JPH075216B2 - 紙葉類払出装置 - Google Patents

紙葉類払出装置

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JPH075216B2
JPH075216B2 JP63070733A JP7073388A JPH075216B2 JP H075216 B2 JPH075216 B2 JP H075216B2 JP 63070733 A JP63070733 A JP 63070733A JP 7073388 A JP7073388 A JP 7073388A JP H075216 B2 JPH075216 B2 JP H075216B2
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conveyor belt
paper sheets
bill
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透 笠原
好和 森
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  • Discharge By Other Means (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は紙幣、チケット等の紙葉類を複数枚払い出す
ようにした紙葉類払出装置の制御装置に関し、特に所定
枚数の紙葉類を確実に搬出することができるようにした
紙葉類払出装置に関する。
〔従来の技術〕
両替機、チケット発券機等として用いられる紙葉類払出
装置としては、従来実公昭60−22028号公報に示される
ものがある。これらの公報に記載の装置は羽根車を用い
て構成されたもので、まず、紙葉類収納部から送出され
た所定枚数の紙葉類を羽根車を介して一枚ずつ離脱しな
がら蓄積部へ一旦整列蓄積し、その後この整列蓄積され
た紙葉類をベルト、ローラ等を用いて一括して搬出する
ように構成されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の装置では羽根車から紙葉類を
一枚ずつ離脱させて蓄積部に蓄積する際に、紙葉類が蓄
積部内で倒れないで、立ったままで蓄積されてしまうこ
とがあった。この場合、蓄積された紙葉類を一括搬出し
ようとしても、上記立ったまま蓄積された紙葉類によっ
て蓄積された全ての紙葉類を同時に搬出できず、これに
よって所望の枚数の紙葉類の払出しかできないことがあ
り、場合によっては装置内で紙詰りを起してしまうとい
う問題があった。
この発明は、蓄積部に蓄積された紙葉類が確実に倒れる
ようにし、これによって所定枚数の紙葉類を確実に搬出
できるようにした紙葉類払出装置の制御装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明においては、上述した課題を解決するために、
紙葉類収納部に整列収納された紙葉類を分離搬送して所
定枚数一時蓄積部に蓄積し、その後該蓄積した紙葉類を
払出口に搬出する紙葉類払出装置において、前記一時蓄
積部に蓄積された紙葉類を払出口に搬出する直前に払出
口とは逆方向に寸動させる制御手段を設けたことを特徴
とする。
〔作用〕
一時蓄積部に蓄積された紙葉類は払出口に搬出される直
前に払出口とは逆方向に寸動させられる。これにより一
時蓄積部に蓄積された紙葉類の中に立ったまま蓄積され
たものであっても、この立ったまま蓄積された紙葉類は
確実に倒され、これによって蓄積された全ての紙葉類を
確実に払出口に搬出することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。第1図、第2図はこの発明の紙葉類払出装置
を適用した両替機を示したもので、第1図は外カバーを
外した側面図、第2図は同背面図を示している。払出す
べき紙葉類である紙幣1は紙幣収納部2に整列積み重ね
られて収容される。紙幣収納部2内にはガイド2aに沿っ
て摺動し、紙幣収納部2内に整列積み重ねられて収容さ
れた紙幣1を上から押さえるウエート3が設けられてい
る。紙幣収納部2内に整列積み重ねられた紙幣1は最下
部より1枚ずつ送り出しローラ4によって送り出され
る。この送り出しローラ4は、第1のモータ5によっ
て、プーリ6、ベルト7、プーリ8、シャフト9、クラ
ッチ10、ベルト11、プーリ12、シャフト13、プーリ14、
ベルト15、プーリ16、シャフト17を介して駆動される。
シャフト17には送り出しローラ4の駆動を制御するブレ
ーキ18が設けられている。
ローラ19はベルト20によって送り出しローラ4と連動す
るようになっており、このローラ19の上部にはローラ21
が配設されている。ローラ21はワンウェイクラッチが設
けられており、このローラ21によって重ねられて搬送さ
れる紙幣のうち最下位の紙幣を除いて他の紙幣の搬送が
阻止され、結果的に最下位の1枚の紙幣のみが送出され
る。この紙幣はシャフト13に固設されたローラ22とこの
ローラ22に摺接するローラ23との間およびローラ22とこ
のローラ22に摺接するローラ24との間を通り、羽根車25
の各羽根25aの間に導かれる。
ここで、ローラ19,22の径はローラ4の径と比較して大
きくなるように構成され、ローラ19,20の送り量はロー
ラ4の送り量より大となるように設定されている。これ
によってローラ4によって送り出された各紙幣との間に
は適当な間隔が形成されるようになっている。これは後
述するセンサPX1、PX2での各紙幣の検出を容易にするた
めである。
羽根車25は、第1のモータ5によって、プーリ6、ベル
ト7、プーリ8、プーリ8と同軸の第1のギヤ25、第2
のギヤ26と同軸の第3のギヤ27、第4のギヤ28、第4の
ギヤ28と同軸の第5のギヤ29、羽根車25の軸25aと同軸
の第6のギヤ30を介して反時計方向に回転している。
羽根車25の各羽根25aの間にそれぞれ1枚ずつ挾まれた
紙幣は搬送ベルト31の上で羽根車25が離脱されて1枚ず
つ搬送ベルト31の上に蓄積される。搬送ベルト31はプー
リ32、33との間に限られており、この搬送ベルト31は第
2のモータ34によってプーリ32を介して正逆両方向に駆
動可能なように構成されている。この搬送ベルト31は明
確に図示されていないが、同一構成のものが複数並列さ
れいる。
押圧ローラ35は互いにバネ35aによって引込み可能に配
設された1対のローラ35bを複数並設して構成され、こ
の押圧ローラ35は搬送ベルト31上に蓄積された紙幣を払
出口36に搬出する際に矢印方向に倒される。この押圧ロ
ーラ35は第3のモータ37によってプーリ38、ベルト39、
プーリ40、軸42、プーリ41、ベルト43、プーリ44を介し
て駆動される。
また、搬送ベルト31のプーリ33の配設部にはバネ45aに
よって搬送ベルト31に押圧された押圧ローラ45が設けら
れ、またこの搬送ベルト31に対応して搬送ベルト31上の
異常紙幣を異常紙幣収納部47に引込むための弾性体から
なる歯車46が設けられている。この歯車46は第2のモー
タ34によってプーリ32、搬送ベルト31、プーリ33、ギヤ
47、ギャ48を介して駆動される。
紙幣収納部2のドア2bは第3図に示すように軸2cを回動
中心として、前方に開き、このドア2bを前方に開くと、
リンク2dによってウェイト3はガイド2aに沿って上方に
移動し、これによって紙幣収納部2のウェイト3の下に
容易に紙幣を整列積み重ねて収容することができるよう
になっている。
また、後カバー49は第3図に示すように軸49aを回転中
心として後方に開く。これにより、ローラ19、22の箇所
で紙幣が詰った場合等においてこの紙幣を容易に取り出
すことができるように構成されている。
また羽根車25の羽根25aは第3図に示すように軸方向か
ら本体に差込むように構成されており、これによって羽
根25aが破損した場合等においてその部分のみを容易に
取替えることができるように構成されている。
また、異常紙幣収納部47の前ドア47aは軸47bを回動中心
として前方に開き、これによって異常紙弊収納部47に収
納された紙幣を取り出すことができるようになってい
る。
また、押圧ローラ35は軸35cを回動中心として矢印方向
に回動する。
ところで、この実施例においては、第1のモータ5、第
2のモータ34、第3のモータ37、クラッチ10、ブレーキ
18の動作を制御するために複数のセンサが設けられてい
る。次にこのセンサについて説明する。まず、紙幣収納
部2の下部にはエンプティスイッチESWが設けられてい
る。このエンプティスイッチESWは紙幣収納部2内に積
み重ねられた紙幣が所定枚数以下になったこと(エンプ
ティ)を検出するためのものである。このエンプティス
イッチESWは例えば光学的センサからなり、ウェィト3
の後部の突起3aを検出することにより紙幣収納部2のエ
ンプティを検出するように構成されている。
紙幣収納部2から送り出された紙幣を搬送するローラ22
と24の配設箇所には、搬送された紙幣の異常(2枚重
ね、形状異常)を検出する2つの異常紙幣検出センサPX
1、PX2が紙幣の長手方向に沿って配設されている。この
センサPX1、PX2は具体的には光学センサからなり紙幣の
通過時間、センサPX1とセンサPX2とでの検出タイミング
のずれ等さら紙幣の2枚重ね、形状異常等を検出する。
押圧ローラ35の回動軸35cに配設されるスイッチSW1、SW
2は押圧ローラ35の回動位置を検出するためのものであ
る。この押圧ローラ回動位置検出スイッチSW1、SW2はそ
れぞれリミットスイッチから構成され、軸35cに固設さ
れたカム35dによって動作する。第4図(a),(b)
はこのスイッチSW1、SW2の動作の状態を拡大して示した
ものである。押圧ローラ35が第1図に示す状態、すなわ
ち待機状態においては第4図(a)に示すようにカム35
dによってスイッチSW2がオンとなりスイッチSW1がオフ
となっている。次に、押圧ローラ35が矢印方向に回動し
て搬送ベルト31上に蓄積された紙幣を押圧する状態にな
ると第4図(b)に示すようにカム35dによってスイッ
チSW1はオン、スイッチSW2はオフとなる。
払出口近傍に配設される出口センサPSW1はは搬送ベルト
31によって払出口36に一括して搬出された紙幣を検出す
るためのものである。この出口センサPSW1は光センサに
よって構成される。
またプーリ33近傍に配設される異常紙幣排出確認センサ
PSW2は搬送ベルト31によって異常紙幣収納部47に搬送さ
れた異常紙幣を検出するためのものである。この異常紙
幣排出確認センサPSW2も光センサによって構成される。
第5図はこの実施例を制御系の構成を示したものであ
る。上述した各種センサ、すなわちエンプティスイッチ
ESW、異常紙幣検出スイッチPX1、PX2、異常紙幣排出確
認センサPSW2、押圧ローラ回動位置検出スイッチSW1、S
W2、出口センサPSW1の出力は制御部(CPU)100に加えら
れる。また制御部100には設定部50で設定された払出し
紙幣の枚数を示すデータが加えられている。制御部100
は各種センサESW、PX1、PX2、SW1、SW2、PSW1、PSW2の
出力および設定部50での設定データにもとづき第1のモ
ータ5、第2のモータ34、第3のモータ37、クラッチ1
0、ブレーキ18を制御する。
以下制御部100の制御の様子を第6図から第11図に示す
フローチャートおよび第12図から第19図に示す図面にも
とづき詳細に説明する。
まず、設定部50で設定した紙幣払出枚数Nを図示しない
枚数カウンタにセットする(ステップ101)。この枚数
カウンタは制御部100内にハード的またはソフト的なカ
ウンタとして構成されている。続いてクラッチ10をオフ
にし(ステップ102)、ブレーキ18をオンにする(ステ
ップ103)。次にこの状態において第1のモータ5の回
転を開始する。ここでクラッチ10がオフ、ブレーキ18が
オンであるので羽根車25は回転を開始するが、送り出し
ローラ4は回転せず、またローラ19、20も回転しない。
第1のモータ5の回転開始と同時に図示しないタイマを
スタートさせる(ステップ105)。このタイマも制御部1
00内にハード的またはソフト的タイマとして構成されて
いる。タイマスタート後300ms(ミリ秒)経過すると
(ステップ106)、ブレーキ18をオフにし(ステップ10
7)、クラッチ10をオンにする(ステップ108)。これに
より送り出しローラ4、ローラ19、22の回転が開始さ
れ、紙幣収納部2内の紙幣の送り出しが開始される。
なお、第1のモータ5の回転を開始してから、送り出し
ローラ4の回転が開始されるまでの300msは第1のモー
タ1の回転速度が安定するまで(羽根車25の回転速度が
安定するまで)のアイドル期間である。
紙幣収納部2から送り出しローラ4により送り出された
紙幣はローラ19およびワンウェイクラッチにより回転方
向が規制されたローラ21によって1枚の紙幣のみにさ
れ、ローラ22、23を介して異常紙幣検出センサPX1、PX2
の配設位置に至り、ここで異常紙幣であるか否かの検査
が行なわれる。すなわち、まずセンサPX1、PX2がオンし
たことが検出されると(ステップ109)、このセンサPX
1、PX2の出力にもとづき搬送された紙幣に2枚重ねが有
るか否かの判断がなされ(ステップ110)、2枚重ねが
無いと、センサPX1、PX2がオフしたか否かが検出され
(ステップ111)、オフされるとセンサPX1、PX2のもと
づき異常な紙幣か否かの判断がなされる(ステップ11
2)。
ステップ110で2枚重ね有りと判定された場合またはス
テップ112で異常な紙幣と判定された場合は後述する第1
0図のステップ151にジャンプする。
ステップ112で異常な紙幣ではないと判断されると第7
図のステップ113に移行して、枚数カウンタの内容をN
−1にする処理を実行する。続いてN=0か否かの判断
がなされ、N=0でないと第6図のステップ109に戻
り、後続して搬送されてくる紙幣に対して上述したと同
様の検査を行なう。
センサPX1、PX2を通過した紙幣は羽根車25に至り、羽根
車25の各羽根25aの間に1枚ずつ挾さまれ、この羽根車2
5の各羽根25aの間に挾まれた紙幣は搬送ベルト31の上で
各羽根25aの間から離脱され、1枚ずつ搬送ベルト31の
上に蓄積される。第12図はこの状態を表わしている。
ステップ114でN=0、すなわち搬送された紙幣が最初
にセットしたN枚に達したと判断されると、クラッチ10
をオフにし(ステップ115)、続いてブレーキ18をオン
にして(ステップ116)送り出しローラ4、ローラ19、2
2の回転を停止させ、タイマをスタートさせる(ステッ
プ117)。タイマスタート後500ms経過すると(ステップ
118)、第1のモータ5を停止させる(ステップ119)。
これで、搬送ベルト31にN枚の紙幣が蓄積されたことに
なる。
しかし、この状態において、第13図に示すように1部の
紙幣(この場合紙幣1A)が搬送ベルト31上に倒れず立っ
たままになることがある。この紙幣1Aを確実に搬送ベル
ト31上に倒すためにこの実施例では搬送ベルト31を払出
口36とは逆方向に100msの間回転させる。
すなわち、ステップ119で第1のモータ5の回転を停止
すると続いて第2のモータ34を逆転させ、これにより搬
送ベルト31を払出口36とは逆方向(矢印方向)に回転さ
せ、これによって立ったままになっていた紙幣1Aを確実
に搬送ベルト31上に倒す。
第2のモータ34の逆転開始とともにタイマをスタートさ
せ(ステップ121)、100ms経過すると(ステップ12
2)、第2のモータ34を停止させ(ステップ123)、第3
のモータ37を正転させる(ステップ124)。第3のモー
タ37の正転により、第15図に示すように押圧ローラ35は
搬送ベルト31方向に回動し、押圧ローラ35の回転軸35c
に配設されたカム35dによりスイッチSW2がオフになる
と、第3のモータ37を停止させ、続いて第2のモータ34
を正転させる。
払出口36に搬出された紙幣が出口センサPSW1によって検
出されると(ステップ128)、タイマをスタートさせ
(ステップ129)、600ms経過した後(ステップ130)、
第2のモータを停止させる(ステップ131)。この第2
のモータ34の正転により搬送ベルト31上に蓄積された紙
幣は一括して払出口36に搬送される(第16図)。
第2のモータ34の停止後タイマをスタートさせ(ステッ
プ132)、2秒経過しても出口センサPSW1がオフしない
と、すなわち第17図に示すように払出口36に排出された
紙幣が払出口36から顧客により取出されないと、第2の
モータ34の正転を開始した後ステップ129に戻る。すな
わち第2のモータを再び600ms正転させ、この動作を払
出口36から紙幣が取出されるまで繰返す。(この動作は
紙幣を払出口36で整列される役割も果している。) 第2のモータ34の停止後2秒経過前に払出口36に搬出さ
れた紙幣が取出されると(第17図)、残留紙幣の確認の
ために第2のモータ34を再び正転させる(ステップ13
6)。またタイマを再スタートさせる(ステップ137)。
ここで出口センサPSW1が再びオンとなるとステップ129
に戻り、第2のモータを更に600ms正転させる。
タイマ再スタート(ステップ137)後、600ms経過しても
出口センサPSW1がオンにならないと、第2のモータ34を
停止し(ステップ140)、第3のモータ37を逆転させ
(ステップ141)、押圧ローラ35の回動によりスイッチS
W1がオフとなると(ステップ142)、第3のモータ37を
停止させる(ステップ143)。これにより押圧ローラ35
は第17図に示すように待機位置に戻る。その後枚数カウ
ンタをリセットして(ステップ144)、待機状態とな
る。
第6図に示すステップ110で2枚重ね有りと判定された
場合、またはステップ112で異常紙幣であると判定され
た場合第10図のステップ151へジャンプする。ステップ1
51でセンサPX1、PX2がオフしたと判定されると、クラッ
チ10をオフにし(ステップ152)、ブレーキ18をオンに
する(ステップ153)。これにより送り出しローラ4お
よびローラ19、22の回転は止まり紙幣収納部2からの紙
幣送り出しは停止される。
ブレーキ18はオンにした後タイマをスタートさせ(ステ
ップ154)、500ms経過した後(途中まで搬送された紙幣
が搬送ベルト31上に蓄積されるに十分な時間待って)第
2のモータ34を逆転させる(ステップ156)。同時にタ
イマをスタートさせ(ステップ157)、このタイマスタ
ート後100ms経過後(ステップ158)、第2のモータ34を
停止させる。この第2のモータ34の逆転により搬送ベル
ト31上に立ったままの紙幣があっても、この紙幣は確実
に搬送ベルト31上に倒される。
次に、第3のモータ37を正転させ(ステップ160)、ス
イッチSW2がオフすると(ステップ161)、第3のモータ
37を停止させる(ステップ162)。これにより押圧ロー
ラ35が搬送ベルト31上に倒される(第18図)。続いて、
第2のモータ34を逆転させ(ステップ162)、異常紙幣
確認センサPSW2がオンし(ステップ164)、その後、セ
ンサPSW2がオフしてから(ステップ165)、タイマをス
タートさせ、500ms経過した後第2のモータ34を停止さ
せる(ステップ168)。第2のモータ34の停止後第3の
モータ37を逆転させ(ステップ169)、押圧ローラ35が
待機位置に戻りスイッチSW1がオンすると(ステップ17
0)、第3のモータ37を停止させる(ステップ171)。そ
の後枚数カウンタに再びNをセットして、第6図のステ
ップ105に戻り、再び紙幣収納部2から紙幣を搬送し直
す。すなわちステップ107でブレーキ18をオフにし、ス
テップ108でクラッチ10をオンにして1枚目から紙幣の
搬送を開始させる。この動作は、例えば3回繰返され3
回繰返しても正常に紙幣が払出されないとエラー信号を
発生する。
なお、上記実施例では紙幣払出装置にこの発明を適用し
た場合を示したが紙幣以外のチケット等の紙葉類を払出
す払出装置にも同様に適用できるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば装置内において搬
送途中の紙葉類が残留するような不具合が解消され円滑
に紙葉類を払出すことのできる紙葉類払出装置の制御装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の適用された紙幣払出装置の一実施例
を示す側面カバーを外した側面図、第2図は同背面図、
第3図は同実施例の可動部を開いた図、第4図は押圧ロ
ーラの回動位置検出を説明する図、第5図は同実施例の
制御系の一構成図、第6図から第11図は第5図に示した
制御系の動作を説明するフローチャート第12図から第19
図は同実施例の動作を説明する図である。 5……第1のモータ、10……クラッチ、18……ブレー
キ、31……搬送ベルト、34……第2のモータ、35……押
圧ローラ、37……第3のモータ、ESW……エンプティス
イッチ、PX1,PX2……異常紙幣検出センサ、PSW1……出
口センサ、PSW2……異常紙幣排出確認センサ、SW1,SW2
……押圧ローラ回動位置検出スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−11457(JP,A) 実開 昭56−121052(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類収納部に整列収納された紙葉類を分
    離搬送して所定枚数一時蓄積部に蓄積し、その後該蓄積
    した紙葉類を払出口に搬出する紙葉類払出装置におい
    て、 前記一時蓄積部に蓄積された紙葉類を払出口に一括搬出
    する直前に払出口とは逆方向に寸動させる制御手段 を設けたことを特徴とする紙葉類払出装置。
  2. 【請求項2】前記一時蓄積部は、 正逆方向に搬送可能な搬送ベルトを有し、前記搬送ベル
    トを正転させることにより該一時蓄積部に蓄積された紙
    葉類を前記払出口に搬送し、 前記制御手段は、 前記一時蓄積部に蓄積された紙葉類を一括搬出する直前
    の一定時間だけ前記搬送ベルトを逆回転させることを特
    徴とする請求項(1)記載の紙葉類払出装置。
JP63070733A 1988-03-24 1988-03-24 紙葉類払出装置 Expired - Fee Related JPH075216B2 (ja)

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