構成要素が書換
    不可であることを表す警告を発する検査手段とを備える
    ことを特徴とする文章処理装置。
JP63191220A 1988-07-29 1988-07-29 文章処理装置 Expired - Lifetime JPH0752443B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63191220A JPH0752443B2 (ja) 1988-07-29 1988-07-29 文章処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63191220A JPH0752443B2 (ja) 1988-07-29 1988-07-29 文章処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0240768A JPH0240768A (ja) 1990-02-09
JPH0752443B2 true JPH0752443B2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=16270899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63191220A Expired - Lifetime JPH0752443B2 (ja) 1988-07-29 1988-07-29 文章処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0752443B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4708081B2 (ja) * 2005-04-28 2011-06-22 キヤノンファインテック株式会社 シート処理装置、および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0240768A (ja) 1990-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5200893A (en) Computer aided text generation method and system
US4962452A (en) Language translator which automatically recognizes, analyzes, translates and reinserts comments in a sentence
US5850561A (en) Glossary construction tool
JPH0683554A (ja) 操作案内装置
US4860206A (en) Translation system allowing user designation of postpositional words
JPH0752443B2 (ja) 文章処理装置
JPS62209666A (ja) ワ−ドプロセツサ
JP2621999B2 (ja) 文書処理装置
JP2962718B2 (ja) 文字処理装置
JP2737160B2 (ja) 文章処理装置
JP2682048B2 (ja) 文章処理装置
JPH04174069A (ja) 言語理解支援装置
JPH01126767A (ja) 辞書参照装置
JPS6320569A (ja) 機械翻訳装置
JPH07200592A (ja) 文章処理装置
JPH087749B2 (ja) 機械翻訳装置
JPH0746359B2 (ja) 日本語文章処理方式
JPH03233669A (ja) 文書作成装置
JPH11282844A (ja) 文書作成方法および情報処理装置および記録媒体
JPH04158477A (ja) 機械翻訳装置
JPH07121542A (ja) 機械翻訳装置
JPH02144761A (ja) 文章作成装置
JPH07129577A (ja) 文書校正支援装置
JPH0721176A (ja) 文字訂正方法および文字訂正装置
JPH06266715A (ja) 文書編集装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090605

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090605

Year of fee payment: 14