JPH0752314Y2 - シャッタ取付け用サッシ枠 - Google Patents

シャッタ取付け用サッシ枠

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JPH0752314Y2
JPH0752314Y2 JP1989097501U JP9750189U JPH0752314Y2 JP H0752314 Y2 JPH0752314 Y2 JP H0752314Y2 JP 1989097501 U JP1989097501 U JP 1989097501U JP 9750189 U JP9750189 U JP 9750189U JP H0752314 Y2 JPH0752314 Y2 JP H0752314Y2
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JP
Japan
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shutter
frame
bearing
sash frame
fitting
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Application number
JP1989097501U
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English (en)
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JPH0337193U (ja
Inventor
登志夫 河村
Original Assignee
立山アルミニウム工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、シャッタ取付け用のサッシ枠に関する。
(従来の技術) サッシ枠にシャッタや該シャッタ駆動用のモータを取付
ける場合、従来は、シャッタのフレームをサッシ枠に取
付け、該フレームにシャッタ巻装軸や電動モータを取付
けていた。
(考案が解決しようとする課題) したがって、従来では、フレームが必要である分だけシ
ャッタやモータの収納スペースが狭くなるばかりか、構
造が複雑となり搬送手間及び組立手間がかかり、この結
果、シャッタ付きサッシ自体の費用及び搬送・組立費用
が高くついていた。
本考案は上記課題を解決する目的でなされたものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、実施例で用いた符号を付して説明すると、上
枠2、下枠3、左右縦枠4,4及び無目5で組立て形成さ
れたサッシ枠1であって、 前記上枠2と無目5との間における左右縦枠4,4の対向
面それぞれに、シャッタ巻装軸20aを保持するための軸
受金具6を一対同じ高さに取付けると共に、前記左右縦
枠4,4の対向面の一方にシャッタ駆動用のモータ8を取
付けて構成され、 前記軸受金具6は、その先端に前記シャッタ巻装軸20a
を保持するためのL字状の軸受部61と、該軸受部61の先
端に枢着された回動杆64とを備え、 前記軸受部61と前記回動杆64とで正方形状の囲繞用の保
持部6aが形成される構成のシャッタ取付け用サッシ枠で
ある。
(作用) 従って、本考案では取付け用のフレームが存在しない
で、シャッタは前記保持部に保持される。従って、サッ
シ枠及びシャッタ本体を現場に運び、現場にてサッシ枠
の軸受金具にシャッタや電動モータを組み付ければよ
い。
(実施例) 以下、本考案を添付図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、本願に係るサッシ枠1は、上枠
2、下枠3、左右縦枠4,4及び無目5で組立て形成され
ている。
そして上記上枠2と無目5との間における左右縦枠4,4
の対向面それぞれに、シャッタ巻装軸20aを保持する軸
受金具6,6が取付けられている。
この軸受金具6は、第2図に示すように、その先端にシ
ャッタ巻装軸20aを保持するためのL字状の軸受部61を
有し、該軸受部61の先端に衝合片63を有する回動杆64を
枢着してあり、回動杆64を回して衝合片63を軸受部61の
基端に屈曲形成してある衝合片62に合わせることにより
正方形状の囲繞用の保持部6aが形成されるように構成し
てある。62a,63aはそれぞれの衝合片62,63に形成したビ
ス孔で、該ビス孔62a,63aは、ビス(図示を省略)を用
いて衝合状態を保持するのに供される。
また、上記軸受金具6は、その基部を取付板7を介して
上記縦枠4,4に枢着して、軸受金具6をサッシ枠1の前
後方向に回動可能に取付けられている。
具体的には、取付板7の上部及び下部に、縦枠4への止
着用のビス孔71を形成し、該取付板7の上部に上述の軸
受金具6の基部を枢着している。そして、上記取付板7
の下部には、先端にストッパ片81を有するストッパ杆8
の基部を枢着し、更に該ストッパ杆8の先端部に連結杆
9の基部を枢着し、該連結杆9の先端部を上記軸受金具
6の先端部に枢着している。従って、軸受金具6の先端
部は、いわゆるリンクを形成する連結杆9及びストッパ
杆8を介し、取付板7の下部に接続されていることにな
る。10はストッパ杆8と連結杆9との枢着部に配設され
たバネで、該バネ10は、軸受金具6を取付板7側に重合
させる方向に付勢する役割を担っている。そして上記ス
トッパ片81は軸受金具6と取付板7との開度を一定に保
持する役割を担っている。72はストッパ杆8の背面を受
けるストッパ突片である。
上記軸受金具において、後述するシャッタ搬送時には、
ストッパ杆8を取付板7に対し反時計方向に回動させ、
これに伴い連結杆9をストッパ杆8に対し時計方向に回
動させると、軸受金具6は取付板7に対し時計方向に回
動することとなり、その結果、第2図(ロ)に示すよう
に、該金具6は取付板7に収納される。
勿論、本考案サッシ枠1には、通常備えられるその他の
部品も取付け得る。例えば、第3図に示すように上枠2
の下面に排水部品11を取付けてもよい。
そして、シャッタ20を収納するシャッター室12は、第4
図(ロ)(ハ)に示すシャッターカバー13,14をサッシ
枠1の前面上部に取付けることにより形成される。上記
シャッターカバー13は、軒天納り用のものを、そしてシ
ャッターカバー14は壁付き納り用のものを示す。これら
シャッターカバー13,14の下部は、第4図(イ)に示す
如きL字に屈曲形成された板材(以下、単に「金具15」
と称する)を介して、無目5の前面に配された巾木16に
取付けられる。15aは金具15を巾木16に取付けるため形
成された孔、15bはシャッターカバー13若しくは14を取
付けるため形成された孔、また15cは後述するストッパ
ー19を取付けるため形成された孔である。
他方、シャッターカバー13の場合は、その上部にフック
13aが形成されており、該フック13aを上枠2に形成され
ている掛止突条2aに引っ掛ける構成となしてある。また
シャッターカバー14の場合は、その上部に、弾性変形可
能な弾発リング14aが形成されており、該弾発リング14a
を、壁17の上方にぴったり付けた上枠2に形成されてい
る挿嵌穴に圧入して掛止する構成に設けている。
かくして形成されるシャッタ室12内に、上記軸受金具6,
6及び後述するシャッタ19が、そして、シャッタ20が電
動である場合は、縦枠4に直接取付けられた電動モータ
18が収納される。19は巾木16の後面に止着されるストッ
パであって、該ストッパ19は、シャッタ20の巻上げ量が
過度にならぬよう制限する役割を担っている。
次に、上記したシャッター室12に収められるシャッタ20
について説明する。20aはシャッタ巻装軸を示す。
上記シャッタ巻装軸20aの両端縁には、上記軸受金具6
及び後述する逆転防止金具22に回転不能に把持させるた
めの角部形成金具21がボルト止めされている。この角部
形成金具21は、第6図(ロ)に示すように、板状物を側
面視コ字形に曲成してなるものでその上面及び下面にボ
ルト貫挿孔21a,21aを形成してある。更に、シャッタ巻
装軸20aにはスプロケット20bが装着され、該スプロケッ
ト20bとモータ18の回転伝達軸18aとの間にチエーン23が
掛けまわされている。また、逆転防止金具22は、中央傾
斜部22aの上端に立上り部22bを、そして下端に垂下部22
cを、連続形成した長尺の板状物であって、中央に補強
リブ22dを突設し、更に、立上り部22bには、上記角部形
成金具21の背壁に係合するツメ22eを、また、垂下部22c
には、上記金具15に係合するツメ22fを突設してある。
すなわち、工場組立時においては、ストッパ19がまだ巾
木16に取付けられておらず、また、シャッタ20は軸受金
具6ではなく、逆転防止金具22によって保持されてい
る。そこで組立て後搬送に際して、シャッタ20を軸受金
具6の保持部6aに支持せしめ上記ストッパ19を金具15に
取付け、しかる後上記逆転防止金具22を取り外す。そし
て、シャッタ20を展伸して巻取り量を小さくし(小径化
し)、軸受金具6を取付板7側に押しやって(第2図
(ロ)参照)、サッシ枠1を可及的平板状となし、搬送
に供する。勿論、現場組立においては搬送時と逆の操作
を行う。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように、軸受金具及びモータ
を、縦枠に直接取付けていて、従来必要とされていたフ
レームが用いられておらず、この結果シャッタ室を広く
することができ、構造が簡易となって製作コストが安く
なり、部品点数が少なくなるゆえに搬送作業や組立作業
が簡易となる。
このように、本考案によれば、取付け用のフレームを不
要として、シャッタは前記保持部に保持されるので、サ
ッシ枠及びシャッタ本体を現場に運ぶ際に運搬部品点数
の減少をもたらすことができ、更に現場にてサッシ枠の
軸受金具にシャッタや電動モータを組み付ければよいの
で、組立作業の容易化が図られることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサッシ枠の一実施例を示す全体斜
視図、第2図(イ)(ロ)は上記サッシ枠に取付けられ
る軸受金具とストッパ片及び連結杆を一体化した金具の
拡大斜視図、第3図は排水部品の取付け例を示す拡大斜
視図、第4図(イ)はストッパ及びシャッターカバーを
取付ける金具の拡大斜視図、第4図(ロ)は軒天納り用
シャッターカバーの一例を示す斜視図、第4図(ハ)は
壁付き納り用シャッターカバーの一例を示す斜視図、第
5図(イ)は逆転防止金具の取付け状態を示す側面図、
第5図(ロ)は同平面図、第6図(イ)はシャッタ収納
状態における逆転防止金具の使用状態を説明するための
斜視図、第6図(ロ)は軸に角部を形成するため該軸に
止着される角部形成金具の一例を示す斜視図、第6図
(ハ)は逆転防止金具の一例を示す斜視図、第7図は軒
天納り用シャッターカバーを用いた場合の使用状態説明
図、第8図は壁付き納り用シャッタカバーを用いた場合
の使用状態説明図、第9図はサッシ部の縦断面図、第10
図はサッシ部横断面図、第11図はシャッタ部横断面図で
ある。 1…サッシ枠、2…上枠、3…下枠、4…左右縦枠 5…無目、6…軸受金具、6a…保持部、18…モータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上枠2、下枠3、左右縦枠4,4及び無目5
    で組立て形成されたサッシ枠1において、 前記上枠2と無目5との間における左右縦枠4,4の対向
    面それぞれに、シャッタ巻装軸20aを保持するための軸
    受金具6を一対同じ高さに取付けると共に、前記左右縦
    枠4,4の対向面の一方にシャッタ駆動用のモータ8を取
    付けて構成され、 前記軸受金具6は、その先端に前記シャッタ巻装軸20a
    を保持するためのL字状の軸受部61と、該軸受部61の先
    端に枢着された回動杆64とを備え、 前記軸受部61と前記回動杆64とで正方形状の囲繞用の保
    持部6aが形成されることを特徴とするシャッタ取付け用
    サッシ枠。
JP1989097501U 1989-08-23 1989-08-23 シャッタ取付け用サッシ枠 Expired - Lifetime JPH0752314Y2 (ja)

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JPH0337193U JPH0337193U (ja) 1991-04-10
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60143892U (ja) * 1984-03-02 1985-09-24 立山アルミニウム工業株式会社 シヤツタ−の非常停止装置
JPS6123194U (ja) * 1984-07-12 1986-02-10 陽一 田中 電気接続器具

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