JP3637446B2 - 袋状セパレータの検査方法 - Google Patents

袋状セパレータの検査方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池に組み込まれる袋状セパレータの不具合を検査する検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に鉛蓄電池等に用いられるポリオレフィン製の袋状セパレータは図2に示す製造方法で作成されている。
【0003】
即ち、図2に示すポリオレフィン製の袋状セパレータ1の製法は、図2(A)に示すようにシート状のセパレータ5を一定の長さの寸法に切断し、切断したセパレータを中央部を境に二つ折りにしで図2(B)に示すように極板(正極板または負極板)6を包むように図2(C)に示すように一方の側面5aと他方の側面5bとを重ね合せ、図2(D)に示すようにその重ね合せた両側部同士を自動接合機器で接合して袋状に加工し、袋状に加工されたセパレータ内に極板6を収納する方法である。
【0004】
また、その他の製法としては、シート状のセパレータ5を一定の長さの寸法に切断するとともに、これを中央を境に二つ折りにして一方の側面5aと他方の側面5bとを重ね合せて自動接合機器で接合して袋状に加工し、この袋状に加工されたセパレータ内に、極板群組立工程において、極板(正極板または負極板)を収納する方法である。
【0005】
このようにして製作した極板(正極板または負極板)6を収納した袋状セパレータ1と相手極板(負極板または正極板)とを順次積層して極板群を組み立てる。なお、接合部の幅tは通常6mm程度である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記製造方法において、シート状セパレータ5を二つ折りする加工中にその加工動作上の誤差や変動等で、図9(A)に示すように二つ折りされた一方の側面5aが他方の側面5bに対して傾くようにずれたり、或いは図9(B)に示すようにシート状セパレータ5が中央部で折り曲げられていず、上下のシートの長さが互い違いとなるようにずれてしまうことがあり、そのようにずれが生じた状態でセパレータの両側部がそのまま自動接合機器で接合されて次工程の極板群組立工程に送られ、不良の袋状セパレータが極板群として組み立てられてしまうことがある。
【0007】
極板群組立工程においては、袋状セパレータの良否を目視により検査しているが、目視の検査では確実性に乏しく、不良の袋状セパレータがそのまま極板群の袋状セパレータとして使用され、電池内に組み込まれてしまうことがままある。
【0008】
図9(A)に示すように二つ折りされた一方の側面5aと他方の側面5bとが傾くようにずれている場合には、その両側部を自動接合機器で接合しても実際に接合される領域は図9(C)に縞模様で示す部分のみであり、また図9(D)に示すように一方の側面5aの端縁が他方の側面5bの端縁に対して長さ方向にずれている場合には、その両側部を自動接合機器で接合しても実際に接合される領域は図9(D)に縞模様で示す部分のみであり、いずれの場合もその実際の接合領域が正規の場合より狭く、接合強度や極板の収納安定性が不充分となり、このような不良の袋状セパレータ1がそのまま極板群のセパレータとして使用されて電池内に組み込まれると、セパレータ内の極板が露出し、他の極性の極板と接触して内部短絡の原因となる恐れがある。
【0009】
このような製造上の欠陥を有する袋状セパレータを排除する光ファイバを使用した検査方法を本出願人は先に提案した(特開平2000−215870)が、本発明は更にかかる方法から一歩進めた画像処理による袋状セパレータの検査方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に記載の発明は、電池の極板を長方形の2つ折れシート状セパレータで挟み、両側部を接合してなる袋状セパレータを光学的に撮影して画像処理し、該画像処理画面から袋状セパレータの4つの角部近傍にウインドウを設け、該ウインドウ内の画像により袋状セパレータの4つの角を捕捉検出し、該4つの検出した捕捉点間の距離を計測することで袋状セパレータの上下左右の距離(幅)を測定し、また、接合部の内側の捕捉点と角の捕捉点間の距離(接合部の幅)を測定し、各測定値の各々を予め記憶させてある規格値と対比して袋状セパレータの合否を判定することを特徴とする袋状セパレータの検査方法である。
【0011】
本願の請求項2に記載の発明は、電池の極板を長方形の2つ折れシート状セパレータで挟み、両側部を接合してなる袋状セパレータを光学的に撮影して画像処理し、該画像処理画面から袋状セパレータの側面中央部近傍の上下左右に対峙する任意位置の少なくとも4点にウインドウを設け、該ウインドウ内の画像により袋状セパレータの上下左右側面の少なくとも4つの対峙点を捕捉検出し、該これらの対峙する捕捉点間の距離を計測することで袋状セパレータの上下左右の距離(幅)を測定し、また、接合部の内側の捕捉点と前記側面の捕捉点間の距離(接合部の幅)を測定し、各測定値の各々を予め記憶させてある規格値と対比して袋状セパレータの合否を判定することを特徴とする袋状セパレータの検査方法である。
【0012】
本願の請求項3に記載の発明は、電池の極板を長方形の2つ折れシート状セパレータで挟み、両側部を接合してなる袋状セパレータを光学的に撮影して画像処理し、該画像処理画面から袋状セパレータの4つの角部近傍並びに袋状セパレータの側面中央部近傍の上下左右に対峙する任意位置の1ないし数点にウインドウを設け、該ウインドウ内の画像により袋状セパレータの4つの角、並びに側面の各対峙する点を捕捉検出し、該検出した捕捉点間の距離を計測することで袋状セパレータの上下左右の距離(幅)を測定し、また、接合部の内側の点と各捕捉点間の距離(接合部の幅)を測定するとともに対峙する両側端間の距離(幅)を測定して、各測定値の各々を予め記憶させてある規格値と対比して袋状セパレータの合否を判定することを特徴とする袋状セパレータの検査方法である。
【0013】
本願の請求項4に記載の発明は、前記請求項1ないし4に記載の検査方法において、画像処理画面の内の少なくとも1つにより、袋状セパレータの撮影像が水平になるように回転修正し、該修正画面の各側定点からそれぞれの距離を測定し、規格値と対比して袋状セパレータの合否を判定することを特徴とする袋状セパレータの検査方法である。
【0014】
本発明は電池に組み込まれる接合された袋状セパレータの形状を光学的に測定し、該測定結果を画像処理してその形状の不具合を検出するもので、検査工程は電池の製造工程に組み込むことが可能であり、検査は迅速、かつ、正確になされ、検査工程の煩雑さが解消され、生産性が向上するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0016】
袋状セパレータ1の製造工程は図2に示すように、一定の長さに切断した長方形のシート状セパレータ5で極板(正極板または負極板)6を包むようにその中央部を境に二つ折りにし、一方の側面5aと他方の側面5bとを重ね合せ、その重ね合せた一方の側面5aと他方の側面5bとの両側部同士を自動接合機器、本発明では2つの噛み合う歯車間を通過させて接合するギアシール方法で接合して袋状に加工し、袋状セパレータとしている。
【0017】
このようにして作成した被検査対象の袋状セパレータ1は該袋状セパレータ1の製造ラインに組み込んだ本発明の検査方法で検査される。
【0018】
図1は本発明の検査方法を袋状セパレータ1の製造ラインに組み込んだ状態を示すもので、極板を包被した袋状セパレータ1はエンべロップ11からコンベアベルト12により検査装置20に搬送されてくる。
【0019】
検査装置20は照明装置21、カメラ22、センサ23、画像処理装置24、モニタ25とで構成されている。なお、26は照明用電源である。
【0020】
図示する実施形態では、被検査対象である袋状セパレータ1はコンベアベルト12に載せられ図の右から左方向に搬送され検査装置20を横切るように通過する。袋状セパレータ1が検査装置20を横切る時に、先ずセンサ23が袋状セパレータ1の進行方向先端(左端)を検出する。検出は袋状セパレータ1の先端が照明を遮ることにより検知する。センサー23が袋状セパレータ1を検知したならば画像処理装置24がカメラ22と照明電源26にトリガ信号を出す。照明電源26はトリガ信号を受け取り照明21をつけ袋状セパレータ1を照らしだす。カメラ22は袋状セパレータ1の映像を捕らえて画像処理装置24に映像を送る。画像処理装置24は送られてきた映像の2値化処理を行い、モニター25に画像を送り、モニター25は映像として写しだす。
【0021】
図3は袋状セパレータ1の2値化処理した画像を示す。モニター25画面の画像は例えば袋状セパレータ1を白く、左右のギアシール部2の部分と背景を黒く写す。
【0022】
このように2値化処理したモニター25画面の画像は次のように画像処理される。
【0023】
映し出された袋状セパレータ1の映像の袋状セパレータ1の4つの角32,33,34,35にウインドウを設け計測を行う。先ず、いずれかのウインドウを選定して袋状セパレータ1の上または下の辺が水平になるように画像を回転処理する。
【0024】
次に、該4つの角の点の捕捉を行う。捕捉は袋状セパレータ1を写す白の画素と背景の黒の画素の変わり際を捕らえて捕捉する。捕捉した袋状セパレータの4つの捕捉点32,33,34,35から角間の距離、即ち、32−33、33−34、34−35、35−32の距離(長さ及び幅)を測定し、測定値の各々を予め記憶させてある規格値と対比して袋状セパレータ1の上下左右の長さ、幅の合否を判定する。
【0025】
図4は袋状セパレータ1の上辺に異常がある例を示している。このように袋状セパレータ1の長さ方向表裏にシートがずれているような場合には、袋状セパレータの外郭を写す白の画素と背景の黒の画素の変わり際、つまり、画像の右側の頂点は右側側辺の白の画素と黒の画素の変わり際と上辺の交点43を捕捉し、画像の左側の頂点は左側側辺の白の画素と黒の画素の変わり際と上辺の交点42を捕捉して測定を行う。従って、点42−43間の距離(幅)は正常なものより長くなり、規格値との比較において差が大きくなり、不良と判定される。
【0026】
また、図3に示すように、右側ギアシール部2の内側延長線37Lと背景の黒の画素に変わる交点の上側接点37、下側接点38とを捕捉し、該捕捉点37、38に対応する角の捕捉点33、34間の距離、左側ギアシール部2の内側延長線36Lと背景の黒の画素に変わる交点の上側接点36、下側接点39とを捕捉し、該捕捉点36,39に対応する角の捕捉点32、35間の距離(接合部の幅)をそれぞれ計測し、計測値の各々を予め記憶させてある規格値と対比して袋状セパレータのギアシールされた接合部の幅の合否を判定する。
【0027】
このように、袋状セパレータ1の長さとギアシールされた接合部の幅を測定することにより袋状セパレータ1の合否を判別する。
【0028】
なお、上記実施形態では、上下左右の長さ、4つの角におけるギアシール2の幅をそれぞれ測定し、規格値と比較する例につき説明したが、測定は袋状セパレータ1の異常を検出するためのものであり、従って、測定個所は任意に省略することも可能である。
【0029】
図5は本発明の第2の実施形態で、先ず、映し出された袋状セパレータの映像の上下に対峙する2点51,53と左右に対峙する2点52、54を選定し、そこにウインドウを設け計測を行う。図5ではそれぞれの辺のほぼ中心にウインドウを設けている。計測は先ず、いずれかのウインドウを選定して袋状セパレータの上辺または下辺が水平になるように画像を回転処理する。
【0030】
次に、該4つの点51、52、53、54の捕捉を行う。捕捉は水平に画像処理した水平の辺に平行な水平線56Lと該水平線56Lと直角に交わる垂直な線57Lとを引き、それぞれの線が袋状セパレータ1の白の画素と背景の黒の画素とに変わる4つの点51、52、53、54を捕捉して検出を行う。捕捉した袋状セパレータの4つの点から各点間の距離、即ち、51−53、52−54の距離(幅)を測定し、測定値の各々を予め記憶させてある規格値と対比して袋状セパレータ1の長さ、幅の合否を判定する。
【0031】
また、前記水平線56Lと交わる左右ギアシール部2の内側の点58、59とを捕捉し、該点58と前記捕捉点52間の距離、及び捕捉点59と捕捉点54との距離(接合部の幅)をそれぞれ計測し、計測値の各々を予め記憶させてある規格値と対比して袋状セパレータのギアシールの合否を判定する。
【0032】
このように、袋状セパレータ1の長さと接合部の幅を測定することにより袋状セパレータ1の合否を判別する。
【0033】
図6は本発明の第3の実施形態で、図示するようにこの実施形態は前記実施形態1と2とを合体した実施例で、測定方法は前記それぞれの方法と同一であるので詳細な説明は省略する。このように測定点を多くすることにより袋状セパレータの合否の判定はより確実に行うことができる。
【0034】
上記測定(計測)は瞬時にコンピュータで計測できるため、袋状セパレータ1を載せたコンベアベルト12は袋状セパレータ1を連続して搬送している間に合否を判断し、否の場合はその結果をコンベアベルト12の先にある不良排出装置(図示せず)に信号を出力し、不良のものをライン上から取り除く様にした。
【0035】
図7は袋状セパレータ1の長さに異常があるモニター画像で、電極がシートの中央に位置せず、シートの折り曲げが中央からずれた実施例で、測定(計測)した長さの値Dが規格値より大きく、不良と判定された例である。
【0036】
また、図8はギアシール2の位置が右側に偏り、接合部の幅の測定値が右側では小さく、左側では大きく規格値え相違し、不良と判定された例である。
【0037】
次に、実際に測定した結果を説明する。
先ず、モニター画面に図6に示す8個のウインドウを設け、袋状セパレータ1の規格値を縦寸法118mm、横寸法が118mm、ギアシール部の幅が3.5mmで、ギアシール部の内側の位置が側面から6.0mmとし画像処理装置に記憶する。この規格値を満足する袋状セパレータを100個を順じコンベアに乗せその良否をモニター画像で判断させた結果、コンベアの移動速度とともに画像処理結果が表示され、全ての袋状セパレータが合格との判断を下した。
次に、図4に示すように、シートの折り曲げがずれて上部が広がった試作品を30個、広がりを少しずつ変えて作成し測定した結果、上辺の距離(幅)が規定値より大きい、と判断し、全て不良との判断がなされた。
【0038】
更に、図7に示すように、シートの折り曲げ位置を中央からずらし、長さの長い試作品を20個、長さを少しづつ変えて作成し測定した結果、側辺の距離(長さ)が規定値より長い、と判断し、全て不良との判断がなされた。
【0039】
続いて、ギアシール部2の位置を図8に示すように左右にずらして試作した30個のサンプルにつき検査した結果、接合部の幅が規定値と相違すると判断されて不合格となった。
【0040】
このように、袋状セパレータ1の形状を利用して、長さ、幅、ギアシールの位置と幅を測定し規格値と比較することにより合否を判断し、合格となった袋状セパレータ1のみを電池に組み込むため、袋状セパレータ1の異常(不具合)な極板が組み込まれた電池が出荷されるようなことがなくなる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は画像処理により、電池に組み込まれる袋状セパレータの不具合を判定するので、判定は短時間に行えて製造工程の煩雑さが解消され、生産性が向上する等の優れた効果を有するものである。また、袋状セパレータの不具合がないため、袋状セパレータを電池に組み込んだあとでのトラブルが皆無となり、品質の優れた電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す説明図である。
【図2】 袋状セパレータの製造工程を示す説明図である。
【図3】 本発明の第1の画像処理の様子を示すモニタ画面である。
【図4】 幅の相違により不合格となったモニタ画面である。
【図5】 本発明の第2の画像処理の様子を示すモニタ画面である。
【図6】 本発明の第3の画像処理の様子を示すモニタ画面である。
【図7】 長さの相違により不合格となったモニタ画面である。
【図8】 ギアシールのずれにより不合格となったモニタ画面である。
【図9】 袋状セパレータの不具合となった例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 袋状セパレータ
2 ギアシール部
20 検査装置
21 照明
22 カメラ
23 センサ
24 画像処理装置
25 モニタ

Claims (4)

  1. 電池の極板を長方形の2つ折れシート状セパレータで挟み、両側部を接合してなる袋状セパレータを光学的に撮影して画像処理し、該画像処理画面から袋状セパレータの4つの角部近傍にウインドウを設け、該ウインドウ内の画像により袋状セパレータの4つの角を捕捉検出し、該4つの検出した捕捉点間の距離を計測することで袋状セパレータの上下左右の距離(幅)を測定し、また、接合部の内側の捕捉点と角の捕捉点間の距離(接合部の幅)を測定し、各測定値の各々を予め記憶させてある規格値と対比して袋状セパレータの合否を判定することを特徴とする袋状セパレータの検査方法。
  2. 電池の極板を長方形の2つ折れシート状セパレータで挟み、両側部を接合してなる袋状セパレータを光学的に撮影して画像処理し、該画像処理画面から袋状セパレータの側面中央部近傍の上下左右に対峙する任意位置の少なくとも4点にウインドウを設け、該ウインドウ内の画像により袋状セパレータの上下左右側面の少なくとも4つの対峙点を捕捉検出し、該これらの対峙する捕捉点間の距離を計測することで袋状セパレータの上下左右の距離(幅)を測定し、また、接合部の内側の捕捉点と前記側面の捕捉点間の距離(接合部の幅)を測定し、各測定値の各々を予め記憶させてある規格値と対比して袋状セパレータの合否を判定することを特徴とする袋状セパレータの検査方法。
  3. 電池の極板を長方形の2つ折れシート状セパレータで挟み、両側部を接合してなる袋状セパレータを光学的に撮影して画像処理し、該画像処理画面から袋状セパレータの4つの角部近傍並びに袋状セパレータの側面中央部近傍の上下左右に対峙する任意位置の1ないし数点にウインドウを設け、該ウインドウ内の画像により袋状セパレータの4つの角、並びに側面の各対峙する点を捕捉検出し、該検出した捕捉点間の距離を計測することで袋状セパレータの上下左右の距離(幅)を測定し、また、接合部の内側の点と各捕捉点間の距離(接合部の幅)を測定するとともに対峙する両側端間の距離(幅)を測定して、各測定値の各々を予め記憶させてある規格値と対比して袋状セパレータの合否を判定することを特徴とする袋状セパレータの検査方法。
  4. 画像処理画面の内の少なくとも1つにより、袋状セパレータの撮影像を水平になるように回転処理し、各側定点からそれぞれの距離を測定し、規格値と対比して袋状セパレータの合否を判定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の袋状セパレータの検査方法。
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