JPH0751984A - クーラントの供給装置 - Google Patents

クーラントの供給装置

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JPH0751984A
JPH0751984A JP22815093A JP22815093A JPH0751984A JP H0751984 A JPH0751984 A JP H0751984A JP 22815093 A JP22815093 A JP 22815093A JP 22815093 A JP22815093 A JP 22815093A JP H0751984 A JPH0751984 A JP H0751984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coolant
pipeline
check valve
pump
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22815093A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Mizuno
満 水野
Naoki Aono
直己 青野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Star Micronics Co Ltd
Original Assignee
Star Micronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Star Micronics Co Ltd filed Critical Star Micronics Co Ltd
Priority to JP22815093A priority Critical patent/JPH0751984A/ja
Publication of JPH0751984A publication Critical patent/JPH0751984A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クーラントを供給する際のタイムラグを防止
するとともに、霧吹き状の噴射も防ぐ。 【構成】 クーラントを供給する配管路20の途中にク
ーラントの逆流を防止する弁を取り付けることにより、
クーラントポンプ40を停止しているときにも配管路2
0中にクーラントが残留するため、クーラントポンプ4
0の再起動と同時にクーラントが吐出され、また、空気
が入り込まないので、霧吹き状の噴射をすることもな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋盤などのクーラント
の供給装置に関し、特に、数値制御の旋盤などにおいて
使用して好適なクーラントの供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクーラントの供給装置と
して、旋盤などの下部に配設されたクーラントタンク
と、吸込口をこのクーラントタンク内にて開口するクー
ラントポンプと、一端をこのクーラントタンクの吐出口
に接続されるとともに他端を高所に配設されたワークの
加工位置に向けて開口する配管路とを備えたものが知ら
れている。かかる構成において、切削や研削などを行な
う場合にクーラントポンプを駆動させると、同クーラン
トポンプはクーラントタンク内のクーラントを吸込口か
ら吸い上げ、吐出口より配管路内に向けて供給する。ク
ーラントは配管路内を徐々に進み、同配管路の先端から
ワークの加工位置に向けて吐出される。切削や研削など
の加工が終了したら、クーラントポンプを停止させる。
すると、配管路中のクーラントは先端から出た分を除い
てほとんどが同配管路中を逆戻りし、クーラントタンク
内に戻ってくる。
【0003】次に、クーラントポンプを駆動させると、
配管路の下部からクーラントが押し上げられてくるとき
に配管路中の空気が先端から勢い良く押し出され、配管
路の内壁に付着しているクーラントが霧吹きのようにし
て吐出される。そして、クーラントが配管路の先端まで
押し上げられてきたら、定常的にクーラントが送り出さ
れる。以降、クーラントポンプの駆動と停止とによりこ
れを繰り返す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクーラ
ントの供給装置においては、次のような課題があった。
クーラントポンプの停止とともに配管路中のクーラント
は逆流してクーラントタンク内に戻るため、配管路の中
は空になる。従って、クーラントポンプを駆動させたと
きに同配管路中を昇っていく間はクーラントが吐出せ
ず、タイムラグが生じる。
【0005】クーラントポンプを駆動させてからクーラ
ントが吐出するまでの間はクーラントが霧吹き状に吐出
され、雰囲気が悪くなる。本発明は、上記課題にかんが
みてなされたもので、クーラントを供給する際のタイム
ラグを防止するとともに、霧吹き状の噴射も防ぐことが
可能なクーラントの供給装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、クーラントの配管路に逆
流防止弁を備えた構成としてある。また、請求項2にか
かる発明は、請求項1に記載のクーラントの供給装置に
おいて、上記配管路は、吸込口をクーラントタンク内に
て開口するクーラントポンプの吐出口に一端を接続さ
れ、他端をこのクーラントタンクよりも高所の加工位置
に向けて開口するように配設され、上記逆流防止弁は当
該配管路の下部近辺に配設された構成としてある。
【0007】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、クーラントは配管路中を加工位置に向けて送
り出され、クーラントの供給が停止されたときには逆流
防止弁によって逆流せずに配管路中にとどまって保持さ
れている。また、上記のように構成した請求項2にかか
る発明においては、クーラントは高所の加工位置に向け
て配管路中を昇っていくので、クーラントの供給を停止
させると同配管路の下部近辺に配設した逆流防止弁が閉
じてこれより上方のクーラントは同配管路中を下降でき
ずに当該配管路中に保持される。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、クーラン
トが常に配管路に保持されるようにしているため、必要
となったときにクーラントを送り出せば配管路中のクー
ラントが直ぐに供給され、タイムラグを防止するととも
に、クーラントが逆流しないので配管路中に空気が進入
せず、霧吹き状となって吐出してしまうことを防止する
ことが可能なクーラントの供給装置を提供することがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例にかかるクーラント
の供給装置を適用したNC旋盤の概略断面図である。同
図において、NC旋盤10は棒状のワークを回転させつ
つ所定量の送り出しが可能であるとともに、それぞれ個
別に所定角度位置に回転可能な二つの刃物台11を上記
ワークに向けて進退可能に支持している。各刃物台11
は複数のバイト12を備えており、各バイト12がワー
クに当接する加工位置に先端を向けて二本のフレキシブ
ルパイプ21が保持されている。各フレキシブルパイプ
21の他端は、当該NC旋盤10の上下方向に沿って配
設された配管路20の上端近辺に接続されており、同配
管路20の下端は逆流防止弁(逆止弁)30を介してク
ーラントポンプ40の吐出口41に接続されている。同
クーラントポンプ40はクーラントタンク50の上蓋5
1上に設置されており、吸込口42には同クーラントタ
ンク50内に挿入された吸込管43が接続されてクーラ
ントタンク50内のクーラントを吸引可能となってい
る。
【0010】図2は、配管路20と逆流防止弁30とク
ーラントポンプ40とクーラントタンク50の概略の構
成図を示している。図に示すように、逆流防止弁30は
筒状に構成され、内室31における一方の開口側の内壁
は円錐状に形成され、他方の開口側の内壁からスプリン
グ32にて球体33が付勢され、一方向にのみクーラン
トが移動可能となっている。次に、上記構成からなる本
実施例の動作を説明する。クーラントポンプ40を駆動
させると、同クーラントポンプ40は一端をクーラント
タンク50内に挿入された吸込管43を介して吸込口4
2から同クーラントタンク50内のクーラントを吸い込
み、吐出口41から配管路20内に送り出す。配管路2
0に送り出されたクーラントは逆流防止弁30における
内壁を円錐形とした側の開口から送り込まれ、スプリン
グ32に抗して球体33を内室31内に押し入れて同内
室31内に進入する。そして、当該逆流防止弁30を通
り抜け、さら配管路20内を進んで上端近辺に接続され
たフレキシブルパイプ21よりバイト12がワークに当
接する加工位置に向けて吐出される。
【0011】クーラントポンプ40が作動している間、
クーラントは逆流防止弁30の球体33を内室に押し入
れて当該逆流防止弁30を通過している。しかし、加工
が終わってクーラントの供給が不用になったら、クーラ
ントポンプ40を停止させる。すると、クーラントを逆
流防止弁30に送り出す力が作用しなくなるため、球体
33はスプリング32によって円錐形とした内壁に押し
つけられて開口を閉塞する。一方、配管路20における
逆流防止弁30よりも上方部分に送り出されていたクー
ラントは自重によって下方に移動しようとするものの、
同逆流防止弁30の開口が閉塞されているために逆流で
きず、図3に示すように、同配管路20内に残留したま
まとなる。
【0012】従って、次回、クーラントポンプ40を駆
動すると、この残留していたクーラントはクーラントポ
ンプ40の駆動とほぼ同時にフレキシブルパイプ21の
先端から吐出される。また、配管路20内に空気が入り
込んでいないため、霧吹きのようになってしまうことも
ない。このように、クーラントを供給する配管路20の
途中にクーラントの逆流を防止する弁を取り付けること
により、クーラントポンプ40を停止しているときにも
配管路20中にクーラントが残留するため、クーラント
ポンプ40の再起動と同時にクーラントが吐出され、ま
た、空気が入り込まないので、霧吹き状の噴射をするこ
ともない。
【0013】なお、本実施例においては、逆流防止弁3
0を配管路20の下方に配設しているが、例えば、上記
スプリング32を強めにして配管路20の上方近辺に配
設することも可能である。この場合、クーラントポンプ
40を停止したときにクーラントが配管路20内を下降
しようとする負圧で空気を吸引しようとするため、逆流
防止弁30が通路を完全に閉塞できるようなものでなけ
ればならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】クーラントの供給装置を適用したNC旋盤の概
略断面図である。
【図2】配管路と逆流防止弁とクーラントポンプとクー
ラントタンクの概略の構成図である。
【図3】配管路と逆流防止弁とクーラントポンプとクー
ラントタンクの概略の構成図である。
【符号の説明】
20…配管路 30…逆流防止弁 40…クーラントポンプ 41…吐出口 42…吸込口 50…クーラントタンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クーラントの配管路に逆流防止弁を備え
    たことを特徴とするクーラントの供給装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のクーラントの供給
    装置において、上記配管路は、吸込口をクーラントタン
    ク内にて開口するクーラントポンプの吐出口に一端を接
    続され、他端をこのクーラントタンクよりも高所の加工
    位置に向けて開口するように配設され、上記逆流防止弁
    は、当該配管路の下部近辺に配設されていることを特徴
    とするクーラントの供給装置。
JP22815093A 1993-08-19 1993-08-19 クーラントの供給装置 Pending JPH0751984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22815093A JPH0751984A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 クーラントの供給装置

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JP22815093A JPH0751984A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 クーラントの供給装置

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JPH0751984A true JPH0751984A (ja) 1995-02-28

Family

ID=16872014

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JP22815093A Pending JPH0751984A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 クーラントの供給装置

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JP (1) JPH0751984A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6149547A (en) * 1997-09-05 2000-11-21 Toyoda Jidosha Kabushiki Kaisha Gearshift control apparatus for automatic transmission which alters pre-inertia phase hydraulic pressure command parameters for engagement side clutch
JP2003068680A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Disco Abrasive Syst Ltd 加工液供給機構
KR101280238B1 (ko) * 2010-08-18 2013-07-05 쿠쿠전자주식회사 솔레노이드밸브

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6149547A (en) * 1997-09-05 2000-11-21 Toyoda Jidosha Kabushiki Kaisha Gearshift control apparatus for automatic transmission which alters pre-inertia phase hydraulic pressure command parameters for engagement side clutch
JP2003068680A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Disco Abrasive Syst Ltd 加工液供給機構
KR101280238B1 (ko) * 2010-08-18 2013-07-05 쿠쿠전자주식회사 솔레노이드밸브

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