JPH0751955A - 圧入装置 - Google Patents
圧入装置Info
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- JPH0751955A JPH0751955A JP5222812A JP22281293A JPH0751955A JP H0751955 A JPH0751955 A JP H0751955A JP 5222812 A JP5222812 A JP 5222812A JP 22281293 A JP22281293 A JP 22281293A JP H0751955 A JPH0751955 A JP H0751955A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 円筒状のワークを被圧入体の穴に圧入する圧
入装置において、圧入と同時にワーク側の孔と被圧入体
側の孔との整合を検知する。 【構成】 油圧シリンダ2に検知ユニット4を介して圧
入ロッド5を連結し、圧入ロッド5に圧入ヘッド6を取
付ける。圧入ヘッド6にプランジャ12を設け、圧入ロッ
ド5にプランジャ12を進退動させるピン入出ロッド17を
挿通する。ピン入出ロッド17に、ばね25を介してピン入
出シリンダ22を連結する。ピン入出シリンダ22でプラン
ジャ12を前進させピン13をワークWの孔に挿入して位置
決めする。油圧シリンダ2でワークWを被圧入体Aの穴
Bに圧入した後、ピン13をワークWの孔から突出させ
る。ピン13が孔Cに挿入されるとピン入出ロッド17が移
動し、挿通されないとばね25が撓んでピン入出ロッド17
が移動しない。ピン入出ロッド17の移動を近接センサ27
で検知しワークと被圧入体の孔の整合を確認する。
入装置において、圧入と同時にワーク側の孔と被圧入体
側の孔との整合を検知する。 【構成】 油圧シリンダ2に検知ユニット4を介して圧
入ロッド5を連結し、圧入ロッド5に圧入ヘッド6を取
付ける。圧入ヘッド6にプランジャ12を設け、圧入ロッ
ド5にプランジャ12を進退動させるピン入出ロッド17を
挿通する。ピン入出ロッド17に、ばね25を介してピン入
出シリンダ22を連結する。ピン入出シリンダ22でプラン
ジャ12を前進させピン13をワークWの孔に挿入して位置
決めする。油圧シリンダ2でワークWを被圧入体Aの穴
Bに圧入した後、ピン13をワークWの孔から突出させ
る。ピン13が孔Cに挿入されるとピン入出ロッド17が移
動し、挿通されないとばね25が撓んでピン入出ロッド17
が移動しない。ピン入出ロッド17の移動を近接センサ27
で検知しワークと被圧入体の孔の整合を確認する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒状のワークを被圧
入体の穴に圧入するとともにワークの側壁に設けられた
孔を被圧入体の穴の側壁に設けられた孔に連通させるよ
うにした圧入装置の改良に関するものである。
入体の穴に圧入するとともにワークの側壁に設けられた
孔を被圧入体の穴の側壁に設けられた孔に連通させるよ
うにした圧入装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばエンジンのシリンダヘッドでは、
シリンダヘッド本体の所定部位に設けられた穴に、各種
の円筒状のメタルが圧入されているが、これらのメタル
の圧入は、シール性等の関係から緊密な嵌合が要求され
ており、一般に、正確さと作業能率の向上のために圧入
装置による自動組付けが行われている。
シリンダヘッド本体の所定部位に設けられた穴に、各種
の円筒状のメタルが圧入されているが、これらのメタル
の圧入は、シール性等の関係から緊密な嵌合が要求され
ており、一般に、正確さと作業能率の向上のために圧入
装置による自動組付けが行われている。
【0003】この圧入装置によるメタルのシリンダヘッ
ド本体への組付けは、例えば実開昭62−123827
号公報に記載されているように、供給装置によって所定
位置に供給されたメタルを圧入ヘッドで保持してシリン
ダヘッド本体の穴に対向する位置まで移動させ、油圧シ
リンダによって圧入ヘッドを前進させることにより、メ
タルをシリンダヘッド本体の穴に圧入するようにしてい
る。
ド本体への組付けは、例えば実開昭62−123827
号公報に記載されているように、供給装置によって所定
位置に供給されたメタルを圧入ヘッドで保持してシリン
ダヘッド本体の穴に対向する位置まで移動させ、油圧シ
リンダによって圧入ヘッドを前進させることにより、メ
タルをシリンダヘッド本体の穴に圧入するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンの
シリンダヘッドには、潤滑油を供給するために油路が設
けられており、メタルへの潤滑油の供給は、シリンダヘ
ッド本体の穴の側壁およびメタルの側壁に設けられた油
孔を介して行われている。このようなメタルの組付けで
は、メタルをシリンダヘッド本体の穴に圧入するともに
シリンダヘッド本体の油孔とメタルの油孔とを連通させ
る必要がある。
シリンダヘッドには、潤滑油を供給するために油路が設
けられており、メタルへの潤滑油の供給は、シリンダヘ
ッド本体の穴の側壁およびメタルの側壁に設けられた油
孔を介して行われている。このようなメタルの組付けで
は、メタルをシリンダヘッド本体の穴に圧入するともに
シリンダヘッド本体の油孔とメタルの油孔とを連通させ
る必要がある。
【0005】そこで、従来は、圧入装置によってメタル
をシリンダヘッド本体に圧入した後、別工程においてメ
タルの油孔とシリンダヘッド本体の油孔の連通の確認を
行うようにしていたが、確認工程が増加するため生産効
率が低下するという問題があった。
をシリンダヘッド本体に圧入した後、別工程においてメ
タルの油孔とシリンダヘッド本体の油孔の連通の確認を
行うようにしていたが、確認工程が増加するため生産効
率が低下するという問題があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、圧入と同時にワーク側の孔と被圧入体側の孔の
整合を検知することができる圧入装置を提供することを
目的とする。
であり、圧入と同時にワーク側の孔と被圧入体側の孔の
整合を検知することができる圧入装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の点に鑑
みてなされたものであり、円筒状のワークを保持する圧
入ヘッドと、該圧入ヘッドを被圧入体の穴に対して進退
動させる進退動手段とを備え、前記圧入ヘッドを前記進
退動手段によって進退動させてワークを被圧入体の穴に
圧入するとともに前記ワークの側壁に設けられた孔を前
記被圧入体の穴の側壁に設けられた孔に連通させるよう
にした圧入装置において、前記圧入ヘッドに、前記ワー
クの孔と前記被圧入体の孔との整合を検知する検知手段
を設けたことを特徴とする。
みてなされたものであり、円筒状のワークを保持する圧
入ヘッドと、該圧入ヘッドを被圧入体の穴に対して進退
動させる進退動手段とを備え、前記圧入ヘッドを前記進
退動手段によって進退動させてワークを被圧入体の穴に
圧入するとともに前記ワークの側壁に設けられた孔を前
記被圧入体の穴の側壁に設けられた孔に連通させるよう
にした圧入装置において、前記圧入ヘッドに、前記ワー
クの孔と前記被圧入体の孔との整合を検知する検知手段
を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】このように構成したことにより、圧入ヘッドで
ワークを保持し、圧入ヘッドを進退動手段によって移動
させてワークを被圧入体の穴に圧入すると同時に、検知
手段によってワークの孔と被圧入体の孔の整合を検知す
ることができる。
ワークを保持し、圧入ヘッドを進退動手段によって移動
させてワークを被圧入体の穴に圧入すると同時に、検知
手段によってワークの孔と被圧入体の孔の整合を検知す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、図1および図2は本実施例の圧入
装置の要部の概略構成を示し、図3は本実施例の圧入装
置の要部の側面図を示し、また、図4は図1ないし図3
の圧入装置の圧入ヘッドの拡大図を示しており、これら
の図面において、対応する部材には同一の番号を付して
説明する。
細に説明する。なお、図1および図2は本実施例の圧入
装置の要部の概略構成を示し、図3は本実施例の圧入装
置の要部の側面図を示し、また、図4は図1ないし図3
の圧入装置の圧入ヘッドの拡大図を示しており、これら
の図面において、対応する部材には同一の番号を付して
説明する。
【0010】図1ないし図4に示すように、圧入装置1
は、油圧シリンダ2の作動ロッド3に検知ユニット4が
連結され、検知ユニット4に圧入ロッド5が連結されて
おり、さらに、圧入ロッド5の先端に圧入ヘッド6が取
付けられている。油圧シリンダ2は、ブラケット7によ
ってベース(図示せず)に固定され、圧入ロッド5は、
ベースに固定されたロッドガイド8に摺動可能に支持さ
れており、進退動手段としての油圧シリンダ2の作動ロ
ッド3の伸縮により進退動するようになっている。そし
て、作動ロッド3が伸長すると、圧入ロッド5がロッド
ガイド8に沿って移動して、圧入ヘッド6が被圧入体A
の穴に挿入され所定の圧入位置まで移動するようになっ
ている。また、ベースは、従来の圧入装置と同様に、圧
入ヘッドが被圧入体の穴に対向するように固定されてい
るか、または、ロボットのハンドに連結され、圧入ヘッ
ドをワークの供給位置と被圧入体の穴に対向する位置と
の間で移動できるようになっている。
は、油圧シリンダ2の作動ロッド3に検知ユニット4が
連結され、検知ユニット4に圧入ロッド5が連結されて
おり、さらに、圧入ロッド5の先端に圧入ヘッド6が取
付けられている。油圧シリンダ2は、ブラケット7によ
ってベース(図示せず)に固定され、圧入ロッド5は、
ベースに固定されたロッドガイド8に摺動可能に支持さ
れており、進退動手段としての油圧シリンダ2の作動ロ
ッド3の伸縮により進退動するようになっている。そし
て、作動ロッド3が伸長すると、圧入ロッド5がロッド
ガイド8に沿って移動して、圧入ヘッド6が被圧入体A
の穴に挿入され所定の圧入位置まで移動するようになっ
ている。また、ベースは、従来の圧入装置と同様に、圧
入ヘッドが被圧入体の穴に対向するように固定されてい
るか、または、ロボットのハンドに連結され、圧入ヘッ
ドをワークの供給位置と被圧入体の穴に対向する位置と
の間で移動できるようになっている。
【0011】圧入ヘッド6は、円筒状のワークWに挿入
可能な略円柱形状で、圧入ロッド5が連結される基端部
にはフランジ部9が形成されている。圧入ヘッド6に
は、所定の圧入位置において、ワークWの側壁に設けら
れた孔Hおよび被圧入体Aの穴Bの側壁に設けられた孔
Cに対向させて径方向に貫通するガイド孔10が設けられ
ている。また、軸心に沿って貫通され、ガイド孔10と交
差するロッド孔11が設けられている。そして、ガイド孔
10には、プランジャ12が摺動可能に嵌合されている。
可能な略円柱形状で、圧入ロッド5が連結される基端部
にはフランジ部9が形成されている。圧入ヘッド6に
は、所定の圧入位置において、ワークWの側壁に設けら
れた孔Hおよび被圧入体Aの穴Bの側壁に設けられた孔
Cに対向させて径方向に貫通するガイド孔10が設けられ
ている。また、軸心に沿って貫通され、ガイド孔10と交
差するロッド孔11が設けられている。そして、ガイド孔
10には、プランジャ12が摺動可能に嵌合されている。
【0012】プランジャ12の一端部には、圧入ヘッド6
が所定の圧入位置にあるとき、ワークWの孔Hおよび被
圧入体Aの孔Cに挿入可能な検知手段としてのピン13が
突設されている。また、図5に示すように、プランジャ
12は、その中間部に断面形状が半円形の切欠部14が形成
されている。そして、切欠部14の平坦面上に、ガイド凸
部15が設けられている。
が所定の圧入位置にあるとき、ワークWの孔Hおよび被
圧入体Aの孔Cに挿入可能な検知手段としてのピン13が
突設されている。また、図5に示すように、プランジャ
12は、その中間部に断面形状が半円形の切欠部14が形成
されている。そして、切欠部14の平坦面上に、ガイド凸
部15が設けられている。
【0013】圧入ロッド5には、軸心に沿って貫通する
ロッドガイド孔16が設けられており、ロッドガイド孔16
は圧入ヘッド6のロッド孔11に連通されている。ロッド
ガイド孔16には、ピン入出ロッド17が摺動可能に挿通さ
れている。ピン入出ロッド17の先端部は、圧入ヘッド6
まで延ばされロッド孔11に挿通されている。また、ピン
入出ロッド17の基端側は、検知ユニット4の内部へ延ば
されいる。
ロッドガイド孔16が設けられており、ロッドガイド孔16
は圧入ヘッド6のロッド孔11に連通されている。ロッド
ガイド孔16には、ピン入出ロッド17が摺動可能に挿通さ
れている。ピン入出ロッド17の先端部は、圧入ヘッド6
まで延ばされロッド孔11に挿通されている。また、ピン
入出ロッド17の基端側は、検知ユニット4の内部へ延ば
されいる。
【0014】ピン入出ロッド17の先端部には、断面形状
が半円形の切欠部18が形成されており、切欠部18の平坦
面がプランジャ12の切欠部14の平坦面に対向するように
なっている。ピン入出ロッド17の切欠部18には、プラン
ジャ12の切欠部14に設けられたガイド凸部15に係合する
溝部19が設けられている。溝部19は、先端側から基端側
へワークWの孔Hおよび被圧入体の孔C側へ向かって傾
斜(本実施例では、ピン入出ロッド17の軸方向に対して
30°程度傾斜)して延ばされおり、ガイド凸部15は、
溝部19の傾斜角度に沿った形状に形成されている。そし
て、ピン入出ロッド17がロッドガイド孔16に沿って圧入
ヘッド6側へ移動するとガイド凸部15が溝部19に案内さ
れてプランジャ12が前進してピン13がガイド孔13から突
出し、また、検知ユニット4側へ移動するとプランジャ
12が後退してピン13がガイド孔10内に収納されるように
なっている。
が半円形の切欠部18が形成されており、切欠部18の平坦
面がプランジャ12の切欠部14の平坦面に対向するように
なっている。ピン入出ロッド17の切欠部18には、プラン
ジャ12の切欠部14に設けられたガイド凸部15に係合する
溝部19が設けられている。溝部19は、先端側から基端側
へワークWの孔Hおよび被圧入体の孔C側へ向かって傾
斜(本実施例では、ピン入出ロッド17の軸方向に対して
30°程度傾斜)して延ばされおり、ガイド凸部15は、
溝部19の傾斜角度に沿った形状に形成されている。そし
て、ピン入出ロッド17がロッドガイド孔16に沿って圧入
ヘッド6側へ移動するとガイド凸部15が溝部19に案内さ
れてプランジャ12が前進してピン13がガイド孔13から突
出し、また、検知ユニット4側へ移動するとプランジャ
12が後退してピン13がガイド孔10内に収納されるように
なっている。
【0015】検知ユニット4は、本体フレーム20の一端
部にナックル21を介して油圧シリンダ2の作動ロッド3
が連結されており、他端部に圧入ロッド5の基端部が連
結されている。本体フレーム20内には、ピン入出シリン
ダ22が設けられており、ピン入出シリンダ22の作動ロッ
ド23は、本体フレーム20内に延ばされたピン入出ロッド
17の基端部にナックル24を介して連結されている。
部にナックル21を介して油圧シリンダ2の作動ロッド3
が連結されており、他端部に圧入ロッド5の基端部が連
結されている。本体フレーム20内には、ピン入出シリン
ダ22が設けられており、ピン入出シリンダ22の作動ロッ
ド23は、本体フレーム20内に延ばされたピン入出ロッド
17の基端部にナックル24を介して連結されている。
【0016】ピン入出シリンダ22は、作動ロッド23を短
縮状態から2段階に伸長させることができるようになっ
ている。そして、第1段目の位置までストロークさせる
と、その分ピン入出ロッド17が移動して、プランジャ12
をピン13が圧入ヘッド6に保持されたワークWの孔Hに
挿入される位置まで前進させ、さらに、第2段目の位置
までストロークさせると、プランジャ12がさらに前進し
てピン13がワークWの孔Hから突出するようになってい
る。
縮状態から2段階に伸長させることができるようになっ
ている。そして、第1段目の位置までストロークさせる
と、その分ピン入出ロッド17が移動して、プランジャ12
をピン13が圧入ヘッド6に保持されたワークWの孔Hに
挿入される位置まで前進させ、さらに、第2段目の位置
までストロークさせると、プランジャ12がさらに前進し
てピン13がワークWの孔Hから突出するようになってい
る。
【0017】ナックル24は、作動ロッド23側に固定さ
れ、ピン入出ロッド17の基端部を摺動可能に挿通させて
その先端にストッパ17a を設けた構成となっている。ま
た、ナックル24とピン入出ロッド17とには、ピン入出ロ
ッド17を圧入ヘッド6側へ付勢するばね25が介装されて
おり、作動ロッド17の推力がばね25を介してピン入出ロ
ッド17へ伝わるようになっている。
れ、ピン入出ロッド17の基端部を摺動可能に挿通させて
その先端にストッパ17a を設けた構成となっている。ま
た、ナックル24とピン入出ロッド17とには、ピン入出ロ
ッド17を圧入ヘッド6側へ付勢するばね25が介装されて
おり、作動ロッド17の推力がばね25を介してピン入出ロ
ッド17へ伝わるようになっている。
【0018】本体フレーム20内に挿入されたピン入出ロ
ッド17には、検知子26が取付けられ、本体フレーム20に
は、検知子26に対向させて近接センサ27が設けられてい
る。そして、ピン入出シリンダ22の作動ロッド23が第2
段目の位置までストロークして、ピン入出ロッド17がピ
ン13をワークWの孔Hから突出させる位置まで移動した
とき、検知子26の移動を近接センサ27が検知するように
なっている。
ッド17には、検知子26が取付けられ、本体フレーム20に
は、検知子26に対向させて近接センサ27が設けられてい
る。そして、ピン入出シリンダ22の作動ロッド23が第2
段目の位置までストロークして、ピン入出ロッド17がピ
ン13をワークWの孔Hから突出させる位置まで移動した
とき、検知子26の移動を近接センサ27が検知するように
なっている。
【0019】なお、図3中、28は本体フレーム20に取付
けられたガイドローラ、29はガイドローラ28を案内して
本体フレーム20を進退動可能に支持するガイドレールで
ある。
けられたガイドローラ、29はガイドローラ28を案内して
本体フレーム20を進退動可能に支持するガイドレールで
ある。
【0020】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。
いて次に説明する。
【0021】ワークWの被圧入体Aの穴Bへの圧入は次
のようにして行う。ワークWを所定の向きで圧入ヘッド
6に嵌合さてフランジ9に当接させ、ピン入出シリンダ
22の作動ロッド23を第1段目の位置までストロークさせ
て、図6に示すように、プランジャ12のピン13をワーク
Wの孔Hに挿入し、ワークWを所定の位置で固定する。
次に、油圧シリンダ2の作動ロッド3を伸長させ、圧入
ヘッド6を被圧入体Aの穴Bに挿入してワークWを穴B
に圧入する。このとき、ワークWの孔Hにピン13が挿入
されているのでワークWの向きが移動することがない。
のようにして行う。ワークWを所定の向きで圧入ヘッド
6に嵌合さてフランジ9に当接させ、ピン入出シリンダ
22の作動ロッド23を第1段目の位置までストロークさせ
て、図6に示すように、プランジャ12のピン13をワーク
Wの孔Hに挿入し、ワークWを所定の位置で固定する。
次に、油圧シリンダ2の作動ロッド3を伸長させ、圧入
ヘッド6を被圧入体Aの穴Bに挿入してワークWを穴B
に圧入する。このとき、ワークWの孔Hにピン13が挿入
されているのでワークWの向きが移動することがない。
【0022】圧入ヘッド6を穴Bの所定の圧入位置まで
挿入し、ワークWの孔Hを被圧入体Aの孔Cに連通させ
た後、ピン入出シリンダ22の作動ロッド23を第2段目の
位置までストロークさせる。ここで、ワークWが所定の
位置に正しく圧入され、孔Hと孔Cとが整合している場
合には、作動ロッド23の移動によりばね25を介してピン
入出ロッド17が圧入ヘッド6側へ移動され、図7に示す
ように、プランジャ12が前進してピン13がワークWの孔
Hから突出して被圧体Aの孔Cに挿入される。そして、
ピン入出ロッド17の移動にともなう検知子26の移動が近
接センサによって検知される。一方、ワークWが所定位
置に正しく圧入されず孔Hと孔Cとがずれている場合に
は、ピン13が穴Bの側壁に当接してワークWの穴Hから
突出できないため、作動ロッド23がストロークしてもば
ね25が圧縮されピン入出ロッド17はほとんど移動しない
ので、近接センサ27は、検知子26の移動を検知しない。
したがって、近接センサ27によって検知子26の移動を検
知することにより、ワークWが所定位置に正しく圧入さ
れたことを確認することができる。
挿入し、ワークWの孔Hを被圧入体Aの孔Cに連通させ
た後、ピン入出シリンダ22の作動ロッド23を第2段目の
位置までストロークさせる。ここで、ワークWが所定の
位置に正しく圧入され、孔Hと孔Cとが整合している場
合には、作動ロッド23の移動によりばね25を介してピン
入出ロッド17が圧入ヘッド6側へ移動され、図7に示す
ように、プランジャ12が前進してピン13がワークWの孔
Hから突出して被圧体Aの孔Cに挿入される。そして、
ピン入出ロッド17の移動にともなう検知子26の移動が近
接センサによって検知される。一方、ワークWが所定位
置に正しく圧入されず孔Hと孔Cとがずれている場合に
は、ピン13が穴Bの側壁に当接してワークWの穴Hから
突出できないため、作動ロッド23がストロークしてもば
ね25が圧縮されピン入出ロッド17はほとんど移動しない
ので、近接センサ27は、検知子26の移動を検知しない。
したがって、近接センサ27によって検知子26の移動を検
知することにより、ワークWが所定位置に正しく圧入さ
れたことを確認することができる。
【0023】近接スイッチ27によって検知子26の移動を
検知した後、ピン入出シリンダ22の作動ロッド23を短縮
させ、プランジャ12を後退させてピン13をガイド孔10内
に収納する。そして、油圧シリンダ2の作動ロッド3を
短縮させて圧入ヘッド6をワークWから引き離すことに
より圧入が完了する。
検知した後、ピン入出シリンダ22の作動ロッド23を短縮
させ、プランジャ12を後退させてピン13をガイド孔10内
に収納する。そして、油圧シリンダ2の作動ロッド3を
短縮させて圧入ヘッド6をワークWから引き離すことに
より圧入が完了する。
【0024】以上のようにして、ワークWを被圧入体A
の穴Bに圧入すると同時に、ワークWの孔Hと被圧入体
Aの孔Cとの整合を確認することができる。
の穴Bに圧入すると同時に、ワークWの孔Hと被圧入体
Aの孔Cとの整合を確認することができる。
【0025】なお、本発明の他の実施例として、圧入装
置1において、ワークWの所定位置への正しい圧入を検
知する検知手段をプランジャ12のピン13に代えてフォト
センサとすることもできる。この場合、図8に示すよう
に、圧入ヘッド6の内部にフォトセンサの発光素子30を
装着し、被圧入体Aの孔Cの外部に受光素子32を配置し
ておき、圧入ヘッド6が被圧入体Aの穴Bの所定の圧入
位置に挿入されたとき、発光素子30から発せられた光を
被圧入体Aの孔Cを通して受光素子31で受光できるよう
にすればよい。
置1において、ワークWの所定位置への正しい圧入を検
知する検知手段をプランジャ12のピン13に代えてフォト
センサとすることもできる。この場合、図8に示すよう
に、圧入ヘッド6の内部にフォトセンサの発光素子30を
装着し、被圧入体Aの孔Cの外部に受光素子32を配置し
ておき、圧入ヘッド6が被圧入体Aの穴Bの所定の圧入
位置に挿入されたとき、発光素子30から発せられた光を
被圧入体Aの孔Cを通して受光素子31で受光できるよう
にすればよい。
【0026】この構成により、ワークWが所定位置に正
しく圧入され、ワークWの孔Hと被圧入体Aの孔Cとが
連通された場合には、発光素子30から発せられた光は、
孔Hおよび孔Cを通って受光素子31に到達する。一方、
ワークWの圧入位置が不良で孔Hと孔Cとの位置がずれ
た場合には、光が遮断、または、減光される。したがっ
て、発光素子30から発せられて受光素子31に到達する光
量を検知することにより、圧入の良否を確認することが
できる。
しく圧入され、ワークWの孔Hと被圧入体Aの孔Cとが
連通された場合には、発光素子30から発せられた光は、
孔Hおよび孔Cを通って受光素子31に到達する。一方、
ワークWの圧入位置が不良で孔Hと孔Cとの位置がずれ
た場合には、光が遮断、または、減光される。したがっ
て、発光素子30から発せられて受光素子31に到達する光
量を検知することにより、圧入の良否を確認することが
できる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の圧入装置
は、圧入ヘッドに検知手段を設けたので、ワークに圧入
ヘッドを挿入し、圧入ヘッドを進退動手段によって移動
させて被圧入体の穴に圧入すると同時に、検知手段によ
ってワークの孔と被圧入体の孔の整合を検知することが
できる。その結果、圧入完了後にワークの孔と被圧入体
の孔との整合を確認する必要がないので、生産工程数を
削減することができ、生産効率を向上させることができ
るという優れた効果を奏する。
は、圧入ヘッドに検知手段を設けたので、ワークに圧入
ヘッドを挿入し、圧入ヘッドを進退動手段によって移動
させて被圧入体の穴に圧入すると同時に、検知手段によ
ってワークの孔と被圧入体の孔の整合を検知することが
できる。その結果、圧入完了後にワークの孔と被圧入体
の孔との整合を確認する必要がないので、生産工程数を
削減することができ、生産効率を向上させることができ
るという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例の圧入装置の要部の概略構成
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の一実施例の圧入装置の要部の側面図で
ある。
ある。
【図4】図1の装置の圧入ヘッドを拡大して示す平面の
横断面図である。
横断面図である。
【図5】図1の装置のプランジャを拡大して示す斜視図
である。
である。
【図6】図1の装置において、プランジャのピンをワー
クの孔に挿入した状態を示す圧入ヘッドの平面の拡大横
断面図である。
クの孔に挿入した状態を示す圧入ヘッドの平面の拡大横
断面図である。
【図7】図1の装置において、プランジャのピンをワー
クの孔から突出させた状態を示す圧入ヘッドの平面の拡
大横断面図である。
クの孔から突出させた状態を示す圧入ヘッドの平面の拡
大横断面図である。
【図8】本発明の他の実施例の圧入ヘッドを被圧入体に
挿入した状態を示す図である。
挿入した状態を示す図である。
1 圧入装置 2 油圧シリンダ(進退動手段) 6 圧入ヘッド 13 ピン(検知手段) 30 発光素子(検知手段) 31 受光素子(検知手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状のワークを保持する圧入ヘッド
と、該圧入ヘッドを被圧入体の穴に対して進退動させる
進退動手段とを備え、前記圧入ヘッドを前記進退動手段
によって進退動させてワークを被圧入体の穴に圧入する
とともに前記ワークの側壁に設けられた孔を前記被圧入
体の穴の側壁に設けられた孔に連通させるようにした圧
入装置において、前記圧入ヘッドに、前記ワークの孔と
前記被圧入体の孔との整合を検知する検知手段を設けた
ことを特徴とする圧入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5222812A JPH0751955A (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | 圧入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5222812A JPH0751955A (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | 圧入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0751955A true JPH0751955A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16788295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5222812A Pending JPH0751955A (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | 圧入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751955A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2884162A1 (fr) * | 2005-04-12 | 2006-10-13 | Renault Sas | Dispositif de frettage pour l'emmanchement d'un pignon sur un arbre |
CN108044337A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-05-18 | 爱柯迪股份有限公司 | 自动压钢珠并铆压的装置 |
-
1993
- 1993-08-16 JP JP5222812A patent/JPH0751955A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2884162A1 (fr) * | 2005-04-12 | 2006-10-13 | Renault Sas | Dispositif de frettage pour l'emmanchement d'un pignon sur un arbre |
CN108044337A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-05-18 | 爱柯迪股份有限公司 | 自动压钢珠并铆压的装置 |
CN108044337B (zh) * | 2017-12-27 | 2023-08-04 | 爱柯迪股份有限公司 | 自动压钢珠并铆压的装置 |
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