JPH075220Y2 - 自動車排気ガス浄化装置 - Google Patents
自動車排気ガス浄化装置Info
- Publication number
- JPH075220Y2 JPH075220Y2 JP726692U JP726692U JPH075220Y2 JP H075220 Y2 JPH075220 Y2 JP H075220Y2 JP 726692 U JP726692 U JP 726692U JP 726692 U JP726692 U JP 726692U JP H075220 Y2 JPH075220 Y2 JP H075220Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- ozone
- gas purification
- purification device
- automotive exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内燃機関、殊にディー
ゼルエンジンの排気ガス浄化装置に関するものである。
ゼルエンジンの排気ガス浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの排気に含んでいる
NOxを処理する浄化装置として触媒フィルターが一般
的に用いられている。
NOxを処理する浄化装置として触媒フィルターが一般
的に用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ディーゼルエンジンの
排気ガスのように硫黄分の多い燃料を使用する機関では
オゾン量が不足し、また排出される未燃焼物質の酸化に
要するオゾン消費量も増加するため、十分な浄化作用が
得られていないのが現状である。
排気ガスのように硫黄分の多い燃料を使用する機関では
オゾン量が不足し、また排出される未燃焼物質の酸化に
要するオゾン消費量も増加するため、十分な浄化作用が
得られていないのが現状である。
【0004】また、フィルターに吸着された大気汚染物
質はフィルターの目詰まりを引き起こし、浄化装置の寿
命を短くしている。
質はフィルターの目詰まりを引き起こし、浄化装置の寿
命を短くしている。
【0005】本考案の目的は、上記従来の問題点を解消
した自動車排気ガス浄化装置を提供することである。
した自動車排気ガス浄化装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の要旨とするところは、水酸カルシウムを混
合した活性カーボンファイバーフィルターを排気ガス取
入口と取出口とを備えたケーシングに内に装填し、前記
排気ガス取入口にイオン発生器と接続したイオン発生部
と、オゾン発生器と接続したオゾン注入部とを設けた構
成を特徴とするものである。
めの本考案の要旨とするところは、水酸カルシウムを混
合した活性カーボンファイバーフィルターを排気ガス取
入口と取出口とを備えたケーシングに内に装填し、前記
排気ガス取入口にイオン発生器と接続したイオン発生部
と、オゾン発生器と接続したオゾン注入部とを設けた構
成を特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、排気ガス取入口で発生する
陰イオンにより排気ガスに含まれている各種の金属微粒
子、酸化物微粒子に帯電している正の電位を中和し、ま
た,強制的に注入されるオゾンによってNOxを中和さ
せ、水酸カルシウムを混合した活性カーボンフォイバー
フィルターにおける浄化作用を著しく向上しするもので
ある。
陰イオンにより排気ガスに含まれている各種の金属微粒
子、酸化物微粒子に帯電している正の電位を中和し、ま
た,強制的に注入されるオゾンによってNOxを中和さ
せ、水酸カルシウムを混合した活性カーボンフォイバー
フィルターにおける浄化作用を著しく向上しするもので
ある。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、1はケーシングであり、排気ガス取
入口2と排気ガス取出口3とを備えている。
る。図1において、1はケーシングであり、排気ガス取
入口2と排気ガス取出口3とを備えている。
【0009】前記ケーシング1内には、ハニカム状に成
形された水酸カルシウムが内蔵された活性カーボンファ
イバーフィルター4(以下フィルターと略称する)が装
填されている。
形された水酸カルシウムが内蔵された活性カーボンファ
イバーフィルター4(以下フィルターと略称する)が装
填されている。
【0010】また、排気ガス取入口2は、図略のイオン
発生器と接続したイオン発生部6と、図略オゾン発生器
と接続したオゾン注入部5を設けた構造である。
発生器と接続したイオン発生部6と、図略オゾン発生器
と接続したオゾン注入部5を設けた構造である。
【0011】本考案は上記の通りの構造であるから、前
記イオン発生部6に置ける陰イオンによって排気ガスに
含まれている各種の金属微粒子、酸化物微粒子に帯電し
ている正の電位を中和し、各種の金属微粒子、酸化物微
粒子をフィルター4に吸着されやすくする。
記イオン発生部6に置ける陰イオンによって排気ガスに
含まれている各種の金属微粒子、酸化物微粒子に帯電し
ている正の電位を中和し、各種の金属微粒子、酸化物微
粒子をフィルター4に吸着されやすくする。
【0012】また、SO2などの硫黄酸化物は、2S2
+O2=2SO3の式に示されるような反応によって酸
化硫酸化合物を形成して機器の腐食や損壊を引き起こす
ことがあるが、フィルター4に内蔵されている水酸カル
シウムによってSO2+O3+Ca(OH)2=CaS
O4+H2O+O2の式のように酸性硫酸化合物も完全
に中和される。
+O2=2SO3の式に示されるような反応によって酸
化硫酸化合物を形成して機器の腐食や損壊を引き起こす
ことがあるが、フィルター4に内蔵されている水酸カル
シウムによってSO2+O3+Ca(OH)2=CaS
O4+H2O+O2の式のように酸性硫酸化合物も完全
に中和される。
【0013】一方、排気ガス中のNOxは、ほとんどN
Oであるため、イオン発生部6の高電界によって2NO
+2O2+e=N2+2O3の式に示されるように中和
される。そして、前記SO2+O3+Ca(OH)2=
CaSO4+H2O+O2式のオゾン量の不足を補うと
共に、排出される未燃焼物質の酸化に要するオゾン量も
補い、効果的な中和作用を行うものである。
Oであるため、イオン発生部6の高電界によって2NO
+2O2+e=N2+2O3の式に示されるように中和
される。そして、前記SO2+O3+Ca(OH)2=
CaSO4+H2O+O2式のオゾン量の不足を補うと
共に、排出される未燃焼物質の酸化に要するオゾン量も
補い、効果的な中和作用を行うものである。
【0014】尚、イオン発生部6及びオゾン発生部5の
出力は、排気ガスの流量に対応して自動的にコントロー
ルする。
出力は、排気ガスの流量に対応して自動的にコントロー
ルする。
【0015】
【考案の効果】以上のように本考案による自動車排気ガ
ス浄化装置は、水酸カルシウムを混合した活性カーボン
ファイバーフィルターをケーシングに内に装填し、排気
ガス取入口にイオン発生器と接続したイオン発生部と、
オゾン発生器と接続したオゾン注入部とを設けた構成で
あるから、排気ガス中の各種の金属微粒子、酸化物微粒
子を中和してフィルターの目詰まりを防止し、長期間に
亘って安定した浄化機能を保持すると共に、NOx並び
に未燃焼物を中和して有害物質を効率よく浄化する格別
な効果を有している。
ス浄化装置は、水酸カルシウムを混合した活性カーボン
ファイバーフィルターをケーシングに内に装填し、排気
ガス取入口にイオン発生器と接続したイオン発生部と、
オゾン発生器と接続したオゾン注入部とを設けた構成で
あるから、排気ガス中の各種の金属微粒子、酸化物微粒
子を中和してフィルターの目詰まりを防止し、長期間に
亘って安定した浄化機能を保持すると共に、NOx並び
に未燃焼物を中和して有害物質を効率よく浄化する格別
な効果を有している。
【図1】本考案の自動車排気ガス浄化装置の断面図
1 ケーシング 2 取入口 3 取出口 4 水酸カルシウムを混合した活性カーボンファイバー
フィルター 5 オゾン注入部 6 イオン発生部
フィルター 5 オゾン注入部 6 イオン発生部
Claims (1)
- 【請求項1】 水酸カルシウムを混合した活性カーボン
ファイバーフィルターを排気ガス取入口と取出口とを備
えたケーシングに内に装填し、前記排気ガス取入口にイ
オン発生器と接続したイオン発生部と、オゾン発生器と
接続したオゾン注入部とを設けたことを特徴とする自動
車排気ガス浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP726692U JPH075220Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 自動車排気ガス浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP726692U JPH075220Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 自動車排気ガス浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH068720U JPH068720U (ja) | 1994-02-04 |
JPH075220Y2 true JPH075220Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=11661231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP726692U Expired - Lifetime JPH075220Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 自動車排気ガス浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075220Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090090100A1 (en) * | 2005-06-30 | 2009-04-09 | Yukio Kajino | Internal combustion engine having exhaust gas bypassing control mechanism |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP726692U patent/JPH075220Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH068720U (ja) | 1994-02-04 |
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