JP2001330414A - 製函用シート材のジョイント部検査装置及び検査方法並びに製函機 - Google Patents

製函用シート材のジョイント部検査装置及び検査方法並びに製函機

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JP2001330414A
JP2001330414A JP2000148765A JP2000148765A JP2001330414A JP 2001330414 A JP2001330414 A JP 2001330414A JP 2000148765 A JP2000148765 A JP 2000148765A JP 2000148765 A JP2000148765 A JP 2000148765A JP 2001330414 A JP2001330414 A JP 2001330414A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製函用シート材(例えば製函用段ボールシー
ト)が積み上げられた状態で、製函用シート材のジョイ
ント部の良否を検査できるようにする。 【解決手段】 折り畳まれて端部を糊付けされた製函用
シート材20のジョイント部20Aを撮像装置3,4に
よって撮像し、撮像装置3,4からの画像情報に基づい
てジョイント部20Aの検査を行なう製函用シート材の
ジョイント部検査装置であって、撮像装置3,4が、製
函用シート材20を複数枚積み重ねてなる製函用シート
材群21の端面を複数枚の製函用シート材20のジョイ
ント部20Aに形成されるそれぞれのギャップ部20
B,20Cが含まれるように撮像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製函用シート材
(例えば製函用段ボールシート)の折れ精度を検査すべ
く製函用シート材のジョイント部の良否を検査する場合
に用いて好適の、製函用シート材のジョイント部検査装
置及び検査方法並びにこのジョイント部検査装置を備え
る製函機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、段ボール箱となる製函用段ボ
ールシートの折れ精度を検査する方法としては、段ボー
ルシートを折ってその端部を糊付された製函用段ボール
シートのジョイント部を検査するのが一般的である。こ
のような従来の製函用段ボールシートのジョイント部検
査方法は、例えば図2に示すように、段ボールシートを
折り畳んでその端部を糊付けされた1枚1枚の製函用段
ボールシート20のジョイント部20Aに形成されるギ
ャップ部20B,20Cが含まれるように、例えば図3
中、点線で囲まれた部分X,Yをカメラ等の撮像装置5
0でその真上(又は真下)から撮像し、このジョイント
部20Aの画像情報に基づいてジョイント部20Aの良
否の検査を行なうようにしている。このようにして検査
を行なうものとして、例えば特開平9−22464号公
報等に開示された技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、製函機
のカウンタの方式によっては、フォールディング部で段
ボールシートを折ってその端部を糊付けされた製函用段
ボールシートをフォールディング部出口でカウントして
積み上げて製函用段ボールシート群(段ボールシートバ
ッチともいう)とし、この製函用段ボールシート群の状
態で結束機へ搬送するものがあり、このような製函機で
は積み上げられた状態で1枚1枚の製函用段ボールシー
ト20のジョイント部20Aをチェックしなければなら
ないにもかかわらず、1枚1枚の製函用段ボールシート
20のジョイント部20Aを撮像することができないた
め、上述のような従来のジョイント部検査方法では検査
を行なうことができない。
【0004】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、製函用シート材(例えば製函用段ボールシー
ト)が積み上げられた状態で、製函用シート材のジョイ
ント部の良否を検査できるようにした、製函用シート材
のジョイント部検査装置及び検査方法並びにこのジョイ
ント部検査装置を備える製函機を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
製函用シート材のジョイント部検査装置は、折り畳まれ
て端部を糊付けされた製函用シート材のジョイント部を
撮像装置によって撮像し、撮像装置からの画像情報に基
づいてジョイント部の検査を行なう製函用シート材のジ
ョイント部検査装置であって、撮像装置が、製函用シー
ト材を複数枚積み重ねてなる製函用シート材群の端面
を、複数枚の製函用シート材のジョイント部に形成され
るそれぞれのギャップ部が含まれるように撮像すること
を特徴としている。
【0006】好ましくは、撮像装置を、製函用シート材
群の一方の端面を撮像する第1の撮像装置と、製函用シ
ート材群の他方の端面を撮像する第2の撮像装置とを備
えて構成し、第1の撮像装置及び第2の撮像装置からの
画像情報に基づいてジョイント部の検査を行なうように
構成する(請求項2)。また、製函用シート材群を搬送
する搬送コンベアと、搬送コンベアによって搬送される
製函用シート材群が所定位置にきたかどうかを検知しう
る位置検知センサと、位置検知センサからの信号に基づ
いて撮像装置の撮像タイミングを決定して撮像装置へ信
号を出力する制御手段とを備えるように構成するのが好
ましい(請求項3)。
【0007】さらに、撮像装置が、製函用シート材群の
一方の端面を撮像しうるように配設され、撮像装置によ
って製函用シート材群の他方の端面を撮像できるように
製函用シート材群を約180度回転させうる回転装置を
備えるものとして構成するのが好ましい(請求項4)。
また、好ましくは、製函用シート材の寸法情報を用いて
撮像装置によって撮像された画像情報からギャップ部に
相当する部分を抽出する画像処理装置を備えるものとし
て構成する(請求項5)。特に、画像処理装置は、製函
機管理装置からの情報、例えば製函する箱(段ボール
箱)のサイズに関する情報(例えば深さdと長さLと箱
の辺の縦・横寸法A,B)、バッチ枚数に関する情報を
用いるのが好ましい。
【0008】請求項6記載の製函用シート材のジョイン
ト部検査方法は、折り畳まれて端部を糊付けされた製函
用シート材のジョイント部の画像情報に基づいてジョイ
ント部の検査を行なう製函用シート材のジョイント部検
査方法であって、製函用シート材を複数枚積み重ねてな
る製函用シート材群の端面を、複数枚の製函用シート材
のジョイント部に形成されるそれぞれのギャップ部が含
まれるように撮像した画像情報を用いることを特徴とし
ている。
【0009】請求項7記載の製函機は、折り畳まれて端
部を糊付けされた製函用シート材を複数枚積み重ねてな
る製函用シート材群として結束機へ搬送する製函機であ
って、請求項1〜5のいずれか1項に記載の製函用シー
ト材のジョイント部検査装置を備えることを特徴として
いる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態にかか
る製函用シート材のジョイント部検査装置及び検査方法
並びにこのジョイント部検査装置を備える製函機につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態に
かかる製函用シート材のジョイント部検査装置は、フォ
ールディング部によって段ボールシートを折ってその端
部を糊付けして製函用段ボールシート(シート状段ボー
ル箱,製函用シート材)を製作し、結束機によって所定
枚数毎に束ねて排出する製函機に備えられる。
【0011】ここで、本実施形態にかかる製函機は、図
2に示すように、フォールディング部(図示せず)によ
って折り畳まれ、その端部を接合されて製作された製函
用段ボールシート20を、フォールディング部の出口側
でカウントしながら積み重ねて所定枚数毎の製函用段ボ
ールシート群[以下、段ボールシートバッチ(単にバッ
チともいう)という,製函用シート材群]21とし、段
ボールシートバッチ21とした状態のままで(即ち、製
函用段ボールシート20が積み重ねられた状態のまま
で)、搬送コンベア15によってその下流側に配設され
る結束機(図示せず)へ搬送するようになっている。
【0012】本製函用シート材のジョイント部検査装置
は、図3の全体構成図に示すように、バッチ通過センサ
1と、ロータリエンコーダ2と、撮像装置としてのカメ
ラ3,4と、照明装置5,6と、カメラインタフィース
(カメラI/F)7と、コンピュータ(制御手段,画像
処理装置)8と、メモリ(制御手段,画像処理装置)9
と、通信制御装置10と、警報ランプ/ブザー(警報装
置)11と、不良バッチ除去装置12と、インタフェー
ス14とを備えて構成される。そして、カメラ3,4に
よって撮像された段ボールシートバッチ21の端面20
aの画像情報がカメラI/F7を介してコンピュータ8
に入力され、この画像情報に基づいてコンピュータ8が
各製函用段ボールシート20のジョイント部20Aの良
否判定をそれぞれ行なうことで、製函用段ボールシート
20のジョイント部20Aの検査を行なうようになって
いる。
【0013】つまり、本製函用シート材のジョイント部
検査装置は、入力装置として、照明装置5によって照射
された段ボールシートバッチ21の前側端面(進行方向
前側の端面)21aの画像を撮像するカメラ3と、この
カメラ3の撮像タイミングを決めるためのバッチ通過セ
ンサ1と、照明装置6によって照射された段ボールシー
トバッチ21の後側端面(信号方向後側の端面)21b
の画像を撮像するカメラ4と、このカメラ4の撮像タイ
ミングを決めるためのコンベア速度を測定するロータリ
エンコーダ2とを備えて構成される。
【0014】また、処理装置として、カメラ3,4から
の画像情報を取り込むカメラインターフェース7と、製
函機管理装置13から各オーダ毎のシート寸法などのデ
ータを受け取る通信制御装置10と、警報ランプ/ブザ
ー11や不良バッチ除去装置12とのインターフェース
14と、これらを制御するとともにカメラ3,4からの
画像情報を処理して各々の製函用段ボールシート20の
ジョイント部(接合部)20Aに形成されるギャップ部
20B,20Cの幅を算出し、これに基づいてジョイン
ト部20Aの良否判定を行なうコンピュータ8とを備え
て構成される。
【0015】ここで、照明装置5,6としては、ストロ
ボやハロゲンランプ等が用いられる。なお、本装置が設
置される環境によっては、窓や天窓などから射し込む太
陽光の影響を受ける場合があるが、この場合には直射日
光が当らないような対策をとる必要がある。本実施形態
では、図1に示すように、カメラ(第1の撮像装置,前
側端面撮像用カメラ)3は、製函用段ボールシート20
を複数枚積み重ねてなる段ボールシートバッチ21の前
側端面21aを、複数枚の製函用段ボールシート20の
ジョイント部20Aの前側に形成されるギャップ部20
Bを含んで撮像しうるように配設される一方、カメラ4
(第2の撮像装置,後側端面撮像用カメラ)4は、製函
用段ボールシート20を複数枚積み重ねてなる段ボール
シートバッチ21の後側端面21bを、複数枚の製函用
段ボールシート20のジョイント部20Aの後側に形成
されるギャップ部20Cを含んで撮像しうるように配設
される。
【0016】つまり、製函用段ボールシート20が積み
重ねられて段ボールシートバッチ21とされると、図1
に示すように、各製函用段ボールシート20のジョイン
ト部20Aの前端側及び後端側にそれぞれ形成されるギ
ャップ部20B,20Cが段ボールシートバッチ21の
上側から下側へ向けて略一直線状に並ぶため[実際には
ギャップ部20B(又は20C)と製函用段ボールシー
ト20の断面とが交互に並ぶことになるため]、このよ
うに略一直線状に並んだ全てのギャップ部20B,20
Cの端面(即ち、ジョイント部の端面20a,20b)
を含む領域を撮像領域として、所定位置にきた段ボール
シートバッチ21の前端端面及び後端端面をそれぞれカ
メラ3,4によって撮像しうるようになっている。
【0017】具体的には、カメラ3,4は、例えばCC
Dカメラとして構成される。そして、カメラ3,4は、
いずれも段ボールシートバッチ21の端面の略一直線状
に並んだギャップ部20B,20Cを含む領域を撮像し
うるように、例えばこの撮像領域を撮像しうる広い画角
を有するものとして構成される。そして、搬送コンベア
15によって段ボールシートバッチ21が搬送されてい
くのを妨げないように、所定位置にきた段ボールシート
バッチ21の前後斜め上方にくるように配設されてい
る。なお、カメラ3,4の構成は、これに限られるもの
ではなく、いずれも鉛直方向に沿って撮像領域を変更し
うるように角度調整しうるものとして構成しても良い
し、カメラ自体を鉛直方向に沿って移動しうるように構
成しても良い。
【0018】また、本実施形態では、図2に示すよう
に、搬送コンベア15により搬送される段ボールシート
バッチ21の上方側にカメラ3,4が配設される一方、
段ボールシートバッチ21の下方側にバッチ通過センサ
(位置検知センサ)1が配設されている。そして、搬送
コンベア15により搬送される段ボールシートバッチ2
1の前端下側部分がバッチ通過センサ1によって検知さ
れたら、段ボールシートバッチ21が所定位置にきたと
し、これを撮像タイミングとして、カメラ3によって段
ボールシートバッチ21の前側端面21aを、各製函用
段ボールシート20のジョイント部20Aに形成される
ギャップ部20Bを含むように撮像するようになってい
る。
【0019】一方、段ボールシートバッチ21の後側端
面21bは、各製函用段ボールシート20のジョイント
部20Aに形成されるギャップ部20Cを含むように、
カメラ4によって撮像されるが、この撮像タイミング
は、搬送コンベア15のコンベア速度を測定しうるロー
タリエンコーダ2からの出力パルスをコンピュータ8に
よって処理することで決定されるようになっている。
【0020】ところで、コンピュータ(マイクロコンピ
ュータ)8では、製函用段ボールシート20のジョイン
ト部20Aに形成される各ギャップ部20B,20Cの
幅(即ち、ギャップ部の壁面を構成する製函用段ボール
シートの端部間距離)を算出するとともに、算出された
各ギャップ部20B,20Cの幅を基準値と比較するよ
うになっている。そして、この比較の結果、段ボールシ
ートバッチ21の中にギャップ部20B,20Cの幅が
基準値でない(又は基準範囲内でない)製函用段ボール
シート20が含まれている場合には、この段ボールシー
トバッチ21は不良バッチであるとして、警報ランプ及
び/又は警報ブザー11へ信号を出力するとともに、不
良バッチ除去装置12にも信号を出力するようになって
いる。そして、これらの信号に基づいて、警報ランプ及
び/又は警報ブザー11によって警報が発せられるとと
もに、不良バッチ除去装置12によって不良バッチが除
去されるようになっている。
【0021】ここで、不良バッチであるとされる場合と
しては、各ギャップ部20B,20Cの幅がいずれも基
準値(基準範囲)を超える場合(広すぎる場合)、各ギ
ャップ部20B,20Cの幅がいずれも基準値に満たな
い場合(狭すぎる場合)、各ギャップ部20B,20C
の幅のいずれか一方が基準値を超えるか又は基準値に満
たない場合(ハの字状になっている場合)があり、これ
らの場合に不良バッチであると判定するようになってい
る。
【0022】また、コンピュータ8は、予め撮影する段
ボールシートのフルート情報を、製函機管理装置13か
らオーダ替えのときに受け取り、フルートに応じて画像
処理のパラメータを最適値に設定するようになってい
る。ここで、製函機管理装置13から受け取るデータに
は、このフルート情報の他に、バッチ枚数や、箱サイズ
のデータとして箱の深さd,フラップ長さL,箱の2辺
(短辺,長辺、即ち、縦・横寸法A,B)の長さや、測
定したジョイント長さの良否を判定するための基準値デ
ータ等が含まれる。
【0023】このうち、箱の深さとフラップ長さとをデ
ータとして受け取るようにしているのは、焦点調整機構
を備えていないカメラ3,4によってピントが狂わない
ようにしながら撮像を行なえるようにするためである。
つまり、段ボールシートバッチ21の前側端面21a
は、バッチ通過センサ1からの検出信号に基づいて、常
に一定のタイミングでカメラ3のシャッタ制御を行なっ
て撮影すればよいが、段ボールシートバッチ21の後側
端面21bは、箱の深さとフラップ長さとの和として求
められる製函用段ボールシート20の縦長さ(シート搬
送方向を縦方向とした場合のこの方向に伸びるシート寸
法)が変わると、カメラ4と段ボールシートバッチ21
の後側端面21bとの間の距離が変化してしまい、ピン
トが狂ってしまうことになる。
【0024】このため、バッチ通過センサ1が段ボール
シートバッチ21の前側端面21aを検知してからの搬
送コンベア15の移動距離(段ボールシートバッチ21
の移動距離)をロータリエンコーダ2からの出力信号に
基づいて求め、カメラ4と段ボールシートバッチ21の
後側端面21bとの間の距離が常に一定になるように、
製函用段ボールシート20の縦長さに応じて求められる
距離だけ段ボールシートバッチ21が移動したところで
カメラ4のシャッタを切る制御を行なうようになってい
る。
【0025】ここでは、搬送コンベア15に取付けられ
たロータリエンコーダ2の出力パルスがコンピュータ8
へ送られ、コンピュータ8が、段ボールシートバッチ2
1の前側端面21aがバッチ通過センサ1によって検知
されたら、この出力パルスのカウントを開始し、出力パ
ルスのカウント数から段ボールシートバッチ21の移動
距離を算出するようになっている。
【0026】そして、この移動距離と製函用段ボールシ
ート20の寸法情報とに基づいて、段ボールシートバッ
チ21が一定距離だけ移動したか否か、即ち段ボールシ
ートバッチ21の後側端面21bを撮像しうる位置にき
たか否かを判定し、この位置にきたと判定した場合に
は、撮像タイミングにきたとしてカメラ4へ信号を出力
するようになっている。
【0027】このため、ロータリエンコーダ2及びコン
ピュータ8を、段ボールシートバッチ21の移動距離を
算出する移動距離算出手段ともいう。また、コンピュー
タ8は、段ボールシートバッチ21の後側端面21bを
撮像しうる位置にきたか否かを判定するものとして機能
するが、これはカメラ4によって段ボールシートバッチ
21の後側端面21bを撮像する撮像タイミングになっ
たかを判定することを意味する。
【0028】なお、当然のことながら、製函用段ボール
シート20の縦長さが、カメラ4によって段ボールシー
トバッチ21の後側端面21bをピントが狂うことなく
撮像できる長さである場合には、カメラ3と同期したタ
イミングでカメラ4のシャッタを切る制御を行なえば良
い。また、カメラ4は、製函用段ボールシート20の縦
長さが最も短いものである場合(これを基準製函用段ボ
ールシートという)に、ピントが狂うことなく撮像しう
る位置に配設するのが好ましい。これにより、製函用段
ボールシート20の縦長さが種々異なるものとなって
も、基準製函用段ボールシートの縦長さとの差に相当す
る分だけ段ボールシートバッチ21が移動したところで
カメラ4のシャッタが切られるように、カメラ4のシャ
ッタを切るタイミングを基準製函用段ボールシートの場
合よりも遅らせることで、確実に段ボールシートバッチ
21の後側端面21bを撮像することができることにな
る。
【0029】これにより、コストを低く抑えつつ、簡単
な構成で、搬送コンベア15を停止させることなく、段
ボールシートバッチ21を搬送コンベア15によって搬
送しながら、カメラ3,4によって段ボールシートバッ
チ21の前側端面21a及び後側端面21bを撮像する
ことができるため、効率的に製函用段ボールシート20
のジョイント部20Aの良否の検査を行なえることにな
る。
【0030】なお、カメラ3,4を自動的にピント合わ
せを行なう焦点調整機構を備えるものとして構成しても
良い。ところで、本実施形態では、コンピュータ8が、
画像処理装置として機能し、段ボールシートの寸法情報
を用いてカメラ3,4によって撮像された画像情報から
ジョイント部20Aに形成されるギャップ部20B,2
0Cに相当する部分を抽出するようになっている。
【0031】このコンピュータ8による画像処理につい
て説明すると、コンピュータ8による画像処理は、以下
のようにして行なわれる。なお、前側の画像と、後側の
画像は別々に処理されるが、処理方法は同じである。ま
ず、画像処理装置としてのコンピュータ8は、カメラ
3,4からの画像情報を平滑化処理して照明むら等を除
去し、この平滑化処理された画像を2値化して、白黒の
2値画像に変換するようになっている。
【0032】この場合、製函用段ボールシート20のジ
ョイント部20Aに形成されるギャップ部20B,20
Cは例えば黒い部分となるが、ジョイント部20Aに形
成されるギャップ部20B,20C以外の部分も連続す
る波形の中芯で区切られた黒い半円形状になる。なお、
ジョイント部20Aに形成されるギャップ部20B,2
0Cは形状が矩形状であり、波形の部分の円弧形状とは
異なる形状となる。また、製函用段ボールシート20A
は揃えられて積み重ねられるため、2値画像ではジョイ
ント部20Aに形成されるギャップ部20B,20Cを
示す黒い矩形状の部分が、縦に略一直線状に並ぶことに
なる。
【0033】これらの条件に着目して、コンピュータ8
はジョイント部20Aに形成されるギャップ部20B,
20Cの近傍を抽出するようになっている。ここで、図
5はジョイント部に形成されるギャップ部の抽出例を示
している。なお、この段階では、まだジョイント部20
Aに形成されるギャップ部20B,20Cだけでなく、
波形部分の黒い形状も混じっている。このため、このよ
うにして抽出された画像の中から、さらにジョイント部
20Aに形成されるギャップ部20B,20Cのみを抽
出する処理を繰り返す。このような処理を順次行なっ
て、ジョイント部20Aに形成されるギャップ部20
B,20Cに相当する部分を画像情報の中から抽出す
る。
【0034】次いで、コンピュータ8は、抽出されたジ
ョイント部20Aに形成されるギャップ部20B,20
Cに相当する部分を、ラベリング処理によって、各製函
用段ボールシート20毎に割付け、シート1枚ごとのギ
ャップ部20B,20Cを区別したうえで、それぞれの
ギャップ部20B,20Cに相当する部分の幅の求め、
あらかじめ求められている画像寸法と実寸法との換算係
数を掛けて、ギャップ部20B,20Cの実際の幅(実
幅)を算出するようになっている。このようにして製函
用段ボールシート20の1枚毎に、ジョイント部20A
の前端側及び後端側のそれぞれのギャップ部20B,2
0Cの実幅が算出される。
【0035】また、本製函機では、段ボールシートが箱
サイズにかかわらずセンタを合せて搬送されるので、コ
ンピュータ8は、段ボール箱の2辺の長さ情報からカメ
ラ3,4により撮像された画像内でのジョイント位置
(実際にはジョイント部に形成されるギャップ位置)を
求めることができるようになっている。これによって、
カメラ3,4からの画像情報からジョイント部20Aに
形成されるギャップ部20B,20Cに相当する部分を
抽出する場合に、データが適切かどうかの判定を行なう
ことができ、ギャップ部20B,20Cの正確な抽出が
行なえるようになっている。
【0036】さらに、コンピュータ8による折れ精度の
良否判定は、以下のようにして行なわれる。つまり、コ
ンピュータ8は、上述のような画像処理で求めたジョイ
ント部20Aに形成されるギャップ部20B,20Cの
幅データを、1枚ごとに、前側/後側それぞれ予め設定
された基準値と比較するようになっている。その結果、
1枚でも基準値から外れた(又は基準範囲から外れた)
製函用段ボールシート20がある場合には、警報ランプ
及び/又は警報ブザー11や不良バッチ除去装置12へ
信号を出力するようになっている。これにより、段ボー
ルシートバッチ21が1枚でも基準値から外れた(又は
基準範囲から外れた)製函用段ボールシート20を含ん
でいる場合には、これを不良バッチとして、警報ランプ
及び/又は警報ブザー11から警報が発せられるととも
に、不良バッチ除去装置12によって自動的に不良バッ
チが取り除かれるようになっている。なお、基準値(又
は基準範囲)は、製函用段ボールシート20毎に製函機
管理装置13からの情報に基づいて任意に設定すること
ができる。
【0037】本実施形態にかかる製函用シート材のジョ
イント部検査装置は、上述のように構成されるため、積
み重ねられた状態の製函用段ボールシート20の各ジョ
イント部20Aに形成されるギャップ部20B,20C
を含むように段ボールシートバッチ21の端面21a,
21bを撮像した画像情報を用いてジョイント部20A
の良否の検査が行なわれるが、具体的には、以下のよう
にして行なわれる。
【0038】ここで、図2は、カメラが設置される搬送
コンベアで段ボールシートバッチが搬送される様子を示
している。製函機のフォールディング部(図示せず)で
連続的に折られて、糊付けされた製函用段ボールシート
20は、カウントされて一定枚数ごとに積み上げられ、
前後,左右が揃えられて結束され、図2に示すように、
段ボールシートバッチ21として連続的に搬送コンベア
15で搬送される。
【0039】このようにして搬送コンベア15で搬送さ
れる各々の段ボールシートバッチ21は、図1に示すよ
うに、波形断面が観察できるよう配置されたカメラ3,
4で、その前側端面21a及び後側端面21bの両端面
の画像が撮像される。つまり、製函用段ボールシート2
0はカウントされ積み上げられて段ボールシートバッチ
21とされて搬送コンベア15により送られ、カメラ3
のピント調節された位置に段ボールシートバッチ21が
きたときを撮像タイミングとして、バッチ通過センサ1
からの信号に基づいて、前側のカメラ3のシャッタが切
られ、段ボールシートバッチ21の前側端面21aが撮
像され、その画像がコンピュータ6へ転送される。
【0040】一方、段ボールシートバッチ21の後側端
面21bは、箱サイズによって前後長さが異なるため、
コンピュータ8が通信制御装置10を介して予め製函機
管理装置13から各種の寸法情報をもらい、その寸法に
応じて、段ボールシートバッチ21の前側端面21aを
検知してから、段ボールシートバッチ21が一定距離移
動した後、ちょうど段ボールシートバッチ21の後側端
面21bが、カメラ4のピント調節された位置にきたと
きを撮像タイミングとして、カメラ4のシャッタが切ら
れ、段ボールシートバッチ21の後側端面21bの画像
が撮り込まれ、コンピュータ8に画像が転送される。
【0041】このようにして撮像されたカメラ3,4の
画像データは、カメラインターフェース7を通してコン
ピュータのメモリ9に取込まれ、次いでコンピュータ
(マイクロコンピュータ)8で処理される。次に、コン
ピュータ8での画像処理について、図5のフローチャー
トを参照しながら説明する。なお、前側の画像と、後側
の画像は別々に処理されるが、処理方法は同じである。
【0042】このコンピュータ8による画像処理につい
て説明すると、コンピュータ8による画像処理は、図5
のフローチャートに示すようにして行なわれる。なお、
前側の画像と、後ろ側の画像は別々に処理されるが、処
理方法は同じである。まず、ステップS10で、カメラ
3,4からの画像情報を平滑化処理して照明むら等を除
去する。
【0043】次に、ステップS20で、平滑化処理され
た画像を2値化して、白黒の2値画像に変換する。この
場合、製函用段ボールシート20のジョイント部20A
に形成されるギャップ部20B,20Cは例えば黒い部
分となるが、ジョイント部20Aに形成されるギャップ
部20B,20C以外の部分も連続する波形の中芯で区
切られた黒い半円形状になる。なお、ジョイント部20
Aに形成されるギャップ部20B,20Cは形状が矩形
状であり、波形の部分の円弧形状とは異なる形状とな
る。また、製函用段ボールシート20は揃えられて積み
重ねられるため、2値画像ではジョイント部20Aに形
成されるギャップ部20B,20Cを示す黒い矩形状の
部分が、縦に略一直線状に並ぶことになる。
【0044】これらの条件に着目して、ステップS30
で、図5に示すように、ジョイント部20Aに形成され
るギャップ部20B,20Cの近傍を抽出する。なお、
この段階では、まだジョイント部20Aに形成されるギ
ャップ部20B,20Cだけでなく、波形部分の黒い形
状も混じっている。このため、このようにして抽出され
た画像の中から、さらにジョイント部20Aに形成され
るギャップ部20B,20Cのみを抽出する。この処理
を順次行なって、ジョイント部20Aに形成されるギャ
ップ部20B,20Cに相当する部分を画像から抽出す
る。
【0045】次いで、ステップS40で、抽出されたジ
ョイント部20Aを、ラベリング処理によって、各製函
用段ボールシート20ごとに割付け、シート1枚ごとの
ジョイント部20Aに形成されるギャップ部20B,2
0Cに相当する部分を区別する。そのうえで、ステップ
S50で、ジョイント部20Aに形成されるギャップ部
20B,20Cに相当する部分の幅の測定を行ない、あ
らかじめ求めた画像寸法と実寸法の換算係数を掛けて、
ギャップ部20B,20Cの実幅を求める。
【0046】このようにして製函用段ボールシート20
の1枚毎に、ジョイント部20Aの前端側及び後端側に
形成されるギャップ部20B,20Cの幅が測定され、
ステップS60で、あらかじめ設定された基準値と比較
されて、基準値から外れた(又は基準範囲内から外れ
た)製函用段ボールシート20がある場合には、警報ラ
ンプ及び/又は警報ブザー11や不良バッチ除去装置1
2へ信号が出力され、その段ボールシートバッチ21を
不良バッチとして警報ランプ及び/又は警報ブザー11
から警報が発せられるとともに、不良バッチ除去装置1
2によって自動的に不良バッチが取り除かれる。
【0047】したがって、本実施形態にかかる製函用シ
ート材のジョイント部検査装置及び検査方法によれば、
製函用段ボールシート20を複数枚積み上げて段ボール
シートバッチ21の状態としたままで、各製函用段ボー
ルシート20のジョイント部20Aの良否を確実かつ正
確に検査できるという利点がある。なお、上述の実施形
態では、段ボールシートバッチ21の前側端面21a及
び後側端面21bの両端面を撮像すべく、双方にカメラ
3,4及び照明装置5,6がそれぞれ設けられている
が、これに限られるものではなく、例えば、図6に示す
ように、カメラ(撮像装置)3及び照明装置5は各1台
とし、段ボールシートバッチ(製函用段ボールシート
群)21を所定位置で180°回転させることで、段ボ
ールシートバッチ21の前側端面21a及び後側端面2
1bの両端面を撮像するようにしても良い。
【0048】この場合、例えば、撮像装置としてのカメ
ラ3は、ジョイント部20Aの一方の端面20aを撮像
しうるように配設し、搬送コンベア15によって搬送さ
れる製函用段ボールシート20を複数枚積み重ねた状態
の段ボールシートバッチ(製函用段ボールシート群)2
1が、図6に示すように、段ボールシートバッチ21を
約180°回転させうる回転装置30上に載置されるよ
うに構成する。そして、段ボールシートバッチ21が回
転装置30上に載置されたら(例えば載置されたことが
センサ等によって検知されたら)、まずカメラ3によっ
てジョイント部20Aの一方の端面20aを撮像し、次
いで、回転装置30を作動させて段ボールシートバッチ
21を約180度回転させて、カメラ3によってジョイ
ント部20Aの他方の端面20bを撮像するように構成
すれば良い。これにより、カメラや照明装置等の数を減
らすことができ、コンピュータ(制御手段)8による撮
像タイミングの制御が簡単になるという利点がある。ま
た、製函用段ボールシート20のジョイント部20Aの
端面20a,20bを確実に、かつ精度良く撮像するこ
とができるという利点もある。なお、他方の端面20a
を撮像する場合、製函用段ボールシート20の寸法に応
じてカメラ3の位置を移動させてピント合わせを行なう
ようにすれば良い。また、回転装置30は不良バッチ除
去装置12の一部を構成するものとしても良い。
【0049】
【発明の効果】請求項1〜6記載の本発明の製函用シー
ト材のジョイント部検査装置及び検査方法によれば、製
函用シート材(例えば製函用段ボールシート)を複数枚
積み上げてなる製函用シート材群の状態で、製函用シー
ト材のジョイント部の良否を確実かつ正確に検査できる
という利点がある。
【0050】請求項7の製函機によれば、折り畳まれて
端部を糊付けされた製函用シート材を積み重ねて製函用
シート材群の状態としたままで結束機へ搬送する製函機
であっても、製函用シート材(例えば製函用段ボールシ
ート)が積み上げられた状態で、製函用シート材のジョ
イント部の良否を確実、かつ正確に検査できるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる製函用シート材の
ジョイント部検査装置における撮像装置の配置関係を示
す模式図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる製函用シート材の
ジョイント部検査装置において搬送コンベア上を搬送さ
れる製函用シート材群に対する撮像装置の配設位置を示
す模式図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる製函用シート材の
ジョイント部検査装置の全体構成を示す模式図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる製函用シート材の
ジョイント部検査装置における検査工程を説明するため
のフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態にかかる製函用シート材の
ジョイント部検査装置におけるジョイント部に形成され
るギャップ部近傍の抽出例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる製函用シート材の
ジョイント部検査装置の変形例を説明するための模式図
である。
【図7】従来の製函用シート材のジョイント部検査装置
における撮像装置の配設位置を示す模式図である。
【図8】従来の製函用シート材のジョイント部検査装置
において撮像するエリアを示す模式図である。
【符号の説明】
1 バッチ通過センサ(位置検知センサ) 2 ロータリエンコーダ 3 カメラ(撮像装置,第1の撮像装置,前側端面撮像
用カメラ) 4 カメラ(撮像装置,第2の撮像装置,後側端面撮像
用カメラ) 5,6 照明装置 7 カメラインターフェース(カメラI/F) 8 コンピュータ(制御手段,画像処理装置) 9 メモリ(制御手段,画像処理装置) 10 通信制御装置 11 警報ランプ/ブザー(警報装置) 12 不良バッチ除去装置 13 製函機管理装置 14 インタフェース 15 搬送コンベア 20 製函用段ボールシート(製函用シート材) 20A ジョイント部 20B,20C ギャップ部 20a ジョイント部の前側端面 20b ジョイント部の後側端面 21 段ボールシートバッチ(製函用段ボールシート
群,製函用シート群) 21a バッチの前側端面 21b バッチの後側端面 30 回転装置 50 カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01B 11/24 N Fターム(参考) 2F065 AA15 AA22 AA51 BB05 BB15 CC02 DD06 FF42 FF64 FF67 GG02 GG08 JJ03 JJ05 JJ08 JJ26 NN11 PP13 PP15 QQ04 QQ21 QQ23 QQ24 QQ25 QQ32 RR05 SS09 TT03 5B057 AA06 BA21 BA24 CC03 CD03 DA03 DA07 DA08 DA15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳まれて端部を糊付けされた製函用
    シート材のジョイント部を撮像装置によって撮像し、前
    記撮像装置からの画像情報に基づいて前記ジョイント部
    の検査を行なう製函用シート材のジョイント部検査装置
    であって、 前記撮像装置が、前記製函用シート材を複数枚積み重ね
    てなる製函用シート材群の端面を、前記複数枚の製函用
    シート材のジョイント部に形成されるそれぞれのギャッ
    プ部が含まれるように撮像することを特徴とする、製函
    用シート材のジョイント部検査装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像装置が、前記製函用シート材群
    の一方の端面を撮像する第1の撮像装置と、前記製函用
    シート材群の他方の端面を撮像する第2の撮像装置とを
    備えて構成され、 前記第1の撮像装置及び前記第2の撮像装置からの画像
    情報に基づいて前記ジョイント部の検査を行なうことを
    特徴とする、請求項1記載の製函用シート材のジョイン
    ト部検査装置。
  3. 【請求項3】 前記製函用シート材群を搬送する搬送コ
    ンベアと、 前記搬送コンベアによって搬送される前記製函用シート
    材群が所定位置にきたかどうかを検知しうる位置検知セ
    ンサと、 前記位置検知センサからの信号に基づいて前記撮像装置
    の撮像タイミングを決定して前記撮像装置へ信号を出力
    する制御手段とを備えることを特徴とする、請求項1又
    は2記載の製函用シート材のジョイント部検査装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像装置が、前記製函用シート材群
    の一方の端面を撮像しうるように配設され、 前記撮像装置によって前記製函用シート材群の他方の端
    面を撮像できるように前記製函用シート材群を約180
    度回転させうる回転装置を備えることを特徴とする、請
    求項1記載の製函用シート材のジョイント部検査装置。
  5. 【請求項5】 前記製函用シート材の寸法情報を用いて
    前記撮像装置によって撮像された画像情報から前記ギャ
    ップ部に相当する部分を抽出する画像処理装置を備える
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の製函用シート材のジョイント部検査装置。
  6. 【請求項6】 折り畳まれて端部を糊付けされた製函用
    シート材のジョイント部の画像情報に基づいて前記ジョ
    イント部の検査を行なう製函用シート材のジョイント部
    検査方法であって、 前記製函用シート材を複数枚積み重ねてなる製函用シー
    ト材群の端面を、前記複数枚の製函用シート材のジョイ
    ント部に形成されるそれぞれのギャップ部が含まれるよ
    うに撮像した画像情報を用いることを特徴とする、製函
    用シート材のジョイント部検査方法。
  7. 【請求項7】 折り畳まれて端部を糊付けされた製函用
    シート材を複数枚積み重ねてなる製函用シート材群とし
    て結束機へ搬送する製函機であって、 請求項1〜5のいずれか1項に記載の製函用シート材の
    ジョイント部検査装置を備えることを特徴とする、製函
    機。
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