JPH0752133Y2 - プラスチックテープ式マーカー - Google Patents

プラスチックテープ式マーカー

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JPH0752133Y2
JPH0752133Y2 JP1992052485U JP5248592U JPH0752133Y2 JP H0752133 Y2 JPH0752133 Y2 JP H0752133Y2 JP 1992052485 U JP1992052485 U JP 1992052485U JP 5248592 U JP5248592 U JP 5248592U JP H0752133 Y2 JPH0752133 Y2 JP H0752133Y2
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JP
Japan
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plastic tape
holder
tape
plastic
cutter
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JP1992052485U
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English (en)
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JPH072353U (ja
Inventor
浦 保 人 三
野 昭 徳 中
Original Assignee
三浦 保人
中野 昭徳
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マーキング及びマスキ
ング専用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、マーキング特にアンダーライ
ン、フルライン等で色彩を必要とする場合、使用するも
のについては色鉛筆、サインペン、ボールペン、イン
キ、マジック、蛍光マーカー等あるが、これらは一度素
材上にマークすると完壁な消去が不可能な筆記具であっ
た。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】これら従来技術によ
り、一部の貴重な書物、稀少印刷物、契約書、研究書、
参考書等にラインを付けることが物理的にも心理的にも
難しい状況にあった。又、従来のマーキング及びマスキ
ング用具では、OHPフィルム、建材、写真、布地、陶
器等利用しにくい物品も多数存在していた。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本考案は、上記問題点
を解決するために、一定幅を有する極薄のプラスチック
テープ4と、当該プラスチックテープ4の片面のみに付
着させた微力な接着剤5と、当該プラスチックテープ4
を収納して任意の長さを引き出せるホルダー2、30、
50と、当該ホルダー2、30、50のプラスチックテ
ープ4取り出し口6、32、52に設けられたカッター
8、34、54とを備えたプラスチックテープ式マーカ
ーにおいて、当該プラスチックテープ4を着色により半
透明及び不透明としたものを提供するものである。
【0005】
【作用】ホルダー2、30、50内にロール状に収納さ
れたプラスチックテープ4は、ストッパーとなるカッタ
ー8、34、54によってホルダー2、30、50の取
り出し口6、32、52に一部が保持されている。当該
プラスチックテープ4の利用に際しては、指等でプラス
チックテープ4を把持し、ホルダー2、30、50より
必要な長さのみ取り出し、取り出し口6、32、52に
設けられたカッター8、34、54によって切断し、マ
ーク必要箇所に当該プラスチックテープ4を貼り付ける
ことによって必要箇所へのマークが可能となる。
【0006】
【実施例】以下に本考案を添付図面を参照して詳細に説
明する。第1図、第4図、第7図は、各々ペン型、カー
ド型、カタツムリ型であり本考案のホルダーの基本的な
パターンである。第1図のペン型ホルダー2は、更に第
2図のごとく長手方向の両方向よりプラスチックテープ
4を取り出すことが可能なものと、第3図のごとく一方
向ながら長手方向の途中において分断できるため複数の
色合いのプラスチックテープ4を1本のペン型ホルダー
20に収納可能なものが考えられる。
【0007】又、第4図のカード型ホルダー30として
も四隅のうち1つのみをプラスチックテープ4取り出し
口32として利用するものを基本に、第5図に示すごと
く対角線上の二隅を利用するホルダー35、第6図に示
すごとく四隅すべてを利用するホルダー40が考えられ
る。
【0008】更に第7図のカタツムリ型のホルダー50
を含め基本アイディアを3種類にヴァリエーションを合
わせ7種類のものを列挙しているが当該7種類に限定さ
れるものではない。これらは単にホルダー2、30、5
0のヴァリエーションに過ぎず、本考案はホルダー中に
微力な接着剤5(例えば、アクリルゴム等を使用してな
る合成ゴム系接着剤)を均等に付着したプラスチックテ
ープ4がロール状に収納され、プラスチックテープ4の
取り出し口に設けられたカッターによって任意の長さを
利用するという点においては変わることはない。
【0009】第1図は基本的なペン型ホルダーのホルダ
ー中におけるプラスチックテープ4の状態を説明した図
である。当該第1図において2はホルダーであり、人の
手によって把持しやすくペン型をもって構成している。
当該ペン型ホルダー2の太さ等は使用するプラスチック
テープ4の幅等によって変化する。又、当該ホルダー2
の材質はプラスチック又は、金属を使用することが硬度
及び形成の点からも理想的である。
【0010】3は芯であり、当該芯3にロール状になっ
たプラスチックテープ4の中心空洞部が回転自在に設け
られる。4は従前のとおり、従来のマーカーにおいてイ
ンクに該当するところの極薄のプラスチックテープのロ
ール状態である。当該プラスチックテープ4は、着色に
より半透明にすればマーキングとして不透明にすればマ
スキングとして利用できるものである。これにより当該
プラスチックテープ4は、着色可能であり極薄であって
も容易に破れることがないものであれば材質的には特に
限定されることはない。
【0011】又、当該プラスチックテープ4には5によ
って表示された微力な接着剤が均等に付着されている。
この微力な接着剤5によって当該プラスチックテープ4
は素材に付着しつつも任意に指等によって剥すことが可
能であるし、接着剤5の粘着性が損なわれていなければ
再度の使用も可能である。
【0012】6は、ホルダー2のプラスチックテープ4
の取り出し口であり、当該取り出し口6には、カッター
8が装備される。このことにより任意の長さのプラスチ
ックテープ4を取り出したあと当該カッター8によって
切断することが可能である。
【0013】第2図において、ホルダー10は第1図の
ペン型と材質その他、基本的には同じであるが、第2図
においてはプラスチックテープ4の取り出し口が長手方
向の左右両端12、14に設けられている。このため同
じ着色のプラスチックテープ4でも、又、各々別の着色
のプラスチックテープ4でも1つずつホルダーに挿入す
ることによって必要に応じて任意のプラスチックテープ
4を利用することができる。当該プラスチックテープ4
にも微力な接着剤5は付着されている。16、18は第
1図における8と同様カッター部分を表している。これ
によって第1図のホルダー2同様任意の長さにプラスチ
ックテープ4を引き出して当該カッター16、18によ
って切断することができる。
【0014】次に、第3図は第2図がペン型のホルダー
として長手方向の両端を利用することにより最大2色の
ヴァリエーションを可能とするものであるのに対し、色
彩のヴァリエーションを更に増やすことが可能なペン型
のホルダー20を提供するものである。当該ホルダー2
0も素材に関しては第1図と変わることなくプラスチッ
クまたは、金属性部材が考えられる。
【0015】当該ホルダー20は、1本のペン型ホルダ
ー20が3等分割することが可能である。全体としては
長手方向の一方が円錐状に突出したプラスチックテープ
4取り出し口24Aになっており、他方向側は円錐状2
2Cにえぐられている。当該形状は、そのまま3等分さ
れた個々のホルダー20A、20B、20Cに対しても
言えることであり、個々のホルダー20A、20B、2
0Cはホルダー20の3分の1であることから長手方向
の間隔が短いだけである。
【0016】当該ホルダー20A、20B、20Cには
各々テープ4の取り出し口24A、24B、24Cが設
けられており、更にカッター26A、26B、26Cも
装備されている。これによって第3図においては、最大
3種類の色違いのプラスチックテープ4をホルダー20
A、20B、20Cの順序を変えるだけで1つのホルダ
ー20と変わらず利用することができる。
【0017】又、当該第3図においては3等分割のみを
表示しているのだが、当該個々のものを、更に加える事
によつて4種類、5種類と色合いのヴァリエーションを
増やすことができる。当該ホルダー20に使用されてい
るプラスチックテープ4にも他と同様に微力な接着剤5
が付着している。
【0018】第4図はカード型のホルダー30を表して
いる。第4図において、3、4は、同じく芯部材とプラ
スチックテープである。第1図より第3図までと同じで
当該プラスチックテープ4にも片面のみに微力な接着剤
5が付着している。当該カード型ホルダー30も素材は
ペン型ホルダー2同様プラスチックまたは金属性部材を
利用している。32は、当該プラスチックテープ4の取
り出し口であり、34はカッターを表している。これに
よつて任意の長さ取り出されたプラスチックテープ4は
カッター34によって切断される。
【0019】第5図は、第4図のカード型ホルダー30
の取り出し口を対角線上に2つ設けたヴァリエーション
である。当該ホルダー35の取り出し口36、38には
カッター37、39が設けられておりプラスチックテー
プ4を任意の位置にて切断する。当該ホルダー35もそ
の素材は他のホルダーと変わらない。
【0020】第6図は第4図、第5図同様カード型であ
るが四隅に取り出し口41、42、43、44を設けた
カード型ホルダー40である。当該取り出し口41、4
2、43、44には各々カッター45、46、47、4
8が設けられている。これによって、当該ホルダー40
においては最大4色までのプラスチックテープ4を同時
にホールドすることができる。
【0021】次に、第7図は形状がカタツムリ型である
ところのホルダー50である。当該ホルダー50の場
合、取り出し口52が舌状に半円体から突出しているこ
ともあり、プラスチックテープ4の一端をマーキング目
的の該当面に塗着し、当該ホルダー50を引き離すこと
によりペン型、カード型のものより安定したプラスチッ
クテープ4の供給が可能である。当該ホルダー50の素
材は、他のホルダー同様プラスチックまたは金属性部材
を使用している。
【0022】54はカッターである。これによってプラ
スチックテープ4の切断希望箇所に到ったところにおい
て当該ホルダー50のカッター54によってプラスチッ
クテープ4は安易にホルダー50内から切り離すことが
可能である。
【0023】以上により、当該プラスチックテープ式マ
ーカーは、従来で云うところのインクの補充、色彩の変
更もプラスチックテープ4を変換することによって安易
に可能となる。
【0024】又、プラスチックテープ4自体には片面に
微力な接着剤5が塗付されているに過ぎないため、不要
になれば指等で簡単にはがれ、紙面がマーキング前の状
態に復することは容易である。又、これによりある程度
の反復使用も可能であるし、プラスチックテープ4を2
度付着することによる色の濃度の調整もできる。更に、
色合い的にも有彩色、無彩色を使い分けることにより有
彩色な半透明プラスチックテープにおいてはマーキング
になり、黒色・白色などのプラスチックテープを利用す
ることによりマスキングとしての利用が可能である。
【0025】
【効果】本考案は、従来よりマーキングをすることに抵
抗のあった書物、書類、契約書等にも気兼ねなくテープ
によりマーキングをすることができるとともに、従来マ
ーキングしにくかった物品としてプラスチック、ガラ
ス、陶器、金属、布地、写真、建材、OHPシート、オ
フセット印刷等にも簡単にマークすることが可能なもの
である。又、従来のマーキングのように消去においても
テープを剥すのみであるため簡単であり、消しかす等が
発生することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における基本的なペン型ホルダーの説明
図。
【図2】第1図のペン型ホルダーのヴァリエーションの
説明図。
【図3】第1図のペン型ホルダーのヴァリエーションの
説明図。
【図4】本考案における基本的なカード型ホルダーの説
明図。
【図5】第4図のカード型ホルダーのヴァリエーション
の説明図。
【図6】第4図のカード型ホルダーのヴァリエーション
の説明図。
【図7】本考案における基本的なカタツムリ型のホルダ
ーの説明図。
【符号の説明】
2 ホルダー 3 芯 4 プラスチックテープ 5 接着剤 6 取り出し口 8 カッター 10 ホルダー 12 取り出し口 14 取り出し口 16 カッター 18 カッター 20 ホルダー 20A ホルダー 20B ホルダー 20C ホルダー 22A 円錐部 22B 円錐部 22C 円錐部 24A 取り出し口 24B 取り出し口 24C 取り出し口 26A カッター 26B カッター 26C カッター 30 ホルダー 32 取り出し口 34 カッター 35 ホルダー 36 取り出し口 37 カッター 38 取り出し口 39 カッター 40 ホルダー 41 取り出し口 42 取り出し口 43 取り出し口 44 取り出し口 45 カッター 46 カッター 47 カッター 48 カッター 50 ホルダー 52 取り出し口 54 カッター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定幅を有する半透明の任意着色された
    薄のプラスチックテープ(4)と、該プラスチックテー
    プ(4)の片面のみに付着させた微力な接着剤(5)
    と、該プラスチックテープ(4)を収納して該プラスチ
    ックテープ(4)を任意の長さに引き出せるホルダー
    (2)(30)(50)と、該ホルダー(2)(30)
    (50)のプラスチックテープ取り出し口(6)(3
    2)(52)に設けられたカッター(8)(34)(5
    4)とを備え、前記プラスチックテープ(4)の片面の
    みに付着させた微力な接着剤(5)によって、前記プラ
    スチックテープ(4)の対象物への貼り付け、貼り剥が
    しを自在としたプラスチックテープ式マーカ。
JP1992052485U 1992-07-02 1992-07-02 プラスチックテープ式マーカー Expired - Lifetime JPH0752133Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992052485U JPH0752133Y2 (ja) 1992-07-02 1992-07-02 プラスチックテープ式マーカー

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JP1992052485U JPH0752133Y2 (ja) 1992-07-02 1992-07-02 プラスチックテープ式マーカー

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Publication Number Publication Date
JPH072353U JPH072353U (ja) 1995-01-13
JPH0752133Y2 true JPH0752133Y2 (ja) 1995-11-29

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ID=12916022

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JP1992052485U Expired - Lifetime JPH0752133Y2 (ja) 1992-07-02 1992-07-02 プラスチックテープ式マーカー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5757160A (en) * 1980-09-16 1982-04-06 Kenji Oki Apparatus for and method of drawing line with use of adhesive tape

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JPH072353U (ja) 1995-01-13

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