JPH0752282A - 姿勢検査装置 - Google Patents

姿勢検査装置

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JPH0752282A
JPH0752282A JP5202421A JP20242193A JPH0752282A JP H0752282 A JPH0752282 A JP H0752282A JP 5202421 A JP5202421 A JP 5202421A JP 20242193 A JP20242193 A JP 20242193A JP H0752282 A JPH0752282 A JP H0752282A
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JP
Japan
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attitude
carton blank
difference
conveyor belt
blank
Prior art date
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Pending
Application number
JP5202421A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Yamada
健夫 山田
Shinji Hirano
慎司 平野
Hideaki Miyaoka
英明 宮岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nireco Corp
Original Assignee
Nireco Corp
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Publication date
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Priority to JP5202421A priority Critical patent/JPH0752282A/ja
Publication of JPH0752282A publication Critical patent/JPH0752282A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 糊付装置に搬送されてくるカートン用ブラン
クの姿勢を迅速に検出する。 【構成】 搬送ベルト1の搬送方向と直角方向に互いに
離れて2個のセンサS1,S2が設けられ、端部差検出
部17は搬送ベルト1に設けられたエンコーダ3のパル
ス数により2個のセンサS1,S2のカートン用ブラン
ク2の端部差を検出し、判定部19はこの端部検出差を
基準値記憶部18の基準値に基づき姿勢が正常か異常か
を判定し、カートン用ブランク2の姿勢が異常の場合、
警報器15により、警報を発生し、マーキング装置16
により該当するカートン用ブランク2にマーキングす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送ベルトにより、糊
付装置等へ搬送されるカートン用ブランクの姿勢を検査
する姿勢検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製函機は平判板紙あるいは巻取板紙を打
ち抜き罫線付けされたカートン用ブランクに糊付装置で
糊付けし、折込部で折込んで箱あるいはスリーブに加工
する機械である。糊付装置はベルト上に所定の姿勢で載
せられて送られてくるカートン用ブランクに糊付けを行
う。ここでカートン用ブランクとはカートンを製造する
過程における半加工品を言う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来糊付装置には、カ
ートン用ブランクの姿勢をチェックする装置は設けられ
ておらず、姿勢のずれたカートン用ブランクが搬入され
てきてもそのまま糊付けが行われ、オペレータが気付か
ない場合は、そのまま製品として出荷され問題となって
いた。
【0004】特公平5−39483号公報および特公平
5−41550号公報には印刷製本用折機で所定のサイ
ズに折られた折丁の折不良を検査する折不良検査装置が
開示されている。この内容は、折機上の折丁エッジ部分
を検出できる位置に1個のセンサを設け、1折丁につき
複数回発せられるタイミング信号により折丁のエッジの
部分を1折丁につき複数回該センサで検出し、検出され
たそれぞれのエッジ部分のエッジ位置を算出して予め記
憶されている基準エッジ位置と比較してエッジ位置の異
常を判断するものである。この技術の場合、折目が搬送
方向に配置された1折丁にわたってセンサによりエッジ
検出をした後でないと、この1折丁のエッジ位置が正常
であるか否かという判断ができないという問題点があっ
た。また、製本用折丁は矩形であるが、カートン製作用
のブランクの形状は凹凸があるので、形状によっては上
記の方法で正常であるか否かを判断することは困難な場
合があった。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、糊付装置に搬入されてくるさまざまな形状をした
カートン用ブランクの姿勢を迅速に判断することのでき
る姿勢検査装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、搬送ベルトにより搬送されてくるカートン用ブラン
クの姿勢を検査する姿勢検査装置において、搬送ベルト
の流れ方向と直角方向で互いに離れて配置されカートン
用ブランク端部を検出する2個の端部検出器と、この2
個の端部検出器の端部検出間隔をクロック信号のクロッ
ク数の差として検出し、予め記憶されている基準のクロ
ック差と比較して、カートン用ブランクの姿勢の異常を
判断する姿勢判断手段と、この姿勢判断手段の判断結果
を出力する出力手段とを備えたものである。
【0007】また、搬送ベルトにより搬送されてくるカ
ートン用ブランクの姿勢を検査する姿勢検査装置におい
て、搬送ベルトの流れ方向と直角方向で互いに離れて配
置されカートン用ブランク端部を検出する2個の端部検
出器と、前記搬送ベルトの移動量に比例したパルス数を
出力するパルス発生器と、2個の前記端部検出器の端部
検出間隔を前記パルス発生器のパルス数の差として検出
し、予め記憶されている基準のパルス数の差と比較し
て、カートン用ブランクの姿勢の異常を判断する姿勢判
断手段と、この姿勢判断手段の判断結果を出力する出力
手段とを備えたものである。
【0008】また、前記出力手段は、前記姿勢判断手段
がカートン用ブランクの異常を判断した時、警報を発生
する警報手段と、異常と判断されたカートン用ブランク
に所定のマーキングをするマーキング手段とを備えたも
のである。
【0009】
【作用】2個のセンサは搬送ベルトの流れ方向と直角方
向に配置されており、流れ方向にほぼ直角方向のカート
ン用ブランクの辺の端部が2つのセンサで検出される
と、その検出間隔のクロック数の差を、予め記憶してい
る基準のクロック数の差と比較することにより、カート
ン用ブランクの姿勢が正常か異常であるかが直ちに判定
でき、この結果を出力することができる。
【0010】また2つのセンサがカートン用ブランクの
端部を検出し間隔をパルス発生器のパルス数の差とし、
この差を基準のパルス数の差と比較することにより、カ
ートン用ブランクの姿勢が正常か異常か直ちに判断でき
る。パルス発生器のパルス数は搬送ベルトの移動距離に
のみ関係し、搬送速度には関係しないので搬送ベルトの
速度が変化しても基準のパルス数の差は変化しない。こ
れに対し、2つのセンサの検出間隔をクロック数の差で
表す場合は、搬送ベルトの速度ごとに基準のクロック数
の差を設定しておく必要がある。
【0011】カートン用ブランクの姿勢の判断結果が異
常である場合は警報手段より警報を発生し、マーキング
手段によって該当するカートン用ブランクに所定のマー
キングをすることによりオペレータは異常な姿勢のカー
トン用ブランクを排除することができ、不良製品の発生
を防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本実施例の構成を示すブロック図である。
図2は搬送ベルトとその周囲の機器配置を示す図であ
る。図2において、搬送ベルト1は糊付対象のカートン
用ブランク2を搬送する。搬送ベルト1は幅方向に離れ
て設けられた2条のベルトよりなり、各条のベルトは、
カートン用ブランク2を搬送する下部ベルトと、カート
ン用ブランク2を押さえる上部ベルトよりなり、カート
ン用ブランク2はこの上部ベルトと下部ベルトにはさま
れ、移動中姿勢が変わらないようにして搬送される。
【0013】搬送ベルト1の一方の条には、搬送ベルト
1の移動距離に比例して回転し、パルスを発生するパル
ス発生器としてのエンコーダ3が設けられている。また
搬送ベルト1に添って糊付装置4が設けられ、糊付ノズ
ル5(または糊車)がカートン用ブランク2の糊付位置
にくるよう調整されて設定されている。糊付装置4の上
流側には搬送ベルト1の各条の近傍に、搬送ベルト1と
直交する線上に2個の端部検出センサS1,S2が設け
られている。センサS1,S2はスポット形光電センサ
あるいはアレイセンサ、ラインセンサなどの1次元セン
サまたはエリアセンサ、撮像素子などの2次元センサを
用いる。
【0014】図1は姿勢検出装置の構成を示すブロック
図であり、センサ入力回路11はセンサS1,S2から
のカートン用ブランク2の端部検出信号を入力する。パ
ルス入力回路12はエンコーダ3からのパルスを入力す
る。演算回路13はセンサ入力回路11からの各センサ
S1,S2の端部検出信号とパルス入力回路12からの
パルス数からカートン用ブランク2の姿勢を判断し、異
常であれば、異常信号を出力する。出力回路14はこの
異常信号を入力すると、警報器15に警報を発生させ、
マーキング装置16によって該当するカートン用ブラン
ク2に異常を示すマーキングを行わせる。
【0015】演算回路13は、2個のセンサS1,S2
がカートン用ブランク2の端部を検出したときの差をエ
ンコーダ3のパルス数の差で表わした端部差を検出する
端部差検出部17と、基準となる端部差を基準値として
記憶している基準値記憶部18と、端部差検出部17の
出力した端部差を基準値記憶部18の基準値と比較して
その差が許容値以内であればカートン用ブランク2の姿
勢は正常と判断し、許容値を越えている場合、異常信号
を出力回路14に出力する判定部19とから構成され
る。
【0016】次に動作について説明する。図3はカート
ン用ブランク2の姿勢とセンサS1,S2との関係を示
す図である。(a)、(b)は段のあるカートン用ブラ
ンク2が正常な姿勢で搬送されている状態を示し、
(a)でセンサS2がカートン用ブランク2の端部を検
出した後、(b)でセンサS1が次の端部を検出する。
この間にエンコーダ3により発生されるパルス数を端部
差検出部17で検出し判定部19へ出力する。判定部1
9では、基準値記憶部18より基準値を読み出し、比較
してカートン用ブランク2の姿勢が正常か否か判断す
る。なお、カートン用ブランク2に段がなく、カートン
用ブランク2の姿勢が正常な場合は、センサS1,S2
の出力は同時に出され、この場合の比較する基準値は0
となる。
【0017】カートン用ブランク2の姿勢が(c)に示
すように傾いている場合は、センサS1とS2の端部検
出のパルス差は、(b)のときに比べ大きくなる。また
傾きが逆であれば小さくなる。このパルス差が基準値と
比較して許容値以内であればカートン用ブランク2の姿
勢は正常とし、許容値を越えていれば異常として警報を
発生し、そのカートン用ブランク2にマーキング装置1
6でマーキングをする。
【0018】以上の説明はエンコーダ3のパルスにより
センサS1とセンサS2の端部差を求めたがエンコーダ
3の代わり演算回路13で用いるクロック発生器のクロ
ックを用いてもよい。しかしこの場合、搬送ベルト1の
搬送速度は変化しないものとし、変化する場合は、基準
値記憶部18の基準値を搬送ベルト1の速度に応じた値
とする必要がある。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、搬送ベルトの搬送方向と直角方向に2個のセンサを
設け、このセンサのカートン用ブランクエッジ検出差か
らカートン用ブランクの姿勢を判断するようにしたの
で、姿勢の判断が即座にでる。またカートン用ブランク
エッジ検出差を搬送ベルトに設けられたパルス発生器の
パルス数で行う場合、搬送速度の変化に関係なくカート
ン用ブランクの姿勢を正しく判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】搬送ベルト、エンコーダ、センサ、糊付装置、
糊付ノズルの配置を示す図である。
【図3】実施例の動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 搬送ベルト 2 カートン用ブランク 3 エンコーダ 4 糊付装置 5 糊付けノズル 11 センサ入力回路 12 パルス入力回路 13 演算回路 14 出力回路 15 警報器 16 マーキング装置 17 端部差検出器 18 基準値記憶部 19 判定部 S1,S2 センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ベルトにより搬送されてくるカート
    ン用ブランクの姿勢を検査する姿勢検査装置において、
    搬送ベルトの流れ方向と直角方向で互いに離れて配置さ
    れカートン用ブランク端部を検出する2個の端部検出器
    と、この2個の端部検出器の端部検出間隔をクロック信
    号のクロック数の差として検出し、予め記憶されている
    基準のクロック差と比較して、カートン用ブランクの姿
    勢の異常を判断する姿勢判断手段と、この姿勢判断手段
    の判断結果を出力する出力手段とを備えたことを特徴と
    する姿勢検査装置。
  2. 【請求項2】 搬送ベルトにより搬送されてくるカート
    ン用ブランクの姿勢を検査する姿勢検査装置において、
    搬送ベルトの流れ方向と直角方向で互いに離れて配置さ
    れカートン用ブランク端部を検出する2個の端部検出器
    と、前記搬送ベルトの移動量に比例したパルス数を出力
    するパルス発生器と、2個の前記端部検出器の端部検出
    間隔を前記パルス発生器のパルス数の差として検出し、
    予め記憶されている基準のパルス数の差と比較して、カ
    ートン用ブランクの姿勢の異常を判断する姿勢判断手段
    と、この姿勢判断手段の判断結果を出力する出力手段と
    を備えたことを特徴とする姿勢検査装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、前記姿勢判断手段がカ
    ートン用ブランクの異常を判断した時、警報を発生する
    警報手段と、異常と判断されたカートン用ブランクに所
    定のマーキングをするマーキング手段とを備えているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の姿勢検査装置。
JP5202421A 1993-08-16 1993-08-16 姿勢検査装置 Pending JPH0752282A (ja)

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JP5202421A JPH0752282A (ja) 1993-08-16 1993-08-16 姿勢検査装置

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JP5202421A JPH0752282A (ja) 1993-08-16 1993-08-16 姿勢検査装置

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JPH0752282A true JPH0752282A (ja) 1995-02-28

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ID=16457233

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JP5202421A Pending JPH0752282A (ja) 1993-08-16 1993-08-16 姿勢検査装置

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JP (1) JPH0752282A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101227318B1 (ko) * 2008-07-01 2013-01-28 미츠비시주코 인사츠시코키카이 가부시키가이샤 골판지 시트의 제함 방법 및 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101227318B1 (ko) * 2008-07-01 2013-01-28 미츠비시주코 인사츠시코키카이 가부시키가이샤 골판지 시트의 제함 방법 및 장치
US8579777B2 (en) 2008-07-01 2013-11-12 Mitsubishi Heavy Industries Printing & Packaging Machinery, Ltd. Method and device for producing box of corrugated board sheet

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